JP2726085B2 - プリンタの過負荷印字制御方法 - Google Patents

プリンタの過負荷印字制御方法

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JP2726085B2 JP5285289A JP5285289A JP2726085B2 JP 2726085 B2 JP2726085 B2 JP 2726085B2 JP 5285289 A JP5285289 A JP 5285289A JP 5285289 A JP5285289 A JP 5285289A JP 2726085 B2 JP2726085 B2 JP 2726085B2
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洋一 梅沢
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、シリアルプリンタにおける過負荷印字制御
方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、シリアルプリンタにおいて、種々の印字パター
ンを印字している最中に過負荷のドットパターンにより
電源電圧が低下し、印字品位が不良となったり、ドット
抜け、印字かすれ等の不具合が生ずることがある。
そのため、ある基準まで電源電圧が低下した場合に、
その時点で印字を停止するとともに、該当行の先頭に戻
り全パターンについて複数回に分けて再印字を行うよう
にしている。この場合、印字済みのパターンは重複印字
されることになり、印字済みのパターンと残りのパター
ンに濃淡の差が生じたり、2重印字が起こって印字品質
が悪化し、かつ重複印字を行うため印字時間がかかると
いう問題を有する。
そこで、ある基準まで電源電圧が低下した場合に、そ
の時点で印字を停止するとともに、該当行の先頭に戻ら
ないで残りの印字パターンを複数の部分に分割し、複数
回に分けて引き続き印字を行う方法が提供されている
(特開昭58−208069号公報参照)。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のプリンタの過負荷印字制御
方法においては、通常使用しているキャラクタパターン
とグラフィクパターンとで過負荷になったことを検出す
るための電圧設定値が同一であるため、キャラクタパタ
ーンが不用意に複数回印字を行う場合があり、印字に時
間がかかるという問題がある。
第2図は、上記従来のプリンタの過負荷印字制御方法
における電源電圧の波形図であり、第2図(a)は複合
パターンの例を示す図、同図(b)は電源電圧のタイム
チャートである。
いま、一文字が24×24ドットで構成されるシリアルプ
リンタにより、同図(a)に示すようにキャラクタパタ
ーンとグラフィクパターンからなる複合パターンを印字
すると、電源電圧Vの波形は、例えば同図(b)に示す
ようになる。
すなわち、キャラクタパターンを印字しているキャラ
クタモードの間は、印字の負荷が小さいため電源電圧V
は比較的高い値で推移する。そして、時間T1においてグ
ラフィクモードに移りグラフィクパターンの印字を開始
すると、電源電圧Vは急に降下して図の実線のように推
移する。
そして、時間T0において上述したように電源電圧が設
定値V0になると、過負荷印字制御装置が働き、その時点
で印字を停止するとともに、該当行の先頭に戻らない
で、残りの印字パターンを複数の部分に分割し、複数回
に分けて引き続き印字を行う(以下、「複数パス印字」
と言う。)。したがって、印字の負荷は軽減され、電源
電圧は図の破線のように推移する。
ところが、実際プリンタを作動させていると、第3図
に示すようにキャラクタモードにおいても電源電圧が一
時的に設定電圧V0以下に低下することがある。電源電圧
が低下したこの時間をT0とすると、該時間T0において印
字は停止され、残りの印字パターンは複数の部分に分割
され、複数パス印字が行われる。
この場合、キャラクタモードにおいて複数パス印字が
開始されるので、複数パス印字が行われる時間がT0〜T1
間だけ長くなってしまう。
そこで、電源電圧Vの設定値を低下させてV1とする方
法が提供されている。該方法によれば基準電圧が低下す
るので、上記時間T0においては電源電圧の低下は検出さ
れない。したがって、複数パス印字への変更は行われ
ず、引き続き通常の1パス印字が行われる。
しかし、その反面グラフィクモードに変わった後にお
いても電源電圧がV0の状態では過負荷であることが検出
されず、電源電圧がV1になる時点(時間T3)まで1パス
印字が継続されることになる。したがって、グラフィク
モードにおけるT1〜T3間とT3以降とで印字の濃淡が大き
く変わることになる。特にグラフィクモードの途中にお
ける濃淡の変化は目立ち易い。
本発明は、上記従来のプリンタの過負荷印字制御方法
の問題点を解決して、重複印字による濃淡の差をなく
し、印字品位を向上させるとともにキャラクタモードに
おいて印字に時間がかからないようにしたプリンタの過
負荷印字制御方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) そのために、本発明のプリンタの過負荷印字制御方法
においては、シリアルプリンタの行ごとに行うパターン
印字中で、過負荷により電源電圧が設定値以下に低下し
たことを検出したとき、検出した時点において印字が終
了していない残りの印字パターンを負数の部分に分割
し、各部分ごとに印字するようにしてあり、印字負荷の
低い印字パターンを印字するモードにおいては上記設定
値を低くしてある。
(作用) 本発明によれば、シリアルプリンタの行ごとに行うパ
ターン印字中で、過負荷により電源電圧が設定値以下に
低下したことを検出したとき、検出した時点において印
字が終了していない残りの印字パターンを複数の部分に
分割し、各部分ごとに印字するようにしてあり、印字負
荷の低い印字パターンを印字するモード、例えばキャラ
クタモードにおいては上記設定値を低くしてあるので、
キャラクタモード中に複数パス印字を行う可能性が少な
くなり、また印字負荷の高い印字パターンを印字するモ
ード、例えばグラフィクモードにおいては、比較的高い
電源電圧で複数パス印字に移行する。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。
第1図は本発明の過負荷印字制御方法を採用したプリ
ンタの制御ブロック図である。
図において、1は上位装置から送られてくる印字情報
に基づき、印字ヘッド2、印字ヘッド送り機構、用紙送
り機構、プラテン送り機構等を制御するプリンタ制御部
であり、電源電圧の低下を検出して印字方法を変更させ
る。
3は印字ヘッド駆動回路であり、上記プリンタ制御部
1からの信号を受けて印字ヘッド2を駆動する。4は電
源であり、印字ヘッド駆動回路3に接続されている。
また、5は検出電圧設定値設定回路であり、電源電圧
の降下を検出するために、設定値V1,V2を設定する。該
設定値V1,V2は、比較器6において電源電圧と比較さ
れ、電源電圧が設定値V1,V2まで降下した場合、上記プ
リンタ制御部1に信号が送られるようになっている。
上記設定値V1,V2は、 V1<V2 とする。
上記プリンタ制御部1は、上位装置から送られてくる
印字情報の印字パターンデータによって電源電圧の設置
値を変更する。この場合、印字パターンはキャラクタパ
ターン、グラフィクパターン、DLL(ダウンラインロー
ディング)パターンの3種類があり、キャラクタパター
ンが検出された時は、電源電圧の設定値をV1とし、グラ
フィクパターン、DLLパターンが検出された時は、電源
電圧の設定値をV2とする。
7は通常印字制御回路であり、電源電圧が設定値V1,V
2より高い場合に選択され、通常の1パス印字を行う。
一方、8は複数パス印字制御回路であり、電源電圧が設
定値V1,V2になると選択されて印字を停止し、電源電圧
の低下が検出された時点において印字が終了していない
残りの印字パターンを複数の部分に分割し、各部分ごと
に印字する。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、
これらを本発明の範囲から排除するものではない。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように本発明によれば、シリア
ルプリンタの行ごとに行うパターン印字中に、過負荷に
より電源電圧が設定値以下に低下したことを検出したと
き、検出した時点において印字が終了していない残りの
印字パターンが複数の部分に分割され、分割された各部
分ごとに印字が行われるようにしてあり、印字負荷の低
い印字パターンを印字するモードにおいては上記設定値
を低くしてあるので、例えばキャラクタモード中に複数
パス印字を行う可能性が少なくなり、印字速度が増す。
また、印字負荷の高い印字パターンを印字するモー
ド、例えばグラフィクモード、DDLモードにおいては、
比較的高い電源電圧で複数パス印字に移行するため、以
降前と以降後の印字濃淡の差により印字品位が低下する
ことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の過負荷印字制御方法を採用したプリン
タの制御ブロック図、第2図は従来のプリンタの過負荷
印字制御方法における電源電圧の波形図、第2図(a)
は複合パターンの例を示す図、同図(b)は電源電圧の
タイムチャート、第3図は実際の電源電圧の波形の1例
を示す図である。 1……プリンタ制御部、2……印字ヘッド、3……印字
ヘッド駆動回路、4……電源、5……検出電圧設定値設
定回路、6……比較器、7……通常印字制御回路、8…
…複数パス印字制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸本 充 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−245559(JP,A) 特開 昭61−270163(JP,A) 特開 昭64−4360(JP,A) 特開 平2−108556(JP,A) 特開 平1−218869(JP,A) 特開 昭56−127469(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリアルプリンタの行ごとに行うパターン
    印字中において、 (a)過負荷により電源電圧が設定値以下に低下したこ
    とを検出したとき、 (b)検出した時点において印字が終了していない残り
    の印字パターンを複数の部分に分割し、 (c)各部分ごとに印字するとともに、 (d)印字負荷の低い印字パターンを印字するモードに
    おいては上記設定値を低くすることを特徴するプリンタ
    の過負荷印字制御方法。
JP5285289A 1989-03-07 1989-03-07 プリンタの過負荷印字制御方法 Expired - Fee Related JP2726085B2 (ja)

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