JPH05342192A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH05342192A
JPH05342192A JP4152426A JP15242692A JPH05342192A JP H05342192 A JPH05342192 A JP H05342192A JP 4152426 A JP4152426 A JP 4152426A JP 15242692 A JP15242692 A JP 15242692A JP H05342192 A JPH05342192 A JP H05342192A
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純 伊藤
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泰昌 松田
Hiroyuki Kumai
裕之 隈井
Akira Nakajima
晃 中島
Shigeki Taniguchi
茂樹 谷口
Hirobumi Kashiwa
博文 柏
Toyoichi Suzuki
豊一 鈴木
Masanori Kawase
正紀 川瀬
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Abstract

(57)【要約】 【目的】字種切り替えの操作が容易な情報処理装置を提
供すること。 【構成】入力手段から入力された信号を、ロ−マ字入
力、かな入力、英数入力のそれぞれに対応させて扱う。
そして、それぞれの結果を、全て、表示画面の表示部7
01に表示する。そして、該入力された文字列について
使用者が意図していた文字種を推定し、該文字種を選択
した状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の文字種の文字入
力を行なう情報処理装置、特に、同一の入力手段に複数
の異なる文字種の文字を割り付けた入力手段を持つ情報
処理装置に関する。より具体的には、英数文字種、かな
文字種、カタカナ文字種などの複数文字種の文字を同一
のキーを用いて入力する情報処理装置に係る。
【0002】
【従来の技術】文字入力には、キ−ボ−ドのような入力
手段を使用するのが一般的である。
【0003】ところが、複数の文字種が混在した文章を
入力するためには、文字の種類だけキ−を設けるとキ−
ボ−ドが大型になってしまう。そのため、通常は、一つ
のキ−に複数の文字種を割当てて、シフトキ−などを併
用することによりこれを使いわけることが一般的に行な
われている。
【0004】例えば、日本語ワードプロセッサのキーボ
ードにおいては、英数文字、ひらがな、カタカナを同一
のキーに重複させて割り当てている。そして、入力する
文字の文字種を切り替えるための文字種切り替えキーを
操作して、文字種を切り替えながら文字入力を行なうの
が一般的である。
【0005】また、異なる入力方法(例えば、ローマ字
入力、かな入力)を同一の入力手段で実現するために、
入力方法切り替えキーを備えているのが一般的である。
【0006】例えば、多くの日本語ワードプロセッサで
は、ユーザの好みに応じてローマ字入力、かな入力を切
り替える手段が設けられている。
【0007】以上述べたように、複数の文字種を同一の
入力手段上に割当てた入力手段を用いる場合、入力する
文字種が変わる度に、文字種切り替えキーを操作する必
要がある。
【0008】このためユーザは、入力する文字種が変わ
る度に、本来の文字入力の操作を中断して文字種を切り
替え、その後文字入力操作を再開する操作を繰返しなが
ら文字入力を行なわなければならず、煩雑な操作が必要
になる。特に、このような文字入力操作に習熟していな
い初心者ユーザは、文字種切り替えを忘れて文字入力を
行なってしまう事も多く、全く意図しない文字列を入力
してしまうという問題があった。
【0009】この問題を解決するための従来の技術とし
ては以下のようなものがある。
【0010】(1)入力された文字列を全ての文字種で
表示しておき、文字列入力の後に、漢字にするか、ひら
がなにするか、カタカナにするか、英字にするかを選択
させる事により、文字種を決定し文章中に入力する装置
(特開昭61−271564号公報)。
【0011】(2)変換キーを何度も押しつづけること
で、入力された文字列を漢字、ひらがな、カタカナ、英
字に順次変換し、表示する方式(特開昭62−9465
号公報)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の
(1)においては、読み入力後に表示された文字種また
は漢字候補から所望の文字を選択するが、この方法によ
ると、入力文字種の区切れに必ず文字種、又は漢字候補
の指定が必要であり、ユーザは入力文字種の区切れを意
識しながら文字入力を行なわなければならないという問
題があった。
【0013】上記従来の技術の(2)においては、複数
文字種を入力する情報処理装置において、変換キー、無
変換キーの押下により順次文字種を変更、表示する方法
をとっている。この方法によれば、キーボード上から文
字種選択キーを無くすことが可能であるが、ユーザはカ
タカナを選択するまでに無変換キー、変換キーを複数回
入力しなければならず、ユーザの操作は煩わしいもので
あった。
【0014】さらに、上記の2つの技術は共に、文字種
の指定は、結局のところ、全てユーザが行なう必要があ
った。
【0015】本発明は、文字種の区切れをユーザに意識
させることなく文字入力を行なうことを可能とした情報
処理装置を提供することを目的とする。
【0016】本発明は、選択できる文字種を全て表示画
面上に表示し、ユーザは表示された複数文字種の文字列
を目で見ながら選択する事が可能な情報処理装置を提供
することを目的とする。
【0017】本発明は、入力された文字列の各文字種間
で尤度を判定し、自動設定を行なうことにより、文字種
切り替え操作を行なわず済む情報処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたもので、その一態様としては、一つ
のキ−コ−ドに対し、複数文字種の文字コ−ドを対応さ
せた情報処理装置において、上記キ−コ−ドを入力する
ための入力手段と、上記入力手段から入力されたキ−コ
−ドを、該キ−コ−ドに対応する全ての文字コ−ドに変
換し出力する変換手段と、文字を、文字種毎に区分けし
て表示する第1の表示領域を有し、上記変換手段が出力
する文字コ−ドに対応する文字の全てを、該第1の表示
領域に表示する表示手段と、を有することを特徴とする
情報処理装置が提供される。
【0019】上記第1の表示領域に表示されている文字
のうち、所望の文字列部分を指定する指定手段を有し、
上記表示手段は第2の表示領域を有し、上記指定手段に
より指定された文字列部分の表示位置を該第2の表示領
域に変更することが好ましい。
【0020】また、上記第1の表示領域に表示されてい
る文字列について、ある一定の条件に従って文字種毎の
尤度を決定し、該尤度にしたがって上記文字種のうち、
いずれか一つの文字種を決定する決定手段を有し、上記
表示手段は、上記決定手段により決定された文字種の文
字について、上記第1の表示領域における表示位置およ
び/または表示態様を変更する機能を有することが好ま
しい。
【0021】上記入力手段から入力されたキ−コ−ド
と、該キ−コ−ドに対応して上記変換手段により出力さ
れた文字コ−ドとを、上記各文字種毎に対応させて記憶
する記憶手段と、上記第2の表示領域に表示されている
文字のうち所望の文字列部分を、上記第1の表示領域に
移動させる指示を入力する文字列移動手段と、を有し、
上記表示手段は、上記文字列移動手段により指定された
文字列部分を上記第1の表示領域に移動させると共に、
上記記憶手段を参照し、該文字列部分と対応する他の文
字種の文字列を該第1の表示領域に表示することが好ま
しい。
【0022】上記表示手段により上記第2の表示領域か
ら上記第1の表示領域への文字の移動が行なわれる度毎
に、上記第1の表示領域に表示されている文字列につい
てある一定の条件に従って上記文字種毎の尤度を決定
し、該尤度にしたがって上記文字種のうち、いずれか一
つの文字種を決定する決定手段を有し、上記表示手段
は、上記決定手段により決定された文字種の、上記第1
の表示領域における表示位置および/または表示態様を
変更する機能を有することが好ましい。
【0023】上記変換手段は、上記変換に際し、複数の
キ−コ−ドを用いて一つの文字コ−ドを出力する場合に
は、当該文字コ−ドとともに予め決められた特定文字の
文字コ−ドをも出力する機能を有することが好ましい。
【0024】上記特定文字の文字コ−ドの個数と当該文
字の文字コ−ドの個数との和は、当該文字コ−ドを出力
するのに使用した上記キ−コ−ドの個数と等しいことが
好ましい。
【0025】上記複数のキ−コ−ドを用いて一つの文字
コ−ドを出力する場合とは、上記変換手段が入力された
キ−コ−ドをロ−マ字入力として扱う場合であってもよ
い。
【0026】上記表示手段は、上記特定文字を、上記第
1の表示領域においてのみ表示させることが好ましい。
【0027】上記表示手段は、上記特定文字を上記第1
の表示領域の先頭位置には表示させないことが好まし
い。
【0028】上記入力手段から入力されたキ−コ−ド
と、該キ−コ−ドに対応して上記変換手段により出力さ
れた文字コ−ドとを、上記各文字種毎に対応させて記憶
する記憶手段と、上記第2の表示領域に表示されている
文字のうち所望の文字列部分を、上記第1の表示領域に
移動させる指示を入力する文字列移動手段と、を有し、
上記表示手段は、上記文字列移動手段により指定された
文字列部分を上記第1の表示領域に移動させる機能と、
該第1の表示領域への文字列の移動後に、該第1の表示
領域に表示される文字列の先頭に上記特定文字がある場
合には、該特定文字に対応して上記記憶手段に記憶され
ているキ−コ−ドに対応する文字を該特定文字に代わっ
て表示させる機能とを有することが好ましい。
【0029】上記第1の表示領域に表示されている文字
のうち、所望の文字列部分を指定する指定手段を有し、
上記表示手段は、第2の表示領域を有し、上記指定手段
により指定された文字列部分の表示位置を該第2の表示
領域に変更する機能と、該表示位置の変更にともない、
上記特定文字が上記第1の表示領域に表示されている文
字列の先頭になった場合には、該特定文字および該特定
文字と対応して表示されている他の文字種の文字の表示
を削除する機能とを有することが好ましい。
【0030】
【作用】変換手段は、キ−ボ−ド等の入力手段から入力
されたキ−コ−ドを、対応する全ての文字コードへ変換
し出力する。この場合、ロ−マ字入力の場合には、二つ
のキ−コ−ドを用いて、一つの文字コ−ドが出力される
場合がある。この場合には、キ−コ−ドと文字コ−ドと
の個数を一致させるため、文字コ−ドとともに特定文字
(例えば”▽”)のキ−コ−ドを出力する。
【0031】記憶手段は、変換手段から出力された文字
コードとキ−コ−ドとを対応づけて記憶する。この場
合、上記特定文字についても同様に、キ−コ−ドと対応
させておく。例えば、入力されたキ−コ−ドが、”
H”,”A”である場合には、ひらがな文字手の文字コ
−ドについては、”H””ほ”が、また、”A”には特
定文字(例えば、”▽”)が対応づけて記憶される。
【0032】また、表示手段は、出力された文字コード
に対応する文字を、各文字種毎に区分けして第1の表示
領域表示させる。この場合、表示手段は、決定手段の決
定した文字種の文字についてその表示位置及び/表示態
様を変更する。
【0033】指定手段により、第1の表示領域に表字さ
れている文字のうち、所望の文字列部分を指定すると、
該文字列は、第2の表示領域へ移される。なおこの場
合、上記特定文字は、第2の表示領域においては表示し
ない。また、該文字の移動にともない、上記特定文字が
上記第1の表示領域に表示されている文字列の先頭にな
った場合には、該特定文字および該特定文字と対応して
表示されている他の文字種の文字の表示を削除する。
【0034】逆に、文字列移動手段により、第2の表示
領域に表示されている文字のうち所望の文字列部分を指
定すると、該文字列は第1の表示領域に戻される。この
場合、上記特定文字が該第1の表示領域に表示される文
字列の先頭になった場合には、該特定文字に対応して上
記記憶手段に記憶されているキ−コ−ドのみに対応する
文字を、該特定文字に代わって表示させる。例えば、特
定文字”▽”が、”A”に対応して格納されているもの
である場合には、”▽”に代わって、”A”を表示させ
る。
【0035】
【実施例】以下、本発明を日本語ワードプロセッサ等の
情報処理装置に適用した場合の一実施例を図面を用いて
説明する。
【0036】本実施例の外観を図2に示した。本実施例
は日本語ワードプロセッサの基本機能を備えて成る装置
であり、大きくは、201の電子回路等で構成された制
御装置を含む本体、202の文字や編集指示を入力する
入力装置から成る。203は入力した文字列や、ユーザ
に対するメッセージ等を表示する表示装置である。20
4は文字を入力する文字キー、205は文字列の編集に
用いる上下左右キーである(以下において「カ−ソルキ
−」という場合がある)。また、本発明に必ずしも必要
ではないが、206は入力、編集した文字列を紙面に出
力する印字装置、207は入力、編集した文字列をフロ
ッピーディスクなどの外部記憶媒体に記録するフロッピ
ーディスクドライブである。
【0037】図1は本実施例の内部構成を示す基本ブロ
ック図である。
【0038】101は文字種、及び文字列を指定する指
定手段で、入力されたキーのキーコードを出力する機能
を有している。なお、該指定手段101は図2の外観図
におけるカ−ソルキ−205に対応するものである。
【0039】102は文字を入力するための入力手段で
ある。入力手段102は一つのキーに複数文字種の文字
コードを割り付けてあり、入力されたキーに割り付けら
れたキーコードを出力する機能を有している。なお、該
入力手段102は、図2の文字キ−204に対応するも
のである。
【0040】103は変換テーブルで、キーコードとそ
のキー上に割り付けられた複数文字種の文字コードとを
対応づけて格納したテーブルである。
【0041】104は変換手段で、入力手段102から
入力したキーコードを、変換テーブル103を用いて複
数文字種の文字コードに変換し出力する機能を有してい
る。
【0042】106は記憶手段で、入力された情報や表
示状態を保持する機能を有している。
【0043】107は表示手段で、入力手段102と指
定手段101により入力、編集された文字列を表示する
機能を有している。なお、該表示手段107は図2の外
観図では表示装置203に対応するものである。
【0044】105は制御部で、変換手段104が出力
し文字コードや、指定手段101が出力し信号を受け、
記憶手段106に格納すると同時に、表示手段107に
表示させる機能を有している。
【0045】108は決定手段で、複数文字種の文字列
の尤度を求め、尤度の最も高い文字種を決定する機能を
有している。上記変換テ−ブル103、変換手段10
4、制御部105、記憶手段106、決定手段108は
図2の外観図では本体201内部の制御装置に対応する
ものである。
【0046】各部を詳細に説明する。
【0047】指定手段101は、図3に示すとおり、上
キー301、左キー302、下キー303、右キー30
4を含んで構成されている。これらは、文字列の指定、
文字種の選択指示に用いるキーであり、それぞれが表示
手段107の画面上の上下左右に対応している。確定キ
ー305は、文字列の移動指示、文字種の選択指示の確
定に用いるものである。ユーザは、必要に応じて、上下
左右キー301〜304により文字列選択指示、文字種
選択指示を行なった後、該確定キー305を入力するこ
とで指示の終了を伝えることができる。尚、表示一体型
のタブレットを使用し、画面上で直接、文字列の指定、
文字種の選択を行う構成とすれば、必ずしも本手段は必
要ではない。なお、これら指定手段101等が、特許請
求の範囲においていう指定手段、文字列移動手段の一部
を構成するものである。
【0048】入力手段102は、図4に示すとおり、一
つのキーに複数の文字が割り付けられている。文字キ−
401は、文字などを入力するためのものであり、かな
キー、アルファベットキー、記号キーがある。402は
同時押下型のシフトキーで、文字キー401と組み合わ
せて入力することによって、異なるキーコードを発生さ
せる。
【0049】変換テーブル103の構成を図5を用いて
説明する。
【0050】該変換テ−ブル103は、キ−コ−ドを、
文字コ−ドに変換する際に参照されるものである。な
お、図中、501はキーコードで、文字キー401の一
つ一つに重複なく付けられたキーの番号である。また、
英数文字コ−ド502は英数文字入力時又はローマ字入
力時の文字コード、かな文字コ−ド503はかな入力時
の文字コードである。文字キー401には、上述したと
おり一つのキーに複数の文字種の文字が重複して対応づ
けてある。従って、該変換テ−ブル103においても、
これに対応して一つのキ−コ−ド501にたいして、複
数の文字コ−ド、すなわち、英数文字コ−ド502,か
な文字コ−ド503が対応づけられている。 変換手段
104は、上述したとおり入力手段102により入力さ
れたキ−コ−ドを文字コ−ドに変換する機能を有してい
る。例えば、アルファベット”I”及び”に”の刻印の
ある文字キーが押下されると、入力手段102はキーコ
ードとして”21”を出力する。すると、変換手段10
4は変換テ−ブル103を参照して、キーコード”2
1”に対応した文字の文字コ−ド、すなわち”I”の英
数文字コード502と、”に”のかな文字コード503
を検索し、キーコードと共に変換手段104の出力とす
る機能を有している。
【0051】記憶手段106の構成を図6を用いて説明
する。記憶手段106は、文字列格納部600と、制御
変数記憶部606とからなる。
【0052】文字列格納部600は、変換手段104が
出力する複数文字種の文字列を文字種別に格納する領域
で、キ−コ−ド記憶部601、ロ−マ字文字列記憶部6
02、かな文字列記憶部603、英数文字列記憶部60
4、表示区ぎり符号記憶部605からなる。
【0053】601はキーコード記憶部で、変換手段1
04により入力されたキーコードを入力順に格納する。
【0054】602はローマ字文字列記憶部であり、変
換手段104が出力する英数文字コ−ドを、既知の変換
手段(注:上述の変換手段104とは異なる)によりロ
ーマ字かな変換して得られたかな文字コードを、入力順
に格納する。尚、ローマ字入力の文字コード列中の”
▽”については後述する。
【0055】603はかな文字列記憶部であり、入力さ
れたキーコードから検索されるかな文字コードを入力順
に格納する。
【0056】604は英数文字列記憶部であり、入力さ
れたキーコードから検索される英数文字コードを格納す
る。
【0057】605は表示区ぎり符号記憶部で、各桁の
文字は”表示部2”に表示されているか否かを示す”符
号”を格納する。”表示部2”と”符号”については後
述する。
【0058】なお、該図6中においては、”の”、”
み”など、具体的な文字が示されているが、実際にはこ
れらの文字に該当する文字コ−ドが格納されている。
【0059】一方、制御変数記憶部606は、現在の表
示状態を記憶するための4つの変数、すなわち、文字手
記憶変数607、入力文字数変数608、カ−ソル位置
変数609、表示部境界変数610から成る。
【0060】文字種記憶変数607は、文字種選択手段
により選択されている入力文字種を格納する。
【0061】入力文字数変数608は、入力数、つまり
入力されたキーの個数を格納する。
【0062】カーソル位置変数609(符号P1を用い
て表す場合もある)は、入力された文字列、すなわち文
字列格納部600に格納されている文字列中におけるカ
ーソルの位置を格納する。
【0063】表示部境界変数610(符号P2を用いて
表す場合もある)は、表示画面上の表示部1に表示され
ている文字列の先頭文字が、上記文字列格納部600に
格納されている文字列中において何番目に位置するもの
であるかを示す値を格納する。
【0064】表示手段107の表示画面を図7に示す。
【0065】表示部1(図中符号701で示した)は、
変換手段104から入力された文字列を文字種別に表示
する領域で、ローマ字文字列表示行703、かな文字列
表示行704、英数文字列表示行705を有している。
【0066】ローマ字文字列表示行703は、入力され
たキーコードから検索されるローマ字入力のかな文字列
を表示する領域である。
【0067】かな文字列表示行704は、入力されたキ
ーコードから検索されるかな入力の文字列を表示する領
域である。
【0068】英数文字列表示行705は、入力されたキ
ーコードから検索される英数文字種の文字列を表示する
領域である。
【0069】なお、該表示部1に表示されている文字列
のうち、文字種の選択が終了したものは順次、該表示部
1から消去される。そして、残っている文字列、すなわ
ち、文字種が未だ選択されていない文字列が前側につめ
るように表示が更新される。
【0070】706はカーソルである。がいカ−ソル7
06は、入力される文字が表示される画面上の位置を表
示すると共に、文字列を表示部1と表示部2の間を移動
させるのに用いる。
【0071】707はモード表示マークで、ユーザが確
定キーを押した場合に確定される文字種を表示する。
【0072】表示部2(図中符号701で示した)は、
変換手段104から入力された文字列のうち、文字種の
選択が終了した文字列を表示する領域である。
【0073】ローマ字文字列表示行703に表示されて
いる”▽”(図中、符号708で示す)は、ローマ字入
力と他の文字種との文字表示桁を揃える機能を果たす。
これはロ−マ時入力の場合には、キ−入力2回で一つの
文字を示す(母音を除く)のに対して、かな入力、英数
モ−ドではキ−入力回数と同じ個数だけ文字が示される
からである。これによりユーザは、他文字種の入力文字
列との対応が把握しやすくなると同時に、文字列指定及
び文字種指定で使用する上下左右キーの入力順序に自由
度が増す。このことは後の具体例により再度説明する。
【0074】なお、図7に示した表示画面状態は、記憶
手段106の記憶内容と対応している。従って、入力文
字数変数608には、”11”が格納されている。図7
においてカーソル706は英数文字列表示行705にあ
るため、文字手記憶変数607には、”英数”を格納し
ている。カーソル706は入力文字列の最後に位置して
いるので、カ−ソル位置変数609には”12”を格納
している。表示部1の文字列の先頭文字は”w”であ
り、該文字は、先頭から6番目であるため表示部境界変
数610には”6”を格納している。
【0075】次に、本実施例における文字入力方法につ
いて説明する。
【0076】図8は、ユーザが ”noiseをけす”
を意図して、英数文字列とローマ字文字列の文字種混
在文字列を入力した場合のキー入力例である。
【0077】システム起動後に図8の文字列を入力する
と、表示画面は図9のようになる。
【0078】この状態から、ユーザは、文字列指定及び
文字種指定の操作を行なう。なお、文字列の指定は、表
示部1の先頭文字からカーソルの直前の文字までの文字
列が指定の対象となる。文字種の指定はカーソルがロー
マ字、かな、英数のどの表示行にあるかで指定すること
ができる。
【0079】カ−ソルを所望の文字列表示行の、所望の
位置に移動させて、確定キー305を入力することで、
所望の文字列を所望の文字種に切り替えることができ
る。
【0080】該操作を具体例を用いて説明する。
【0081】図9の状態において、左キーを6回入力す
ると、カ−ソルが6文字分左に移動して表示画面は図1
0のようになる。
【0082】モ−ド表示マ−ク707が示すとおり、文
字種はローマ字文字種となっている。文字種を変更した
い場合には、上下キーによりカーソルを所望の文字種表
示行へ移動することにより行なう。この場合、ユーザの
意図は英数文字種であるので下キーを2回入力すると、
カ−ソルは英数文字列表示行に移動し、表示画面は図1
1のようになる。なお、上記の操作例では、まず左キー
6回、次に下キー2回の操作であったが、本実施例で
は、先に述べたとおり、”▽”によって、上下左右キー
による各方向への入力総数が同じであれば、同一の結果
を得られる。従って、下キー2回、次に左キー6回の入
力操作でも図11の状態となる。また、下キー1回、次
に左キー3回、次に下キー1回、最後に左キー3回の入
力操作でも、同じ表示状態となる。
【0083】この後、指定終了を知らせる確定キー30
5を入力することで、ユーザの所望文字列部分が、所望
の文字種で表示部2に表示される。この例では図12に
示すとおり、”noise”が表示部2に表示され、表
示部1には”noise”よりも後の部分のみが残る。
【0084】さらにこの後、”をけす”を指定するため
の操作を説明する。
【0085】上キーを2回入力する事により、カ−ソル
をロ−マ字文字列表示行に移動させて、文字種をローマ
字文字種へ切り替えることができる。該状態での表示画
面を図13に示す。
【0086】この後、右キーを6回入力すると、図14
のようにカ−ソルは文字列の最後尾に移動する。これに
より残りの文字列全てを指定対象とすることができる。
【0087】そして、確定キー305を入力すると、ユ
ーザの所望の文字列、この場合”をけす”が、図15に
示すように表示部2に表示される。
【0088】以上のようにして、表示部1から表示部2
への文字列の移動操作である。
【0089】次に文字種を誤って指定してしまった場合
の回復操作を説明する。文字種を誤って指定した場合に
は、本実施例においては上下左右キーを用いて表示部2
から表示部1へ文字列を移動させることにより対処する
ことができる。
【0090】”noiseをけす”と入力しようとして
いる場合に、ユーザが誤って図16の状態でそのまま確
定キー305を入力すると、表示画面は図17のように
なる。すなわち、カーソルより左の文字列が、この場
合、全ての文字が、表示部2に移動する。
【0091】本実施例においては、この状態で、左キー
を入力すると、表示部2の最も右にある文字が、表示部
1の最も左に移動する。すなわち、カーソルが表示部1
の最も左桁にある状態で、左キーが入力されると、表示
部2に表示されている文字列のうち最後尾の文字が、表
示部1の先頭に移動する。
【0092】この際、移動する文字列はローマ字文字列
表示行、かな文字列表示行、英数文字列表示行の3行に
同時表示される。さらに左キーを繰返し入力することに
より、表示部2の文字列を後から所望の文字数だけ表示
部1に移動する事が可能である。そして、改めて表示部
1において改めて文字種を指定することにより、文字種
の誤指定を訂正することができる。
【0093】以上の訂正時の操作を具体例を用いて説明
する。
【0094】図17の後、1回左キーを入力する。この
時、カーソルは表示部1の最も左の桁にあるので、表示
部2から表示部1への文字列の移動が行われる。移動さ
れる文字列は、表示部2の”u”である。この文字を表
示部1へ移動する際、ローマ字文字列表示行、かな文字
列表示行、英数文字列表示行の各行の最も左桁に移動す
る。そして、英数文字列表示行には”u”、かな文字列
表示行には”な”、ローマ字文字列表示行には”う”が
表示される。この時、表示画面は図18となる。
【0095】この後さらに左キーを1回入力すると、同
様に表示部2の”s”が表示部1に移動する。なお、ロ
ーマ字文字列表示行の”う”は、”▽”に置き換えら
れ、図19に示すとおり、該ロ−マ字文字列表示行に
は”す▽”が表示される。
【0096】更に続けて左キーを4回入力すると、表示
画面は図20のようになる。
【0097】以上の操作により、訂正すべき文字列”w
okesu”を表示部1へ移動させることができた。
【0098】この後は、先に述べた上記の表示部1から
表示部2への文字列の移動手段を用いて、ユーザの意図
する文字種に変更する。すなわち、ユーザの意図する文
字種はローマ字入力であるので、上キーを2回入力し、
カーソルをローマ字入力表示行に移動する。すると表示
画面は図21の状態となる。さらに、右キーを6回入力
することによりカーソルを文字列の最後尾に移動させ
(図22参照)、文字列の指定及び文字種の指定を終了
する。この後、確定キー305を入力すると、表示画面
は図23のようになり、文字列の訂正作業を終了する。
【0099】本実施例の情報処理装置は、決定手段10
8が複数の文字種間で尤度の判定を行ない、最も尤度の
高い文字列の文字種に自動設定する事も特徴の一つとな
っている。この決定手段108は文字が入力される度に
尤度判定を行ない、尤度の最も高い文字種の文字列表示
行へカーソルを移動する事ができる。
【0100】該機能を具体例を用いて説明する。ユーザ
が”SYSTEMのせっけい”を意図して図24の文字
列を入力しようとした場合、”SYSTEM”までを入
力した時点で、該文字列は決定手段108により英数文
字列であると判断される。その結果、カーソルは英数文
字列表示行に自動設定される(図25参照)。ここでユ
ーザは、確定キー305を入力して、カーソルより前の
文字列の文字種を確定する(図26参照)。
【0101】続いてユーザは”のせっけい”をローマ字
文字種で、すなわち、”NOSEKKEI”と入力す
る。すると、該入力文字列は、決定手段108によりロ
ーマ字文字種であると判断され、カーソルはローマ字文
字列表示行に自動設定される(図27参照)。そして、
同様に、確定キー305により、カーソルより前の文字
列の文字種が確定され、表示画面は図28のようにな
る。
【0102】以上の文字入力操作では、決定手段108
を用いた事により最も尤度の高い文字種の文字列が自動
に設定されるため、ユーザが文字種を変更する操作が不
必要であり、ユーザは文字キーと確定キーのみで複数文
字種の入力ができる。なお、該自動設定の際に必要とな
る文字種の判定機能については後ほど詳細に説明する。
【0103】以上の実施例では各文字種の文字列表示行
の表示位置が固定であったが、決定手段108の結果を
用いて各文字種の文字列表示行の表示位置を入れ替える
ことにより、ユーザに対し現在自動設定されている文字
種を認識しやすくすることができる。
【0104】本実施例では、決定手段108により最尤
と判断された文字種の文字列表示行を、表示手段の表示
部1の最上行に入れ替えて表示する機能を持つ。
【0105】該機能を具体的に例を用いて説明する。ユ
ーザが”SYSTEMのせっけい”を意図して図24の
文字列を入力しようとした場合、”SYSTEM”は英
数文字列であると判断され、カーソルが英数文字列表示
行に自動で移動するだけでなく、英数文字列表示行その
ものが表示部1の最上行に移動する(図46参照)。
【0106】続いてユーザは”のせっけい”をローマ字
文字種で入力するが、該入力文字列は決定手段108に
よりローマ字文字種であると判断される。その結果、今
度は、ローマ字文字列表示行が表示部1の最上行になる
(図27参照)。
【0107】以上のように、判定手段108により自動
設定された文字種を表示部1の最上行に表示することに
より、ユーザの操作性を良くすることができる。
【0108】次に、ユーザが誤って文字列を入力した場
合、文字種訂正時における決定手段108の機能につい
て説明する。
【0109】ユーザが”SYSTEMのせっけい”を意
図して、図24の文字列を英数文字種で入力したまま、
誤って確定キー305を押下した場合、表示画面は図2
9の状態になる。この場合には、左キー302を入力す
ることで文字種指定の誤りを訂正する。左キー302を
8回入力することで表示画面は図30のようになる。こ
の時、決定手段108により文字列”NOSEKKE
I”はローマ字入力であると判断されると、モード表示
マーク707は英数文字列表示行から自動的にローマ字
文字列表示行に移動する。この後、ユーザは右キー30
4を8回入力することにより表示画面は図27の状態に
なる。そのため、この状態から改めて確定キー305を
入力することで表示画面は図28のようになる。
【0110】以上の文字入力操作においても、決定手段
108を用いた事により最も尤度の高い文字種の文字列
が自動に設定されるため、ユーザが文字種を変更する操
作が不必要である。
【0111】本実施例の情報処理装置を構成する各手段
の処理手順について、図1の基本ブロック図を基に説明
する。
【0112】変換手段104が、入力されたキ−コ−ド
に対応する文字コ−ドを出力する処理を図31を用いて
説明する。
【0113】変換手段104は、入力手段102を常に
監視し、キー入力があるまで待ち続ける(ステップ31
01)。入力手段102からキーコード(信号)が入力
されたことを検知すると、変換手段104は該キ−コ−
ドを取り込み(ステップ3102)、該キーコードを検
索子として、変換テーブル103のキーコードと一致検
索をする(ステップ3103)。一致するデータを見つ
けたあと、組になった文字コードを制御部105に出力
する(ステップ3104)。
【0114】次に、制御部105が、変換手段104か
ら入力された文字コードの記憶、表示部への出力を行な
う処理を、図32を用いて説明する。
【0115】制御部105は、変換手段104を常に監
視し、文字コードの入力が有るまで待ち続ける(ステッ
プ3201)。入力された信号があった場合には、該入
力信号を調べ、指定手段101(上下左右キー301〜
304、確定キー305)からの入力か、入力手段10
2(キーボード)からの入力かを調べる(ステップ32
02)。その結果、キーボードからの入力であれば、ス
テップ3203の処理へ進む。一方、上下左右キー30
1〜304等からの入力であれば、上下キー(ステップ
3205)、左右キー(ステップ3206)、確定キー
(ステップ3207)のそれぞれの処理へ進む。なお、
ステップ3203は図33、ステップ3205は図3
4、ステップ3206は図35、図36、ステップ32
07は図37を用いて後ほど詳細に説明する。そして、
それぞれの処理が終了した後、ステップ3201に戻
る。
【0116】図32のステップ3203、すなわち文字
入力処理を図33を用いて説明する。
【0117】該処理は、制御部105への入力が文字コ
ードであった場合に行なわれるものであるので、文字コ
ードを入力する(ステップ3301)。
【0118】そして、P1=文字数+1、が成り立つか
否か、すなわち、カーソルが表示部1の文字列の最後尾
にあるかどうかを調べる(ステップ3302)。な
お、”P1”は記憶手段106の上述したカ−ソル位置
変数609である。”文字数”は記憶手段106の上述
した入力文字変数608である。
【0119】その結果、上記関係が成り立っている場
合、すなわち、最後尾にある場合には、新しい文字を入
力文字列に追加するのに対応して”文字数”(入力文字
変数608)に1を加える(ステップ3303)。逆
に、上記関係式が成り立っていない場合、すなわち、最
後尾にない場合には、カーソルは入力文字列の最後尾よ
り前か後にあることになる。なお、本実施例では、カー
ソルは最後尾より後に移動できないようにしているた
め、この時カーソルは表示部1の文字列の内部に位置す
ることになる。この場合、本実施例では上書きをするよ
うになっているので、ステップ3304以降の処理はス
テップ3302の結果によらず、同じ処理フローをたど
る。
【0120】ステップ3302あるいはステップ330
3の後は、入力した文字コードを記憶手段106のロー
マ字文字列記憶部602、かな文字列記憶部603、英
数文字列記憶部604に格納する(ステップ330
4)。かな文字列記憶部603、英数文字列記憶部60
4は入力された文字コードを、制御変数のP1の位置に
そのまま格納する。また、ローマ字文字列記憶部602
への格納に際しては、複数の英数文字からローマ字かな
変換する必要があるので、前後の英数文字列記憶部60
4からローマ字かな変換して格納する。
【0121】各記憶部に格納後は、格納文字数が1つ増
えているので、P1に1を加える(ステップ330
5)。入力された文字コードを参照して、文字列、カー
ソルを表示部1に表示する(ステップ3306)。この
後、決定手段108の呼出しを行ない、入力された各文
字種の文字列間で最も尤度の高い文字列の判定を行なう
(ステップ3307)。この判定結果を基に記憶手段1
06の文字種記憶変数607を書き替える(ステップ3
308)。また、表示部1のモード表示マーク707を
書き替える(ステップ3309)。
【0122】図34は図32のステップ3205、つま
り、上下キー処理の詳細を図34を用いて説明する。
【0123】上述した通り、本実施例は、上下キー30
1,303によりカーソルを移動することで、文字種選
択を行なう入力方式である。従って、上下キーの入力が
あると、記憶手段106の文字種記憶部607を新しい
文字種に書き替え(ステップ3401)、表示部1のカ
ーソル706及びモード表示マーク707を新しい位置
に書き替える(ステップ3402)。
【0124】図32のステップ3206、つまり、左右
キー処理の詳細を図35、図36を用いて説明する。な
お、図35は、右キーを入力した場合の処理を示すフロ
ーチャ−ト、図36は、左キーを入力した場合の処理を
示すフローチャ−トである。
【0125】まず先に右キ−が入力された場合を説明す
る。表示中のカーソルが入力文字列の最後尾にあるか否
かを調べる(ステップ3501)。もし、カーソルが入
力された文字列の最後尾にあれば、本実施例では、それ
より右にカーソルを移動させない。よって何の処理もせ
ずに終了する。一方、最後尾でなければ、記憶手段10
6のP1(カ−ソル位置変数609)に1を加え(ステ
ップ3502)、表示部1のカーソルを右側に移動させ
るように表示を書き替える(ステップ3503)。
【0126】左キ−が入力された場合を説明する。
【0127】P1、つまり表示中のカーソルの文字列中
の位置と、P2、つまり表示部1の先頭文字の文字列中
の位置とを比較する(ステップ3601)。その結果、
両者の位置が、等しくない場合には、P1(カ−ソル位
置表示変数609)から1を引いて(ステップ360
2)、表示部1のカーソルを左に書き替えて(ステップ
3603)、処理を終了する。
【0128】一方、ステップ3601において、比較の
結果が一致するならば、さらにP2、つまり表示部1の
先頭文字列の位置が1であるかを調べる(ステップ36
04)。その結果、P2=1であれば表示部2には、も
う表示される文字列がないことになる。すなわち、この
場合には、全入力文字列の先頭において、左キーを入力
したことになるので、何もせずに処理を終了する。
【0129】ステップ3601においてP2=1が成立
していなければ、ステップ3605に進む。
【0130】ステップ3605では、ローマ字記憶部6
02の現在カーソルのある桁の内容が”▽”であるか否
かを調べる。そして、”▽”であれば、表示部1のロー
マ字文字列表示部703のP1の表示位置に”▽”を表
示しておく(ステップ3603)。このような処理を行
なうのは、、図38のような表示画面になるのを防ぐた
めである。すなわち、ステップ3601、ステップ36
04を経て、ステップ3605に至ったのだから、現在
のカーソルは表示部1の先頭で、且つ、表示部2に文字
列が存在することが分かっている。さらにP1のローマ
字記憶部602が”▽”であるから、表示画面は図18
のようなものであることになる。このような場合に、ス
テップ3606の処理を行なわないと、”su”の入力
に対して”すう”が表示されてしまい(図38参照)、
ユーザを混乱させることになる。そのため、”う”に代
わって”▽”を表示させることで、各文字種の文字コー
ドの対応を取っている。
【0131】この後、表示部2から表示部1へ文字が1
文字移動するので、カーソルは入力文字列内を1文字前
に移動し、表示部1の先頭文字を指すP2はやはり1文
字前に移動する。そのため、表示部2の文字列を末尾か
ら1文字削除し(ステップ3607)、P1、P2とも
に1づつ減らす(ステップ3608)。また、表示部1
の先頭に、P2で示される記憶手段106内に格納した
各文字種の文字コードを表示する(ステップ360
9)。
【0132】この後、記憶手段106のP2で示される
桁の表示区切り符号記憶部605が”1”であるか否か
を調べる(ステップ3610)。
【0133】表示区切り符号記憶部605が”1”であ
れば表示部2の表示文字数と記憶部106の入力記号数
が一致していることになる。例えば、表示部2に表示さ
れている”HO”の文字数は2文字であり、また、記憶
部106における入力記号数も同様に2文字である。こ
の時、記憶部106の表示区ぎり符号は2桁とも”1”
とする。一方、表示部2に表示されている”ほ”の文字
数は1文字であるが、記憶部106における入力記号数
は2文字である。このような場合には、記憶部106の
表示区切り符号は”H”の桁が”1”、”O”の桁が”
0”としてある。
【0134】もし、ステップ3610においてP2で示
される桁の表示区切り符号が”0”であれば、表示部2
の1文字が記憶部の複数文字数に当たることになるの
で、表示区ぎり符号が”1”になるまで、ステップ36
08、ステップ3609を繰り返す。
【0135】次に、決定手段108の呼出しを行ない、
表示部2から移動された文字を加えた表示部1の、各文
字列で最も尤度の高い文字列の判定を行なう(ステップ
3611)。この判定結果を基に記憶手段106の文字
種記憶変数を書き替える(ステップ3612)。また、
表示部のモード表示マークを書き替える(ステップ36
13)。
【0136】さらに、新しく表示した表示部1の先頭文
字が”▽”であるかを調べる(ステップ3614)。も
し”▽”であれば、記憶部106の英数文字列記憶部6
04の内容を用いてローマ字変換し、”▽”をかなに書
き替える(ステップ3615)ステップ3614,36
15のような処理を行なう理由を説明する。ステップ3
614において”▽”であった場合には、該図36に示
す処理を開始する前の状態、言い替えれば左キーを入力
する前の状態は、図17に示すような状態であったこと
になる。この場合、もし、ステップ3615の処理を行
なわないと、表示画面は図39で表されるようになる。
これはさらに左キーを押すことにより、図19の状態移
行するが、これでは例えば、英数文字列が”s”で終
り、以降はローマ字文字種である”sう”の文字列の入
力が困難となるからである。従って、この場合には、ス
テップ3614が真の場合には、”▽”を”う”に書き
替える。
【0137】次に図32のステップ3207、つまり確
定キー処理の詳細を図37を用いて説明する。
【0138】確定キー305の入力を受けると、表示部
1の文字列のうち、カーソルより前に位置する文字列が
表示部2に移動する。もし、表示部1の文字列でカーソ
ルより前に位置する文字列がない場合、つまりカーソル
が表示部1の先頭である場合は、何も行なわず処理を終
了する。
【0139】まず、カーソル706が表示部1の先頭位
置にあるか否かを調べる(ステップ3701)。先頭に
あれば、そのまま処理を終了する。
【0140】先頭位置になければ、カーソル706より
前に位置する文字列を表示部2へ移動させる(370
2)。なお、カーソル706より前に位置する文字列と
は、記憶手段106に格納する文字列のP2からP1の
1文字前の文字列であり、文字種は記憶手段106の制
御変数を参照することにより、対象文字列は明らかであ
る。
【0141】指定文字列を表示部2へ表示する場合
は、”▽”を除いた文字列を表示する。表示を行なった
信号は、記憶手段106の表示区ぎり符号記憶部605
に”0”を格納し、表示を行なった信号は、”1”を格
納する。ここで設定した符号を用いて、前述の表示部2
から表示部1への文字列の移動を可能にする。
【0142】表示部2へ移動した文字列を表示部1から
削除し(ステップ3703)、表示部1のカーソルを表
示部1の先頭文字まで書き替える(ステップ370
4)。またこれに対応して、P2にP1を代入する(ス
テップ3705)。この後、決定手段の呼出しを行な
い、表示部1に残った文字列を対象とし、各文字種の文
字列間で最も尤度の高い文字列の判定を行なう(ステッ
プ3706)。この判定結果を基に記憶手段106の文
字種記憶変数を書き替える(ステップ3707)。ま
た、表示部のモード表示マークを書き替える(ステップ
3708)。
【0143】ローマ字文字列記憶部のP2、つまり表示
部1のローマ字文字列表示部の先頭文字列は”▽”であ
るかを調べる(ステップ3709)。
【0144】”▽”でなければ、そのまま処理を終了す
る。しかし、”▽”であった場合には、さらに、現在の
選択文字種がローマ字文字種であるか否かを判定する
(ステップ3710)。その結果、ローマ字文字種であ
れば、該図37に示す処理を開始する前の状態、言い替
えれば確定キーを入力する前の状態は、図40のような
ものであったことになる。この場合には、ユーザはひら
がなの”の”を確定させたかったと判断するのが妥当で
あるため、ローマ字文字列表示行703の”▽”、及び
かな文字列表示行704の”ら”、及び英数文字列表示
行705の”o”は削除すべきである。従って、表示部
1の先頭文字を1文字づつ削除し、P1、P2の表示区
切り記憶部に”0”を設定する(ステップ3711)。
さらに、P1、P2に1づつ加える(ステップ371
2)。その結果、表示画面は図41のようになる。
【0145】逆に、ステップ3710において文字種が
ローマ字ではなかった場合とは、確定キー305を入力
する前の状態が、図42のような状態であった場合であ
る。この時は、文字列”nお”の入力を容易にするた
め、ローマ字文字列表示行703の先頭文字の”▽”
を”お”に変えるのが妥当である。よって、ステップ3
713において表示部1のローマ字表示部の先頭文字を
かなに書き替える。この結果表示画面は図43のように
なる。
【0146】次に本発明で用いている決定手段108に
ついて説明する。尚、本実施例の決定手段108につい
ては本出願人が先に出願した特願平3−147117号
に記載されている方法を用いる。
【0147】本実施例におけるキーボードは図4に示す
配列となっている。いま、図4のキーボードで「きょう
きょうかいで」と入力するために図44(a)に示す順
序でキーを入力したとすると、設定入力文字種がかな入
力の場合には、「きょうきょうかいで」と所望の文字列
が得られる。ところが文字種指定を誤って設定文字種が
英数字のままで図44(a)に示す順序でキー入力を行
なうと、得られる文字列は「g)4g)4tew@」と
いう結果となってしまう。また逆に「informat
ion」と入力するために図44(b)に示す順序でキ
ー入力を行なった場合に、設定文字種がかな入力となっ
ていた場合には「にみはらすもちかにらみ」という結果
になってしまう。ところで、英文における英字や和文に
おけるかな文字の出現頻度は、文章によって多少の差が
あるものの統計的にほぼ一定の値を示す。この出現頻度
を求める方法としては、各文字毎の出現数や隣合った文
字の組合せの出現数を用いるなどいくつかの方法があ
る。本実施例では、各文字の出現数をもとにした値を基
本的に用いて、以下のように文字列の尤もらしさ、すな
わち尤度を求める。
【0148】先ず、各文字種におけるある文字aの出現
頻度Paを求めておく。そして、文字列に含まれる各文
字のPaを用いて、当該文字列の尤度Vを数1を計算す
ることで求める。
【0149】
【数1】
【0150】但し、数1においてRは、Vの値を正規化
し絶対的な比較を行なう場合に用いる各文字種に特有の
値である。このVを比較することで、文字列の尤度の比
較を行なうことができる。すなわち文字列「きょうきょ
うかいで」と「g)4g)4tew@」の尤もらしさを
比較することを可能にする。
【0151】以上述べた文字列の尤度を各文字種ごとに
求め、現在の設定文字種が正しいか否かを判定する。以
下、文字種尤度判定処理について説明する。
【0152】先ず、複数文字種の決定手段で用いる、文
字種尤度テーブルについて説明する。
【0153】
【表1】
【0154】表1は文字種尤度テーブルについて示した
もので、図4に示した各キーのキーコードに対する、各
文字種における尤度と文字コードから構成されている。
キーコードは、図4の文字キーに付与されている値であ
る。キーコード「01」から「48」は鍵盤配列の左上
のキーから右下のキーに向かって「間隔」キーを除く4
8個のキーにそれぞれ対応している。また、同時押下形
のシフトキーと文字キーが押下された場合のキーコード
は、キーコード「49」から「96」が付与されてお
り、同様に各文字キーに対応している。各キーコードと
文字種の交差欄を参照することにより、各文字コードの
当該文字種での尤度を求めることができる。尚、本実施
例においては、尤度の欄には直接加算可能な値、数2で
示されている値が格納されている。
【0155】
【数2】
【0156】また、「間隔」キーはシフトコードがな
く、尤度も各文字種共通としており直接キーコードから
「間隔」の文字コードに変換するようになっており、キ
ーコードは「00」に設定されている。
【0157】次に図45を用いて文字種尤度判定処理の
手順について説明する。一例としてキーコード列”1
4、24、19、23”が入力された場合を例とする。
【0158】まず、ステップ4501において、記憶手
段106に格納されているローマ字文字列記憶部の尤度
Vrhを計算する。計算は文字種尤度テーブルの各文字
毎の尤度を合計することにより行なう。先程の例で新た
にキー入力されたキーコードが「16」の場合、ローマ
字文字列記憶部の尤度Vrhは0+0+65+25+7
8=168となる。同様にかな文字列記憶部の尤度Vk
h(ステップ4502)、英数文字列記憶部の尤度Ve
(ステップ4503)を計算する。先程の例の場合、そ
れぞれ文字種の尤度は、Vkh=328,Ve=166
となる。次に、ステップ4504,4505,4506
において最も尤度の高い文字種を判定する。
【0159】判定は数3に示した判定式を用いて行な
う。
【0160】
【数3】
【0161】各判定式においてTは一定のしきい値を示
す制御パラメータであり、適当な値を設定してある。各
判定式が真となった場合には、それぞれステップ450
7,4508,4509に進み最尤文字種に決定文字種
を示す値を設定する。判定式全てが偽となった場合は、
最尤文字種に判定不可を示す値を設定する(ステップ4
510)。今、T=30であったとすると、数3の判定
式2が真となりステップ4508に進み最尤文字種にか
な文字種を示す値を設定する。
【0162】以上述べたように本実施例の決定手段を用
いることによって、先述の文字種の自動判定を行なうこ
とができる。
【0163】なお、本実施例の表示手段107のロ−マ
字入力表示行708、および記憶手段106のロ−マ字
文字列記憶部602で用いた”▽”の機能は、ロ−マ字
かな変換のために文字数の短くなった文字列を入力キ−
数と一致させるための特別文字であった。上記の特別文
字はロ−マ字文字種に限った機能ではなく、入力された
キ−に対応する文字コ−ドが存在しない場合に、入力キ
−に対する文字コ−ドとして特別文字を対応させること
もできる。例えば、かな文字種において”を”を入力す
る場合、そのキ−に対応する英数文字種の文字コ−ドは
存在しない。この時、表示手段および記憶手段への英数
文字種の文字コ−ドは”▽”を渡すことにより、入力キ
−数と表示文字数を一致させることができる。また、英
数文字種において”=”を入力する場合、そのキ−に対
応するかな文字種の文字コ−ドは存在しない。この時も
同様にかな文字種の文字コ−ドとして”▽”を渡すこと
により、入力キ−数と表示文字数を一致させることがで
きる。
【0164】
【発明の効果】本発明によれば、入力手段から入力方法
及び文字種の切り替え専用のキーを取り去ることがで
き、入力手段の小型軽量化を実現する。
【0165】さらに、本発明によれば、ユーザは文字入
力操作を中断することなく複数字種の混在文字列を入力
することが可能となる。
【0166】さらに、本発明によれば、入力文字列の最
尤字種が自動的に選択されるため、ユーザは字種の指定
を行なわずに複数字種の混在文字列を入力できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の基本ブロック図である。
【図2】本実施例の装置外観図である。
【図3】本実施例の指定手段101を示す説明図であ
る。
【図4】本実施例の入力手段102を示す説明図であ
る。
【図5】本実施例の変換テーブルの構成を示す説明図で
ある。
【図6】本実施例の記憶手段106に記憶されるデ−タ
構成を示す説明図である。
【図7】画面表示例1を示す説明図である。
【図8】キー入力例を示す説明図である。
【図9】画面表示例2を示す説明図である。
【図10】画面表示例3を示す説明図である。
【図11】画面表示例4を示す説明図である。
【図12】画面表示例5を示す説明図である。
【図13】画面表示例6を示す説明図である。
【図14】画面表示例7を示す説明図である。
【図15】画面表示例8を示す説明図である。
【図16】画面表示例9を示す説明図である。
【図17】画面表示例10を示す説明図である。
【図18】画面表示例11を示す説明図である。
【図19】画面表示例12を示す説明図である。
【図20】画面表示例13を示す説明図である。
【図21】画面表示例14を示す説明図である。
【図22】画面表示例15を示す説明図である。
【図23】画面表示例16を示す説明図である。
【図24】キー入力例2を示す説明図である。
【図25】画面表示例17を示す説明図である。
【図26】画面表示例18を示す説明図である。
【図27】画面表示例19を示す説明図である。
【図28】画面表示例20を示す説明図である。
【図29】画面表示例21を示す説明図である。
【図30】画面表示例22を示す説明図である。
【図31】変換手段による処理を示すフローチャ−トで
ある。
【図32】制御部による処理を示すフローチャ−トであ
る。
【図33】文字入力処理を示すフローチャ−トである。
【図34】上下キー処理を示すフローチャ−トである。
【図35】右キー処理を示すフローチャ−トである。
【図36】左キー処理を示すフローチャ−トである。
【図37】確定キー処理を示すフローチャ−トである。
【図38】画面表示例23を示す説明図である。
【図39】画面表示例24を示す説明図である。
【図40】画面表示例25を示す説明図である。
【図41】画面表示例26を示す説明図である。
【図42】画面表示例27を示す説明図である。
【図43】画面表示例28を示す説明図である。
【図44】キー入力例3を示す説明図である。
【図45】決定手段処理を示すフローチャ−トである。
【図46】画面表示例29を示す説明図である。
【符号の説明】
101…指定手段、102…入力手段、103…変換テ
ーブル、104…変換手段、105…制御部、106…
記憶手段、107…表示手段、108…決定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 隈井 裕之 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 中島 晃 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 谷口 茂樹 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所多賀工場内 (72)発明者 柏 博文 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所多賀工場内 (72)発明者 鈴木 豊一 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所多賀工場内 (72)発明者 川瀬 正紀 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所多賀工場内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つのキ−コ−ドに対し、複数文字種の文
    字コ−ドを対応させた情報処理装置において、 上記キ−コ−ドを入力するための入力手段と、 上記入力手段から入力されたキ−コ−ドを、該キ−コ−
    ドに対応する全ての文字コ−ドに変換し出力する変換手
    段と、 文字を、文字種毎に区分けして表示する第1の表示領域
    を有し、上記変換手段が出力する文字コ−ドに対応する
    文字の全てを、該第1の表示領域に表示する表示手段
    と、 を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】上記第1の表示領域に表示されている文字
    のうち、所望の文字列部分を指定する指定手段を有し、 上記表示手段は第2の表示領域を有し、上記指定手段に
    より指定された文字列部分の表示位置を該第2の表示領
    域に変更すること、 を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】上記第1の表示領域に表示されている文字
    列について、ある一定の条件に従って文字種毎の尤度を
    決定し、該尤度にしたがって上記文字種のうち、いずれ
    か一つの文字種を決定する決定手段を有し、 上記表示手段は、上記決定手段により決定された文字種
    の文字について、上記第1の表示領域における表示位置
    および/または表示態様を変更する機能を有すること、 を特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】上記入力手段から入力されたキ−コ−ド
    と、該キ−コ−ドに対応して上記変換手段により出力さ
    れた文字コ−ドとを、上記各文字種毎に対応させて記憶
    する記憶手段と、 上記第2の表示領域に表示されている文字のうち所望の
    文字列部分を、上記第1の表示領域に移動させる指示を
    入力する文字列移動手段と、 を有し、 上記表示手段は、上記文字列移動手段により指定された
    文字列部分を上記第1の表示領域に移動させると共に、
    上記記憶手段を参照し、該文字列部分と対応する他の文
    字種の文字列を該第1の表示領域に表示すること、 を特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】上記表示手段により上記第2の表示領域か
    ら上記第1の表示領域への文字の移動が行なわれる度毎
    に、上記第1の表示領域に表示されている文字列につい
    てある一定の条件に従って上記文字種毎の尤度を決定
    し、該尤度にしたがって上記文字種のうち、いずれか一
    つの文字種を決定する決定手段を有し、 上記表示手段は、上記決定手段により決定された文字種
    の、上記第1の表示領域における表示位置および/また
    は表示態様を変更する機能を有すること、 を特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】上記変換手段は、上記変換に際し、複数の
    キ−コ−ドを用いて一つの文字コ−ドを出力する場合に
    は、当該文字コ−ドとともに予め決められた特定文字の
    文字コ−ドをも出力する機能を有することを特徴とする
    請求項1記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】上記特定文字の文字コ−ドの個数と当該文
    字の文字コ−ドの個数との和は、当該文字コ−ドを出力
    するのに使用した上記キ−コ−ドの個数と等しいこと、 を特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】上記複数のキ−コ−ドを用いて一つの文字
    コ−ドを出力する場合とは、上記変換手段が入力された
    キ−コ−ドをロ−マ字入力として扱う場合であること、 を特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】上記表示手段は、上記特定文字を、上記第
    1の表示領域においてのみ表示させること、 を特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】上記表示手段は、上記特定文字を上記第
    1の表示領域の先頭位置には表示させないこと、 を特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】上記入力手段から入力されたキ−コ−ド
    と、該キ−コ−ドに対応して上記変換手段により出力さ
    れた文字コ−ドとを、上記各文字種毎に対応させて記憶
    する記憶手段と、 上記第2の表示領域に表示されている文字のうち所望の
    文字列部分を、上記第1の表示領域に移動させる指示を
    入力する文字列移動手段と、 を有し、 上記表示手段は、 上記文字列移動手段により指定された文字列部分を上記
    第1の表示領域に移動させる機能と、 該第1の表示領域への文字列の移動後に、該第1の表示
    領域に表示される文字列の先頭に上記特定文字がある場
    合には、該特定文字に対応して上記記憶手段に記憶され
    ているキ−コ−ドに対応する文字を該特定文字に代わっ
    て表示させる機能とを有すること、 を特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】上記第1の表示領域に表示されている文
    字のうち、所望の文字列部分を指定する指定手段を有
    し、 上記表示手段は、 第2の表示領域を有し、上記指定手段により指定された
    文字列部分の表示位置を該第2の表示領域に変更する機
    能と、 該表示位置の変更にともない、上記特定文字が上記第1
    の表示領域に表示されている文字列の先頭になった場合
    には、該特定文字および該特定文字と対応して表示され
    ている他の文字種の文字の表示を削除する機能とを有す
    ること、 を特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
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KR93010482A KR970011891B1 (en) 1992-06-11 1993-06-10 Information processing device
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0816572A (ja) * 1994-06-28 1996-01-19 Nec Corp 英数字/仮名文字自動認識入力システム
JP2010108267A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Toshiba Corp 情報処理装置
JP2012123792A (ja) * 2010-11-15 2012-06-28 Kyocera Corp 携帯電子機器、携帯電子機器の制御方法及びプログラム

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