JPH0130153Y2 - - Google Patents

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JPH0130153Y2
JPH0130153Y2 JP5265883U JP5265883U JPH0130153Y2 JP H0130153 Y2 JPH0130153 Y2 JP H0130153Y2 JP 5265883 U JP5265883 U JP 5265883U JP 5265883 U JP5265883 U JP 5265883U JP H0130153 Y2 JPH0130153 Y2 JP H0130153Y2
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JP
Japan
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soap
molded
hanging tool
vertical axis
string
Prior art date
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JP5265883U
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JPS59159398U (ja
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  • Detergent Compositions (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は石けん吊提げ具の改良操作に関わる。
従来本考案の如き石けん吊提げ具は出願人が先に
開発した実公昭51−7945号にも見られる如く、筒
体の頂上につばと紐通し環を成型し、下端は突き
刺し易い形状に成型し、底面には筒体の中空部に
連通する孔を設け、筒体の中途には筒体の軸線に
直交する位置に対称的に逃避孔を穿設した構造で
あり、これを使用する場合には筒体の先端を型仕
上げした未だ固化しない石けんに突き刺すもので
ある。
この場合、石けんは筒体の下端孔より筒体中空
部に浸入し、この浸入した石けんが逃避孔を越え
てさらに押し上げられる筒体内部の空気が圧縮さ
れる為に、この圧縮された空気の抵抗により石け
んは筒体両側の逃避孔より外方に押し出されるも
のであり、この押し出された部分が石けんが固化
した際突状になつて筒体内部の石けんとつながつ
て固化されるものであるから、この突状部分が石
けんより筒体が引き抜かれる方向に対する抵抗と
なつて筒体は石けんより容易に引き抜かれる事が
ないものである。
しかし、上記の構造より成る石けん吊提げ具は
製作の面に於いて次のような欠点があつた。
即ち、筒体の中途に筒体の軸線に直行する位置
に逃避孔を対称的に穿設したものであるから、こ
れを成型する金型は二つ割りのような単純な金型
では型抜きが不可能であるから、型抜きを完全に
するために複数な金型を必要とするので金型の製
作面に於いて極めて不経済であつた。
又、使用の面においても次のような欠点があつ
た。
即ち、石けん吊提げ具は石けんに差し込んでこ
れを保持する際は筒体の中途に設けた逃避孔より
押し出された石けんが突状に固化するこの部分が
石けんより吊提げ具が、引き抜かれる方向への抵
抗となつているに過ぎないものであるから、この
吊提げ具を取りつけた石けんを浴場などで使用し
温度により温められると、吊提げ具が石けんより
引き抜かれる方向への抵抗となつている突状部分
も軟化して吊提げ具に取りつけてある紐を強く引
くような事があると、吊提げ具が石けんより引き
抜かれる恐れがあつた。
本考案は上記の如き従来品の石けん吊提げ具の
欠点を解消する為に、次の如く構成したものであ
る。
即ち、縦軸と横軸を直行した断面十字形の軸ピ
ンの頂上にして縦軸端面には紐通し環を成型し、
軸ピンの下方にして横軸端面には差込み頭を成型
し、該差込み頭に直交する縦軸の両側縁は下方に
向かつて先細になるテーパーに成型し、縦軸及び
横軸にはそれぞれ両側縁の中途に間隔を取つて円
弧状の切込みと円弧状の張り出しを対称的に成型
したものである。
従つて、軸ピン全体が断面十字形に成型されて
あるために、この吊提げ具を石けんに突き刺した
場合、石けんに対する接触面が広くなる為に接着
摩擦面が増大し、又縦軸及び横軸にはそれぞれ円
弧状の切込みと張り出しを間隔を取つて対称的に
成型したものであるから、この吊提げ具を石けん
に差込む事により吊提げ具が石けんより引き抜か
れる方向に対する抵抗面を多く構成する結果とな
り、従来品に比較して石けんより吊提げ具が容易
に引き抜かれない特徴を有するものである。
又、軸ピンの下方にして横軸端面には石けんに
突き刺し易い形状の差込み頭を成型し、更にこの
差込み頭に直交する縦軸の両側縁は下方に向かう
に従つて先細となるテーパーに成型したものであ
るから、軸ピン全体が十字型であつても容易に石
けんに差込み易いものである。
又、この吊提げ具は型仕上げして未だ固化しな
い石けんに突き刺すものであるが、突き刺し後は
そのままの状態で放置しておいても良いが、更に
石けんより吊提げ具が引き抜かれる方向への抵抗
を増大する為には、吊提げ具を石けんに突き刺し
た後、紐通し環をつまんで軸ピン全体を約45度以
内の角度に回転しておく場合には、吊提げ具は突
き刺した位置より更に所要角度回転させられる為
に、石けんの収縮力と相まつて吊提げ具に対する
石けんよりの引き抜き方向への抵抗が一層増大
し、浴場等に於いて使用中温かい温度により石け
んが軟化するような事があつても吊提げ具は容易
に引き抜けない特徴を有するものである。
又、本考案の石けん吊提げ具の製作面に於いて
も、2つ割り金型により簡単に型抜きができるの
で、金型の製作面に於いても従来品に比較して極
めて経済的な利点を有するものである。
従来、石けんに紐を取りつける場合には、石け
んの製造工程中素材に一々紐を通す孔を開けて、
これに紐を通した後、型仕上げしたものであるか
ら大量生産に適しない欠点があつた。
しかし、本考案に於いては型仕上げして未だ完
全に乾燥固化しない内に、吊提げ具を突き刺すも
のであるから製作が極めて簡単であり、あらゆる
形状のシヤワーソープに紐を取りつける事が可能
となつたものである。
このように、石けんに紐を取りつける事によつ
てこの紐を手に巻きつけて石けんを使用すると、
石けんが湯に接して滑り易くなり手より滑り落ち
るような事が有つても、紐が手に巻き付けてある
為に従来の石けんのように手より落ちた石けん
が、水と共に排水溝より下水に流れ落ちるような
恐れは皆無となるものである。
又、石けんには紐を付けてある為に使用後はこ
れを吊提げておく事により、水切れが良く直ちに
乾燥し、従来の石けんのように石けん箱に入れた
り、又は石けん容器に入れたまま放置して水切れ
を悪くして石けんが自然に溶解するような、不経
済さを解消できるものである。
又、従来の紐付き石けんは上記した如く、予め
孔を開けておきこれに紐を通したものであるから
紐の取りつけ場所が必ず石けんの中心に限定され
たものである。
しかし、本考案の石けん吊提げ具は型仕上げし
た石けんの未だ固化しないうちに突き刺すもので
あるから、吊提げ具を突き刺す場所が石けんの中
心に限定される事なく使用でき、従つて吊提げ具
を1本のみでなく必要に応じて2本でも3本でも
突き刺して、紐をこれに結びつけて使用出来るの
で一般シヤワーソープのみでなく、各種形状の飾
り石けんにも使用できる極めて実用的な考案であ
る。
(実施例) 縦軸Yと横軸Zを直交した断面十字形の軸ピン
aの頂上にして縦軸Yの端面には、紐通し環1が
成型され軸ピンaの下方にして横軸Zの端面には
差込み頭2が成型される。
この差込み頭2は石けんに突き刺し易い形状に
成型されるものであり、図に於いては略半円形に
成型してある。
この差込み頭2に直交する縦軸の両側縁は下方
に向かつて先細になるように、テーパーTに成型
され石けんに差込み易いようにしてある。縦軸Y
と横軸Zの両側縁中途には、それぞれ円弧状の切
込みYU,ZUと円弧状の張り出しYP,ZPが間隔
を取つて対称的に成型されるものである。
図に於いて、縦軸Yの切込みと張り出しは軸ピ
ンaの上半部に、横軸Zの切込みと張り出しは軸
ピンaの下半部に施されてある。
この実施例に於ける吊提げ具は、上記の如く構
成されるものであるから、各切込みと張り出しが
それぞれ直交して施されている為に、この吊提げ
具を型仕上げし未だ固化しない石けんに突き刺し
て、石けんの乾燥固化により吊提げ具を石けんに
埋め込み固定するものであるが、この場合断面十
字形の軸ピンの石けんに対する接触面積の広い事
と、更に縦軸、横軸に円弧状の切込みと張り出し
を成型したものであるから、これらの切込みと張
り出しはZ軸とY軸の直交によつていずれも直交
し、石けんより吊提げ具が引き抜かれる方向への
大きな抵抗となり、吊提げ具が石けんより容易に
引き抜かれないものである。
尚、石けんより吊提げ具が引き抜かれる方向へ
抵抗を増大する為には、次のような位置方法がと
られる。
即ち、型仕上げし未だ固化しない石けんに吊提
げ具を突き刺して、紐通し環を摘んで軸ピンを石
けん中に於いて約45度以内の角度に回転して、放
置し固化するものである。
この場合吊提げ具は断面十字形で、しかも縦
軸、横軸にはそれぞれ円弧状の切込みと円弧状の
張り出しが直交して間隔を取つて対称的に成型さ
れてある為に、軸ピンの回転後の石けんの収縮に
より、石けんと吊提げ具は一層密着し石けんより
吊提げ具が引き抜かれる方向への抵抗を増大し、
石けんの消滅しない限り吊提げ具は石けんより引
き抜かれないものである。
上記の如く、石けんに突き刺した吊提げ具の紐
通し環には適宜紐bを連通して商品として仕上げ
るものである。
尚、第5図に示すように石けんSの両側より2
本の吊提げ具を突き刺して固化し、各紐通し環1
には紐bを結び付け使用する。
尚、図示しないが皿又は花篭のような飾り石け
んの場合には、皿又は花篭の円周3等分位置に3
本の吊提げ具を突き刺して、各紐通し管にそれぞ
れ紐を結び、この3本の紐の上部端を結束して皿
または花篭の飾り石けんを安定的に吊提げるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案吊提げ具の正面図、第2図
は、同上側面図、第3図は、第1図に於けるA−
A線断面図、第4図は、第1図に於けるB−B線
断面図、第5図は、2本の吊提げ具を使用した石
けんの側面図である。 尚、図中符号a……軸ピン、Y……縦軸、Z…
…横軸、1……紐通し環、2……差込み頭、T…
…テーパー、YU及びZU……円弧状切込み、YP
及びZP……円弧状張り出し、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦軸Yと横軸Zを直行した断面形状十字形の軸
    ピンaの頂上にして縦軸Yの端面には紐通し環1
    を成型し、軸ピンaの下方にして横軸Zの端面に
    は差込み頭2を成型し、該差込み頭2に直交する
    縦軸Yの両側縁は下方に向かつて先細りになるテ
    ーパーTに成型し、縦軸Yの両側縁中途には円弧
    状の切込みYUと円弧状の張り出しYPを間隔を
    取つてそれぞれ対称的に成型し、横軸Zの両側縁
    中途にも円弧状の切込みZUと円弧状の張り出し
    ZPを間隔を取つてそれぞれ対称的に成型してな
    ることを特徴とする石けん吊提げ具。
JP5265883U 1983-04-11 1983-04-11 石けん吊提げ具 Granted JPS59159398U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5265883U JPS59159398U (ja) 1983-04-11 1983-04-11 石けん吊提げ具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5265883U JPS59159398U (ja) 1983-04-11 1983-04-11 石けん吊提げ具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59159398U JPS59159398U (ja) 1984-10-25
JPH0130153Y2 true JPH0130153Y2 (ja) 1989-09-13

Family

ID=30183006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5265883U Granted JPS59159398U (ja) 1983-04-11 1983-04-11 石けん吊提げ具

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JP (1) JPS59159398U (ja)

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Publication number Publication date
JPS59159398U (ja) 1984-10-25

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