JPH029476Y2 - - Google Patents

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JPH029476Y2
JPH029476Y2 JP15695884U JP15695884U JPH029476Y2 JP H029476 Y2 JPH029476 Y2 JP H029476Y2 JP 15695884 U JP15695884 U JP 15695884U JP 15695884 U JP15695884 U JP 15695884U JP H029476 Y2 JPH029476 Y2 JP H029476Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は操作スイツチカバーへの把手取付け及
び取外し構造の簡易化を図ることを目的とした操
作スイツチの把手取付装置に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
従来この種の操作スイツチの把手取付装置にお
いては、例えば特開昭56−26316号公報に記載さ
れた構成のように、セレクトスイツチのハンドル
60の脚筒63下端フツク片62と、このハンド
ルを取付ける操作軸2の上端に形成した環状突起
2aとを弾性を利用して着脱可能な嵌着係合部を
形成するとともに、常時は方向指示部材64にて
閉塞するようにしてなる窓孔65を前記ハンドル
60の上面に形成し、前記ハンドル60と操作軸
2との係合を解く場合は、前記窓孔65を介して
行なうようにしたものが示されている。
しかしながら、このような従来の構成ではフツ
ク片62が環状突起2aより簡単に外れないよう
にフツク片62は相当強い弾性力を必要とし、そ
のため取外しが困難で、取外しの際無理な力をか
けると部分的に破損するおそれもあり、フツク片
62を構成する弾性樹脂部材の材料の選定が制限
されるという欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案はこのような従来の欠点を解消し、取付
が確実で弾性脚の弾性力が弱くてもよく、取付、
取外しを簡単にし、弾性脚を構成する材料の選定
範囲を幅広くすることを目的とするものである。
〔考案の構成〕
本考案は上部に把手部、下面中央には筒状に突
出し、中心部に角穴と先端に係止爪および先端部
を数片に分割する軸方向の溝を有する弾性脚とか
ら成る把手体を設け、上部に前記把手体の弾性脚
を圧入嵌着する透孔と内側に作用子を嵌入する縦
方向に複数個の溝を有する円筒状のカバーを設
け、上部に前記把手体の角穴に適合し外側に押し
拡げるように嵌合する角形突起と下部に円筒状カ
ムを有する操作カム体を設けたことを特徴とする
操作スイツチの把手取付装置を得るものである。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。第1図は操作スイツチの支持枠取付状態
における縦断正面図、第2図は同じく平面図、第
3図は操作スイツチ要部の分解斜視図である。図
において1は上部が円筒形で下部が鍔状1aをな
し中央に貫通孔1bを形成した基台、2は基台1
の中央部を縦に貫通する貫通孔1bに摺動自在に
挿通された操作軸で、操作軸が貫通孔1bの上方
に露出した部分の中程に止め金具3を装着する。
4はこの操作軸2の止め金具3と基台1上面に設
けられた段部1cとの間に嵌装され、操作軸2を
上方向へ押圧する反発スプリング、5は止め金具
3とスプリング4との間に挿嵌されたスプリング
座でスプリング4はこのスプリング座5と基台1
の上面段部1cとの間に安定した嵌装状態を保
つ。止め金具3はEリング等を用い操作軸2の取
付溝に嵌込み取付ける。6は操作軸2の上端面に
当接する作用子で、操作軸2を介してスプリング
4により上方に押圧される。作用子はこの場合丸
棒状ピンとしている。7は前記作用子6に当接し
回転摺動する操作カム体で、上部に四角形突起7
aと下部に円筒状カム7bを有し、円筒状カム7
bの下面に波形凹凸溝7cを設け、操作カム体7
の回動に従い凹凸溝7cの高低により前記作用子
6の上下ストローク位置を制御するようにしてい
る。8は基台1の上部に当接し操作カム体7を覆
う円筒状のカバーで、上部の中心部に透孔8a、
透孔8aの周縁に円筒状径小凸部8b、内壁の縦
方向に複数対例えば直交する2対の摺動溝8c、
下端全周に基台1の上面外周段部1dに当接する
鍔8dを有する。カバー8の透孔8aの内部周縁
に突起部8eを設け、その一部に切欠ぎ8fを設
ける。この切欠ぎ8fに前記カム体7の周縁上面
に設けた突起7dが係合し、カム体7の回転角度
が規制される。溝8cにはその一対を選んで前記
作用子6が摺動可能に嵌合する。9は上部に把手
部9aと下面中央には円筒状に突出し、前記カバ
ー8の透孔8aに回動可能に嵌合する軸9bを有
する把手体で、軸9bの中間段部9cを設け、そ
の基部は径を大きく、先端嵌合部9dは径を小さ
くしている。軸9bはその先端中心部に四角穴9
eと先端周辺に張出した係止爪9f、先端部を数
片に分割する軸方向の溝9gを有する。この把手
体9特にその軸先端部は弾性材で構成し、軸先端
部は材料の弾性と溝9gを設けたことにより、弾
性的たわみ性を有する弾性脚9hを形成する。把
手体軸先端弾性脚9hの係止爪9fの外径はカバ
ー8の透孔8aより大きく、軸9bを挿入すると
きは、係止爪9fが透孔8aの内壁に押されて弾
性的にすぼみ、透孔8a内を通過後弾性により復
帰する。この復帰によつて係止爪9fが透孔8a
の下端面に係合する。軸9bの段部9cから係止
爪9fの係止面までの長さは、透孔8aの長さと
略同一とし僅かに余裕を持たせる。また軸9bの
先端の四角穴9eに前記操作カムの四角形突起7
aが、弾性脚9hを外側に押し拡げ、弾性脚9h
を透孔8aと四角形突起7aとの間に回動可能な
程度に挟持するように嵌合し、このようにして、
弾性脚9hがすぼむのを防止し、爪9fの係合を
保ち、抜け止めとしている。カバー8の透孔8a
の上端部凸部8bの内側に径大部8eを設け、こ
の透孔径大部8eと軸9bの径小部外面、軸9b
の段部9c下面によつて囲まれる空間にOリング
10を弾力的に装着し、このOリングで把手体9
とカバー8間を気密を保持する。11は操作スイ
ツチ本体、12は支持枠で、支持枠12の取付孔
12aに把手体9、カバー8を下方より嵌装し、
カバー8の鍔8dの上面が支持枠12の下面に当
接し、さらに下方より基台1の上面段部1cが当
接し、鍔8dは段部1dにより支持枠12に押付
けられ、かつ外面を覆われる。操作スイツチ本体
11が基台1の下面に取付固定される。操作軸2
の下端が図示しない内部スイツチ構造に作用可能
に係合し、操作軸2の上下操作により作動され
る。これら操作スイツチ組立体を支持枠12に固
定するには、基台1を固定ねじ等で支持枠12側
へ圧接固定することにより行なわれる。
次に、上記のように構成されたものの組立て方
を説明する。
カバー8上面の径小凸部8bの内側にOリング
10を嵌合し、把手体9の軸9bを透孔8aに挿
通する。軸9bの係止爪9fは透孔8a内で弾性
的にすぼんで通過し、下方に露出すると弾性脚9
hの弾力により復帰して、軸9b先端の係止爪9
fが透孔8aの下面に係合する。次に、操作カム
体7をカバー8内に嵌装し、操作カム体7の上部
角形突起7aを軸9bの先端角穴9eに嵌合す
る。この嵌合により係止爪9fはすぼむのを阻止
されるので、把手体9とカバー8は確実に係合さ
れ、角形突起7aと角穴9eの係合により連動可
能となる。次に、作用子6をカバーの縦溝8c内
を摺動可能なように嵌装し操作カム体7の下面波
形凹凸溝7cに当接せしめる。このようにして組
立てた把手体9、カバー8、操作カム体7、作用
子6の組立体Aを支持枠12の取付穴12aに嵌
挿し、鍔8dを支持枠12の下面に当接させる。
一方操作軸2に止め金具3を装着し、基台1の貫
通孔1bに挿通し、その際基台1の上部段部1c
と止め金具3との間に反発スプリング4、スプリ
ング座5を嵌装する。このようにして組立てられ
た基台1、操作軸2、止め金具3、反発スプリン
グ4、スプリング座5の組立体Bを前記組立体A
の下方に嵌合する。このとき、操作軸2の上端面
は作用子6に当接し、反発スプリング4の付勢力
により操作軸2を介して作用子6に操作カム体7
の波形凹凸溝7cに弾力的に圧接せしめ、また、
基台1の上面外周段部1dをカバー8の鍔8dの
下面に当接せしめる。基台1の下面に操作スイツ
チ本体11を取付固定し、その内部スイツチ機構
に操作軸2を作用可能に係合せしめ、また、基台
1を支持枠12側へ圧接固定する。
次に上記のように構成されたものの動作につい
て説明する。
把手体9の把手部9aを回転させると、操作カ
ム体7が共動して回転し、操作カム体7の下面波
形凹凸溝7cの形状に合せて作用子6が上下し、
それに伴つて操作軸2が上下し、操作スイツチ本
体11の内部スイツチ機構が作動される。作動ス
テツプを何段階か設け、各ステツプ毎に把手体9
の位置が保持されるよう作用子6を安定的に保持
する溝8cが必要に応じて設けられる。
上記において、四角穴9e、四角形突起7aは
互に嵌合し、把手体9と操作カム体7を係合し把
手体9の回転操作を操作カム体7に確実に伝達す
るもので、角穴9e、角形突起7aは四角に限ら
ず三角、五角、六角、星形等適宜の形状を選定し
得る。即ち、この嵌合はカバー8の透孔8aと操
作カム体7の角形突起7aとの間に、把手体9の
弾性脚9hを挟持し、弾性脚先端の爪9fが係合
することにより脱落を防止するものであり、弾性
脚9hの弾性力は挿入時透孔8aを通過するとき
すぼむためのもので、その力によつて保持するも
のではなく、この弾性力はそれ程強度を大きくす
る必要がないので材質上、構成上の制約を緩和す
ることができる。
〔考案の効果〕
上述したように本考案によれば上部に把手部、
下面中央には筒状に突出し、中心部に角穴と先端
に係止爪および先端部を数片に分割する軸方向の
溝を有する弾性脚とから成る把手体を設け、上部
に前記把手体の弾性脚を圧入嵌着する透孔と内側
に作用子を摺動させる複数個の軸方向の溝を有す
る筒状のカバーを設け、上部に前記把手体の角穴
に対応し外側に押し拡げるように嵌合する角形突
起と下部に円筒状カムを有する操作カム体を設け
たので取付、取外しが簡単かつ確実で、かつ、弾
性脚の弾性は弱い弾性力でよく、弾性脚を構成す
る材料の選定範囲が幅広くなり、価格を安くする
ことができ、また無理な係止力を必要としないの
で破損するおそれもなく、簡単に着脱できるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す操作スイツチの
支持枠取付状態における縦断正面図、第2図はそ
の平面図、第3図は操作スイツチ要部の分解斜視
図である。 1:基台、2:操作軸、7:操作カム体、7
a:角形突起、8:カバー、8c:溝、9:把手
体、9a:把手部、9e:角穴、9f:係止爪、
9g:溝、9h:弾性脚、11:操作スイツチ本
体、12:支持枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部に把手部9a、下面中央には筒状に突出
    し、中心部に角穴9eと先端に係止爪9fおよび
    先端部を数片に分割する軸方向の溝9gを有する
    弾性脚9hとから成る把手体9を設け、上部に前
    記把手体9の弾性脚9hを圧入嵌着する透孔と内
    側に作用子を摺動させる複数対の軸方向の溝8c
    を有する筒状のカバー8を設け、上部に前記把手
    体9の角穴9eに適合し外側に押し拡げるように
    嵌合する角形突起7aと下部に円筒状カム7bを
    有する操作カム体7を設けたことを特徴とする操
    作スイツチの把手取付装置。
JP15695884U 1984-10-16 1984-10-16 Expired JPH029476Y2 (ja)

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JP15695884U JPH029476Y2 (ja) 1984-10-16 1984-10-16

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