JPH0535224U - 加硫用金型 - Google Patents

加硫用金型

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JPH0535224U
JPH0535224U JP8402591U JP8402591U JPH0535224U JP H0535224 U JPH0535224 U JP H0535224U JP 8402591 U JP8402591 U JP 8402591U JP 8402591 U JP8402591 U JP 8402591U JP H0535224 U JPH0535224 U JP H0535224U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
vent hole
diameter
hole
outside
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Pending
Application number
JP8402591U
Other languages
English (en)
Inventor
和仁 豊丸
Original Assignee
オーツタイヤ株式会社
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベントホールを短時間で簡単に掃除し得るよ
うにする。 【構成】 内外を連通するベントホール6 が設けられた
加硫用金型において、前記ベントホール(6) の金型外面
側が金型内面側に比べて太く形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ベントホールを有する加硫用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばタイヤを加硫成形するための加硫用金型には、加硫成形の際に未加硫品 と金型内面との間に封じ込められる気体を排出させるために、図3に示す如く多 数のベントホール1 を設けたものがあり、この種の従来の加硫用金型では、同図 に示す如くそのベントホール1 は内外全長に亘って直径 1mm〜 2mm程度の貫通孔 により構成されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、加硫成形の際にベントホール1 に金型内面側から未加硫品が流れ込 んでしまい、ベントホール1 が目詰りを生じるため、ベントホール1 を掃除する 必要から、総てのベントホール1 について金型内面側から錐通しを行なっている が、従来ではベントホール1 が内外全長に亘って小径の貫通孔であるため、ベン トホール1 の掃除も錐を金型内面から外面まで挿通しなければならず、ベントホ ール1 の掃除が非常に面倒で、掃除に長時間を要した。
【0004】 本考案は上記問題点に鑑み、ベントホールを短時間で簡単に掃除し得るように したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を解決する本考案の技術的手段は、内外を連通するベントホー ル6 が設けられた加硫用金型において、 前記ベントホール6 の金型外面側が金型内面側に比べて太く形成されている点 にある。
【0006】
【作用】
加硫金型5 内に未加硫品を装填し、金型5 の内外から加熱加圧することによっ て加硫成形が行なわれる。この際金型5 内面と金型5 内に装填された未加硫品と の間に封じ込められた気体はベントホール6 を通して外部に排出される。また、 加硫成形の際にベントホール6 内に未加硫品が流れ込んでベントホール6 が目詰 りを生じるが、金型5 内面側からベントホール6 の金型内面側に錐通しを行なう ことによって、ベントホール6 を簡単に掃除し得る。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を図示の実施例に従って説明する。図1において、5 は加硫金型 で、この金型5 内に未加硫品を装填し、金型5 の内外から加熱加圧させることに よってタイヤを加硫成形するように構成されている。加硫金型5 には内外を連通 する多数のベントホール6 が設けられており、金型5 内面と金型5 内に装填され た未加硫品との間に封じ込められた気体をベントホール6 を通して外部に排出さ せるようになっている。
【0008】 前記ベントホール6 は内側の小径孔部7 と外側の大径孔部8 とから成り、小径 孔部7 は直径1.6mm 程度とされ、大径孔部8 は直径 3mm程度に形成されている。 図2は他の実施例を示し、全長に亘って直径1.6mm の貫通孔の内面側に円筒状 のノートリブッシュ11を埋め込むことによって、直径0.6mm 〜0.8mm 程度の小径 孔部7 と直径1.6mm 程度の大径孔部8 とを有するベントホール6 が形成されてい る。このベントホール6 は従来のベントホールにノートリブッシュ11を埋込んで 、ベントホールを小径化したものであり、ノートリブッシュ11は消耗品であり、 ブッシュ11の抜き替えが必要となるが、ブッシュ11の抜き作業は金型5 の外面よ りブッシュ11を貫き押して抜く方法で行なわれ、この場合ブッシュ11の抜き作業 のメンテナンスも向上する。
【0009】 なお、ノートリブッシュ11の外径は直径 2mm、内径は直径0.6mm 〜0.8mm 、軸 方向の長さは12mmである。
【0010】
【考案の効果】
本考案によれば、ベントホール6 の金型外面側が金型内面側に比べて太く形成 されているので、ベントホール6 を掃除する際にはベントホール6 の金型内面側 のみに錐通しを行なえばよく、ベントホール6 を短時間で簡単に掃除し得る。し かも、ベントホール6 の金型内面側は細いため、加硫成形品にベントホール6 に よる必要以上に大きなバリが形成されたりする不都合もなく、その実用的効果は 著大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案は一実施例を示す断面図である。
【図2】他の実施例を示す断面図である。
【図3】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
5 加硫金型 6 ベントホール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:24

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内外を連通するベントホール(6) が設け
    られた加硫用金型において、 前記ベントホール(6) の金型外面側が金型内面側に比べ
    て太く形成されていることを特徴とする加硫用金型。
JP8402591U 1991-10-16 1991-10-16 加硫用金型 Pending JPH0535224U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006192868A (ja) * 2005-01-17 2006-07-27 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ成形用金型
JP2016150544A (ja) * 2015-02-18 2016-08-22 住友ゴム工業株式会社 ベントホール清掃治具、ベントホール清掃装置およびベントホール清掃方法

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JP4710326B2 (ja) * 2005-01-17 2011-06-29 横浜ゴム株式会社 タイヤ成形用金型
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