JPH0534556Y2 - - Google Patents

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JPH0534556Y2
JPH0534556Y2 JP1989049975U JP4997589U JPH0534556Y2 JP H0534556 Y2 JPH0534556 Y2 JP H0534556Y2 JP 1989049975 U JP1989049975 U JP 1989049975U JP 4997589 U JP4997589 U JP 4997589U JP H0534556 Y2 JPH0534556 Y2 JP H0534556Y2
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seaweed
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caterpillar belt
alignment
plates
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、加工処理された海苔を計数する際に
海苔を揃えて整列させる海苔整列装置に関する。
(従来の技術) 焼いたり、味を付けるなどの加工工程を経て移
送されてきた海苔は、袋に入れ包装する前に計数
して所定枚数毎にまとめられる。その際包装し易
くするために海苔を揃えて整列させる必要があ
り、このような装置として、立てた状態の海苔の
両側部に整列板を設け、この整列板をシリンダユ
ニツトを駆動源として直接振動させ海苔を整列さ
せる従来技術が知られている。
又、実公昭58−9333号公報には、加工工程から
移送されてきた海苔が回転筒1の周面に設けら
れ、夫々間隔を置いて放射方向並びに軸方向に固
定した複数の杆2……によつて保持されている技
術が開示されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら海苔を整列させるのに、シリンダ
ユニツトを駆動源として直接整列板を振動させる
場合、機構が複雑になり、又、大きな騒音が発生
する。更に振動の振幅が大きく、激し過ぎるた
め、壊れ易い海苔の角などが欠け易かつた。
又、実公昭58−9333号公報に開示されている技
術では、所定枚数の海苔が杆2と杆2の間に投入
されると、回転筒1を間歇駆動させて一定角度だ
け回転させ無端ベルト4の側へ海苔を送り出して
いるが、杆2……は回転筒1の周面に放射状に固
定されているので、一定角度だけ回転する間に海
苔は反転してバラバラになつてしまい揃えること
ができない虞れがある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本考案の海苔整列装
置は、複数の板を帯状に連結して形成され上流側
から投入された海苔を下流側へ所定の間隔で間歇
駆動して移送するキヤタピラベルトと、このキヤ
タピラベルトの板上の左右両端部に夫々対向して
立設され前記海苔を立てた状態で保持するロツド
と、このロツドが通過する切欠き溝を有し上流側
に投入された海苔を前記ロツドに受け渡す受け板
と、この受け板の両側部及び上流側端部に夫々臨
んで設けられた整列板と、これら各整列板の下端
部に当接すると共に前記キヤタピラベルトと共通
の駆動源によつて駆動される軸上に取着されキヤ
タピラベルトの間歇停止時にこれら各整列板を揺
動させて海苔を整列させる複数のカムとから構成
した。
(作用) 上記手段によれば、夫々下端部がカムに当接さ
れた海苔の両側部及び後部の整列板は、カムの駆
動によつて滑らかに振動し、角が欠け易い海苔を
きれいに整列させる。
又、キヤタピラベルトの上面にある隣接する板
は、互いに略面一になつており、この板上に夫々
略平行に立設されたロツド間に保持される海苔は
ロツドによつて挟持された状態で下流側に移送さ
れるので、整列状態がくずれない。
(実施例) 次に本考案の一実施例を添付した図面によつて
説明する。
第1図は本考案の海苔整列装置の斜視図であ
る。海苔整列装置1は、本体3の上部にキヤタピ
ラベルト5を設け(キヤタピラベルトは何列設け
ても良いが、構造は同じなので以下1列の場合に
ついて説明する。)、隣のキヤタピラベルト5との
間及び側部には本体3と一体の壁部7及び9を立
設する。
キヤタピラベルト5は、ローラーチエーン上に
長方形の板11……をネジなどで帯状に連結し、
2つの回転輪13,13間に掛け渡して形成さ
れ、一方の回転輪13が本体3下部に設けられた
図示せざるモーターによつて駆動される。
キヤタピラベルト5の一つ置きの板11……上
には、左右両端部の対向する位置に1本ずつ壁部
7及び9の高さよりも長いロツド15……を立設
する。
又、キヤタピラベルト5の回転と共に回動する
これらのロツド15……の長さを見込んで、キヤ
タピラベルト5の下流側(図の矢印方向)と本体
3の一方の端部との間には間隔を設ける。又、そ
の際ロツド15……先端部が臨む本体5側部に
は、開口部5aを形成しておき、ロツド15……
の側方の壁部7及び9には切欠き7a,9aを形
成しておく。
海苔整列装置1の上流側には、海苔を焼く工
程、味付けする工程、乾燥させる工程等を備えた
図示せざる海苔加工装置が設置されている。この
海苔加工装置の下流側とキヤタピラベルト5の上
流側とは、本体3の側部から突設された傾斜状の
受け板17によつて連結されている。海苔は、海
苔加工装置の下流側に設けられたローラーによつ
て強制的に送り出され、傾斜した受け板17を介
してキヤタピラベルト5の上流側に移送される。
受け板17にはロツド15……が回動する際の
軌跡に対応する部分に切欠き溝19,19を形成
する。又、受け板17の外側部及び隣り合う受け
板17側の内側部を臨んで夫々側部整列板21及
び23を設ける。更に受け板17の海苔加工装置
側の端部を臨んで後部整列板25を設ける。
次にこれらの各整列板21,23,25の形状
について第2図〜第4図により個別に説明する。
側部整列板21は、第2図1に示すように、側
面視上端部21aが受け板17の傾斜角度と同じ
角度をなす平行四辺形に形成され、第2図2に示
すようにこの上端部21aは外側(受け板17か
ら遠ざかる方向)に傾斜されて、海苔を海苔加工
装置から受け板17上に投入し易くしてある。
又、側部整列板21の上下方向中間部には、同じ
く受け板と同じ傾斜角度の段部21bが形成され
ている。
側部整列板21の下端部中央には、蝶番状の金
具27が取り付けられている。
この金具27には下方に延出するバー29が取
り付けられ、その下端部にはバー29よりも大径
のベアリング31が取り付けられている。
側部整列板23は、第3図1に示すように、側
面視長方形状に形成され、その上下方向中間部
は、第3図2に示すように受け板17と同じ傾斜
角度の段部23aが形成されている。
側部整列板23の下端部中央には、蝶番状の金
具33が取り付けられている。この金具33には
下方に延出するバー35が取り付けられ、その下
端部にはバー35よりも大径のベアリング37が
取り付けられている。
尚、39は、側部整列板23の隣りに背中合わ
せに設けられた側部整列板との上部間に掛け渡さ
れ、正面視三角形状に折曲された案内板であり、
海苔加工装置から受け板17上に海苔を投入し易
いように案内する。
後部整列板25は、第4図1に示すように、正
面視細長い長方形状で、上端部が海苔加工装置の
ある側に傾斜して海苔を投入し易くしてある。後
部整列板25の下端部中央には、第4図2に示す
ように下方に延出する側面視くの字状のバー41
が取り付けられている。このバー41のくの字状
の折曲点41aよりも上には、バー41の軸と直
角にカラー43が設けられ、このカラー43に板
状の金具45が軸支されている。又、バー41の
下端部には、バー41よりも大径のベアリング4
7が取り付けられている。
次に上述した各整列板21,23,25の駆動
機構を第5図により説明する。
本体3の側部から、上下方向に間隔をおいてフ
レーム49と51が水平に延出されている。フレ
ーム51上には、上述したキヤタピラベルト5駆
動用のモータによつて駆動される軸53が、キヤ
タピラベルト5の駆動方向と直角方向に向けて軸
支55されている。軸53上には間隔をおいてカ
ム57,59,61が固着されている。
カム57は、軸53とは同心の大径をなし、軸
53方向の内側に傾斜したカム面57aを備えて
いる。
カム59は、側面視卵形の外周部がカム面59
aをなしている。
カム61は、軸53とは同心の大径をなし、軸
方向の両端部に傾斜したカム面61a,61aを
備えている。
上述した側部整列板21は、蝶番状の金具27
によつてフレーム49に揺動自在に取り付けら
れ、スプリング63によつてバー29を本体3の
外側方向へ付勢することで、バー29の下端部の
ベアリング31がカム57のカム面57aに常に
当接される。又この時受け板17は、側部整列板
21の段部21bとの間に所定の隙間aを介して
これに臨んでいる。
同様に側部整列板23も、蝶番状の金具33に
よつてフレーム49に揺動自在に取り付けられ、
スプリング65によつてバー35を本体3の内側
方向へ付勢することで、バー35の下端部のベア
リング37がカム61の一方のカム面61aに常
に当接される。
この時受け板17は、側部整列板23の段部2
3aとの間に所定の隙間aを介してこれに臨んで
いる。尚、カム61の他方のカム面61aは、隣
りに背中合わせに設けられた側部整列板用のもの
である。
又、後部整列板25は、板状の金具45によつ
てフレーム49の端部に揺動自在に取り付けら
れ、スプリング67によつてバー41をキヤタピ
ラベルト5の方向へ付勢することで、バー41の
下端部のベアリング47がカム59のカム面59
aに常に当接される。
上述した本考案の海苔整列装置1は、モーター
によつてカム57と61及び59を取り付けた軸
53を常時駆動し、一方予めプログラムされた指
令によつてクラツチを作動させ、キヤタピラベル
ト5を所定の間隔で間歇駆動させている。
カム57,61及び59の回転によりベアリン
グ31と37が揺動し、側部整列板21と23
は、夫々金具27と33の軸27aと33aを支
点としてキヤタピラベルト5の駆動方向に対し直
角の方向に振動される。
同じくベアリング47により後部整列板25
は、金具45の軸45aを支点としてキヤタピラ
ベルト5の駆動方向に振動される。この時海苔加
工装置から受け板17上に投入された海苔は、両
端部及び後部に振動を受けながら、所定枚数(例
えば10枚)に達するまで受け板17上に保持され
た状態で揃えられ、整列される。
海苔が所定枚数になると、停止していたキヤタ
ピラベルト5は再び駆動されワンステツプだけ前
進して、上流側では再び同じ整列動作が繰り返さ
れる。また、キヤタピラベルト5がワンステツプ
だけ前進すると、板11上のロツド15……が受
け板17の切り欠き溝19から立ち上がつて10枚
の整列された海苔を保持して下流側へ移動し、略
平行に上方を向いた一つ前の1対のロツド15,
15との間で海苔を立て挟持するので、整列状態
をくずさない。
このような作動を繰り返してキヤタピラベルト
5の下流側端部まで移動した整列されている10枚
の海苔は、人手によつて、あるいは自動的に袋入
れされる。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案によれば、カムによ
つて整列板が滑らかに振動するので、角が欠け易
い海苔をきれいに整列させることができる。又、
海苔は、ロツド間に挟持された状態で下流側に移
送されるので、整列状態がくずれない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は本考案の海苔整列装置の斜視図、第2図1は外
側の側部整列板の側面図、第2図2は同じく正面
図、第3図1は内側の側部整列板の側面図、第3
図2は同じく正面図、第4図1は後部整列板の正
面図、第4図2は同側面図、第5図は整列板の駆
動機構を示す要部を拡大した斜視図である。 尚、図面で1は海苔整列装置、5はキヤタピラ
ベルト、11はキヤタピラベルトの板、15は板
上に立設したロツド、21,23は側部整列板、
25は後部整列板、53は軸、57,59,61
は軸上に取着されたカムである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の板を帯状に連結して形成され上流側から
    投入された海苔を下流側へ所定の間隔で間歇駆動
    して移送するキヤタピラベルトと、このキヤタピ
    ラベルトの板上の左右両端部に夫々対向して立設
    され前記海苔を立てた状態で保持するロツドと、
    このロツドが通過する切欠き溝を有し上流側に投
    入された海苔を前記ロツドに受け渡す受け板と、
    この受け板の両側部及び上流側端部に夫々臨んで
    設けられた整列板と、これら各整列板の下端部に
    当接すると共に前記キヤタピラベルトと共通の駆
    動源によつて駆動される軸上に取着されキヤタピ
    ラベルトの間歇停止時にこれら各整列板を揺動さ
    せて海苔を整列させる複数のカムとから成る海苔
    整列装置。
JP1989049975U 1989-04-27 1989-04-27 Expired - Lifetime JPH0534556Y2 (ja)

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JP7053311B2 (ja) * 2018-03-01 2022-04-12 株式会社川島製作所 海苔束の端面削り装置

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