JPH0535430U - 自動車のサツシユレスドア - Google Patents

自動車のサツシユレスドア

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JPH0535430U
JPH0535430U JP086069U JP8606991U JPH0535430U JP H0535430 U JPH0535430 U JP H0535430U JP 086069 U JP086069 U JP 086069U JP 8606991 U JP8606991 U JP 8606991U JP H0535430 U JPH0535430 U JP H0535430U
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passage
sash portion
door
vehicle
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浩司 黒田
治彦 山本
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Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案は、ウインドパネルのぶれによるサッ
シュ部のシ−ル性を向上させることことを最も主要な特
徴とする。 【構成】昇降口3の一端側に設けた三角形状のサッシュ
部9のウインドパネル4が挿通する通路12の車室側の
内面に、この通路12を挿通するウインドパネル4を車
外側へ規制するスタビライザ20を設けた。これによっ
て、ドア本体2の昇降口3から上方へ出ていくウインド
パネル4を、スタビライザ20により車外側に起こされ
ながら外部へ出ていくようにして、室内側へ倒れる方向
へぶれようとするウインドパネル20の挙動は是正し、
ウインドパネル20の両側面に対してサッシュ部9のイ
ンナリップ13およびアウタリップ14が所定に接する
ようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ドアミラ−が据付可能な三角形状のサッシュ部を昇降口に設けて 構成された自動車のサッシュレスドアに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車には、図4に示されるように横開き式のサッシュレスドアを採用したも のがある。
【0003】 従来、フロントドア1に採用されるサッシュレスドアには、図5および図6に 示されるようにドアインナパネル1a,ドアアウタパネル1bを組合わせたドア 本体2を設け、このドア本体2のウェストラインを構成する上端部に長手方向に 沿って細長状の昇降口3を設け、またドア本体2の内部に前記昇降口3から上方 へウインドガラス4(ウインドパネル)を昇降させるための昇降機構5を内蔵し た構造が用いられる。
【0004】 上記ドア本体2が車体6の車幅方向側部に設けた乗降口にヒンジ(いずれも図 示しない)を介して開閉自在に枢支され、ドア閉時、昇降機構5を使ってウイン ドガラス4を昇降口3から上方へ出すことにより、ドア本体2の上方に在る窓空 間を閉じることができるようにしている。なお、7は乗降口5の開口周縁に設け られ、閉めたウインドガラス4の車室A側の周縁部、ドア本体2の車室A側の周 縁部と密接して、車体6とフロントドア1との間をシ−ルするためのウェザ−ス トリップである。
【0005】 こうしたフロントドア1では、図4ないし図6に示されるように、ドアミラ− 8を取付けたりするために、昇降口3のフロント側の最前端に、三角形状に構成 されたサッシュ部9を設けることが行われている。
【0006】 このサッシュ部9は、図7に示されるように板金をU字形に曲成した外形が三 角形状の芯金10を合成樹脂部材11にインサ−トさせた構造となっていて、こ れにより内部にウインドガラス4が挿通する通路12を構成している。またこの 構造を利用して、通路端の車室A側および車外B側にそれぞれシ−ル用のインナ リップ13、アウタリップ14を設けている
【0007】 そして、このサッシュ部9の車外B側の側面にドアミラ−8を据付けるように し、またインナリップ13、アウタリップ14にて、昇降口3から上方へ出るウ インドガラス4の側面と接して、フロントのウインドガラス4と通路12との間 をシ−ルするようにしている。
【0008】 ところで、このようなサッシュレスドアは、図5に示されるように例えばドア 本体2に内蔵したガイドレ−ル15,15およびウインドガラス4を位置決めす るための規制部材16,16などを用いて、昇降口3から上方(外部)に向かっ てウインドガラス4を所定位置へ上昇させるようにしている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、サッシュレスドアは、ドア本体2から出るウインドガラス4をガイ ドするサッシュが無いために、構造上、ドア本体2から上昇するウインドガラス 4はドア本体2の厚み方向に対してぶれやすい難点がある。通常、サッシュレス ドアでは上昇するにしたがって車外Bから車室A側に張り出すように設定してあ るために、ウインドガラス4の重量の影響を受けて、図6中に示される矢印Cお よび図7中に示される二点鎖線のように車室A側に倒れる方向にぶれやすい。
【0010】 このようなぶれが生じると、図7の実線で示されるようにウインドガラス4の 車室A側および車外B側の側面と、インナリップ13およびアウタリップ14と の接触でなされるはずのシ−ルが、ウインドガラス4が車内A側にぶれることに よって、同図7の二点鎖線で示されるようにウインドガラス4の車外B側の側面 とアウタリップ14とが接しなくなって損なわれてしまう。
【0011】 この考案は、このような事情に着目してなされたもので、その目的とするとこ ろは、ウインドパネルのぶれによるサッシュ部のシ−ル性を向上させることがで きる自動車のサッシュレスドアを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためにこの考案のサッシュレスドアは、昇降口の一端側に 設けた三角形状のサッシュ部のウインドパネルが挿通する通路の車室側の内面に 、この通路を挿通するウインドパネルを車外側へ規制するスタビライザを設けた ことにある。
【0013】
【作用】
この考案のサッシュレスドアによると、ドア本体の昇降口から上方へ出ていく ウインドパネルは、スタビライザによって車外側に起こされ(規制)ながら外部 へ出ていく。
【0014】 すると、室内側へ倒れる方向へぶれようとするウインドパネルの挙動は是正さ れ、ウインドパネルの両側面に対してサッシュ部のインナリップ、アウタリップ が所定に接する。 これにより、ウインドパネルとサッシュ部とのシ−ル性は確保される。
【0015】
【実施例】
以下、この考案を図1ないし図3に示す一実施例にもとづいて説明する。但し 、本実施例において、上記「従来の技術」の項で述べた部分は同一符号を付して その説明を省略し、この項では異なる部位(考案の要部)について説明すること にする。 本実施例は、サッシュ部9の通路12にスタビライザ20を設けて、ウインド ガラス4の挙動を規制した点で異なる。
【0016】 すなわち、スタビライザ20回りの構造について説明すれば、スタビライザ2 0には、例えば図2に示されるように帯板を略U字形に曲成した保持部21の一 方の端部に、突起部22を固定してなる。この突起部22は、内側に向って突き 出るような台形状に構成されている。なお、突出した面は曲面をなしている。ま たこの突起部22は滑り性(摺動性)の良好な部材、例えばナイロンなどから構 成してある。
【0017】 また、サッシュ部9の通路12、例えばドア本体2から離れた上段の通路部分 の内面には、図2および図3に示されるようにU字形の溝部23が設けられてい る。溝部23は、上記スタビライザ20の形状に対応した外形で、かつ保持部2 1の厚み寸法に対応した深さ寸法に形成されている。そして、この溝部23内に 、通路6の開口(インナリップ13とアウタリップ14との間)を通して、上記 スタビライザ20が嵌挿され、突起部22をウインドガラス4を挟む車室A側の 通路内面、すなわち通路の12の車室A側の内面部分に固定している。これによ り、突起部22は、通路12の内部に突き出た状態で設けられ、通路12を挿通 するウインドガラス4を車外B側へ規制できるようにしている。
【0018】 しかして、このように構成されたフロントドア1によると、ウインドガラス4 を閉じるべく、昇降機構5を操作すると、ドア本体2内に格納されていたウイン ドガラス4は、昇降口3およびサッシュ部9を通って次第に上方へ出ていく。
【0019】 このサッシュ部9を通過するとき、ガラスウインド4は、突起部22の先端面 と摺接して、室内A側へ倒れるようとするウインドガラス4を車外B側に起して いく(規制)。
【0020】 これにより、ぶれようとするウインドガラス4の挙動は是正され、ウインドガ ラス4の両側面(車室A側,車外B側)に対して、サッシュ部9の各インナリッ プ13、アウタリップ14の先端が所定に接していく。つまり、ウインドガラス 4とサッシュ部9とのシ−ル性は確保される。 したがって、ウインドガラス4のぶれによるサッシュ部9のシ−ル不良を改善 することができる。
【0021】 なお、一実施例ではU字形の保持部を使ってスタビライザをサッシュ部に取付 ける構造を採用したが、これに限らず、他の手段を用いてスタビライザをサッシ ュ部の通路に取付けるようにしてもよい。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したようにこの考案によれば、ウインドパネルのぶれによるサッシュ 部のシ−ル性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例のサッシュレスドアの要部
となるサッシュ部回りの構造を示す斜視図。
【図2】サッシュレスドアのサッシュ部に装着したスタ
ビライザの取付構造を示すための分解斜視図。
【図3】図1中、X−X線に沿うサッシュ部の断面図。
【図4】サッシュレスドアが装着された自動車の外観を
示す斜視図。
【図5】同サッシュレスドアの正面図。
【図6】同サッシュレスドアに装着されたサッシュ部回
りの構造を示す斜視図。
【図7】図6中、Y−Y線に沿う断面図。
【符号の説明】
1…フロントドア、2…ドア本体、3…昇降口、4…ウ
インドガラス(ウインドパネル)、5…昇降機構、6…
車体、8…ドアミラ−、9…サッシュ部、12…通路、
13…インナリップ、14…アウタリップ、20…スタ
ビライザ、21…保持部、22…突起部、23…溝部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端部にウインドパネルを外部に昇降さ
    せるための昇降口を有し、この昇降口の一端側に三角形
    状に構成されたサッシュ部を有し、かつこのサッシュ部
    の前記ウインドパネルが挿通する通路端の車室側および
    車外側には前記昇降するウインドパネルのパネル面と接
    してシ−ルするインナリップ,アウタリップを有したド
    ア本体をもつ自動車のサッシュレスドアにおいて、 前記サッシュ部の前記ウインドパネルが挿通する通路の
    車室側の内面に、前記通路を挿通するウインドパネルを
    車外側へ規制するスタビライザを設けたことを特徴とす
    る自動車のサッシュレスドア。
JP1991086069U 1991-10-22 1991-10-22 自動車のサッシュレスドア Expired - Lifetime JP2557380Y2 (ja)

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JP1991086069U JP2557380Y2 (ja) 1991-10-22 1991-10-22 自動車のサッシュレスドア

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JPH0535430U true JPH0535430U (ja) 1993-05-14
JP2557380Y2 JP2557380Y2 (ja) 1997-12-10

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01141115U (ja) * 1988-03-23 1989-09-27
JP3013224U (ja) * 1994-12-28 1995-07-11 れんり人形株式会社 結納額

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP3013224U (ja) * 1994-12-28 1995-07-11 れんり人形株式会社 結納額

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