JPH0535546Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0535546Y2
JPH0535546Y2 JP2775888U JP2775888U JPH0535546Y2 JP H0535546 Y2 JPH0535546 Y2 JP H0535546Y2 JP 2775888 U JP2775888 U JP 2775888U JP 2775888 U JP2775888 U JP 2775888U JP H0535546 Y2 JPH0535546 Y2 JP H0535546Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable
movable platen
switch
rolling members
knob
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2775888U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01132032U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2775888U priority Critical patent/JPH0535546Y2/ja
Publication of JPH01132032U publication Critical patent/JPH01132032U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0535546Y2 publication Critical patent/JPH0535546Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、摩擦を軽減するための転動部材を具
備したスイツチの可動盤の構造に関する。
〔従来の技術〕
従来から、スイツチ用摩擦低減部材として、実
開昭61−139538号公報に開示されているように、
小型円柱型状のコロが使用されている。該コロ
は、スチールボール同様に可動部材との摩擦を低
減するための部材であり、グリス等を塗着し、利
用される。コロは、該コロの径の約3分の2の深
さがある溝に単に挿入されて取付けられ、ローラ
ーとしての役目を有する。
また、実開昭51−86566号公報に開示されたシ
ーソー式スイツチのように、スチールボール及び
可動子を揺動するノブの先端部に係止させたもの
がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前述した実開昭61−139538号公報に開示された
スイツチは、摩擦低減部材を単なる溝に挿入して
配置しているため、離脱し易いという問題点があ
る。
また、前述した実開昭51−86566号公報に開示
されたシーソー式スイツチのスチールボール及び
可動子は、節度用部品として使用されるものであ
り、例えば、複数の可動接片を作動させることが
できる大型の可動盤においては、スイツチケース
との接触部分の接触面積が広いためスチールボー
ル等は適さない。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係るスイツチの可動盤の構造は、ノブ
とガイド盤と可動盤と接点を備えた極盤とでなる
スイツチの可動盤において、転動部材を挿入する
ための複数の係合溝を該可動盤面上に配設し、前
記係合溝に隣接して弾性抑止部を形成したことに
より、上記転動部材が可動盤面上から離脱するこ
とを防止している。
〔作用〕
コロ等の転動部材を嵌挿した係合溝の縁部に弾
性抑止部を形成したことにより、該弾性抑止部で
転動部材を保持し、係合溝から転動部材が脱出す
ることを防止する。このため、組付け時及びスイ
ツチ使用時に転動部材が係合溝から脱出すること
を防止し、組立性を向上させると共にスイツチの
娯作動等を防止することができる。
〔実施例〕
以下、第1図ないし第4図に基づき本考案に係
るスイツチの可動盤の構造の一実施例を詳述す
る。
1は、例えばロータリー式スイツチ等のスイツ
チノブである。該ノブ1は、シヤフト2に圧入す
ることにより、該ノブ1の内部に形成された爪1
aがシヤフト2の係止溝2aに嵌着され固定され
る。シヤフト2は、一端部がノブ1に他端部がケ
ース3に内設されたガイド盤4を挿通し、止め輪
16にて固定している。2bは、止め輪16を嵌
合するための溝である。ケース3は、極盤14と
の間に可動盤5を介在している。ガイド盤4は、
ノブ1を回転することにより軸穴4aを中心とし
て揺動する。4bは、可動盤5の連結部5aに係
合する連結突起である。4cは、スプリング17
及びスチールボール18を挿入するための盲孔で
ある。可動盤5は、ノブ1の回転操作により揺動
するガイド盤4に連結され、ノブ1が回転すると
該ガイド盤4が揺動し、可動盤5が左右動する。
該可動盤5は、上面にガイド盤4に連結するため
の連結部5aと、転動部材6及び7を挿入するた
めの係合溝5b及び5cを形成している。連結部
5aは、U字型の2つの突起から成り、ガイド盤
4の連結突起4bに係合している。係合溝5b及
び5cは、転動部材6及び7を遊嵌するための形
成されたものであり、連結部5aの両側に穿設さ
れる。該係合溝5b及び5cは、両溝内部の両端
部に転動部材6及び7を保持するための保持部5
d,5e,5f及び5gを形成している。可動盤
5は、係合溝5b及び5c内の保持部5dと保持
部5eの間、及び保持部5fと保持部5gとの間
に孔5h及び5iを穿設している。可動盤5の係
合溝5b及び5cは、中央部外側に転動部材6及
び7を支持するための弾性抑止部5j及び5kを
形成している。保持部5d,5e,5f及び5g
は係合溝5b及び5cに挿入した転動部材6及び
7を可動盤5の上面から所望の高さまで突出させ
た状態に配置させるための段差部分である。係合
溝5b及び5c内に形成された孔5h及び5i
は、該係合溝5b及び5cに係合した転動部材6
及び7を取り出すときに、下方から転動部材6及
び7を押圧し、離脱できるように形成した嵌挿孔
である。弾性抑止部5j及び5kは、転動部材6
及び7が係合溝5b及び5cから脱出することを
防止するために係合溝5b及び5cの中央部外側
に形成している。該弾性抑止部5j及び5kは、
係合溝5b及び5cから転動部材6及び7が脱落
することを防止するために先端部内側を突出させ
ている。可動盤5は、下面に可動ピン8,9及び
10とスプリング11,12及び13を挿設する
ための可動ピン挿設部5lを形成している。転動
部材6及び7は、例えばコロ等であり、可動盤5
が移動することによりケース3の上壁面に形成し
た規制突条3a,3bに摺接する。転動部材6及
び7は、可動盤5とケース3との間に介設され、
該可動盤5がケース3内に円滑に作動させるため
のものである。可動ピン8,9及び10は、可動
盤5が移動することにより、可動接片15の面上
を摺動する。極盤14は、ケース3の下蓋を兼備
しており、可動接片15を載置している。
本考案に係るスイツチの可動盤の構造は、以上
のような構成であり、次に作用を詳述する。
転動部材6及び7を可動盤5の係合溝5b及び
5cに挿入する。転動部材6及び7は、係合溝5
b及び5cに遊嵌され、該係合溝5b及び5cの
底面となる保持部5d,5e,5f及び5gの上
に載置され、かつ転動部材6及び7が回動可能な
状態で弾性抑止部5j及び5kにより抱持され
る。このため、転動部材6及び7は、振動等によ
り可動盤5の係合溝5b及び5cから脱出するこ
とを防止する。可動盤5にスプリング11,12
及び13と可動ピン8,9及び10を挿入し、該
可動盤5を可動接片15を支持した極盤14上に
載置する。可動盤5の連結部5aを、シヤフト2
によりケース3内に支持され、かつスプリング1
7及びスチールボール18を挿入したガイド盤4
の連結突起4bに係合させ、ケース3を極盤14
に嵌合させる。
組付けられたスイツチは、ノブ1を回転すると
ガイド盤4が揺動する。該ガイド盤4に連結され
た可動盤5は、スライド移動する。可動盤5がス
ライド移動すると、スプリング11,12及び1
3の弾力により常時ケース3の規制突条3a及び
3bに圧接している転動部材6及び7が可動盤5
の移動に伴なつて摺動する。ケース3の規制突条
3a及び3bは、ノブ1の回転時に、可動盤5に
組付けられた転動部材6及び7に摺接するが、該
転動部材6及び7により両者間の摩擦を低減され
るため、グリス等の潤滑剤が不要となる。また、
転動部材6及び7を可動盤5とケース3との間に
配設したことにより、可動盤5の材料を含油樹脂
等の高価なものにすることが不要となるため、可
動盤5のコストを低減することができる。可動盤
5がスライド移動すると、可動盤5の移動に伴な
つて可動ピン8,9及び10が移動し、可動接片
15を揺動させる。可動接片15が揺動すると、
スイツチがON、OFFする。
〔考案の効果〕
本考案に係るスイツチの可動盤の構造は、転動
部材を挿入する係合溝の縁部に弾性抑止部を形成
したことにより、摩擦低減部材として機能し得る
転動部材が振動等により該係合溝から脱出するこ
とを防止する。このため、転動部材が充分機能
し、そして該転動部材及び可動盤の組付性を向上
することができる。また可動盤の摺動部分にグリ
スを塗布することや、可動盤の材質を高品質の含
油剤にする必要がなく、構成部品を削減すること
ができる。また、接点部にグリス等が付着し、接
点不良を惹起することを防止する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は、本考案に係るスイツチ
の可動盤の構造の一実施例を示す図面であり第1
図はスイツチの分解斜視図、第2図は可動盤の拡
大断面図、第3図はスイツチの拡大垂直断面図、
及び第4図は第3図の矢視A−A線方向の断面図
である。 3……ケース、4……ガイド盤、5……可動
盤、5b,5c……係合溝、5d,5e,5f,
5g……保持部、5h,5i……孔、5j,5k
……弾性抑止部、6,7……転動部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ノブと、ガイド盤と、可動盤と、接点を備えた
    極盤とでなるスイツチの可動盤において、転動部
    材を挿入するための複数の係合溝を該可動盤面上
    に配設し、前記係合溝に隣接して弾性抑止部を形
    成したことを特徴とするスイツチの可動盤の構
    造。
JP2775888U 1988-03-02 1988-03-02 Expired - Lifetime JPH0535546Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2775888U JPH0535546Y2 (ja) 1988-03-02 1988-03-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2775888U JPH0535546Y2 (ja) 1988-03-02 1988-03-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01132032U JPH01132032U (ja) 1989-09-07
JPH0535546Y2 true JPH0535546Y2 (ja) 1993-09-09

Family

ID=31250530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2775888U Expired - Lifetime JPH0535546Y2 (ja) 1988-03-02 1988-03-02

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0535546Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01132032U (ja) 1989-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7406745B2 (en) Wheel assembly
EP0323718B1 (en) Self-contained linear bearing unit and linear bearings embodying such units
JPH0735823B2 (ja) ロ−ラ同期型一方向クラツチ
JPH0535546Y2 (ja)
US6454069B2 (en) Oneway clutch bearing
KR100410747B1 (ko) 자동변속기용 변속레버조립체
EP0138136B1 (en) Slide switch sideways operation adapter
JPS6144352Y2 (ja)
JPS633065Y2 (ja)
JPS6120684Y2 (ja)
JPH0235140Y2 (ja)
US2914366A (en) Thrust bearing
JPH029476Y2 (ja)
JPS6318095Y2 (ja)
JPS5821058Y2 (ja) レバ−スイツチ
JPH0741927U (ja) 複合操作形スイッチ
JPH0138835Y2 (ja)
JPH0345493Y2 (ja)
JPH08167344A (ja) マイクロスイッチ
JPH0138837Y2 (ja)
JPH0336322Y2 (ja)
KR100302812B1 (ko) 디턴트 스톱퍼
KR200149472Y1 (ko) 비디오 테이프 카세트의 릴 록킹구조
JPH0117062Y2 (ja)
JPH0313945Y2 (ja)