JPH0535578U - 自動二輪車のラジエタ取付け構造 - Google Patents

自動二輪車のラジエタ取付け構造

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JPH0535578U
JPH0535578U JP8654891U JP8654891U JPH0535578U JP H0535578 U JPH0535578 U JP H0535578U JP 8654891 U JP8654891 U JP 8654891U JP 8654891 U JP8654891 U JP 8654891U JP H0535578 U JPH0535578 U JP H0535578U
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JP
Japan
Prior art keywords
radiator
frame
hook
mounting structure
connecting member
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Pending
Application number
JP8654891U
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English (en)
Inventor
浩志 井之川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動二輪車のエンジン冷却用のラジエタの取
付け構造を簡単にし、組付けを容易にする。 【構成】 フレーム2、3の下部前方に幅方向の下部ボ
ス21を設け、ラジエタ9の下部に後方へ伸びるフック
部材11を設け、該フック部材11のフック溝11aを
下部ボス21に係合させて上部の連結部材9をねじ止め
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、水冷式エンジンを搭載した自動二輪車におけるラジエタの取付け構 造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のラジエタ取付け構造は、実開昭63−30291号公報に示されるよう に、ラジエタの上下から伸びるブラケットを、フレームの対応位置にあるブラケ ットにねじ止めするものが一般である。また実開昭62−74093号公報に見 られるように、ラジエタの上端に上方へ突出する上部ピン、下端に下方へ突出す る下部ピンを設け、下部ピンをフレームに設けたピンは穴に嵌合し、上部ピンを 連結部材のピン穴に嵌合し、該連結部材をフレーム上部にねじ止めする形式のも のもある。
【0003】 しかし、前記のラジエタの上下をねじ止めするものは、ねじ止め部が多いため 組付けに手間がかかる。また、前記のラジエタの上下のピンにより結合するもの は、下部のピンを下部のピン穴に嵌合する際に、下部のピンの長さ分だけラジエ タを上下に動かすことができる余裕が、ラジエタ上部とフレームの間になければ ならず、しかも、下部のピン穴を備える部材が取付けられるフレーム部分が、ラ ジエタ取付け位置まで伸びている構造でなければならない。
【0004】 そして、いずれの場合もラジエタの取付け姿勢は、フレームの構造に左右され 、通風量の多い直立に近い状態に配置することが困難である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、前記の従来技術を改善し、ねじ止め部分を少なくし、かつフレーム に構造上の制約があってもラジエタを適正な姿勢で配置でき、かつ容易にラジエ タを取付できる手段を得ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案における前記課題の解決手段は、ヘッドパイプから後下方に伸びるフレ ームを有する自動二輪車において、フレームのヘッドパイプ近傍に下方へ伸びる 上部ブラケットを突設し、該フレームの下方位置に車幅方向に下部ボスを突設し 、ラジエタの上部に連結部材を連設し、下部にフック部をもつフック部材を連設 し、該フック部を前記下部ボスに係合させ、かつ前記連結部材を前記上部ブラケ ットにねじ止めすることを特徴とする。
【0007】
【作用】
前記の手段を備えるから、ラジエタの下部のフック部材を下部ボスに係合させ 、上部の連結部を上部ブラケットにねじ止めすることにより、ラジエタの取付が 完了する。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に従って説明する。図1、2において1は自動二 輪車、2、3は左右の主フレームで鋳造によるものであり、ヘッドパイプ4が共 締めにより結合されている。5、6は上下のリヤフレームで主フレーム2、3か ら後方へ伸び、シート5aを取付けるシートレールを兼ねる。エンジン7は、主 フレーム2、3に固定され、その後部上方に気化器8を備える。ラジエタ9は、 主フレーム2、3の前部にボルト10、フック部材11によって固定される。
【0009】 燃料タンク12は、後端がリヤフレーム5にヒンジ13で回動自在に枢支され 、前端に下向きのロック部14が連結され、これに保持されたボルト14aを車 体側のねじ穴に螺合することにより固定するようになっている。また、燃料タン ク12の上昇位置を保持するためにステー15がフレーム側に起伏自在に設けら れ、タンク底面の掛金15aに係合するようになっている。
【0010】 そして、燃料タンク12の底板12aの下面に燃料コック16が取付けられ、 該燃料コック16から管状のストレーナ17が燃料タンク12内に伸び、また燃 料コック16の出口側と前記気化器8の間には、両部16、8を連通する可撓性 の燃料管18が接続されている。
【0011】 該燃料管18は、前記ヒンジ13側に迂回して湾曲部18aで略V形に湾曲し ている。したがって、燃料タンク12を図示の上昇位置又は正常位置に回動して も、燃料管18は、主として湾曲部18aの曲率が変化するだけで、直線部分は 、燃料タンク12及びエンジン7に対して相対位置が殆ど変化しない。
【0012】 前記ラジエタ9の取付け手段の詳細は、図2以下に示されている。ラジエタ9 は、上端にL字形の連結部材19が取付けられており、下端には後方へ伸びるフ ック部材11が取付けられ、フック11部材の後端には下向きのフック部即ちフ ック溝11aが形成されている。
【0013】 主フレーム2、3のヘッドパイプ4の近傍には上部ブラケット20が設けられ 、その下方の下向きの突部2a、3aには内向きの一対の下部ボス21が突設さ れ、これに樹脂製で周溝22aをもつグロメット22が嵌着される。
【0014】 図4に示すように、ラジエタ9を矢印A方向に動かしてフック溝11aをグロ メット22の周溝22aに係合させ、次に矢印B方向に回動して連結部材19を 上部ブラケット20に当接し、図2に示すようにボルト10で固定することによ りラジエタ9は取付けられる。フック部材11の長さは、ラジエタ9を直立に近 い姿勢で取付ける長さとするのが好ましく、このようにすると、走行風の通過量 が大となり、冷却作用を大きくすることができる。図中24はラジエタリザーブ タンク、25は電装品取付け板である。
【0015】 なお、グロメット7を用いることなく、フック溝11aを直接下部ボス6に係 合させるものとしてもよい。また、フック溝11aの開口方向は、図示の下向き に限ることなく、前、後又は上向きであってもよい。
【0016】 更に、本考案のフレームには通風用のダクトを設け、電装品用のワイヤハーネ スを、該ダクト内に配置することができる。
【0017】
【考案の効果】
以上のように本考案は、ラジエタの下部をフック部材でフレームに係合させる から、上部のみをねじ止めすればよく、構造が簡単で組付けも迅速に行うことが でき、これによりコストを低下できる効果を奏する。
【0018】 また、長さの異なるフック部材を用いることにより、下部ボスの位置の異なる 車両にも適用することができる利点を有する。
【0019】 更に、ラジエタは、フレーム構造と無関係に直立に近い状態で取付けできるか ら、走行時に大量の冷気と熱交換するものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案を実施した自動二輪車の側面図
【図2】 同上要部側面図
【図3】 同上下部正面図
【図4】 組付け説明図
【符号の説明】
2、3 フレーム 9 ラジエタ 10 ボルト 11 フック部材 19 連結部材 20 上部ブラケット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドパイプから後下方に伸びるフレー
    ムを有する自動二輪車において、フレームのヘッドパイ
    プ近傍に下方へ伸びる上部ブラケットを突設し、該フレ
    ームの下方位置に車幅方向に下部ボスを突設し、ラジエ
    タの上部に連結部材を連設し、下部にフック部をもつフ
    ック部材を連設し、該フック部を前記下部ボスに係合さ
    せ、かつ前記連結部材を前記上部ブラケットにねじ止め
    することを特徴とする、自動二輪車のラジエタ取付け構
    造。
JP8654891U 1991-10-23 1991-10-23 自動二輪車のラジエタ取付け構造 Pending JPH0535578U (ja)

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JPH0535578U true JPH0535578U (ja) 1993-05-14

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ID=13890061

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JP8654891U Pending JPH0535578U (ja) 1991-10-23 1991-10-23 自動二輪車のラジエタ取付け構造

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