JPH0536042B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0536042B2
JPH0536042B2 JP1105571A JP10557189A JPH0536042B2 JP H0536042 B2 JPH0536042 B2 JP H0536042B2 JP 1105571 A JP1105571 A JP 1105571A JP 10557189 A JP10557189 A JP 10557189A JP H0536042 B2 JPH0536042 B2 JP H0536042B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
outer skin
spikes
heel
plastisol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1105571A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02280703A (ja
Inventor
Ryusaburo Ueno
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Corp
Original Assignee
Asahi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Corp filed Critical Asahi Corp
Priority to JP1105571A priority Critical patent/JPH02280703A/ja
Publication of JPH02280703A publication Critical patent/JPH02280703A/ja
Publication of JPH0536042B2 publication Critical patent/JPH0536042B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、滑り止めスラツシユ靴の成形法に
関するものである。
(従来の技術) 従来、特公昭58−35682号によつて、スラツシ
ユ成形用モールド底の所定の位置に金属製スパイ
クを磁力により吸着させ、該モールドに外皮成形
用のプラスチゾルを導入して、これを加熱してモ
ールドの内壁に所定の肉厚のゲル化層を付着させ
て外皮を成形した後、未ゲル化のプラスチゾルを
排出して、さらにモールドのヒール部にヒール芯
用のプラスチゾルを導入してこれを加熱すること
によつて、底部にスパイクを埋込み成形するスラ
ツシユ靴の製法が提案されている。
しかしこの方法による場合、外皮成形時にスパ
イクの底面に外皮成形用のプラスチゾルが染め込
み、これがゲル化してスパイク表面に付着するた
めスラツシユ靴成形後これを除去することが煩雑
であつた。
(発明の解決しようとする問題点) この発明はこれ等の欠点を除去し、スパイクに
付着されたバリを簡単に除去でき、しかも踵芯成
形用に踵芯成形用のプラスチゾルを短時間でゲル
化でき、滑り止め具を靴底踵部に強固に埋設した
滑り止めスラツシユ靴を提供しようとするもので
ある。
(問題点を解決するための手段) 以下、この発明の実施状態を示す図面によつて
説明すれば、この発明は保持板11に回転自在に
支持されたスパイク12と、保持板11に固定具
13を介して取り付けられた座板14を有する滑
り止め具1を、スパイク12を開放または閉鎖し
た状態でモールド2の底の踵部にセツトして、外
皮成形用の塩化ビニルプラスチゾルaをモールド
に導入して、これを加熱して外皮31を成形する
とともに、外皮31によつて保持板11の上面を
被覆した後、モールド転倒させて未ゲル化の塩化
ビニルプラスチゾルaをモールド2より排出し、
次にモールド2の踵部に踵芯成形用の塩化ビニル
プラスチゾルbを導入して、これを加熱してゲル
化させ踵芯32を成形するとともに座板14を踵
芯32中に埋設し、次にこのようにして成形され
たシラツシユ靴をモールド2より脱型し、スパイ
ク12の開閉位置を、モールド2にセツトされた
開閉位置とは逆の閉鎖または開放位置にスパイク
12を半回転して、外皮31と一体にスパイク1
2に付着形成されたバリ312を外皮31から引
き裂き、スパイク12から剥離除去することを特
徴とする滑り止めスラツシユ靴の成形法を発明の
要旨とするものである。
この発明において、滑り止め具1としては、例
えば実公昭51−50090号に示すように後端部に回
転軸121,121を有し、先端乃至側縁に爪1
22を穿設したスパイク12を両側面に軸受け孔
112,112を、軸受け孔112,112間に
板バネ113を一体に形成した保持板11の下面
にスパイク12の回転軸121,121を保持板
11の軸受け孔112,112に軸受けさせると
ともに、スパイクの尾部123を板バネ113に
よつて押し上げるように取付け、スパイク12に
開閉位置において偏倚性をもたせ、保持板11の
上面に固定具13,13を介して座板14が取り
付けられたものが使用される。この発明におい
て、保持板11に貫通孔111を設けておき、外
皮成形時に外皮成形用の塩化ビニルプラスチゾル
aをこの貫通孔111に充填して、これを外皮3
1を加熱ゲル化する際、ゲル化して外皮31と一
体化された仮止め片311を形成できるので、外
皮ゲル化成形後モールドを転倒して未ゲル化のプ
ラスチゾルを排出させる際、滑り止め具1が移動
したり落下したりすることがなく便利である。ま
た、この発明においてモールド2の底の踵部に
は、スパイク12の開放または閉鎖位置における
保持板11、スパイク12の形状に合せて滑り止
め具1保持用の凹部21を形成しておき、外皮成
形時にこの凹部21にスパイク12を開放または
閉鎖位置に位置させて滑り止め具1を保持させる
ようにしておけば、外皮成形時に滑り止め具1を
外皮31の規定の位置に正確に埋設することが出
来るし、さらにこのモールド2の底の踵部下面に
磁石22を固着しておけば、凹部21に滑り止め具
1を磁力によつて固定できるので凹部21に対す
る滑り止め具1のセツトが簡単で、しかも外皮3
1成形後モールド2を転倒させて未ゲル化のプラ
スチゾルを排出させる際、滑り止め具1が移動し
たり落下したりすることがなく便利である。
この発明においてスラツシユ靴を成形するに
は、まずモールド2の底の踵部に、スパイク12
を開放位置または開閉位置に位置させた状態で、
滑り止め具1を磁石、係合突起、凹部等適宜手段
によつてセツトし、さらに必要によつてはモール
ド2を加熱した後、外皮成形用の塩化ビニルプラ
スチゾルaをモールド2に導入して、これを加熱
すればモールド2の内壁並びに滑り止め具1の保
持板11の上面にゲル化層を付着して外皮31が
形成される。
このようにして外皮31をゲル化成形し後、モ
ールド2を転倒させて未ゲル化の塩化ビニルプラ
スチゾルaをモールド2より排出し、モールド2
を起立させてモールド2内の踵部に、滑り止め具
1の座板14が完全に沈没する高さまで、踵芯成
形用の塩化ビニルプラスチゾルbを導入して、こ
れを加熱ゲル化することにより踵芯32を成形す
るとともに座板14を踵芯中に埋設する。この発
明において、座板14に予め貫通孔141,14
1…を設けておき、この貫通孔141,141…
に踵芯成形用の塩化ビニルプラスチゾルbを投錨
させておけば、座板14を踵芯32により一層中
に強固に埋設することができる。このようにして
成形された外皮31と踵芯32とをさらに加熱し
て溶融ゲル化した後、これをモールド2より脱型
すれば靴底踵部に滑り止め具1を取り付けたスラ
ツシユ靴が得られる。そして外皮31成形時にス
パイク表面に外皮成形用の塩化ビニルプラスチゾ
ルaがしみ込んで、外皮31と一体に付着形成さ
れたバリ312は、スパイク12の開閉位置をモ
ールド2にセツトされた開閉位置とは逆の閉鎖ま
たは開放位置にスパイク12を半回転することに
よつて、外皮31から引き裂き、これをスパイク
12より剥離除去できるので、バリの除去が簡単
で能率的である。また踵芯32成形時に、モール
ド2の踵部に導入された踵芯成形用の塩化ビニル
プラスチゾルbを、外皮成形時の座板14の余熱
並びにモールド2の加熱によるスパイク12、保
持板11、固定具13を介しての座板14の加熱
によつて、ゲル化温度に達し難い踵芯32の芯部
321を、短時間で加熱ゲル化できるので成形能
率を著しく高めることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施状態を示すものであつ
て、第1図は滑り止めスラツシユ靴の成形状態を
示す要部断面図であり、第2図はバリの除去状態
を示す見取り図であり、第3図は滑り止め具の見
取り図である。 符号の説明、1……滑り止め具、11……保持
板、111……貫通孔、112……軸受け孔、1
13……板バネ、12……スパイク、121……
回転軸、122……爪、123……尾部、13…
…固定具、14……座板、141……貫通孔、2
……モールド、21……凹部、31……外皮、3
11……仮止め片、312……バリ、32……踵
芯、321……芯部、a……外皮成形用の塩化ビ
ニルプラスチゾル、b……踵芯成形用の塩化ビニ
ルプラスチゾル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 保持板11に回転自在に支持されたスパイク
    12と、保持板11に固定具13を介して取り付
    けられた座板14を有する滑り止め具1を、スパ
    イク12を開放または閉鎖した状態でモールド2
    の底の踵部にセツトして、外皮成形用の塩化ビニ
    ルプラスチゾルaをモールドに導入して、これを
    加熱して外皮31を整形するとともに、外皮31
    によつて保持板11の上面を被覆した後、モール
    ド転倒させて未ゲル化の塩化ビニルプラスチゾル
    aをモールド2より排出し、次にモールド2の踵
    部に踵芯成形用の塩化ビニルプラスチゾルbを導
    入して、これを加熱してゲル化させ踵芯32を成
    形するとともに座板14を踵芯32中に埋設し、
    次にこのようにして成形されたスラツシユ靴をモ
    ールド2より脱型し、スパイク12の開閉位置
    を、モールド2にセツトされた開閉位置とは逆の
    閉鎖または開放位置にスパイク12を半回転し
    て、外皮31と一体にスパイク12に付着形成さ
    れたバリ312を外皮31から引き裂き、スパイ
    ク12から剥離除去することを特徴とする滑り止
    めスラツシユ靴の成形法。
JP1105571A 1989-04-24 1989-04-24 滑り止めスラッシュ靴の成形法 Granted JPH02280703A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1105571A JPH02280703A (ja) 1989-04-24 1989-04-24 滑り止めスラッシュ靴の成形法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1105571A JPH02280703A (ja) 1989-04-24 1989-04-24 滑り止めスラッシュ靴の成形法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02280703A JPH02280703A (ja) 1990-11-16
JPH0536042B2 true JPH0536042B2 (ja) 1993-05-28

Family

ID=14411211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1105571A Granted JPH02280703A (ja) 1989-04-24 1989-04-24 滑り止めスラッシュ靴の成形法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02280703A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5835682A (ja) * 1981-08-26 1983-03-02 オムロン株式会社 駐車料金精算機
JPS5937047U (ja) * 1982-09-02 1984-03-08 藤井 三郎 両手鍋の把手装置
JPS6024182U (ja) * 1983-07-22 1985-02-19 株式会社リコー ホ−ルモ−タ
JPS6114819U (ja) * 1984-06-29 1986-01-28 三菱電機株式会社 ガス絶縁開閉装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5835682A (ja) * 1981-08-26 1983-03-02 オムロン株式会社 駐車料金精算機
JPS5937047U (ja) * 1982-09-02 1984-03-08 藤井 三郎 両手鍋の把手装置
JPS6024182U (ja) * 1983-07-22 1985-02-19 株式会社リコー ホ−ルモ−タ
JPS6114819U (ja) * 1984-06-29 1986-01-28 三菱電機株式会社 ガス絶縁開閉装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02280703A (ja) 1990-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW348100B (en) Injection moulding process for soles in expansible and cross-linking "EVA" based compounds
EP1333480A3 (en) Transfer molding process for an integrated circuit and pre-formed release film for use in this process
JPH0536042B2 (ja)
EP0802030A3 (en) Method of encapsulating a sensor into a panel body
US4116106A (en) Method and plug for concealing fastener anchor
JP2880697B2 (ja) 歯科用鋳造修復物の製造方法及び歯科用鋳造修復物製造用の支持台
US2983005A (en) Sipe blades
JPS5835682B2 (ja) スパイクを有するスラツシユ成形靴の製法
JPH01320001A (ja) スパイク靴底の成形法
JPH0527044Y2 (ja)
JPS605251B2 (ja) 表面に文字、図形等の装飾を施したチヨコレ−ト菓子の製造方法
CN214630329U (zh) 一种登山鞋
JP4371254B2 (ja) 射出成形靴の製造法
JP3058305U (ja) トップリフト
JP2630191B2 (ja) 飾り付きスラッシュ成形靴の製造方法
JP2764200B2 (ja) 滑止靴底の製造法
JP2534786Y2 (ja) ハイヒール用ヒール底固定具
US4450130A (en) Method of fixturing shoe component
JPH11254554A (ja) 靴底の成形方法
JPH0427611Y2 (ja)
JPS5927135Y2 (ja) 装飾模様を有する取替自在のヒ−ル底
JP3203840B2 (ja) 飾り付きスラッシュ成形靴
JPH0130153Y2 (ja)
JPH0718610U (ja) 女性用舞踏靴
JPS5835686B2 (ja) 靴の製造方法