JPH05347573A - コンタクトレスicカードの通信制御システム - Google Patents

コンタクトレスicカードの通信制御システム

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JPH05347573A
JPH05347573A JP4153435A JP15343592A JPH05347573A JP H05347573 A JPH05347573 A JP H05347573A JP 4153435 A JP4153435 A JP 4153435A JP 15343592 A JP15343592 A JP 15343592A JP H05347573 A JPH05347573 A JP H05347573A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
contactless
communication control
person
human
Prior art date
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Pending
Application number
JP4153435A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Morosawa
健司 諸沢
Toshimitsu Oba
俊光 大場
Toru Kadonaga
徹 門永
Kenji Suzuki
健司 鈴木
Mitsuyuki Sasaki
充行 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP4153435A priority Critical patent/JPH05347573A/ja
Publication of JPH05347573A publication Critical patent/JPH05347573A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はコンタクトレスICカードの通信制
御システムに関し、電力の無駄な消費を抑えることがで
きるコンタクトレスICカードの通信制御システムを提
供することを目的としている。 【構成】 人が保持するコンタクトレスICカード4
と、人が接近してきたことを検出する人検出センサ10
と、該人検出センサ10の出力を受けて、人が保持する
コンタクトレスICカード4との通信を開始する通信制
御装置3とで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンタクトレスICカー
ドの通信制御システムに関し、更に詳しくは通信制御装
置とコンタクトレスICカード間でマイクロ波を利用し
て相互通信を行うようにしたコンタクトレスICカード
の通信制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来システムの概念図である。ド
ア1にはマイクロ波を送出し、受信するためのアンテナ
2が取り付けられている。このアンテナ2は通信制御装
置3と接続され、通信制御装置3から駆動され、常時マ
イクロ波を送出している。ここで、コンタクトレスIC
カード4を保持する人5が近づくと、該コンタクトレス
ICカード4からはその内部に書き込まれている情報が
読み出されて変調され、反射波を搬送波として送出され
る。
【0003】アンテナ2はこの反射波を受信すると、通
信制御装置3に通知する。該通信制御装置3は、受信し
たデータを復調し、その内容を解読し、受信したID番
号が予め登録されている番号であるかどうかチェックす
る。そして、そのチェック結果に応じて所定の処理を行
う。例えば、ID番号が一致した場合には、ドアロック
を解除してその人の入室を許可し、ID番号が不一致の
場合にはドアロックを解除しない等の処置をとる。
【0004】図4はデータ読出しの説明図である。図3
と同一のものは、同一の符号を付して示す。通信制御装
置3において、発信器31からは2.5GHzの信号が
発生され、アンテナ2からマイクロ波が常時送出されて
いる。一方、人が近づくと、コンタクトレスICカード
4は、このマイクロ波をアンテナ41で受信する。
【0005】マイクロ波を受信すると、コンタクトレス
ICカード4内に付属のメモリからID番号等のデータ
が読み出され、変調器43に入る。変調器43は、読出
したデータを変調し、位相器42に送る。該位相器42
は反射するマイクロ波の位相を読出しデータで変化させ
たものをアンテナ41から送出する。つまり、反射波を
搬送波としてデータ送信を行う。
【0006】通信制御装置3側では、アンテナ2でこの
反射波を受信し、検波器32に送る。検波器32は、受
信した信号から搬送波を除去し、データ信号のみを抽出
する。抽出されたデータは復調器33で復調され、デー
タが復元される。通信制御装置3は、復調されたデータ
からID番号を認識し、登録されているID番号である
かどうかチェックする。そして、チェック結果に応じて
必要な処理を行うことになる。
【0007】図5はデータ書込みの説明図である。コン
タクトレスICカード4のID番号が一致した場合、通
信制御装置3側では、2.5GHzの発信器31をデー
タ信号に応じてオンオフする。例えばオンを“1”に、
オフを“0”に対応させる。この結果、発信器31から
はデータに応じたオンオフ周期の信号がアンテナ2から
送出される。
【0008】コンタクトレスICカード4側では、アン
テナ41でこの断続マイクロ波を受信すると、検波器4
4がこのマイクロ波からデータを抽出する。抽出された
データ(書込みデータ)は内部のメモリ(図示せず)に
書き込まれる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来システム
では、コンタクトレスICカード4からデータを読出す
場合には、連続的にマイクロ波を送出しており、使用さ
れない時間は電力の無駄な消費となる。そして、このマ
イクロ波は人体に対して悪い影響を及ぼすおそれがあ
る。
【0010】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、電力の無駄な消費を抑えることができる
コンタクトレスICカードの通信制御システムを提供す
ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図3と同一のものは、同一の符号を付し
て示す。図において、4は人5が保持するコンタクトレ
スICカードである。該コンタクトICカード4は、例
えば人5のポケットの中に入れることができるようにな
っている。10は人が接近してきたことを検出する人検
出センサ、3は該人検出センサ10の出力を受けて、人
が保持するコンタクトレスICカード4と通信を開始す
る通信制御装置である。人検出センサ10としては、人
が近づいたことを検出することができるものであれば、
圧力センサ,フォトインタラプタ等、どのようなもので
あってもよい。
【0012】
【作用】通信制御装置3は、通常はマイクロ波の送信を
中止している。そして、人検出センサ10が人が接近し
てきたことを検出すると、その旨を通信制御部3に通知
する。そして、該通信制御装置3は、人検出センサ10
からの信号を受け取ってはじめてマイクロ波を送出す
る。この結果、コンタクトレスICカード4からデータ
を読出すことが可能となる。このように、本発明によれ
ば人が近づかない限りマイクロ波の送出がないので、電
力の無駄な消費を抑えることができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図2は、本発明の一実施例を示す構成ブロ
ック図で、ゲートシステムであり、一定の資格(ID)
を持った人を検知してドアのロックを解除するシステム
を示している。図1と同一のものは、同一の符号を付し
て示す。図において、10は人が接近してきたことを検
出する人検出センサで、例えば圧力センサ,赤外線を用
いたフォトインタラプタ,音波センサ等を用いることが
できる。該人検出センサ10は、壁22に取り付けられ
ており、人が近づいたことを検出したら、無線でアンテ
ナ2に送信する。
【0014】2は無線信号を送信或いは受信するための
アンテナ、3は該アンテナ2と接続され、コンタクトレ
スICカード4と無線により相互通信を行う通信制御装
置である。アンテナ2も壁22に取り付けられている。
20は該通信制御装置3からの指示信号によりドアのロ
ック或いはロックの解除を行うドアロック制御装置であ
る。21は該ドアロック制御装置20によりロック或い
はロック解除が行われるドアで、壁22に取り付けられ
ている。
【0015】5は人、4は該人5が保持しているコンタ
クトレスICカードである。該コンタクトレスICカー
ド4の中には、ドアのロックを解除すべきかどうかを判
定するデータが入っている。該コンタクトレスICカー
ド4は、例えば人5のポケットに入れられ、携行されて
いる。このように構成されたシステムの動作を説明すれ
ば、以下のとおりである。
【0016】人が接近して来ない状態では、通信制御装
置3はマイクロ波を送信していない。ここで、人が接近
してくると、人検出センサ10は人の接近を感知する
()。そして、アンテナ2に人の接近を知らせる信号
を無線で送信する()。アンテナ2は、受信した人検
出信号を通信制御装置3に知らせる。
【0017】通信制御装置3は、人が接近したことを認
識すると、アンテナ2からマイクロ波を連続送信する
()。コンタクトレスICカード4では、図4に示し
たようなシーケンスで、メモリから読出したデータをマ
イクロ波の反射信号を搬送波として用いて送出する
()。
【0018】コンタクトレスICカード4から送出され
た読出しデータは、アンテナ2を介して通信制御装置3
に入る。該通信制御装置3は、受信したデータを復調し
て、データを読出し、ドア21を解除してよいかを示す
IDデータであるかどうかを判定する。
【0019】若し、ドア21を解除してよいIDデータ
であった時には、通信制御装置3はドアロック制御装置
20にドアロック解除信号を与える()。このドアロ
ック解除信号を受けると、ドアロック制御装置20は、
ドア21のロックを解除する()。この結果、人5は
ドア21を開けて中に入ることができるようになる。若
し、ドア21を解除してよいIDデータでなかった時に
は、通信制御装置3はドアロック制御装置20に対して
ドアロック解除信号を出さない。従って、ドア21のロ
ックは解除されず、人5は中に入ることができない。
【0020】上述の説明では、人が接近するまでは、マ
イクロ波を送出しないようにして低消費電力化を図る場
合について説明した。本発明はこれに限るものではな
い。低消費電力化を図るためには、マイクロ波を断続的
に送出するようにしてもよい。例えばデューテイ比率の
極めて小さいパルス状のマイクロ波を送出するようにし
てもよい。例えば1秒間に10ms程度のマイクロ波を
送出するのである。このようにすれば、低消費電力化を
図ることができ、しかも人検出センサも不要となり、回
路構成が簡略化する。
【0021】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば電力の無駄な消費を抑えることができるコンタク
トレスICカードの通信制御システムを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図3】従来システムの概念図である。
【図4】データ読出しの説明図である。
【図5】データ書込みの説明図である。
【符号の説明】
2 アンテナ 3 通信制御装置 4 コンタクトレスICカード 5 人 10 人検出センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 健司 宮城県仙台市青葉区一番町1丁目2番25号 富士通東北ディジタル・テクノロジ株式 会社内 (72)発明者 佐々木 充行 宮城県仙台市青葉区一番町1丁目2番25号 富士通東北ディジタル・テクノロジ株式 会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人が保持するコンタクトレスICカード
    (4)と、 人が接近してきたことを検出する人検出センサ(10)
    と、 該人検出センサ(10)の出力を受けて、人が保持する
    コンタクトレスICカード(4)との通信を開始する通
    信制御装置(3)とで構成されたコンタクトレスICカ
    ードの通信制御システム。
  2. 【請求項2】 前記通信制御システム(3)は、人検出
    センサ(10)が人が接近してきたことを検出すると、
    マイクロ波を連続的に送出するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載のコンタクトレスICカードの通信制
    御システム。
  3. 【請求項3】 前記通信制御装置(3)は、コンタクト
    レスICカード(4)からの反射波を受けて、その内容
    を読出して解読し、登録されているID番号であると判
    断したら、ドアロックを解除する等の必要な処理を行う
    ようにしたことを特徴とする請求項2記載のコンタクト
    レスICカードの通信制御システム。
  4. 【請求項4】 人が保持するコンタクトレスICカード
    (4)と、 断続的にマイクロ波を送出する通信制御システム(3)
    とを具備し、 断続的なマイクロ波送信によりコンタクトレスICカー
    ド(4)から反射波が返ってきたら、人が近づいたと判
    定し、データの読出しを行うようにしたコンタクトレス
    ICカードの通信制御システム。
JP4153435A 1992-06-12 1992-06-12 コンタクトレスicカードの通信制御システム Pending JPH05347573A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4153435A JPH05347573A (ja) 1992-06-12 1992-06-12 コンタクトレスicカードの通信制御システム

Applications Claiming Priority (1)

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JP4153435A JPH05347573A (ja) 1992-06-12 1992-06-12 コンタクトレスicカードの通信制御システム

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JPH05347573A true JPH05347573A (ja) 1993-12-27

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ID=15562464

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JP4153435A Pending JPH05347573A (ja) 1992-06-12 1992-06-12 コンタクトレスicカードの通信制御システム

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000613