JPH0534138Y2 - - Google Patents

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JPH0534138Y2
JPH0534138Y2 JP1987058902U JP5890287U JPH0534138Y2 JP H0534138 Y2 JPH0534138 Y2 JP H0534138Y2 JP 1987058902 U JP1987058902 U JP 1987058902U JP 5890287 U JP5890287 U JP 5890287U JP H0534138 Y2 JPH0534138 Y2 JP H0534138Y2
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circuit pattern
layer
insulating film
wiring board
circuit
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は多層配線基板の改良に関する。
<従来の技術> 第4図は従来の多層配線基板の構造を示す。こ
の多層配線基板では、絶縁性基板11上に導電性
インキの印刷による第1層目の回路パターン12
が形成されており、この回路パターン12を含む
絶縁性基板11の表面を覆つて絶縁層であるレジ
スト13がスクリーン印刷により形成され、さら
に、このレジスト層13の上に第2層目の回路パ
ターン14が導電性インキの印刷により形成され
ている。そして、レジスト層13を貫通する導電
性インキ層15によつて、第1層目の回路パター
ン12と第2層目の回路パターン14とが電気的
に接続されている。
<考案が解決しようとする問題点> この従来の多層配線基板においては、レジスト
層13をススリーン印刷により形成するため、ピ
ンホールが発生しやすく、絶縁性が悪いという問
題があつた。また、2回、3回と複数回重ねて印
刷する必要があるので、処理に長時間を要すると
いう問題もあつた。さらに、スクリーン印刷を完
了したレジスト13を熱間乾燥する必要があるの
で、絶縁性基板11の材質がポリエステル等であ
る場合、この熱間乾燥の際に絶縁性基板11が熱
収縮し、配線基板としての寸法精度が悪くなると
いう問題があつた。
<問題点を解決するための手段> 本考案の多層配線基板は、回路パターンが形成
された絶縁性基板と、その絶縁性基板の回路パタ
ーンに対応する所定位置に貫通孔を有する絶縁性
フイルム基板とが、接着剤層を介して接着されて
なる多層配線基板において、上記回路パターンは
上記貫通孔に形成された導電性インキからなる導
電層を介して、上記絶縁性フイルム基板上に形成
された回路パターンと電気的に接続されていると
ともに、上記各回路パターンは上記導電性インキ
からなることによつて特徴付けられている。
<作用> 各回路パターン間に設けられた絶縁性フイルム
により、各層間の絶縁性が保たれる。導電性イン
キが貫通孔に隙間なく入り込んだ導電層が形成さ
れており、各層の回路パターンは精度良く導通さ
れる。さらに、各層の回路パターン及び導電層は
導電性インキにより形成されており、導電層に連
続した回路パターンが形成される。
<実施例> 第1図は本実施例の多層配線基板の断面構造を
示す。図中、1は回路基板、2は回路パターン、
3は接着剤層、4は絶縁性フイルム、5は回路パ
ターン、6は導電性層である。
この多層配線基板は、第1層目の回路パターン
2と第2層目の回路パターン5との間に絶縁性フ
イルム4が配設されている。この絶縁性フイルム
4は、回路基板1上に接着剤層3を介して配設さ
れている。絶縁性フイルム4の材質は、例えばポ
リエステルやガラスエポキシなどが用いられる。
絶縁性フイルム4にはスルーホール4aが形成
されており、導電性層6がこのスルーホール4a
を貫通している。導電性層6は、第1層目の回路
パターン2と第2層目の回路パターン5とを電気
的に接続する。
第2図はこの多層配線基板の作成手順を示す。
まず、回路基板1上に導電性インキの印刷により
第1層目の回路パターン2を形成するロ。一方、
絶縁性フイルム4の所定位置にスルーホール4a
を形成しニ、さらにこの絶縁性フイルム4の片面
のスルーホール4a以外の部分に接着剤層3を塗
付により形成するホ。その後、回路基板1の回路
側にこの絶縁性フイルム4を接着する。このと
き、スルーホール4aが回路パターン2の上にく
るように位置合せした上で絶縁性フイルム4を回
路基板1に貼り付けるヘ。次に、絶縁性フイルム
4の上に導電性インキの印刷により第2層目の回
路パターン5を形成する。この際、導電性インキ
はスルーホール4aを通つて第1層目の回路パタ
ーン2につながり、第1層目の回路パターン2と
第2層目の回路パターン5とを電気的に接続する
導電性層6が形成されるト。
第3図は他の実施例を示す。この多層配線基板
は、4層の回路を有する。すなわち、第1層目の
回路パターン2と第2層目の回路パターン5との
間に絶縁性フイルム4が配設され、第2層目の回
路パターン5と第3層目の回路パターン9との間
に絶縁性フイルム8が配設され、第3層目の回路
パターン9と第4層目の回路パターン13との間
に絶縁性フイルム12が配設されている。回路基
板1及び回路パターン2と絶縁性フイルム4とは
接着剤層3により接着し、絶縁形フイルム4及び
回路パターン5と絶縁性フイルム8とは接着剤層
7により接着し、絶縁性フイルム8及び回路パタ
ーン9と絶縁性フイルム12とは接着剤層11に
より接着している。第1層目の回路パターン2と
第2層目の回路パターン5とは、絶縁性フイルム
4のスルーホール4aを貫通する導電性層6によ
つて電気的に接続されている。同様に、第2層目
の回路パターン5と第3層目の回路パターン9と
は絶縁性フイルム8のスルーホール8aを貫通す
る導電性層10によつて接続され、第3層目の回
路パターン9と第4層目の回路パターン13とは
絶縁性フイルム12のスルーホール12aを貫通
すま導電性層14によつて接続されている。
この多層配線基板は、第1層目の回路パターン
2を作成した後は第2図に示すハ以降の手順を繰
り返すことによつて作成される。すなわち、スル
ーホールが形成され且つ接着剤が塗布された絶縁
性フイルムを先に形成された回路パターン及び絶
縁性フイルムに接着しその後配線パターンを形成
する手順を所要の層数になるまで繰り返す。この
方法により、任意の層数の配線基板を作成するこ
とができる。
<考案の効果> 以上説明したように本考案によれば、絶縁性基
板の回路パターンに対応する所定位置に貫通孔を
有する絶縁性フイルム基板とが、接着剤層を介し
て接着され、各層の回路パターンは貫通孔に形成
された導電性インキからなる導電層を介して電気
的に接続され、またこれらの各回路パターンも導
電性インキにより形成したので、絶縁性フイルム
基板により各層間の絶縁性は向上し、また、貫通
孔に隙間なく形成された導電層により、回路パタ
ーン等のの酸化を防止することができ、信頼性が
向上する。また、貫通孔と同一の幅の回路パター
ンで形成することができ、しかも導通のための位
置合わせをラフに行うことができ、したがつて、
製造工程は簡略化され、生産性の向上を図ること
ができる。また、従来のような熱間乾燥といつた
高温での処理工程を必要としないので、回路基板
の熱収縮は発生せず、配線基板の寸法精度が向上
し、作業時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の断面構造を示す図、第
2図は本考案実施例の作成手順を説明する図、第
3図は本考案の他の実施例の断面構造を示す図、
第4図は従来例の断面構造を示す図である。 1……回路基板、2,5,9,13……回路パ
ターン、3,7,11……接着剤層、4,8,1
2……絶縁性フイルム、6,10,14……導電
性層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回路パターンが形成された絶縁性基板と、その
    絶縁性基板の回路パターンに対応する所定位置に
    貫通孔を有する絶縁性フイルム基板とが、接着剤
    層を介して接着されてなる多層配線基板におい
    て、上記回路パターンは上記貫通孔に形成された
    導電性インキからなる導電層を介して、上記絶縁
    性フイルム基板上に形成された回路パターンと電
    気的に接続されているとともに、上記各回路パタ
    ーンは上記導電性インキからなることを特徴とす
    る多層配線基板。
JP1987058902U 1987-04-17 1987-04-17 Expired - Lifetime JPH0534138Y2 (ja)

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JPS63165877U JPS63165877U (ja) 1988-10-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004214586A (ja) * 2002-11-14 2004-07-29 Kyocera Corp 多層配線基板

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JPS5578585A (en) * 1978-12-07 1980-06-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd Printed circuit board
JPS5792896A (en) * 1980-12-02 1982-06-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd Multilayer printed circuit board with conductor in inner layer
JPS5998597A (ja) * 1983-11-02 1984-06-06 松下電器産業株式会社 多層プリント配線板
JPS6124298A (ja) * 1984-07-12 1986-02-01 富士通株式会社 多層プリント板の製造方法

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