JPH05344891A - エステラーゼをコードする遺伝子及び該遺伝子を含有する新規微生物 - Google Patents
エステラーゼをコードする遺伝子及び該遺伝子を含有する新規微生物Info
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- JPH05344891A JPH05344891A JP4312533A JP31253392A JPH05344891A JP H05344891 A JPH05344891 A JP H05344891A JP 4312533 A JP4312533 A JP 4312533A JP 31253392 A JP31253392 A JP 31253392A JP H05344891 A JPH05344891 A JP H05344891A
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- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N9/00—Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
- C12N9/14—Hydrolases (3)
- C12N9/16—Hydrolases (3) acting on ester bonds (3.1)
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- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 セラチア属微生物由来のエステラーゼをコー
ドする遺伝子、該遺伝子を有する高エステラーゼ生産性
変異株、該遺伝子をベクタープラスミドに組み込んだ組
換えプラスミド、該組換えプラスミドで形質転換された
新規微生物、該変異株または該新規微生物を培地で培養
し、菌体内外に生成したエステラーゼを採取することを
特徴とするエステラーゼの製法である。 【効果】 本発明の高エステラーゼ生産性変異株または
形質転換された新規微生物は、いずれもエステラーゼ生
産能が顕著に優れており、エステラーゼを容易に高純度
で大量生産することができる。
ドする遺伝子、該遺伝子を有する高エステラーゼ生産性
変異株、該遺伝子をベクタープラスミドに組み込んだ組
換えプラスミド、該組換えプラスミドで形質転換された
新規微生物、該変異株または該新規微生物を培地で培養
し、菌体内外に生成したエステラーゼを採取することを
特徴とするエステラーゼの製法である。 【効果】 本発明の高エステラーゼ生産性変異株または
形質転換された新規微生物は、いずれもエステラーゼ生
産能が顕著に優れており、エステラーゼを容易に高純度
で大量生産することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エステラーゼをコード
する遺伝子、該遺伝子を含有する組換えプラスミド、こ
の組換えプラスミドで形質転換された新規微生物、並び
に該微生物を用いるエステラーゼの製法に関する。
する遺伝子、該遺伝子を含有する組換えプラスミド、こ
の組換えプラスミドで形質転換された新規微生物、並び
に該微生物を用いるエステラーゼの製法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、エステラーゼ等の酵素を利用して
加水分解反応を行う試みが盛んになされており、豚肝
臓、豚膵臓などの動物由来のエステラーゼや、アルスロ
バクター・ギロビホルムス、ゲオトリクム・カンジダ
ム、キャンディダ・シリンドラセ、シュードモナス・フ
ルオレッセンスなどの微生物由来のエステラーゼが知ら
れている。また、組換えDNA技術を用いて、リゾプス
・デレマー由来のエステラーゼを製造する方法も知られ
ている(特開平3−87175)。
加水分解反応を行う試みが盛んになされており、豚肝
臓、豚膵臓などの動物由来のエステラーゼや、アルスロ
バクター・ギロビホルムス、ゲオトリクム・カンジダ
ム、キャンディダ・シリンドラセ、シュードモナス・フ
ルオレッセンスなどの微生物由来のエステラーゼが知ら
れている。また、組換えDNA技術を用いて、リゾプス
・デレマー由来のエステラーゼを製造する方法も知られ
ている(特開平3−87175)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、動物由
来のエステラーゼは高価であるという問題があったり、
微生物由来のエステラーゼは、活性、安定性、基質特異
性などの点で満足しうるものではなかったり、あるいは
エステラーゼ生産株の生産能が十分でないなどの問題点
があった。
来のエステラーゼは高価であるという問題があったり、
微生物由来のエステラーゼは、活性、安定性、基質特異
性などの点で満足しうるものではなかったり、あるいは
エステラーゼ生産株の生産能が十分でないなどの問題点
があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
の結果、セラチア属の微生物からエステラーゼをコード
する遺伝子を得ることに成功すると共に、これをベクタ
ープラスミドに組み込んだ後、得られる組換えプラスミ
ドで宿主微生物を形質転換した場合には、エステラーゼ
生産能が顕著に増大した形質転換体が得られると共に、
この形質転換体を用いれば、エステラーゼを工業的有利
に製造し得ることを見い出し本発明を完成するに至っ
た。
の結果、セラチア属の微生物からエステラーゼをコード
する遺伝子を得ることに成功すると共に、これをベクタ
ープラスミドに組み込んだ後、得られる組換えプラスミ
ドで宿主微生物を形質転換した場合には、エステラーゼ
生産能が顕著に増大した形質転換体が得られると共に、
この形質転換体を用いれば、エステラーゼを工業的有利
に製造し得ることを見い出し本発明を完成するに至っ
た。
【0005】即ち、本発明は、セラチア属微生物由来の
エステラーゼをコードする遺伝子、該遺伝子を有する高
エステラーゼ生産性変異株、該遺伝子をベクタープラス
ミドに組み込んだ組換えプラスミド、該組換えプラスミ
ドを含む形質転換体、該形質転換体を培地で培養し、菌
体内外に生成したエステラーゼを採取することを特徴と
するエステラーゼの製法である。
エステラーゼをコードする遺伝子、該遺伝子を有する高
エステラーゼ生産性変異株、該遺伝子をベクタープラス
ミドに組み込んだ組換えプラスミド、該組換えプラスミ
ドを含む形質転換体、該形質転換体を培地で培養し、菌
体内外に生成したエステラーゼを採取することを特徴と
するエステラーゼの製法である。
【0006】本発明のセラチア属微生物由来のエステラ
ーゼをコードする遺伝子は、1839塩基対のオープン
リーディングフレームを有する2本鎖のDNAであっ
て、具体的には配列番号1又は配列番号2のDNA配列
を有するものがあげられる。
ーゼをコードする遺伝子は、1839塩基対のオープン
リーディングフレームを有する2本鎖のDNAであっ
て、具体的には配列番号1又は配列番号2のDNA配列
を有するものがあげられる。
【0007】かかるエステラーゼをコードする遺伝子の
供与微生物としては、セラチア属に属し、エステラーゼ
生産能を有する微生物であればいかなるものでも良く、
例えばセラチア・マルセッセンスSr41(微工研条寄
第487号)、セラチア・リケファシエンス ATCC
27592、セラチア・マルセッセンス ATCC 13880、
セラチア・マルセッセンス ATCC 14764、セラチア
・マルセッセンス ATCC 19180、セラチア・マルセ
ッセンス ATCC 21074、セラチア・マルセッセンス
ATCC 27117、セラチア・マルセッセンス ATC
C 21212などが挙げられる。
供与微生物としては、セラチア属に属し、エステラーゼ
生産能を有する微生物であればいかなるものでも良く、
例えばセラチア・マルセッセンスSr41(微工研条寄
第487号)、セラチア・リケファシエンス ATCC
27592、セラチア・マルセッセンス ATCC 13880、
セラチア・マルセッセンス ATCC 14764、セラチア
・マルセッセンス ATCC 19180、セラチア・マルセ
ッセンス ATCC 21074、セラチア・マルセッセンス
ATCC 27117、セラチア・マルセッセンス ATC
C 21212などが挙げられる。
【0008】或いは野性株から突然変異によって誘導さ
れる各種アミノ酸要求性株、各種核酸要求株、或いは各
種ビタミン要求株等の変異株でもよく、かかる変異株と
しては、例えばセラチア・マルセッセンスM−1(微工
研条寄第4068号)があげられる。上記セラチア・マ
ルセッセンスM−1は、親株であるセラチア・マルセッ
センスSr41よりも2倍以上エステラーゼ生産能が増
加しており、配列番号2に記載されたDNA配列によっ
てコードされるエステラーゼ遺伝子を有している。該変
異株M−1は、セラチア・マルセッセンスSr41(微
工研条寄第487号)を、例えばエーデルバーグらの方
法〔バイオケミカル・アンド・バイオフィジカル・リサ
ーチ・コミュニケーションズ、第18巻、788(19
65)〕によって、N−メチル−N’−ニトロ−N−ニ
トロソグアニジン(NTG)で処理した後、乳化したト
リグリセリドを含有する寒天培地中で培養し、最も大き
なクリアゾーンを形成するコロニーを釣菌分離すること
により得ることができる。
れる各種アミノ酸要求性株、各種核酸要求株、或いは各
種ビタミン要求株等の変異株でもよく、かかる変異株と
しては、例えばセラチア・マルセッセンスM−1(微工
研条寄第4068号)があげられる。上記セラチア・マ
ルセッセンスM−1は、親株であるセラチア・マルセッ
センスSr41よりも2倍以上エステラーゼ生産能が増
加しており、配列番号2に記載されたDNA配列によっ
てコードされるエステラーゼ遺伝子を有している。該変
異株M−1は、セラチア・マルセッセンスSr41(微
工研条寄第487号)を、例えばエーデルバーグらの方
法〔バイオケミカル・アンド・バイオフィジカル・リサ
ーチ・コミュニケーションズ、第18巻、788(19
65)〕によって、N−メチル−N’−ニトロ−N−ニ
トロソグアニジン(NTG)で処理した後、乳化したト
リグリセリドを含有する寒天培地中で培養し、最も大き
なクリアゾーンを形成するコロニーを釣菌分離すること
により得ることができる。
【0009】また同様にして、親株に対して1.5倍以
上エステラーゼ生産能が増加したセラチア・マルセッセ
ンスG205株も得ることができる。
上エステラーゼ生産能が増加したセラチア・マルセッセ
ンスG205株も得ることができる。
【0010】また、エステラーゼをコードする遺伝子を
組み込むベクタープラスミドとしては、形質転換細胞中
で複製可能なプラスミドであれば特に限定されないが、
例えばコピー数が1〜数千であり、アンピシリン、カナ
マイシン、クロラムフェニコールなどの薬剤に耐性なマ
ーカーを有し、かつlac 、tac 、trp など適当なプロモ
ーターを有するものが好ましい。更に、par 及び parB
などのプラスミド安定化遺伝子を含んでいるものであっ
てもよい。
組み込むベクタープラスミドとしては、形質転換細胞中
で複製可能なプラスミドであれば特に限定されないが、
例えばコピー数が1〜数千であり、アンピシリン、カナ
マイシン、クロラムフェニコールなどの薬剤に耐性なマ
ーカーを有し、かつlac 、tac 、trp など適当なプロモ
ーターを有するものが好ましい。更に、par 及び parB
などのプラスミド安定化遺伝子を含んでいるものであっ
てもよい。
【0011】かかるプラスミドとしては、例えばpLG
339〔ジーン、18巻、332(1982)〕、pB
R322〔ジーン、2巻、95(1977)〕、pUC
18〔ジーン、33巻、103(1985)〕、pUC
19〔ジーン、33巻、103(1985)〕、pHS
G298〔ジーン、61巻、63(1987)〕pHS
G299〔ジーン、61巻、63(1987)〕などが
挙げられる。
339〔ジーン、18巻、332(1982)〕、pB
R322〔ジーン、2巻、95(1977)〕、pUC
18〔ジーン、33巻、103(1985)〕、pUC
19〔ジーン、33巻、103(1985)〕、pHS
G298〔ジーン、61巻、63(1987)〕pHS
G299〔ジーン、61巻、63(1987)〕などが
挙げられる。
【0012】上記のベクタープラスミドは、市販のもの
を好適に使用し得る他、これらを保持する微生物菌体か
らクリアード・ライセイト法〔遺伝子操作実験法 12
5頁(高木康敬著,講談社、1980年)〕、アルカリ
リシス法〔モレキュラークローニング、マニアティス
等、368頁、(コールド・スプリング・ハーバー・ラ
ボラトリー、米国(1982))〕等の常法によって調
製することもできる。
を好適に使用し得る他、これらを保持する微生物菌体か
らクリアード・ライセイト法〔遺伝子操作実験法 12
5頁(高木康敬著,講談社、1980年)〕、アルカリ
リシス法〔モレキュラークローニング、マニアティス
等、368頁、(コールド・スプリング・ハーバー・ラ
ボラトリー、米国(1982))〕等の常法によって調
製することもできる。
【0013】組換えプラスミドを組み込む宿主微生物と
しては、プラスミドで形質転換可能で、プラスミドがそ
の宿主内で複製し、プラスミドにコードされた遺伝子が
機能しうる蛋白として発現しうるものであれば、いかな
る微生物であってもよい。かかる宿主微生物としては、
例えばセラチア属微生物やエシェリシア属微生物があげ
られ、具体的には、セラチア・マルセッセンスSr41
及びそれから誘導される種々の変異株、例えば、セラチ
ア・マルセッセンスM−1、TT392株〔ジャーナル
オブ バクテリオロジー、161巻、1(198
5)〕やエシェリシア・コリK12 DH5株〔モレキ
ュラー クローニング、第2編、マニアティス等、A1
0頁,コールド・スプリング・ハーバー・ラボラトリー
米国(1989年)〕などがあげられる。
しては、プラスミドで形質転換可能で、プラスミドがそ
の宿主内で複製し、プラスミドにコードされた遺伝子が
機能しうる蛋白として発現しうるものであれば、いかな
る微生物であってもよい。かかる宿主微生物としては、
例えばセラチア属微生物やエシェリシア属微生物があげ
られ、具体的には、セラチア・マルセッセンスSr41
及びそれから誘導される種々の変異株、例えば、セラチ
ア・マルセッセンスM−1、TT392株〔ジャーナル
オブ バクテリオロジー、161巻、1(198
5)〕やエシェリシア・コリK12 DH5株〔モレキ
ュラー クローニング、第2編、マニアティス等、A1
0頁,コールド・スプリング・ハーバー・ラボラトリー
米国(1989年)〕などがあげられる。
【0014】エステラーゼをコードする遺伝子を含む染
色体DNAは、例えば微生物菌体をリゾチームで処理
し、更にラウリル硫酸ナトリウム、N−ラウロイルサル
コシン酸ナトリウム等の界面活性剤で処理した後、フェ
ノール、クロロホルム、エーテル等の有機溶媒で抽出す
ることによって除蛋白し、エタノールで沈澱せしめるな
どの常法〔ジャーナル オブ モレキュラー バイオロ
ジー、3巻、208(1961)、バイオキミカ エト
バイオフィジカ アクタ、72巻、619(196
3)〕により容易に調製することができる。
色体DNAは、例えば微生物菌体をリゾチームで処理
し、更にラウリル硫酸ナトリウム、N−ラウロイルサル
コシン酸ナトリウム等の界面活性剤で処理した後、フェ
ノール、クロロホルム、エーテル等の有機溶媒で抽出す
ることによって除蛋白し、エタノールで沈澱せしめるな
どの常法〔ジャーナル オブ モレキュラー バイオロ
ジー、3巻、208(1961)、バイオキミカ エト
バイオフィジカ アクタ、72巻、619(196
3)〕により容易に調製することができる。
【0015】エステラーゼ遺伝子を含む染色体DNAと
ベクタープラスミドDNAからなる組換えプラスミドの
調製は、適当な制限エンドヌクレアーゼ(例えばEco
RI,BamHI,HindIII,SalI等)を用
いて染色体のDNA鎖とプラスミドのDNA鎖を切断し
た後、DNAリガーゼ(例えばT4DNAリガーゼや大
腸菌DNAリガーゼ等)で処理するか、或いはその切断
末端によってはターミナルトランスフェラーゼやDNA
ポリメラーゼ等で処理した後、DNAリガーゼを作用さ
せてDNA鎖を結合する等、この技術分野における常法
〔メソッド イン エンザイモロジー、68巻、41
(1979);遺伝子操作実験法 135頁(高木康敬
著,講談社、1980年)〕により実施することができ
る。
ベクタープラスミドDNAからなる組換えプラスミドの
調製は、適当な制限エンドヌクレアーゼ(例えばEco
RI,BamHI,HindIII,SalI等)を用
いて染色体のDNA鎖とプラスミドのDNA鎖を切断し
た後、DNAリガーゼ(例えばT4DNAリガーゼや大
腸菌DNAリガーゼ等)で処理するか、或いはその切断
末端によってはターミナルトランスフェラーゼやDNA
ポリメラーゼ等で処理した後、DNAリガーゼを作用さ
せてDNA鎖を結合する等、この技術分野における常法
〔メソッド イン エンザイモロジー、68巻、41
(1979);遺伝子操作実験法 135頁(高木康敬
著,講談社、1980年)〕により実施することができ
る。
【0016】エステラーゼ生産能を有する組換えプラス
ミドを含む形質転換体の選択は、上記で得られる組換え
プラスミドを用いて、制限エンドヌクレアーゼ欠損性
で、かつエステラーゼ活性を有しない微生物菌体、例え
ばエシェリシア・コリK12DH5株を形質転換し、次
いで得られる形質転換処理細胞を、該細胞が生育可能
で、かつ乳化したトリグリセリドを含む寒天培地、例え
ばポリオキシエチレンセチルアルコールエーテル(Br
ij58)で乳化したトリブチリンを含み、所定濃度の
抗生物質を有する栄養寒天培地、に塗布した後、30〜
37℃で1〜2日間培養し、得られるコロニーの中から
大きなクリアゾーンを形成する形質転換体を釣菌分離す
ることにより実施することができる。
ミドを含む形質転換体の選択は、上記で得られる組換え
プラスミドを用いて、制限エンドヌクレアーゼ欠損性
で、かつエステラーゼ活性を有しない微生物菌体、例え
ばエシェリシア・コリK12DH5株を形質転換し、次
いで得られる形質転換処理細胞を、該細胞が生育可能
で、かつ乳化したトリグリセリドを含む寒天培地、例え
ばポリオキシエチレンセチルアルコールエーテル(Br
ij58)で乳化したトリブチリンを含み、所定濃度の
抗生物質を有する栄養寒天培地、に塗布した後、30〜
37℃で1〜2日間培養し、得られるコロニーの中から
大きなクリアゾーンを形成する形質転換体を釣菌分離す
ることにより実施することができる。
【0017】具体的には、例えば、低温下で細胞を塩化
カルシウム溶液で処理して宿主細胞の膜透過性を増大さ
せ、組換えプラスミドを宿主細胞中に取り込ませる方法
〔ジャーナル オブ モレキュラー バイオロジー,5
3巻,159(1970)〕やエレクトロポレーション
法等の常法により、上記で調製した組換えプラスミドを
宿主微生物に導入する。
カルシウム溶液で処理して宿主細胞の膜透過性を増大さ
せ、組換えプラスミドを宿主細胞中に取り込ませる方法
〔ジャーナル オブ モレキュラー バイオロジー,5
3巻,159(1970)〕やエレクトロポレーション
法等の常法により、上記で調製した組換えプラスミドを
宿主微生物に導入する。
【0018】上記形質転換体から、アルカリ リシス法
によりプラスミドDNAを抽出することにより、セラチ
ア・マルセッセンスのエステラーゼをコードする遺伝子
がベクタープラスミドに挿入された組換えプラスミドを
得ることができる。
によりプラスミドDNAを抽出することにより、セラチ
ア・マルセッセンスのエステラーゼをコードする遺伝子
がベクタープラスミドに挿入された組換えプラスミドを
得ることができる。
【0019】上記で得られた、目的の組換えプラスミド
は、宿主微生物での形質転換が容易なように、宿主微生
物と同種でかつ制限エンドヌクレアーゼ欠損株、例えば
宿主がセラチア・マルセッセンスSr41であれば、セ
ラチア・マルセッセンスのTT392株に取り込ませて
組換えプラスミドを修飾した後、一旦組換えプラスミド
を単離し、これを宿主微生物に導入し、ついでこれから
目的微生物を分離することにより、形質転換体を得るこ
とができる。
は、宿主微生物での形質転換が容易なように、宿主微生
物と同種でかつ制限エンドヌクレアーゼ欠損株、例えば
宿主がセラチア・マルセッセンスSr41であれば、セ
ラチア・マルセッセンスのTT392株に取り込ませて
組換えプラスミドを修飾した後、一旦組換えプラスミド
を単離し、これを宿主微生物に導入し、ついでこれから
目的微生物を分離することにより、形質転換体を得るこ
とができる。
【0020】微生物への導入は、例えば高木と木住の方
法〔ジャーナル オブ バクテリオロジー、161巻、
1(1985)〕により容易に実施でき、プラスミドの
単離は例えばアルカリ リシス法により実施することが
できる。また、目的の形質転換体は、薬剤耐性のコロニ
ーを釣菌分離することにより得ることが出来る。宿主微
生物は、前記したものを好適に使用できるが、エステラ
ーゼ生産能のより高い菌株を宿主微生物として使用すれ
ば、さらに好ましい結果を得ることが出来る。
法〔ジャーナル オブ バクテリオロジー、161巻、
1(1985)〕により容易に実施でき、プラスミドの
単離は例えばアルカリ リシス法により実施することが
できる。また、目的の形質転換体は、薬剤耐性のコロニ
ーを釣菌分離することにより得ることが出来る。宿主微
生物は、前記したものを好適に使用できるが、エステラ
ーゼ生産能のより高い菌株を宿主微生物として使用すれ
ば、さらに好ましい結果を得ることが出来る。
【0021】かくして得られた本発明の微生物として
は、例えばセラチア・マルセッセンスSr41に、pU
C19と約2.8kbのエステラーゼ遺伝子を含むSa
lI−BamHIDNA断片からなる組換えプラスミド
を含有せしめたセラチア・マルセッセンス TA502
5(微工研条寄第4067号)、セラチア・マルセッセ
ンスSr41に、pBR322と約4.0kbのエステ
ラーゼ遺伝子を含むSalIDNA断片からなる組換え
プラスミドを含有せしめたセラチア・マルセッセンスT
BE101等が挙げられる。これらの微生物は、いずれ
の菌株もセラチア・マルセッセンスSr41の形態的特
徴を有するものである。
は、例えばセラチア・マルセッセンスSr41に、pU
C19と約2.8kbのエステラーゼ遺伝子を含むSa
lI−BamHIDNA断片からなる組換えプラスミド
を含有せしめたセラチア・マルセッセンス TA502
5(微工研条寄第4067号)、セラチア・マルセッセ
ンスSr41に、pBR322と約4.0kbのエステ
ラーゼ遺伝子を含むSalIDNA断片からなる組換え
プラスミドを含有せしめたセラチア・マルセッセンスT
BE101等が挙げられる。これらの微生物は、いずれ
の菌株もセラチア・マルセッセンスSr41の形態的特
徴を有するものである。
【0022】更に、本発明を微生物を使用してエステラ
ーゼを製造する場合には、上記のようにして得られた微
生物を培地で培養し、菌体内外に産生せしめたエステラ
ーゼを分離、採取することにより実施することができ
る。
ーゼを製造する場合には、上記のようにして得られた微
生物を培地で培養し、菌体内外に産生せしめたエステラ
ーゼを分離、採取することにより実施することができ
る。
【0023】本発明において使用されるエステラーゼ生
産用培地としては、本発明の微生物が生育・増殖し得る
ものであれば、どのような培地であっても使用すること
ができる。例えば、炭素源としてはブドウ糖、庶糖、糖
蜜の如き糖類、フマル酸やクエン酸の如き有機酸または
グリセロールの如きアルコール類、アラニン、グルタミ
ン、アスパラギン等のアミノ酸を、窒素源としては、硫
酸アンモニウム、塩化アンモニウムの如き無機アンモニ
ウム塩または尿素、或いはペプトン、コーン・スティー
プ・リカー、酵母エキス、カゼイン加水分解物等を好適
に用いることができる。
産用培地としては、本発明の微生物が生育・増殖し得る
ものであれば、どのような培地であっても使用すること
ができる。例えば、炭素源としてはブドウ糖、庶糖、糖
蜜の如き糖類、フマル酸やクエン酸の如き有機酸または
グリセロールの如きアルコール類、アラニン、グルタミ
ン、アスパラギン等のアミノ酸を、窒素源としては、硫
酸アンモニウム、塩化アンモニウムの如き無機アンモニ
ウム塩または尿素、或いはペプトン、コーン・スティー
プ・リカー、酵母エキス、カゼイン加水分解物等を好適
に用いることができる。
【0024】炭素源は、通常、培地に対し、1−15重
量%、窒素源は0.1−2.0重量%の範囲で用いるの
が好ましい。また培地には必要に応じて、リン酸塩、マ
グネシウム塩、カリウム塩、カルシウム塩等の無機塩、
鉄、マンガン、銅、亜鉛等の金属イオンを適当量添加し
てもよく、合成培地を用いる場合には、必要に応じて、
例えば、ビタミン類或いはアミノ酸類を添加してもよ
い。更に、植物油、界面活性剤等のエステラーゼ生産誘
導物質、消泡剤や、微生物の組換えプラスミドの安定保
持に好ましい抗生物質等を添加することもできる。これ
らの培地は、pH5−8に調製して用いるのが好まし
い。
量%、窒素源は0.1−2.0重量%の範囲で用いるの
が好ましい。また培地には必要に応じて、リン酸塩、マ
グネシウム塩、カリウム塩、カルシウム塩等の無機塩、
鉄、マンガン、銅、亜鉛等の金属イオンを適当量添加し
てもよく、合成培地を用いる場合には、必要に応じて、
例えば、ビタミン類或いはアミノ酸類を添加してもよ
い。更に、植物油、界面活性剤等のエステラーゼ生産誘
導物質、消泡剤や、微生物の組換えプラスミドの安定保
持に好ましい抗生物質等を添加することもできる。これ
らの培地は、pH5−8に調製して用いるのが好まし
い。
【0025】培養は、常法によって実施することがで
き、例えば培地に微生物を接種後、振盪培養、通気培
養、静置培養、連続培養等のいずれの方法によっても行
うことができる。培養条件は、培地の種類、培養法によ
り若干異なるが、本発明の微生物が増殖する条件を適宜
選択すれば良い。通常は培養開始のpHを5〜8に調製
し、例えば20〜40℃で培養することが望ましい。培
養日数は通常1〜2日が適当である。
き、例えば培地に微生物を接種後、振盪培養、通気培
養、静置培養、連続培養等のいずれの方法によっても行
うことができる。培養条件は、培地の種類、培養法によ
り若干異なるが、本発明の微生物が増殖する条件を適宜
選択すれば良い。通常は培養開始のpHを5〜8に調製
し、例えば20〜40℃で培養することが望ましい。培
養日数は通常1〜2日が適当である。
【0026】培養菌体内外に産生されたエステラーゼ、
例えば培地中に含まれるエステラーゼは、無機塩類によ
る塩析、有機溶媒による分画沈澱、イオン交換樹脂、及
び各種カラムクロマトグラフィーによる吸脱着法、ゲル
濾過法、蛋白沈澱剤を利用する方法などの公知方法によ
り、又はこれらを適宜組み合わせることによって分離、
採取することができる。また菌体内に蓄積されたエステ
ラーゼは、摩擦型破砕装置ダイノミル(Dyno Mill)など
物理的な手法、あるいは、リゾチーム処理など化学的な
手法により菌体を破砕し、その細胞抽出液から上記と同
様な方法で分離、採取することができる。
例えば培地中に含まれるエステラーゼは、無機塩類によ
る塩析、有機溶媒による分画沈澱、イオン交換樹脂、及
び各種カラムクロマトグラフィーによる吸脱着法、ゲル
濾過法、蛋白沈澱剤を利用する方法などの公知方法によ
り、又はこれらを適宜組み合わせることによって分離、
採取することができる。また菌体内に蓄積されたエステ
ラーゼは、摩擦型破砕装置ダイノミル(Dyno Mill)など
物理的な手法、あるいは、リゾチーム処理など化学的な
手法により菌体を破砕し、その細胞抽出液から上記と同
様な方法で分離、採取することができる。
【0027】なお、本発明のエステラーゼをコードする
遺伝子は、この明細書において具体的に開示されたDN
A配列のみに限定されるものではなく、DNAの挿入、
欠失、置換など、自明の変更を行わせたDNA配列をも
含むものである。すなわち、エステラーゼをコードする
遺伝子のDNA配列をもとにデザインした合成変異DN
Aプライマーを用いた試験管内人工変異や、蟻酸、ヒド
ラジン亜硫酸などの化学変異剤を用いて、直接に試験管
内で遺伝子に変異を導入して改変を加えたものや、エス
テラーゼ生産菌株に変異処理、例えばNTG処理やUV
処理を行って変異を誘発させた菌株から得られた変異エ
ステラーゼ遺伝子も本発明のエステラーゼをコードする
遺伝子に含まれるものである。
遺伝子は、この明細書において具体的に開示されたDN
A配列のみに限定されるものではなく、DNAの挿入、
欠失、置換など、自明の変更を行わせたDNA配列をも
含むものである。すなわち、エステラーゼをコードする
遺伝子のDNA配列をもとにデザインした合成変異DN
Aプライマーを用いた試験管内人工変異や、蟻酸、ヒド
ラジン亜硫酸などの化学変異剤を用いて、直接に試験管
内で遺伝子に変異を導入して改変を加えたものや、エス
テラーゼ生産菌株に変異処理、例えばNTG処理やUV
処理を行って変異を誘発させた菌株から得られた変異エ
ステラーゼ遺伝子も本発明のエステラーゼをコードする
遺伝子に含まれるものである。
【0028】以下、実施例を挙げて本発明を更に具体的
に説明する。なお、実施例におけるエステラーゼ活性の
測定は主に簡便法(大日本製薬製リパーゼキットSを用
いる方法)により行った。また、オリーブ油を基質と
し、pH8.0、37℃で20分間酵素反応させ、1分
間に1μmolの脂肪酸を遊離する酵素量を1単位とす
る活性測定法も併用した。また、以下の実施例で使用し
た培地の組成は、以下に示す通りである。(組成におけ
る%は、特にことわらない限り、W/V%を表わ
す。)。
に説明する。なお、実施例におけるエステラーゼ活性の
測定は主に簡便法(大日本製薬製リパーゼキットSを用
いる方法)により行った。また、オリーブ油を基質と
し、pH8.0、37℃で20分間酵素反応させ、1分
間に1μmolの脂肪酸を遊離する酵素量を1単位とす
る活性測定法も併用した。また、以下の実施例で使用し
た培地の組成は、以下に示す通りである。(組成におけ
る%は、特にことわらない限り、W/V%を表わ
す。)。
【0029】LB培地:バクトトリプトン(ディフコ社
製)1.0%、バクトイ−ストエキストラクト(ディフ
コ社製)0.5%、塩化ナトリウム0.5%。
製)1.0%、バクトイ−ストエキストラクト(ディフ
コ社製)0.5%、塩化ナトリウム0.5%。
【0030】LBG平板培地:バクトトリプトン(ディ
フコ社製)1.0%、バクトイ−ストエキストラクト
(ディフコ社製)0.5%、塩化ナトリウム0.5%、
ゲランガム(和光純薬製)1.0%。
フコ社製)1.0%、バクトイ−ストエキストラクト
(ディフコ社製)0.5%、塩化ナトリウム0.5%、
ゲランガム(和光純薬製)1.0%。
【0031】トリブチリン含有LBG平板培地:トリブ
チリン0.5v/v%、ポリオキシエチレンセチルアル
コールエーテル0.5%、アンピシリン0.005%を
含むLBG平板培地。
チリン0.5v/v%、ポリオキシエチレンセチルアル
コールエーテル0.5%、アンピシリン0.005%を
含むLBG平板培地。
【0032】エステラーゼ生産培地:デキストリン1.
0%、ミースト2.0%、硫酸アンモニウム0.2%、
リン酸1カリウム0.1%、硫酸マグネシウム7水和物
0.05%、塩化カルシウム2水和物0.01%、硫酸
第1鉄7水和物0.001%、Tween80 0.5
%、カラリン0.1%。
0%、ミースト2.0%、硫酸アンモニウム0.2%、
リン酸1カリウム0.1%、硫酸マグネシウム7水和物
0.05%、塩化カルシウム2水和物0.01%、硫酸
第1鉄7水和物0.001%、Tween80 0.5
%、カラリン0.1%。
【0033】
実施例1 (1)エステラーゼをコードする遺伝子を含む染色体D
NAの取得 セラチア・マルセッセンスSr41(微工研条寄第48
7号)を、LB培地200ml中、30℃で一夜好気的
に振盪培養し、遠心分離により集菌した。この菌体を2
00mlの0.9%塩化ナトリウム水溶液で1回懸濁
後、遠心集菌することによって菌体を洗浄した。つい
で、この菌体をリゾチウム200mgを含む50mMト
リス塩酸−50mMエチレンジアミン四酢酸二ナトリウ
ム(pH7.5)水溶液200mlに懸濁し、室温で1
時間放置した。
NAの取得 セラチア・マルセッセンスSr41(微工研条寄第48
7号)を、LB培地200ml中、30℃で一夜好気的
に振盪培養し、遠心分離により集菌した。この菌体を2
00mlの0.9%塩化ナトリウム水溶液で1回懸濁
後、遠心集菌することによって菌体を洗浄した。つい
で、この菌体をリゾチウム200mgを含む50mMト
リス塩酸−50mMエチレンジアミン四酢酸二ナトリウ
ム(pH7.5)水溶液200mlに懸濁し、室温で1
時間放置した。
【0034】この溶液に、0.5%濃度になるようにラ
ウリル硫酸ナトリウムを加え、更にプロテナーゼKを加
えて50℃で3時間緩やかに振盪させ菌体を溶解させ
た。この溶解物に、10mMトリス塩酸−1mMエチレ
ンジアミン四酢酸二ナトリウム(pH8.0)水溶液
(以下TE)で飽和したフェノールを等量加え、2回抽
出を行った。TEで飽和したフェノールとクロロホルム
の等量混合液で2回抽出した後、エタノール沈澱させ、
沈澱物をTEに溶解することにより、エステラーゼをコ
ードする遺伝子を含む染色体DNAを2.5mg含有す
るTE溶液を調製した。
ウリル硫酸ナトリウムを加え、更にプロテナーゼKを加
えて50℃で3時間緩やかに振盪させ菌体を溶解させ
た。この溶解物に、10mMトリス塩酸−1mMエチレ
ンジアミン四酢酸二ナトリウム(pH8.0)水溶液
(以下TE)で飽和したフェノールを等量加え、2回抽
出を行った。TEで飽和したフェノールとクロロホルム
の等量混合液で2回抽出した後、エタノール沈澱させ、
沈澱物をTEに溶解することにより、エステラーゼをコ
ードする遺伝子を含む染色体DNAを2.5mg含有す
るTE溶液を調製した。
【0035】(2)組換えプラスミドDNAの調製 上記(1)で調製した染色体DNA20μgを制限酵素
SalIを用いて完全分解した。これをTE飽和フェノ
ールとクロロホルムの等量混合液で2回抽出し、0.5
倍量の7.5M酢酸アンモニウムを加え、その2倍量の
エタノールを加えて沈澱させ、DNAを回収した。
SalIを用いて完全分解した。これをTE飽和フェノ
ールとクロロホルムの等量混合液で2回抽出し、0.5
倍量の7.5M酢酸アンモニウムを加え、その2倍量の
エタノールを加えて沈澱させ、DNAを回収した。
【0036】次に、同じ制限酵素で完全分解したプラス
ミドベクターpUC19のDNA0.5μgを0.4単
位のアルカリホスファターゼ(宝酒造製)で56℃,1
時間処理することによって脱リン酸化した後、TE飽和
フェノールとクロロホルムの等量混合液で2回抽出し、
更に0.5倍量の7.5M酢酸アンモニウムを加え、そ
の2倍量のエタノールを加えて沈澱させ、プラスミドベ
クターDNAを回収した。この脱リン酸化プラスミドベ
クターと上記の回収染色体DNA3μgとを混合し、宝
酒造社製DNAライゲーションキットを用いて、4℃で
16時間反応させてDNA鎖の連結反応を行うことによ
って、組換えプラスミドDNAを作製した。
ミドベクターpUC19のDNA0.5μgを0.4単
位のアルカリホスファターゼ(宝酒造製)で56℃,1
時間処理することによって脱リン酸化した後、TE飽和
フェノールとクロロホルムの等量混合液で2回抽出し、
更に0.5倍量の7.5M酢酸アンモニウムを加え、そ
の2倍量のエタノールを加えて沈澱させ、プラスミドベ
クターDNAを回収した。この脱リン酸化プラスミドベ
クターと上記の回収染色体DNA3μgとを混合し、宝
酒造社製DNAライゲーションキットを用いて、4℃で
16時間反応させてDNA鎖の連結反応を行うことによ
って、組換えプラスミドDNAを作製した。
【0037】(3)組換えプラスミドによる形質転換と
大腸菌を宿主とするコロニーバンクの作製 大腸菌DH5株の細胞を、ハナハンの方法〔ジューナル
オブ モレキュラーバイオロジー、166巻、557
頁、(1983)〕に従って処理し、上記(2)で作製
したプラスミドDNAを含有する反応液を加えることに
よって、形質転換処理を行う。ついでこの細胞を、アン
ピシリン(50μg/ml)を含むLBG平板培地に塗
布し、37℃で一夜培養した。かくしてセラチア・マル
セッセンスSr41株の染色体DNAの断片が挿入され
た組換えプラスミドを含む形質転換体約20000株を
得た。
大腸菌を宿主とするコロニーバンクの作製 大腸菌DH5株の細胞を、ハナハンの方法〔ジューナル
オブ モレキュラーバイオロジー、166巻、557
頁、(1983)〕に従って処理し、上記(2)で作製
したプラスミドDNAを含有する反応液を加えることに
よって、形質転換処理を行う。ついでこの細胞を、アン
ピシリン(50μg/ml)を含むLBG平板培地に塗
布し、37℃で一夜培養した。かくしてセラチア・マル
セッセンスSr41株の染色体DNAの断片が挿入され
た組換えプラスミドを含む形質転換体約20000株を
得た。
【0038】(4)エステラーゼをコードする遺伝子を
含む形質転換株の分離と同定 トリブチリン含有LBG平板培地にエステラーゼ生産菌
株を植菌すると培地中に生産されたエステラーゼによっ
てトリブチリンが分解されて脂肪酸が出来、脂質の乳化
状態が変化してコロニー周辺に円形のクリアゾーンが形
成される。この現象を利用して形質転換体をスクリーニ
ングした。
含む形質転換株の分離と同定 トリブチリン含有LBG平板培地にエステラーゼ生産菌
株を植菌すると培地中に生産されたエステラーゼによっ
てトリブチリンが分解されて脂肪酸が出来、脂質の乳化
状態が変化してコロニー周辺に円形のクリアゾーンが形
成される。この現象を利用して形質転換体をスクリーニ
ングした。
【0039】上記(3)で得られた形質転換体約200
00株をトリブチリン含有LBG平板培地に植菌して3
7℃で一夜培養した結果、SalIによるDNAバンク
の中からクリアゾーンを形成する菌株が1株得られた。
00株をトリブチリン含有LBG平板培地に植菌して3
7℃で一夜培養した結果、SalIによるDNAバンク
の中からクリアゾーンを形成する菌株が1株得られた。
【0040】一方、セラチア・マルセッセンスSr41
株をトリブチリン含有LBG平板培地で一夜培養すると
クリアゾーンの形成が認められたが、大腸菌DH5株及
びプラスミドベクターpUC19を有する同株はこのト
リブチリン含有LBG平板培地で37℃一夜培養しても
クリアゾーンの形成は認められないことから、このクリ
アゾーンの形成はエステラーゼに由来するものと考えら
れる。
株をトリブチリン含有LBG平板培地で一夜培養すると
クリアゾーンの形成が認められたが、大腸菌DH5株及
びプラスミドベクターpUC19を有する同株はこのト
リブチリン含有LBG平板培地で37℃一夜培養しても
クリアゾーンの形成は認められないことから、このクリ
アゾーンの形成はエステラーゼに由来するものと考えら
れる。
【0041】また、クリアゾーンを形成する形質転換体
を200μg/mlのアンピシリンを含む60mlのL
B培地で37℃一夜好気的に振盪培養した後、集菌し、
20mlの200mMトリス塩酸緩衝液(pH8.0)
に懸濁した。超音波にて菌体を破砕して得られた細胞抽
出液について、簡便法によりエステラーゼ活性を測定し
たところ1.5×103 単位のエステラーゼ活性が認め
られた。更に、前記細胞抽出液についてSDSポリアク
リルアミドゲル電気泳動を行った結果から、セラチア・
マルセッセンスSr41株の培養上清から得た部分精製
エステラーゼ標品と同じ位置に、ベクターのみを保持す
る大腸菌DH5株には存在しない新たなバンドが存在す
ることがわかった。
を200μg/mlのアンピシリンを含む60mlのL
B培地で37℃一夜好気的に振盪培養した後、集菌し、
20mlの200mMトリス塩酸緩衝液(pH8.0)
に懸濁した。超音波にて菌体を破砕して得られた細胞抽
出液について、簡便法によりエステラーゼ活性を測定し
たところ1.5×103 単位のエステラーゼ活性が認め
られた。更に、前記細胞抽出液についてSDSポリアク
リルアミドゲル電気泳動を行った結果から、セラチア・
マルセッセンスSr41株の培養上清から得た部分精製
エステラーゼ標品と同じ位置に、ベクターのみを保持す
る大腸菌DH5株には存在しない新たなバンドが存在す
ることがわかった。
【0042】実施例2 プラスミドの解析 実施例1(4)で得た形質転換体の細胞からプラスミド
DNAを常法〔モレキュラー クローニング、マニアテ
ィス等 368頁、コールド・スプリング・ハーバー・
ラボラトリー 米国(1982)〕に従って調製し、各
種制限酵素で切断後、アガロース電気泳動を行った。そ
の結果、このプラスミド(以下、pLIPE101と称
する)には約4.0kbのSalIDNA断片が含まれ
ていることがわかった。このpLIPE101に含まれ
る約4.0kbの挿入DNA断片の制限酵素切断地図を
図1に示す。
DNAを常法〔モレキュラー クローニング、マニアテ
ィス等 368頁、コールド・スプリング・ハーバー・
ラボラトリー 米国(1982)〕に従って調製し、各
種制限酵素で切断後、アガロース電気泳動を行った。そ
の結果、このプラスミド(以下、pLIPE101と称
する)には約4.0kbのSalIDNA断片が含まれ
ていることがわかった。このpLIPE101に含まれ
る約4.0kbの挿入DNA断片の制限酵素切断地図を
図1に示す。
【0043】次にプラスミドpLIPE101の約4.
0kbSalIDNA断片を各種制限酵素で切断し、各
DNA断片をpUC19にサブクローニングして大腸菌
DH5を形質転換させ、その形質転換体を前記と同様に
してトリブチリン含有LBG平板培地で培養して、クリ
アゾーンの形成の有無を調べた。
0kbSalIDNA断片を各種制限酵素で切断し、各
DNA断片をpUC19にサブクローニングして大腸菌
DH5を形質転換させ、その形質転換体を前記と同様に
してトリブチリン含有LBG平板培地で培養して、クリ
アゾーンの形成の有無を調べた。
【0044】各DNA断片についての制限酵素切断地図
は図2に示す通りであるが、約2.8kbのSalI−
BamHIDNA断片を含むプラスミド(pLIPE1
11)と約2.6kbのSalI−BstPIDNA断
片を有するプラスミド(pLIPE121)を有する大
腸菌DH5にクリアゾーンの形成とエステラーゼ活性
(簡便法による測定)が認められた。しかし、約1.9
kbのSalI−PvuIIDNA断片を含むプラスミ
ド(pLIPE131)、約1.7kbのSalI−B
stPIDNA断片を含むプラスミド(pLIPE14
1)、約3.6kbのClaI−SalIDNA断片を
含むプラスミド(pLIPE151)を有する大腸菌D
H5にクリアゾーンの形成とエステラーゼ活性(簡便法
による測定)が認められなかった。このことから、セラ
チア・マルセッセンスSr41由来のエステラーゼをコ
ードする遺伝子が約2.6kbのSalI−BstPI
DNA断片中に存在するがわかる。
は図2に示す通りであるが、約2.8kbのSalI−
BamHIDNA断片を含むプラスミド(pLIPE1
11)と約2.6kbのSalI−BstPIDNA断
片を有するプラスミド(pLIPE121)を有する大
腸菌DH5にクリアゾーンの形成とエステラーゼ活性
(簡便法による測定)が認められた。しかし、約1.9
kbのSalI−PvuIIDNA断片を含むプラスミ
ド(pLIPE131)、約1.7kbのSalI−B
stPIDNA断片を含むプラスミド(pLIPE14
1)、約3.6kbのClaI−SalIDNA断片を
含むプラスミド(pLIPE151)を有する大腸菌D
H5にクリアゾーンの形成とエステラーゼ活性(簡便法
による測定)が認められなかった。このことから、セラ
チア・マルセッセンスSr41由来のエステラーゼをコ
ードする遺伝子が約2.6kbのSalI−BstPI
DNA断片中に存在するがわかる。
【0045】実施例3 クローンDNAの解析 塩基配列の決定 pLIPE121をキロベース・デレーション・キット
(宝酒造製)を用い、種々デレーション・プラスミドを
作製した。これを用い、サンガーらのジデオキシ・チェ
イン・ターミネーション法〔プロシーディングス オブ
ザ ナショナル アカデミー オブ サイエンス オ
ブ ザ ユナイテッド ステイツ オブアメリカ、74
巻、5463頁(1977)〕により、プライマーのア
ニール、DNAポリメラーゼIのクレノウ・フラグメン
トによる相補鎖合成〔(α−32P)dCTP(14.8
×106 Bq/pmol,74×104 Bq)で標
識〕、尿素変性8%ポリアクリルアミドゲル電気泳動及
びオートラジオグラフィーから塩基配列を決定した。
(宝酒造製)を用い、種々デレーション・プラスミドを
作製した。これを用い、サンガーらのジデオキシ・チェ
イン・ターミネーション法〔プロシーディングス オブ
ザ ナショナル アカデミー オブ サイエンス オ
ブ ザ ユナイテッド ステイツ オブアメリカ、74
巻、5463頁(1977)〕により、プライマーのア
ニール、DNAポリメラーゼIのクレノウ・フラグメン
トによる相補鎖合成〔(α−32P)dCTP(14.8
×106 Bq/pmol,74×104 Bq)で標
識〕、尿素変性8%ポリアクリルアミドゲル電気泳動及
びオートラジオグラフィーから塩基配列を決定した。
【0046】その結果、マルセッセンスSr41のエス
テラーゼをコードするDNA配列は配列番号1に示すよ
うに、ATGの開始コドンから始まり、GCCで終わる
1839塩基対から構成されることがわかった。また、
この塩基配列から決定したアミノ酸配列は、配列番号3
に示す通りである。
テラーゼをコードするDNA配列は配列番号1に示すよ
うに、ATGの開始コドンから始まり、GCCで終わる
1839塩基対から構成されることがわかった。また、
この塩基配列から決定したアミノ酸配列は、配列番号3
に示す通りである。
【0047】なお塩基配列から決定されるアミノ酸配列
のN末端に存在するMetは、セラチア・エステラーゼ
の精製酵素標品から決定されたN末端アミノ酸配列には
認められなかった。これは細胞中に存在するメチオニン
アミノペプチダーゼによって、菌体中で産生される蛋白
質のN末端のメチオニンが除去されるものと解釈され
る。また、セラチア・エステラーゼは細胞外分泌酵素で
あるが、通常の分泌蛋白においてN末端部分に存在する
シグナルペプチドは存在しない。
のN末端に存在するMetは、セラチア・エステラーゼ
の精製酵素標品から決定されたN末端アミノ酸配列には
認められなかった。これは細胞中に存在するメチオニン
アミノペプチダーゼによって、菌体中で産生される蛋白
質のN末端のメチオニンが除去されるものと解釈され
る。また、セラチア・エステラーゼは細胞外分泌酵素で
あるが、通常の分泌蛋白においてN末端部分に存在する
シグナルペプチドは存在しない。
【0048】実施例4 セラチア・マルセッセンスSr41(微工研条寄第48
7号)を3mlの栄養培地(グルコース0.5%、ペプ
トン1.0%、肉エキス0.3%、酵母エキス1.0
%、塩化ナトリウム0.5%、pH7.0)中で一晩培
養したものを、新しい栄養培地3mlへ0.1ml植菌
する。これを30°Cで3時間培養し、そこへ0.1m
g/mlとなるようにNTGを加えて更に30分培養す
る。この培養液を遠心分離し、得られる菌体を生理食塩
水で遠心分離法によって3回洗浄する。この菌体を生理
食塩水に懸濁し、トリブチン0.5%、グルコース2
%、EDTA2mMを含むLBG平板培地に1平板あた
り1〜1000個の細胞を塗布する。30°Cで1日培
養した後、大きなクリアゾーンを形成しているコロニー
を釣菌分離することにより、高エステラーゼ生産菌のセ
ラチア・マルセッセンスM−1株(微工研条寄第406
8号)を得た。得られた変異株を500μg/mlのア
ンピシリンを含むエステラーゼ生産培地に1白金耳植菌
し、30℃で20時間往復振盪培養(振幅7cm、12
0回転/分)する。遠心分離によりエステラーゼ活性約
80×103 単位/ml(簡便法による測定)の培養上
清が得られた。本菌株の生産性は親株宿主菌セラチア・
マルセッセンスSr41株のエステラーゼ生産性の約
2.5倍である。
7号)を3mlの栄養培地(グルコース0.5%、ペプ
トン1.0%、肉エキス0.3%、酵母エキス1.0
%、塩化ナトリウム0.5%、pH7.0)中で一晩培
養したものを、新しい栄養培地3mlへ0.1ml植菌
する。これを30°Cで3時間培養し、そこへ0.1m
g/mlとなるようにNTGを加えて更に30分培養す
る。この培養液を遠心分離し、得られる菌体を生理食塩
水で遠心分離法によって3回洗浄する。この菌体を生理
食塩水に懸濁し、トリブチン0.5%、グルコース2
%、EDTA2mMを含むLBG平板培地に1平板あた
り1〜1000個の細胞を塗布する。30°Cで1日培
養した後、大きなクリアゾーンを形成しているコロニー
を釣菌分離することにより、高エステラーゼ生産菌のセ
ラチア・マルセッセンスM−1株(微工研条寄第406
8号)を得た。得られた変異株を500μg/mlのア
ンピシリンを含むエステラーゼ生産培地に1白金耳植菌
し、30℃で20時間往復振盪培養(振幅7cm、12
0回転/分)する。遠心分離によりエステラーゼ活性約
80×103 単位/ml(簡便法による測定)の培養上
清が得られた。本菌株の生産性は親株宿主菌セラチア・
マルセッセンスSr41株のエステラーゼ生産性の約
2.5倍である。
【0049】上記で得られたセラチア・マルセッセンス
M−1から、実施例1〜3と同様に染色体DNAを単離
し、その配列を解析した場合、配列番号2に示す通り、
9番目の塩基が相違する以外は、全くセラチア・マルセ
ッセンスSr41のDNA配列と同様に、ATGの開始
コドンから始まり、GCCで終わる1839塩基対から
構成されることがわかった。また、この塩基配列から決
定したアミノ酸配列も、配列番号1のものと同様に配列
番号3に示す通りであった。
M−1から、実施例1〜3と同様に染色体DNAを単離
し、その配列を解析した場合、配列番号2に示す通り、
9番目の塩基が相違する以外は、全くセラチア・マルセ
ッセンスSr41のDNA配列と同様に、ATGの開始
コドンから始まり、GCCで終わる1839塩基対から
構成されることがわかった。また、この塩基配列から決
定したアミノ酸配列も、配列番号1のものと同様に配列
番号3に示す通りであった。
【0050】実施例5 エステラーゼ高生産菌株の作製 制限エンドヌクレアーゼ欠損性のセラチア・マルセッセ
ンスTT392株にpLIPE111を導入し、形質転
換株を得た。次に、この形質転換株の細胞からセラチア
・マルセッセンスによって修飾されたpLIPE111
プラスミドDNAを、アルカリ リシス法により抽出し
た。次に、このプラスミドDNAを用いてセラチア・マ
ルセッセンスSr41の細胞をエレクトロポレーション
法によって形質転換することにより、形質転換体である
セラチア・マルセッセンス TA5025(微工研条寄
第4067号)を得た。得られた形質転換体を500μ
g/mlのアンピシリンを含むエステラーゼ生産培地に
1白金耳植菌し、30℃で20時間往復振盪培養(振幅
7cm、120回転/分)する。遠心分離によりエステ
ラーゼ活性約1.9×105 単位/ml(簡便法による
測定)の培養上清が得られた。本菌株の生産性は宿主菌
セラチア・マルセッセンスSr41株のエステラーゼ生
産性の約6倍である。
ンスTT392株にpLIPE111を導入し、形質転
換株を得た。次に、この形質転換株の細胞からセラチア
・マルセッセンスによって修飾されたpLIPE111
プラスミドDNAを、アルカリ リシス法により抽出し
た。次に、このプラスミドDNAを用いてセラチア・マ
ルセッセンスSr41の細胞をエレクトロポレーション
法によって形質転換することにより、形質転換体である
セラチア・マルセッセンス TA5025(微工研条寄
第4067号)を得た。得られた形質転換体を500μ
g/mlのアンピシリンを含むエステラーゼ生産培地に
1白金耳植菌し、30℃で20時間往復振盪培養(振幅
7cm、120回転/分)する。遠心分離によりエステ
ラーゼ活性約1.9×105 単位/ml(簡便法による
測定)の培養上清が得られた。本菌株の生産性は宿主菌
セラチア・マルセッセンスSr41株のエステラーゼ生
産性の約6倍である。
【0051】実施例6 エステラーゼの製造 500μg/mlのアンピシリンを含むエステラーゼ生
産培地20Lを30L容ジャーファーメンターに入れ滅
菌した。あらかじめ同培地で、30℃、20時間往復振
盪培養した前記セラチア・マルセッセンス TA502
5の前培養液200mlを接種し、30℃で200rp
m、0.5vvmで撹拌、通気を行い、18時間培養し
た。この培養液を遠心分離し、菌体を除去した後、得ら
れた上澄み液18Lを限外ろ過膜(AIL−1010、
旭化成製)を用い濃縮した。その結果、大日本製薬製リ
パーゼキットSを用いた簡便法にてエステラーゼ活性が
1.7×106 単位/mlの粗酵素液2000mlを得
た。
産培地20Lを30L容ジャーファーメンターに入れ滅
菌した。あらかじめ同培地で、30℃、20時間往復振
盪培養した前記セラチア・マルセッセンス TA502
5の前培養液200mlを接種し、30℃で200rp
m、0.5vvmで撹拌、通気を行い、18時間培養し
た。この培養液を遠心分離し、菌体を除去した後、得ら
れた上澄み液18Lを限外ろ過膜(AIL−1010、
旭化成製)を用い濃縮した。その結果、大日本製薬製リ
パーゼキットSを用いた簡便法にてエステラーゼ活性が
1.7×106 単位/mlの粗酵素液2000mlを得
た。
【0052】実施例7 エステラーゼの製造 エステラーゼ生産培地20Lを30L容ジャーファーメ
ンターに入れ滅菌した。あらかじめ同培地で、30℃、
20時間往復振盪培養したセラチア・マルセッセンスM
−1の前培養液200mlを接種し、30℃で200r
pm、0.5vvmで撹拌、通気を行い、18時間培養
した。この培養液を遠心分離し、菌体を除去した後、得
られた上澄み液18Lを限外ろ過膜(AIL−101
0、旭化成製)を用い濃縮した。その結果、大日本製薬
製リパーゼキットSを用いた簡便法にてエステラーゼ活
性が7.9×105 単位/mlの粗酵素液2000ml
を得た。
ンターに入れ滅菌した。あらかじめ同培地で、30℃、
20時間往復振盪培養したセラチア・マルセッセンスM
−1の前培養液200mlを接種し、30℃で200r
pm、0.5vvmで撹拌、通気を行い、18時間培養
した。この培養液を遠心分離し、菌体を除去した後、得
られた上澄み液18Lを限外ろ過膜(AIL−101
0、旭化成製)を用い濃縮した。その結果、大日本製薬
製リパーゼキットSを用いた簡便法にてエステラーゼ活
性が7.9×105 単位/mlの粗酵素液2000ml
を得た。
【0053】
【発明の効果】本発明の高エステラーゼ生産性変異株お
よびエステラーゼをコードする遺伝子を組み込んだ組換
えプラスミドを含有する形質転換体は、いずれもエステ
ラーゼ生産能が顕著に優れており、この形質転換体を培
養することにより、エステラーゼを容易に高純度で大量
生産することができる。
よびエステラーゼをコードする遺伝子を組み込んだ組換
えプラスミドを含有する形質転換体は、いずれもエステ
ラーゼ生産能が顕著に優れており、この形質転換体を培
養することにより、エステラーゼを容易に高純度で大量
生産することができる。
【0054】
配列番号:1 配列の長さ:1839 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 起源 生物名:セラチア・マルセッセンス( Serratia marces
cens) Sr 41 配列 ATG GGC ATC TTT AGC TAT AAG GAT 24 CTG GAC GAA AAC GCG TCA AAG GCG 48 CTG TTT TCC GAC GCC TTG GCC ATC 72 TCT ACC TAC GCT TAC CAC AAT ATC 96 GAT AAC GGC TTC GAT GAA GGC TAT 120 CAC CAG ACC GGT TTC GGC CTC GGT 144 CTG CCG CTG ACG CTG ATC ACG GCG 168 CTC ATC GGC AGC ACC CAG TCG CAG 192 GGC GGC CTG CCC GGT CTT CCC TGG 216 AAC CCC GAC TCC GAA CAG GCC GCG 240 CAG GAC GCG GTG AAC AAT GCC GGC 264 TGG TCA GTG ATC GAC GCC GCG CAA 288 TTG GGA TAC GCC GGC AAA ACC GAT 312 GCG CGC GGC ACC TAC TAC GGC GAA 336 ACC GCC GGT TAC ACC ACC GCT CAG 360 GCC GAG GTG CTG GGC AAA TAT GAC 384 AGC GAA GGC AAT CTC ACC GCC ATT 408 GGC ATC TCA TTT CGC GGT ACC AGC 432 GGC CCG CGC GAG TCG CTG ATC GGC 456 GAT ACC ATC GGC GAT GTG ATT AAC 480 GAT CTG TTG GCC GGG TTC GGG CCG 504 AAA GCT ATG CGA CGC TAT ACG CTG 528 AAG GCC TTC GGC AAT TTG CTG GGG 552 GAC GTG GCG AAA TTC GCG CAG GCC 576 CAC GGG CTG AGC GGC GAA GAC GTG 600 GTG ATC AGC GGC CAC AGC CTC GGC 624 GGG CTG GCG GTC AAC AGC ATG GCG 648 GCG CAG AGC GAC GCA ACC TGG GGC 672 GGC TTC TAC GCG CAG TCC AAC TAT 696 GTC GCC TTC GCC TCG CCG ACC CAG 720 TAC GAA GCC GGC GGC AAG GTG ATC 744 AAC ATC GGC TAT GAG AAC GAT CCG 768 GTG TTT CGC GCG CTC GAC GGC ACC 792 TCG CTG ACC CTG CCG TCA TTG GGC 816 GTT CAC GAT GCG CCG CAT ACC TCC 840 GCC ACC AAC AAT ATC GTC AAC TTC 864 AAC GAC CAC TAC GCG TCG GAC GCC 888 TGG AAT CTG TTG CCG TTC TCC ATT 912 CTC AAC ATT CCG ACC TGG CTA TCC 936 CAC CTG CCG TTC TTC TAT CAG GAT 960 GGT CTG ATG CGG GTG CTG AAC TCC 984 GAG TTT TAT TCG CTG ACC GAC AAA 1008 GAC TCG ACC ATC ATC GTC TCC AAC 1032 CTG TCG AAC GTC ACG CGC GGC AGT 1056 ACC TGG GTG GAA GAT CTG AAC CGC 1080 AAC GCG GAA ACG CAC AGC GGG CCG 1104 ACG TTT ATC ATC GGC AGC GAC GGC 1128 AAT GAT TTG ATC AAG GGC GGC AAA 1152 GGC AAC GAC TAT CTC GAG GGC CGC 1176 GAC GGT GAC GAT ATC TTC CGC GAC 1200 GCC GGC GGC TAT AAC CTG ATC GCC 1224 GGC GGC AAA GGC CAC AAT ATC TTC 1248 GAT ACC CAG CAG GCG TTG AAA AAC 1272 ACC GAG GTC GCC TAC GAC GGC AAT 1296 ACG CTT TAC CTG CGC GAC GCC AAA 1320 GGC GGC ATT ACG CTG GCG GAC GAC 1344 ATC AGC ACC CTG CGC AGC AAA GAA 1368 ACC TCC TGG CTG ATT TTC AGC AAA 1392 GAG GTG GAT CAT CAG GTG ACC GCC 1416 GCC GGA TTG AAA TCG GAT TCG GGC 1440 CTC AAA GCC TAT GCG GCC GCC ACC 1464 ACC GGC GGC GAC GGC GAT GAC GTC 1488 CTG CAG GCT CGC AGC CAC GAC GCC 1512 TGG CTG TTC GGC AAC GCC GGC AAC 1536 GAC ACG CTT ATC GGC CAT GCC GGC 1560 GGC AAC CTG ACC TTC GTC GGC GGC 1584 AGC GGC GAT GAC ATC CTG AAG GGG 1608 GTC GGC AAC GGC AAT ACC TTC CTG 1632 TTC AGC GGC GAT TTC GGC CGC GAC 1656 CAG CTG TAT GGC TTC AAC GCC ACC 1680 GAC AAA CTG GTA TTT ATC GGC ACC 1704 GAG GGC GCC AGC GGG AAT ATC CGC 1728 GAC TAT GCC ACG CAG CAA AAC GAC 1752 GAT CTG GTG CTG GCC TTC GGC CAC 1776 AGC CAG GTC ACG CTG ATC GGC GTC 1800 TCG CTC GAT CAT TTC AAC CCC GAT 1824 CAG GTG GTG TTG GCC 1839 。
cens) Sr 41 配列 ATG GGC ATC TTT AGC TAT AAG GAT 24 CTG GAC GAA AAC GCG TCA AAG GCG 48 CTG TTT TCC GAC GCC TTG GCC ATC 72 TCT ACC TAC GCT TAC CAC AAT ATC 96 GAT AAC GGC TTC GAT GAA GGC TAT 120 CAC CAG ACC GGT TTC GGC CTC GGT 144 CTG CCG CTG ACG CTG ATC ACG GCG 168 CTC ATC GGC AGC ACC CAG TCG CAG 192 GGC GGC CTG CCC GGT CTT CCC TGG 216 AAC CCC GAC TCC GAA CAG GCC GCG 240 CAG GAC GCG GTG AAC AAT GCC GGC 264 TGG TCA GTG ATC GAC GCC GCG CAA 288 TTG GGA TAC GCC GGC AAA ACC GAT 312 GCG CGC GGC ACC TAC TAC GGC GAA 336 ACC GCC GGT TAC ACC ACC GCT CAG 360 GCC GAG GTG CTG GGC AAA TAT GAC 384 AGC GAA GGC AAT CTC ACC GCC ATT 408 GGC ATC TCA TTT CGC GGT ACC AGC 432 GGC CCG CGC GAG TCG CTG ATC GGC 456 GAT ACC ATC GGC GAT GTG ATT AAC 480 GAT CTG TTG GCC GGG TTC GGG CCG 504 AAA GCT ATG CGA CGC TAT ACG CTG 528 AAG GCC TTC GGC AAT TTG CTG GGG 552 GAC GTG GCG AAA TTC GCG CAG GCC 576 CAC GGG CTG AGC GGC GAA GAC GTG 600 GTG ATC AGC GGC CAC AGC CTC GGC 624 GGG CTG GCG GTC AAC AGC ATG GCG 648 GCG CAG AGC GAC GCA ACC TGG GGC 672 GGC TTC TAC GCG CAG TCC AAC TAT 696 GTC GCC TTC GCC TCG CCG ACC CAG 720 TAC GAA GCC GGC GGC AAG GTG ATC 744 AAC ATC GGC TAT GAG AAC GAT CCG 768 GTG TTT CGC GCG CTC GAC GGC ACC 792 TCG CTG ACC CTG CCG TCA TTG GGC 816 GTT CAC GAT GCG CCG CAT ACC TCC 840 GCC ACC AAC AAT ATC GTC AAC TTC 864 AAC GAC CAC TAC GCG TCG GAC GCC 888 TGG AAT CTG TTG CCG TTC TCC ATT 912 CTC AAC ATT CCG ACC TGG CTA TCC 936 CAC CTG CCG TTC TTC TAT CAG GAT 960 GGT CTG ATG CGG GTG CTG AAC TCC 984 GAG TTT TAT TCG CTG ACC GAC AAA 1008 GAC TCG ACC ATC ATC GTC TCC AAC 1032 CTG TCG AAC GTC ACG CGC GGC AGT 1056 ACC TGG GTG GAA GAT CTG AAC CGC 1080 AAC GCG GAA ACG CAC AGC GGG CCG 1104 ACG TTT ATC ATC GGC AGC GAC GGC 1128 AAT GAT TTG ATC AAG GGC GGC AAA 1152 GGC AAC GAC TAT CTC GAG GGC CGC 1176 GAC GGT GAC GAT ATC TTC CGC GAC 1200 GCC GGC GGC TAT AAC CTG ATC GCC 1224 GGC GGC AAA GGC CAC AAT ATC TTC 1248 GAT ACC CAG CAG GCG TTG AAA AAC 1272 ACC GAG GTC GCC TAC GAC GGC AAT 1296 ACG CTT TAC CTG CGC GAC GCC AAA 1320 GGC GGC ATT ACG CTG GCG GAC GAC 1344 ATC AGC ACC CTG CGC AGC AAA GAA 1368 ACC TCC TGG CTG ATT TTC AGC AAA 1392 GAG GTG GAT CAT CAG GTG ACC GCC 1416 GCC GGA TTG AAA TCG GAT TCG GGC 1440 CTC AAA GCC TAT GCG GCC GCC ACC 1464 ACC GGC GGC GAC GGC GAT GAC GTC 1488 CTG CAG GCT CGC AGC CAC GAC GCC 1512 TGG CTG TTC GGC AAC GCC GGC AAC 1536 GAC ACG CTT ATC GGC CAT GCC GGC 1560 GGC AAC CTG ACC TTC GTC GGC GGC 1584 AGC GGC GAT GAC ATC CTG AAG GGG 1608 GTC GGC AAC GGC AAT ACC TTC CTG 1632 TTC AGC GGC GAT TTC GGC CGC GAC 1656 CAG CTG TAT GGC TTC AAC GCC ACC 1680 GAC AAA CTG GTA TTT ATC GGC ACC 1704 GAG GGC GCC AGC GGG AAT ATC CGC 1728 GAC TAT GCC ACG CAG CAA AAC GAC 1752 GAT CTG GTG CTG GCC TTC GGC CAC 1776 AGC CAG GTC ACG CTG ATC GGC GTC 1800 TCG CTC GAT CAT TTC AAC CCC GAT 1824 CAG GTG GTG TTG GCC 1839 。
【0055】配列番号:2 配列の長さ:1839 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 起源 生物名:セラチア・マルセッセンス( Serratia marces
cens)M−1 配列 ATG GGC ATT TTT AGC TAT AAG GAT 24 CTG GAC GAA AAC GCG TCA AAG GCG 48 CTG TTT TCC GAC GCC TTG GCC ATC 72 TCT ACC TAC GCT TAC CAC AAT ATC 96 GAT AAC GGC TTC GAT GAA GGC TAT 120 CAC CAG ACC GGT TTC GGC CTC GGT 144 CTG CCG CTG ACG CTG ATC ACG GCG 168 CTC ATC GGC AGC ACC CAG TCG CAG 192 GGC GGC CTG CCC GGT CTT CCC TGG 216 AAC CCC GAC TCC GAA CAG GCC GCG 240 CAG GAC GCG GTG AAC AAT GCC GGC 264 TGG TCA GTG ATC GAC GCC GCG CAA 288 TTG GGA TAC GCC GGC AAA ACC GAT 312 GCG CGC GGC ACC TAC TAC GGC GAA 336 ACC GCC GGT TAC ACC ACC GCT CAG 360 GCC GAG GTG CTG GGC AAA TAT GAC 384 AGC GAA GGC AAT CTC ACC GCC ATT 408 GGC ATC TCA TTT CGC GGT ACC AGC 432 GGC CCG CGC GAG TCG CTG ATC GGC 456 GAT ACC ATC GGC GAT GTG ATT AAC 480 GAT CTG TTG GCC GGG TTC GGG CCG 504 AAA GCT ATG CGA CGC TAT ACG CTG 528 AAG GCC TTC GGC AAT TTG CTG GGG 552 GAC GTG GCG AAA TTC GCG CAG GCC 576 CAC GGG CTG AGC GGC GAA GAC GTG 600 GTG ATC AGC GGC CAC AGC CTC GGC 624 GGG CTG GCG GTC AAC AGC ATG GCG 648 GCG CAG AGC GAC GCA ACC TGG GGC 672 GGC TTC TAC GCG CAG TCC AAC TAT 696 GTC GCC TTC GCC TCG CCG ACC CAG 720 TAC GAA GCC GGC GGC AAG GTG ATC 744 AAC ATC GGC TAT GAG AAC GAT CCG 768 GTG TTT CGC GCG CTC GAC GGC ACC 792 TCG CTG ACC CTG CCG TCA TTG GGC 816 GTT CAC GAT GCG CCG CAT ACC TCC 840 GCC ACC AAC AAT ATC GTC AAC TTC 864 AAC GAC CAC TAC GCG TCG GAC GCC 888 TGG AAT CTG TTG CCG TTC TCC ATT 912 CTC AAC ATT CCG ACC TGG CTA TCC 936 CAC CTG CCG TTC TTC TAT CAG GAT 960 GGT CTG ATG CGG GTG CTG AAC TCC 984 GAG TTT TAT TCG CTG ACC GAC AAA 1008 GAC TCG ACC ATC ATC GTC TCC AAC 1032 CTG TCG AAC GTC ACG CGC GGC AGT 1056 ACC TGG GTG GAA GAT CTG AAC CGC 1080 AAC GCG GAA ACG CAC AGC GGG CCG 1104 ACG TTT ATC ATC GGC AGC GAC GGC 1128 AAT GAT TTG ATC AAG GGC GGC AAA 1152 GGC AAC GAC TAT CTC GAG GGC CGC 1176 GAC GGT GAC GAT ATC TTC CGC GAC 1200 GCC GGC GGC TAT AAC CTG ATC GCC 1224 GGC GGC AAA GGC CAC AAT ATC TTC 1248 GAT ACC CAG CAG GCG TTG AAA AAC 1272 ACC GAG GTC GCC TAC GAC GGC AAT 1296 ACG CTT TAC CTG CGC GAC GCC AAA 1320 GGC GGC ATT ACG CTG GCG GAC GAC 1344 ATC AGC ACC CTG CGC AGC AAA GAA 1368 ACC TCC TGG CTG ATT TTC AGC AAA 1392 GAG GTG GAT CAT CAG GTG ACC GCC 1416 GCC GGA TTG AAA TCG GAT TCG GGC 1440 CTC AAA GCC TAT GCG GCC GCC ACC 1464 ACC GGC GGC GAC GGC GAT GAC GTC 1488 CTG CAG GCT CGC AGC CAC GAC GCC 1512 TGG CTG TTC GGC AAC GCC GGC AAC 1536 GAC ACG CTT ATC GGC CAT GCC GGC 1560 GGC AAC CTG ACC TTC GTC GGC GGC 1584 AGC GGC GAT GAC ATC CTG AAG GGG 1608 GTC GGC AAC GGC AAT ACC TTC CTG 1632 TTC AGC GGC GAT TTC GGC CGC GAC 1656 CAG CTG TAT GGC TTC AAC GCC ACC 1680 GAC AAA CTG GTA TTT ATC GGC ACC 1704 GAG GGC GCC AGC GGG AAT ATC CGC 1728 GAC TAT GCC ACG CAG CAA AAC GAC 1752 GAT CTG GTG CTG GCC TTC GGC CAC 1776 AGC CAG GTC ACG CTG ATC GGC GTC 1800 TCG CTC GAT CAT TTC AAC CCC GAT 1824 CAG GTG GTG TTG GCC 1839 。
cens)M−1 配列 ATG GGC ATT TTT AGC TAT AAG GAT 24 CTG GAC GAA AAC GCG TCA AAG GCG 48 CTG TTT TCC GAC GCC TTG GCC ATC 72 TCT ACC TAC GCT TAC CAC AAT ATC 96 GAT AAC GGC TTC GAT GAA GGC TAT 120 CAC CAG ACC GGT TTC GGC CTC GGT 144 CTG CCG CTG ACG CTG ATC ACG GCG 168 CTC ATC GGC AGC ACC CAG TCG CAG 192 GGC GGC CTG CCC GGT CTT CCC TGG 216 AAC CCC GAC TCC GAA CAG GCC GCG 240 CAG GAC GCG GTG AAC AAT GCC GGC 264 TGG TCA GTG ATC GAC GCC GCG CAA 288 TTG GGA TAC GCC GGC AAA ACC GAT 312 GCG CGC GGC ACC TAC TAC GGC GAA 336 ACC GCC GGT TAC ACC ACC GCT CAG 360 GCC GAG GTG CTG GGC AAA TAT GAC 384 AGC GAA GGC AAT CTC ACC GCC ATT 408 GGC ATC TCA TTT CGC GGT ACC AGC 432 GGC CCG CGC GAG TCG CTG ATC GGC 456 GAT ACC ATC GGC GAT GTG ATT AAC 480 GAT CTG TTG GCC GGG TTC GGG CCG 504 AAA GCT ATG CGA CGC TAT ACG CTG 528 AAG GCC TTC GGC AAT TTG CTG GGG 552 GAC GTG GCG AAA TTC GCG CAG GCC 576 CAC GGG CTG AGC GGC GAA GAC GTG 600 GTG ATC AGC GGC CAC AGC CTC GGC 624 GGG CTG GCG GTC AAC AGC ATG GCG 648 GCG CAG AGC GAC GCA ACC TGG GGC 672 GGC TTC TAC GCG CAG TCC AAC TAT 696 GTC GCC TTC GCC TCG CCG ACC CAG 720 TAC GAA GCC GGC GGC AAG GTG ATC 744 AAC ATC GGC TAT GAG AAC GAT CCG 768 GTG TTT CGC GCG CTC GAC GGC ACC 792 TCG CTG ACC CTG CCG TCA TTG GGC 816 GTT CAC GAT GCG CCG CAT ACC TCC 840 GCC ACC AAC AAT ATC GTC AAC TTC 864 AAC GAC CAC TAC GCG TCG GAC GCC 888 TGG AAT CTG TTG CCG TTC TCC ATT 912 CTC AAC ATT CCG ACC TGG CTA TCC 936 CAC CTG CCG TTC TTC TAT CAG GAT 960 GGT CTG ATG CGG GTG CTG AAC TCC 984 GAG TTT TAT TCG CTG ACC GAC AAA 1008 GAC TCG ACC ATC ATC GTC TCC AAC 1032 CTG TCG AAC GTC ACG CGC GGC AGT 1056 ACC TGG GTG GAA GAT CTG AAC CGC 1080 AAC GCG GAA ACG CAC AGC GGG CCG 1104 ACG TTT ATC ATC GGC AGC GAC GGC 1128 AAT GAT TTG ATC AAG GGC GGC AAA 1152 GGC AAC GAC TAT CTC GAG GGC CGC 1176 GAC GGT GAC GAT ATC TTC CGC GAC 1200 GCC GGC GGC TAT AAC CTG ATC GCC 1224 GGC GGC AAA GGC CAC AAT ATC TTC 1248 GAT ACC CAG CAG GCG TTG AAA AAC 1272 ACC GAG GTC GCC TAC GAC GGC AAT 1296 ACG CTT TAC CTG CGC GAC GCC AAA 1320 GGC GGC ATT ACG CTG GCG GAC GAC 1344 ATC AGC ACC CTG CGC AGC AAA GAA 1368 ACC TCC TGG CTG ATT TTC AGC AAA 1392 GAG GTG GAT CAT CAG GTG ACC GCC 1416 GCC GGA TTG AAA TCG GAT TCG GGC 1440 CTC AAA GCC TAT GCG GCC GCC ACC 1464 ACC GGC GGC GAC GGC GAT GAC GTC 1488 CTG CAG GCT CGC AGC CAC GAC GCC 1512 TGG CTG TTC GGC AAC GCC GGC AAC 1536 GAC ACG CTT ATC GGC CAT GCC GGC 1560 GGC AAC CTG ACC TTC GTC GGC GGC 1584 AGC GGC GAT GAC ATC CTG AAG GGG 1608 GTC GGC AAC GGC AAT ACC TTC CTG 1632 TTC AGC GGC GAT TTC GGC CGC GAC 1656 CAG CTG TAT GGC TTC AAC GCC ACC 1680 GAC AAA CTG GTA TTT ATC GGC ACC 1704 GAG GGC GCC AGC GGG AAT ATC CGC 1728 GAC TAT GCC ACG CAG CAA AAC GAC 1752 GAT CTG GTG CTG GCC TTC GGC CAC 1776 AGC CAG GTC ACG CTG ATC GGC GTC 1800 TCG CTC GAT CAT TTC AAC CCC GAT 1824 CAG GTG GTG TTG GCC 1839 。
【0056】配列番号:3 配列の長さ:613 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 Met Gly Ile Phe Ser Tyr Lys Asp Leu Asp Glu Asn Ala Ser Lys Ala 16 Leu Phe Ser Asp Ala Leu Ala Ile Ser Thr Tyr Ala Tyr His Asn Ile 32 Asp Asn Gly Phe Asp Glu Gly Tyr His Gln Thr Gly Phe Gly Leu Gly 48 Leu Pro Leu Thr Leu Ile Thr Ala Leu Ile Gly Ser Thr Gln Ser Gln 64 Gly Gly Leu Pro Gly Leu Pro Trp Asn Pro Asp Ser Glu Gln Ala Ala 80 Gln Asp Ala Val Asn Asn Ala Gly Trp Ser Val Ile Asp Ala Ala Gln 96 Leu Gly Tyr Ala Gly Lys Thr Asp Ala Arg Gly Thr Tyr Tyr Gly Glu 112 Thr Ala Gly Tyr Thr Thr Ala Gln Ala Glu Val Leu Gly Lys Tyr Asp 128 Ser Glu Gly Asn Leu Thr Ala Ile Gly Ile Ser Phe Arg Gly Thr Ser 144 Gly Pro Arg Glu Ser Leu Ile Gly Asp Thr Ile Gly Asp Val Ile Asn 160 Asp Leu Leu Ala Gly Phe Gly Pro Lys Ala Met Arg Arg Tyr Thr Leu 176 Lys Ala Phe Gly Asn Leu Leu Gly Asp Val Ala Lys Phe Ala Gln Ala 192 His Gly Leu Ser Gly Glu Asp Val Val Ile Ser Gly His Ser Leu Gly 208 Gly Leu Ala Val Asn Ser Met Ala Ala Gln Ser Asp Ala Thr Trp Gly 224 Gly Phe Tyr Ala Gln Ser Asn Tyr Val Ala Phe Ala Ser Pro Thr Gln 240 Tyr Glu Ala Gly Gly Lys Val Ile Asn Ile Gly Tyr Glu Asn Asp Pro 256 Val Phe Arg Ala Leu Asp Gly Thr Ser Leu Thr Leu Pro Ser Leu Gly 272 Val His Asp Ala Pro His Thr Ser Ala Thr Asn Asn Ile Val Asn Phe 288 Asn Asp His Tyr Ala Ser Asp Ala Trp Asn Leu Leu Pro Phe Ser Ile 304 Leu Asn Ile Pro Thr Trp Leu Ser His Leu Pro Phe Phe Tyr Gln Asp 320 Gly Leu Met Arg Val Leu Asn Ser Glu Phe Tyr Ser Leu Thr Asp Lys 336 Asp Ser Thr Ile Ile Val Ser Asn Leu Ser Asn Val Thr Arg Gly Ser 352 Thr Trp Val Glu Asp Leu Asn Arg Asn Ala Glu Thr His Ser Gly Pro 368 Thr Phe Ile Ile Gly Ser Asp Gly Asn Asp Leu Ile Lys Gly Gly Lys 384 Gly Asn Asp Tyr Leu Glu Gly Arg Asp Gly Asp Asp Ile Phe Arg Asp 400 Ala Gly Gly Tyr Asn Leu Ile Ala Gly Gly Lys Gly His Asn Ile Phe 416 Asp Thr Gln Gln Ala Leu Lys Asn Thr Glu Val Ala Tyr Asp Gly Asn 432 Thr Leu Tyr Leu Arg Asp Ala Lys Gly Gly Ile Thr Leu Ala Asp Asp 448 Ile Ser Thr Leu Arg Ser Lys Glu Thr Ser Trp Leu Ile Phe Ser Lys 464 Glu Val Asp His Gln Val Thr Ala Ala Gly Leu Lys Ser Asp Ser Gly 480 Leu Lys Ala Tyr Ala Ala Ala Thr Thr Gly Gly Asp Gly Asp Asp Val 496 Leu Gln Ala Arg Ser His Asp Ala Trp Leu Phe Gly Asn Ala Gly Asn 512 Asp Thr Leu Ile Gly His Ala Gly Gly Asn Leu Thr Phe Val Gly Gly 528 Ser Gly Asp Asp Ile Leu Lys Gly Val Gly Asn Gly Asn Thr Phe Leu 544 Phe Ser Gly Asp Phe Gly Arg Asp Gln Leu Tyr Gly Phe Asn Ala Thr 560 Asp Lys Leu Val Phe Ile Gly Thr Glu Gly Ala Ser Gly Asn Ile Arg 576 Asp Tyr Ala Thr Gln Gln Asn Asp Asp Leu Val Leu Ala Phe Gly His 592 Ser Gln Val Thr Leu Ile Gly Val Ser Leu Asp His Phe Asn Pro Asp 608 Gln Val Val Leu Ala 613 。
【図1】実施例2の形質転換体細胞から単離したプラス
ミドDNApLIPE101の制限酵素切断地図。
ミドDNApLIPE101の制限酵素切断地図。
【図2】プラスミドDNApLIPE101を制限酵素
で切断して部分的に欠失させたプラスミドDNAであ
る、pLIPE111、同121、同131、同141
および同151の各制限酵素切断地図。
で切断して部分的に欠失させたプラスミドDNAであ
る、pLIPE111、同121、同131、同141
および同151の各制限酵素切断地図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:43) (C12N 9/18 C12R 1:425)
Claims (8)
- 【請求項1】 セラチア属微生物由来のエステラーゼを
コードする遺伝子。 - 【請求項2】 配列番号1又は配列番号2記載のDNA
配列を有する請求項1記載の遺伝子。 - 【請求項3】 セラチア属微生物由来のエステラーゼを
コードする遺伝子をベクタープラスミドに組み込んだ組
換えプラスミド。 - 【請求項4】 セラチア属微生物由来のエステラーゼを
コードする遺伝子をベクタープラスミドに組み込んだ組
換えプラスミドを含む形質転換体。 - 【請求項5】 宿主微生物がセラチア属微生物またはエ
シェリシャ属微生物である請求項4記載の形質転換体。 - 【請求項6】 セラチア属微生物由来のエステラーゼを
コードする遺伝子を含有する組換えプラスミドで形質転
換された微生物を培地で培養し、菌体内外に生成したエ
ステラーゼを採取することを特徴とするエステラーゼの
製法。 - 【請求項7】 配列番号2記載のDNA配列を有する遺
伝子を有し、高エステラーゼ生産能を有するセラチア属
微生物。 - 【請求項8】 請求項7記載の微生物を培地で培養し、
菌体内外に生成したエステラーゼを採取することを特徴
とするエステラーゼの製法。
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