JPH05347069A - オーディオ・ミキシング装置 - Google Patents
オーディオ・ミキシング装置Info
- Publication number
- JPH05347069A JPH05347069A JP18058292A JP18058292A JPH05347069A JP H05347069 A JPH05347069 A JP H05347069A JP 18058292 A JP18058292 A JP 18058292A JP 18058292 A JP18058292 A JP 18058292A JP H05347069 A JPH05347069 A JP H05347069A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- converting
- processing
- audio mixing
- digital signal
- Prior art date
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- Pending
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- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 デジタル信号処理とアナログ信号処理とを併
用して、処理精度の高い、故障に強いオーディオ・ミキ
シング装置を提供する。 【構成】 入力信号をデジタル信号に変換するAD変換
手段2と、変換したデジタル信号に対して整音処理を施
す整音手段3と、整音処理した信号の複数を加算する加
算手段(サミング・バス)5と、デジタル信号を処理する
各手段に対してクロック信号を供給する基準クロック信
号発生手段91とを備えるオーディオ・ミキシング装置に
おいて、整音処理した信号をアナログ信号に変換するD
A変換手段41を設け、加算手段5において、DA変換後
のアナログ信号の加算を行なわせる。整音は、デジタル
信号で、加算は、アナログ信号で処理するため、整音手
段3の故障が装置全体の故障に結び付く虞れがない。
用して、処理精度の高い、故障に強いオーディオ・ミキ
シング装置を提供する。 【構成】 入力信号をデジタル信号に変換するAD変換
手段2と、変換したデジタル信号に対して整音処理を施
す整音手段3と、整音処理した信号の複数を加算する加
算手段(サミング・バス)5と、デジタル信号を処理する
各手段に対してクロック信号を供給する基準クロック信
号発生手段91とを備えるオーディオ・ミキシング装置に
おいて、整音処理した信号をアナログ信号に変換するD
A変換手段41を設け、加算手段5において、DA変換後
のアナログ信号の加算を行なわせる。整音は、デジタル
信号で、加算は、アナログ信号で処理するため、整音手
段3の故障が装置全体の故障に結び付く虞れがない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声等の調整、混合を
行なうオーディオ・ミキシング装置に関し、特に、デジ
タル信号処理とアナログ信号処理とを併用することによ
り故障に対する信頼性を高めたものである。
行なうオーディオ・ミキシング装置に関し、特に、デジ
タル信号処理とアナログ信号処理とを併用することによ
り故障に対する信頼性を高めたものである。
【0002】
【従来の技術】オーディオ信号をデジタル信号に変換し
てミキシングを行なう形式の従来のオーディオ・ミキシ
ング装置は、図4に示すように、複数チャネルのアナロ
グ信号が入力される複数の入力端子1と、入力信号をデ
ジタル信号に変換するAD変換器2と、デジタル信号に
対して整音処理を施す整音部3と、整音された信号を時
分割多重化して出力するバス送出部4と、出力された信
号を伝送するデジタル・サミング・バス5と、デジタル
信号を加算する加算部6と、デジタル信号をアナログ信
号に変換するDA変換器7と、出力端子8とを備え、ま
た、デジタル信号に対する処理動作の同期をとるため、
AD変換器2、整音部3、バス送出部4、加算部6およ
びDA変換器7の各々に、クロック信号を送り続ける基
準クロック信号発生手段9を備えている。
てミキシングを行なう形式の従来のオーディオ・ミキシ
ング装置は、図4に示すように、複数チャネルのアナロ
グ信号が入力される複数の入力端子1と、入力信号をデ
ジタル信号に変換するAD変換器2と、デジタル信号に
対して整音処理を施す整音部3と、整音された信号を時
分割多重化して出力するバス送出部4と、出力された信
号を伝送するデジタル・サミング・バス5と、デジタル
信号を加算する加算部6と、デジタル信号をアナログ信
号に変換するDA変換器7と、出力端子8とを備え、ま
た、デジタル信号に対する処理動作の同期をとるため、
AD変換器2、整音部3、バス送出部4、加算部6およ
びDA変換器7の各々に、クロック信号を送り続ける基
準クロック信号発生手段9を備えている。
【0003】このオーディオ・ミキシング装置では、そ
れぞれの入力端子1から入力された各チャネルのアナロ
グ信号をAD変換器2でデジタル信号に変換し、次い
で、整音部3でイコライジング等の整音処理を施し、処
理後のデジタル信号をバス送出部4で時分割多重化して
デジタル・サミング・バス5に出力する。デジタル・サ
ミング・バス5は、出力された信号を加算部6に伝送
し、加算部6は、時分割多重化されたデジタル信号を加
算し、加算した信号をDA変換器7でアナログ信号に変
換した後、出力端子8から出力する。
れぞれの入力端子1から入力された各チャネルのアナロ
グ信号をAD変換器2でデジタル信号に変換し、次い
で、整音部3でイコライジング等の整音処理を施し、処
理後のデジタル信号をバス送出部4で時分割多重化して
デジタル・サミング・バス5に出力する。デジタル・サ
ミング・バス5は、出力された信号を加算部6に伝送
し、加算部6は、時分割多重化されたデジタル信号を加
算し、加算した信号をDA変換器7でアナログ信号に変
換した後、出力端子8から出力する。
【0004】これらの各部には、基準クロック信号発生
手段9からクロック信号が供給され、クロック信号に同
期した動作が行なわれる。その結果、装置全体の動き
が、クロック信号に同期したものとなる。
手段9からクロック信号が供給され、クロック信号に同
期した動作が行なわれる。その結果、装置全体の動き
が、クロック信号に同期したものとなる。
【0005】デジタル信号に変換してミキシング処理を
行なうオーディオ・ミキシング装置では、精度の高い整
音処理を行なうことができ、また、整音部3の設定状態
を整音部3に内蔵するメモリに簡単に記憶させることが
できるため、過去に設定した状態を再現することも容易
である。
行なうオーディオ・ミキシング装置では、精度の高い整
音処理を行なうことができ、また、整音部3の設定状態
を整音部3に内蔵するメモリに簡単に記憶させることが
できるため、過去に設定した状態を再現することも容易
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のオーデ
ィオ・ミキシング装置では、一部の整音部3やバス送出
部4の故障が装置全体の誤動作に繋がってしまうという
問題点がある。これは、整音部3やバス送出部4が出力
するデジタル信号を、加算部6ではそのままデジタル加
算しているため、整音部3やバス送出部4の一部に故障
が発生して、ビットずれのデジタル信号等が出力された
場合に、加算部6の出力が大幅に狂わされるためであ
る。
ィオ・ミキシング装置では、一部の整音部3やバス送出
部4の故障が装置全体の誤動作に繋がってしまうという
問題点がある。これは、整音部3やバス送出部4が出力
するデジタル信号を、加算部6ではそのままデジタル加
算しているため、整音部3やバス送出部4の一部に故障
が発生して、ビットずれのデジタル信号等が出力された
場合に、加算部6の出力が大幅に狂わされるためであ
る。
【0007】また、装置全体が単一の基準クロック信号
発生手段9が発生するクロック信号に同期して動作する
ため、基準クロック信号発生手段9に一旦故障が生じる
と、装置全体の処理が止まってしまうという問題があ
る。
発生手段9が発生するクロック信号に同期して動作する
ため、基準クロック信号発生手段9に一旦故障が生じる
と、装置全体の処理が止まってしまうという問題があ
る。
【0008】本発明は、このような従来の装置が抱える
問題点を解決するものであり、デジタル信号処理とアナ
ログ信号処理とを併用することにより、高い処理精度を
維持すると共に、部分的な故障が装置全体の動作不良を
招来することのない、信頼性の高いオーディオ・ミキシ
ング装置を提供することを目的としている。
問題点を解決するものであり、デジタル信号処理とアナ
ログ信号処理とを併用することにより、高い処理精度を
維持すると共に、部分的な故障が装置全体の動作不良を
招来することのない、信頼性の高いオーディオ・ミキシ
ング装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、入
力信号をデジタル信号に変換するAD変換手段と、変換
したデジタル信号に対して整音処理を施す整音手段と、
整音処理した信号の複数を加算する加算手段と、デジタ
ル信号を処理する各手段に対してクロック信号を供給す
る基準クロック信号発生手段とを備えるオーディオ・ミ
キシング装置において、整音処理した信号をアナログ信
号に変換するDA変換手段を設け、前記加算手段におい
て、DA変換手段で変換した後のアナログ信号の加算を
行なわせている。
力信号をデジタル信号に変換するAD変換手段と、変換
したデジタル信号に対して整音処理を施す整音手段と、
整音処理した信号の複数を加算する加算手段と、デジタ
ル信号を処理する各手段に対してクロック信号を供給す
る基準クロック信号発生手段とを備えるオーディオ・ミ
キシング装置において、整音処理した信号をアナログ信
号に変換するDA変換手段を設け、前記加算手段におい
て、DA変換手段で変換した後のアナログ信号の加算を
行なわせている。
【0010】また、前記加算手段によって加算された信
号をデジタル信号に変換するAD変換手段と、この変換
手段によって変換されたデジタル信号に対して整音処理
を施す整音手段と、この整音手段によって整音処理され
たデジタル信号をアナログ信号に変換するDA変換手段
とを設けている。
号をデジタル信号に変換するAD変換手段と、この変換
手段によって変換されたデジタル信号に対して整音処理
を施す整音手段と、この整音手段によって整音処理され
たデジタル信号をアナログ信号に変換するDA変換手段
とを設けている。
【0011】さらに、基準クロック信号発生手段を複数
個設け、整音手段と、この整音手段の入力または出力信
号を処理するAD変換手段およびDA変換手段とに対し
て、同一の基準クロック信号発生手段からクロック信号
を供給している。
個設け、整音手段と、この整音手段の入力または出力信
号を処理するAD変換手段およびDA変換手段とに対し
て、同一の基準クロック信号発生手段からクロック信号
を供給している。
【0012】
【作用】このオーディオ・ミキシング装置では、整音処
理は、デジタル信号の形態で、また、加算処理は、アナ
ログ信号の形態で実行される。そのため、整音手段の故
障が装置全体の故障に結び付く虞れがない。
理は、デジタル信号の形態で、また、加算処理は、アナ
ログ信号の形態で実行される。そのため、整音手段の故
障が装置全体の故障に結び付く虞れがない。
【0013】また、加算された信号に対して、再度、整
音処理を行なうことにより、音声の調整が一層きめ細か
になる。
音処理を行なうことにより、音声の調整が一層きめ細か
になる。
【0014】さらに、複数の基準クロック信号発生手段
を用いる場合には、1つの基準クロック信号発生手段の
故障が、装置全体を動作不能に陥とし入れる事態が避け
られる。
を用いる場合には、1つの基準クロック信号発生手段の
故障が、装置全体を動作不能に陥とし入れる事態が避け
られる。
【0015】
【実施例】(第1実施例)本発明のオーディオ・ミキシ
ング装置の第1実施例は、図1に示すように、入力部と
して、複数チャネルのオーディオ信号が入力される複数
の入力端子1と、入力信号をデジタル信号に変換するA
D変換器2と、デジタル信号に対して整音処理を施す整
音部3と、整音された信号をアナログ信号に再び変換す
るDA変換器41と、アナログ信号を増幅するサミング出
力アンプ42と、信号電流を規制するサミング抵抗43とを
備え、出力部として、電流−電圧変換を行なうサミング
・アンプ61と、出力端子8とを備え、また、入力部と出
力部とを繋ぐものとして、各チャネル毎の信号電流を加
算するサミング・バス5を備えている。
ング装置の第1実施例は、図1に示すように、入力部と
して、複数チャネルのオーディオ信号が入力される複数
の入力端子1と、入力信号をデジタル信号に変換するA
D変換器2と、デジタル信号に対して整音処理を施す整
音部3と、整音された信号をアナログ信号に再び変換す
るDA変換器41と、アナログ信号を増幅するサミング出
力アンプ42と、信号電流を規制するサミング抵抗43とを
備え、出力部として、電流−電圧変換を行なうサミング
・アンプ61と、出力端子8とを備え、また、入力部と出
力部とを繋ぐものとして、各チャネル毎の信号電流を加
算するサミング・バス5を備えている。
【0016】また、この装置は、各チャネルの入力信号
を処理するAD変換器2、整音部3およびDA変換器41
に対してクロック信号を供給する複数の基準クロック信
号発生手段91をチャネル別に備えている。
を処理するAD変換器2、整音部3およびDA変換器41
に対してクロック信号を供給する複数の基準クロック信
号発生手段91をチャネル別に備えている。
【0017】デジタル信号の整音を行なう整音部3は、
図2に示すように、入力端子31と、デジタル信号を圧縮
する信号圧縮手段32と、信号の歪みを除くイコライザ33
と、信号のレベルを調整するレベル調整手段34と、出力
端子35とを備え、更に、それらの動作を制御する機構と
して、信号圧縮手段32、イコライザ33およびレベル調整
手段34の動作設定データを入力する整音部設定手段38
と、整音部設定手段38の入力に基づいて、それらに対し
て動作指令を送るCPU36と、設定状態を記憶するメモ
リ37とを備えている。
図2に示すように、入力端子31と、デジタル信号を圧縮
する信号圧縮手段32と、信号の歪みを除くイコライザ33
と、信号のレベルを調整するレベル調整手段34と、出力
端子35とを備え、更に、それらの動作を制御する機構と
して、信号圧縮手段32、イコライザ33およびレベル調整
手段34の動作設定データを入力する整音部設定手段38
と、整音部設定手段38の入力に基づいて、それらに対し
て動作指令を送るCPU36と、設定状態を記憶するメモ
リ37とを備えている。
【0018】このオーディオ・ミキシング装置では、入
力端子1から入力した各チャネルの音声信号をAD変換
器2でデジタル信号に変換し、このデジタル信号に対し
て、整音部3でイコライジング、ダイナミックス等の整
音処理を施す。整音処理の終えた信号は、DA変換器41
で再びアナログ信号に戻した後、サミング出力アンプ42
およびサミング抵抗43を介して、共通のサミング・バス
5に出力する。
力端子1から入力した各チャネルの音声信号をAD変換
器2でデジタル信号に変換し、このデジタル信号に対し
て、整音部3でイコライジング、ダイナミックス等の整
音処理を施す。整音処理の終えた信号は、DA変換器41
で再びアナログ信号に戻した後、サミング出力アンプ42
およびサミング抵抗43を介して、共通のサミング・バス
5に出力する。
【0019】サミング・バス5は、出力された各チャネ
ルの信号電流を加算して、サミング・アンプ61に送り込
み、サミング・アンプ61は、この加算された信号電流の
大きさを電圧の変化に変えて出力する。
ルの信号電流を加算して、サミング・アンプ61に送り込
み、サミング・アンプ61は、この加算された信号電流の
大きさを電圧の変化に変えて出力する。
【0020】このように、この装置では、整音部3での
信号処理をデジタル信号により、また、各チャネルの信
号の加算をアナログ信号により行なっている。そのた
め、整音部3における整音処理や設定状態の記憶は、比
較的簡易に且つ正確に実施することができ、また、整音
部3に故障が発生した場合にも、信号の加算をアナログ
信号で行なっているため、装置全体の故障に結び付くこ
とが避けられる。
信号処理をデジタル信号により、また、各チャネルの信
号の加算をアナログ信号により行なっている。そのた
め、整音部3における整音処理や設定状態の記憶は、比
較的簡易に且つ正確に実施することができ、また、整音
部3に故障が発生した場合にも、信号の加算をアナログ
信号で行なっているため、装置全体の故障に結び付くこ
とが避けられる。
【0021】また、各チャネルの信号は、サミング・バ
ス5には、アナログ信号の形で出力されるため、狂いの
ない同期で動作することが求められるのは、それぞれの
チャネルの信号をデジタル処理するAD変換器2、整音
部3およびDA変換器41の間だけとなる。
ス5には、アナログ信号の形で出力されるため、狂いの
ない同期で動作することが求められるのは、それぞれの
チャネルの信号をデジタル処理するAD変換器2、整音
部3およびDA変換器41の間だけとなる。
【0022】そのため、各チャネルの系列毎に別の基準
クロック信号発生手段91を設けることが可能になる。図
1に示すように、基準クロック信号発生手段91を複数配
置したときは、1つの基準クロック信号発生手段91に故
障が発生しても、装置全体の故障には波及しない。
クロック信号発生手段91を設けることが可能になる。図
1に示すように、基準クロック信号発生手段91を複数配
置したときは、1つの基準クロック信号発生手段91に故
障が発生しても、装置全体の故障には波及しない。
【0023】(第2実施例)本発明のオーディオ・ミキ
シング装置の第2実施例は、図3に示すように、出力部
に、サミング・アンプ61の出力をデジタル信号に変換す
るAD変換器62と、AD変換器62の出力するデジタル信
号を整音する整音部63と、整音された信号を再びアナロ
グ信号に変換するDA変換器64と、それらにクロック信
号を供給する基準クロック信号発生手段92とを備えてい
る。入力部およびサミング・バス5の構成や動作は、第
1実施例の装置(図1)と変わりがない。また、整音部
63の内部構成も図2に示すものと同じである。
シング装置の第2実施例は、図3に示すように、出力部
に、サミング・アンプ61の出力をデジタル信号に変換す
るAD変換器62と、AD変換器62の出力するデジタル信
号を整音する整音部63と、整音された信号を再びアナロ
グ信号に変換するDA変換器64と、それらにクロック信
号を供給する基準クロック信号発生手段92とを備えてい
る。入力部およびサミング・バス5の構成や動作は、第
1実施例の装置(図1)と変わりがない。また、整音部
63の内部構成も図2に示すものと同じである。
【0024】このオーディオ・ミキシング装置では、サ
ミング・バス5が出力する信号電流をサミング・アンプ
61において電流−電圧変換した後、そのアナログ信号を
AD変換器62でデジタル信号に変換する。次いで、デジ
タル信号に対して整音部63でイコライジング処理等の整
音処理を施し、再びDA変換器64でアナログ信号に変換
してから、出力アンプ65を経由して出力端子8から出力
する。
ミング・バス5が出力する信号電流をサミング・アンプ
61において電流−電圧変換した後、そのアナログ信号を
AD変換器62でデジタル信号に変換する。次いで、デジ
タル信号に対して整音部63でイコライジング処理等の整
音処理を施し、再びDA変換器64でアナログ信号に変換
してから、出力アンプ65を経由して出力端子8から出力
する。
【0025】このように、出力部にデジタル処理を行な
う整音部63を設けることにより、きめ細かな音声の調整
が可能となる。
う整音部63を設けることにより、きめ細かな音声の調整
が可能となる。
【0026】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明のオーディオ・ミキシング装置では、デジタ
ル信号の状態で整音処理を行なっているため、正確な整
音処理が可能であり、また、設定状態を記憶して再現す
ることも容易である。しかも、そうした特長を備えなが
ら、一面において、整音部や基準クロック信号発生手段
の一部に故障が発生しても、装置全体が動作不能に陥る
ことなく、オーディオ・ミキシング動作を継続すること
ができるという効果も備えている。
に、本発明のオーディオ・ミキシング装置では、デジタ
ル信号の状態で整音処理を行なっているため、正確な整
音処理が可能であり、また、設定状態を記憶して再現す
ることも容易である。しかも、そうした特長を備えなが
ら、一面において、整音部や基準クロック信号発生手段
の一部に故障が発生しても、装置全体が動作不能に陥る
ことなく、オーディオ・ミキシング動作を継続すること
ができるという効果も備えている。
【0027】また、出力部において、信号をデジタル変
換して、再度、整音処理を施す場合には、きめ細かな音
声信号の調整ができる。
換して、再度、整音処理を施す場合には、きめ細かな音
声信号の調整ができる。
【図1】本発明のオーディオ・ミキシング装置の第1実
施例を示すブロック図、
施例を示すブロック図、
【図2】第1実施例の装置における整音部の構成を示す
ブロック図、
ブロック図、
【図3】本発明のオーディオ・ミキシング装置の第2実
施例を示すブロック図、
施例を示すブロック図、
【図4】従来のオーディオ・ミキシング装置を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【符号の説明】 1 入力端子 2、62 AD変換器 3、63 整音部 31 整音部入力端子 32 信号圧縮手段 33 イコライザ 34 音量調整手段 35 整音部出力端子 36 CPU 37 メモリ 38 整音部設定手段 4 バス送出部 41、64、7 DA変換器 42 サミング出力アンプ 43 サミング抵抗 5 サミング・バス 6 加算部 61 サミング・アンプ 65 出力アンプ 8 出力端子 9、91、92 基準クロック信号発生手段
Claims (3)
- 【請求項1】 入力信号をデジタル信号に変換するAD
変換手段と、変換したデジタル信号に対して整音処理を
施す整音手段と、整音処理した信号の複数を加算する加
算手段と、デジタル信号を処理する各手段に対してクロ
ック信号を供給する基準クロック信号発生手段とを備え
るオーディオ・ミキシング装置において、 前記整音処理した信号をアナログ信号に変換するDA変
換手段を設け、前記加算手段において、前記DA変換手
段で変換した後のアナログ信号を加算することを特徴と
するオーディオ・ミキシング装置。 - 【請求項2】 前記加算手段によって加算された信号を
デジタル信号に変換するAD変換手段と、該変換手段に
よって変換されたデジタル信号に対して整音処理を施す
整音手段と、該整音手段によって整音処理されたデジタ
ル信号をアナログ信号に変換するDA変換手段とを設け
たことを特徴とする請求項1に記載のオーディオ・ミキ
シング装置。 - 【請求項3】 前記基準クロック信号発生手段を複数個
設け、前記整音手段と、該整音手段の入力または出力信
号を処理する前記AD変換手段およびDA変換手段とに
対して、同一の基準クロック信号発生手段からクロック
信号を供給することを特徴とする請求項1または2に記
載のオーディオ・ミキシング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18058292A JPH05347069A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | オーディオ・ミキシング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18058292A JPH05347069A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | オーディオ・ミキシング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05347069A true JPH05347069A (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=16085788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18058292A Pending JPH05347069A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | オーディオ・ミキシング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05347069A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011080868A (ja) * | 2009-10-07 | 2011-04-21 | Hitachi Ltd | 音響監視システム、及び音声集音システム |
-
1992
- 1992-06-16 JP JP18058292A patent/JPH05347069A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011080868A (ja) * | 2009-10-07 | 2011-04-21 | Hitachi Ltd | 音響監視システム、及び音声集音システム |
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