JPH05347047A - 光磁気記録装置 - Google Patents

光磁気記録装置

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JPH05347047A
JPH05347047A JP4373493A JP4373493A JPH05347047A JP H05347047 A JPH05347047 A JP H05347047A JP 4373493 A JP4373493 A JP 4373493A JP 4373493 A JP4373493 A JP 4373493A JP H05347047 A JPH05347047 A JP H05347047A
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JP
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magnetic field
disk
magneto
head
optical
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JP4373493A
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Hirotoshi Fujisawa
裕利 藤澤
Takashi Omori
隆 大森
Akira Ando
亮 安藤
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光磁気ディスクDに磁界ヘッド6を摺接さ
せ、この磁界ヘッド6から光磁気ディスクDの記録面に
外部磁界を印加して信号を記録するようにした光磁気記
録装置において、磁界ヘッド6と光磁気ディスクDの記
録面との間の距離を一定に保ち安定した記録が行なわれ
るようにする。 【構成】 磁界ヘッド6と光磁気ディスクDとの間に滑
性材(スペーサーシート)4を配し、これを介して磁界
ヘッド6を光磁気ディスクDに摺接させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光磁気記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年ディスクによる記録装置において
は、録再可能なシステムとして光磁気記録装置が提案さ
れている。即ち、この光磁気記録装置は、磁性体を記録
媒体に用いたディスクの記録面に対し磁界ヘッド(磁界
コイル)によって外部磁界を付与し、この状態でディス
クにレーザー光を照射して局部的に温度上昇を生じさせ
ることにより、その部分の抗磁力を減少させて外部磁界
による磁化の反転を生じさせ、これによって信号の記録
を行なうようにしたものである。
【0003】従ってこの光磁気記録装置においては、デ
ィスクの記録面に対し充分な外部磁界を付与し確実な記
録を行なわしめるために、磁界ヘッドをディスクに近接
配置すると共に磁界ヘッドとディスクの記録面との間の
距離を一定に制御する必要がある。
【0004】従来、この光磁気記録装置における磁界ヘ
ッドの位置制御手段としては、次のようなものが考えら
れている。 (a)固定法‥‥予めディスクに対しその面振れの公差
より大きな間隔をおいて磁界ヘッドを配置固定する。 (b)タイヤを用いる法‥‥ディスクの面に転接するタ
イヤを備え、このタイヤの回転中心軸上に磁界ヘッドを
含んだブロックを配設する。 (c)光学センサーを用いてアクチュエータにより位置
制御する法‥‥光学センサーによってディスクからの距
離を測定し、その情報によってアクチュエータを駆動さ
せ、磁界ヘッドの位置を制御する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の磁界ヘッドの位置制御手段は、夫々次のよう
な欠点を有している。即ち、先ず(a)の固定法におい
ては、磁界ヘッドとディスクの間の距離が大きいため、
信号の記録には強力な磁界を必要とし、このため磁界ヘ
ッドの消費電力が大きくなり、ポータブル化には不適で
ある。また、(b)のタイヤを用いる法は、ディスクの
表面に凹凸があった場合、タイヤはこの凹凸の影響を直
接受けて大きく揺動し磁界ヘッドの位置が不安定となる
等、ディスクの凹凸による外乱を受け易く、またタイヤ
の回転支持機構等に多くの部品点数を要し複雑な構成と
なるので、ポータブル化に不適である。また、(c)の
光学センサーを用いてアクチュエータにより位置制御す
る法は、ディスクによる外乱は受けないが、光学センサ
ーやアクチュエータ等の部品点数が多く、また電気的回
路も複雑となるので、これもポータブル化には不適であ
る。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
ので、簡単な構成で確実な磁界ヘッドの位置制御を行な
える光磁気記録装置を提供し、上述の問題点を解消する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明装置は、光学ヘッドと、この光学ヘッドと光
磁気ディスクを介して相対向するように設けられた磁界
ヘッドとを備え、光磁気ディスクの記録面上に光学ヘッ
ドからのレーザー光を照射させるとともに、磁界ヘッド
から外部磁界を印加して光磁気ディスクへの信号記録を
行なうようにした装置において、磁界ヘッドと光磁気デ
ィスクの記録面との間に滑性材を設け、この滑性材を介
して磁界ヘッドを光磁気ディスクに接触させるようにし
たものである。この滑性材としては光磁気ディスクの厚
み方向に均一な厚みを有するものを用いる。
【0008】
【作用】斯る本発明装置によれば、簡単な構成で光磁気
ディスクの記録面と磁界ヘッドとの間の距離を一定に保
つことができ、従ってポータブルでかつ確実な光磁気記
録が行なわれる光磁気記録装置を実現することができ
る。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の光磁気記
録装置の実施例を説明する。図において1はスピンドル
モータ2の駆動軸に取付けられたターンテーブル、3は
このターンテーブル1に対向してその上方に配置された
チャッキングプレートである。このチャッキングプレー
ト3は固定部に対し回転自在に支持されており、その内
部にはマグネットが内蔵され、光磁気ディスク(以下単
にディスクという)Dを挿入した状態ではこのチャッキ
ングプレート3にはターンテーブル1が磁気吸着される
ことによりディスクDがチャッキングされ、スピンドル
モータ2によって回転駆動される如く成されている。
【0010】そしてこのチャッキング機構部において
は、チャッキングプレート3の下面に、滑性材としてデ
ィスクDより一回り大きい円板状のスペーサーシート4
が貼着されており、ディスクDがチャッキングされた際
には、このスペーサーシート4がディスクDの上面に載
置され一体に回転する状態となるように構成されてい
る。このスペーサーシート4には、表面の平滑性が良
く、ディスクDの厚み方向に均一な厚みを有し、且つデ
ィスクDに密着するように撓み易いフレキシブルな材質
のものが用いられる。
【0011】5は光学ヘッドで、この光学ヘッド5から
レーザー光が発射され、ディスクDの磁性記録面上にス
ポットを結像する。6はこの光学ヘッド5とディスクD
を介して相対向して配置される磁界ヘッドで、この磁界
ヘッド6に通電してこれを駆動することによりディスク
Dの磁性記録面に外部磁界が付与され、これによって磁
性記録媒体のレーザー光が照射された部分に磁化の反転
が起こり、信号の記録が行なわれるものである。
【0012】この磁界ヘッド6は、ディスクDがチャッ
キングされ、その上面にスペーサーシート4が載置され
た状態においてスペーサーシート4にメカニカルコンタ
クトされる如く成されており、即ちこの磁界ヘッド6は
固定側のリンク機構7に対し板ばね8を介して弾性支持
してあり、この板ばね8の弾性押圧力によって磁界ヘッ
ド6がスペーサーシート4の上面に所定圧で圧接される
ように構成されている。尚、この磁界ヘッド6の下面即
ちスペーサーシート4に対するコンタクト面には、滑性
コーティングを施しておくことが望ましい。
【0013】以上のような構成によって明らかな如く本
例の光磁気ドライブ装置は、ディスクDがチャッキング
されるとスペーサーシート4がディスクDの上面に密着
し、ディスクDに撓み等があってもそれに沿うようにな
り、この状態でスペーサーシート4の上面から板ばね8
の力によって磁界ヘッド6が押し付けられることによ
り、ディスクDの記録面と磁界ヘッド6との間隔はスペ
ーサーシート4の厚みによって決定されることになり、
ディスクDの回転によって生じる所謂面ぶれにも円滑に
追従する。従ってディスクDに対する磁界ヘッド6の位
置は常に一定に保たれることになり、このため磁界ヘッ
ド6はディスクDの磁性記録面に対し安定した外部磁界
を付与し、確実な光磁気記録が行なわれる。
【0014】尚、磁界ヘッド6はディスクDと一体に回
転するスペーサーシート4に常に擦り付けられるように
なるが、スペーサーシート4の表面の平面性や磁界ヘッ
ド6側の滑性コーティングによって両者間の滑性は良
く、摩耗にも充分耐え得るものである。
【0015】このように構成される本例の光磁気記録装
置によれば、以下に述べる如き各種の利点を有する。即
ちこの光磁気記録装置においては、磁界ヘッド6とディ
スクDの間に滑性材としてのスペーサーシート4が介在
され、つまり磁界ヘッド6はスペーサーシート4を介し
てディスクDに対応されているので、ディスクDに傷を
付けることはなく、またディスクDの表面に凹凸があっ
た場合、磁界ヘッド6はこの凹凸の影響を直接受けるこ
となくスペーサーシート4に沿って滑らかに追従される
ので、磁界ヘッド6の位置は安定し、ディスクDの凹凸
による外乱を受けることが少ない。
【0016】また、磁界ヘッド6はディスクDの記録面
に対し一定の近接位置に配置されるため、大電力による
強力な磁界を加えずともディスクDの磁性記録面に対し
充分な外部磁界を付与できるので、磁界ヘッド6の消費
電力を低く抑えることができる。
【0017】そしてこの光磁気記録装置における磁界ヘ
ッド6の位置制御機構は、ディスクDに載置されるスペ
ーサーシート4を備え、その上面に磁界ヘッド6をコン
タクトさせるだけの極めて簡単な構成であるため、部品
点数が少なく全体として小型に形成でき、しかも調整を
要するのはスペーサーシート4に対する磁界ヘッド6の
圧接力即ち板ばね8の弾性くらいのものであるため、調
整箇所が少なく、面倒な調整作業を必要としない。
【0018】以上のような各種の効果により、機器のコ
ンパクト化に必要な条件を殆ど満たすことができ、コン
パクト型の光磁気記録装置の実現に大きく寄与するもの
である。
【0019】尚、以上の実施例においては、滑性材とし
て磁界ヘッドとディスクとの間にスペーサーシートを介
在させた例を示したが、この構成に限ることなく例えば
ディスクの製造時にディスク上に滑性コーティングを施
すようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上に説明した如く本発明の光磁気記録
装置は、磁界ヘッドと光磁気記録媒体(ディスク)との
間に滑性材を設け、この滑性材を介して磁界ヘッドを接
触させることで、ディスクに対する磁界ヘッドの位置制
御を行なうようにしたことにより、ディスクを傷付ける
ことなく磁界ヘッドを近接配置できると共に、ディスク
の凹凸等による外乱に対し強く、また磁界ヘッドの消費
電力を低く抑えることができ、しかも構成が簡単で部品
点数が少なく調整箇所も少ない等、機器のコンパクト化
を図る上で有利な種々の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例装置の一部分の構成を示す側面図であ
る。
【図2】同、全体の構成を示す側面図である。
【図3】同、斜視図である。
【符号の説明】
D 光磁気ディスク(光磁気記録媒体) 4 スペーサーシート(滑性材) 5 光学ヘッド 6 磁界ヘッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学ヘッドと、上記光学ヘッドと光磁気
    記録媒体を介して相対向するように設けられた磁界ヘッ
    ドとを備え、上記光磁気記録媒体の記録面上に上記光学
    ヘッドからのレーザー光を照射させるとともに、上記磁
    界ヘッドから上記記録面に外部磁界を印加して、上記光
    磁気記録媒体への信号記録を行うようにした光磁気ドラ
    イブ装置において、 上記磁界ヘッドと上記光磁気記録媒体との間に滑性材を
    設け、且つ、上記磁界ヘッドを上記滑性材を介して接触
    させてなる光磁気記録装置。
  2. 【請求項2】 上記滑性材は、上記光磁気記録媒体の厚
    み方向に均一な厚みを有し、上記磁界ヘッドが接触され
    た際に上記磁界ヘッドと上記光磁気記録媒体の記録面と
    の距離を一定に保持するようになされた請求項1に記載
    の光磁気記録装置。
JP5043734A 1993-03-04 1993-03-04 光磁気記録装置 Expired - Lifetime JP2570567B2 (ja)

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JPH05347047A true JPH05347047A (ja) 1993-12-27
JP2570567B2 JP2570567B2 (ja) 1997-01-08

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6358605A (ja) * 1986-08-28 1988-03-14 Sony Corp 磁界発生装置
JPS6442039A (en) * 1987-08-07 1989-02-14 Alps Electric Co Ltd Magneto-optical recording medium

Patent Citations (2)

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