JPH0533934Y2 - - Google Patents

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JPH0533934Y2
JPH0533934Y2 JP2317087U JP2317087U JPH0533934Y2 JP H0533934 Y2 JPH0533934 Y2 JP H0533934Y2 JP 2317087 U JP2317087 U JP 2317087U JP 2317087 U JP2317087 U JP 2317087U JP H0533934 Y2 JPH0533934 Y2 JP H0533934Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、複数のドツトが測定データ毎に変
更使用されるサーマルヘツドを印字手段に用いた
波形記録装置であつて、使用されるドツト位置が
変更される毎に、そのドツト位置に応じて記録紙
を紙送りし、印字開始始点を記録紙の所定基準位
置に適合させるようにした波形記録装置に関す
る。
(ロ) 従来の技術 一般に、光の強さを波長別に測定し、溶液やフ
イルタ、その他の固体の分光透過率あるいは分光
反射率等を測定する分光光度計によつて測定され
るスペクトル等の波形は、シリアルサーマルヘツ
ドを使用した記録装置により、記録紙に印字記録
される場合がある。
この種の記録装置では、複数のドツト(例えば
一定間隔を存して配列した7つのドツト)を備
え、1つのドツトを使用して1つのスペクトルを
印字記録する。そして、他のスペクトルを印字記
録する場合には、先に使用されるドツト以外のド
ツトを使用することで、順次7つのドツトを変更
使用し、サーマルヘツドの長寿命化を図ることが
行われている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 第3図は、従来の波形記録装置を使用して、単
一の記録紙4に対し7つの同一スペクトルを、使
用するドツトを変えて、順次重打ち状に印字記録
させた状態を示す説明図である。
従来の記録装置は、サーマルヘツドに、例えば
7つのドツトD1,D2,D3,D4,D5,D6,D7が、
0.3mm間隔で縦列配置されている。そして、1の
スペクトルに対してドツトD1を使用して印字記
録し、次に、2のスペクトルを印字記録する場合
にはドツトD2が使用され、順次、記録するスペ
クトルに応じて後続するドツトD3,D4,…,D7
が使用された後、再びドツトD1を使用して印字
記録する繰返し方式が採用されている。そして、
この記録紙4の紙送り機構は、記録紙4を常に一
定位置にセツトするように設定されている。つま
り、紙送り手段は、複数のドツトのうち、最前に
位置するドツトD1位置に合わせて、記録紙4が
セツトされるように設定されている。
このため、第3図で示すように、単一の記録紙
4に対し、各ドツトD1,D2,…、D7を使用して
7つのスペクトルを順次印字記録する場合は、ド
ツト位置が0.3mmづつ位置ずれしている為、印字
記録された各スペクトルの始点が、それぞれ0.3
mmづつ位置ずれして記録されることとなり、測定
対象(波形)の特性を比較し難く、重打ちした意
味が全くない等の不利があつた。殊に、罫線41
を備えた記録紙4に対し、スペクトルを印字記録
する場合に於いては、第3図に示すように、最前
のドツトD1のみが罫線(指標線)41に対応し
ている。従つて、ドツトD1については、スペク
トルの始点を罫線41上から打てる(スタートさ
せ得る)が、他のドツトD2,…、D7は罫線41
とは掛け離れた位置から印字開始点をスタートす
ることとなり、罫線の意味が失われる等の不利が
あつた。
この考案は、複数のドツトを、順次変更使用す
る場合に、全てのドツトが記録紙の同じ所定基準
位置から印字を開始し得、複数のスペクトルの重
打ち出来、波形の比較が容易な波形記録装置を提
供することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段及び作用 この目的を達成させるために、この考案の波形
記録装置は、次のような構成としている。
波形記録装置は、一定間隔を存して配列した複
数のドツトを有し、紙送り方向に平行に配置さ
れ、少なくとも1波形分の記録を選択された1個
のドツトで行うサーマルヘツドと、このサーマル
ヘツドを波形データに応じて紙送り方向に直交す
る方向に移動させるサーマルヘツド制御手段と、
波形データの印字に応答して紙を所定方向に送る
紙送り制御手段と、今回使用中のドツトを記憶す
る使用ドツト記憶手段と、所定の波形の印字終了
で前記使用ドツト記憶手段に基づいて付回の波形
の印字記録に使用するドツトを他のドツトに変更
させる使用ドツト変更手段とからなるものにおい
て、前記使用ドツト変更手段により特定されたド
ツト位置に応じて記録紙の紙送り手段を制御し、
測定データの印字記録始点を記録紙の所定基準位
置に適合させる制御手段を備えて構成されてい
る。
このような構成を有する波形記録装置では、例
えば罫線を備えた単一の記録紙上に、複数のスペ
クトル(波形)を印字記録する場合、記録紙は、
従来と同様に最前のドツトに対応して紙送りさ
れ、セツトされる。この状態において、使用され
るドツト(最前ドツト)は、記録紙の罫線に対応
位置している。従つて、1のスペクトルの印字開
始点は罫線上からスタートし、印字記録されるこ
ととなる。印字記録が終了した時点で、この記録
紙は再び元の状態に紙送りされる。つまり、最前
のドツトに後続するドツトを使用して、2番目の
スペクトルを印字すべくセツトされる。通常、2
番目のドツトは罫線上に対応位置していない(罫
線より0.3mm位置ずれしている)。そこで、最前の
ドツトと2番目のドツトとのピツチ間隔(0.3mm)
分、記録紙の紙送りを戻す紙送り補正を実行する
ことで、罫線が2番目のドツトに対応するように
セツトする。つまり、2番目のドツトが記録紙の
所定基準位置(罫線位置)に適合するように補正
する。かくして、2番目に使用されるドツトによ
つて印字記録される2番目のスペクトルは、1番
目に印字されたスペクトルと同一の始点から、つ
まり罫線上からスタートすることとなり、重打ち
が可能となる。
(ホ) 実施例 第2図は、実施例スペクトル記録装置の原理を
示す概略外観斜視図である。
記録装置は、公知のように、プラテンローラ3
1間に連帳用紙(或いは単票記録紙)4が巻回配
備してあり、このローラ31は、伝導手段を介し
て紙送りモータ3に連繋し、モータ3の駆動によ
り回転し、記録紙4をA方向へ送出す。シリアル
サーマルヘツド1は、ヘツド送りモータ2に連繋
し、モータの回転力を直動変換する直動変換手段
21に配備され、上記ローラ31の軸方向(B方
向)へ往復動可能に設定されている。このサーマ
ルヘツド1には、実施例では、第3図の従来例と
同様に、7つのドツトD1,D2,D3,D4,D5
D6,D7が、0.3mm間隔で縦列配置されている(図
示せず)。
また、記録装置には、コントローラ(制御部)
5が配備してあり、このコントローラ5は、例え
ば単色光の強さを光電管によつて定量的に測定す
る分光光度計に接続されており、光度計より出力
されるスペクトルデータを取込むようになつてい
る。このコントローラ5には、使用されるドツト
(D1乃至D7)を記憶すると共に、次のスペクトル
を印字するために使用されるドツトを選別する
CDカウンタ51を内蔵している。また、コント
ローラ5には、スペクトルデータに応じて記録紙
4を紙送りするための紙送りカウンタ7を制御す
る機能と、スペクトルデータに応じてヘツド1を
移動させるためのヘツド送りカウンタ6を制御す
る機能を備えている。
この考案の特徴は、記録紙4をセツトする場合
に、コントローラ5がCDカウンタ51に記憶さ
れているドツト(D1乃至D7)、つまり使用される
ドツト(D1乃至D7)の位置に応じて、記録紙4
の紙送りを制御する点にある。例えば、記録紙4
に5mm間隔の罫線が備えてあり、複数のドツト
(D1乃至D7)がそれぞれ0.3mm間隔で縦列してい
るとすると、最前に位置するドツトD1の場合は、
常態において罫線41と対応している。しかし、
最前ドツトD1に後続するドツト(2番目のドツ
ト)D2は罫線より0.3mm位置ずれし、3番目のド
ツトD3は0.6mm位置ずれし、更に4番目のドツト
D4は0.9mm位置ずれしている。従つて、例えば2
番目のドツトD2を使用して2番目のスペクトル
を印字する場合は、記録紙4をセツトするに際
し、通常の記録紙セツト状態よりも0.3mm紙戻し
を行い、3番目のドツトD3を使用する場合には
0.6mm紙戻しの補正を実行させる。これにより、
使用されるドツト(D1乃至D7)は、常に記録紙
4の所定基準位置(罫線位置)に対応することと
なり、複数のスペクトルは、何れも記録紙4の同
一位置から印字される。
第1図は、実施例スペクトル記録装置の具体的
な処理動作を説明するフローチヤートである。
記録装置の電源スイツチがオンされると、コン
トローラ5のCDカウンタ51が『1』にセツト
される〔ステツプ(以下STという)1〕。そし
て、印字記録するためのサンプリングタイムが到
来したか否かが判定される(ST2)。実施例では、
分光光度計より測定されたスペクトルデータを、
一時、コントローラ5のメモリに記憶させ、印字
処理に適当な時間、例えばサンプリングタイムを
0.5秒に設定している。このサンプリングタイム
が到来すると、ST2の判定がYESとなり、メモ
リよりスペクトルデータが抽出され(ST3)、こ
のデータに応じてヘツド1が移動し、記録紙4上
に印字記録される(ST4)。当初、記録紙4が装
置にセツトされた段階では、ヘツド1の複数のド
ツト(D1乃至D7)のうち、最前に位置するドツ
トD1が記録紙4の所定基準位置(罫線位置)4
1に対応している。従つて、スペクトルの印字開
始点は、罫線41上から開始される。
ST5では、スペクトルの印字記録が終了したか
否かを判定している。通常、スペクトルは数百の
データによつて波形が構成されている。従つて、
この段階では印字記録は終了しておらず、ST5の
判定はNOとなり、記録紙4がA方向(第2図参
照)に送られ、以後、スペクトルの印字が終了す
るまで、サンプリングタイム毎にデータが抽出さ
れ、このデータに基づいて、ヘツド1及び記録紙
4が適宜送られ、印字が続行される。
今、スペクトルの印字記録が終了したとする
と、ST5の判定がYESとなり、1回目、つまり
最前ドツトD1を使用して印字した記録作業が終
了する。ここで、例えば単一記録紙4に対し、2
つ目のスペクトルを記録させる場合は、記録紙4
を現状位置(記録紙4が当初セツトされた状態)
に紙送りし、また、連帳式記録紙4であつて、次
に続く記録紙4に印字記録する場合には、続く用
紙を紙送りしてセツトする。ST7では、この紙送
り作業に際し、次に使用されるドツト、例えば2
番目のドツトD2の位置に応じて、紙送りを制御
する。つまり、通常の紙送り手段によつて記録紙
4がセツトされる時は、ドツトD2は罫線41よ
り0.3mm位置ずれしている。このため、ドツトD2
を使用する場合は、通常の紙送りセツトより0.3
mmバツクさせた状態で紙送りを実行する(ST7)。
この紙送り補正作業により、2番目のドツトD2
は、記録紙4の所定基準位置(罫線)41上に位
置することとなる。
ST8では、CDカウンタ51が『7』か否かを
判定している。今、CDカウンタ51は『1』に
設定されているから、このST8の判定がNOとな
り、CDカウンタ51が『2』にセツトされる
(ST9)。つまり、次のスペクトルは2番目のドツ
トD2を使用することが選択される。
そして、上記したと同様に、サンプリングタイ
ム毎にデータが読出され、記録紙4上に印字記録
されることになるが、2番目のドツトD2は罫線
41上に対応位置しており、最前ドツト(1回目
のスペクトル)D1の印字開始点と同一位置から
2番目のスペクトル印字が開始される。
かくして、同様の印字処理が繰返され、7番目
のドツトD7により7回目のスペクトルの印字記
録が終了したとすると、ST8の判定がYESとな
り、ST1でCDカウンタ51が再び『1』にセツ
トされる。
なお、上記実施例では、使用するドツトを変更
するのに、隣接するドツトに順次移しているが、
この考案はこれに限られるものではなく、種々の
順序で使用するドツトを切替えてゆくものに対し
ても、適用できる。
また、上記実施例で、使用ドツトを変更するの
に、1回のスペクトル印字毎に行つているが、ド
ツトの変更は、何回かの波形の印字毎に、あるい
は電源がオフされて再度オンされる度に行つても
よい。
(ヘ) 考案の効果 この考案では、以上のように、ヘツドに備える
複数のドツトを適宜変更して使用し、且つ使用さ
れるドツトの位置に応じて記録紙を紙送りし、記
録紙の所定基準位置を使用ドツト位置に適合させ
ることとしたから、複数のスペクトルをそれぞれ
ドツトを変更して印字記録する場合であつても、
スペクトルの印字開始点が常に記録紙の所定基準
位置からスタートすることとなる。従つて、ヘツ
ドの長寿命化が達成される事は勿論、複数のスペ
クトルを単一記録紙に印字する場合であつても、
印字開始点が同一であるから、重打ちによる波形
の比較が容易となる許かりでなく、罫線を備えた
記録紙の場合にあつては、常に罫線上からスペク
トルの開始点がスタートし、波形特性を理解し易
い等、考案目的を達成した優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例スペクトル記録装置の処理動
作を示すフローチヤート、第2図は、実施例スペ
クトル記録装置の原理を示す概略外観斜視図、第
3図は、従来の記録装置を使用して、単一記録紙
に複数のスペクトルを印字した状態を示す説明図
である。 1……サーマルヘツド、4……記録紙、5……
コントローラ、6……ヘツド送りカウンタ、7…
…紙送りカウンタ、51……CDカウンタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一定間隔を存して配列した複数のドツトを有
    し、紙送り方向に平行に配置され、少なくとも1
    波形分の記録を選択された1個のドツトで行うサ
    ーマルヘツドと、このサーマルヘツドを波形デー
    タに応じて紙送り方向に直交する方向に移動させ
    るサーマルヘツド制御手段と、波形データの印字
    に応答して紙を所定方向に送る紙送り制御手段
    と、今回使用中のドツトを記憶する使用ドツト記
    憶手段と、所定の波形の印字終了で前記使用ドツ
    ト記憶手段に基づいて次回の波形の印字記録に使
    用するドツトを他のドツトに変更させる使用ドツ
    ト変更手段とからなる波形記録装置において、 前記使用ドツト変更手段により特定されたドツ
    ト位置に応じて記録紙の紙送り手段を制御し、測
    定データの印字記録始点を記録紙の所定基準位置
    に適合させる制御手段を備えたことを特徴とする
    波形記録装置。
JP2317087U 1987-02-19 1987-02-19 Expired - Lifetime JPH0533934Y2 (ja)

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JPS63129819U JPS63129819U (ja) 1988-08-24
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