JPH0536005Y2 - - Google Patents
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- JPH0536005Y2 JPH0536005Y2 JP14943787U JP14943787U JPH0536005Y2 JP H0536005 Y2 JPH0536005 Y2 JP H0536005Y2 JP 14943787 U JP14943787 U JP 14943787U JP 14943787 U JP14943787 U JP 14943787U JP H0536005 Y2 JPH0536005 Y2 JP H0536005Y2
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- Japan
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- holes
- laminate
- hinge
- panel
- foam
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Links
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は建築用断熱パネルに関する。
従来、家屋、ビル等の断熱施工にポリスチレン
系樹脂等の熱可塑性合成樹脂発泡体が使用されて
おり、これらは例えば縦0.91m、横0.91mという
ような一定の面積を有する矩形状に裁断されたも
のが使用されている。これらの発泡体は断熱施工
に際して一枚一枚の発泡体を装着取付けして施工
を行うものであり、時間的にロスが多く施工コス
ト、作業性の点で問題点が多々存在していた。
系樹脂等の熱可塑性合成樹脂発泡体が使用されて
おり、これらは例えば縦0.91m、横0.91mという
ような一定の面積を有する矩形状に裁断されたも
のが使用されている。これらの発泡体は断熱施工
に際して一枚一枚の発泡体を装着取付けして施工
を行うものであり、時間的にロスが多く施工コス
ト、作業性の点で問題点が多々存在していた。
又、発泡体を一枚一枚取りつける為、発泡体間
にズレが生じ、これらのズレによる発泡体間の隙
間に起因する断熱効果の低下という不具合が生じ
る。この様な不具合を解消する為、例えば、発泡
体間に充填材を施すことも行われているが、この
場合もさらに施工コストがかかり、作業性が劣る
という問題が生じる。
にズレが生じ、これらのズレによる発泡体間の隙
間に起因する断熱効果の低下という不具合が生じ
る。この様な不具合を解消する為、例えば、発泡
体間に充填材を施すことも行われているが、この
場合もさらに施工コストがかかり、作業性が劣る
という問題が生じる。
本出願人はかかる問題点を解決するために、上
下面に複数のヒンジ部を交互に設けてなる平板状
の熱可塑性樹脂発泡体を各ヒンジ部において交互
に折り畳んでなる構成を有する断熱施工用パネル
を先に出願した特願昭60−252300号(特開昭62−
112847号)。
下面に複数のヒンジ部を交互に設けてなる平板状
の熱可塑性樹脂発泡体を各ヒンジ部において交互
に折り畳んでなる構成を有する断熱施工用パネル
を先に出願した特願昭60−252300号(特開昭62−
112847号)。
このパネルは施工性が良好で、断熱効果を損ね
るような不具合を生じることがない良好なもので
あるが、ヒンジ部において交互に折り畳む構成を
有するため、ヒンジ部における強度に問題点が残
されていた。即ち、ヒンジ部では発泡体の肉厚も
薄くなり、また折り曲げる度にどうしてもヒンジ
部に負担がかかり、度重なる折り曲げを行つた場
合にヒンジ部に亀裂が生じる虞れがある等の問題
があつた。
るような不具合を生じることがない良好なもので
あるが、ヒンジ部において交互に折り畳む構成を
有するため、ヒンジ部における強度に問題点が残
されていた。即ち、ヒンジ部では発泡体の肉厚も
薄くなり、また折り曲げる度にどうしてもヒンジ
部に負担がかかり、度重なる折り曲げを行つた場
合にヒンジ部に亀裂が生じる虞れがある等の問題
があつた。
また、上記パネルは透湿性の点において未だ不
充分なものであつた。
充分なものであつた。
本考案は上記の点に鑑みなされたもので、従来
の欠点を解消した優れた建築用断熱パネルを提供
することを目的とする。
の欠点を解消した優れた建築用断熱パネルを提供
することを目的とする。
即ち、本考案は熱可塑性樹脂発泡体と、該発泡
体の少なくとも片面に設けられたフイルム状物と
からなる積層体の両面に複数のヒンジ部を交互に
設けてなり且つ積層体の厚み方向に非貫通孔及
び/又は貫通孔を複数個有する断熱パネルであつ
て、ヒンジ部における非貫通孔及び/又は貫通孔
の平断面積の総和が、ヒンジ部間の積層体部分に
おける該孔の平断面積の総和に対して、0〜5%
の比率であることを特徴とする建築用断熱パネル
を要旨とするものである。
体の少なくとも片面に設けられたフイルム状物と
からなる積層体の両面に複数のヒンジ部を交互に
設けてなり且つ積層体の厚み方向に非貫通孔及
び/又は貫通孔を複数個有する断熱パネルであつ
て、ヒンジ部における非貫通孔及び/又は貫通孔
の平断面積の総和が、ヒンジ部間の積層体部分に
おける該孔の平断面積の総和に対して、0〜5%
の比率であることを特徴とする建築用断熱パネル
を要旨とするものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図は本考案建築用断熱パネル1の一実施例
を示すもので、該パネル1は平板状の熱可塑性樹
脂発泡体2と該発泡体2の片面或いは両面に設け
られたフイルム状物3とからなる積層体4に複数
のヒンジ部5を形成し且つ積層体4の厚み方向に
複数個の非貫通孔及び/又は貫通孔6(本明細書
中ではこれらを単に「孔」と称する場合もある。)
を設けてなる構成を有すものである。これらの孔
6はパネル1の長手方向に長径の孔であることが
好ましい。
を示すもので、該パネル1は平板状の熱可塑性樹
脂発泡体2と該発泡体2の片面或いは両面に設け
られたフイルム状物3とからなる積層体4に複数
のヒンジ部5を形成し且つ積層体4の厚み方向に
複数個の非貫通孔及び/又は貫通孔6(本明細書
中ではこれらを単に「孔」と称する場合もある。)
を設けてなる構成を有すものである。これらの孔
6はパネル1の長手方向に長径の孔であることが
好ましい。
本実施例における積層体4は、第2図に示す如
く発泡体2の両面にフイルム状物3を設けた態様
のものであり、該積層体4の上面7には断面が同
図に示す如くのW形状のヒンジ部5が積層体4の
長手方向と直角の方向に沿つて形成されており、
また下面8にも同様形状のヒンジ部5が同様に形
成されており、これらが積層体4の上面7及び下
面8に交互に複数形成されている。従つて、積層
体4は各ヒンジ部5において交互に折り畳み可能
なものとなる。
く発泡体2の両面にフイルム状物3を設けた態様
のものであり、該積層体4の上面7には断面が同
図に示す如くのW形状のヒンジ部5が積層体4の
長手方向と直角の方向に沿つて形成されており、
また下面8にも同様形状のヒンジ部5が同様に形
成されており、これらが積層体4の上面7及び下
面8に交互に複数形成されている。従つて、積層
体4は各ヒンジ部5において交互に折り畳み可能
なものとなる。
また、上記ヒンジ部5の形状は積層体4をヒン
ジ部5において折り畳んだ際に容易に折り畳むこ
とができ、又、折り畳んだ後に積層体に亀裂等の
損傷が生じない形状であればいかなる形状でもよ
い。
ジ部5において折り畳んだ際に容易に折り畳むこ
とができ、又、折り畳んだ後に積層体に亀裂等の
損傷が生じない形状であればいかなる形状でもよ
い。
本考案パネル1は非貫通孔及び/又は貫通孔
(尚、本実施例では貫通した孔6のみを設けた態
様を示した)6を設けることにより、透湿性の向
上を図つたことを特徴とする。該孔6は、より良
好な透湿性を付与するために積層体4の任意の位
置に所望数設けることができるが、ヒンジ部5に
必要以上の孔6を設けた場合、積層体4をヒンジ
部5において度重ねて折り曲げた際、該孔6の空
隙から積層体4に亀裂等が発生して損傷するとい
う不具合が生じる。そのため、本考案はヒンジ部
5における非貫通孔及び/又は貫通孔6の割合
を、非ヒンジ部分であるヒンジ部5間の積層体部
分に設ける非貫通孔及び/又は貫通孔に対して調
節した。
(尚、本実施例では貫通した孔6のみを設けた態
様を示した)6を設けることにより、透湿性の向
上を図つたことを特徴とする。該孔6は、より良
好な透湿性を付与するために積層体4の任意の位
置に所望数設けることができるが、ヒンジ部5に
必要以上の孔6を設けた場合、積層体4をヒンジ
部5において度重ねて折り曲げた際、該孔6の空
隙から積層体4に亀裂等が発生して損傷するとい
う不具合が生じる。そのため、本考案はヒンジ部
5における非貫通孔及び/又は貫通孔6の割合
を、非ヒンジ部分であるヒンジ部5間の積層体部
分に設ける非貫通孔及び/又は貫通孔に対して調
節した。
即ち、ヒンジ部5における非貫通孔及び/又は
貫通孔の平断面積の総和が、ヒンジ部間の積層体
部分における該孔の平断面積の総和に対して、0
〜5%の比率となるようにした。換言すれば、非
貫通孔及び/又は貫通孔6をヒンジ部5には全く
ないか或いは設けても非ヒンジ部分の非貫通孔及
び/又は貫通孔に比べ少な目であることが好まし
い。尚、上述の非貫通孔及び/又は貫通孔の平断
面積とは、積層体を厚み方向と直交する方向に切
断した時の該孔の面積であつて、切断する場所に
よつてその面積が異なる孔の場合には最大のもの
をその平断面積とする。
貫通孔の平断面積の総和が、ヒンジ部間の積層体
部分における該孔の平断面積の総和に対して、0
〜5%の比率となるようにした。換言すれば、非
貫通孔及び/又は貫通孔6をヒンジ部5には全く
ないか或いは設けても非ヒンジ部分の非貫通孔及
び/又は貫通孔に比べ少な目であることが好まし
い。尚、上述の非貫通孔及び/又は貫通孔の平断
面積とは、積層体を厚み方向と直交する方向に切
断した時の該孔の面積であつて、切断する場所に
よつてその面積が異なる孔の場合には最大のもの
をその平断面積とする。
ヒンジ部5における孔の平断面積の総和の、非
ヒンジ部分であるヒンジ部5間の積層体部分にお
ける該孔の平断面積の総和に対する比率が、5%
を越える場合は、前述の如く積層体を繰り返して
折り曲げた際に亀裂等が生じ易いものとなる。
ヒンジ部分であるヒンジ部5間の積層体部分にお
ける該孔の平断面積の総和に対する比率が、5%
を越える場合は、前述の如く積層体を繰り返して
折り曲げた際に亀裂等が生じ易いものとなる。
孔6はヒンジ部以外あるいはヒンジ部以外とヒ
ンジ部にそれぞれの箇所で均一に分散して設けら
れ、その平断面形状は円形、多角形等の形状であ
つて特に限定されず、またその各孔の平断面積は
5.7mm2以下のものが好ましい。
ンジ部にそれぞれの箇所で均一に分散して設けら
れ、その平断面形状は円形、多角形等の形状であ
つて特に限定されず、またその各孔の平断面積は
5.7mm2以下のものが好ましい。
また、ヒンジ部以外の孔の全平断面積の割合
は、ヒンジ部以外の各孔の平断面積の総和Xmm2と
孔が存在しない状態でのヒンジ部を除いたパネル
の片側面積Ymm2で表した場合、 0.005≦X/Y<0.30 なる関係を有することが好ましい。
は、ヒンジ部以外の各孔の平断面積の総和Xmm2と
孔が存在しない状態でのヒンジ部を除いたパネル
の片側面積Ymm2で表した場合、 0.005≦X/Y<0.30 なる関係を有することが好ましい。
また、本考案パネルは少なくとも発泡体の片面
にフイルム状物を設けてなるため、発泡体自体の
強度が向上することはもとより、ヒンジ部におけ
る強度が増大し度重なるヒンジ部における折り曲
げを行つてもヒンジ部に亀裂等が生じる等の問題
はない。
にフイルム状物を設けてなるため、発泡体自体の
強度が向上することはもとより、ヒンジ部におけ
る強度が増大し度重なるヒンジ部における折り曲
げを行つてもヒンジ部に亀裂等が生じる等の問題
はない。
本考案において、上記発泡体2を形成する樹脂
としては熱可塑性樹脂が使用され、例えば、ポリ
スチレン、ポリ−P−メチルスチレン、耐衝撃性
ポリスチレン、スチレン−無水マレイン酸共重合
体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチ
レン−ブタジエン−アクリロニトリル共重合体或
いはこれら2種以上の混合物等を基材樹脂とする
ポリスチレン系樹脂、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、ポリブテン、エチレン−プロピレン共重合
体、エチレン−ブテン共重合体、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合
体、エチレン−アクリル酸塩共重合体等のポリオ
レフイン系樹脂、硬軟質塩化ビニル樹脂、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体、アクリル酸又はメタ
アクリル酸又はそれらのエステル樹脂等が挙げら
れるが、なかでもポリスチレン系樹脂が断熱性能
の点、安価である点で最も好ましい。
としては熱可塑性樹脂が使用され、例えば、ポリ
スチレン、ポリ−P−メチルスチレン、耐衝撃性
ポリスチレン、スチレン−無水マレイン酸共重合
体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチ
レン−ブタジエン−アクリロニトリル共重合体或
いはこれら2種以上の混合物等を基材樹脂とする
ポリスチレン系樹脂、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、ポリブテン、エチレン−プロピレン共重合
体、エチレン−ブテン共重合体、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合
体、エチレン−アクリル酸塩共重合体等のポリオ
レフイン系樹脂、硬軟質塩化ビニル樹脂、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体、アクリル酸又はメタ
アクリル酸又はそれらのエステル樹脂等が挙げら
れるが、なかでもポリスチレン系樹脂が断熱性能
の点、安価である点で最も好ましい。
また上記フイルム状物としては、ポリスチレ
ン、ポリプロピレン、各種ポリエチレン、ポリエ
ステル、ポリアミド、塩化ビニル等からなるプラ
スチツクフイルム及びこれらに金属蒸着を施した
フイルム、或いは不織布、織布、紙等が挙げられ
る。
ン、ポリプロピレン、各種ポリエチレン、ポリエ
ステル、ポリアミド、塩化ビニル等からなるプラ
スチツクフイルム及びこれらに金属蒸着を施した
フイルム、或いは不織布、織布、紙等が挙げられ
る。
本考案パネルの大きさは断熱施工を施す対象に
より種々の大きさを選択することができるが、極
端に大きいものでは施工時の取り扱いが不便であ
り、又、あまり小さいものでは施工性の向上、断
熱性低下の防止を達成することができない。又、
本考案では上記した理由を考慮した場合、積層体
の長手方向の長さ0.9〜36m、巾方向の長さが0.3
〜3m、各ヒンジ部間の長さが0.3〜1.8mである
ことが好ましい。又、積層体の厚さとして、平板
状発泡体の厚さが0.1〜5cm、フイルム状物の厚
さが5〜1000μであることが好ましい。
より種々の大きさを選択することができるが、極
端に大きいものでは施工時の取り扱いが不便であ
り、又、あまり小さいものでは施工性の向上、断
熱性低下の防止を達成することができない。又、
本考案では上記した理由を考慮した場合、積層体
の長手方向の長さ0.9〜36m、巾方向の長さが0.3
〜3m、各ヒンジ部間の長さが0.3〜1.8mである
ことが好ましい。又、積層体の厚さとして、平板
状発泡体の厚さが0.1〜5cm、フイルム状物の厚
さが5〜1000μであることが好ましい。
上記の如き構成からなる本考案パネルを形成す
るに当たつては、種々の方法が可能であり、例え
ば、押出機から押し出された発泡体の片面或いは
両面にフイルム状物を積層して積層体を形成し、
該積層体の所定の箇所に例えば押圧治具を用いて
プレス或いは熱プレス等によりヒンジ部を形成
し、しかる後所定長さに切断してヒンジ部を有す
る積層体を得る。得られた積層体を無数の穿設針
を有するロール間に通したり、また加圧盤の無数
の針を有するプレス装置によりプレス或いは熱プ
レスしたりして孔を形成した後、各ヒンジ部にお
いて交互に折り畳んでパネルを得る。
るに当たつては、種々の方法が可能であり、例え
ば、押出機から押し出された発泡体の片面或いは
両面にフイルム状物を積層して積層体を形成し、
該積層体の所定の箇所に例えば押圧治具を用いて
プレス或いは熱プレス等によりヒンジ部を形成
し、しかる後所定長さに切断してヒンジ部を有す
る積層体を得る。得られた積層体を無数の穿設針
を有するロール間に通したり、また加圧盤の無数
の針を有するプレス装置によりプレス或いは熱プ
レスしたりして孔を形成した後、各ヒンジ部にお
いて交互に折り畳んでパネルを得る。
また、フイルム状物を積層する前の平板状発泡
体の所定箇所に刃物により削除したり、熱溶融し
たり、或いは押圧治具等によりプレスしたりする
等によりヒンジ部を形成することができる。
体の所定箇所に刃物により削除したり、熱溶融し
たり、或いは押圧治具等によりプレスしたりする
等によりヒンジ部を形成することができる。
以上説明したように、本考案建築用断熱パネル
は断熱施工における作業性が良好で、断熱性とと
もに強度に優れたものである。また、本考案パネ
ルは非貫通孔及び/又は貫通孔を設けてなるため
良好な透湿性が付与されることに加え、非貫通孔
及び/又は貫通孔をヒンジ部には設けないか、或
いはヒンジ部間の積層体部分に比べ少な目に設け
るという構成を有するため、ヒンジ部において度
重なる折り曲げを行つたとしても積層体に該孔の
空隙を起因とした亀裂等が発生する虞れがないと
いう顕著な効果がある。
は断熱施工における作業性が良好で、断熱性とと
もに強度に優れたものである。また、本考案パネ
ルは非貫通孔及び/又は貫通孔を設けてなるため
良好な透湿性が付与されることに加え、非貫通孔
及び/又は貫通孔をヒンジ部には設けないか、或
いはヒンジ部間の積層体部分に比べ少な目に設け
るという構成を有するため、ヒンジ部において度
重なる折り曲げを行つたとしても積層体に該孔の
空隙を起因とした亀裂等が発生する虞れがないと
いう顕著な効果がある。
第1図は本考案パネルの一実施例を示す斜視
図、第2図は第1図の−線に沿う縦断面図で
ある。 1……建築用断熱パネル、2……熱可塑性樹脂
発泡体、3……フイルム状物、4……積層体、5
……ヒンジ部、6……孔。
図、第2図は第1図の−線に沿う縦断面図で
ある。 1……建築用断熱パネル、2……熱可塑性樹脂
発泡体、3……フイルム状物、4……積層体、5
……ヒンジ部、6……孔。
Claims (1)
- 熱可塑性樹脂発泡体と、該発泡体の少なくとも
片面に設けられたフイルム状物とからなる積層体
の両面に複数のヒンジ部を交互に設けてなり且つ
積層体の厚み方向に非貫通孔及び/又は貫通孔を
複数個有する断熱パネルであつて、ヒンジ部にお
ける非貫通孔及び/又は貫通孔の平断面積の総和
が、ヒンジ部間の積層体部分における該孔の平断
面積の総和に対して、0〜5%の比率であること
を特徴とする建築用断熱パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14943787U JPH0536005Y2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14943787U JPH0536005Y2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6453311U JPS6453311U (ja) | 1989-04-03 |
JPH0536005Y2 true JPH0536005Y2 (ja) | 1993-09-13 |
Family
ID=31421666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14943787U Expired - Lifetime JPH0536005Y2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0536005Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-09-30 JP JP14943787U patent/JPH0536005Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6453311U (ja) | 1989-04-03 |
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