JPH1131934A - 音声信号処理装置 - Google Patents

音声信号処理装置

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JPH1131934A
JPH1131934A JP9183924A JP18392497A JPH1131934A JP H1131934 A JPH1131934 A JP H1131934A JP 9183924 A JP9183924 A JP 9183924A JP 18392497 A JP18392497 A JP 18392497A JP H1131934 A JPH1131934 A JP H1131934A
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Takao Fukui
隆郎 福井
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Sony Corp
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G9/00Combinations of two or more types of control, e.g. gain control and tone control
    • H03G9/005Combinations of two or more types of control, e.g. gain control and tone control of digital or coded signals
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G9/00Combinations of two or more types of control, e.g. gain control and tone control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R3/00Circuits for transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R3/02Circuits for transducers, loudspeakers or microphones for preventing acoustic reaction, i.e. acoustic oscillatory feedback

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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は音声信号処理装置に関して、信号特性
操作部による周波数操作及び又は振幅操作の信号出力を
任意のポイントで切り換えて出力信号の出力レベルを設
定する際、伝送信号に対する切り換えノイズの混入を防
止する。 【解決手段】音声入力信号の信号特性操作手段への入力
段又は信号特性操作手段の各出力段から選択手段により
選択した信号線より取り出した信号出力に基づいてレベ
ル制御信号生成手段によつて音声出力信号の出力レベル
を設定し、当該レベル制御信号生成手段より出力される
レベル制御信号に応じて音声出力信号の出力レベルを設
定する出力レベル設定手段とを備えたことにより、音声
入力信号の出力レベル操作時に選択手段の信号線の切り
換え接続による切り換えノイズが音声出力信号に混入す
るのを防止し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。
【0002】発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題(図3及び図4) 課題を解決するための手段 発明の実施の形態(図1及び図2) (1)ミキサの構成 (2)実施の形態の動作 (3)実施の形態の効果 (4)他の実施の形態 発明の効果
【0003】
【発明の属する技術分野】本発明は音声信号処理装置に
関し、例えば音声入力信号を混合する際に入力信号の周
波数特性及び振幅を操作するオーデイオミキサ等の音声
信号処理装置に適用して好適なものである。
【0004】
【従来の技術】従来、音声信号処理に用いられるオーデ
イオミキサは、入力される音声信号に対して周波数特性
を操作するフイルタ等で構成される周波数操作部及び入
力音声信号の振幅を操作するフエイダ等や一般にダイナ
ミツクスと呼ばれる振幅操作部をそれぞれ設けており、
これにより入力される音声信号の周波数特性及び振幅に
対して一般にエフエクト処理と呼ばれる信号処理を行つ
ている。
【0005】エフエクト処理において周波数特性を操作
する場合、例えばフイルタによる信号成分の除去及びイ
コライザによる信号成分の強調という2つの異なる周波
数操作の順番を入れ替えても、その結果得られる信号の
周波数特性は同じになる。
【0006】ところで音声信号がオーデイオミキサに対
して所定の閾値以下で入力される場合、例えばコンプレ
ツサによつて音声信号に対して振幅操作しても音声信号
の振幅に変化が現れることはない。これに対して、例え
ばコンプレツサによる操作の前段にイコライザを設けて
信号の所定帯域成分の振幅レベルをもち上げてから、信
号レベルが所定の閾値を越えるようにした後に振幅操作
を行うようにした場合、出力信号の振幅は入力信号の振
幅に対して変化する。すなわちコンプレツサによる振幅
操作の前にイコライザによる処理が有るときと無いとき
とで出力信号の信号特性がそれぞれ異なることになる。
従つてオーデイオミキサにおいて信号処理する場合、予
め振幅操作による影響を考慮して入力信号に対して振幅
操作を行う位置を所定の位置に固定しておくのが一般的
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで様々な周波数
特性及び振幅特性をもつた出力に対して振幅操作が行え
るようにするためにスイツチヤを設けて、任意の周波数
操作及び又は振幅操作のポイントにダイナミツクスを切
り換え接続し、エフエクト処理を行うことが提案されて
いる。
【0008】すなわち図3に示すように、ミキサ1は入
力端子2より入力される音声入力信号S1に対して入力
トリム3によつて音声入力信号の出力を微調整した音声
信号を、周波数操作部1Aに出力して周波数領域毎に周
波数操作を施す。
【0009】すなわち入力端子2より入力された音声入
力信号S1は信号本線BLを通じてフエイダ7等の振幅
操作部及び周波数操作部1Aによつて構成される信号特
性操作部に送出される。周波数操作部1Aにおいては、
まずハイパスフイルタ(HPF)4によつて信号の直流
(DC)成分や風の音等による低域ノイズ成分が除去さ
れ、さらにローパスフイルタ(LPF)5によつて信号
の高域ノイズ成分が除去される。さらにイコライザ(E
Q)6によつて例えば人の歌う声(ボーカル)や楽器の
シンバル等の特定の音を強調したり、又は除去したりす
る。そしてこれら周波数操作部1A各部による周波数操
作の後、音声信号はフエイダ7によつて出力レベルが調
整され出力端子8より出力される。
【0010】またミキサ1は各入力端子2、入力トリム
3、ハイパスフイルタ4、ローパスフイルタ5、イコラ
イザ6、フエイダ7及び出力端子8間を各々切換えスイ
ツチSW1〜SW7を介して接続するようになされてい
る。さらにこれら切換えスイツチSW1〜SW7は各切
換え端子をそれぞれマトリクススイツチヤ9A及び9B
を介してダイナミツクス10に接続されており、マトリ
クススイツチヤ9A及び9Bをそれぞれ切り換え制御す
ることによりダイナミツクス10を各入力端子2、入力
トリム3、ハイパスフイルタ4、ローパスフイルタ5、
イコライザ6、フエイダ7及び出力端子8間の何れかの
ポイントにスイツチングにより切り換え接続するように
なされている。
【0011】因に入力端子2、入力トリム3、フエイダ
7、出力端子8及び各周波数操作部を結ぶ信号本線BL
を切り換え接続する切換えスイツチSW(SW1〜SW
7)は図4(A)に示すように、各々4つの切換え端子
11A、11B、12A及び12Bによつて構成されて
おり、例えばダイナミツクス10が選択されたときは図
4(B)に示すように、切換え端子11A及び12A同
士及び切換え端子11B及び12B同士が接続されると
共に、他のダイナミツクス10に接続されないポイント
においては図4(C)に示すように、切換え端子11A
及び11Bが接続され切換え端子12A及び12Bが切
り離された状態となる。
【0012】ダイナミツクス10は高い出力レベルを下
げるリミツタ及びコンプレツサ並びに低い出力レベルに
現れるクロストーク等をカツトするエキスパンダ及びゲ
ート等の信号振幅操作手段によつて構成されており、か
くしてミキサ1は、マトリクススイツチヤ9A及び9B
によつて各入力端子2、入力トリム3、ハイパスフイル
タ4、ローパスフイルタ5、イコライザ6、フエイダ7
及び出力端子8の何れか任意のポイントにおける信号出
力に基づいて入力される音声入力信号S1に対する出力
信号の振幅操作すなわち出力レベルを設定することがで
きる。
【0013】ところでかかる構成のミキサ1は、任意の
周波数操作部のポイントにおいてスイツチSW1〜SW
6を切り換えてダイナミツクス10を信号本線BLに挿
入接続しているため、ポイントの切り換え時に伝送され
る音声入力信号S1が途切れたり、またスイツチヤによ
る切り換えノイズが信号本線BLを伝送される音声信号
に混入する問題があつた。
【0014】また、マトリクススイツチヤ9A及び9B
に設けられるマトリクス状のバスは構成が複雑な上コス
トがかさむ問題がある。またミキサ1に用いられるマト
リクススイツチヤ9A及び9Bは、スイツチングによる
ポイント切り換え時において伝送される音声入力信号S
1の途切れを防ぐために切り換え信号に時定数をもたせ
るように構成する必要があり、さらにスイツチヤの構成
を複雑にする問題があつた。
【0015】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、信号特性操作部による周波数操作及び又は振幅操作
の信号出力を任意の選択ポイントで切り換えて、出力信
号の出力レベルを設定する際に、伝送信号に対する切り
換えノイズの混入を防止し得る音声信号処理装置を提案
しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、音声入力信号を受けてその周波数
特性及び又は振幅特性を操作する1つ又は複数の信号特
性操作手段と、音声入力信号の信号特性操作手段への入
力段並びに1つ又は複数の信号特性操作手段の出力段か
らそれぞれ信号出力を取り出す複数の信号線と、複数の
信号線の1つを選択する選択手段の出力に基づいて選択
された信号線から得られる信号出力に対する出力レベル
を決める制御信号を生成するレベル制御信号生成手段
と、選択した信号特性操作手段の信号出力に基づいて出
力レベルをレベル制御信号に応じて調整して音声出力信
号として出力する出力レベル設定手段とを備えたことに
より、信号特性操作手段の内から選択した信号線による
信号出力を取り出して音声入力信号の出力レベルを操作
するときに信号線の切り換え接続による切り換えノイズ
が音声出力信号に混入するのを防止し得る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0018】(1)ミキサの構成 図3との対応部分に同一符号を付して示す図1におい
て、20は全体としてデイジタル処理された音声入力信
号S1を処理するミキサを示し、入力端子2より信号本
線BLに入力される音声入力信号S1の信号レベルを入
力トリム3によつて微調整し、さらにハイパスフイルタ
4、ローパスフイルタ5及びイコライザ6の各周波数操
作部20Aを介して音声入力信号S1の周波数特性を操
作する。さらに周波数操作部20Aから出力される音声
信号をフエイダ7を介して所定の出力レベルに制御した
後、音声信号の出力レベルを下げるゲインリダクシヨン
部21に出力する。
【0019】入力端子2、入力トリム3、ハイパスフイ
ルタ4、ローパスフイルタ5、イコライザ6及びフエイ
ダ7の各出力は信号線L1〜L6によつてスイツチヤ2
2に接続しており、さらに当該スイツチヤ22を介して
レベル制御信号生成部23に切り換え接続される。
【0020】すなわちスイツチヤ22は各信号線L1〜
L6をレベル制御信号生成部23に切り換え接続するこ
とにより、レベル制御信号生成部23に対して入力端子
2、入力トリム3、フエイダ7、出力端子8及び周波数
操作部20A各部の出力段における音声信号の信号出力
を供給するようになされている。
【0021】実際、どの信号線を選択するかは音声信号
処理の目的によつて異なり、例えば放送用の音声出力信
号を生成する場合には、最終段の出力レベルが放送規定
内の基準に納まるように信号線L6からの信号出力に基
づいてレベル制御する場合が多い。
【0022】またCD(Compact Disk)のレコーデイング
等の音声信号処理の場合には、例えば低域ノイズ成分を
除去した後、必要な音声信号のみを取り出してレベル制
御するためにハイパスフイルタ5の後段の信号線L3を
選択する場合もある。またこれとは逆にハイパスフイル
タ5の前段の信号線L2を選択することにより、音声信
号全体の出力レベルを下げた後に周波数操作するように
設定することもできる。
【0023】かくしてレベル制御信号生成部23は、各
信号線L1〜L6のいずれかよりスイツチヤ22の切り
換え接続によつて選択されることにより得られる音声信
号の信号出力をもとに、入力レベルに対する出力レベル
を設定するための制御信号として制御電圧Vc を生成し
てDSP(Digital Signal Processor)で構成されるゲイ
ンリダクシヨン部21に出力する。
【0024】この場合、信号線から得られる入力レベル
が所定の下限の閾値Vth1 より高くかつ、上限の閾値V
th2 より低いときには入力レベルをそのまま出力レベル
とする。従つてレベル制御信号生成部23は制御電圧V
c の値を1.0 に設定する。
【0025】また信号線から得られる入力レベルが所定
の下限の閾値Vth1 より低いとき又は上限の閾値Vth2
より高いときは、レベル制御信号生成部23は出力レベ
ルの下げ量(リダクシヨン量)を計算し、当該リダクシ
ヨン量に応じた制御電圧Vcを生成してゲインリダクシ
ヨン部21に出力する。これにより入力端子2、入力ト
リム3、フエイダ7、出力端子8及び周波数操作部20
A各部の出力段における音声信号の信号出力に応じてレ
ベル制御することができる。
【0026】この場合、レベル制御信号生成部23には
予め入力信号に対する出力信号の入出力レベルの特性
(振幅特性)曲線(図2)に基づいて、所定の入力レベ
ルに対して下限の閾値Vth1 及び上限の閾値Vth2 を設
定しておき、さらに閾値Vth1以下又は閾値Vth2 以上
の入力信号に対する所望のリダクシヨン量を設定してお
く。因に入出力レベルの特性曲線に示すところは、下限
の閾値Vth1 より低い入力レベルに対しては出力レベル
を下げることにより、ノイズのレベルを下げて必要な音
を強調する効果があり、また上限の閾値Vth2 より高い
入力レベルに対して出力レベルを下げることにより音声
入力信号の最大振幅レベルがミキサ20の処理能力を越
えないようにしている。
【0027】かくしてゲインリダクシヨン部21は当該
ゲインリダクシヨン部21に入力される音声入力信号S
1と、レベル制御信号生成部23より送出される制御電
圧Vc とを掛け合わせることにより音声信号の出力レベ
ルを設定する。この場合、レベル制御信号生成部23に
よつて生成される制御信号のみが振幅操作を決めるの
で、ゲインリダクシヨン部21をレベル制御信号生成部
23より分離して所定位置に接続することにより簡易な
回路構成を実現し得ると共に、コストを削減し得る。
【0028】さらに、ゲインリダクシヨン部21は各信
号線L1〜L6の信号出力の入力レベルに応じてレベル
制御信号生成部23において計算されるリダクシヨン量
に応じて音声入力信号に対して振幅操作し、その結果得
られる音声入力信号S2を出力端子8より出力する。
【0029】(2)実施の形態の動作 以上の構成において、入力端子2より音声入力信号S1
が入力されると、信号レベルが入力トリム3によつて微
調整され、さらにハイパスフイルタ4、ローパスフイル
タ5及びイコライザ6からなる周波数操作部20Aによ
つて音声入力信号S1の周波数特性が操作される。そし
て周波数操作された音声信号がフエイダ7を介して所定
の出力レベルに制御された後、ゲインリダクシヨン部2
1に出力される。
【0030】このときスイツチヤ22の切り換え接続に
応じて、信号線L1がレベル制御信号生成部23に切り
換え接続されると、入力端子3から出力される信号がレ
ベル制御信号生成部23に出力される。同様にして各信
号線L2〜L6はスイツチヤ22の切り換え接続に応じ
て各ポイントにおいて出力される音声信号をレベル制御
信号生成部23に出力する。すなわちスイツチヤ22に
よつて信号線L2〜L6のいずれかがレベル制御信号生
成部23に切り換え接続されることによつて入力トリム
3、フエイダ7又は周波数操作部20Aの内、いずれか
該当する出力段においてレベル制御又は周波数操作され
た出力が選択され、レベル制御信号生成部23に出力さ
れる。
【0031】因にこのスイツチヤ22は各信号線L1〜
L6を単にレベル制御信号生成部23に切り換え接続す
る簡易な構成のものを用いる。
【0032】かくしてレベル制御信号生成部23は周波
数操作部20Aの各部において周波数操作された音声入
力信号、又は入力トリム3やフエイダ7によつて振幅操
作された信号出力を各出力段から選択して得ることがで
き、これにより各周波数操作及び又は振幅操作に応じた
信号出力に対してリダクシヨン量を設定することができ
る。またその際、音声信号を伝送する信号本線BLに対
してはスイツチヤによるスイツチ切り換えは行われず、
単に音声信号の情報をレベル制御信号生成部23に出力
するようにしたことにより、周波数操作される音声入力
信号にスイツチの切り換えノイズが混入するのを防止し
得る。
【0033】レベル制御信号生成部23からはリダクシ
ヨン量に応じた制御電圧Vc がゲインリダクシヨン部2
1に出力される。かくしてゲインリダクシヨン部21に
おいて、信号本線BLを周波数操作を施されながら伝送
される音声入力信号と、レベル制御信号生成部23にお
いて生成された制御電圧Vc とを掛け合わせることによ
り各周波数操作の結果に応じて出力レベルを調整するよ
うに振幅操作した音声信号S2を出力端子8より出力す
ることができる。
【0034】(3)実施の形態の効果 以上の構成によれば、周波数操作部20Aの各部におい
てそれぞれ周波数操作される音声信号に対する所定の周
波数操作の結果得られる音声入力信号の信号出力を信号
線L1〜L6のいずれかをスイツチヤ22により選択す
ることにより取り出し、制御信号生成部23に出力す
る。そして選択した所定の周波数操作の出力段からの信
号出力に基づいてレベル制御信号生成部23において制
御電圧Vcを生成し、さらに当該制御電圧Vc をゲイ
ンリダクシヨン部21に出力して制御信号Vc と音声入
力信号とを掛け合わせることによつて、音声入力信号S
1に対して周波数操作部20A各部の信号出力に応じた
振幅操作を施すことができる。
【0035】この場合、ゲインリダクシヨン部21によ
る振幅操作は、周波数操作後の出力段にて制御信号Vc
と音声信号とを掛け合わせることによつて行われ、従つ
て信号本線BLにおいてスイツチ切り換え操作を行うこ
とはなく、これにより信号本線BLを伝送される音声信
号にスイツチ切り換えノイズが混入するのを未然に防止
し得る。
【0036】さらに音声入力信号をスイツチヤ22によ
つて切り換えて直接、振幅操作を施す必要がないので、
かくしてスイツチヤ22の構成を簡易なものとし得、こ
れによりミキサ20全体の部品コストを低くすることが
できる。
【0037】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、デイジタル信号処理
用のミキサ20に対してDSPで構成されるゲインリダ
クシヨン部21を設けた場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、アナログ信号を処理する場合にはオペ
アンプによつて構成するVCA(Voltage Controlled Am
plitude)を用いてアナログ信号の出力レベルを下げるよ
うにしても良い。この場合、例えば入力信号の出力レベ
ルを6〔dB〕落として出力するためには、VCAのリ
フアレンスレベルが5〔V〕ボルトであれば、2.5
〔V〕を制御電圧として供給すれば良い。これにより上
述の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0038】また上述の実施の形態においては、信号特
性操作部を複数の周波数操作部及びフエイダ等の振幅操
作部によつて構成した場合について述べたが、本発明は
これに限らず、周波数操作部又は振幅操作部が1つのも
のに適用しても良く、この場合、周波数操作部の前後に
信号線を設けてレベル制御信号生成部23に対して切り
換え接続することによつて上述の実施の形態と同様の効
果を得ることができる。
【0039】また上述の実施の形態においては、ミキサ
20へ入力する音声入力信号S1に対するエフエクト処
理に適用した場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、ミキサによつて混合された後の出力信号に対する
エフエクト処理に適用しても良い。
【0040】また上述の実施の形態においては、音声信
号処理装置としてミキサ20を用い、ミキサ20におけ
るエフエクト処理に本発明を適用した場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、一般に周波数操作及び振
幅操作を施してエフエクト処理する、例えばエコー装置
等に適用しても良い。
【0041】また上述の実施の形態においては、ゲイン
リダクシヨン部21をミキサ20の最終段に設けた場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、所望の信号
出力を取り出す信号線の後段に接続すれば良い。
【0042】また上述の実施の形態においては、レベル
制御信号生成部23をハードウエア構成とした場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、レベル制御信号
の生成をソフトウエアによつて行うようにしても良い。
さらに各信号線L1〜L6からの信号出力の選択をソフ
トウエアによつて行うようにしても良い。
【0043】さらに上述の実施の形態においては、ゲイ
ンリダクシヨン部21において制御電圧Vc に基づいて
信号の出力レベルを下げる場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、例えばレコーデイングの際にダイナ
ミツクレンジが広くとれない場合に音声入力信号の信号
レベルを一定レベルにしてテープ等に記録して周波数操
作及び又は振幅操作を加えた後、再生時に音声出力部の
信号レベルをもとの音声入力信号の信号レベルに引き伸
ばすような振幅操作に対しても適用し得る。
【0044】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、音声入力
信号の信号特性操作手段への入力段又は信号特性操作手
段の各出力段から、選択手段により選択した信号線より
取り出した信号出力に基づいてレベル制御信号生成手段
によつて音声信号の出力レベルを決めるレベル制御信号
を生成すると共に、当該レベル制御信号に応じて出力レ
ベル設定手段によつて音声入力信号の出力レベルを設定
するようにしたことにより、音声入力信号に対する出力
レベル操作時に選択手段の信号線の切り換え接続による
切り換えノイズが音声出力信号に混入するのを防止し得
る簡易な構成の音声信号処理装置を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による音声信号処理装置の
構成を示す略線的ブロツク図である。
【図2】振幅操作の説明に供する略線図である。
【図3】従来の音声信号処理装置を示す略線的ブロツク
図である。
【図4】切換えスイツチの説明に供する略線図である。
【符号の説明】
1、20……ミキサ、2……入力端子、3……入力トリ
ム、4……ハイパスフイルタ、5……ローパスフイル
タ、6……イコライザ、7……フエイダ、8……出力端
子、9A、9B……スイツチヤ、10……ダイナミツク
ス、21……ゲインリダクシヨン部、23……スイツ
チ、22……レベル制御信号生成部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声入力信号の周波数及び振幅を操作して
    音声出力信号として出力する音声信号処理装置におい
    て、 上記音声入力信号を受けてその周波数特性及び又は振幅
    特性を操作する1つ又は複数の信号特性操作手段と、 上記音声入力信号の上記信号特性操作手段への入力段並
    びに上記1つ又は複数の信号特性操作手段の出力段から
    それぞれ信号出力を取り出す複数の信号線と、 上記複数の信号線の1つを選択する選択手段と、 上記選択手段の出力に基づいて選択された信号線から得
    られる上記信号出力に対応する出力レベルを決める制御
    信号を生成するレベル制御信号生成手段と、 上記レベル制御信号に応じて上記信号特性操作手段の出
    力のレベルを調整して上記音声出力信号として出力する
    出力レベル設定手段とを具えることを特徴とする音声信
    号処理装置。
  2. 【請求項2】上記レベル制御信号生成手段は、 所定の入出力レベル特性に基づいて、上限の閾値を越え
    るか又は下限の閾値より小さい上記信号出力のレベルに
    対する下げ量を計算し、当該下げ量に応じて上記制御信
    号を生成することを特徴とする請求項1に記載の音声信
    号処理装置。
JP9183924A 1997-07-09 1997-07-09 音声信号処理装置 Pending JPH1131934A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9183924A JPH1131934A (ja) 1997-07-09 1997-07-09 音声信号処理装置
US09/147,741 US6195439B1 (en) 1997-07-09 1998-07-09 Voice signal processor
PCT/JP1998/003074 WO1999003199A1 (fr) 1997-07-09 1998-07-09 Processeur de signaux vocaux

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