JPH0535056Y2 - - Google Patents

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JPH0535056Y2
JPH0535056Y2 JP12285087U JP12285087U JPH0535056Y2 JP H0535056 Y2 JPH0535056 Y2 JP H0535056Y2 JP 12285087 U JP12285087 U JP 12285087U JP 12285087 U JP12285087 U JP 12285087U JP H0535056 Y2 JPH0535056 Y2 JP H0535056Y2
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JP
Japan
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paper
piece
film
roll
locking piece
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JP12285087U
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JPS6429124U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案にアルミ箔、合成樹脂膜、紙等(以下、
単にフイルムという)を巻回したロール巻紙を収
納する保持容器に関する。
〔従来の技術〕
上記保持容器としては例えば第6図に示す構造
のものがある。保持容器50は、ロール巻紙Aを
収納する長方形の箱本体51とこの箱本体51に
一体的に取り付けられる蓋板52および蓋板52
に取り付けられる巻込片53とからなる。54は
適所に取り付けられる鋸刃状の切断刃である。
〔考案が解決しようとする問題点〕 上記ロール巻紙Aからフイルムaを引き出すと
きは、往々にしてロール巻紙Aが箱本体51から
飛び出すおそれがある。このため、蓋板52およ
び巻込片53によりロール巻紙Aを押さえ、フイ
ルムaを引き出す方法が採られている。
しかしながら、ロール巻紙Aは飛び出す傾向に
あり、特に急いでフイルムaを引き出すときはこ
のおそれが大である等の問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はかかる点に鑑み、フイルムの引き出し
に際し、ロール巻紙の飛び出しを簡単な機構によ
り防止することを目的とするものである。
すなわち、その特徴とするところは、保持容器
の両端部には内方に折り曲げるフラツプを備え
る。このフラツプは、収納するロール巻紙端面に
対向する部分と非対向部分とを切り込みにより区
分して対向部分を当接片、非対向部分を係止片と
する。そして、当接片はロール巻紙端面により押
圧保持されるとともに、係止片はフラツプ折り曲
げ部分の自己弾性によりロール巻紙端部を覆う上
方位置に伸張するようにしたことにある。
〔作用〕
フラツプは係止片と当接片とからなり、当接片
はロール巻紙により押圧保持されている。したが
つて、係止片は回動を規制されてロール巻紙の浮
き上がりを抑制する。
〔実施例〕 第1図ないし第5図は本考案の実施例に関す
る。保持容器1はロール巻紙Aを収納すべく第2
図に示すように底板2の上下両側に前板3および
後板4を連設する。この後板4には蓋板5および
巻込片6を順次連設する。また底板2の左右両端
には側板7,8を連設し、両側板7,8にはそれ
ぞれフラツプ10,11を連設する。第2図にお
いて点線cは折り曲げのための折罫線を示す。ま
た、12,13はそれぞれ前板3、後板4の両側
に取り付けた糊付け片であり、側板7,8に接着
し、底板2と前後板3,4および側板7,8によ
り箱本体Bを形成する。なお、14は箱本体Bの
適所例えば前板端部に取り付けた鋸刃状の切断刃
である。
左右のフラツプ10,11はそれぞれ箱本体B
の内方に折り込まれ、収納するロール巻紙Aの芯
筒Dの端面dの当接する中央下部と非当接部分と
を切り込み20,21により区分し、中央下部を
当接片22,23、それ以外を係止片24,25
とする。左右のフラツプ10,11の構造は同一
であり、以下一方のフラツプ10について説明す
る。上記切り込み20により形成される当接片と
係止片との接続長wおよび切り込み20とフラツ
プ折り込み部26との間隔tは可及的に大とする
ことが好ましくこのため切り込み20,21は円
弧状とする。
上記構成において、内方に折り込まれたフラツ
プ10,11は自己弾性によりそれぞれ側板7,
8から離間方向に張り出している。この状態にお
いて、ロール巻紙Aを挿入することにより当接片
22,23は芯筒Dの端面により押し曲げられて
係止片24,25は芯筒Dの上方に位置する(第
3図において、一方のフラツプ10についてのみ
示したが、他方のフラツプ11についても同様で
ある。)。
したがつて、収納したロール巻紙Aのフイルム
aを引き出す際にこれに伴いそのロール巻紙Aに
引き上げ作用を受けたとき、芯筒Dは係止片2
4,25にひつかかる。この係止片24,25は
それぞれ当接片22,23に接続し、当接片2
2,23は芯筒Dに押圧維持されている。したが
つて、係止片24,25は折り込み部26(第4
図および第5図)を中心とした回動を阻止され
る。したがつて、ロール巻紙Aは引き出されるこ
とはない。なお、図において、係止片は芯筒Dに
当接する例を示したが芯筒Dの突出長の短いロー
ル巻紙にあつては係止片は巻回したフイルムの上
面を覆うようにしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案によるときは、保持容器の両端に取り付
けたフラツプに切り込みを施して当接片と係止片
とし、挿入したロール巻紙により当接片を押圧
し、係止片はロール巻紙の端部を覆うようにした
から、フイルの引き出しに伴うロール巻紙の持ち
上がりは係止片に当接し、係止片は当接片により
回動を阻止されるから、ロール巻紙は引き上げら
れることはない。したがつて、ロール巻紙を常に
安定して容器内に収納保持することができる効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の実施例に関し、
第1図はロール巻紙を取り出し状態を示す保持容
器の斜視図、第2図は保持容器の展開図、第3図
は一方のフラツプとロール巻紙との係合状態の説
明図、第4図は第3図における−線に沿う断
面図、第5図は第4図における−に沿う断面
図である。第6図は従来のロール巻紙の保持容器
の斜視図である。 1……保持容器、10,11……フラツプ、2
0,21……切り込み、22,23……当接片、
24,25……係止片、A……ロール巻紙、a…
…フイルム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フイルムを巻回したロール巻紙を収納し、フイ
    ルムを所要長ずつ引き出して切断するように構成
    された保持容器であつて、 容器両端部には、内方に折り曲げるフラツプを
    備え、 前記フラツプは、収納するロール巻紙端面に対
    向する部分と非対向部分とを切り込みにより区分
    して対向部分を当接片、非対向部分を係止片と
    し、 前記当接片はロール巻紙端面により押圧支持さ
    れるとともに、前記係止片はフラツプ折り曲げ部
    の自己弾性によりロール巻紙を覆う上方位置に伸
    張することを特徴とするロール巻紙の保持容器。
JP12285087U 1987-08-10 1987-08-10 Expired - Lifetime JPH0535056Y2 (ja)

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JP12285087U JPH0535056Y2 (ja) 1987-08-10 1987-08-10

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JP12285087U JPH0535056Y2 (ja) 1987-08-10 1987-08-10

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JPS6429124U JPS6429124U (ja) 1989-02-21
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JP4562276B2 (ja) * 2000-11-14 2010-10-13 旭化成ホームプロダクツ株式会社 巻筒体収納箱

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JPS6429124U (ja) 1989-02-21

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