JPH0284353A - 記録装置及びファクシミリ装置 - Google Patents

記録装置及びファクシミリ装置

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JPH0284353A
JPH0284353A JP1131406A JP13140689A JPH0284353A JP H0284353 A JPH0284353 A JP H0284353A JP 1131406 A JP1131406 A JP 1131406A JP 13140689 A JP13140689 A JP 13140689A JP H0284353 A JPH0284353 A JP H0284353A
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    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/35Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
    • B41J2/355Control circuits for heating-element selection
    • B41J2/3551Block driving
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/38Preheating, i.e. heating to a temperature insufficient to cause printing

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は記録素子を発熱駆動して記録を行う記録方法及
び装置に関するものである。ここで、記録装置としては
、例えばタイプライタ、複写機、プリンタ及びファクシ
ミリ装置などが含まれる。
また、本発明を適用可能な記録素子を発熱駆動して記録
を行う記録方式としては、いわゆるインクジェット記録
方式、熱転写記録方式、感熱記録方式及び通電記録方式
などが含まれる。
[従来の技術] 以下、記録装置として感熱記録方式を用いたサーマルプ
リンタを適用したファクシミリ装置を例にあげて説明す
る。
最近のサーマルプリンタでは、サーマルヘッドの各発熱
素子はより高密度、高精密になってきており、より小さ
い印加エネルギーで記録ができるようになってきている
。このように、サーマルヘッドの発熱素子は印加された
エネルギーに対して速やかに反応して記録することがで
きるようになったが、エネルギーの印加を停止するとす
ぐに冷めてしまう傾向にある。周知のように、サーマル
プリンタにおける感熱紙への印刷では、サーマルヘッド
に印加されるエネルギーの量により記録紙の発色面積が
変化し、これはサーマルヘッドの蓄熱量によっても影響
される。
即ち、一定周期で連続してエネルギーが印加されている
と発色面積は安定しているが、エネルギーの印加周期が
長くなったり、サーマルヘッドの休止時間が長くなると
サーマルヘッドが冷やされ、同じエネルギーを印加して
も記録紙の発色面積が通常の発色面積よりも小さくなっ
てしまう虞れがある。また、印加周期が長くなることを
考慮して印加エネルギーを大きく設定すると、一定周期
で連続発熱駆動されたときは発色面積が大きくなってし
まい画像の記録濃度が均一でなくなるという問題がある
[発明が解決しようとしている課題] しかし、最近のより多機能化された記録装置では、印刷
データの入力周期が不均一となる傾向があるため、この
ような一定の記録周期を厳守した設計は困難になりつつ
ある。例えば記録情報の受信中にトラブルが生じた場合
には、−旦記録を停止して完全な記録情報の受信後に記
録を再開する。そのために休止期間にばらつきが生じる
ことがある。このため記録周期が長くなったり休止期間
が長くなったときに、サーマルヘッドに再度エネルギー
を印加してサーマルヘッドの再駆動を行うことにより、
サーマルヘッドの冷却を防止する方法があるが、この再
駆動時に次ラインの印刷タイミングが発生すると、この
lラインの再駆動の終了を待たねばならないため、記録
時間が長くなるという問題があった。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、鮮明な記
録を行うことができる記録方法及び装置を提供すること
を目的とする。
また本発明は、濃度が均一な記録を行うことができる記
録方法及び装置を提供することにある。
また本発明の他の目的は、記録休止期間が長時間に亙っ
た後に記録を再開した際であっても、安定した記録を行
うことができる記録方法及び装置を提供することにある
またさらに本発明の他の目的は、サーマルヘッドを所定
のブロックに分割し、サーマルヘッドが次に駆動される
まで、それらブロックのそれぞれを所定時間単位に再駆
動することにより、サーマルヘッドの休止中の冷却を防
止して、安定した記録を行うことができる記録方法及び
装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明の記録装置は以下の様
な構成からなる。即ち、 記録媒体に記録を行う記録装置において、複数の記録素
子と、前記複数の記録素子をブロック単位で発熱駆動す
るための発熱駆動手段と、記録のための発熱駆動の休止
中に、前記複数の記録素子をブロック単位で順次発熱駆
動するよう制御するための制御手段とを有する。
また上記目的を達成するための記録方法は以下の様な工
程からなる。即ち、 記録媒体に記録を行う記録方法において、複数の記録素
子をブロック単位で発熱可能として、記録動作の休止中
に前記複数の発熱素子を記録のための発熱温度よりも低
い温度でブロック単位で順次発熱駆動する。
[作用] 以上の構成において、複数の記録素子をブロック単位で
発熱駆動し、記録のための発熱駆動の休止中に、複数の
記録素子をブロック単位で順次発熱駆動するように動作
している。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細
に説明する。
[ファクシミリ装置の説明(第1図、第2図)コ第1図
は本発明の一実施例を適用したファクシミリ装置の概略
構成を示すブロック図である。
図において、100は原稿画像を読取り、デジタル信号
に変換してイメージデータとして出力する、例えばCC
D113i(第7図)等を備えた読取部である。この読
取部100で読取られたイメージデータは、制御部10
1に出力される。この制御部101は装置全体の制御を
行うものであって、読取部100で読取られた原稿イメ
ージデータを入力してサーマルヘッド104等を備えた
記録部に出力したり、イメージデータの符号化等を実施
した後、通信制御部102を介して回線112に出力し
ている。また通信制御部102を介して回線112より
入力された符号化画像データ等を復号してイメージデー
タに変換し、記録を行うためにサーマルヘッド104に
出力している。なお、前記制御部101は、例えばマイ
クロプロセッサ等のCPUll0と、前記CPUll0
の制御プログラムや各種データを格納しているROMI
 l 1、前記CPUll0のワークエリアとして使用
されるRAM113等を備えている。
また102は回線112の網制御やデータの変調及び復
調を行う通信制御部である。さらに103は記録制御部
であって、前記制御部101より印刷命令109を入力
されると、ストローブ信号(141〜144)を出力し
て対応するサーマルヘッド104の各ブロック1〜4(
151〜154)を発熱駆動し、感熱記録を実行する。
そして、前記記録制御部103は、マイクロプロセッサ
等のCPU120.前記CPU120の制御プログラム
や各種データを格納しているROM121、前記CPU
120のワークエリアとして使用され、後述する書込み
ブロックポインタWBPTや再ライトポインタRWPT
等を含むRAM124等を備えている。
なお、ストローブ信号141はサーマルヘッド104の
ブロック1 (151)を駆動し、以下同様にストロー
ブ信号142はブロック2(152)に、ストローブ信
号143はブロック3(153)に、ストローブ信号1
44はブロック4(154)にそれぞれ対応している。
サーマルヘッド104の各ブロックの発熱駆動時間は、
これらストローブ信号141〜144の出力時間により
決定される。
104はサーマルラインヘッドで、記録紙の紙幅方向の
長さを有し、図示したようにこの実施例では4個のブロ
ック(151〜154)に分割されて、それぞれ対応す
るストローブ信号(141〜144)により各ブロック
単位に通電されて発熱駆動される。このようにサーマル
ヘッド104全体を一度に発熱駆動せずに、ブロック単
位に分割して順次発熱駆動することにより、装置の電源
容量を小さくすることができる。なお、本実施例では、
B4サイズ(幅256mm、縦364mm)の紙幅まで
記録を行うことができるよう、サーマルヘッド104は
2048個の発熱素子Hを有しており、この発熱素子H
な4つのブロック(1ブロック512個)に分けて設け
ている。
さらに、130は前記制御部101よりサーマルヘッド
104にシリアルで出力される記録データ及びシフトク
ロックで、前記記録データは前記シフトクロックに同期
して出力され、後述するシフトレジスタ201に順次シ
フトインされる。また、131はサーマルヘッド104
の後述するラッチ回路202に、シフトレジスタ201
に格納されている1ライン分の記録データをラッチする
ラッチ信号である。105は制御部101よりのモータ
駆動信号106により回転駆動される、記録紙107を
搬送するための紙送りモータ、107は前記紙送りモー
タ105の回転により搬送される、例えば感熱紙等の記
録紙(記録媒体)である。
第2図は本実施例のサーマルヘッド104の構成を示す
ブロック図である。図において、201は前記制御部1
01よりのシリアル記録データ及びシフトクロック13
0を入力して保持するシフトレジスタである。また、2
02は前記シフトレジスタ201の出力データをラッチ
信号131によりラッチするラッチ回路で、このラッチ
回路202のデータを基に発熱素子群203が発熱駆動
される。前記発熱素子群203は、4個のブロック15
1〜154に分割されており、各ブロックはラッチ回路
202よりの記録データ及び、記録制御部103よりの
対応するストローブ信号141〜144により駆動され
る。
[原稿のコピー動作説明(第3図〜第6図)]第3図は
本実施例の原稿のコピー動作時(原稿を読取り、その読
取りに応じて記録紙に記録する)における制御部101
の動作を示すフローチャートで、この処理を実行する制
御プログラムはROMI 11に格納されている。
この動作は、図示しない操作部等よりコピー指示が入力
されることにより開始される。まずステップS1で、前
記制御部101から前記読取部100に原稿の読取開始
指示を与え、読取部100より1ライン分のイメージデ
ータな入力する。そして、1ライン分のイメージ入力が
終了するとステップS2に進み、その1ライン分のイメ
ージデータなシリアルでサーマルヘッド104に転送す
る。こうして1ライン分のイメージデータの転送が終了
するとステップS3に進む。ステップS3では記録制御
部103よりのステータス信号108を読取り、記録制
御部103がビジーかどうか、即ち、1ラインの記録中
かどうかをみる。
1ラインの記録中でなければステップS5に進み、ラッ
チ信号131を出力してサーマルヘッド104のラッチ
回路202に1ライン分の記録データをラッチする。そ
してステップS6で印刷命令109を記録制御部103
に出力し、ステップS7でモータ105を駆動してlラ
イン分記録紙107を搬送する6以上の動作を原稿1ペ
ージに対して繰返し行うことにより、原稿1頁分のコピ
ー処理を実行する。
第4図は本実施例の記録制御部103における記録処理
を示すフローチャートで、この処理を実行する制御プロ
グラムはROM121に格納されている。
記録制御部103はまずステップSIOでRAM124
の再ライトポインタRWPTを“1”にし、ステップS
llで制御部101より印刷命令109が入力されるの
を待つ。ここまでの処理が装置の電源オンにより、即ち
前記コピー指示が入力されることにより実行される。
ここで前述のステップS6により出力された、前記制御
部101よりの印刷命令109が入力されるとステップ
S12に進む。ステップS12では書込みブロックポイ
ンタWBPTを“l”にするとともに、ステータス信号
108のビジーをセットし、制御部101よりの次の1
ラインの記録データの入力を禁止する。ステップS13
で前記WBPTの値に対応したストローブ信号を出力し
て、前記WBPTで指示されたサーマルヘッド104の
ブロックを所定時間発熱駆動する。この実施例では、前
記ブロックの駆動時間(電力印加時間)は1ブロツク当
たり約0.6m5ecである。こうしてlブロックの駆
動が終了すると前記WBPTを+1し、ステップS15
でWBPTが“4”より大きいと判定されるまで、即ち
、4ブロツクによる記録が終了するまでステップ313
〜ステツプS15を実行して1ライン分の記録を実施す
る。
こうして1ライン分の記録が終了するとステップS16
に進み、ステータス信号108のビジーをオフにして次
のラインの記録データの入力を許可する。ステップS1
7で次の印刷命令が入力されたかを調べ、次の印刷命令
が入力されるとステップS12に進み、前述した処理を
実行する。
そして、次の印刷命令が入力されていなければステップ
S18に進み、再ライトポインタRWPTが示すブロッ
クに、対応するストローブ信号を出力してサーマルヘッ
ド104を再度発熱駆動する。
さらに、ステップS19で通電時間0.6m5ecが経
過したかを調べ、経過していなければステップS17に
戻り、制御部101より印刷命令109が入力されたか
をみる。ここで印刷命令109が入力されるとサーマル
ヘッド104の発熱駆動を直ちに停止してステップS1
2に戻る。そして、印刷命令109が入力されずにステ
ップS19で、例えば0.2m5ec〜0.3m5ec
が経過するとステップS20に進み、再ライトポインタ
RWPTを+1し、ステップS21でRWPTが“4″
よりも大きくなったかをみる。RWPTが“4”以下で
あればステップS17に進み、再度印刷命令109の入
力をチエツクする。
RWPTが“4”よりも大きくなるとステップS22に
進み、RWPTを“1°′にしてステップS17に進む
これにより、印刷温度よりも低い温度で再ライト(サー
マルヘッド104の発熱素子Hにブロック単位で再びエ
ネルギーを印加すること)を開始するブロック番号は順
次更新され、常にサーマルヘッド104の同じブロック
番号から再ライトが実施されることがなくなる。
第5A図及び第5B図は本実施例のファクシミリ装置に
おける読取動作と印刷処理を説明したタイミングチャー
トである。
図において、50〜52はそれぞれ読取部100におけ
る読取動作を示すタイミング、53〜55のそれぞれは
、読取タイミング50〜52のそれぞれに対応した、制
御部11o3よりサーマルヘッド104のシフトレジス
タ201へのデータ転送タイミングを示している。図番
56・58は共にブロック(1)〜(4)を各ストロー
ブ信号141〜144で駆動して印刷を行う実際の印刷
タイミングを示し、図番57・59はサーマルヘッド1
04の発熱素子群203の予備加熱用再ライトタイミン
グを示している。ここで、57はブロック(1)151
が再ライトされ、59では4つブロックがブロック(2
)152〜(1)151の順に所定時間ずつ再ライト駆
動されている。
図番50で示された読取タイミングにより、読取部10
0で原稿の1ライン分が読取られると、そのデータは制
御部101に転送される。そして、図番53で示された
データ転送タイミングによりサーマルヘッド104にシ
リアルで転送される。こうして1ラインのイメージデー
タがサーマルヘッド104のシフトレジスタ201に格
納されると、ラッチ信号131によりシフトレジスタ2
01のデータがラッチ回路202にラッチされる。
この後、制御部101より記録制御部103に印刷命令
109が出力されると、記録制御部103は記録動作を
開始し、図番56で示したように、ブロック151 (
1)より順次各ブロック毎に、例えば0.4m5ec−
0,6m5ecずつ通電し、サーマルヘッド104を発
熱駆動する。
こうして、4つのブロックによる1ラインの記録が終了
すると、所定時間(例えば、0.6m5eC)経過して
も次の印刷命令109が入力されなければ、図番57で
示したようにブロック151(1)に対して再ライトを
行う、第5A図に示した実施例では、ブロック151の
再ライト(−57)後、すぐに次の1ラインの印刷命令
109が制御部101より入力されるため、再ライトは
中断されて図番58に示すように次のラインの記録動作
に進む。
こうして図番58で、2ライン目が記録されると次の印
刷命令109が人力されていないため、図番59で再ラ
イトが実施される。前述した通りこの再ライトタイミン
グ59は、図番57の再ライトタイミングで発熱駆動し
たブロック151(1)に続くブロック152(2)か
ら発熱駆動を開始し、3ライン目の印刷命令が入力され
るまでの時間が長いため、59では4ブロツク全てが再
ライトされている。
こうすることにより、各ラインで1ブロツクずつ再ライ
トが実施された場合でも、第5B図に示すように、ライ
ンa −Cの各ラインにおいて再ライトが開始されるブ
ロックがずれていくため、再ライトにより濃く記録され
る部分65が同様にずれていく。これによりその再ライ
トブロック部分が目立たなくなり、記録品位が向上する
という効果がある。
なお、第5B図において、61〜64はそれぞれブロッ
ク151.152.153.154で記録された部分を
示している。
これに対し第6図に示したように、再ライトタイミング
56と59において、再ライトを常にブロック151(
1)より開始するようにすると、第6B図に示したよう
に、各ラインa ”−cの記録の間に1ブロツクだけ再
ライトされるときは、ブロック1で記録される部分61
にのみ濃い部分65が発生してしまい、濃い部分が記録
の搬送方向に対し縞のように表れてしまう。従って、こ
の前述した実施例では、再ライトを開始するブロックを
、直前の再ライトタイミングで再ライトした最後のブロ
ックの次のブロックにすることにより、第6B図に示さ
れたような不具合が発生しないようにしている。
さらに第7図を用いて、前述実施例を適用したファクシ
ミリ装置について説明する。
図において、Fはファクシミリ装置である。また306
はロールホルダであって、このロールホルダ306にロ
ール状の感熱記録紙307が落とし込み式で収納されて
いる、そしてこのロールホルダ306に収納された記録
紙307に対して記録部308で記録が行われ、記録後
の記録紙307はカッタ309によって画像後端からカ
ットされ、排出ローラ対310によって装置外へ排出さ
れてトレイ311に収納される。
また、記録部308には、記録紙307をステップ搬送
するプラテンローラ308a (前述紙送りモータ10
5によって駆動される)と、スプリング308bによっ
て前記ローラ308aに押圧されている前述したライン
型のサーマルヘッド104とが設けられており、画信号
に応じた記録が感熱紙307に行われる。なお、104
aはサーマルヘッド104の回転中心軸である。
さらに、原稿読取り系313には、カバーAの上面に設
けられた原稿載置台313aが設けられている。この載
置台313aに被読取り面を下に向けて複数枚載置され
た原稿312は、サイドガイド313bで両サイドをガ
イドされて、分離ローラ313cによって1枚ずつ分離
された後、搬送ローラ313dによって読取り位置Rヘ
ステップ搬送される。そして、前記読取り位置Rで原稿
面を読取られた原稿312は、排出ローラ313eに、
よって排出トレイ314へ排出される。なお313には
分離ローラ313cに押圧している分離片である。
ここで、原稿読取り位置Rを原稿312が搬送されてい
る間に、原稿面は光源313fによって光反射され、そ
の反射光が複数枚のミラー313gとレンズ313hを
介してCCD113iに至り、原稿の画像を読取り、前
述した通りその画信号が自機あるいは他機の記録系に伝
送される。
そして、本実施例のファクシミリ装置Fは、前述実施例
で説明した通りのサーマルヘッドの制御が行われる。
なお、この実施例ではファクシミリ装置におけるコピー
動作を基に説明したが、これに限定されるものでなく、
他のファクシミリ装置から送信されてきたデータを受信
した通信制御部102からの受信データの記録にも適用
できることはもちろんである。また、前述した通り、こ
の発明はファクシミリ装置に限定されるものでなく、熱
転写プリンタを含む一般のサーマルプリンタ等にも適用
できることはもちろんである。
また更に、この実施例ではサーマルラインヘッドの場合
で説明したが、シリアル記録用のサーマルヘッドによる
記録時において、記録するドツト列毎の間で再ライトを
実行するようにすれば、同様な効果が得られることはい
うまでもない。
以上説明したようにこの実施例によれば、サーマルヘッ
ドを所定の周期で発熱駆動できるため、サーマルヘッド
の蓄熱量がほぼ一定にでき、記録濃度を均一にできる効
果がある。
また記録動作間における、サーマルヘッドの冷却防止用
再ライトの開始を、直前に再ライトサイクルで最後に駆
動されたブロックの次に設定することにより、記録の同
じ部分が常に濃く記録されるのを防止できる効果がある
[発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、記録濃度が一定の
記録方法及び装置を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を適用したファクシミリ装置
の概略構成を示すブロック図、第2図はサーマルヘッド
の構成を示すブロック図、 第3図はコピー動作時における制御部の処理を示すフロ
ーチャート、 第4図は記録制御部の記録動作を示すフローチャート、 第5A図は本発明の一実施例のコピー動作時におけるタ
イミングを説明した図、 第5B図は本発明の一実施例の再ライトにより記録され
た結果を示す図、 第6図は再ライト記録のタイミング及びその記録例を示
す図、 第7図は本発明の実施例を適用したファクシミリ装置の
側断面図である。 図中、100・・・読取部、101・・・制御部、10
2・・・通信制御部、103・・・記録制御部、104
・・・サーマルヘッド、105・・・紙送りモータ、1
o7・・・記録紙、108・・・ステータス信号、10
9・・・印刷命令、112・・・回線、113・・・R
AM、130・・・シフトクロック及び記録データ、1
31・・・ラッチ信号、141〜144・・・ストロー
ブ信号、151〜154・・・発熱素子ブロック、20
1・・・シフトレジスタ、202・・・ラッチ回路、2
03・・・発熱素子群である。 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)記録媒体に記録を行う記録装置において、複数の
    記録素子と、 前記複数の記録素子をブロック単位で発熱駆動するため
    の発熱駆動手段と、 記録のための発熱駆動の休止中に、前記複数の記録素子
    をブロック単位で順次発熱駆動するよう制御するための
    制御手段と、 を有することを特徴とする記録装置。 (2)前記制御手段は、次の記録命令が発せられるまで
    の間、前記ブロック単位で順次発熱駆動を続けるよう制
    御することを特徴とする請求項第1項に記載の記録装置
    。 (3)前記制御手段は、記録動作の休止中に前記複数の
    発熱素子をブロック単位で順次発熱駆動するにあたつて
    、前回の休止中に最後に発熱駆動したブロックとは異な
    つたブロックから発熱駆動を始めるようにしたことを特
    徴とする請求項第1項に記載の記録装置。 (4)前記複数の記録素子はサーマルヘッドに設けられ
    ており、記録制御部から発せられるストローブ信号によ
    つてブロック単位で発熱駆動することを特徴とする請求
    項第1項に記載の記録装置。 (5)前記ストローブ信号は、前記記録制御部から各ブ
    ロックに対応して出力されることを特徴とする請求項第
    4項に記載の記録装置。 (6)前記各ブロックの発熱駆動時間は、前記記録制御
    部から発せられるストローブ信号の出力時間により決定
    されることを特徴とする請求項第1項に記載の記録装置
    。 (7)前記記録動作の休止中に前記発熱素子をブロック
    単位で発熱駆動する時間は、記録動作のための発熱駆動
    時間よりも短いことを特徴とする請求項第1項に記載の
    記録装置。(8)記録媒体に記録を行う記録方法におい
    て、複数の記録素子をブロック単位で発熱可能として、
    記録動作の休止中に前記複数の発熱素子を記録のための
    発熱温度よりも低い温度でブロック単位で順次発熱駆動
    することを特徴とする記録方法。 (9)前記記録動作の休止中に最初に駆動するブロック
    は、前回の休止中に最後に発熱駆動したブロックとは異
    なることを特徴とする請求項第8項に記載の記録方法。 (10)ファクシミリ装置において、 原稿画像を読取るための読取部と、 通信制御部と、 複数の発熱素子を有するサーマルヘッドと、前記複数の
    発熱素子をブロック単位で発熱駆動するための発熱駆動
    手段と、 記録のための発熱駆動の休止中に、前記複数の発熱素子
    をブロック単位で順次発熱駆動するよう制御するための
    制御手段と、 を有することを特徴とするファクシミリ装置。 (11)前記記録動作の休止中に最初に発熱駆動するブ
    ロックは、前回の休止中に最後に発熱駆動したブロック
    の次のブロックであることを特徴とする請求項第10項
    に記載のファクシミリ装置。 (12)サーマルヘッドにより記録媒体に記録する記録
    装置であつて、 複数のブロックに分割された前記サーマルヘッドの発熱
    素子を前記ブロック単位に発熱駆動する駆動手段と、 記録動作の休止中に駆動される前記複数のブロックのそ
    れぞれを所定時間単位で順次指示する指示手段と、 次の記録開始が指示されるまで、前記指示手段により指
    示されたブロックを前記駆動手段により発熱駆動する手
    段とを備えることを特徴とする記録装置。
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