JPH0534542B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0534542B2
JPH0534542B2 JP59227048A JP22704884A JPH0534542B2 JP H0534542 B2 JPH0534542 B2 JP H0534542B2 JP 59227048 A JP59227048 A JP 59227048A JP 22704884 A JP22704884 A JP 22704884A JP H0534542 B2 JPH0534542 B2 JP H0534542B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
planetary roller
sliding bearing
carrier member
bearing surface
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59227048A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61105357A (ja
Inventor
Izumi Ogino
Atsushi Hiei
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP22704884A priority Critical patent/JPS61105357A/ja
Publication of JPS61105357A publication Critical patent/JPS61105357A/ja
Publication of JPH0534542B2 publication Critical patent/JPH0534542B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/048Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
    • F16H57/0487Friction gearings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Friction Gearing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ころがり摩擦変速装置に関する。更
に詳しくは、遊星ローラ型のころがり摩擦変速装
置に係る。
〔従来の技術〕
従来、この種の一般的なころがり摩擦変速装置
は、太陽ローラと、キヤリヤ部材と、キヤリヤ部
材に回転自在に保持される遊星ローラと、アウタ
リングとからなり、遊星ローラは太陽ローラとア
ウタリングとの間にラジアル荷重が付与されてこ
ろがり摩擦接触状態で配設され、キヤリヤ部材は
遊星ローラの外部にあつて遊星ローラの外周面す
べり軸受形式で配設されて形成されている(例え
ば、特開昭55−82848号)。
第5図および第6図は従来の一般的なころがり
摩擦変速装置の全体構成を示す。第5図は正面縦
断面図、第6図は第5図の−線断面図を示
す。
第5図および第6図において、10は太陽ロー
ラ、12は遊星ローラ、16はアウタリング、1
8はキヤリヤ部材を示している。遊星ローラ12
は中空体に形成されており、太陽ローラ10とア
ウタリング16との間に、ラジアル荷重が付与さ
れてころがり摩擦接触状態で配設されている。
第6図に良く示されるように、キヤリヤ部材1
8は、遊星ローラ12の外部に配設されている。
このキヤリヤ部材18の周方向の両側部は、遊星
ローラ12の外形形状に沿つた円弧形状に形成さ
れており、遊星ローラ12の外周面12aとすべ
り接触するすべり軸受面20に形成されている。
このすべり軸受面20により遊星ローラ12は受
けられ、キヤリヤ部材18に回転自在に保持され
ている。このように、キヤリヤ部材18による遊
星ローラ12の保持は、いわゆるすべり軸受形式
で構成されている。
上記の構成において、太陽ローラ10、遊星ロ
ーラ12を保持するキヤリヤ部材18、アウタリ
ング16の三つの要素は、一つの要素が入力要素
に連結され、他の一つの要素が出力要素に連結さ
れ、残りの要素が固定要素に連結されることによ
り、入力要素から出力要素に増速または減速され
て回転が伝達される変速装置が構成される。
第5図および第6図の場合は、第5図に良く示
されるように、太陽ローラ10が出力要素である
出力軸22に連結され、キヤリヤ部材18が入力
要素である入力軸24に連結され、アウタリング
16が不図示の固定体に固定されているため、入
力軸24の回転が出力軸22に増速して伝達され
る変速装置となつている。
なお、上述の構成によるときには、変速比は一
定であるが、上述の固定要素を可動体として所定
の回転を付与するときには、変速比を可変とする
ことができる。
ところで、上述したこの種のころがり摩擦変速
装置においては、潤滑油(トラクシヨンフルー
ド)が用いられており、この潤滑油により上述の
すべり軸受形式で配設されるキヤリヤ部材18と
遊星ローラ12間の潤滑が行われるようになつて
いる。
すなわち、上述したように、キヤリヤ部材18
には遊星ローラ12の外周面とすべり接触するす
べり軸受面20が形成されており、遊星ローラ1
2はこのすべり軸受面20により受けられて保持
されている。そして、このすべり軸受面20によ
り形成される遊星ローラのすべり軸受部には、押
圧荷重が作用するため、潤滑が必要とされ、この
すべり軸受部を従来から潤滑油により流体潤滑状
態とすることが行われている。
遊星ローラ12のすべり軸受部を流体潤滑状態
とするため、従来は、第7図に示すように、キヤ
リヤ部材18のすべり軸受面20に、凹溝の潤滑
通路30を形成している。この潤滑通路30は遊
星ローラの自転方向に設けられており、その凹溝
はすべり軸受面20の一端から他端にかけて連通
して設けられている。すなわち、潤滑通路30の
凹溝はその両端が開口状態とされて形成されてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上述したように、潤滑通路30がすべ
り軸受面30を貫通して設けられ、凹溝の両端が
開口している場合には、潤滑油はこの潤滑通路3
0を流れ抜けやすく、このため、遊星ローラ12
の外周面12aとキヤリヤ部材18のすべり軸受
面30とが当接したすべり接触状態にあるときに
は、潤滑油は殆どこの潤滑通路30を通つてすべ
り軸受部を流れ抜けていき、遊星ローラのすべり
軸受部への潤滑が不足し、流体潤滑状態が完全に
なされないという問題を生じることがある。
而して、本発明が解決しようとする問題点は、
遊星ローラの外周面とキヤリヤ部材のすべり軸受
面とが当接したすべり接触状態にあるときにおい
ても、キヤリヤ部材のすべり軸受面により形成さ
れる遊星ローラのすべり軸受部の流体潤滑状態を
完全なものとすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、潤滑通路の形状を改良して、潤滑油
が潤滑通路を通つてすべり軸受部を流れ抜けない
ようにすることにより、上述の問題点の解決を図
るものである。
具体的には、本発明は、太陽ローラと、キヤリ
ヤ部材と、キヤリヤ部材に回転自在に保持される
遊星ローラと、アウタリングとからなり、遊星ロ
ーラは太陽ローラとアウタリングとの間にラジア
ル荷重が付与されてころがり摩擦接触状態で配設
され、キヤリヤ部材は遊星ローラの外部にあつて
遊星ローラの外周面の一部とすべり軸受形式で配
設されているころがり摩擦変速装置において、前
記キヤリヤ部材の遊星ローラとすべり接触するす
べり軸受面を前記遊星ローラの外周形状に沿つた
円弧形状とし、該すべり軸受面に凹溝の潤滑通路
を該円弧方向に沿つて形成し、該潤滑通路の該円
弧方向の両端の内、前記遊星ローラが自転により
該すべり軸受面外から近づいてくる側の一端を開
口し、他端を閉鎖して形成する手段をとる。
〔作用〕
上述の手段によれば、潤滑通路の円弧方向の両
端の内、遊星ローラが自転によりすべり軸受面外
から近づいてくる側の一端は開口しているが、他
端は閉鎖されて形成されているため、遊星ローラ
の自転により潤滑通路の一端から取り入れられる
潤滑油は、他端で堰き止められ、流れ抜けること
がない。このため潤滑通路に入つた潤滑油は、遊
星ローラの外周面とキヤリヤ部材のすべり軸受面
とが当接したすべり接触状態にあるときでも、す
べり軸受面により形成される遊星ローラのすべり
軸受部に浸入していき、すべり軸受部を完全な流
体潤滑状態とする。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
ころがり摩擦変速装置の基本的構成は、上述の
従来の技術の項で説明した第5図および第6図に
示す従来構造と同一である。従来構造と異なるの
はキヤリヤ部材18のすべり軸受面20の形状で
ある。
第1図ないし第3図はそのキヤリヤ部材18を
示す。第1図は第2図の−線断面図、第2図
は側面図、第3図は斜視図を示す。なお、この実
施例において、第5図ないし第7図に示す従来構
造と同一または相当部分には、同一符号を付して
示してある。
第2図に示すように、キヤリヤ部材18のすべ
り軸受面20は、第5図に示す遊星ローラ12の
外形形状に沿つた円弧形状に形成されている。こ
のすべり軸受面20に、第1図に示すように、潤
滑通路30が形成されている。潤滑通路30は凹
溝により形成されている。また、第1図で見て、
すべり軸受面20の略中央位置に円弧方向に沿つ
ている。
すべり軸受面20により形成される遊星ローラ
12のすべり軸受部には、遊星ローラ12が自転
によりすべり軸受部外から近づいてくる側から潤
滑油が流れ込む。したがつて、第1図に示すよう
に、潤滑通路30の円弧方向の両端30a,30
bの内、遊星ローラ12が自転によりすべり軸受
面外から近づいてくる側(第1図における上側)
の一端30aは開口しているが、他端30bは閉
鎖され、すべり軸受面を貫通することなく形成さ
れている。遊星ローラ12の自転方向が逆であれ
ば、一端30aは閉鎖され、他端30bが開口す
るように形成される。
上述のように、キヤリヤ部材18のすべり軸受
面20に潤滑通路30が形成されていることによ
り、ころがり摩擦変速装置の作動状態において、
遊星ローラ12の外周面12aとキヤリヤ部材1
8のすべり軸受面20とが当接したすべり接触状
態にあるときでも、潤滑通路30の一端30aの
開口部から取り入れられた潤滑油は、他端30b
が閉鎖されていることから、すべり軸受20によ
り形成される遊星ローラ12のすべり軸受部に浸
入していき、すべり軸受部の流体潤滑状態を完全
なものとする。
遊星ローラ12のすべり軸受部が完全な流体潤
滑状態とされることにより、キヤリヤ部材18の
すべり軸受面20と、遊星ローラ12の外周面2
0aの摩耗促進を防止することができ、耐久性を
向上させることができると共に、動力伝達時の摩
擦損失を低減させることができる。
第4図はキヤリヤ部材18のすべり軸受面20
に形成する潤滑通路30の変形例を示す。この変
形例は潤滑通路30の凹溝を三角形状に形成した
ものであり、一端30aの開口を広くしたもので
ある。この変形例の場合も、上述の実施例の場合
と同様の作用をなし、同様の効果を得ることがで
きる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明によれば、キヤリ
ヤ部材のすべり軸受面の円弧方向に沿つて形成さ
れた、凹溝の潤滑通路の両端の内、遊星ローラが
自転によりすべり軸受面外から近づいてくる側の
一端を開口し、他端を閉鎖して形成することによ
り、潤滑通路の一端から取り入れられる潤滑油
は、他端で堰き止められ、流れ抜けることがな
い。そして、すべり軸受面により形成される遊星
ローラのすべり軸受部に潤滑油を強制的に浸入さ
せることができ、すべり軸受部の流体潤滑状態を
完全なものとすることができる。この結果、すべ
り軸受部の摩耗促進を防止することができ、ころ
がり摩擦変速装置の耐久性を向上させることが期
待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第3図はキヤリヤ部材を示し、第
1図は第2図の−線断面図、第2図は側面
図、第3図は斜視図である。第4図は潤滑通路の
変形例を示すキヤリヤ部材の断面図である。第5
図および第6図は従来の一般的なころがり摩擦変
速装置の全体構成を示し、第5図は正面縦断面
図、第6図は第5図の−線断面図である。第
7図は従来の潤滑通路を示すキヤリヤ部材の断面
図である。 符号の説明、10……太陽ローラ、12……遊
星ローラ、12a……遊星ローラの外周面、16
……アウタリング、18……キヤリヤ部材、20
……すべり軸受面、30……潤滑通路、30a…
…潤滑通路の一端、30b……潤滑通路の他端。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 太陽ローラと、キヤリヤ部材と、キヤリヤ部
    材に回転自在に保持される遊星ローラと、アウタ
    リングとからなり、遊星ローラは太陽ローラとア
    ウタリングとの間にラジアル荷重が付与されてこ
    ろがり摩擦接触状態で配設され、キヤリヤ部材は
    遊星ローラの外部にあつて遊星ローラの外周面の
    一部とすべり軸受形式で配設されているころがり
    摩擦変速装置において、 前記キヤリヤ部材の遊星ローラとすべり接触す
    るすべり軸受面を前記遊星ローラの外周形状に沿
    つた円弧形状とし、該すべり軸受面に凹溝の潤滑
    通路を該円弧方向に沿つて形成し、該潤滑通路の
    該円弧方向の両端の内、前記遊星ローラが自転に
    より該すべり軸受面外から近づいてくる側の一端
    を開口し、他端を閉鎖して形成することを特徴と
    するころがり摩擦変速装置。
JP22704884A 1984-10-29 1984-10-29 ころがり摩擦変速装置 Granted JPS61105357A (ja)

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JP22704884A JPS61105357A (ja) 1984-10-29 1984-10-29 ころがり摩擦変速装置

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JP22704884A JPS61105357A (ja) 1984-10-29 1984-10-29 ころがり摩擦変速装置

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JPS61105357A JPS61105357A (ja) 1986-05-23
JPH0534542B2 true JPH0534542B2 (ja) 1993-05-24

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JP22704884A Granted JPS61105357A (ja) 1984-10-29 1984-10-29 ころがり摩擦変速装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1009900C2 (nl) * 1997-08-22 1999-05-25 Koyo Seiko Co Krachtoverbrengingsinrichting van het type met planeetrollen.

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5821138A (ja) * 1981-07-29 1983-02-07 Agency Of Ind Science & Technol 加圧浸透試験装置

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JPS5821138A (ja) * 1981-07-29 1983-02-07 Agency Of Ind Science & Technol 加圧浸透試験装置

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JPS61105357A (ja) 1986-05-23

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