JPH0536049B2 - - Google Patents

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JPH0536049B2
JPH0536049B2 JP1290782A JP29078289A JPH0536049B2 JP H0536049 B2 JPH0536049 B2 JP H0536049B2 JP 1290782 A JP1290782 A JP 1290782A JP 29078289 A JP29078289 A JP 29078289A JP H0536049 B2 JPH0536049 B2 JP H0536049B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
polyhedral
curved
cover
bending
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1290782A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03151915A (ja
Inventor
Yoshiichi Takubo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAKUBO KOGYOSHO KK
Original Assignee
TAKUBO KOGYOSHO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by TAKUBO KOGYOSHO KK filed Critical TAKUBO KOGYOSHO KK
Priority to JP29078289A priority Critical patent/JPH03151915A/ja
Publication of JPH03151915A publication Critical patent/JPH03151915A/ja
Publication of JPH0536049B2 publication Critical patent/JPH0536049B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は園芸用の植木鉢の外面を囲繞被覆し
て保護すると共に、美観を付与する植木鉢カバー
の形成方法に関する。
「従来の技術」 従来からこの種の植木鉢カバーその他の類似物
が各種発案されていて、例えば、実開昭53−
16570号公報及び実公昭47−26374号公報に夫夫紹
介された「ポツトカバー」及び「植木鉢入れ」が
ある。
前者の「ポツトカバー」は、カバーの外周部と
なる側面板を複数に分割形成してそれらを環状に
配置して接合連結することにより一体化する方法
であり、後者の「植木鉢入れ」は、全体として扇
形状を呈する硬質芯板の表裏に熱可塑性軟質合成
樹脂シートを当接し、同シートの全周縁を相互に
溶着すると共にこれを多数の逆台形状部に区画す
る折線によつて折曲し、且つ、其の両端縁を相互
に離開可能又は不能に止着して胴部を形成するも
のである。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、前記従来例の前者のものにおいては
カバー本体を複数に分割しても各分割体は形が円
弧状に湾曲し之等を重合しても厚さが大で扁平状
とならず梱包に不便であり、後者のものにおいて
は胴部を展開しても長さが大であり、且つ芯板が
硬質であるからその折曲げ展開の操作に困難性が
伴うもので、その取扱いには多少の問題がある。
そこで、本願発明においては植木鉢カバーの外
周部を分解展開しても嵩張らず梱包に便利であ
り、且つ、折曲げが容易で需要者において展開し
た扁平状の外周板を手曲げにより多面筒状に折曲
げ形成することがきわめて容易な植木鉢カバーと
なし、運搬費の節減と需要者の便宜を計つた経済
的なものを提供するを目的とするものである。
「課題を解決するための手段」 前記課題を解決して目的を達成する手段とし
て、植木鉢カバーを組立分解式に構成することに
より運搬時には分解してコンパクトにまとめて梱
包でき、多量のものを一括して容易に運搬できる
ようにするため、その形成方法に次のような特殊
な方法を採用するものであつて、植木鉢カバーの
外周板を二分割に形成し、その半分ずつの外周板
を夫夫多面曲板状に曲げたり又は之を平面状に展
延したりできるよう屈伸自在に構成するものであ
り、それは横長い矩形板(金属板又は合成樹脂
板)に横方向所定間隔毎に縦列に切抜孔と連続片
とを交互に形成列設して複数列を設け、前記各列
の連続片を所定角度で同方向へ折曲げることによ
り、両端部間を開放させた多面曲板を形成し、該
多面曲板二枚を一対として各開放面を互に向合わ
せにし、両曲板の相対応する各端部を突合い状に
接合することにより二倍面の多面筒体を形成し、
該多面筒体の上端開口部に対応して中央部に植木
鉢挿入口を開設した上蓋を被着嵌合すると共に、
下端開口部に対応して中央部に水抜孔を設けた底
蓋を被着嵌合し、上蓋と底蓋の外側適所から多面
筒体に向つてリベツトを挿着することにより両蓋
を固定し、上蓋中央部の挿入口から筒体内へ植木
鉢を挿入して底蓋上に支承させるよう構成する方
法を採用した。
「作用」 多面筒体状となる植木鉢カバーの外周面の半分
を形成するに、横長矩形板の横方向所定間隔毎縦
列に切抜孔と連続片とを交互に形成列設した原形
板とし、各列の連続片を所定角度に折曲げること
により多面曲板を形成し、該多面曲板二枚を一対
として互に向合い状にして結合することにより、
多面筒体の外周板を形成できるから、前記多面曲
板の曲成手段が切抜孔の列設により板の剛性を弱
めて曲げ加工が容易となり、手曲げ加工にても曲
板が形成できるので、前記筒体外周板は折曲げ形
成前に二枚の平板状板で需要者まで届け、需要者
において手曲げ加工で筒体を形成できる。
従つて、商品として発送する時には分解体とし
て小容積に梱包できる。
「実施例」 本発明の各実施例として示した添付図面につい
て説明する。
第1図は本発明の第一実施例植木鉢カバーを示
す斜視図、第2図はその分解斜視図、第3図はそ
の外周板半周分の原形板を示す斜視図であつて、
この植木鉢カバーは第1図に示すよう、八面筒体
(八角筒体)6の上端開口部に鉢挿入口を設けた
上蓋2と、下端開口部に水抜孔を設けた底蓋3と
を夫夫被着嵌合させてなる八面筒状箱体であつ
て、第2図によりその各構成部材を説明すれば、
1,1′は八面筒体の外周板を二分割形成した半
分ずつの両半外周板で左右両端部間を開放した四
面曲板であり、2は中央部を広く円形に切抜いて
植木鉢挿入口を設けた環状の上蓋であり、3は中
央部に円形水抜孔を設けた底蓋であり、4は前記
上蓋と底蓋とを外周筒体に固定するためのリベツ
トを示し、5は前記リベツトの内端部に差しこん
で抜け止めとなる差込環であり、このリベツトと
差込環は共に合成樹脂製のものが適する。
前記両半外周板1,1′は同一物一対を向合い
状に合体させるもので、その原形板を第3図に示
してあり、それは横長短形板の左右両端部を夫夫
同方向へ67.5度角折曲げた縦長帯状の接合片1
a,1aを対設し、該両接合片間に平板部分を横
方向四等分に区切り等間隔に定めた縦方向折曲げ
予定線上に沿つて、切抜孔イと連続片ロとを交互
に形成して三列に列設し、上下両端部において前
記四等分区切り面毎に夫夫前記折曲げ接合片1a
と同方向直角に折曲げた細幅の補強片ハを曲成
し、各補強片の両端部を斜切して夫夫67.5度角の
斜辺ニとなし、前記四区切り面中の一面上下部に
夫夫リベツト挿入孔ホを設けてある。
そして、前記平面状矩形板(原形板)を三列の
各連続片ロを接合片1aと同方向へ折曲げ、上下
の各補強片の両端斜辺ニが互に突合わせになるま
で各区切り面を曲げることにより第2図に示すよ
うに、曲げ角度が夫夫135度角をなす四面曲板と
なつて半外周板1,1′が形成される。
次に、前記両半外周板1,1′の開放面を向合
い状に対面させ両板の対応端部接合片1a,1′
aを突合わせ状に接合することにより第1図のよ
うな八面筒体6を形成する。
そこで又、この八面筒体6の上端開口部に上蓋
2を、下端開口部に底蓋3を夫夫の弾性を利用し
て被着嵌合させることにより両多面曲板を一体結
合するものであつて、前記上蓋2は、前記八面筒
体6の上端開口面(八角形)に対応して同形八角
形板の中央部を大きく円形に切抜き開口した円形
開口7を植木鉢挿入口として開設すると共に、該
円形開口の外周縁部を低段円形縁8とその外周部
を円形斜面9とに押圧形成してあり、且つ又、同
八角形板の外周八辺の各辺縁から下向きに折下げ
た外周垂片10を曲成し、これら各垂片の角部を
連結させてあり、前記八垂片中で相対面する一組
の両垂片10′の中央部に夫夫リベツト挿入孔へ
を設けてある。
底蓋3は、外形を前記上蓋2と同形とした八角
形板の中央部の小径の円形水抜孔11を設け、外
周八辺の各辺縁から夫夫上向きに折上げた各折上
片12の各角部を連結し、その中で相対面する一
組の両折上げ片中央部に夫夫リベツト挿通孔ヘ′
を設けてある。
そして、前記八面筒体6の上端開口部に上蓋2
を、下端開口部に底蓋3を夫夫被着嵌合すること
により第1図に示すような八面箱体状の植木鉢カ
バーを構成し、上下両蓋側方からリベツト4を挿
入しその内端部に差し止め環5を差し入れて固定
する。
第4図及び第5図は本発明の第二実施例の植木
鉢カバーを示す斜視面と分解図であつて、この植
木鉢カバーは前実施例と同様に外周板を二分割し
て四面曲板に形成した両半外周板13,13′を
合体して同様な多面筒体を構成するものである
が、前実施例のような上蓋及び底蓋を必要としな
いように構成しており、その各部構成を第5図分
解図により説明すれば、半外周板13の原形板は
13′のように平面状であつて前実施例と同じく、
横長矩形板の左右両端部を夫夫同方向へ67.5角度
折曲げた縦長帯状の両接合片13′a,13′aを
対設し、該両接合片の上下部に夫夫リベツト挿通
孔トを設けてあり、該両接合片間の平板部を横方
向四等分に区切つて等間隔に定めた縦方向の折曲
げ予定線上に沿つて切抜孔イ′と連結片ロ′とを交
互に形成して三列に列設し、上端縁部において四
等分区切り面毎に夫夫形折曲げ縁ハ′を前記接
合片13′aと同方向に折曲げ形成し、各折曲げ
縁の両端部を夫夫67.5度角斜切して斜辺ニ′とな
してあり、下端部においては前記上端形切曲縁
ハ′に対応する水平折曲線ホ′を設け、該水平折曲
縁の両端部に斜辺チを対設してある。
この原形板13′を三列設した各連続片ロ′を上
下端折曲への方向片折曲げ、上下各折曲片の各隣
接斜辺が互に接合するまで曲げると該折曲げ角度
が135度角を保持する四面曲板となつて八面筒体
の半外周板を形成する。
このようにして形成された四面曲板の半外周板
二枚を互に向かい合わせに合体し相対応する端部
接合片を突き合せ重合し、両接合片のリベツト挿
通孔トにリベツト14を挿通しその突出端部に差
止め環15を差しこんで両接合片を密着固定する
ことにより、両半外周板が一体結合して八面筒体
6′を構成する。
そして、前記筒体底部で八辺環状の突縁を形成
した曲板下端折曲縁上に、線材を井桁状に組合わ
してなる底枠16を載置して之を鉢受部とするこ
とにより、植木鉢カバーが形成され、上端開口部
から植木鉢17を第4図に示すように挿入して底
枠上に支承させる。18は鉢に植えこんだ植物を
示す。
第6図から第8図に示す第三実施例は、第1図
及び第2図に示す第一実施例の外周板外面に沿つ
て柔軟性膜体Sを貼り付けるよう構成してもの
で、この膜体Sを半外周板が平板状の時に外面へ
貼付けて折曲げることにより、外周板の切抜き孔
イを隠蔽して外面に美観を付与すると共に、筒体
を強化保護する。
尚、この膜体の貼り付け方法は、前記第二実施
例にも適用でき、又、之を外周板の内外両面に貼
設すれば、尚一層の美観と補強保護効果がある。
「発明の効果」 本発明の曲板形成方法(植木鉢カバーの外周板
形成方法)によれば、平板の折曲げ予定線上に列
設した切抜孔によりその曲板加工を容易にして手
曲げ加工を可能にしたので、組立分解式に構成し
た植木鉢カバーの立体物を分解状態にすれば、各
構成部材を平板状にして重合させるから梱包容積
を小にして需要者まで届けられ、需要者において
手曲げ加工で外周板を形成し、之に他の部材を組
合わして製品を容易に完成できるから、梱包体を
小さくして多重のものを一まとめで一度に運搬で
きるので梱包費と運搬費とを割安にして商品単価
を低減し需要者に安価が提供できる。
又、第三実施例として第6図から第8図に示し
たものにおいては、曲板の折曲げ部で柔軟性膜体
により切抜孔を隠蔽閉塞できるので製品の体裁を
良好にして美観を与えると共に、板体を保護強化
して製品を堅牢に形成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例の植木鉢カバーを
示す斜視図、第2図はその各組立要部の分解斜視
図、第3図はその外周板半分の原形板を示す斜視
図、第4図は第二実施例の植木鉢カバーを示す斜
視図、第5図はその各部分解斜視図で右側外周板
を原形板で示す斜視図、第6図は第三実施例の植
木鉢カバーを示す斜視図、第7図はその分解斜視
図、第8図はその外周板半分の原形板構造を示す
斜視図である。 1,1′……半外周板、2……上蓋、3……底
蓋、4……リベツト、5……差しこみ環、6……
筒体、7……円形開口(植木鉢挿入口)、11…
…円形水抜口、13,13′……半外周板、イ,
イ′……切抜孔、ロ,ロ′……連続片、ハ……補強
片、ハ′……形折曲片、ニ,ニ′……斜辺、ホ…
…リベツト挿通孔、ト…リベツト挿通孔、ホ′…
…水平折曲片、チ……斜辺。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数に分割形成した多面曲板を互に接合する
    ことにより多面筒体状の外周板を構成するように
    した植木鉢カバーにおいて、多面曲板の原板とす
    る横長矩形板の横方向所定間隔毎に切抜孔と連続
    片と縦列交互配置で列設することにより多面曲板
    の折曲線を設定し、該折曲線部を所定角度で同方
    向に折曲げることにより、両側端部間を開放状の
    多面曲板を形成し、複数の多面曲板を接合してな
    る多面筒体の上端開口部に植木鉢挿入口を設けた
    上蓋を嵌着し、下端開口部に水抜孔を設けた底蓋
    を嵌着するようにした植木鉢カバーの形成方法。 2 横長矩形板の横方向所定間隔毎に切抜孔と連
    続片を縦列交互配置で列設することにより多面曲
    板の折曲線を設定し、該折曲線部を所定角度で同
    方向に折曲げることにより、両側端部間を開放状
    の多面曲板を形成すると共に、多面曲板の各面の
    上下両端部に夫夫内向き折曲縁を対設し、複数の
    多面曲板を接合してなる多面筒体の底部折曲縁上
    に井桁状の底枠を載置するようにした植木鉢カバ
    ーの形成方法。
JP29078289A 1989-11-07 1989-11-07 植木鉢カバーの形成方法 Granted JPH03151915A (ja)

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JP4784799B2 (ja) * 2001-08-09 2011-10-05 伊藤 嘉信 植木鉢

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