JPH0535182Y2 - - Google Patents

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JPH0535182Y2
JPH0535182Y2 JP2032287U JP2032287U JPH0535182Y2 JP H0535182 Y2 JPH0535182 Y2 JP H0535182Y2 JP 2032287 U JP2032287 U JP 2032287U JP 2032287 U JP2032287 U JP 2032287U JP H0535182 Y2 JPH0535182 Y2 JP H0535182Y2
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JP
Japan
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transmission
lock
gear
solenoid
backhoe
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JP2032287U
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JPS63126461U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は全旋回式の道路走行可能なホイルバツ
クホーにおいて、旋回ロツクをしないと高速段に
変速できないようにするための技術に関する。
(ロ) 従来技術 従来から旋回式の建設機械において、上部旋回
部を固定する技術は公知とされている。
例えば、実公昭54−15443号公報の如き技術が
知られているが、これら技術は旋回装置と固定装
置を一本のレバーで操作できるようにしたもので
あつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記のような技術は旋回装置と固定装置を一体
化したものであつて、変速装置とは別構造となつ
ていたのである。
よつて、旋回ロツクをしなくても走行は可能な
のである。しかし、ホイルバツクホーの如く道路
を高速走行可能としたものにおいては、高速段で
の走行時に誤操作により上部旋回部を旋回させる
と大変危険な状態となつてしまうのである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案はこのような不具合を解消するために、
次の如く構成したものである。
道路走行可能な旋回式ホイルバツクホーにおい
て、走行フレームに対する旋回フレームの旋回を
阻止する旋回ロツク部に、ロツクスイツチ23を
配置し、変速装置のシフトレバーを高速段に変速
操作する部位にソレノイド32を配置し、前記旋
回ロツク部がロツク位置で、ロツクスイツチ23
がロツクの時のみに、シフトレバー37を高速段
に変速可能とすべく、変速装置にソレノイド32
を係合させるものである。
(ホ) 考案の作用 このような構成において、ロツクピン22にて
旋回ロツクをしないと、ロツクスイツチ23は
OFFでランプ39が点灯したままとなりロツク
されていないことを表示し、ソレノイド32のシ
ヤフト32aは突出したままとなりシフター27
を3速位置(高速段)に摺動させることができ
ず、低速でしか走行できないのである。つまり、
作業速度でしか走行できないのである。
次に、旋回フレーム5と走行フレーム3をロツ
クするためにロツクピン22をパイプ20,21
に挿入すると、ロツクスイツチ23がONされラ
ンプ39が消燈しロツクされたことが判り、ソレ
ノイド32が作動してシヤフト32aが引き込ま
れるので、シフター27は3速位置まで摺動でき
高速走行が可能となるのである。
(ヘ) 実施例 本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面
に示した実施例の構成に基づいて、本考案の構成
を説明する。
第1図はホイルバツクホーの全体側面図、第2
図は変速装置の油圧回路図、第3図は変速シフタ
ー部の断面図、第4図はロツク部断面図である。
第1図にてホイルバツクホーの全体構成から説
明する。
走行輪1,2を軸架した走行フレーム3の中央
部に軸受支持台4を設け、該軸受支持台4上に旋
回フレーム5を設け、該旋回フレーム5上にエン
ジン室6、運転席7、ハンドル8、操作ボツクス
11、メインブーム10のブラケツト9等を配置
している。
該ブラケツト9にメインブーム10を枢支し、
該メインブーム10の先端にはスイングブーム1
2が枢支され、該スイングブーム12の先端には
バケツト13が枢支され、それぞれ油圧シリンダ
ーにて回動される。
ホイルバツクホーは油圧式変速装置により変速
され、その油圧変速装置は第2図に示すように、
エンジンにて駆動されるポンプ35にて作動油タ
ンク38からの作動油が圧油化され、該圧油はコ
ントロールバルブ31にて切り換えられ、伝動軸
36上の油圧クラツチ40,41,42,43の
いずれかを作動させ、動力の伝達を行い、変速が
行われるのである。
37はシフトレバーであり、3速の位置には後
述するソレノイド32が配置され、また、後述す
るロツクスイツチ23が走行フレーム部に配置さ
れ、ランプ39が操作ボツクス11上に配置され
ている。34は制御回路である。
本考案は前記走行フレーム3と旋回フレーム5
を固定した時に、変速装置の高速段に変速できる
ようにするものである。第4図に示すように旋回
フレーム5に固設したパイプ20から走行フレー
ム3より突出したパイプ21にロツクピン22が
嵌挿されると旋回ロツクされ、前記パイプ21に
はロツクスイツチ23が貼設され、ロツクされた
かどうか検知し、ロツクスイツチ23がONする
とランプ39が消燈する。
変速装置は第3図に示すように、シフターケー
ス25内にシフター軸26を横設し、該シフター
軸26にシフター27を外嵌し、また、シフター
ケース25にバルブケース29を固設して、該バ
ルブケース29内に配置したスプールを前記シフ
ター27にて摺動しコントロールバルブ31を切
り換えている。
そして、シフターケース25にソレノイド32
を固設して高速段(本実施例では3速位置)にソ
レノイド32のシヤフト32aを突出して、前記
ロツクスイツチ23がONされるとシヤフト32
aが引つ込み、3速に変速できるようにしてい
る。
尚、ロツクするためソレノイド32の位置はシ
フトレバー37のガイド部等のシフトを規制する
位置であればよく取付位置は限定しない。
(ト) 考案の効果 以上のような構成・作用により、本考案は次の
ような効果が得られるのである。
即ち、旋回部がロツクされないと高速走行がで
きないため、高速走行中に誤つて旋回レバーに触
れても旋回することはなく、逆に、作業中であれ
ば誤つてシフトレバーを回動しても高速段に変速
できないため高スピードを出すことはなく、安全
性の向上が図れるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はホイルバツクホー全体側面図、第2図
は変速装置油圧回路図、第3図は変速シフター部
断面図、第4図はロツク部断面図である。 23……ロツクスイツチ、32……ソレノイ
ド、32a……シヤフト、37……シフトレバ
ー、39……ランプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 道路走行可能な旋回式ホイルバツクホーにおい
    て、走行フレームに対する旋回フレームの旋回を
    阻止する旋回ロツク部に、ロツクスイツチを配置
    し、変速装置のシフトレバーを高速段に変速操作
    する部位にソレノイドを配置し、前記旋回ロツク
    部がロツク位置で、ロツクスイツチがロツク状態
    の時のみに、シフトレバーを高速段に変速可能と
    すべく、変速装置にソレノイドを係合させること
    を特徴とするホイルバツクホーのロツク装置。
JP2032287U 1987-02-13 1987-02-13 Expired - Lifetime JPH0535182Y2 (ja)

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JP2032287U JPH0535182Y2 (ja) 1987-02-13 1987-02-13

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JP2032287U JPH0535182Y2 (ja) 1987-02-13 1987-02-13

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JPS63126461U JPS63126461U (ja) 1988-08-18
JPH0535182Y2 true JPH0535182Y2 (ja) 1993-09-07

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