JPH0131060B2 - - Google Patents
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- JPH0131060B2 JPH0131060B2 JP24961983A JP24961983A JPH0131060B2 JP H0131060 B2 JPH0131060 B2 JP H0131060B2 JP 24961983 A JP24961983 A JP 24961983A JP 24961983 A JP24961983 A JP 24961983A JP H0131060 B2 JPH0131060 B2 JP H0131060B2
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- Japan
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- input shaft
- planetary roller
- inscribed
- ring
- axis
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 5
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H13/00—Gearing for conveying rotary motion with constant gear ratio by friction between rotary members
- F16H13/06—Gearing for conveying rotary motion with constant gear ratio by friction between rotary members with members having orbital motion
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H13/00—Gearing for conveying rotary motion with constant gear ratio by friction between rotary members
- F16H13/06—Gearing for conveying rotary motion with constant gear ratio by friction between rotary members with members having orbital motion
- F16H13/08—Gearing for conveying rotary motion with constant gear ratio by friction between rotary members with members having orbital motion with balls or with rollers acting in a similar manner
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Friction Gearing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明は入力軸とこの入力軸と同軸に配置され
た内接リングとの間に遊星ローラを転動自在に配
設したころがり遊星型の減速機、殊に遊星ローラ
に互いに径の異なる部分を設けてこの径の差を利
用して差動出力を取り出せるようにした減速機に
関するものである。
た内接リングとの間に遊星ローラを転動自在に配
設したころがり遊星型の減速機、殊に遊星ローラ
に互いに径の異なる部分を設けてこの径の差を利
用して差動出力を取り出せるようにした減速機に
関するものである。
[背景技術]
ころがり遊星機構を用いた減速機、殊に差動出
力を利用するものの場合、実開昭53−136480号公
報に示されたもののように、遊星ローラに径の異
なる部分を設けるとともに、内径の異なる複数の
内接リングを用いて、一方の内接リングを回定し
ておくことによつて他方の内接リングから差動出
力を取り出すわけであるが、このような構成をと
ると遊星ローラのスキユーイング及びスラスト方
向の動きが避けがたい現象として生ずる。そして
円滑な動作を得るためにはこれらスキユーイング
及びスラスト方向の動き、特にスキユーイングに
対する対策が不可欠である。ところで上記公報に
示されたものにおいては遊星ローラの大径部が外
接する入力軸外周に針状ころ軸受を配してこれで
遊星ローラの小径部を受けることによつて遊星ロ
ーラのスキユーイングの防止を図る構造となつて
いることから、スキユーイング防止のために針状
ころ軸受等の部材が必要である上に遊星ローラの
大径部と小径部とが夫々入力軸と針状軸受とに確
実に線接触するようにさせるためにきわめて高い
精度が求められ、また構造が複雑でスペースも大
きくなるという問題点を有していた。
力を利用するものの場合、実開昭53−136480号公
報に示されたもののように、遊星ローラに径の異
なる部分を設けるとともに、内径の異なる複数の
内接リングを用いて、一方の内接リングを回定し
ておくことによつて他方の内接リングから差動出
力を取り出すわけであるが、このような構成をと
ると遊星ローラのスキユーイング及びスラスト方
向の動きが避けがたい現象として生ずる。そして
円滑な動作を得るためにはこれらスキユーイング
及びスラスト方向の動き、特にスキユーイングに
対する対策が不可欠である。ところで上記公報に
示されたものにおいては遊星ローラの大径部が外
接する入力軸外周に針状ころ軸受を配してこれで
遊星ローラの小径部を受けることによつて遊星ロ
ーラのスキユーイングの防止を図る構造となつて
いることから、スキユーイング防止のために針状
ころ軸受等の部材が必要である上に遊星ローラの
大径部と小径部とが夫々入力軸と針状軸受とに確
実に線接触するようにさせるためにきわめて高い
精度が求められ、また構造が複雑でスペースも大
きくなるという問題点を有していた。
[発明の目的]
本発明はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは簡単な構造ながらス
キユーイングの発生を防止することができて円滑
な動作がなされる減速機を提供するにある。
り、その目的とするところは簡単な構造ながらス
キユーイングの発生を防止することができて円滑
な動作がなされる減速機を提供するにある。
[発明の開示]
しかして本発明は、入力軸と、この入力軸と同
軸に配されて一方が出力伝達手段に接続され且つ
他方が固定された2つの内接リングと、入力軸と
両内接リングとの間に両端の軸をキヤリアに軸支
されて位置して夫々内接リングに内接するととも
に入力軸に外接する遊星ローラとを備えて、遊星
ローラにおける各内接リングとの接触部の径が互
いに異なつている減速機において、キヤリアにお
ける遊星ローラ両端の軸を支持する一対の軸受孔
のうち一方の中心を他方の中心に対して入力軸の
軸まわり方向で且つ遊星ローラにみこまれるスキ
ユーイングと逆方向にずらして、入力軸の軸線と
上記両軸受孔中心を結ぶ線とに角度をもたせたこ
とに特徴を有するものであり、予め遊星ローラに
スキユーイングと逆方向の傾きをもたせておい
て、動作時にスキユーイングを生じさせる力(モ
ーメント)が遊星ローラに作用すれば、遊星ロー
ラの上記傾きが補正されてスキユーイングが0の
状態となるようにしたものである。
軸に配されて一方が出力伝達手段に接続され且つ
他方が固定された2つの内接リングと、入力軸と
両内接リングとの間に両端の軸をキヤリアに軸支
されて位置して夫々内接リングに内接するととも
に入力軸に外接する遊星ローラとを備えて、遊星
ローラにおける各内接リングとの接触部の径が互
いに異なつている減速機において、キヤリアにお
ける遊星ローラ両端の軸を支持する一対の軸受孔
のうち一方の中心を他方の中心に対して入力軸の
軸まわり方向で且つ遊星ローラにみこまれるスキ
ユーイングと逆方向にずらして、入力軸の軸線と
上記両軸受孔中心を結ぶ線とに角度をもたせたこ
とに特徴を有するものであり、予め遊星ローラに
スキユーイングと逆方向の傾きをもたせておい
て、動作時にスキユーイングを生じさせる力(モ
ーメント)が遊星ローラに作用すれば、遊星ロー
ラの上記傾きが補正されてスキユーイングが0の
状態となるようにしたものである。
以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述する
と、図中1は太陽ローラとなる入力軸、2は遊星
キヤリア、3は遊星ローラ、4及び5は共に内接
リングである。入力軸1とキヤリア2と両内接リ
ング4及び5は同軸に配置され、遊星ローラ3は
両端の軸部31がキヤリア2の軸受孔21で回動
自在に支持されて、入力軸1と内接リング4及び
5との間に複数個が入力軸1の軸まわりに等間隔
で配設されている。この各遊星ローラ3はその外
周面に環状の凹溝が形成されることによつて、一
端部が遊星ローラ32、他端部が遊星ローラ32
と同径で且つ幅が狭いボス34、これらの間が凹
溝の底部であるところの遊星ローラ33となつて
おり、入力軸1には遊星ローラ32とボス34と
が接触するとともに内接リング4の内周面には遊
星ローラ32が接触し、内接リング5の内周面に
は遊星ローラ33が接触する。つまり内接リング
4よりも内接リング5の方が内径が小さく、また
遊星ローラ32よりも遊星ローラ33の方が外径
が小さくなつているものである。そして遊星ロー
ラ3における凹溝の開口縁であるところの遊星ロ
ーラ32とボス34の肩部は、全周にわたりテー
パ面35となつており、更に遊星ローラ33の軸
方向両端とテーパ面35との間にはグリス溜まり
としての溝41が形成されている。また内接リン
グ5の両側縁もこのテーパ面35に対応するテー
パ面15となつている。
と、図中1は太陽ローラとなる入力軸、2は遊星
キヤリア、3は遊星ローラ、4及び5は共に内接
リングである。入力軸1とキヤリア2と両内接リ
ング4及び5は同軸に配置され、遊星ローラ3は
両端の軸部31がキヤリア2の軸受孔21で回動
自在に支持されて、入力軸1と内接リング4及び
5との間に複数個が入力軸1の軸まわりに等間隔
で配設されている。この各遊星ローラ3はその外
周面に環状の凹溝が形成されることによつて、一
端部が遊星ローラ32、他端部が遊星ローラ32
と同径で且つ幅が狭いボス34、これらの間が凹
溝の底部であるところの遊星ローラ33となつて
おり、入力軸1には遊星ローラ32とボス34と
が接触するとともに内接リング4の内周面には遊
星ローラ32が接触し、内接リング5の内周面に
は遊星ローラ33が接触する。つまり内接リング
4よりも内接リング5の方が内径が小さく、また
遊星ローラ32よりも遊星ローラ33の方が外径
が小さくなつているものである。そして遊星ロー
ラ3における凹溝の開口縁であるところの遊星ロ
ーラ32とボス34の肩部は、全周にわたりテー
パ面35となつており、更に遊星ローラ33の軸
方向両端とテーパ面35との間にはグリス溜まり
としての溝41が形成されている。また内接リン
グ5の両側縁もこのテーパ面35に対応するテー
パ面15となつている。
内接リング4はその外周面に出力伝達部材とし
ての歯車6が一体に形成されており、内接リング
5はその外周面にハブ7が一体に形成されてい
る。11は軸方向に並ぶ内接リング4及び5間に
配されるスラスト軸受であり、摩擦係数の小さい
合成樹脂成形品と鋼球とで形成されている。また
19は入力軸1における遊星ローラ3の配設部の
両端に取り付けられたグリツプリング、25はこ
ろがり軸受である。キヤリア2は第5図にも示す
ように、同形の2つ割りの部材20を複数本のノ
ツクピン22で位置決めするとともに各ノツクピ
ン22を貫通するリベツト23あるいはボルトで
連結固定することにより形成されている。
ての歯車6が一体に形成されており、内接リング
5はその外周面にハブ7が一体に形成されてい
る。11は軸方向に並ぶ内接リング4及び5間に
配されるスラスト軸受であり、摩擦係数の小さい
合成樹脂成形品と鋼球とで形成されている。また
19は入力軸1における遊星ローラ3の配設部の
両端に取り付けられたグリツプリング、25はこ
ろがり軸受である。キヤリア2は第5図にも示す
ように、同形の2つ割りの部材20を複数本のノ
ツクピン22で位置決めするとともに各ノツクピ
ン22を貫通するリベツト23あるいはボルトで
連結固定することにより形成されている。
このような機構ブロツクは、更に第1図に示す
ように一対のハウジング8及び9内に納められる
ことで実使用に供される形態となる。ここでハウ
ジング8は一方のころがり軸受25を保持すると
ともに内接リング4の回転をスラスト軸受11′
を介してガイドする回転ガイド面となる鋼リング
10を固定したものであり、ハウジング9は他方
のころがり軸受25を保持するとともに内接リン
グ5の固定面を有している。内接リング5の外周
に形成されているハブ7における切欠37を通じ
てこの固定面に固着されるボルト38により、内
接リング5が完全に固定されるものである。また
ハウジング9は入力軸1と直結されているモータ
Mのハウジングを兼用している。図中50はモー
タMのロータ、51はステータ、52はステータ
固定用ボルト、53はロータ50を入力軸1に固
定するためのナツト、54はスプリング座金、5
5モータカバーであり、また56はスラスト固定
用間座を示している。尚、内接リング4の歯車6
はこれらハウジング8及び9に形成されている切
り欠き部を通じて負荷側の歯車と噛み合う。
ように一対のハウジング8及び9内に納められる
ことで実使用に供される形態となる。ここでハウ
ジング8は一方のころがり軸受25を保持すると
ともに内接リング4の回転をスラスト軸受11′
を介してガイドする回転ガイド面となる鋼リング
10を固定したものであり、ハウジング9は他方
のころがり軸受25を保持するとともに内接リン
グ5の固定面を有している。内接リング5の外周
に形成されているハブ7における切欠37を通じ
てこの固定面に固着されるボルト38により、内
接リング5が完全に固定されるものである。また
ハウジング9は入力軸1と直結されているモータ
Mのハウジングを兼用している。図中50はモー
タMのロータ、51はステータ、52はステータ
固定用ボルト、53はロータ50を入力軸1に固
定するためのナツト、54はスプリング座金、5
5モータカバーであり、また56はスラスト固定
用間座を示している。尚、内接リング4の歯車6
はこれらハウジング8及び9に形成されている切
り欠き部を通じて負荷側の歯車と噛み合う。
以上のように構成したこの遊星減速機において
は、入力軸及び遊星ローラ3に対して内接リング
4及び5が焼嵌めにより取り付けられることによ
つて、各内接リング4及び5は遊星ローラ3と入
力軸1並びに遊星ローラ3と両内接リング4及び
5との間に夫々圧接力を与え、各接触部における
滑りを防止し、またトルクの伝達を潤滑油を介し
て行なえるようにしているものであり、そして入
力軸1からの回転入力は、内接リング5を固定し
てあることから他方の内接リング4から差動出力
であるところの大減速比の回転出力として取り出
すことができるものである。
は、入力軸及び遊星ローラ3に対して内接リング
4及び5が焼嵌めにより取り付けられることによ
つて、各内接リング4及び5は遊星ローラ3と入
力軸1並びに遊星ローラ3と両内接リング4及び
5との間に夫々圧接力を与え、各接触部における
滑りを防止し、またトルクの伝達を潤滑油を介し
て行なえるようにしているものであり、そして入
力軸1からの回転入力は、内接リング5を固定し
てあることから他方の内接リング4から差動出力
であるところの大減速比の回転出力として取り出
すことができるものである。
この点について第4図に基づいて説明すると、
入力軸1の直径をD1、遊星ローラ32の直径を
D2、遊星ローラ33の直径をD3、内接リング4
の内径をD4、内接リング5の内径をD5とし、入
力軸1の中心Oを通るある線Xを絶対軸としてこ
の絶対軸X上に、ある遊星ローラ3がその中心
O3を位置させるとともに遊星ローラ32の外周
の1点Aが入力軸1と接触しており、入力軸1の
角度θ1の回転によつて遊星ローラ3が図中想像線
で示す位置まで移動、つまり図中O3′の位置に中
心O3が移動するとともに前記点AがA′点まで移
動する場合の∠O3OO3′を遊星ローラ3の公転角
Θ、∠OO3′A′を遊星ローラ3の自転角θ2とし、
更に内接リング4及び5が遊星ローラ3との接触
で絶対軸Xから夫々角度θ4,θ5だけ回転するとし
た場合、各々の接触がすべりのないころがり伝動
と考えれば、入力軸1における遊星ローラ32と
のころがり接触距離が、遊星ローラ32における
入力軸1とのころがり接触距離に等しいわけであ
るから (θ1−Θ)D1/2=θ2D2/2(θ1−Θ)D1=θ2D2 ∴Θ=θ1−θ2D2/D1 (i) 一方、遊星ローラ32,33と内接リング4,
5との各関係は、遊星ローラ32,33の公転角
Θだけ引きずられて内接リング4,5が遊星ロー
ラ3の公転と同方向に回転するとともに遊星ロー
ラ32,33の自転角θ2に応じた分だけ逆方向に
各内接リング4,5が夫々送られて回転すると考
えられるわけであり、従つて θ4D4/2=−ΘD4/2+θ2D2/2 θ5D5/2=−ΘD5/2+θ3D2/2 ∴θ4=−Θ+θ2D2/D4 (ii) ∴θ5=−Θ+θ2D3/D5 (iii) (ii)式から(iii)式を引けば θ4−θ5=θ2(D2/D4−D3/D5) ∴θ2=(θ4−θ5)/(D2/D4−D3/D5) (iv) (i)式を(ii)式に代入すると θ4=−(θ1−θ2D2/D1)+θ2D2/D4 =−θ1+(D2/D1+D2/D4)θ2 これに(iv)式を代入すると、 θ4=−θ1+(D2/D1+D2/D4)(θ4−θ5)/D2/D4
−D3/D5(v) ここにおいて内接リング5は固定されているた
めにθ5=0であり、従つて上記(v)式は θ4=−θ1+D2/D1+D2/D4/D2/D4−D3/D5θ4 θ1=(D2/D1+D2/D4/D2/D4−D3/D5−1)θ4 =D2/D1+D3/D5/D2/D4−D3/D5θ4 ∴θ4=D2/D4−D3/D5/D2/D1+D3/D5θ1 (vi) ところでこれら回転角θ1、θ4、θ5は、入力軸1
の回転が等速であるといずれも単位時間あたりの
回転角を、つまりは角速度を示しているわけであ
るから、上記(vi)式は、入力軸1に対する内接リン
グ4の速比をあらわすものである。そして上式か
ら明らかなように、内接リング4にあらわれる回
転は、遊星ローラ32,33の各直径D2,D3の
差、及び内接リング4,5の各内径D4,D5の差
から生じる差動回転であり、減速比はきわめて大
きい。
入力軸1の直径をD1、遊星ローラ32の直径を
D2、遊星ローラ33の直径をD3、内接リング4
の内径をD4、内接リング5の内径をD5とし、入
力軸1の中心Oを通るある線Xを絶対軸としてこ
の絶対軸X上に、ある遊星ローラ3がその中心
O3を位置させるとともに遊星ローラ32の外周
の1点Aが入力軸1と接触しており、入力軸1の
角度θ1の回転によつて遊星ローラ3が図中想像線
で示す位置まで移動、つまり図中O3′の位置に中
心O3が移動するとともに前記点AがA′点まで移
動する場合の∠O3OO3′を遊星ローラ3の公転角
Θ、∠OO3′A′を遊星ローラ3の自転角θ2とし、
更に内接リング4及び5が遊星ローラ3との接触
で絶対軸Xから夫々角度θ4,θ5だけ回転するとし
た場合、各々の接触がすべりのないころがり伝動
と考えれば、入力軸1における遊星ローラ32と
のころがり接触距離が、遊星ローラ32における
入力軸1とのころがり接触距離に等しいわけであ
るから (θ1−Θ)D1/2=θ2D2/2(θ1−Θ)D1=θ2D2 ∴Θ=θ1−θ2D2/D1 (i) 一方、遊星ローラ32,33と内接リング4,
5との各関係は、遊星ローラ32,33の公転角
Θだけ引きずられて内接リング4,5が遊星ロー
ラ3の公転と同方向に回転するとともに遊星ロー
ラ32,33の自転角θ2に応じた分だけ逆方向に
各内接リング4,5が夫々送られて回転すると考
えられるわけであり、従つて θ4D4/2=−ΘD4/2+θ2D2/2 θ5D5/2=−ΘD5/2+θ3D2/2 ∴θ4=−Θ+θ2D2/D4 (ii) ∴θ5=−Θ+θ2D3/D5 (iii) (ii)式から(iii)式を引けば θ4−θ5=θ2(D2/D4−D3/D5) ∴θ2=(θ4−θ5)/(D2/D4−D3/D5) (iv) (i)式を(ii)式に代入すると θ4=−(θ1−θ2D2/D1)+θ2D2/D4 =−θ1+(D2/D1+D2/D4)θ2 これに(iv)式を代入すると、 θ4=−θ1+(D2/D1+D2/D4)(θ4−θ5)/D2/D4
−D3/D5(v) ここにおいて内接リング5は固定されているた
めにθ5=0であり、従つて上記(v)式は θ4=−θ1+D2/D1+D2/D4/D2/D4−D3/D5θ4 θ1=(D2/D1+D2/D4/D2/D4−D3/D5−1)θ4 =D2/D1+D3/D5/D2/D4−D3/D5θ4 ∴θ4=D2/D4−D3/D5/D2/D1+D3/D5θ1 (vi) ところでこれら回転角θ1、θ4、θ5は、入力軸1
の回転が等速であるといずれも単位時間あたりの
回転角を、つまりは角速度を示しているわけであ
るから、上記(vi)式は、入力軸1に対する内接リン
グ4の速比をあらわすものである。そして上式か
ら明らかなように、内接リング4にあらわれる回
転は、遊星ローラ32,33の各直径D2,D3の
差、及び内接リング4,5の各内径D4,D5の差
から生じる差動回転であり、減速比はきわめて大
きい。
さて、このように動作するこの減速機において
はその動作に伴なつてスキユーイングを発生させ
る力が遊星ローラ3に作用する。すなわち内接リ
ング4の歯車6に噛み合つている負荷側から内接
リング4の回転方向と反対の方向に力が作用する
とこれは遊星ローラ3に伝わり、この時内接リン
グ4に内接する遊星ローラ32は内接リング5に
内接する遊星ローラ33の軸方向一方に位置して
いることから遊星ローラ3にはモーメントとして
作用する。また遊星ローラ3両端の軸31は遊星
ローラ3の自転の点からキヤリア2の軸受孔21
にすきま嵌めで取り付けられているわけであるか
ら、一対の軸受孔21の中心を結ぶ線が入力軸1
の軸線と平行となるように加工精度をいくら高め
たところで、上記すきま嵌めによるところの軸3
1と軸受孔21との間のクリアランスのために、
入力軸1の軸線に対して遊星ローラ3の軸線が傾
くスキユーイングが発生してしまうわけである。
はその動作に伴なつてスキユーイングを発生させ
る力が遊星ローラ3に作用する。すなわち内接リ
ング4の歯車6に噛み合つている負荷側から内接
リング4の回転方向と反対の方向に力が作用する
とこれは遊星ローラ3に伝わり、この時内接リン
グ4に内接する遊星ローラ32は内接リング5に
内接する遊星ローラ33の軸方向一方に位置して
いることから遊星ローラ3にはモーメントとして
作用する。また遊星ローラ3両端の軸31は遊星
ローラ3の自転の点からキヤリア2の軸受孔21
にすきま嵌めで取り付けられているわけであるか
ら、一対の軸受孔21の中心を結ぶ線が入力軸1
の軸線と平行となるように加工精度をいくら高め
たところで、上記すきま嵌めによるところの軸3
1と軸受孔21との間のクリアランスのために、
入力軸1の軸線に対して遊星ローラ3の軸線が傾
くスキユーイングが発生してしまうわけである。
次にこのスキユーイングを防ぐための構成につ
いて説明する。前述のように遊星ローラ3はその
軸方向両端から突出する軸31がキヤリア2にお
ける一対の軸受孔31にすきま嵌めにより支持さ
れているわけであるが、第6図に示すように一対
の軸受孔21のうち、遊星ローラ32側の一方の
中心がボス34側の他方の軸受孔21の中心に対
して入力軸1の軸まわりの方向で且つ図中矢印で
示す内接リング4の回転方向にずらされて設けら
れており、このために両軸受孔21の中心を結ぶ
線l2が入力軸1の軸線l1に対して角度αをもつよ
うにされている。これは一対の部材20からなる
キヤリア2を組み立てるにあたつて、ノツクピン
22が圧入される孔を軸受孔21に対して高精度
で設けておくとともにこの孔を両部材20におい
て少しずらせて設けておき、ノツクピン22によ
り上記のような位置関係が保たれるようにしてい
るものである。尚、このキヤリア2の組立は、内
接リング4及び5の焼き嵌めの後に、遊星ローラ
3の両側から装着してノツクピン22で両部材2
0を仮止めするとともに位置決めし、更にリベツ
ト23もしくはボルトにより両部材20のスラス
ト方向の固定を行なう。このリベツト23とこれ
が貫通するノツクピン22の孔とはすきまが設け
られており、リベツト23がノツクピン22によ
る一対の部材20の位置決め精度に影響を与える
ことがないようにされている。
いて説明する。前述のように遊星ローラ3はその
軸方向両端から突出する軸31がキヤリア2にお
ける一対の軸受孔31にすきま嵌めにより支持さ
れているわけであるが、第6図に示すように一対
の軸受孔21のうち、遊星ローラ32側の一方の
中心がボス34側の他方の軸受孔21の中心に対
して入力軸1の軸まわりの方向で且つ図中矢印で
示す内接リング4の回転方向にずらされて設けら
れており、このために両軸受孔21の中心を結ぶ
線l2が入力軸1の軸線l1に対して角度αをもつよ
うにされている。これは一対の部材20からなる
キヤリア2を組み立てるにあたつて、ノツクピン
22が圧入される孔を軸受孔21に対して高精度
で設けておくとともにこの孔を両部材20におい
て少しずらせて設けておき、ノツクピン22によ
り上記のような位置関係が保たれるようにしてい
るものである。尚、このキヤリア2の組立は、内
接リング4及び5の焼き嵌めの後に、遊星ローラ
3の両側から装着してノツクピン22で両部材2
0を仮止めするとともに位置決めし、更にリベツ
ト23もしくはボルトにより両部材20のスラス
ト方向の固定を行なう。このリベツト23とこれ
が貫通するノツクピン22の孔とはすきまが設け
られており、リベツト23がノツクピン22によ
る一対の部材20の位置決め精度に影響を与える
ことがないようにされている。
さて上述のように一対の軸受孔21を結ぶ線l2
を入力軸1の軸線l1に対して傾かせていることか
ら、キヤリア2により支持される遊星ローラ3も
入力軸1の軸線l1に対して傾きをもつた状態で組
み立てられることになる。そしてこの遊星ローラ
3の傾きの方向は遊星ローラ3に作用するモーメ
ントで発生するスキユーイングの方向とは逆方向
となつているが、これは停止している場合であつ
て、モータMを作動させて入力軸1を回転させ、
内接リング4から差動減速出力を取り出す動作中
においては、スキユーイングを発生させる力Fに
より遊星ローラ3両端の各軸31は、第7図に示
すようにキヤリア2の各軸受孔21内面における
一側面を接触し、他側面との間に最大のすきまを
形成する。そしてこの時、遊星ローラ3の軸線は
入力軸1と平行となり、スキユーイングが0とな
るものである。つまりはスキユーイングをみこん
で予め遊星ローラ3を傾けておき、スキユーイン
グを発生させる力Fが作用することで傾きが補正
されるようにしているわけである。尚、遊星ロー
ラ3の軸線と入力軸1の軸線とがなす角度αは、
軸31と軸受孔21とのすきま嵌めとの関係か
ら、ほぼ0.25゜(15分)が好ましい。
を入力軸1の軸線l1に対して傾かせていることか
ら、キヤリア2により支持される遊星ローラ3も
入力軸1の軸線l1に対して傾きをもつた状態で組
み立てられることになる。そしてこの遊星ローラ
3の傾きの方向は遊星ローラ3に作用するモーメ
ントで発生するスキユーイングの方向とは逆方向
となつているが、これは停止している場合であつ
て、モータMを作動させて入力軸1を回転させ、
内接リング4から差動減速出力を取り出す動作中
においては、スキユーイングを発生させる力Fに
より遊星ローラ3両端の各軸31は、第7図に示
すようにキヤリア2の各軸受孔21内面における
一側面を接触し、他側面との間に最大のすきまを
形成する。そしてこの時、遊星ローラ3の軸線は
入力軸1と平行となり、スキユーイングが0とな
るものである。つまりはスキユーイングをみこん
で予め遊星ローラ3を傾けておき、スキユーイン
グを発生させる力Fが作用することで傾きが補正
されるようにしているわけである。尚、遊星ロー
ラ3の軸線と入力軸1の軸線とがなす角度αは、
軸31と軸受孔21とのすきま嵌めとの関係か
ら、ほぼ0.25゜(15分)が好ましい。
また以上のような構成をとつていることもあつ
て、遊星ローラ3に働く第1図中の矢印方向のス
ラスト力については、キヤリア2で受けるのでは
なく、遊星ローラ3のテーパ面35と接触するテ
ーパ面15を有している内接リング5、スラスト
軸受11、内接リング4そしてスラスト軸受1
1′及び鋼リング10を介してハウジング8で受
けるものとしている。そしてこの反力として生ず
る入力軸1の逆方向移動はころがり軸受25とグ
リツプリング19とによつて防いでいる。回転す
る内接リング4の軸方向表面にスラスト軸受11
及び11′が摺接することによるトルクロスは、
これらスラスト軸受11及び11′の抵抗が小さ
いこともさりながら、内接リング4の回転は入力
軸1から見て大減速がなされた回転であることか
ら、入力軸1で考えると非常に小さく、このため
にトルクロスは微少である。
て、遊星ローラ3に働く第1図中の矢印方向のス
ラスト力については、キヤリア2で受けるのでは
なく、遊星ローラ3のテーパ面35と接触するテ
ーパ面15を有している内接リング5、スラスト
軸受11、内接リング4そしてスラスト軸受1
1′及び鋼リング10を介してハウジング8で受
けるものとしている。そしてこの反力として生ず
る入力軸1の逆方向移動はころがり軸受25とグ
リツプリング19とによつて防いでいる。回転す
る内接リング4の軸方向表面にスラスト軸受11
及び11′が摺接することによるトルクロスは、
これらスラスト軸受11及び11′の抵抗が小さ
いこともさりながら、内接リング4の回転は入力
軸1から見て大減速がなされた回転であることか
ら、入力軸1で考えると非常に小さく、このため
にトルクロスは微少である。
[発明の効果]
以上のように本発明においては遊星ローラ両端
の軸を軸支するキヤリアにおける一対の軸受孔を
入力軸の軸まわりに互いにずれたものとして、ス
キユーイングをみこんだ逆方向の傾きを遊星ロー
ラにもたせておき、遊星ローラにスキユーイング
を発生させる力が作用する動作中にはこの力によ
り上記傾きが補正されて動力ロスを招くスキユー
イングが0となるようにしたものであり、スキユ
ーイング防止のための専用部材やスペースも必要
としなくて構造が簡単ですむものであり、また部
品精度もさほど要求されなくて製造が容易なもの
である。
の軸を軸支するキヤリアにおける一対の軸受孔を
入力軸の軸まわりに互いにずれたものとして、ス
キユーイングをみこんだ逆方向の傾きを遊星ロー
ラにもたせておき、遊星ローラにスキユーイング
を発生させる力が作用する動作中にはこの力によ
り上記傾きが補正されて動力ロスを招くスキユー
イングが0となるようにしたものであり、スキユ
ーイング防止のための専用部材やスペースも必要
としなくて構造が簡単ですむものであり、また部
品精度もさほど要求されなくて製造が容易なもの
である。
第1図は本発明一実施例の縦断面図、第2図は
同上のハウジングを除いた状態の右側面図、第3
図は同上のハウジングを除いた状態の破断斜視
図、第4図は同上の動作説明図、第5図は同上の
キヤリアの分解斜視図、第6図及び第7図は同上
の部分水平断面図であり、1は入力軸、2はキヤ
リア、3は遊星ローラ、4及び5は内接リング、
21は軸受孔、31は軸、l1は入力軸の軸線、l2
は一対の軸受孔の中心を結ぶ線、αは上記両線が
なす角度を示す。
同上のハウジングを除いた状態の右側面図、第3
図は同上のハウジングを除いた状態の破断斜視
図、第4図は同上の動作説明図、第5図は同上の
キヤリアの分解斜視図、第6図及び第7図は同上
の部分水平断面図であり、1は入力軸、2はキヤ
リア、3は遊星ローラ、4及び5は内接リング、
21は軸受孔、31は軸、l1は入力軸の軸線、l2
は一対の軸受孔の中心を結ぶ線、αは上記両線が
なす角度を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 入力軸と、この入力軸と同軸に配されて一方
が出力伝達手段に接続され且つ他方が固定された
2つの内接リングと、入力軸と両内接リングとの
間に両端の軸をキヤリアに軸支されて位置して
夫々内接リングに内接するとともに入力軸に外接
する遊星ローラとを備えて、遊星ローラにおける
各内接リングとの接触部の径が互いに異なつてい
る減速機であつて、キヤリアにおける遊星ローラ
両端の軸を回転自在に支持する一対の軸受孔は、
一方の中心が他方の中心に対して入力軸の軸まわ
り方向で且つ遊星ローラにみこまれるスキユーイ
ングと逆方向にずらされて、入力軸の軸線と上記
両軸受孔中心を結ぶ線とに角度がもたされている
ことを特徴とする減速機。 2 入力軸の軸線と両軸受孔中心を結ぶ線とのな
す角度がほぼ0.25゜であることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の減速機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24961983A JPS60136658A (ja) | 1983-12-23 | 1983-12-23 | 減速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24961983A JPS60136658A (ja) | 1983-12-23 | 1983-12-23 | 減速機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60136658A JPS60136658A (ja) | 1985-07-20 |
JPH0131060B2 true JPH0131060B2 (ja) | 1989-06-23 |
Family
ID=17195719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24961983A Granted JPS60136658A (ja) | 1983-12-23 | 1983-12-23 | 減速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60136658A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT393548B (de) * | 1988-07-18 | 1991-11-11 | Bock Orthopaed Ind | Planetenreibraedergetriebe |
JP2009281487A (ja) * | 2008-05-22 | 2009-12-03 | Valeo Unisia Transmission Kk | クランクシャフトと回転部材との連結構造 |
EP4345339A1 (en) * | 2022-09-28 | 2024-04-03 | Innovative Mechatronic Systems B.V. | Mechanical speed reducing assembly |
-
1983
- 1983-12-23 JP JP24961983A patent/JPS60136658A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60136658A (ja) | 1985-07-20 |
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