JPS62112847A - 断熱施工用熱可塑性樹脂発泡体 - Google Patents

断熱施工用熱可塑性樹脂発泡体

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JPS62112847A
JPS62112847A JP25230085A JP25230085A JPS62112847A JP S62112847 A JPS62112847 A JP S62112847A JP 25230085 A JP25230085 A JP 25230085A JP 25230085 A JP25230085 A JP 25230085A JP S62112847 A JPS62112847 A JP S62112847A
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Japan
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foam
present
thermoplastic resin
flat
construction
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JP25230085A
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清孝 七間
北浜 卓
功一 若林
正憲 三本
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JSP Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は断熱施工用熱可塑性樹脂発泡体に関する。
〔従来の技術〕
従来、家屋、ビル等の断熱施工にポリスチレン系樹脂等
の熱可塑性合成樹脂発泡体が使用されており、これらは
例えば縦0.91m、横0.91mというような一定の
面積を有する矩形状に裁断されたものが使用されている
。これらの発泡体は断熱施工に際して多数の発泡体を一
枚一枚釘等により取り付けている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の断熱施工に使用される熱可塑性樹脂発泡体は施工
に際して多数の発泡体を一枚一枚装着して施工を行って
いるので、時間的にロスが多く施工コスト、作業性の点
で不満足の部分が多々あった。
又、発泡体を一枚一枚取り付ける為、取り付けられた発
泡体間にズレが、生じ、これらのズレによる発泡体間の
隙間に起因する断熱効果の低下という不具合が生じる。
このような不具合を解消するため、例えば発泡体間に充
填材を施すことも行われているが、この場合も施工コス
トがかかり、作業性に劣るという問題が生じる。
本発明は、上記した従来技術の欠点に鑑みなされたもの
で、施工が容易でしかも断熱効果の低下を極力防止でき
る断熱施工用熱可塑性樹脂発泡体を提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は上記課題を解決する為鋭意研究した結果、
発泡体の上下面に複数のヒンジ部を交互に設け、該ヒン
ジ部において交互に折り畳んでなる発泡体が断熱施工に
好適であることを見出し本発明を完成した。
即ち、本発明は、上下面に複数のヒンジ部を交互に設け
てなる平板状の熱可塑性樹脂発泡体を各ヒンジ部におい
て交互に折り畳んでなることを特徴とする断熱施工用熱
可塑性樹脂発泡体を要旨とするものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
本発明断熱施工用熱可塑性樹脂発泡体(以下、単に本発
明発泡体という)は第1図に示す様に平板状の熱可塑性
樹脂発泡体(以下、単に平板状発泡体という)をヒンジ
部に於いて折り畳んでなる構成を有するものである。尚
、第1図中1は本発明発泡体、2は平板状発泡体、3,
3・・・はヒンジ部をそれぞれ示す。
本発明発泡体を形成する平板状発泡体は、その上下面に
複数のヒンジ部を交互に設けてなるものであり、例えば
第3図に示す如く、平板状発泡体2の上面4には断面が
第2図(イ)に示すごとくW形状のヒンジ部3aが平板
状発泡体2の長手方向と直角の方向に沿って形成されて
おり、又、下面5にも同様形状のヒンジ部3bが同様に
形成されており、これらが平板状発泡体2の上面4及び
下面5に交互に複数形成されている。
本発明に於いて、平板状発泡体の上下面に形成されるヒ
ンジ部の形状は第2図(イ)に示す断面W型で、平板状
発泡体の長手方向と直角の方向に沿って形成された溝形
状のものに限定されるものではなく、種々の形状が可能
であり、例えば、第4図(イ)に示す様な断面が劉型、
第5図(イ)に示す断面がV型の溝を平板状発泡体の長
手方向と直角の方向に沿って設けたもの等積々の形状が
可能であり、要は平板状発泡体をヒンジ部に於いて折り
畳んだ際に容易に折り畳むことができ、又、折り畳んだ
後に平板状発泡体に亀裂等の損傷が生じない形状ならど
の様な形状も可能である。
因に、平板状発泡体のヒンジ部の形状が第2図(イ)、
第4図(イ)、第5図(イ)に示す様な形状の場合、折
り畳んだ形状は各々第2図(ロ)、第4図(ロ)、第5
図(ロ)に示す如くの形状となる。
平板状発泡体にヒンジ部を形成する方法としては刃物に
よる切削、熱溶融、或いは押圧治具を用いる押圧形成等
により形成することができる。
本発明において、本発明発泡体を形成する樹脂としては
熱可塑性樹脂が使用され、例えば、ポリスチレン、ポリ
ーP−メチルスチレン、耐衝撃性ポリスチレン、スチレ
ン−無水マレイン酸共重合体、スチレン−アクリロニト
リル共重合体、スチレン−ブタジェン−アクリロニトリ
ル共重合体或いはこれら2種以上の混合物等を基材樹脂
とするポリスチレン系樹脂、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、ポリブテン、エチレン−プロピレン共重合体、エ
チレン−ブテン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリ
ル酸塩共重合体等のポリオレフィン系樹脂、硬軟性塩化
、ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、アク
リル酸又はメタアクリル酸又はそれらのエステル樹脂等
が挙げられるが、中でもポリスチレン系樹脂が断熱性能
の点及び安価である点で最も好ましい。
本発明に於いて、本発明発泡体の大きさは断熱施工を施
す対象により種々の大きさを選択することが出来るが、
極端に大きいものでは施工時の取扱いが不便であり、又
あまり小さいものでは本発明の目的とする施工性の向上
、断熱性低下の防止を達成することができない。又、本
発明に於いて発泡体は平板状発泡体を折り畳んでなるも
のであるから、平板状発泡体の大きさを規定することに
より本発明発泡体の大きさを規定することができる。平
板状発泡体の大きさにより本発明発泡体の大きさを規定
する場合、平板状発泡体の長手方向の長さ、幅方向の長
さ、各ヒンジ部間の長さ及び厚さを規定する必要があり
、本発明では上記した理由を・考慮して、平板状発泡体
の大きさは長手方向の長さが0.9〜36m1幅方向の
長さが0.6〜3m、各ヒンジ部間の長さが0.3〜1
.8 mであり且つ厚さが0.1〜5cmである。
上記平板状発泡体の厚さがQ、Jew未満では断熱効果
に劣り、又、5cmを超えると平板状発泡体の折り畳み
に支障を来す虞がある。
又、本発明において使用される発泡体の発泡倍率は通常
5〜80倍、好ましくは、10〜70倍である。
又、本発明に於いて発泡体の補強のため平板状発泡体の
片面或いは両面にフィルム状物を施すこともできる。
上記フィルム状物としては、ポリスチレン、ポリプロピ
レン、各種ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、
塩化ビニル等からなるプラスチックフィルム、及びこれ
らに金属蒸着を施したフィルム、或いは不織布、織布、
紙等が挙げられる。
上記のように構成される本発明発泡体を形成するに当た
っては、種々の方法が可能であり、例えば、押出機から
押し出された発泡体に要すればフィルム状物をラミネー
トし、その後該発泡体の所望の個所に熱プレスによりヒ
ンジ部を形成し、しかる後所定長さに切断して平板状発
泡体を形成することができる。得られた平板状発泡体を
該平板状発泡体に設けられた各ヒンジ部において折Ht
んで本発明発泡体を得ることができる。
平板状発泡体を折り畳んで本発明発泡体を形成する具体
的例として、例えば、第3図に於いて、平板状発泡体2
端部をヒンジ部3aに於いて矢印入方向に折り畳み、次
いでヒンジ部3bに於いて矢印B方向に折り畳み、以下
順次交互に折り畳むことにより第1図に示す如くの本発
明発泡体1を得ることができる。
上記のように構成される本発明発泡体を使用するに当た
っては、例えば第6図に示す如く家屋6の断熱施工対象
個所の所要個所に本発明発泡体lの端部を固定した後、
順次ヒンジ部3を伸ばしつつ固定していくことにより容
易に断熱施工が行える。又、断熱施工対象個所の上部に
おいて長く伸ばした本発明発泡体の端部を固定し、しか
る後順次下方に向かって発泡体を固定していくこともで
きる。
本発明発泡体を使用して断熱施工を行うと、本発明発泡
体は一個の発泡体の大きさが大きいため位置合わせの回
数が少なくてすみ、又、発泡体同士の継目が極端に少な
く、その結果断熱板同士に隙間が生じることも少なく断
熱効果を低下させるということも極力防止できる。又、
例え隙間が生したとしても、継目の量が少ない為、隙間
に充填材を施すことも短時間で行える。
さらに木造住宅等の施工に於いてヒンジ部間の距離を柱
間の距離と同一の長さに構成すれば各ヒンジ部に於いて
固定することができ、固定個所の選定が容易に行える。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明発泡体は上下面に複数のヒ
ンジ部を交互に設けてなる平板状の熱可塑性樹脂発泡体
を各ヒンジ部において交互に折り畳んでなるものである
から、断熱施工の際に取付けが容易であり、又、発泡体
同士の継目が従来のものと比較して極端に少なく、その
結果継目のズレによる断熱効果の低下等の不具合を極力
防止できる等積々の効果番有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は本発明発
泡体の一実施例を示す斜視図、第2図、第4図、第5図
は平板状発泡体のヒンジ部形状を示す縦断面図、第3図
は平板状発泡体を示す要部斜視図、第6図は本発明発泡
体を使用して施工を行っている状態を示す斜視略図であ
る。 1・・・断熱施工用熱可塑性樹脂発泡体2・・・平板状
の熱可塑性樹脂発泡体 3・・・ヒンジ部 第1図    1 第2図 (ロ)   3 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 上下面に複数のヒンジ部を交互に設けてなる平板状の熱
    可塑性樹脂発泡体を各ヒンジ部において交互に折り畳ん
    でなることを特徴とする断熱施工用熱可塑性樹脂発泡体
JP25230085A 1985-11-11 1985-11-11 断熱施工用熱可塑性樹脂発泡体 Expired - Lifetime JPH06999B2 (ja)

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JP25230085A JPH06999B2 (ja) 1985-11-11 1985-11-11 断熱施工用熱可塑性樹脂発泡体

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JPS62112847A true JPS62112847A (ja) 1987-05-23
JPH06999B2 JPH06999B2 (ja) 1994-01-05

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