JPS6146096Y2 - - Google Patents

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JPS6146096Y2
JPS6146096Y2 JP1979109590U JP10959079U JPS6146096Y2 JP S6146096 Y2 JPS6146096 Y2 JP S6146096Y2 JP 1979109590 U JP1979109590 U JP 1979109590U JP 10959079 U JP10959079 U JP 10959079U JP S6146096 Y2 JPS6146096 Y2 JP S6146096Y2
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JP
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plate
cuts
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shaped molded
molded member
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JP1979109590U
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JPS5531698U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、一方または複数の特定方向に機械的
剛性を減少させた硬質発泡材料から成る成形部材
に関する。
例えば、ポリスチレンフオームを基にした硬質
発泡プラスチツクは、冷気および熱気の流入に対
して建築物および建築物部分、とりわけ屋根の断
熱を行うため大規模に使用される。硬質発泡プラ
スチツクは、本来比較的大きな剛性を有する。厚
さが非常に薄く、かつ場合によつては、弾性限界
を超えた圧力変形による弾性化を前提とした場
合、硬質発泡プラスチツクを変形するためには、
例えば軟質弾性発泡プラスチツクまたは軟らかい
繊維断熱材と比較して非常に大きな力が必要であ
る。板の縮化または温度作用により板を変形する
場合、強制的に取付ける際に取付けに作用する力
も相応して大きい。この大きな機械的剛性の結果
として、例えば断熱材としてたる木の間に硬質発
泡プラスチツク製の板を組込むことは、軟らかい
繊維断熱材の場合よりも極めて困難であり、かつ
時間を要する。区間毎の、および区間から区間へ
のたる木間隔は、たる木の不正確な配置および/
または歪みによつてほとんど変化するので、個々
おのおのの板を、個別的に調整して切断しなけれ
ばならない。
硬質発泡プラスチツク板の縮化または熱収縮に
よつて、または、支持構造物または被覆層の変形
により、屋根葺用フエルト、あるいは断熱材上の
被覆に冷却橋絡部または亀裂が生じることがあ
る。
従つて、本考案の課題は、板主平面に対して少
なくとも平行な方向に、硬質発泡プラスチツクか
ら成る板の剛性を減少させ、しかし、その際その
他の特性に、特に、組込まれた状態における板の
断熱性、形状安定性および板主平面に対して直角
方向における耐圧縮性に不利な作用を及ぼさない
ようにすることにある。
本考案によれば、この課題は、次のようにして
解決される。すなわち、多数の切込みが板の両面
に設けられており、これら切込みが、板主平面に
対して直角または75゜以上の角度で延びており、
その際切込み間の間隔が板厚より小さく、かつ切
込みの深さが、板厚の半分より深いようにする。
この手段により板は、切込面に対して直角方向
に実質的に小さな力で変形できるようになり、か
つ所定の間隙への組込みが実際上容易になる。切
込面の側面が相互に当接するようになる程度以上
に切込面に対して直角方向に板を圧縮すれば、剛
性は再び増加する。さらに付加的な力を加えて圧
縮度を高めれば、再び未加工の原材料の剛性が得
られる。板を切込面に対して直角方向に相応した
大きな初応力を加えて保持すれば、耐圧縮性の増
加と共に曲げ剛性も急激に増加する。この効果に
よつて本考案による成形部材は、相応した初応力
の際に安定な形状になる。
本考案による板においては、切込面に対して直
角方向に圧縮剛性のみでなく引張り剛性も減少し
ている。その結果、縮化または熱収縮によつて切
込面に対して直角方向に板が収縮しないようにす
るためには、非常に小さな保持力ですでに十分で
ある。それにより、実際に次のような利点が得ら
れる。すなわち、開いた突き合せ接合による冷却
橋絡部、および開いた突き合せ接合を介したせん
断強度を有するように重畳する被覆および被覆層
における応力尖頭値(板の収縮による)が防止さ
れる。
板平面に対して垂直な発泡プラスチツクの剛性
および耐圧縮性は、格子状切断によつて変化しな
いので、例えば板の取扱い易さは阻害されない。
ハー・ゲーツエ、「シヤウムクンストストツ
フ」、シユトラーセンバウ・ヘミー・ウント・テ
ヒニーク・フエルラーグス社発行、ハイデルベル
ク、24頁によれば、硬質発泡プラスチツクは、例
えば、次第に増加する圧縮荷重下に、さ程の弾性
変形なしに、突然の組織崩壊によりだめになつて
しまう脆弱性硬質発泡プラスチツクの場合のよう
に、際立つた破壊状態に到達することなく、次第
に増加する圧縮荷重下に絶えず増大する部分的に
可逆的変形を示す発泡部材である。
有利な発泡材料は、ポリスチレンを基にしたよ
うなもの、特にポリスチレンフオームである。そ
の他に押出し成形されたポリスチレンフオーム、
ポリ塩化ビニルフオームおよび硬く調節したポリ
ウレタンフオームも適している。発泡材料の密度
は、10乃至100g/、なるべく10乃至50g/
である。発泡材料板の厚さは、2乃至20cm、特に
3乃至15cmである。切込みは、板主平面に対して
直角または75゜以上の角度で延びており、なるべ
く板の縁に対して平行に延びており、その際切込
み間の間隔は、板厚より小さく、かつ切込みの深
さは、板厚の半分より深い。切込まれたスリツト
の幅は、工具の種類によつて決まる。この幅は、
0乃至3mm、なるべく0.2乃至2mmであり、スリ
ツトの幅がそれより広い場合、断熱板の断熱作用
がそこなわれ、かつ冷却橋絡部が生じることがあ
る。
板に切込みを設けることができる種々の方法が
ある。工具としては、例えばのこぎり、切断リン
ク、回転刃、白熱線または振動線が使用できる。
本考案の有利な構成において、切込みは、発泡
材料板の両面に設けられる。その際もちろん切込
みは、相互にずらさなければならない。切込みの
深さは、なるべく同等にするが、相異していても
よい。
平行な切込みは有利である。例えば、平屋根と
建築物の正面との間の断熱の際に特別な効果を得
るため、直交するようにまたは75゜以上の角度で
延びた2組の切込みを、発泡材料板の一方または
両方の面に設けてもよい。
別の有利な構成において、切込みと平行の側面
はいくらか傾斜している。それにより所定の間隙
への板の組込みが、同時に板を圧縮して実質的に
容易になり、さらに間隙の圧縮力を生じる組込み
の際に傾斜によつて偏心した力が生じ、従つて板
に曲げモーメントが作用し、この曲げモーメント
は、自重によるものに対して反対に作用する。
本考案による板状成形部材は、従来の断熱材の
ように板主平面に対して平行な一方または両方の
表面に被覆をすることができ、かつ/または縁に
おいて折りたたむことができる。被覆材料として
は、引張りには強いが可撓性を有する材料、例え
ば織物繊維またはガラス繊維から成る不織布、織
物、金属箔またはプラスチツチ箔、または、れき
青密閉シートが使用できる。一方に被覆した場合
成形部材は、シートとして巻付けることができ
る。被覆は、組込み状態において使用された材料
に応じて、引張り補強部材および/または蒸気抑
制部材および/または通気または水に対する密閉
部材として使用される。両面を被覆することによ
り、片面を被覆した場合と同じ付加機能を有する
両面補強が行われる。成形部材は、その他の材
料、例えば石こう厚紙板と結合することもでき
る。
本考案による成形部材によれば、特に経済的か
つ効果的な断熱系が実現できる。取扱い易さの各
善によつてこれら成形部材は、とりわけ家庭作業
の分野にも適している。
本考案の実施例を以下図面によつて説明する。
第1図は、長さ=100cm、幅b0=62cm、厚さ
d=10cm、切込み間の間隔e=5cmおよび切込み
の深さs=8cmを有する密度15g/の難燃性の
発泡ポリスチレン製板の斜視図を示している。板
の側面は、わずかに傾斜している。切込面に対し
て直角方向に軽く圧縮することによりこの板は湾
曲でき、かつ容易に2本のたる木の間に組込みで
きる。
このことは、第2図に示されており、ここにお
いてSは、屋根のたる木、かつLは屋根のぬき板
を表わしている。たる木間の間隔bは、60cmであ
り、断熱板の幅よりいくらか狭い。それにより組
込まれた板は応力を有し、この応力によつてこの
板は、安定な形状を有し、かつ、たる木の間にも
保持される。傾斜した長手縁により、たる木の間
に組込んだ際に曲げモーメントが作用し、この曲
げモーメントは、板の自重によるものに対して反
対に作用する。従つて、自重による板の曲げ力が
補償される。付加的に、この板は、さらに、くぎ
Nによつてたる木に固定してもよい。
第3図に、本考案による板の別の実施例が示さ
れており、ここにおいて直交するようにまたは75
゜以上の角度で延びた切込みは、板の一方の面に
設けられている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による板の実施例を示す斜視
図、第2図は、2つのたる木の間にそう入された
板を示す断面図、第3図は、本考案の第2の実施
例を示す斜視図である。 ……長さ、b0……幅、d……厚さ、e……切
込間の間隔、s……切込みの深さ、S……たる
木、L……ぬき板、b……たる木間の間隔、N…
…くぎ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 2cm乃至20cmの厚さと、10g/乃至100
    g/の密度を有する硬質発泡材料から成る板
    状成形部材において、 多数の切込みが板の両面に設けられ、該切込
    みが、板主平面に対し直角または75゜以上の角
    度で延びていて、上記切込み間の間隔が、板厚
    より小さく、かつ上記切込みの深さが、上記板
    厚の半分より深いことを特徴とする板状成形部
    材。 (2) 上記切込みと平行である側面が若干傾斜して
    いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の板状成形部材。 (3) 前記板主平面に対して平行である一方または
    両方の表面が、引張りには強く、可撓性を有す
    る材料によつて、必要により側部縁突起と共に
    被覆されていることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の板状成形部材。 (4) 直交するようにまたは75゜以上の角度で延び
    た2組の前記切込みが、発泡材料板の少なくと
    も一方の面に設けられていることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の板状成形
    部材。
JP1979109590U 1978-08-16 1979-08-10 Expired JPS6146096Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE2835698 1978-08-16
DE19797906823 DE7906823U1 (de) 1979-03-12 1979-03-12 Schaumstoff-platte
DE19797906824U DE7906824U1 (de) 1979-03-12 1979-03-12 Schaumstoff-platte

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5531698U JPS5531698U (ja) 1980-02-29
JPS6146096Y2 true JPS6146096Y2 (ja) 1986-12-25

Family

ID=27187641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979109590U Expired JPS6146096Y2 (ja) 1978-08-16 1979-08-10

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPS6146096Y2 (ja)
ES (1) ES245135Y (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10169031A (ja) * 1996-12-09 1998-06-23 Achilles Corp 断熱材

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JPS5844310U (ja) * 1981-09-21 1983-03-25 金山化成株式会社 嵌込式木造住宅用断熱材
JPS60159106U (ja) * 1984-03-30 1985-10-23 鐘淵化学工業株式会社 部材間挿入断熱材
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Also Published As

Publication number Publication date
ES245135Y (es) 1980-05-16
ES245135U (es) 1979-12-16
JPS5531698U (ja) 1980-02-29

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