JPH05341263A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

Info

Publication number
JPH05341263A
JPH05341263A JP14548192A JP14548192A JPH05341263A JP H05341263 A JPH05341263 A JP H05341263A JP 14548192 A JP14548192 A JP 14548192A JP 14548192 A JP14548192 A JP 14548192A JP H05341263 A JPH05341263 A JP H05341263A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
liquid crystal
scanning
signal
scanning line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP14548192A
Other languages
English (en)
Inventor
Yumiko Matsuzawa
由美子 松澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP14548192A priority Critical patent/JPH05341263A/ja
Publication of JPH05341263A publication Critical patent/JPH05341263A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造段階で歩留まりが良く、また表示画像の
画質が良好で、開口率も高い液晶表示装置を提供する。 【構成】 TFT素子21のゲート209が接続された
走査線Y1 に対してTFT素子21の動作しきい値Vth
以上の電圧Vghを印加するときに、前記のゲート209
に接続された走査線Y1 の前段または後段の走査線Y2
に対しては前記のTFT素子21の動作しきい値以下で
かつ信号電圧Va と重畳して液晶組成物のしきい値Vth
以上となるような電圧Vgcを印加し、また非走査時には
前記の電圧Vgc以下の電圧Vglを印加する走査電圧印加
手段9を具備することで、同一走査線をその前段のTF
T素子のドレイン213の接続配線および後段のTFT
素子のゲート209の接続配線として兼用することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、薄型、軽量、低消費電
力等の特長を活かして種々の分野で利用されている。特
に多階調表示が可能な液晶表示装置はテレビやパーソナ
ルコンピュータのようなOA機器のディスプレイデバイ
スとして注目されている。
【0003】そのような液晶表示装置のなかでも、各画
素に薄膜トランジスタ等のスイッチング素子が設けられ
たアクティブマトリックス型液晶表示装置は、走査線数
の多い表示に対しても隣接電極間でのクロストークのな
い表示が可能であることから、近年、多画素化や高精細
化の要求される液晶表示装置にあっては、ますます注目
されるようになってきた。
【0004】このアクティブマトリックス型液晶表示装
置を、図5に基づいて説明する。
【0005】TFT基板側には、複数の走査線501と
複数の信号線503がマトリクス状に交差して設置さ
れ、その交差部が短絡しないように通常は絶縁膜が介挿
されている。そして各交差部近傍にはTFT(Thin Fil
m Transistor;以下、TFTと略称)505が配設され
るとともに、これに接続される画素電極507が配設さ
れている。
【0006】また対向基板側には、前記の画素電極50
7に液晶を介して対向する対向電極509が配置されて
いる。
【0007】前記の走査線501は走査線駆動回路であ
るYドライバ511に接続されて走査電圧を印加され、
信号線503は信号線駆動回路であるXドライバ513
に接続されて信号電圧を印加される。また前記の対向電
極509には基準電圧またはその基準電圧を中心として
電位が反転する交番電圧が印加される。制御回路514
はYドライバ511およびXドライバ513を制御す
る。
【0008】そしてTFT505のゲート515は前記
の走査線501に、またソース517とドレイン519
は各々前記の信号線503と前記の画素電極507のい
ずれか一方ずつにそれぞれ接続されている。
【0009】走査線501を介して走査パルスが前記の
TFT505のゲート515に印加されるとそのソース
517およびドレイン519間が導通状態(低抵抗状
態)となって信号電圧が画素電極507に印加され、対
向電極509から印加される電圧と重畳して液晶に印加
され、各液晶セルが動される。なお通常、同一の走査線
に次フレームのゲートパルスが印加されるまでの時間、
前記の信号電圧が液晶セルの静電容量により保持される
ように液晶セルの静電容量が設定されている。あるいは
液晶セルの静電容量が不足の場合には、補助容量を液晶
セルの一つ一つに並設する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成のアクティブマトリックス型液晶表示装置にお
いては、前述のような画面の多画素化や高精細化や大型
化に伴なって、大面積に百万〜数百万個ものアクティブ
素子および走査線と信号線とを無欠陥に形成しなければ
ならないが、特にTFT基板の構造は上記のように複雑
であるために、線欠陥、点欠陥、具体的には例えば走査
線と信号線との絶縁不良といった欠陥が発生する。この
ため、TFT基板の製造歩留まりが十分に良好でなくそ
の向上も容易ではないという問題がある。
【0011】また、走査線と信号線とが同一TFT基板
上にマトリックス状に交差して配置されているので、走
査線と信号線との間で、その伝達信号(印加電圧)間に
マイグレーションやクロストークが発生し、例えば信号
線においては信号電圧波形に歪みが発生し、表示する画
像の品位が低下するという問題がある。
【0012】また、画素電極は、走査線、信号線、TF
T、補助容量などを避けて限られた範囲にしか形成でき
ないため、液晶表示素子の駆動面積の比率、いわゆる開
口率が低くなり、その改善も容易ではないという問題が
ある。
【0013】一方、単純マトリックス型液晶表示装置に
おいては、信号線にも走査線にもITOのような透明電
極を用いているが、このような透明電極は、アクティブ
マトリックス型液晶表示装置で一般的なAl(アルミニ
ウム)やCr(クロム)などの金属からなる信号線や走
査線と比較して格段に電気抵抗が高いので、走査線や信
号線の入力端部と末端部との間で電圧の降下が大きく、
表示むらの発生、あるいは印加電圧波形に鈍り生じるこ
とによる表示欠陥などが発生し、画面の多画素化や高精
細化や大型化が困難であるという問題がある。
【0014】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたもので、その目的は、上記の問題を解決し
て、製造段階で歩留まりが良く、また表示画像の画質が
良好で、開口率も高い液晶表示装置を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、複数の短冊状の信号電極が列設された対向基板と、
前記信号電極に対向して配置され個別の画素を形成する
画素電極と、複数の走査線と、ゲートが前記走査線に接
続されソースまたはドレインのうち一方が前記画素電極
に接続され他方が前記ゲートに接続された走査線の前段
または後段の走査線に接続された薄膜トランジスタ素子
とを有するスイッチング素子アレイ基板と、前記信号電
極と前記画素電極との間に挟持されて液晶セルを形成す
る液晶組成物と、前記信号電極に信号電圧を印加する信
号電圧印加手段と、前記ゲートが接続された走査線に対
して前記薄膜トランジスタ素子の動作しきい値以上の電
圧を印加するときに前記ゲートに接続された走査線の前
段または後段の走査線に対して前記薄膜トランジスタ素
子の動作しきい値以下でかつ前記信号電圧と重畳して前
記液晶セルのしきい値電圧以上となるような電圧を印加
し、前記ゲートが接続された走査線の非走査時には該走
査線に対して前記薄膜トランジスタ素子の動作しきい値
以下でかつ前記信号電圧と重畳して前記液晶セルのしき
い値電圧以下となるような電圧を印加する走査電圧印加
手段とを具備することを特徴としている。 なお、前記
の走査電圧印加手段が前記の走査線に印加し薄膜トラン
ジスタ素子を介して画素電極に印加する電圧は、 1フレ
ーム周期ごとに基準電位を中心として極性が反転する交
番電圧とし、またこれに合致させて信号電極に印加する
信号電圧も 1フレーム周期ごとに基準電位を中心として
極性が反転する交番電圧としてもよい。
【0016】
【作用】本発明の液晶表示装置においては、信号線と走
査線とを同一TFT基板上には形成しないことにより、
信号線と走査線とがTFT基板上で交差することがなく
なる。これにより、従来技術のような信号線と走査線と
の交差部の短絡するといった欠陥等がなくなるので、製
造歩留まりの向上を図ることができる。また、走査線と
信号線の間でのマイグレーションやクロストークによる
信号電圧波形の歪みなどを解消することができるので、
表示画像の画質を良好なものとすることができる。
【0017】また、走査線に順次印加する電圧を、ゲー
トが接続された走査線に対して前記薄膜トランジスタ素
子の動作しきい値以上の電圧を印加するときに前記ゲー
トに接続された走査線の前段または後段の走査線に対し
て前記薄膜トランジスタ素子の動作しきい値以下でかつ
前記信号電圧と重畳して前記液晶組成物のしきい値以上
となるような電圧を印加する走査電圧印加手段を具備す
ることで、同一走査線をその前段と後段の 2つのTFT
の各々ゲート線とソース線(またはドレイン線)とに兼
用することができるので、従来の液晶表示装置のような
信号線をTFT基板上に形成することを省略することが
できる。したがって信号線の配置される部分をブラック
マスク等で覆う必要もなくなるので、それに相当する面
積だけ画素電極を大きくとることができ、開口率が向上
する。
【0018】また、前記の走査電圧印加手段が前記の走
査線に印加し薄膜トランジスタ素子を介して画素電極に
印加する電圧は、 1フレーム周期ごとに基準電位を中心
として極性が反転する交番電圧とし、これに合わせて信
号電極に印加する信号電圧も1フレーム周期ごとに基準
電位を中心として極性が反転する交番電圧としてもよ
く、このようにすれば信号電圧をさらに低電位とするこ
とができるので、さらに効果的に信号電圧波形の歪みな
どに起因する表示不良や、クロストークなどを解消する
ことができる。
【0019】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の液晶表示装置
の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0020】(実施例1)図1は、本発明の第1の実施
例の液晶表示装置の構成を示す図である。
【0021】第1の実施例の液晶表示装置は、第1のY
ドライバ1とこれに接続する第1の走査電圧切替え回路
3と、第2のYドライバ5とこれに接続する第2の走査
電圧切替え回路7とからその主要部が構成される走査電
圧印加手段9と、第1のXドライバ11および第2のX
ドライバ13とからその主要部が構成される信号電圧印
加手段15と、液晶表示素子23とを具備している。
【0022】液晶表示素子23は、図2に示すように、
ガラス基板201上にITOのような透明電極からなる
複数の短冊状の信号電極19が列設された対向基板20
3と、前記の信号電極19に対向して配置され個別の画
素を形成する画素電極207と複数の走査線17とゲー
ト209が前記の走査線17のうち例えば走査線Y1に
接続されドレイン213が前記の走査線Y1 の後段の走
査線Y2 に接続されソース211が前記の画素電極20
7に接続される薄膜トランジスタ素子21とがガラス基
板205上に形成されたTFT基板215と、前記の対
向基板203とTFT基板215との間に挟持される液
晶組成物217とから、その主要部が構成されている。
【0023】走査電圧印加手段9は、前記したように第
1のYドライバ1とこれに接続する第1の走査電圧切替
え回路3と第2のYドライバ5とこれに接続する第2の
走査電圧切替え回路7とによって構成されており、第1
のYドライバ1とこれに接続する第1の走査電圧切替え
回路3は、奇数行の走査線、例えばY1 のような走査線
に対して、図3に示すような走査電圧VY1 を印加す
る。また第2のYドライバ5とこれに接続する第2の走
査電圧切替え回路7は、偶数行の走査線、例えばY2 の
ような走査線に対して、図3に示すような走査電圧VY
2 を印加する。
【0024】第1の走査電圧切替え回路3および第2の
走査電圧切替え回路7は、走査電圧VY1 、VY2 をV
gh、Vgc、Vglの各電位に切替えるスイッチング動作を
行なう。
【0025】信号電圧印加手段15は、前記したように
第1のXドライバ11および第2のXドライバ13から
その主要部が構成されており、第1のXドライバ11は
信号電極X1 のような奇数列の信号電極に、また第2の
Xドライバ13は信号電極X2 のような偶数列の信号電
極に選択時には信号電圧Va を、また非選択時には信号
電圧Vgcを、それぞれ印加する。
【0026】図3に示すように、走査電圧VY2 は走査
電圧VY1 に対して 1走査パルス時間分だけ位相を遅ら
せた波形としている。そしてこれらの走査電圧VY1 、
VY2 は、TFT素子21の動作しきい値電圧Von以上
の電圧Vghと、画素選択時の信号電圧Va と重畳して液
晶表示素子23の液晶セルのしきい値電圧Vth以上とな
るような電圧Vgcと、画素非選択時の信号電圧Vgcと重
畳して液晶表示素子23の液晶セルのしきい値電圧Vth
以下となるような電圧Vglとからなる、 3値の波形とし
ている。
【0027】次に、本発明に係る液晶表示装置の動作を
説明する。
【0028】走査線Y1 に接続されたTFT素子21の
ゲート209には、第1のYドライバ1から走査電圧V
Y1 が印加される。図3に示すように、時間t0 〜t1
間は走査電圧VY1 の電位はVgcであり、Vgcは前述の
ようにTFT素子21の動作しきい値電圧以下であるの
で、TFT素子21は非導通(オフ)状態となり、この
TFT素子21に接続されている画素電極207には電
圧が印加されない。またこのとき走査線Y1 の次段の走
査線Y2 には走査電圧VY2 が印加されるが、図3に示
すようにこのときの走査電圧VY2 の電位はVglであ
り、Vglも前述のようにTFT素子21の動作しきい値
電圧以下であるので、走査線Y2 に接続する次段のTF
T素子も非導通(オフ)状態となる。そしてこのとき、
前記のゲート209が走査線Y1 に接続されたTFT素
子21のドレイン213もこの走査線Y2 に接続してい
るが、前述したようにTFT素子21は非導通状態なの
で、TFT素子21のソース211に接続された画素電
極207にも電圧は印加されない。
【0029】次の時間t1 〜t2 間では、信号電極19
には図3に示す例では選択パルスVa が印加される。こ
のVa は、前記のVgcと重畳したときに液晶表示素子2
3の液晶セルのしきい値電圧Vth以上の電圧となるよう
な電位に設定されている。
【0030】一方、走査線Y1 に接続されたTFT素子
21のゲートには、第1のYドライバ1から走査電圧V
Y1 が印加されるが、このときには走査電圧VY1 の電
位はVghであるので、TFT素子21のドレイン213
とソース211との間は導通(オン)状態となり、ソー
ス211に接続された画素電極207に対して電圧Vgc
が印加される。このとき画素電極207に対応する液晶
セルには電圧Vgcと電圧Va とが重畳して印加され、そ
の液晶セルが駆動される。またこのとき、走査線Y2 に
接続されている次段のTFT素子は、そのゲートに印加
される走査電圧VY2 の電位が前記のようにVgcである
ので、非導通(オフ)状態となっている。したがって、
同一の走査線Y2 を前段のTFT素子のドレインと次段
のTFT素子のゲートとで共用しても、一走査時にこれ
ら 2つのTFT素子を同時にオンとしてしまうようなこ
とを避けることができ、走査線17を線順次に選択して
ゆくことができる。
【0031】次の時間t2 〜t4 の間は、前記の走査線
Y1 の非走査時にあたり、走査線Y1 にはt2 〜t3 間
は電圧Vglが印加され、t3 〜t4 間は電圧Vgcが印加
される。そしてt4 から次フレームの走査周期となる。
【0032】このように、本発明に係る液晶表示装置に
おいては、TFT素子21のゲート209が接続された
走査線17に対してTFT素子21の動作しきい値Vth
以上の電圧Vghを印加するときに、前記のゲート209
に接続された走査線17の前段または後段の走査線に対
しては前記のTFT素子21の動作しきい値以下でかつ
信号電圧Va と重畳して液晶組成物のしきい値Vth以上
となるような電圧Vgcを印加する走査電圧印加手段9を
具備することによって、同一走査線17をその前段のT
FT素子のソース211(またはドレイン213の接続
配線および後段のTFT素子のゲート209の接続配線
として兼用することができ、従来の液晶表示装置のよう
にはTFT基板215上に信号線を形成せずともよくな
る。
【0033】したがって信号線の配置される部分をブラ
ックマスク等で覆う必要もなくなるので、画素電極を大
きくとることができ、開口率が向上する。また信号線
(信号電極19)を走査線17と同じTFT基板215
上には形成しないので、信号線と走査線とがTFT基板
上で交差することがなくなる。これにより、従来技術の
ような信号線と走査線との交差部の短絡等の欠陥を解消
することができるので、製造歩留まりの向上を図ること
ができる。また、走査線と信号線の間でのマイグレーシ
ョンやクロストークによる信号電圧波形の歪みなどを解
消することができるので、表示画像の画質を良好なもの
とすることができる。
【0034】(実施例2)上記の第1の実施例の液晶表
示装置において、走査電圧印加手段9が走査線に対して
出力する走査電圧VY1 、VY2 を、図4に示すような
波形となるように走査電圧印加手段9の構成を変更し
た。すなわち、第1の実施例のVY1 におけるt1 〜t
2 間の電位Vghおよびt2 〜t3 間の電位Vgl等はその
ままとし、t0 〜t1 間の電位およびt3 〜t4 間の電
位を、それぞれ基準電位Vgcを中心に電圧Vb だけ反転
(交番)する電圧Vgc+Vb および電圧Vgc−Vb とし
て、液晶駆動に必要な信号電圧Va 、すなわち信号電圧
VX1 の選択時電圧Vgc+VaおよびVgc−Va と重畳
したときに、その絶対値が液晶表示素子23(の液晶セ
ル)のしきい値電圧Vth以上となるような信号電圧Va
を、第1の実施例の電圧よりもさらに低電位とすること
ができるようにした。そしてその他の構成は第1の実施
例の液晶表示装置と同様のものとした。なお、この図4
ではt1 〜t2 間およびt4 〜t5 間ともに該当画素が
選択されている場合の電圧波形を示している。
【0035】上述のように走査電圧印加手段9を設定し
た第2の実施例の液晶表示装置は、第1の実施例の液晶
表示装置よりも、さらに効果的に信号電圧波形の歪みな
どに起因する表示不良や、クロストークなどを解消する
ことができた。
【0036】
【発明の効果】以上の詳細な説明で明示したように、本
発明の液晶表示装置は、製造段階で歩留まりが良く、ま
た表示画像の画質が良好で、かつその液晶表示素子の開
口率が高く画面の輝度を効率的に高くすることを可能と
した液晶表示装置である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施例の液晶表示装置の構
成を示す図。
【図2】本発明に係る液晶表示装置の液晶表示素子部分
の構造を模式的に示す図。
【図3】本発明に係る第1の実施例の液晶表示装置の走
査電圧および信号電圧を示す波形図。
【図4】本発明に係る第2の実施例の液晶表示装置の走
査電圧および信号電圧を示す波形図。
【図5】従来のアクティブマトリックス型液晶表示装置
の構成を示す図。
【符号の説明】
1…第1のYドライバ、3…第1の走査電圧切替え回
路、5…第2のYドライバ、7…第2の走査電圧切替え
回路、9…走査電圧印加手段9、11…第1のXドライ
バ、13…第2のXドライバ、15…信号電圧印加手
段、17…走査線、19…信号電極、21…TFT素
子、23…液晶表示素子、207…画素電極、209…
ゲート、211…ソース、213…ドレイン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の短冊状の信号電極が列設された対
    向基板と、 前記信号電極に対向して配置され個別の画素を形成する
    画素電極と、複数の走査線と、ゲートが前記走査線に接
    続されソースまたはドレインのうち一方が前記画素電極
    に接続され他方が前記ゲートに接続された走査線の前段
    または後段の走査線に接続された薄膜トランジスタ素子
    とを有するスイッチング素子アレイ基板と、 前記信号電極と前記画素電極との間に挟持されて液晶セ
    ルを形成する液晶組成物と、 前記信号電極に信号電圧を印加する信号電圧印加手段
    と、 前記ゲートが接続された走査線に対して前記薄膜トラン
    ジスタ素子の動作しきい値以上の電圧を印加するときに
    前記ゲートに接続された走査線の前段または後段の走査
    線に対して前記薄膜トランジスタ素子の動作しきい値以
    下でかつ前記信号電圧と重畳して前記液晶セルのしきい
    値電圧以上となるような電圧を印加し、前記ゲートが接
    続された走査線の非走査時には該走査線に対して前記薄
    膜トランジスタ素子の動作しきい値以下でかつ前記信号
    電圧と重畳して前記液晶セルのしきい値電圧以下となる
    ような電圧を印加する走査電圧印加手段とを具備するこ
    とを特徴とする液晶表示装置。
JP14548192A 1992-06-05 1992-06-05 液晶表示装置 Withdrawn JPH05341263A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14548192A JPH05341263A (ja) 1992-06-05 1992-06-05 液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14548192A JPH05341263A (ja) 1992-06-05 1992-06-05 液晶表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05341263A true JPH05341263A (ja) 1993-12-24

Family

ID=15386258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14548192A Withdrawn JPH05341263A (ja) 1992-06-05 1992-06-05 液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05341263A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7091966B2 (en) 2002-07-11 2006-08-15 Seiko Epson Corporation Electro-optical device, drive device and drive method for electro-optical device, and electronic apparatus
WO2012077570A1 (ja) * 2010-12-10 2012-06-14 シャープ株式会社 液晶表示装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7091966B2 (en) 2002-07-11 2006-08-15 Seiko Epson Corporation Electro-optical device, drive device and drive method for electro-optical device, and electronic apparatus
WO2012077570A1 (ja) * 2010-12-10 2012-06-14 シャープ株式会社 液晶表示装置
JP5284543B2 (ja) * 2010-12-10 2013-09-11 シャープ株式会社 液晶表示装置
US8665408B2 (en) 2010-12-10 2014-03-04 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3092537B2 (ja) 液晶表示装置
CA2046357C (en) Liquid crystal display
EP0863498B1 (en) Data signal line structure in an active matrix liquid crystal display
EP0536964B1 (en) Active matrix-type display device having a reduced number of data bus lines
US5193018A (en) Active matrix liquid crystal display system using complementary thin film transistors
JP3069930B2 (ja) 液晶表示装置
JPH06313876A (ja) 液晶表示装置の駆動方法
JP3520131B2 (ja) 液晶表示装置
JPH06265846A (ja) アクティブマトリクス型液晶表示装置及びその駆動方法
JPH05188395A (ja) 液晶表示素子
JPH05113772A (ja) アクテイブマトリクス型液晶表示装置の駆動方法
JPH09114421A (ja) カラー液晶表示装置
JPH05303114A (ja) 液晶表示素子
JPH10104576A (ja) 液晶表示装置およびその駆動方法
JPH0614154B2 (ja) 液晶マトリクスパネル
JP2552070B2 (ja) アクティブマトリックス型表示装置およびその駆動方法
JPH07152350A (ja) 表示装置及びその駆動方法
JPH05341263A (ja) 液晶表示装置
JPH02113294A (ja) 液晶表示装置
JPH01130133A (ja) ドライバー内蔵アクティブマトリクスパネル
JP2836146B2 (ja) アクティブマトリクス型液晶表示装置とその駆動方法
JPH08313869A (ja) アクティブマトリクス表示装置及びその駆動方法
JPH0627488A (ja) アクティブマトリクス型表示装置
JPH0527218A (ja) 液晶表示装置
JP2646588B2 (ja) アクティブマトリクスアレイ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990831