JPS6239550Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6239550Y2 JPS6239550Y2 JP1980139714U JP13971480U JPS6239550Y2 JP S6239550 Y2 JPS6239550 Y2 JP S6239550Y2 JP 1980139714 U JP1980139714 U JP 1980139714U JP 13971480 U JP13971480 U JP 13971480U JP S6239550 Y2 JPS6239550 Y2 JP S6239550Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protrusion
- insulating box
- plate
- insulator
- window hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 16
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は絶縁箱体内に絶縁体を圧入して係合さ
せるようにした電子部品の絶縁体嵌合構造の改良
に関する。
せるようにした電子部品の絶縁体嵌合構造の改良
に関する。
一般にスイツチ等の電子部品にあつて、合成樹
脂製絶縁箱体に底蓋や、動作子等の絶縁体を嵌合
させる場合、第1図,第2図に示すように絶縁箱
体1の周壁に窓穴2を形成するとともに、該箱体
1内に嵌合する絶縁体3の外面に突起4を一体成
形しておき、これを箱体1内に押し込むことによ
り、突起4を窓穴2に嵌合させて抜け止めしてい
るが、この種の従来の嵌合構造は一般に突起の先
端が方形状に形成されており、これがために押し
込みの際絶縁箱体1全体もしくはこれに嵌合する
絶縁体3が撓む構造でなくてはならず、撓みの少
い部品の場合には従来板状部6の両端部分が破損
し、不良品の割合が多いものであつた。
脂製絶縁箱体に底蓋や、動作子等の絶縁体を嵌合
させる場合、第1図,第2図に示すように絶縁箱
体1の周壁に窓穴2を形成するとともに、該箱体
1内に嵌合する絶縁体3の外面に突起4を一体成
形しておき、これを箱体1内に押し込むことによ
り、突起4を窓穴2に嵌合させて抜け止めしてい
るが、この種の従来の嵌合構造は一般に突起の先
端が方形状に形成されており、これがために押し
込みの際絶縁箱体1全体もしくはこれに嵌合する
絶縁体3が撓む構造でなくてはならず、撓みの少
い部品の場合には従来板状部6の両端部分が破損
し、不良品の割合が多いものであつた。
本考案は上述の欠点にかんがみ、嵌合の際に破
損することなく、スムーズな嵌合ができ、また取
り出しも容易になされる電子部品の絶縁体嵌合構
造の提供を目的としたものであり、その要旨とす
るところは、合成樹脂製絶縁箱体の側壁に窓穴を
形成するとともに該絶縁箱体内に嵌合する合成樹
脂製絶縁体に前記窓穴に係合する突起を備え、前
記絶縁箱体の窓穴上部の板状部を押し拡げて前記
突起を圧入してなる電子部品の絶縁体嵌合構造に
おいて、前記板状部を扁平として弾性変形可能に
絶縁箱に一体成形するとともに、前記突起の先端
を円弧状に形成し、その先端部下縁側にテーパー
面を形成し、該突起の円弧状部分の上縁部にはそ
の外周縁に開口せしめた複数の溝部を形成し、該
突起の円弧状部分の上縁を前記板状部の下縁に係
合させたことを特徴としてなる電子部品の絶縁体
嵌合構造に存する。
損することなく、スムーズな嵌合ができ、また取
り出しも容易になされる電子部品の絶縁体嵌合構
造の提供を目的としたものであり、その要旨とす
るところは、合成樹脂製絶縁箱体の側壁に窓穴を
形成するとともに該絶縁箱体内に嵌合する合成樹
脂製絶縁体に前記窓穴に係合する突起を備え、前
記絶縁箱体の窓穴上部の板状部を押し拡げて前記
突起を圧入してなる電子部品の絶縁体嵌合構造に
おいて、前記板状部を扁平として弾性変形可能に
絶縁箱に一体成形するとともに、前記突起の先端
を円弧状に形成し、その先端部下縁側にテーパー
面を形成し、該突起の円弧状部分の上縁部にはそ
の外周縁に開口せしめた複数の溝部を形成し、該
突起の円弧状部分の上縁を前記板状部の下縁に係
合させたことを特徴としてなる電子部品の絶縁体
嵌合構造に存する。
次に本考案をプツシユスイツチに実施した例を
第3図以下の図面について説明する。
第3図以下の図面について説明する。
図中10はプリント基板である。このプリント
基板10には表面にプラメツクスイツチと称され
ている薄型のシート状をしたスイツチエレメント
11が貼接されている。
基板10には表面にプラメツクスイツチと称され
ている薄型のシート状をしたスイツチエレメント
11が貼接されている。
プリント基板10の上面には有底のケーシング
12がその底部を当接させて固定されている。そ
して、ケーシング12の底面中央には開口13が
形成され、その開口13を前述したスイツチエレ
メント11の上面に対向させ、開口13内にはク
ツシヨン材14を嵌め込み、スイツチエレメント
11の上面に当接させている。
12がその底部を当接させて固定されている。そ
して、ケーシング12の底面中央には開口13が
形成され、その開口13を前述したスイツチエレ
メント11の上面に対向させ、開口13内にはク
ツシヨン材14を嵌め込み、スイツチエレメント
11の上面に当接させている。
ケーシング12は上方を開放した操作子嵌合用
の筒部15が形成されている。この筒部15は円
筒形に形成され、その内面には軸方向に向けて多
数の突条16,16…が一定間隔毎に形成されて
いる。
の筒部15が形成されている。この筒部15は円
筒形に形成され、その内面には軸方向に向けて多
数の突条16,16…が一定間隔毎に形成されて
いる。
筒部15内には操作子17が上下動自在に嵌合
されている。この操作子17は円筒状に形成さ
れ、その周囲の対称位置に一対の抜止係止突起1
8,18が突設され、その抜止係止突起18,1
8がケーシング12の筒部15に形成した縦溝1
9,19内に嵌合され、ケーシング12の周壁の
窓穴20,20内に嵌入されて抜け止めされてい
る。
されている。この操作子17は円筒状に形成さ
れ、その周囲の対称位置に一対の抜止係止突起1
8,18が突設され、その抜止係止突起18,1
8がケーシング12の筒部15に形成した縦溝1
9,19内に嵌合され、ケーシング12の周壁の
窓穴20,20内に嵌入されて抜け止めされてい
る。
この窓穴20,20の上縁が突起18,18の
上面の接合面18a,18aが当接して係止され
る係止縁21を構成し、その上方の扁平な板状部
22は組立の際、突起18,18を押し込むこと
により弾性的に押し拡げられるようにしている。
突起18,18の上面の接合面18a,18aは
窓穴20上縁の係止縁21に当接するようにして
おり、その接合面18a,18aには多数の溝部
23,23…を一体成形して、接合面18a,1
8a上に塵等が積り難くしている。
上面の接合面18a,18aが当接して係止され
る係止縁21を構成し、その上方の扁平な板状部
22は組立の際、突起18,18を押し込むこと
により弾性的に押し拡げられるようにしている。
突起18,18の上面の接合面18a,18aは
窓穴20上縁の係止縁21に当接するようにして
おり、その接合面18a,18aには多数の溝部
23,23…を一体成形して、接合面18a,1
8a上に塵等が積り難くしている。
また、突起18,18はその先端面18bが円
弧状に形成され、その下側縁にテーパー面18c
を形成しているとともに、前述した板状部22の
上縁内側にテーパー面22aが形成され、操作子
17の組立時に突起18,18を縦溝19,19
内に押し込むことにより、両テーパー面18c,
22aが互いに摺接して板状部22がその中央部
分より順次押し拡げられるようにしている。
弧状に形成され、その下側縁にテーパー面18c
を形成しているとともに、前述した板状部22の
上縁内側にテーパー面22aが形成され、操作子
17の組立時に突起18,18を縦溝19,19
内に押し込むことにより、両テーパー面18c,
22aが互いに摺接して板状部22がその中央部
分より順次押し拡げられるようにしている。
一方操作子17の底面中央には接点押圧用突起
24が突設され、その突起の先端が前述したクツ
シヨン材14の上面に当接されている。
24が突設され、その突起の先端が前述したクツ
シヨン材14の上面に当接されている。
また操作子17の底面とケーシング12の底部
内面との間にはコイルスプリング25が介在さ
れ、このコイルスプリング25により操作子17
を突出方向に附勢している。また操作子17の底
面にはケーシング12の底面に突設したランプソ
ケツト26が挿入され、そのランプソケツト26
にランプ27が嵌合されている。
内面との間にはコイルスプリング25が介在さ
れ、このコイルスプリング25により操作子17
を突出方向に附勢している。また操作子17の底
面にはケーシング12の底面に突設したランプソ
ケツト26が挿入され、そのランプソケツト26
にランプ27が嵌合されている。
図中28はランプ端子接触用のコンタクトであ
り、29は操作子17に施蓋した透光性キヤツプ
である。
り、29は操作子17に施蓋した透光性キヤツプ
である。
本考案は上述のように構成され、ケーシングの
窓穴に係合する突起の先端を円弧状となし、かつ
その先端下縁にテーパー面を形成し、円弧状の上
縁を扁平な板状部の下縁に係合させるようにした
ので、絶縁体の突起を押し込む際に円弧状の中央
部分のみが板状部に当接することとなり、また、
板状部の両端部に極端な剪断力が加わることがな
くなり、絶縁箱体が剛体で撓み性が少ない場合で
も、容易に撓んでスムーズな組み立てがなされ、
破損することもなくなつたものである。
窓穴に係合する突起の先端を円弧状となし、かつ
その先端下縁にテーパー面を形成し、円弧状の上
縁を扁平な板状部の下縁に係合させるようにした
ので、絶縁体の突起を押し込む際に円弧状の中央
部分のみが板状部に当接することとなり、また、
板状部の両端部に極端な剪断力が加わることがな
くなり、絶縁箱体が剛体で撓み性が少ない場合で
も、容易に撓んでスムーズな組み立てがなされ、
破損することもなくなつたものである。
また更には、板状部の下縁に係合する該突起の
円弧状部分の上縁部に複数の溝部を形成したの
で、円弧状部分の上縁部に塵等が積り難くなり、
係合部に塵等を噛むことがなく、極めて高い精度
を必要とする電子部品の絶縁体嵌合構造にも適し
たものとなつた。
円弧状部分の上縁部に複数の溝部を形成したの
で、円弧状部分の上縁部に塵等が積り難くなり、
係合部に塵等を噛むことがなく、極めて高い精度
を必要とする電子部品の絶縁体嵌合構造にも適し
たものとなつた。
第1図は従来例を示す部分縦断面図、第2図は
同平面図、第3図は本考案をプツシユスイツチに
実施した例を示す縦断面図、第4図は第3図中の
−線断面図、第5図は同−線断面図、第
6図は係合部分の部分分解斜視図である。 10……プリント基板、11……スイツチエレ
メント、12……ケーシング、13…開口、15
……筒部、17……操作子、18……突起、18
b……先端面、18c……テーパー面、20……
窓穴、21……係止縁。
同平面図、第3図は本考案をプツシユスイツチに
実施した例を示す縦断面図、第4図は第3図中の
−線断面図、第5図は同−線断面図、第
6図は係合部分の部分分解斜視図である。 10……プリント基板、11……スイツチエレ
メント、12……ケーシング、13…開口、15
……筒部、17……操作子、18……突起、18
b……先端面、18c……テーパー面、20……
窓穴、21……係止縁。
Claims (1)
- 合成樹脂製絶縁箱体の側壁に窓穴を形成すると
ともに該絶縁箱体内に嵌合する合成樹脂製絶縁体
に前記窓穴に係合する突起を備え、前記絶縁箱体
の窓穴上部の板状部を押し拡げて前記突起を圧入
してなる電子部品の絶縁体嵌合構造において、前
記板状部を扁平として弾性変形可能に絶縁箱体に
一体成形するとともに、前記突起の先端を円弧状
に形成し、その先端部下縁側にテーパー面を形成
し、該突起の円弧状部分の上縁部にはその外周縁
に開口せしめた複数の溝部を形成し、該突起の円
弧状部分の上縁を前記板状部の下縁に係合させた
ことを特徴としてなる電子部品の絶縁体嵌合構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980139714U JPS6239550Y2 (ja) | 1980-10-02 | 1980-10-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980139714U JPS6239550Y2 (ja) | 1980-10-02 | 1980-10-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5764013U JPS5764013U (ja) | 1982-04-16 |
JPS6239550Y2 true JPS6239550Y2 (ja) | 1987-10-08 |
Family
ID=29499665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980139714U Expired JPS6239550Y2 (ja) | 1980-10-02 | 1980-10-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6239550Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4424333Y1 (ja) * | 1968-04-05 | 1969-10-15 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5561987U (ja) * | 1978-10-23 | 1980-04-26 |
-
1980
- 1980-10-02 JP JP1980139714U patent/JPS6239550Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4424333Y1 (ja) * | 1968-04-05 | 1969-10-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5764013U (ja) | 1982-04-16 |
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