JPH05343662A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH05343662A
JPH05343662A JP4143904A JP14390492A JPH05343662A JP H05343662 A JPH05343662 A JP H05343662A JP 4143904 A JP4143904 A JP 4143904A JP 14390492 A JP14390492 A JP 14390492A JP H05343662 A JPH05343662 A JP H05343662A
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JP
Japan
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layer
semiconductor layer
semiconductor
area
main surface
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JP4143904A
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Inventor
Tsutomu Nakagawa
勉 中川
Futoshi Tokuno
太 徳能
Hiroharu Niinobu
弘治 新居延
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/70Bipolar devices
    • H01L29/74Thyristor-type devices, e.g. having four-zone regenerative action
    • H01L29/7404Thyristor-type devices, e.g. having four-zone regenerative action structurally associated with at least one other device
    • H01L29/7412Thyristor-type devices, e.g. having four-zone regenerative action structurally associated with at least one other device the device being a diode
    • H01L29/7416Thyristor-type devices, e.g. having four-zone regenerative action structurally associated with at least one other device the device being a diode the device being an antiparallel diode, e.g. RCT

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブレークダウン耐性が高く、かつp形ベース
層2とp層3との短絡が生じにくい半導体装置を得る。 【構成】 分離部Zにはp層7が形成される。このp層
7の両側にはn形ベース層1の部分1a,1bがある。
p層7の上面とn形ベース層1の部分1a,1bの上面
とは、p層3の上面と同じ平面上にある。 【効果】 p層7の存在によってブレークダウン耐性が
高いとともに、分離部Zが段差の下にある場合と比較し
てp層2,3,7の形成精度が高く、短絡が生じにく
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体装置とその製造
方法に関するもので、特に、複数の半導体素子が分離領
域を介して電気的に分離されつつ単一の基板上に形成さ
れた複合形の半導体装置についての改良に関する。
【0002】
【従来の技術】<1.第1の従来技術> <構成>図9は特開平1−39223号公報に開示され
ている従来の逆導通サイリスタ500を示す断面図であ
る。この逆導通サイリスタ500においては、サイリス
タ部Xとダイオード部Yとが分離部Zによって電気的に
分離されている。
【0003】この逆導通サイリスタ500の半導体基体
500Tにおいては、n形ベース層1(nB )の上面の
うち、サイリスタ部Xに相当する領域にはp形ベース層
2(pB )が形成されている。また、ダイオード部Yに
はp層3が形成されている。p形ベース層2の上面には
選択的にn形エミッタ層4(nE )が配列している。
【0004】一方、n形ベース層1の下主面には、電極
層14とn形ベース層1とのオーミック接触をとるため
のn形高濃度層6が設けられている。さらに、n形高濃
度層6のうちn形エミッタ層4に対向する領域には、p
形エミッタ層5(pE )が設けられている。
【0005】このような構成を有する半導体基体500
Tには複数の電極層が形成されている。すなわち、n形
エミッタ層4の上にはカソード電極層11が形成され、
p層3の上に形成された電極層12と共通接続されてい
る。また、p形ベース層2の上には選択的にゲート電極
層13が形成されている。これらの電極層11,13,
14に覆われていない上主面は酸化膜20によって保護
されている。半導体基体500Tの下主面には、アノー
ド電極層14が設けられている。
【0006】<動作>この逆導通サイリスタ500にお
いて、アノード電極層14に正の電圧を、また、カソー
ド電極層11とp層3上の電極層12に負の電圧を印加
する。このとき、n形ベース層1とp形ベース層2との
間のpn接合、およびn形ベース層1とp層3との間の
pn接合は逆バイアスとなり、逆導通サイリスタ500
は阻止状態となる。
【0007】この状態において、カソード電極層11に
対して正のゲート電圧をゲート電極層13に印加する
と、ゲート電極層13から正孔が注入され、サイリスタ
部Xが導通状態となって、逆導通サイリスタ500はタ
ーンオンする。
【0008】また、カソード電極層11に対して負のゲ
ート電圧をゲート電極層13に与えることによって、逆
導通サイリスタ500におけるターンオフ時間の制御が
行なわれる。また、この負のゲート電圧を調整すること
によって、直接に逆導通サイリスタ500をターンオフ
させることも可能である。
【0009】一方、アノード電極層14に負の電圧を印
加し、カソード電極層11と電極層12とに正の電圧を
印加すると、ダイオード部Yが導通状態となる。
【0010】すなわち、この逆導通サイリスタ500
は、アノード電極層14に正の電圧を印加し、カソード
電極層11と電極層12とに負の電圧を印加したときに
はサイリスタ特性を有し、アノード電極層14に負の電
圧を印加し、カソード電極層11と電極層12とに正の
電圧を印加したときにはダイオード特性を有する。この
ため、ダイオード部Yはフライホイールダイオードとし
て機能する。
【0011】<2.第2の従来技術>図10は、IEEE P
ESC 88 RECORD (1988年4月)p908−914に開示
されている従来の逆導通ターンオフサイリスタ(以下、
「逆導通GTO」)600を示す断面図である。この逆
導通GTO600が図9の逆導通サイリスタ500と異
なる点の主なものは、以下の通りである。
【0012】この逆導通GTO600では、分離部Zに
p層7が形成されている。このp層7は逆導通GTO6
00のブレークダウン防止のために設けられている。
【0013】すなわち、アノード電極層14に正の電圧
を印加し、カソード電極層11と電極層12とに負の電
圧を印加すると、n形ベース層1とp形ベース層2との
pn接合、およびn形ベース層1とp層3とのpn接合
は逆バイアスされ、キャリア濃度が低いn形ベース層1
に空乏層が広がる。このとき、p層7が存在しないと半
導体基体600Tの上主面のうち分離部Z付近において
強い電界が生じ、逆導通GTO600のブレークダウン
する。
【0014】これに対して、p層7が形成されている場
合には、ある程度以上の電圧がアノード電極層14と電
極層11,12との間に印加されると、p層7を介して
サイリスタ部Xとダイオード部Yとのそれぞれの空乏層
がつながって一体化される(ピンチオフ状態)。このた
め、この一体化された空乏層がn形ベース層1のバルク
側に広がり、その結果として、半導体基体600Tの上
主面でのブレークダウンが防止される。
【0015】一方、この逆導通GTO600では、分離
部Zとその両側にまたがって、半導体基体600Tの上
面を掘り下げた段差21が形成されている。また、n形
エミッタ層4の相互間にも段差22が形成されている。
したがって、ゲート電極層13はこれらの段差21,2
2の底において、p形ベース層2に接触している。段差
21が形成されていることによって、p形ベース層2お
よびp層3のそれぞれの一部のほか、p層7の上部分が
除去されている。
【0016】このような段差21,22は、この逆導通
GTO600を圧接形で使用することと関係している。
すなわち、カソード電極層11と電極層12には金属板
を圧接してこれらの電極層11,12と外部機器との電
気的接続が達成され、ゲート電極層13は他の外部電極
部材に接触させて外部の制御回路との電気的接触が達成
される。このため、逆導通GTO600では、電極層1
1,12とゲート電極層13とは異なる平面上に配置さ
れる必要があるわけである。
【0017】さらに、この逆導通GTO600では、p
層7の露出面の周縁部に酸化膜15が形成され、p層7
の中心部の上には電気的にフロートとされた電極層16
が形成されている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】<各従来技術の問題点
>ところで、図9の逆導通サイリスタ500において
は、n形ベース層1とp層2,3とのそれぞれのpn接
合におけるブレークダウンを防止のため、p形ベース層
2とp層3との間隔D1(図11参照)を小さくしなけ
ればばらない。この間隔D1はたとえば約30μmであ
る。
【0019】しかしながら、この間隔D1を小さくする
ようにp形ベース層2とp層3との形成を行なうには精
密な不純物拡散が必要であり、実際にはこの幅D1に誤
差が生じ易い。それは、不純物拡散にあたっていわゆる
横拡散が発生するため、拡散のためのマスクのパターン
を精密に決定しても、実際の不純物拡散分布に誤差が生
ずるためである。
【0020】このような誤差が生じると、その結果とし
て間隔D1が所定の設計間隔よりも小さくなり過ぎると
いう事態が起こる。すると、p形ベース層2とp層3と
が短絡し、この逆導通サイリスタ500が不良品となっ
てしまうという問題がある。
【0021】一方、図10の逆導通GTO600の場合
には、p層7が段差21の底に形成されていることによ
る問題が生じる。すなわち、段差21を形成した後にp
形不純物をn形ベース層1の上主面に選択拡散する場合
には、写真製版における転写パターンと、n形ベース層
1の上主面の上に形成される拡散マスク層との間が離れ
ているため、光かぶれ現象などが発生し、p層2,3,
7の相互間隔を正確に制御できない。
【0022】逆に、p層2,3,7を形成した後に上主
面を選択エッチングして段差21を形成する場合には、
その選択エッチングによって最終的に定まるp層2,
3,7間の相互間隔がばらつき易い。すなわち、図12
に示すように、選択拡散のためのマスクによって直接に
制御できるのはエッチング前の間隔D2であるが、上主
面の選択エッチングにおける誤差が生じると、最終的に
定まる相互間隔D3が所望のものからずれてしまう。こ
のため、p層2,3,7の相互間隔D3を精密に制御す
ることは困難である。
【0023】さらに、この方法では、図10の段差部2
1の底面の上に酸化膜15やフロート電極層16を写真
製版によって形成するに際して、転写パターンとマスク
層との間が離れていることになる。したがって、光かぶ
れ現象などによって層15,16の形成精度が低下する
という問題がある。
【0024】<発明の目的>この発明は上記のような従
来技術の問題点を解決するためになされたものであり、
分離部付近でのブレークダウンを有効に防止することが
できるとともに、分離部付近での半導体層パターンの精
密な形成が容易であり、不良品の発生を防止できる半導
体装置およびその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0025】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の構成の
半導体装置は、(a) 第1と第2の主面を有し、前記第1
の主面において第1と第2のエリアが第3のエリアをは
さんで規定された第1導電形の第1の半導体層と、(b)
前記第1のエリアに形成された第2導電形の第2の半導
体層と、(c) 前記第2のエリアに形成された第2導電形
の第3の半導体層と、(d) 前記第3のエリア内において
選択的に形成され、前記第2と第3の半導体層との間
に、それぞれ前記第1の半導体層の一部を挟んで位置す
る少なくともひとつの第2導電形の第4の半導体層と、
(e) 前記第2の半導体層の上に設けられた第1電極層
と、(f) 前記第3の半導体層の上に設けられた第2電極
層と、(g) 前記第2の主面に電気的に接続された第3電
極層とを備える。
【0026】そして、前記第3の半導体層と、前記第4
の半導体層と、前記第1の半導体層の前記一部とのそれ
ぞれの露出面が、前記第1の主面において実質的に同一
平面上に存在する。
【0027】また、この発明の第2の構成の半導体装置
では、(a) 第1と第2の主面とを有し、前記第1の主面
において第1と第2のエリアが第3のエリアをはさんで
規定されるとともに、前記第1のエリアに関して前記第
3のエリアの反対側に第4のエリアが規定された第1導
電形の第1の半導体層と、(b) 前記第1のエリアに形成
された第2導電形の第2の半導体層と、(c) 前記第2の
エリアに形成された第2導電形の第3の半導体層と、
(d) 前記第3のエリア内において選択的に形成され、前
記第2と第3の半導体層との間に、それぞれ前記第1の
半導体層の一部を挟んで位置する少なくともひとつの第
2導電形の第4の半導体層と、(e) 前記第4のエリアに
選択的に形成された少なくともひとつの第2導電形の第
5の半導体層と、(f) 前記第2の半導体層の上に設けら
れた第1電極層と、(g) 前記第3の半導体層の上に設け
られた第2電極層と、(h) 前記第2の主面に電気的に接
続された第3電極層とを備える。
【0028】そして、第1の構成の半導体装置と同様
に、前記第3の半導体層と、前記第4の半導体層と、前
記第1の半導体層の前記一部とのそれぞれの露出面が、
前記第1の主面において実質的に同一平面上に存在して
いる。
【0029】この発明はまた、上記の各半導体装置を製
造する方法を提供している。
【0030】
【作用】第1の構成の半導体装置では、第2の半導体層
と第3の半導体層とが電気的に分離されている。その分
離部には、第4の半導体層と、第1の半導体層の一部と
が存在している。
【0031】したがって、第1の半導体層と第2および
第3の半導体層との間に形成されるそれぞれのpn接合
が逆バイアスされたとき、そのpn接合から伸びる空乏
層は第4の半導体層の周辺部を介して共通化される。し
たがって、ブレークダウンの防止作用が高い。また、第
4の半導体層が存在するために、第2と第3の半導体層
の相互間隔を比較的多く設定することが可能である。
【0032】一方、第1の半導体層の上記一部と、第3
および第4の半導体層とが、第1の主面において実質的
に同一平面上に露出している。すなわち、上記分離構造
は段差の中には存在していない。このため、第2から第
4の半導体層の形成において段差の影響を受けることは
なく、これらの半導体層の相互間隔を正確に制御可能で
ある。
【0033】また、第1の半導体層の上記一部は、第2
と第4の半導体層の間に存在する部分と、第3と第4の
半導体層の間に存在する部分とを含んでいる。したがっ
て、仮に第2と第4の半導体層の間の短絡と、第3と第
4の半導体層の間の短絡とのうちの一方のが生じても、
他方の電気的分離が維持される限り、第2と第3の半導
体層の間の短絡は発生しない。
【0034】その結果、不良品の発生が特に有効に防止
可能である。
【0035】好ましくは、複数の第4の半導体層を第2
と第3の半導体層の間に配列する。
【0036】この発明の第2の構成の半導体装置では、
第5の半導体層はガードリングとして機能する。このた
め、上記作用に加えて、ブレークダウンをいっそう有効
に防止できることになる。したがって、半導体基体の側
面をベベル構造としないような場合でも十分なブレーク
ダウン防止効果がある。
【0037】また、この発明の製造方法では、上記の機
能を有する半導体装置のそれぞれを製造可能である。
【0038】
【実施例】<1.第1の実施例> <構造>図1はこの発明の第1の実施例である逆導通G
TO100の断面図である。この図1においては逆導通
GTO100の右半分のみが示されているが、左半分は
一点鎖線に関して右半分と対称である。
【0039】この逆導通GTO100は、GTO部Xと
ダイオード部Yとが分離部Zによって電気的に分離され
ている。
【0040】この逆導通GTO100の本体に相当する
半導体基体(シリコン基体)100Tの上主面は、これ
らの部分X,Y,Zに対応して、第1、第2および第3
のエリアA1,A2,A3へと概念的に区別される。
【0041】半導体基体100Tにおいては、n形ベー
ス層1(nB )の上主面のうち、第1のエリア(GTO
部X)にはp形ベース層2(pB )が形成されている。
また、第2のエリアA2(ダイオード部Y)にはp層3
が形成されている。p形ベース層2の上面は部分的に除
去されており、段差23,24が設けられている。
【0042】また、これらの段差23,24の間には、
n形エミッタ層4(nE )が配列している。これらのn
形エミッタ層4の上面はp形ベース層2の上面と実質的
に同じ高さにある。
【0043】p形ベース層2とp層3との間の区間、す
なわち第3のエリアA3(分離部Z)には、p層7が設
けられている。このp層7は、p形ベース層2およびp
層3のいずれに対しても間隔を隔てられており、それら
の間にはn形ベース層1の部分1a,1bが存在してい
る。p層2,3,7の深さは実質的に同一であり、たと
えば半導体基体100Tの上主面から80μm〜90μ
mである。
【0044】n形ベース層1の部分1a,1bの上に
は、酸化膜15a,15bが形成されている。また、p
形ベース層2の上面のうち、半導体基体100Tの側面
に近い部分には酸化膜15cが形成されている。
【0045】一方、n形ベース層1の下主面には、電極
層14とn形ベース層1とのオーミック接触をとるため
のn形高濃度層6が設けられている。さらに、n形高濃
度層6のうちn形エミッタ層4に対向する領域には、p
形エミッタ層5(pE )が設けられている。
【0046】半導体基体100Tには複数の電極層が形
成されている。n形エミッタ層4の上にはカソード電極
層11が形成され、p層3の上に形成された電極層12
と共通接続されている。この電極層12の端部は第3の
エリアA3にまで伸びて酸化膜15aの一部を覆ってい
る。
【0047】また、段差23,24のそれぞれの底面の
上にはゲート電極層13が形成されている。このゲート
電極層13のうち段差23の底面23fの上に存在する
ゲート電極層13aは、第3のエリアにまで伸びて酸化
膜15bの一部を覆っている。
【0048】さらに、酸化膜15a,15bの双方にま
たがって電極層16が形成されている。この電極層16
は酸化膜15a,15bの間のウインドウを介してp層
7と接触している。この電極層16は電極層12,13
のいずれに対しても空間的に分離されており、電気的に
フロート状態とされている。
【0049】また、半導体基体100Tの下主面には、
アノード電極層14が形成されている。さらに、半導体
基体100Tの側面にはベベル25が形成されている。
【0050】なお、p層7付近の詳細構造とサイズとに
ついては、逆導通GTO100の製造プロセスとともに
後述する。
【0051】<動作および特性>この逆導通GTO10
0の使用にあたっては、図2に部分拡大図として示すよ
うに、カソード電極層11と電極層12とにそれぞれ外
部導電ブロック31,32を圧接する。外部導電ブロッ
ク31,32は相互に短絡接続される。また、図2には
示されていないが、図1のアノード電極層14にも導電
ブロックを圧接する。ゲート電極層13には外部ゲート
電極33を当接し、図示しないバネによって外部ゲート
電極33をゲート電極層13に向けて付勢する。
【0052】このような使用状態において、カソード電
極層11、電極層12、ゲート電極層13、アノード電
極層14に電圧を印加したときのターンオン/ターンオ
フ動作は、従来の逆導通GTOとほぼ同様である。
【0053】すなわち、アノード電極層14に正の電圧
を、また、カソード電極層11と電極層12に負の電圧
を印加し、カソード電極層11に対して正のゲート電圧
をゲート電極層13に印加すると、逆導通GTO100
はターンオンする。また、カソード電極層11に対して
負のゲート電圧をゲート電極層13に与えることによっ
て、逆導通GTOはターンオフする。さらに、ダイオー
ド部Yはフライホイールダイオードとして機能する。
【0054】この逆導通GTO100においては、n形
ベース層1とp層2,3の間のpn接合が逆バイアスさ
れたときに、このpn接合からn形ベース層1へと伸び
るそれぞれの空乏層がp層7の周辺において共通化され
る。したがって、ブレークダウンの防止作用が大きい。
【0055】また、p層3、n形ベース層1の部分1
a,1b、pベース層2の左端部2e、およびp層7の
それぞれが半導体基体1400Tの上主面に露出する面
は、実質的に半導体基板100Tの上主面と平行な同一
の平面上に存在する。したがって、後述する製造プロセ
スから理解できるように、段差を介して写真製版をする
ことなく、分離部Zへの不純物導入が可能であり、p層
2,3,7の相互間隔の制御が容易である。
【0056】さらに、分離部Zにおいて写真製版技術を
用いつつ酸化膜15a,15bや電極層12,13,1
6を形成する際においても、そのためのマスク層に光か
ぶれは発生しない。
【0057】仮に、p形ベース層2とp層7との間に短
絡が生じてもp層3,7の電気的分離が維持される限
り、p形ベース層2とp層3との短絡は生じない。同様
に、p層3,7の間に短絡が生じても、p形ベース層2
とp層7との間の電気的分離が維持される限り、p形ベ
ース層2とp層3との短絡は生じない。これら2つの短
絡が同時に生じる確率は極めて低いため、実質的にp形
ベース層2とp層3との電気的分離が疎外されることは
ない。また、p層7を介挿させることによって、p形ベ
ース層2とp層3との間隔を大きくとることが可能であ
り、それらの間の直接の短絡も防止される。
【0058】<製造プロセス>図3〜図6は逆導通GT
O100の製造プロセスを示す部分拡大断面図である。
【0059】まず、図3に示すように、n形ベース層1
が形成された半導体ウエハの上主面にボロンを選択拡散
して、p形ベース層2,p層3およびp層7を形成す
る。
【0060】このときの詳細が図4に示されている。な
お、図1などでは図示の関係上、横拡散などによるp層
2,3,7の拡散分布の詳細は示されていないが、実際
には図4のような不純物分布形状となる。
【0061】図4において、まずn形ベース層1の上主
面の全面の上にマスク材料を形成し、それを写真製版に
よって選択的にエッチングすることにより、マスクパタ
ーン層30を得る。このマスクパターン層30のウイン
ドウ31,32のうち、p層7を形成すべき位置の中心
に設けられたウインドウ31の幅D10は、たとえば約
20μmである。また、図4中のマスクパターン層30
の両端30eの相互間隔Dは約260μmである。
【0062】次に、マスクパターン層30のウインドウ
31,32を介してボロンをn形ベース層1中に選択拡
散し、p層2,3,7を形成する。このときの拡散深さ
は、たとえば約80〜90μm程度である。
【0063】この拡散の際に、ボロンの横拡散が生じ
る。その横拡散によってp層2,3,7はたとえばD1
1=D13=約90μmだけ横方向に広がり、上主面に
おけるn形ベース層1の残留部分1a,1bのそれぞれ
の幅D12は約30μmとなる。
【0064】したがって、p層2,3,7の相互間隔D
12は十分に小さく、n形ベース層1とp層2,3との
pn接合から空乏層が伸びても、p層7の周辺を介して
それらを十分に一体化ないしは共通化できる。そして、
パターン幅Dはかなり大きいため、パターン設計も容易
となる。
【0065】さらに、既述したように、マスクパターン
層30のパターニングにおいてもマスク材料層が段差の
中に存在せず、上主面上に存在しているため、写真製版
における光かぶれは生じない。
【0066】ブレークダウンを防止するためには、好ま
しくは、幅D1は約40μm以下、さらに好ましくは約
30μm以下である。図4の例においてはこの条件に合
致している。
【0067】次の製造ステップ(図5)において、n形
ベース層1の下主面のうちにリンを選択拡散してn形高
濃度層6を形成する。また、n形エミッタ層4および分
離部Zに対向する部分にボロンを約30μm選択拡散し
てp層5Zおよびp形エミッタ層5を形成する。
【0068】次に、p形ベース層2の上面にリンを約2
0μm選択拡散してn形エミッタ層4を形成した後、p
形ベース層2を選択的に約30μmエッチングして段差
23,24を形成する。
【0069】次に、図6に示すように、酸化膜15a,
15b,15cを上主面に選択的に形成する。また、ア
ルミニウム層の形成とその選択的エッチングとを行なっ
て、電極層11,12,13,14を設ける。これによ
って逆導通GTO100の主要部が完成する。
【0070】<2.第2の実施例>図7はこの発明の第
2の実施例である逆導通GTO200の断面図である。
この逆導通GTO200の半導体基体200Tでは、分
離部Zにおいて複数のp層7a,7bが相互に間隔を隔
てて形成されている。各p層7a,7bの相互間隔は実
質的にp層3とp層7aとの間隔、およびp形ベース層
2とp層7bとの相互間隔と等しく、好ましくは約40
μm以下、さらに好ましくは約30μm以下である。
【0071】これらのp層3,7a,7b,2の間には
n形ベース層1の部分1a,1d,1bが存在する。分
離部Zの上には酸化膜15a,15d,15bが形成さ
れ、フロート電極層15a,15bが各p層7a,7b
に接続されている。残余の構成は図1の逆導通GTO1
00と同様である。
【0072】この逆導通GTO200においては複数の
p層7a,7bが存在するために、p形ベース層2とp
層3との間の間隔をさらに大きく設定できる。また、n
形ベース層1の部分1a,1d,1bのすべてにおいて
短絡が発生する確率は図1の逆導通GTO100よりも
さらに低くなる。
【0073】このため、p層3,7a,7b,2による
ピンチオフ現象によってブレークダウン耐性が高くなる
とともに、短絡に関係する不良品の発生がさらに有効に
防止できる。
【0074】この発明の発明者による実験によれば、こ
のような構成を採用することによって、逆導通GTOの
耐圧は2500〜3000Vに達することが確認され
た。
【0075】なお、逆導通GTO200は、図1の逆導
通GTO200と同様の製造プロセスによって製造する
ことができる。
【0076】<3.第3の実施例>図8はこの発明の第
3の実施例である逆導通GTO300の断面図である。
この逆導通GTO300の半導体基体300Tは、分離
部Zにおいて複数のp層7a,7bが相互に間隔を隔て
て形成されている点において、図7の逆導通GTO20
0と同様である。
【0077】一方、この逆導通GTO300では、第1
のエリアA1をはさんで第3のエリアA3の反対側に第
4のエリアA4が規定されている。この第4のエリアに
は、p形ベース層2は存在せず、n形ベース層1の上主
面に複数のp層8が等間隔で配列形成されている。ま
た、この第4のエリアの上には酸化膜の配列16eとフ
ロート電極16eが選択形成されており、ゲート電極層
13の一部31bは、第4のエリアA4の一部にも伸び
ている。
【0078】これら複数のp層8は、ガードリングとし
て機能する。すなわち、n形ベース層1とp層2,3と
逆バイアスされたときに発生する空乏層は、p層7a,
7b,8を介して共通化され、ブレークダウンを防止す
る。
【0079】したがって、ガードリング領域Wを備えた
この逆導通GTO300では、図1の逆導通GTO10
0や図7の逆導通GTO200のようなポジティブベベ
ル構造25、あるいはネガティブベベル構造を持たなく
ても耐圧を大きく高めることができる。
【0080】この逆導通GTO300は図1の逆導通G
TO100と同様の製造プロセスにおいて、p層8をp
層2,3,7a,7bと同時に拡散形成することによっ
て得られる。
【0081】<変形例> (1) p層2,3,7,8の形成深さは互いに等しくても
よく、異なっていてもよい。同一の深さの場合は既述し
たように単一の拡散ステップにおいてこれらを同時形成
することが可能である。耐圧の最適値を得るために、た
とえばp層8の拡散深さをp層7(7a,7b)の拡散
深さよりも浅くすることも可能である。
【0082】(2) 分離体Zに形成するp層7の配列は、
3以上のp層を含んでいてもよい。また、図8の場合、
複数のp層8を設けることが好ましいが、単一のp層8
を設けてもよい。
【0083】(3) この発明は、逆導通GTOのみなら
ず、一般のサイリスタ、ゲートターンオフサイリスタ、
絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT)、大
電力トランジスタなどにおいて、単一半導体基板上に複
数の素子を互いに電気的に分離して並列的に形成する半
導体装置全般に適用可能である。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の第1の
構成の半導体装置では、第4の半導体層を設けているこ
とによって、ブレークダウンの防止作用が高い装置とな
っている。
【0085】また、第4の半導体層が存在するために、
第2と第3の半導体層の相互間隔を比較的多く設定する
ことが可能である。
【0086】さらに、第1の半導体層の一部と、第3お
よび第4の半導体層とが、第1の主面において実質的に
同一平面上に露出しているため、これらの半導体層の形
成にあたってそれらの相互間隔を正確に制御可能であ
る。
【0087】その結果、不良品の発生が防止可能であ
る。
【0088】また、この発明の第2の構成の半導体装置
では、ガードリングとして機能する第5の半導体層をさ
らに設けているため、上記効果に加えて、ブレークダウ
ンをいっそう有効に防止できる効果がある。
【0089】また、この発明の製造方法では、上記の機
能を有する半導体装置のそれぞれを製造可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例である逆導通GTOを
示す断面図である。
【図2】図1の逆導通GTOにおける外部電極との電気
的接続を示す部分拡大断面図である。
【図3】図1の逆導通GTOの製造工程を示す部分断面
図である。
【図4】図1の逆導通GTOにおける分離部の構造の詳
細を示す部分断面図である。
【図5】図1の逆導通GTOの製造工程を示す部分断面
図である。
【図6】図1の逆導通GTOの製造工程を示す部分断面
図である。
【図7】この発明の第2の実施例である逆導通GTOを
示す断面図である。
【図8】この発明の第3の実施例である逆導通GTOを
示す断面図である。
【図9】従来の逆導通サイリスタを示す断面図である。
【図10】従来の逆導通GTOを示す断面図である。
【図11】図9の逆導通サイリスタの問題点を説明する
ための部分拡大断面図である。
【図12】図10の逆導通GTOの問題点を説明するた
めの部分拡大断面図である。
【符号の説明】
100,200,300 逆導通ゲートターンオフサイ
リスタ 100T,200T,300T 半導体基体 X GTO部(サイリスタ部) Y ダイオード部 Z 分離部 A1 第1のエリア A2 第2のエリア A3 第3のエリア A4 第4のエリア 1 n形ベース層 1a,1b n形ベース層の一部分 2 p形ベース層 3 p層3 4 n形エミッタ層 5 p形エミッタ層 6 n形高濃度層 7,7a,7b p層 8 p層 11 カソード電極層 12 電極層 13 ゲート電極層 14 アノード電極層 23,24 段差

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置であって、 (a) 第1と第2の主面を有し、前記第1の主面において
    第1と第2のエリアが第3のエリアをはさんで規定され
    た第1導電形の第1の半導体層と、 (b) 前記第1のエリアに形成された第2導電形の第2の
    半導体層と、 (c) 前記第2のエリアに形成された第2導電形の第3の
    半導体層と、 (d) 前記第3のエリア内において選択的に形成され、前
    記第2と第3の半導体層との間に、それぞれ前記第1の
    半導体層の一部を挟んで位置する少なくともひとつの第
    2導電形の第4の半導体層と、 (e) 前記第2の半導体層の上に設けられた第1電極層
    と、 (f) 前記第3の半導体層の上に設けられた第2電極層
    と、 (g) 前記第2の主面に電気的に接続された第3電極層
    と、 を備え、 前記第3の半導体層と、前記第4の半導体層と、前記第
    1の半導体層の前記一部とのそれぞれの露出面が、前記
    第1の主面において実質的に同一平面上に存在する半導
    体装置。
  2. 【請求項2】 半導体装置であって、 (a) 第1と第2の主面とを有し、前記第1の主面におい
    て第1と第2のエリアが第3のエリアをはさんで規定さ
    れるとともに、前記第1のエリアに関して前記第3のエ
    リアの反対側に第4のエリアが規定された第1導電形の
    第1の半導体層と、 (b) 前記第1のエリアに形成された第2導電形の第2の
    半導体層と、 (c) 前記第2のエリアに形成された第2導電形の第3の
    半導体層と、 (d) 前記第3のエリア内において選択的に形成され、前
    記第2と第3の半導体層との間に、それぞれ前記第1の
    半導体層の一部を挟んで位置する少なくともひとつの第
    2導電形の第4の半導体層と、 (e) 前記第4のエリアに選択的に形成された少なくとも
    ひとつの第2導電形の第5の半導体層と、 (f) 前記第2の半導体層の上に設けられた第1電極層
    と、 (g) 前記第3の半導体層の上に設けられた第2電極層
    と、 (h) 前記第2の主面に電気的に接続された第3電極層
    と、 を備え、 前記第3の半導体層と、前記第4の半導体層と、前記第
    1の半導体層の前記一部とのそれぞれの露出面が、前記
    第1の主面において実質的に同一平面上に存在する半導
    体装置。
  3. 【請求項3】 半導体装置の製造方法であって、 (a) 第1と第2の主面を有し、前記第1の主面において
    第1と第2のエリアが第3のエリアをはさんで規定され
    た第1導電形の第1の半導体層を得る工程と、 (b) 前記第1の主面に選択的に第2導電形の不純物を導
    入することによって、 前記第1のエリアに形成された第2導電形の第2の半導
    体層と、 前記第2のエリアに形成された第2導電形の第3の半導
    体層と、 前記第3のエリア内において選択的に形成され、前記第
    2と第3の半導体層との間に、それぞれ前記第1の半導
    体層の一部を挟んで位置する少なくともひとつの第2導
    電形の第4の半導体層とを、 前記第3の半導体層と、前記第4の半導体層と、前記第
    1の半導体層の前記一部とのそれぞれの露出面が、前記
    第1の主面において実質的に同一平面上に存在するよう
    に形成する工程と、 (c) 前記第2の半導体層の上に第1電極層を形成する工
    程と、 (d) 前記第3の半導体層の上に第2電極層を形成する工
    程と、 (e) 前記第2の主面に電気的に接続された第3電極層を
    形成する工程と、 を備える、半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 半導体装置の製造方法であって、 (a) 第1と第2の主面を有し、前記第1の主面において
    第1と第2のエリアが第3のエリアをはさんで規定され
    るとともに、前記第1のエリアに関して前記第3のエリ
    アの反対側に第4のエリアが規定された第1導電形の第
    1の半導体層を得る工程と、 (b) 前記第1の主面に選択的に第2導電形の不純物を導
    入することによって、 前記第1のエリアに形成された第2導電形の第2の半導
    体層と、 前記第2のエリアに形成された第2導電形の第3の半導
    体層と、 前記第3のエリア内において選択的に形成され、前記第
    2と第3の半導体層との間に、それぞれ前記第1の半導
    体層の一部を挟んで位置する少なくともひとつの第2導
    電形の第4の半導体層と、 前記第4のエリアに選択的に形成された少なくともひと
    つの第2導電形の第5の半導体層とを、 前記第3の半導体層と、前記第4の半導体層と、前記第
    1の半導体層の前記一部とのそれぞれの露出面が、前記
    第1の主面において実質的に同一平面上に存在するよう
    に形成する工程と、 (c) 前記第2の半導体層の上に第1電極層を形成する工
    程と、 (d) 前記第3の半導体層の上に第2電極層を形成する工
    程と、 (e) 前記第2の主面に電気的に接続された第3電極層を
    形成する工程と、 を備える、半導体装置の製造方法。
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