JPH05343998A - 逐次変換型a/d変換装置 - Google Patents
逐次変換型a/d変換装置Info
- Publication number
- JPH05343998A JPH05343998A JP4176071A JP17607192A JPH05343998A JP H05343998 A JPH05343998 A JP H05343998A JP 4176071 A JP4176071 A JP 4176071A JP 17607192 A JP17607192 A JP 17607192A JP H05343998 A JPH05343998 A JP H05343998A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bit
- conversion
- register
- fixed
- successive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M1/00—Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
- H03M1/12—Analogue/digital converters
- H03M1/34—Analogue value compared with reference values
- H03M1/38—Analogue value compared with reference values sequentially only, e.g. successive approximation type
- H03M1/46—Analogue value compared with reference values sequentially only, e.g. successive approximation type with digital/analogue converter for supplying reference values to converter
- H03M1/462—Details of the control circuitry, e.g. of the successive approximation register
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 変動の小さなアナログ入力信号の変換に対し
て、変換精度を落とすことなく、従来よりも短い変換時
間で変換を行える逐次変換型A/D変換装置を得る。 【構成】 逐次変換型A/D変換装置において、逐次変
換レジスタ2のビットの値を固定するビットを設定する
固定ビットレジスタ9と、その固定ビットを「1」又は
「0」に設定する固定値レジスタ8と、固定ビットレジ
スタ9で設定された逐次変換レジスタにおけるビットよ
りも下位のビットを設定する変換開始位置設定回路4M
とを備え、制御回路4では変換開始位置設定回路4Mで
設定されたビットから逐次変換を開始するようにした。
て、変換精度を落とすことなく、従来よりも短い変換時
間で変換を行える逐次変換型A/D変換装置を得る。 【構成】 逐次変換型A/D変換装置において、逐次変
換レジスタ2のビットの値を固定するビットを設定する
固定ビットレジスタ9と、その固定ビットを「1」又は
「0」に設定する固定値レジスタ8と、固定ビットレジ
スタ9で設定された逐次変換レジスタにおけるビットよ
りも下位のビットを設定する変換開始位置設定回路4M
とを備え、制御回路4では変換開始位置設定回路4Mで
設定されたビットから逐次変換を開始するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は逐次変換レジスタのビッ
ト値のアナログ変換値と、アナログ入力信号とを比較器
で比較し、この比較結果に応じて当該逐次変換レジスタ
の先頭ビットから下位ビットに渡り順次「1」又は
「0」に逐次変換する制御回路を備えた逐次変換型A/
D変換装置に関するものである。
ト値のアナログ変換値と、アナログ入力信号とを比較器
で比較し、この比較結果に応じて当該逐次変換レジスタ
の先頭ビットから下位ビットに渡り順次「1」又は
「0」に逐次変換する制御回路を備えた逐次変換型A/
D変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10,図11に、従来の逐次変換型A
/D変換装置の構成図及び要部構成図の一例を示す。図
10において、1はアナログ入力信号とD/A変換結果
の値とを比較する比較器、2はD/A変換器へのデコ−
ド入力デ−タ及びA/D変換結果を格納する逐次変換レ
ジスタ、3は逐次変換レジスタ2のデジタル値(変換結
果)をアナログ値に変換するD/A変換器、4は逐次変
換の制御回路、5はA/D変換の複数のアナログ入力信
号を選択する等の制御を行う制御回路、Aはアナログ入
力信号、Bは逐次変換の制御回路4から逐次変換レジス
タ2に与えられるビット設定信号群、C及びDは、A/
D変換のその他の制御回路5から逐次変換の制御回路4
及び比較器1に与えられる1ビットの変換信号及びA/
D変換開始の信号、EはD/A変換器3より出力される
比較電圧、Fは変換終了の信号である。また、図11に
おいて、6aはセット信号S,リセット信号Rを入力し
てセット,リセットに設定されるとともに、クロック
(CLK)の入力の“H”期間にデ−タを取り込み、立
ち下がりに同期して、デ−タをラッチするラッチ回路、
6bは、クロック(CLK)の入力の“L”期間にデ−
タを取り込み、立ち下がりに同期して、デ−タをラッチ
するラッチ回路であり、ラッチ回路6a,6bでシフタ
Sを構成する。77〜70,7Sは逐次変換の制御回路
4を構成するシフタSのビットで、ビット70方向に下
位となっている。B7〜B0は図10のビット設定信号
Bに相当する逐次変換レジスタ2のビットa7〜a0に
与えられるビット設定信号である。すなわち、制御回路
4はラッチ回路6a,6bを従続接続することにより構
成されるシフタSより成り、各シフタSによりビット7
7〜70,7Sが構成される。
/D変換装置の構成図及び要部構成図の一例を示す。図
10において、1はアナログ入力信号とD/A変換結果
の値とを比較する比較器、2はD/A変換器へのデコ−
ド入力デ−タ及びA/D変換結果を格納する逐次変換レ
ジスタ、3は逐次変換レジスタ2のデジタル値(変換結
果)をアナログ値に変換するD/A変換器、4は逐次変
換の制御回路、5はA/D変換の複数のアナログ入力信
号を選択する等の制御を行う制御回路、Aはアナログ入
力信号、Bは逐次変換の制御回路4から逐次変換レジス
タ2に与えられるビット設定信号群、C及びDは、A/
D変換のその他の制御回路5から逐次変換の制御回路4
及び比較器1に与えられる1ビットの変換信号及びA/
D変換開始の信号、EはD/A変換器3より出力される
比較電圧、Fは変換終了の信号である。また、図11に
おいて、6aはセット信号S,リセット信号Rを入力し
てセット,リセットに設定されるとともに、クロック
(CLK)の入力の“H”期間にデ−タを取り込み、立
ち下がりに同期して、デ−タをラッチするラッチ回路、
6bは、クロック(CLK)の入力の“L”期間にデ−
タを取り込み、立ち下がりに同期して、デ−タをラッチ
するラッチ回路であり、ラッチ回路6a,6bでシフタ
Sを構成する。77〜70,7Sは逐次変換の制御回路
4を構成するシフタSのビットで、ビット70方向に下
位となっている。B7〜B0は図10のビット設定信号
Bに相当する逐次変換レジスタ2のビットa7〜a0に
与えられるビット設定信号である。すなわち、制御回路
4はラッチ回路6a,6bを従続接続することにより構
成されるシフタSより成り、各シフタSによりビット7
7〜70,7Sが構成される。
【0003】次に動作について説明する。まず、A/D
変換の開始にともない、A/D変換開始信号Dが、アク
ティブとなり、図10の逐次変換の制御回路4のビット
77のシフタがセットされる。これによって、1ビット
の変換信号の変化に同期して、ビット設定信号B7がア
クティブとなり、逐次変換レジスタ2の先頭ビットa7
に「1」がセットされ、逐次変換レジスタ2はビットa
7が「1」,ビットa6〜a0が「0」に設定される。
この状態で逐次変換レジスタ2のデジタル値をD/A変
換器3がアナログ値(比較電圧E)にデコ−ドし、この
比較電圧Eと外部から入力されるアナログ入力電圧Aと
の比較を、1ビットの変換信号Cに同期して行い、この
比較結果が、アナログ入力信号AよりD/A変換器3か
らの比較電圧Eの方が大きかった時のみ、変換と同時に
「1」がセットされたビットa7のビットをクリアして
「0」にする。このようにして、まずビットa7の変換
を行う。次に、ビットa6の変換を行うために、再度、
1ビットの変換信号Cがアクティブとなる。これによ
り、ビット77にセットされた「1」のデ−タがビット
76にシフトし、ビット77には「0」がラッチされ
る。これにより、ビット設定信号B6のみアクティブと
なり、ビットa6に「1」がセットされ、a7がa7の
変換結果(「1」又は「0」),a6が「1」,a5〜
a0が「0」の状態でデコ−ドされたD/A変換器3か
らの比較電圧とアナログ入力電圧Aとの比較が、1ビッ
トの変換信号Cに同期して行われる。ビットa7の変換
時と同様に、アナログ入力電圧Aよりも比較電圧Eの方
が大きかった時のみビットa6をクリアする。このよう
に、変換開始によりビット77にセットされた「1」の
デ−タを、1ビットの変換信号Cに同期して、逐次変換
の制御回路4を構成しているシフタSのビット76〜7
0へとシフトさせることにより、ビットa7〜a0に順
に「1」をセットすることとし、ビットa7〜a0のそ
れぞれの時に、D/A変換器3によりデコ−ドされ、出
力される比較電圧Eとの比較を繰り返すことによって、
「1」がセットされたビット77〜70を「1」のまま
とするか「0」にクリアするかによって各ビットの値を
決定して、1つのA/D変換結果を逐次変換レジスタ2
に得る。さらに、ビット7Sまでデ−タがシフトすると
変換終了の信号Fがアクティブとなり変換を終了する。
このような逐次変換型A/D変換装置は、例えば図12
に示すように自動車のエンジンのラジエ−タ水温TR,
エンジンブ−スト圧力BP,車両加速度MP等の入力を
デジタル信号に変換するために用いられ、上記制御回路
5では上記ラジエ−タ水温TR,エンジンブ−スト圧力
BP,車両加速度MP等を選択的に比較器1に上記アナ
ログ信号Aとして取り込んでデジタル信号に変換させ
る。
変換の開始にともない、A/D変換開始信号Dが、アク
ティブとなり、図10の逐次変換の制御回路4のビット
77のシフタがセットされる。これによって、1ビット
の変換信号の変化に同期して、ビット設定信号B7がア
クティブとなり、逐次変換レジスタ2の先頭ビットa7
に「1」がセットされ、逐次変換レジスタ2はビットa
7が「1」,ビットa6〜a0が「0」に設定される。
この状態で逐次変換レジスタ2のデジタル値をD/A変
換器3がアナログ値(比較電圧E)にデコ−ドし、この
比較電圧Eと外部から入力されるアナログ入力電圧Aと
の比較を、1ビットの変換信号Cに同期して行い、この
比較結果が、アナログ入力信号AよりD/A変換器3か
らの比較電圧Eの方が大きかった時のみ、変換と同時に
「1」がセットされたビットa7のビットをクリアして
「0」にする。このようにして、まずビットa7の変換
を行う。次に、ビットa6の変換を行うために、再度、
1ビットの変換信号Cがアクティブとなる。これによ
り、ビット77にセットされた「1」のデ−タがビット
76にシフトし、ビット77には「0」がラッチされ
る。これにより、ビット設定信号B6のみアクティブと
なり、ビットa6に「1」がセットされ、a7がa7の
変換結果(「1」又は「0」),a6が「1」,a5〜
a0が「0」の状態でデコ−ドされたD/A変換器3か
らの比較電圧とアナログ入力電圧Aとの比較が、1ビッ
トの変換信号Cに同期して行われる。ビットa7の変換
時と同様に、アナログ入力電圧Aよりも比較電圧Eの方
が大きかった時のみビットa6をクリアする。このよう
に、変換開始によりビット77にセットされた「1」の
デ−タを、1ビットの変換信号Cに同期して、逐次変換
の制御回路4を構成しているシフタSのビット76〜7
0へとシフトさせることにより、ビットa7〜a0に順
に「1」をセットすることとし、ビットa7〜a0のそ
れぞれの時に、D/A変換器3によりデコ−ドされ、出
力される比較電圧Eとの比較を繰り返すことによって、
「1」がセットされたビット77〜70を「1」のまま
とするか「0」にクリアするかによって各ビットの値を
決定して、1つのA/D変換結果を逐次変換レジスタ2
に得る。さらに、ビット7Sまでデ−タがシフトすると
変換終了の信号Fがアクティブとなり変換を終了する。
このような逐次変換型A/D変換装置は、例えば図12
に示すように自動車のエンジンのラジエ−タ水温TR,
エンジンブ−スト圧力BP,車両加速度MP等の入力を
デジタル信号に変換するために用いられ、上記制御回路
5では上記ラジエ−タ水温TR,エンジンブ−スト圧力
BP,車両加速度MP等を選択的に比較器1に上記アナ
ログ信号Aとして取り込んでデジタル信号に変換させ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の逐次変換型A/
D変換装置は以上のように構成されているため、変動の
小さなアナログ入力信号の変換に対しても、常に一定の
変換時間が必要であった。例えば、上記ラジエ−タ水温
TRについては、エンジンスタ−ト後一定時間t1経過
後では図13に示すように時間経過に対するその変動幅
が僅かであり、TR1からTR2までの一定の範囲Pを
変動するのみであるにもかかわらず、逐次変換レジスタ
2を先頭のビットから順次「1」に設定し、ここから逐
次変換を実行していたので、結果を得るのに時間を要し
ていた。
D変換装置は以上のように構成されているため、変動の
小さなアナログ入力信号の変換に対しても、常に一定の
変換時間が必要であった。例えば、上記ラジエ−タ水温
TRについては、エンジンスタ−ト後一定時間t1経過
後では図13に示すように時間経過に対するその変動幅
が僅かであり、TR1からTR2までの一定の範囲Pを
変動するのみであるにもかかわらず、逐次変換レジスタ
2を先頭のビットから順次「1」に設定し、ここから逐
次変換を実行していたので、結果を得るのに時間を要し
ていた。
【0005】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、変動の小さなアナログ入力信号の
変換に対して、変換精度を落とすことなく、従来よりも
短い変換時間で変換を行うことができる逐次変換型A/
D変換装置を得ることを目的とする。
めになされたもので、変動の小さなアナログ入力信号の
変換に対して、変換精度を落とすことなく、従来よりも
短い変換時間で変換を行うことができる逐次変換型A/
D変換装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る逐次変換型
A/D変換装置は、逐次変換レジスタ2のビットの値を
固定するビットを設定する固定ビットレジスタと、その
固定ビットを「1」又は「0」に設定する固定値レジス
タと、固定ビットレジスタで設定されたビットよりも下
位のビットを設定する変換開始位置設定回路とを備え、
制御回路4では変換開始位置設定回路で設定されたビッ
トから逐次変換を開始するようにした。
A/D変換装置は、逐次変換レジスタ2のビットの値を
固定するビットを設定する固定ビットレジスタと、その
固定ビットを「1」又は「0」に設定する固定値レジス
タと、固定ビットレジスタで設定されたビットよりも下
位のビットを設定する変換開始位置設定回路とを備え、
制御回路4では変換開始位置設定回路で設定されたビッ
トから逐次変換を開始するようにした。
【0007】
【作用】本発明に係る逐次変換型のA/D変換装置で
は、あらかじめ変換結果の数ビットを固定して、固定さ
れていないビットのみの変換を実施することにより、従
来よりも短い時間で変換を実施できる。
は、あらかじめ変換結果の数ビットを固定して、固定さ
れていないビットのみの変換を実施することにより、従
来よりも短い時間で変換を実施できる。
【0008】
【実施例】図1ないし図6に本発明の一実施例における
逐次変換型のA/D変換装置の構成図を示す。各図にお
いて、1はアナログ入力信号AとD/A変換器3からの
比較電圧Eとの比較を行う比較器、2はD/A変換器3
からの比較電圧Eをデコ−ドするためのデコ−ド入力値
及びA/D変換結果を格納する逐次変換レジスタ、3は
D/A変換器、4は逐次変換の制御回路、5はA/D変
換のその他の制御回路、8は固定デ−タ値を設定するた
めの固定値レジスタ、9は固定ビットを設定するための
固定ビットレジスタ、107〜100は固定ビットレジ
スタ9の値と、変換開始信号とにより、固定デ−タの逐
次変換レジスタ2へのロ−ドを制御する信号を生成する
アンド回路、117〜110はトランスミッションゲ−
ト、12,13はアンド回路、14及び15は固定され
ていないビットのオ−ル「0」及びオ−ル「1」の検出
回路、Aはアナログ入力信号、Bは逐次変換の制御回路
4から逐次変換レジスタ2に与えられる制御信号群、C
及びDは、A/D変換のその他の制御回路5から逐次変
換の制御回路4及び比較器1に与えられる1ビットの変
換信号及びA/D変換開始の信号、Eは、D/A変換器
3より出力される比較電圧、Fは、変換終了の信号であ
る。さらに各図において、6aはセット(S),リセッ
ト(R)が可能で、クロック(CLK)の入力の“H”
期間にデ−タを取り込み、立ち下がりに同期してデ−タ
のラッチを行うラッチ回路、6bはクロック(CLK)
の入力の“L”期間にデ−タを取り込み、立ち上がりに
同期してデ−タをラッチするラッチ回路、77〜70,
7Sは、逐次変換の制御回路4を構成するシフタSの1
ビット、B7〜B0は図1のビット設定信号Bに相当す
る逐次変換レジスタ2のビットa7〜a0に与えられる
制御信号である。14〜21は、固定ビットレジスタ9
の値より、変換開始にともない逐次変換レジスタ2の各
ビットに「1」をセットするための制御信号をデコ−ド
しているアンド回路である。この場合、シフタSのビッ
ト77〜ビット70を構成するラッチ回路6aのセット
信号Sとして変換開始位置設定信号e7〜e0が取り込
まれ、「1」の変換開始信号e7〜e0が取り込まれた
とき、そのビット77〜ビット70が強制的に「1」に
セットされる。例えば、変換開始位置設定信号e4が
「1」となると、ビット74のみが「1」にセットされ
る。このとき、逐次変換の制御回路4の通常の動作に従
ってビット74を先頭ビットとしてビット74〜ビット
70について順次逐次変換が実行される。つまり、ビッ
ト74から逐次変換が開始される。ここで、変換開始位
置設定信号e7〜e0は図3の変換開始位置設定回路4
Mを構成するアンド回路16〜23より出力される。こ
のアンド回路16〜23には、固定ビットレジスタ9の
ビット信号d7〜d0とその反転した信号との所定の組
合せにもとづく入力が供給される。例えば、アンド回路
19には、ビットd7,d6,d5と、ビットd4,d
3,d2,d1の反転信号が入力される。なお、ビット
d7,d6,d5,d4,d3,d2,d1のそれぞれ
の反転信号は図4のインバ−タ回路16a〜16hによ
り生成される。従って、例えば、固定ビットレジスタ9
のビットd7,d6,d5に1を設定するとアンド回路
19のみがアクティブとなるので変換開始位置設定信号
e4のみが1となってシフタSのビット74から逐次変
換が開始される。また、本発明のA/D変換装置は、図
5に示すように、固定ビットレジスタ9のビットd7の
反転信号とビットa7,ビットd6の反転信号とビット
a6,ビットd5の反転信号とビットa5,ビットd4
の反転信号とビットa4,ビットd3の反転信号とビッ
トa3,ビットd2の反転信号とビットa2,ビットd
1の反転信号とa1,ビットd0の反転信号とビットa
0のアンドをそれぞれとるアンド回路14b及びこれら
各アンド回路14bの出力のアンドをとるアンド回路1
2より成り、逐次変換レジスタ2の固定されていないビ
ットがオ−ル0(全ビット0)を検出して、オ−ル0検
出信号IRQ1を出力する全ビット0検出回路14を備
える。また、図6に示すように、固定ビットレジスタ9
のビットd7とビットa7,ビットd6とビットa6,
ビットd5とビットa5,ビットd4とビットa4,ビ
ットd3とビットa3,ビットd2とビットa2,ビッ
トd1とビットa1,ビットd0とビットa0のオアを
それぞれとるオア回路15a及びこれら各オア回路15
aの出力のアンドをとるアンド回路13より成り、逐次
変換レジスタ2の固定されていないビットがオ−ル1
(全ビット1)を検出して、オ−ル1検出信号IRQ2
を出力する全ビット1検出回路15を備える。
逐次変換型のA/D変換装置の構成図を示す。各図にお
いて、1はアナログ入力信号AとD/A変換器3からの
比較電圧Eとの比較を行う比較器、2はD/A変換器3
からの比較電圧Eをデコ−ドするためのデコ−ド入力値
及びA/D変換結果を格納する逐次変換レジスタ、3は
D/A変換器、4は逐次変換の制御回路、5はA/D変
換のその他の制御回路、8は固定デ−タ値を設定するた
めの固定値レジスタ、9は固定ビットを設定するための
固定ビットレジスタ、107〜100は固定ビットレジ
スタ9の値と、変換開始信号とにより、固定デ−タの逐
次変換レジスタ2へのロ−ドを制御する信号を生成する
アンド回路、117〜110はトランスミッションゲ−
ト、12,13はアンド回路、14及び15は固定され
ていないビットのオ−ル「0」及びオ−ル「1」の検出
回路、Aはアナログ入力信号、Bは逐次変換の制御回路
4から逐次変換レジスタ2に与えられる制御信号群、C
及びDは、A/D変換のその他の制御回路5から逐次変
換の制御回路4及び比較器1に与えられる1ビットの変
換信号及びA/D変換開始の信号、Eは、D/A変換器
3より出力される比較電圧、Fは、変換終了の信号であ
る。さらに各図において、6aはセット(S),リセッ
ト(R)が可能で、クロック(CLK)の入力の“H”
期間にデ−タを取り込み、立ち下がりに同期してデ−タ
のラッチを行うラッチ回路、6bはクロック(CLK)
の入力の“L”期間にデ−タを取り込み、立ち上がりに
同期してデ−タをラッチするラッチ回路、77〜70,
7Sは、逐次変換の制御回路4を構成するシフタSの1
ビット、B7〜B0は図1のビット設定信号Bに相当す
る逐次変換レジスタ2のビットa7〜a0に与えられる
制御信号である。14〜21は、固定ビットレジスタ9
の値より、変換開始にともない逐次変換レジスタ2の各
ビットに「1」をセットするための制御信号をデコ−ド
しているアンド回路である。この場合、シフタSのビッ
ト77〜ビット70を構成するラッチ回路6aのセット
信号Sとして変換開始位置設定信号e7〜e0が取り込
まれ、「1」の変換開始信号e7〜e0が取り込まれた
とき、そのビット77〜ビット70が強制的に「1」に
セットされる。例えば、変換開始位置設定信号e4が
「1」となると、ビット74のみが「1」にセットされ
る。このとき、逐次変換の制御回路4の通常の動作に従
ってビット74を先頭ビットとしてビット74〜ビット
70について順次逐次変換が実行される。つまり、ビッ
ト74から逐次変換が開始される。ここで、変換開始位
置設定信号e7〜e0は図3の変換開始位置設定回路4
Mを構成するアンド回路16〜23より出力される。こ
のアンド回路16〜23には、固定ビットレジスタ9の
ビット信号d7〜d0とその反転した信号との所定の組
合せにもとづく入力が供給される。例えば、アンド回路
19には、ビットd7,d6,d5と、ビットd4,d
3,d2,d1の反転信号が入力される。なお、ビット
d7,d6,d5,d4,d3,d2,d1のそれぞれ
の反転信号は図4のインバ−タ回路16a〜16hによ
り生成される。従って、例えば、固定ビットレジスタ9
のビットd7,d6,d5に1を設定するとアンド回路
19のみがアクティブとなるので変換開始位置設定信号
e4のみが1となってシフタSのビット74から逐次変
換が開始される。また、本発明のA/D変換装置は、図
5に示すように、固定ビットレジスタ9のビットd7の
反転信号とビットa7,ビットd6の反転信号とビット
a6,ビットd5の反転信号とビットa5,ビットd4
の反転信号とビットa4,ビットd3の反転信号とビッ
トa3,ビットd2の反転信号とビットa2,ビットd
1の反転信号とa1,ビットd0の反転信号とビットa
0のアンドをそれぞれとるアンド回路14b及びこれら
各アンド回路14bの出力のアンドをとるアンド回路1
2より成り、逐次変換レジスタ2の固定されていないビ
ットがオ−ル0(全ビット0)を検出して、オ−ル0検
出信号IRQ1を出力する全ビット0検出回路14を備
える。また、図6に示すように、固定ビットレジスタ9
のビットd7とビットa7,ビットd6とビットa6,
ビットd5とビットa5,ビットd4とビットa4,ビ
ットd3とビットa3,ビットd2とビットa2,ビッ
トd1とビットa1,ビットd0とビットa0のオアを
それぞれとるオア回路15a及びこれら各オア回路15
aの出力のアンドをとるアンド回路13より成り、逐次
変換レジスタ2の固定されていないビットがオ−ル1
(全ビット1)を検出して、オ−ル1検出信号IRQ2
を出力する全ビット1検出回路15を備える。
【0009】次に動作について説明する。本発明の一実
施例におけるA/D変換も、逐次変換方式であるため基
本的な動作は従来例と同様である。異なる点は、変換開
始時に、逐次変換レジスタ2の指定されたビットを指定
された値に固定して、固定されたビットの次のビットよ
り、例えば「1」をセットし始めて変換を行っていく。
つまり、まず最初に、固定ビットレジスタ9及び固定デ
−タレジスタ8に、固定するビットに例えば「1」をセ
ットするような固定ビットデ−タ及び固定値デ−タを設
定する。この状態でA/D変換を開始していく。A/D
変換開始の信号Dがアクティブとなると、固定ビットレ
ジスタ9の値より、固定ビットに対応するアンド回路1
0のみアクティブとなり、当該固定ビットに対応した固
定値レジスタ8のビットのみ、デ−タが、逐次変換レジ
スタ2にロ−ドされる。また、これと同時に、図2に示
す逐次変換の制御回路4においては、固定ビットレジス
タの値より、固定ビットの次のビットをセットするため
のデコ−ド回路16〜21のどれか1つアクティブとな
り、変換開始位置設定信号e7〜e0のどれか1つの信
号がアクティブとなるため、シフタSの対応したビット
のみに例えば「1」がセットされる。この状態で、従来
のA/D変換と同様に「1」がセットされたシフタSの
ビットに対応する逐次変換レジスタ2のビットより下位
のビットについて、1ビットずつの変換を繰り返してA
/D変換を行う。すなわち、本発明のA/D変換装置
は、固定ビットより下位のビットについてしか変換を行
わない。例えば、今、逐次変換レジスタ2の上位ビット
a7,a6,a5を1,0,0に固定化する場合を考え
ると、まず固定ビットレジスタ9のビットd7,d6,
d5のみを1とする。すなわち、ビットd7〜d0に順
次1,1,1,0,0,0,0,0を設定し、固定値レ
ジスタ8のビットc7〜c5を1,0,0とする。すな
わち、ビットc7〜c0を1,0,0,0,0,0,
0,0に設定して、変換開始の信号Dにより変換を開始
したとすると、アンド回路107,106,105のみ
がアクティブとなり、これに接続されたトランスミッシ
ョンゲ−ト117,116,115のゲ−トが開かれ、
固定値レジスタ8のビットc7,c6,c5に設定され
た1,0,0がビットa7,a6,a5にそれぞれロ−
ドされる。つぎに、変換開始位置設定回路4Mのアンド
回路19のみの変換開始位置設定信号e4が1で、アク
ティブとなり、この変換開始位置設定信号e4によりシ
フタSのビット74が1にセットされ、逐次変換の制御
回路4独自の動作にもとづきビットa4以下のビットa
4〜a0の逐次変換のみが行われるため、まず、ビット
a4に「1」をセットして変換が開始され、順にビット
a0まで交換を行っていき1つの変換値を得る。
施例におけるA/D変換も、逐次変換方式であるため基
本的な動作は従来例と同様である。異なる点は、変換開
始時に、逐次変換レジスタ2の指定されたビットを指定
された値に固定して、固定されたビットの次のビットよ
り、例えば「1」をセットし始めて変換を行っていく。
つまり、まず最初に、固定ビットレジスタ9及び固定デ
−タレジスタ8に、固定するビットに例えば「1」をセ
ットするような固定ビットデ−タ及び固定値デ−タを設
定する。この状態でA/D変換を開始していく。A/D
変換開始の信号Dがアクティブとなると、固定ビットレ
ジスタ9の値より、固定ビットに対応するアンド回路1
0のみアクティブとなり、当該固定ビットに対応した固
定値レジスタ8のビットのみ、デ−タが、逐次変換レジ
スタ2にロ−ドされる。また、これと同時に、図2に示
す逐次変換の制御回路4においては、固定ビットレジス
タの値より、固定ビットの次のビットをセットするため
のデコ−ド回路16〜21のどれか1つアクティブとな
り、変換開始位置設定信号e7〜e0のどれか1つの信
号がアクティブとなるため、シフタSの対応したビット
のみに例えば「1」がセットされる。この状態で、従来
のA/D変換と同様に「1」がセットされたシフタSの
ビットに対応する逐次変換レジスタ2のビットより下位
のビットについて、1ビットずつの変換を繰り返してA
/D変換を行う。すなわち、本発明のA/D変換装置
は、固定ビットより下位のビットについてしか変換を行
わない。例えば、今、逐次変換レジスタ2の上位ビット
a7,a6,a5を1,0,0に固定化する場合を考え
ると、まず固定ビットレジスタ9のビットd7,d6,
d5のみを1とする。すなわち、ビットd7〜d0に順
次1,1,1,0,0,0,0,0を設定し、固定値レ
ジスタ8のビットc7〜c5を1,0,0とする。すな
わち、ビットc7〜c0を1,0,0,0,0,0,
0,0に設定して、変換開始の信号Dにより変換を開始
したとすると、アンド回路107,106,105のみ
がアクティブとなり、これに接続されたトランスミッシ
ョンゲ−ト117,116,115のゲ−トが開かれ、
固定値レジスタ8のビットc7,c6,c5に設定され
た1,0,0がビットa7,a6,a5にそれぞれロ−
ドされる。つぎに、変換開始位置設定回路4Mのアンド
回路19のみの変換開始位置設定信号e4が1で、アク
ティブとなり、この変換開始位置設定信号e4によりシ
フタSのビット74が1にセットされ、逐次変換の制御
回路4独自の動作にもとづきビットa4以下のビットa
4〜a0の逐次変換のみが行われるため、まず、ビット
a4に「1」をセットして変換が開始され、順にビット
a0まで交換を行っていき1つの変換値を得る。
【0010】本発明によれば、図14のような変動の小
さなアナログ入力信号の変換においては、変換時間を短
縮し、かつ、同じ精度の変換結果を得ることができるま
た、本発明では、変換結果において、固定されていない
ビットのデ−タが、オ−ル「0」,オ−ル「1」の場合
を検出する回路14,15により、アナログ入力の電圧
が、ビット固定によるA/D変換範囲を越えた場合を検
出することが可能で、この検出信号を割り込み信号IR
Q1,IRQ2として使用することにより、このような
場合の対処を割り込み処理によって行うことができる。
すなわち、図14においてアナログ入力信号があらかじ
め設定した範囲Pの下限を逸脱するか上限を逸脱すれば
全ビット0検出回路14,全ビット1検出回路15より
割り込み信号IRQ1,IRQ2を出力するので割り込
みル−チンに入り、ここで図示しない警報手段としての
警報ランプを発生するか割り込みにより動作を中断する
ことにより、事後策を講ずることができる。あるいは、
オ−ル「0」又は、オ−ル「1」の検出によるIRQ
(割り込み信号)の発生により割り込み処理ル−チンに
入り、その割り込み処理ル−チンにて、固定ビットレジ
スタ9及び固定値レジスタ8のデ−タを再設定し、アナ
ログ入力の変動可能範囲を変えて、変換を継続していく
ような処理を行う場合、等が考えられる。
さなアナログ入力信号の変換においては、変換時間を短
縮し、かつ、同じ精度の変換結果を得ることができるま
た、本発明では、変換結果において、固定されていない
ビットのデ−タが、オ−ル「0」,オ−ル「1」の場合
を検出する回路14,15により、アナログ入力の電圧
が、ビット固定によるA/D変換範囲を越えた場合を検
出することが可能で、この検出信号を割り込み信号IR
Q1,IRQ2として使用することにより、このような
場合の対処を割り込み処理によって行うことができる。
すなわち、図14においてアナログ入力信号があらかじ
め設定した範囲Pの下限を逸脱するか上限を逸脱すれば
全ビット0検出回路14,全ビット1検出回路15より
割り込み信号IRQ1,IRQ2を出力するので割り込
みル−チンに入り、ここで図示しない警報手段としての
警報ランプを発生するか割り込みにより動作を中断する
ことにより、事後策を講ずることができる。あるいは、
オ−ル「0」又は、オ−ル「1」の検出によるIRQ
(割り込み信号)の発生により割り込み処理ル−チンに
入り、その割り込み処理ル−チンにて、固定ビットレジ
スタ9及び固定値レジスタ8のデ−タを再設定し、アナ
ログ入力の変動可能範囲を変えて、変換を継続していく
ような処理を行う場合、等が考えられる。
【0011】さらに、図7に示すように複数のアナログ
入力信号TR,BP,MR等を複数入力するようにし、
これらのアナログ入力信号TR,BP,MR等をセレク
トしてA/D変換を行う構成の場合には、各アナログ入
力信号ごとに一対の固定ビットレジスタ9a〜9cと固
定値レジスタ8a〜8cを有するようにして、アナログ
入力信号の選択に応じてこれらのレジスタを選択するよ
うに構成してもよい。このことを、4入力の8ビットA
/D変換装置を1例として図8を用いて次に述べる。本
実施例においては、アナログ入力信号A1(TR)に対
して第1固定値レジスタ8a,第1固定ビットレジスタ
9a、アナログ入力信号A2(BP)に対して第2固定
値レジスタ8b,第2固定ビットレジスタ9b、アナロ
グ入力信号A3(MR)に対して第3固定値レジスタ8
c,第3固定ビットレジスタ9c、アナログ入力信号A
4に対して第4固定値レジスタ8d,第4固定ビットレ
ジスタ9dをそれぞれ有しており、変換を行うアナログ
入力信号に対応したいずれかの固定ビットレジスタ及び
固定値レジスタが選択され、この選択されたレジスタの
デ−タにより制御し変換を実施していく。つまり、図8
において、4つの各アナログ入力信号A1〜A4は、そ
れぞれ、トランスミッションゲ−ト24〜27を介し
て、コンパレ−タのアナログ入力に接続されており、ア
ナログ入力選択レジスタ28のデ−タをデコ−ド回路2
9でデコ−ドした制御信号により、アナログ入力が1つ
選択され、その入力をコンパレ−タのアナログ入力へ伝
える。同時に、この選択信号により選択されたアナログ
入力に対応する固定ビットレジスタ,固定値レジスタを
選択する。そして、この選択された固定ビットレジスタ
のデ−タ、及び固定値レジスタのデ−タを各制御回路へ
供給するための信号(d07〜d00,c07〜c0
0)を、各ゲ−ト回路Gを介して、上記実施例(図1)
の固定ビットレジスタ9のデ−タ(d7〜d0),固定
値レジスタ8のデ−タ(c7〜c0)の代わりに各制御
回路に供給する。これにより、A/D変換は選択された
アナログ入力信号に対応する固定ビット,固定値を用い
変換を行っていくことができる。このような構成にすれ
ば、各アナログ入力信号ごとに最適な設定を行うことが
でき、変換に要するト−タル時間の短縮を図ることがで
きる。また図9に示すように変動幅が共通な複数のアナ
ログ入力信号TR1,TR2,TR3から成る1つのグ
ル−プごとに一対の固定ビットレジスタ9と固定値レジ
スタ8を共通に割当てるように構成しても良い。
入力信号TR,BP,MR等を複数入力するようにし、
これらのアナログ入力信号TR,BP,MR等をセレク
トしてA/D変換を行う構成の場合には、各アナログ入
力信号ごとに一対の固定ビットレジスタ9a〜9cと固
定値レジスタ8a〜8cを有するようにして、アナログ
入力信号の選択に応じてこれらのレジスタを選択するよ
うに構成してもよい。このことを、4入力の8ビットA
/D変換装置を1例として図8を用いて次に述べる。本
実施例においては、アナログ入力信号A1(TR)に対
して第1固定値レジスタ8a,第1固定ビットレジスタ
9a、アナログ入力信号A2(BP)に対して第2固定
値レジスタ8b,第2固定ビットレジスタ9b、アナロ
グ入力信号A3(MR)に対して第3固定値レジスタ8
c,第3固定ビットレジスタ9c、アナログ入力信号A
4に対して第4固定値レジスタ8d,第4固定ビットレ
ジスタ9dをそれぞれ有しており、変換を行うアナログ
入力信号に対応したいずれかの固定ビットレジスタ及び
固定値レジスタが選択され、この選択されたレジスタの
デ−タにより制御し変換を実施していく。つまり、図8
において、4つの各アナログ入力信号A1〜A4は、そ
れぞれ、トランスミッションゲ−ト24〜27を介し
て、コンパレ−タのアナログ入力に接続されており、ア
ナログ入力選択レジスタ28のデ−タをデコ−ド回路2
9でデコ−ドした制御信号により、アナログ入力が1つ
選択され、その入力をコンパレ−タのアナログ入力へ伝
える。同時に、この選択信号により選択されたアナログ
入力に対応する固定ビットレジスタ,固定値レジスタを
選択する。そして、この選択された固定ビットレジスタ
のデ−タ、及び固定値レジスタのデ−タを各制御回路へ
供給するための信号(d07〜d00,c07〜c0
0)を、各ゲ−ト回路Gを介して、上記実施例(図1)
の固定ビットレジスタ9のデ−タ(d7〜d0),固定
値レジスタ8のデ−タ(c7〜c0)の代わりに各制御
回路に供給する。これにより、A/D変換は選択された
アナログ入力信号に対応する固定ビット,固定値を用い
変換を行っていくことができる。このような構成にすれ
ば、各アナログ入力信号ごとに最適な設定を行うことが
でき、変換に要するト−タル時間の短縮を図ることがで
きる。また図9に示すように変動幅が共通な複数のアナ
ログ入力信号TR1,TR2,TR3から成る1つのグ
ル−プごとに一対の固定ビットレジスタ9と固定値レジ
スタ8を共通に割当てるように構成しても良い。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、逐次変換レジスタのビ
ットの値を固定するビットを設定する固定ビットレジス
タと、その固定ビットを「1」または「0」に設定する
固定値レジスタと、固定ビットレジスタのビットにもと
づき固定ビットレジスタで設定された逐次変換レジスタ
におけるビットよりも下位のビットを設定する変換開始
位置設定回路とを備え、制御回路では変換開始位置設定
回路で設定されたビットから逐次変換を開始するように
したので、変動の小さなアナログ入力信号において、変
換時間を短縮し、かつ、同じ精度の変換結果を得ること
ができる逐次変換型A/D変換装置が実現される。ま
た、逐次変換レジスタの固定されていないビットの変換
値が、全ビット「0」であることを検出する全ビット0
検出回路、及び全ビット「1」であることを検出する全
ビット1検出回路を備えた場合は、アナログ入力信号
が、ビット固定によるA/D変換範囲を越えた場合を簡
単に検出することが可能で、この検出信号を割り込み信
号として使用することにより、このような場合の対処を
割り込み処理によって行うことができる逐次変換型A/
D変換装置が実現される。
ットの値を固定するビットを設定する固定ビットレジス
タと、その固定ビットを「1」または「0」に設定する
固定値レジスタと、固定ビットレジスタのビットにもと
づき固定ビットレジスタで設定された逐次変換レジスタ
におけるビットよりも下位のビットを設定する変換開始
位置設定回路とを備え、制御回路では変換開始位置設定
回路で設定されたビットから逐次変換を開始するように
したので、変動の小さなアナログ入力信号において、変
換時間を短縮し、かつ、同じ精度の変換結果を得ること
ができる逐次変換型A/D変換装置が実現される。ま
た、逐次変換レジスタの固定されていないビットの変換
値が、全ビット「0」であることを検出する全ビット0
検出回路、及び全ビット「1」であることを検出する全
ビット1検出回路を備えた場合は、アナログ入力信号
が、ビット固定によるA/D変換範囲を越えた場合を簡
単に検出することが可能で、この検出信号を割り込み信
号として使用することにより、このような場合の対処を
割り込み処理によって行うことができる逐次変換型A/
D変換装置が実現される。
【図1】本発明に係る逐次変換型A/D変換装置の一実
施例を示す構成図である。
施例を示す構成図である。
【図2】本発明に係る逐次変換の制御回路の一例を示す
構成図である。
構成図である。
【図3】本発明に係る変換開始位置設定回路の一例を示
す概略構成図である。
す概略構成図である。
【図4】本発明に係るインバ−タ回路の一例を示す概略
構成図である。
構成図である。
【図5】本発明に係る全ビット0検出回路の一例を示す
構成図である。
構成図である。
【図6】本発明に係る全ビット1検出回路の一例を示す
構成図である。
構成図である。
【図7】本発明に係る逐次変換型A/D変換装置の他の
実施例を示す構成図である。
実施例を示す構成図である。
【図8】本発明に係る逐次変換型A/D変換装置を4入
力の8ビットA/D変換装置で構成した場合の実施例を
示す構成図である。
力の8ビットA/D変換装置で構成した場合の実施例を
示す構成図である。
【図9】本発明に係る逐次変換型A/D変換装置の他の
実施例を示す構成図である。
実施例を示す構成図である。
【図10】従来の逐次変換型A/D変換装置の一例を示
す構成図である。
す構成図である。
【図11】従来の逐次変換型A/D変換装置の一例を示
す詳細構成図である。
す詳細構成図である。
【図12】従来のこの種の装置でA/D変換されるアナ
ログ入力の一例を示す図である。
ログ入力の一例を示す図である。
【図13】従来の逐次変換型A/D変換装置へのアナロ
グ入力信号の一例を示す図である。
グ入力信号の一例を示す図である。
2 逐次変換レジスタ 4 逐次変換の制御回路 4M 変換開始位置設定回路 8 固定値レジスタ 9 固定ビットレジスタ
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【実施例】図1ないし図6に本発明の一実施例における
逐次変換型のA/D変換装置の構成図を示す。各図にお
いて、1はアナログ入力信号AとD/A変換器3からの
比較電圧Eとの比較を行う比較器、2はD/A変換器3
からの比較電圧Eをデコ−ドするためのデコ−ド入力値
及びA/D変換結果を格納する逐次変換レジスタ、3は
D/A変換器、4は逐次変換の制御回路、5はA/D変
換のその他の制御回路、8は固定デ−タ値を設定するた
めの固定値レジスタ、9は固定ビットを設定するための
固定ビットレジスタ、107〜100は固定ビットレジ
スタ9の値と、変換開始信号とにより、固定デ−タの逐
次変換レジスタ2へのロ−ドを制御する信号を生成する
アンド回路、117〜110はトランスミッションゲ−
ト、12,13はアンド回路、14及び15は固定され
ていないビットのオ−ル「0」及びオ−ル「1」の検出
回路、Aはアナログ入力信号、Bは逐次変換の制御回路
4から逐次変換レジスタ2に与えられる制御信号群、C
及びDは、A/D変換のその他の制御回路5から逐次変
換の制御回路4及び比較器1に与えられる1ビットの変
換信号及びA/D変換開始の信号、Eは、D/A変換器
3より出力される比較電圧、Fは、変換終了の信号であ
る。さらに各図において、6aはセット(S),リセッ
ト(R)が可能で、クロック(CLK)の入力の“H”
期間にデ−タを取り込み、立ち下がりに同期してデ−タ
のラッチを行うラッチ回路、6bはクロック(CLK)
の入力の“L”期間にデ−タを取り込み、立ち上がりに
同期してデ−タをラッチするラッチ回路、77〜70,
7Sは、逐次変換の制御回路4を構成するシフタSの1
ビット、B7〜B0は図1のビット設定信号Bに相当す
る逐次変換レジスタ2のビットa7〜a0に与えられる
制御信号である。14〜21は、固定ビットレジスタ9
の値より、変換開始にともない逐次変換レジスタ2の各
ビットに「1」をセットするための制御信号をデコ−ド
しているアンド回路である。この場合、シフタSのビッ
ト77〜ビット70を構成するラッチ回路6aのセット
信号Sとして変換開始位置設定信号e7〜e0が取り込
まれ、「1」の変換開始信号e7〜e0が取り込まれた
とき、そのビット77〜ビット70が強制的に「1」に
セットされる。例えば、変換開始位置設定信号e4が
「1」となると、ビット74のみが「1」にセットされ
る。このとき、逐次変換の制御回路4の通常の動作に従
ってビット74を先頭ビットとしてビット74〜ビット
70について順次逐次変換が実行される。つまり、ビッ
ト74から逐次変換が開始される。ここで、変換開始位
置設定信号e7〜e0は図3の変換開始位置設定回路4
Mを構成するアンド回路16〜23より出力される。こ
のアンド回路16〜23には、固定ビットレジスタ9の
ビット信号d7〜d0とその反転した信号との所定の組
合せにもとづく入力が供給される。例えば、アンド回路
19には、ビットd7,d6,d5と、ビットd4,d
3,d2,d1の反転信号が入力される。なお、ビット
d7,d6,d5,d4,d3,d2,d1のそれぞれ
の反転信号は図4のインバ−タ回路16a〜16hによ
り生成される。従って、例えば、固定ビットレジスタ9
のビットd7,d6,d5に1を設定するとアンド回路
19のみがアクティブとなるので変換開始位置設定信号
e4のみが1となってシフタSのビット74から逐次変
換が開始される。また、本発明のA/D変換装置は、図
5に示すように、固定ビットレジスタ9のビットd7の
反転信号とビットa7,ビットd6の反転信号とビット
a6,ビットd5の反転信号とビットa5,ビットd4
の反転信号とビットa4,ビットd3の反転信号とビッ
トa3,ビットd2の反転信号とビットa2,ビットd
1の反転信号とa1,ビットd0の反転信号とビットa
0のナンドをそれぞれとるアンド回路14b及びこれら
各アンド回路14bの出力のアンドをとるアンド回路1
2より成り、逐次変換レジスタ2の固定されていないビ
ットがオ−ル0(全ビット0)を検出して、オ−ル0検
出信号IRQ1を出力する全ビット0検出回路14を備
える。また、図6に示すように、固定ビットレジスタ9
のビットd7とビットa7,ビットd6とビットa6,
ビットd5とビットa5,ビットd4とビットa4,ビ
ットd3とビットa3,ビットd2とビットa2,ビッ
トd1とビットa1,ビットd0とビットa0のオアを
それぞれとるオア回路15a及びこれら各オア回路15
aの出力のアンドをとるアンド回路13より成り、逐次
変換レジスタ2の固定されていないビットがオ−ル1
(全ビット1)を検出して、オ−ル1検出信号IRQ2
を出力する全ビット1検出回路15を備える。
逐次変換型のA/D変換装置の構成図を示す。各図にお
いて、1はアナログ入力信号AとD/A変換器3からの
比較電圧Eとの比較を行う比較器、2はD/A変換器3
からの比較電圧Eをデコ−ドするためのデコ−ド入力値
及びA/D変換結果を格納する逐次変換レジスタ、3は
D/A変換器、4は逐次変換の制御回路、5はA/D変
換のその他の制御回路、8は固定デ−タ値を設定するた
めの固定値レジスタ、9は固定ビットを設定するための
固定ビットレジスタ、107〜100は固定ビットレジ
スタ9の値と、変換開始信号とにより、固定デ−タの逐
次変換レジスタ2へのロ−ドを制御する信号を生成する
アンド回路、117〜110はトランスミッションゲ−
ト、12,13はアンド回路、14及び15は固定され
ていないビットのオ−ル「0」及びオ−ル「1」の検出
回路、Aはアナログ入力信号、Bは逐次変換の制御回路
4から逐次変換レジスタ2に与えられる制御信号群、C
及びDは、A/D変換のその他の制御回路5から逐次変
換の制御回路4及び比較器1に与えられる1ビットの変
換信号及びA/D変換開始の信号、Eは、D/A変換器
3より出力される比較電圧、Fは、変換終了の信号であ
る。さらに各図において、6aはセット(S),リセッ
ト(R)が可能で、クロック(CLK)の入力の“H”
期間にデ−タを取り込み、立ち下がりに同期してデ−タ
のラッチを行うラッチ回路、6bはクロック(CLK)
の入力の“L”期間にデ−タを取り込み、立ち上がりに
同期してデ−タをラッチするラッチ回路、77〜70,
7Sは、逐次変換の制御回路4を構成するシフタSの1
ビット、B7〜B0は図1のビット設定信号Bに相当す
る逐次変換レジスタ2のビットa7〜a0に与えられる
制御信号である。14〜21は、固定ビットレジスタ9
の値より、変換開始にともない逐次変換レジスタ2の各
ビットに「1」をセットするための制御信号をデコ−ド
しているアンド回路である。この場合、シフタSのビッ
ト77〜ビット70を構成するラッチ回路6aのセット
信号Sとして変換開始位置設定信号e7〜e0が取り込
まれ、「1」の変換開始信号e7〜e0が取り込まれた
とき、そのビット77〜ビット70が強制的に「1」に
セットされる。例えば、変換開始位置設定信号e4が
「1」となると、ビット74のみが「1」にセットされ
る。このとき、逐次変換の制御回路4の通常の動作に従
ってビット74を先頭ビットとしてビット74〜ビット
70について順次逐次変換が実行される。つまり、ビッ
ト74から逐次変換が開始される。ここで、変換開始位
置設定信号e7〜e0は図3の変換開始位置設定回路4
Mを構成するアンド回路16〜23より出力される。こ
のアンド回路16〜23には、固定ビットレジスタ9の
ビット信号d7〜d0とその反転した信号との所定の組
合せにもとづく入力が供給される。例えば、アンド回路
19には、ビットd7,d6,d5と、ビットd4,d
3,d2,d1の反転信号が入力される。なお、ビット
d7,d6,d5,d4,d3,d2,d1のそれぞれ
の反転信号は図4のインバ−タ回路16a〜16hによ
り生成される。従って、例えば、固定ビットレジスタ9
のビットd7,d6,d5に1を設定するとアンド回路
19のみがアクティブとなるので変換開始位置設定信号
e4のみが1となってシフタSのビット74から逐次変
換が開始される。また、本発明のA/D変換装置は、図
5に示すように、固定ビットレジスタ9のビットd7の
反転信号とビットa7,ビットd6の反転信号とビット
a6,ビットd5の反転信号とビットa5,ビットd4
の反転信号とビットa4,ビットd3の反転信号とビッ
トa3,ビットd2の反転信号とビットa2,ビットd
1の反転信号とa1,ビットd0の反転信号とビットa
0のナンドをそれぞれとるアンド回路14b及びこれら
各アンド回路14bの出力のアンドをとるアンド回路1
2より成り、逐次変換レジスタ2の固定されていないビ
ットがオ−ル0(全ビット0)を検出して、オ−ル0検
出信号IRQ1を出力する全ビット0検出回路14を備
える。また、図6に示すように、固定ビットレジスタ9
のビットd7とビットa7,ビットd6とビットa6,
ビットd5とビットa5,ビットd4とビットa4,ビ
ットd3とビットa3,ビットd2とビットa2,ビッ
トd1とビットa1,ビットd0とビットa0のオアを
それぞれとるオア回路15a及びこれら各オア回路15
aの出力のアンドをとるアンド回路13より成り、逐次
変換レジスタ2の固定されていないビットがオ−ル1
(全ビット1)を検出して、オ−ル1検出信号IRQ2
を出力する全ビット1検出回路15を備える。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
Claims (3)
- 【請求項1】 逐次変換レジスタのデジタル値のアナロ
グ変換値と、アナログ入力信号とを比較器で比較し、こ
の比較結果に応じて当該逐次変換レジスタの先頭ビット
側から下位ビットに渡り順次「1」又は「0」に逐次変
換する制御回路を備えた逐次変換型A/D変換装置にお
いて、上記逐次変換レジスタのビットのうち、値を固定
するビットを設定する固定ビットレジスタと、その固定
ビットを「1」又は「0」に設定する固定値レジスタ
と、上記固定ビットレジスタで設定された逐次変換レジ
スタにおけるビットよりも下位のビットを設定する変換
開始位置設定回路とを備え、上記制御回路では上記変換
開始位置設定回路で設定されたビットを先頭ビットとし
て逐次変換をするようにしたことを特徴とする逐次変換
型A/D変換装置。 - 【請求項2】 逐次変換レジスタの値の固定されていな
いビットの変換値が、全ビット「0」であることを検出
する全ビット0検出回路を備えたことを特徴とする請求
項第1項記載の逐次変換型A/D変換装置。 - 【請求項3】 逐次変換レジスタの値の固定されていな
いビットの変換値が全ビット「1」であることを検出す
る全ビット1検出回路を備えたことを特徴とする請求項
第2項記載の逐次変換型A/D変換装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4176071A JPH05343998A (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 逐次変換型a/d変換装置 |
US08/033,215 US5394147A (en) | 1992-06-10 | 1993-03-18 | Sequential conversion-type ADC using predetermined bits |
DE4311548A DE4311548C2 (de) | 1992-06-10 | 1993-04-07 | Serieller Analog/Digital-Umsetzer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4176071A JPH05343998A (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 逐次変換型a/d変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05343998A true JPH05343998A (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=16007214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4176071A Pending JPH05343998A (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 逐次変換型a/d変換装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5394147A (ja) |
JP (1) | JPH05343998A (ja) |
DE (1) | DE4311548C2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011055535A (ja) * | 2010-11-10 | 2011-03-17 | Sony Corp | 逐次比較型a/d変換器および撮像装置 |
US8823574B2 (en) | 2008-09-08 | 2014-09-02 | Sony Corporation | Successive approximation type A/D converter, method of controlling successive approximation type A/D converter, solid-state imaging device, and imaging apparatus |
JP2017135576A (ja) * | 2016-01-28 | 2017-08-03 | 株式会社リコー | 光電変換素子、画像読取装置、画像形成装置及び画像読取方法 |
US9912346B1 (en) * | 2017-04-13 | 2018-03-06 | Ambiq Micro, Inc. | Digital-based power reduction technique for SAR ADCs |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5589832A (en) * | 1994-12-02 | 1996-12-31 | Lucent Technologies Inc. | Low noise non-sampled successive approximation |
GB9503783D0 (en) * | 1995-02-24 | 1995-04-12 | Fujitsu Ltd | Analog-to-digital converters |
JP3645044B2 (ja) * | 1996-10-01 | 2005-05-11 | 株式会社ルネサステクノロジ | マイクロコンピュータ |
US6761115B2 (en) * | 2001-05-07 | 2004-07-13 | Heidelberger Drunkmaschinen Ag | Clock generator for an imaging device using printing form angular position |
DE10345459B4 (de) * | 2003-09-30 | 2005-09-01 | Infineon Technologies Ag | Analog-Digital-Wandler und Verfahren zum Analog-Digital-Wandeln |
US8065022B2 (en) * | 2005-09-06 | 2011-11-22 | General Electric Company | Methods and systems for neural network modeling of turbine components |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02265326A (ja) * | 1989-04-05 | 1990-10-30 | Nec Corp | 逐次比較型a/dコンバータ |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4490713A (en) * | 1978-11-17 | 1984-12-25 | Burr-Brown Inc. | Microprocessor supervised analog-to-digital converter |
US4651132A (en) * | 1982-02-23 | 1987-03-17 | Burr-Brown Corporation | Analog to digital converter system for application to pulse code modulation |
JPH0761019B2 (ja) * | 1986-06-19 | 1995-06-28 | 日本電気株式会社 | アナログ・デイジタル変換器 |
US5252976A (en) * | 1990-07-26 | 1993-10-12 | Fujitsu Limited | Sequential comparison type analog-to-digital converter |
JP2771703B2 (ja) * | 1991-01-16 | 1998-07-02 | 三菱電機株式会社 | シングルチップマイクロコンピュータ |
-
1992
- 1992-06-10 JP JP4176071A patent/JPH05343998A/ja active Pending
-
1993
- 1993-03-18 US US08/033,215 patent/US5394147A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-04-07 DE DE4311548A patent/DE4311548C2/de not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02265326A (ja) * | 1989-04-05 | 1990-10-30 | Nec Corp | 逐次比較型a/dコンバータ |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8823574B2 (en) | 2008-09-08 | 2014-09-02 | Sony Corporation | Successive approximation type A/D converter, method of controlling successive approximation type A/D converter, solid-state imaging device, and imaging apparatus |
JP2011055535A (ja) * | 2010-11-10 | 2011-03-17 | Sony Corp | 逐次比較型a/d変換器および撮像装置 |
JP2017135576A (ja) * | 2016-01-28 | 2017-08-03 | 株式会社リコー | 光電変換素子、画像読取装置、画像形成装置及び画像読取方法 |
US9912346B1 (en) * | 2017-04-13 | 2018-03-06 | Ambiq Micro, Inc. | Digital-based power reduction technique for SAR ADCs |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE4311548A1 (de) | 1993-12-16 |
DE4311548C2 (de) | 1995-06-08 |
US5394147A (en) | 1995-02-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05343998A (ja) | 逐次変換型a/d変換装置 | |
JP4932619B2 (ja) | A/dコンバータ | |
JPH11234134A (ja) | A/dコンバータ | |
JP3134449B2 (ja) | シリアル・パラレル変換回路 | |
JPH0721103A (ja) | データ転送装置 | |
JP2869248B2 (ja) | A/d変換装置 | |
JPH11214993A (ja) | A/d変換器、ボリュームシステム、及びa/d変換方式 | |
JP2560977B2 (ja) | 画信号処理回路 | |
JPH06224757A (ja) | A/d変換装置 | |
JPH077438A (ja) | 直並列変換回路 | |
JPH01222521A (ja) | 画像信号用a/d変換器の基準電圧補正回路 | |
JPH05307618A (ja) | マイクロコンピュータ | |
JP3645044B2 (ja) | マイクロコンピュータ | |
JPH04288780A (ja) | 画像処理回路 | |
JPH088746A (ja) | A/d変換装置 | |
JP2002215601A (ja) | マイクロコンピュータ | |
SU1357953A2 (ru) | Устройство дл возведени в квадрат | |
JP2599984B2 (ja) | 入力データのピーク値検出回路 | |
JPS63226777A (ja) | 画像デ−タ読取方式 | |
JPH04360317A (ja) | パラレル/シリアルデータ変換回路 | |
JPH0728635A (ja) | Cpuアドレス制御回路 | |
SU1322106A2 (ru) | Устройство дл испытани на вибрацию | |
JP2604740B2 (ja) | アナログ−デジタル変換器 | |
JPH0784753A (ja) | 固定小数点型ディジタル・シグナル・プロセッサ | |
JPH0612502A (ja) | A/d変換回路内蔵マイクロコンピュータ |