JPH05338834A - 原稿分離送給装置 - Google Patents

原稿分離送給装置

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JPH05338834A
JPH05338834A JP14273392A JP14273392A JPH05338834A JP H05338834 A JPH05338834 A JP H05338834A JP 14273392 A JP14273392 A JP 14273392A JP 14273392 A JP14273392 A JP 14273392A JP H05338834 A JPH05338834 A JP H05338834A
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JP
Japan
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peripheral surface
plate piece
feeding
guide plate
separating
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Pending
Application number
JP14273392A
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English (en)
Inventor
Mototsugu Ono
元嗣 大野
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ファクシミリ装置において、原稿用紙Gを一枚
ずつ分離して送給する場合に、原稿用紙と滑り接触する
分離板片21の微振動にて、押圧用のばね体23等が共
鳴して振動音を発生するのを防止する。 【構成】原稿送給口の近傍に設けた送給ローラ20の上
側周面に対峙させて案内板26を配置し、この案内板2
6の裏面に、分離板片21の基部を固定し、分離板片2
1の自由端側を、案内板に穿設した窓孔27を介して送
給ローラ20の周面に当接し且つ原稿用紙の送給下流側
に延びるように臨ませる。案内板26の裏面には、分離
板片21の自由端側背面に当接する押圧部材22と、該
押圧部材22を介して分離板片21の自由端側を送給ロ
ーラ20の周面に押圧付勢するばね体23とを設け、こ
のバネ体23と押圧部材22との間にスポンジ状の防振
体24を介挿する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリや複写機
等の画像形成装置において、原稿トレイに複数枚重ねて
載置した原稿用紙を、一枚ずつ分離しながら画像読み取
り部に向かって送給する原稿分離送給装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来か
ら、この種の原稿分離送給装置として、原稿用紙送り用
の送給ローラの周面にゴム板等の分離板を対面させるよ
うに配置し、この分離板の背面に配設した押圧板片をば
ね体で押圧することにより、分離板を前記送給ローラの
周面に押圧し、送給ローラと分離板との間に原稿用紙を
一枚ずつ挟みながら送給する装置が知られている。
【0003】このような構造の原稿分離送給装置におい
ては、位置固定的な分離板と送給時の原稿用紙表面との
すべり摩擦のため、分離板に微振動が発生し、この微振
動が押圧板片及びばね体に伝達され共鳴現象を起こし
て、かなり大きな振動音が発生するという問題があっ
た。本発明は、この問題を解決して静粛に原稿用紙を送
給できるようにした原稿分離送給装置を提供することを
目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の原稿分離装置は、複数枚重ねた原稿用紙の
送給口の近傍に、回転駆動する送給ローラを配設し、該
送給ローラの一側周面に対峙する案内板の裏面に、分離
板片の基部を固定し、該分離板片の自由端側を、前記案
内板に穿設した窓孔を介して送給ローラの周面に当接し
且つ原稿用紙の送給下流側に延びるように臨ませる一
方、前記案内板の裏面には、前記分離板片の自由端側背
面に当接する押圧部材と、該押圧部材を介して分離板片
の自由端側を送給ローラの一側周面に押圧付勢するばね
手段とを設け、該ばね手段と押圧部材との間には防振体
を介挿したものである。
【0005】
【実施例】次に、本発明を具体化した実施例について説
明する。図1は本発明におけるファクシミリ装置の側断
面図である。図において、符号1は本体ケース、2は上
カバー、3は前カバーであり、前カバー3と上カバー2
との間に傾斜状に配置された原稿トレイ4上に、送信面
を下にして載置された原稿用紙Gは、送給口近傍に配置
した後述の原稿分離送給装置5にて一枚ずつに分離され
て送給下流側の画像読み取り部6に送られる。
【0006】画像読み取り部6における圧接ローラ7と
送りローラ8とに挟持されて送給される原稿用紙Gに、
送りローラ8と排紙ローラ9との間に配置された光源1
0から出た光が反射し、その反射光は2枚のミラー11
a,11bを介して撮像手段(CCD形固体撮像素子
等)12に入力されて、画像の読み取りを行い、図示し
ない送信部を介して画像が送信される。読み取り後の原
稿用紙Gは排紙ローラ9から機外に排出される。
【0007】操作パネル部13は前記前カバー3に設け
られている。感熱紙等のロール状の記録用紙14を収納
する上側が開口した略半円筒状のロール紙トレイ15
は、本体ケース1の前後中央部に設けられ、本体ケース
1の後部枢支部16を介して上向き開き回動可能な上カ
バー2の下面には、受信時等における記録部17を装着
してあり、該記録部17と前記ロール紙トレイ15の後
端との間には、前記ロール状の記録用紙14の巻き癖を
直すためのカール取り部18を備える。記録部17にて
画像を記録された記録用紙は、図示しない切断装置にて
切断され、用紙トレイ19に受けられる。
【0008】次に本発明の原稿分離送給装置5の構造に
ついて、図2〜図5を参照して詳述する。原稿分離送給
装置5は、前記原稿トレイ4下端の原稿用紙Gの送給口
の近傍に配置した送給ローラ20と、該送給ローラ20
の上側周面に対面して配置するゴム製等の弾性を有する
分離板片21と、該分離板片21の背面(上面)に回動
自在に配置する板状の押圧部材22と、該押圧部材22
の背面に位置して当該押圧部材22と共に分離板片21
を送給ローラ20の上側周面に押圧付勢するためのばね
体23と、振動音の発生を防止するためのスポンジ状等
の防振体24を主要素として構成される。
【0009】原稿用紙Gの送給路の下壁を形成する下案
内板25の中途箇所に配置した送給ローラ20は、図示
しない駆動モータにより図2の矢印A方向に回動する。
前記下案内板25と対面して送給路の上壁を形成する案
内板26には、平面視略矩形状の窓孔27が穿設されて
おり、案内板26の裏面(上面)に立て起こした複数の
係止片28,28に前記分離板片21の基端部の係止孔
29,29を係止して外れないように固定する(図3参
照)。この分離板片21の自由端側を、前記窓孔27を
介して送給ローラ20の上周面に当接するように臨ま
せ、且つ原稿用紙Gの送給下流側に延ばす。
【0010】板状の押圧部材22の基部左右両側の回動
軸22a,22aは、前記案内板26の切り起こしされ
た左右一対の二股状の軸支部30,30に回動自在に軸
支され、押圧部材22自由端側の表面(下面)に下向き
に突設した左右長手(送給ローラ20の軸線と平行方
向)の突条31を前記分離板片21の背面(上面)に当
接するように配置する。押圧部材22の自由端側裏面左
右中央部には、上向き開放した断面上向きコ字型のばね
受け部32を一体的に形成してある。コイル状のばね体
23の左右両端係止部23a,23aを前記案内板26
に切り起こしされた係止片33,33に掛けることによ
り伸長したばね体23の長手中途部を前記ばね受け部3
2上に通過するように配置する。
【0011】前記スポンジ状のゴムまたは合成樹脂材等
の防振体24は、図3に示すように、平面視で略矩形の
環状の形状をなし、該防振体24の挿通孔34を前記ば
ね受け部32の外周に被嵌し、前記ばね体23の下向き
押圧力が、この防振体24を介して押圧部材22に作用
するように介在させるものである。換言すると、ばね体
23のコイル部は前記ばね受け部32に直接当接しない
で、弾性変形した防振体24の上面から押圧部材22を
下向きに押圧することになる(図5参照)。
【0012】なお、立て起こし爪35は分離板片21を
その表裏を間違えないで取付けするためのものである。
この構成により、原稿トレイ4上の原稿用紙Gを一枚ず
つ分離して送給する場合、前記ばね体23により下向き
に押圧される分離板片21と送給ローラ20の上周面と
の間に挟持された原稿用紙Gの裏面が分離板片21の表
面(下面)に対して広い面積で当接しつつずれ移動する
と、分離板片21と原稿用紙Gとのすべり摩擦により、
分離板片21はその自由端側に引き延ばされた後元の長
さに戻るという弾性変形の繰り返しの微振動が発生す
る。この微振動は、前記防振体24がない場合、押圧部
材22を介してばね体23に直接伝達され、ばね体23
及び押圧部材22に共鳴現象が発生し、大きな振動音と
して発生する。しかし、本発明によれば、ばね体23と
押圧部材22との間に防振体24を介在(介挿)させた
ので、押圧部材22の伝達された微振動のエネルギーは
防振体24にて吸収(減衰)されてばね体23に伝達さ
れず、該ばね体23や押圧部材22の振動音(共鳴音)
の発生を防止することができる。
【0013】なお、ばね体23をコイル状でなく、板ば
ね状のものを使用する場合についても本発明を適用でき
ることはいうまでもなく、また、本発明は複写機の原稿
分離送給装置にも適用できるものである。
【0014】
【発明の作用・効果】以上説明したように、本発明で
は、原稿送給口の近傍に設けた送給ローラの一側周面に
対峙させて案内板を配置し、この案内板の裏面に、分離
板片の基部を固定し、該分離板片の自由端側を、前記案
内板に穿設した窓孔を介して送給ローラの周面に当接し
且つ原稿用紙の送給下流側に延びるように臨ませる一
方、前記案内板の裏面には、前記分離板片の自由端側背
面に当接する押圧部材と、該押圧部材を介して分離板片
の自由端側を送給ローラの一側周面に押圧付勢するばね
手段とを設け、この送給ローラを原稿用紙の送給方向に
回転駆動すると、原稿用紙が一枚ずつに分離されて画像
読み取り部方向に送給される。
【0015】そして、本発明では、前記ばね手段と押圧
部材との間に防振体を介挿したので、原稿用紙の分離動
作時に発生した微振動をばね体に直接伝達させることを
防止でき、バネ体や押圧部材が共鳴して振動音が出るの
を防止し、静粛に原稿送りできるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置の側断面図である。
【図2】図3のII−II線矢視で示す原稿分離送給装置の
要部側断面図である。
【図3】案内板の裏面側から見た図である。
【図4】図3のIV−IV矢視拡大側面図である。
【図5】図3のV−V矢視拡大側面図である。
【符号の説明】
G 原稿用紙 5 原稿分離送給装置 20 送給ローラ 21 分離板片 22 押圧部材 23 ばね体 24 防振体 30 軸受け部 31 突条 32 ばね受け部 34 挿通孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ等の画像形成装置における
    画像読み取り部に対して、複数枚重ねた原稿用紙から一
    枚ずつ送給する原稿分離送給装置において、前記原稿用
    紙の送給口の近傍に、回転駆動する送給ローラを配設
    し、該送給ローラの一側周面に対峙する案内板の裏面
    に、分離板片の基部を固定し、該分離板片の自由端側
    を、前記案内板に穿設した窓孔を介して送給ローラの周
    面に当接し且つ原稿用紙の送給下流側に延びるように臨
    ませる一方、前記案内板の裏面には、前記分離板片の自
    由端側背面に当接する押圧部材と、該押圧部材を介して
    分離板片の自由端側を送給ローラの一側周面に押圧付勢
    するばね手段とを設け、該ばね手段と押圧部材との間に
    は防振体を介挿したことを特徴とする原稿分離送給装
    置。
JP14273392A 1992-06-03 1992-06-03 原稿分離送給装置 Pending JPH05338834A (ja)

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JPH05338834A true JPH05338834A (ja) 1993-12-21

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ID=15322317

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JP14273392A Pending JPH05338834A (ja) 1992-06-03 1992-06-03 原稿分離送給装置

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JP (1) JPH05338834A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0668227A1 (en) * 1994-02-22 1995-08-23 Xerox Corporation Retard assembly for use in a separator feeder
EP0704395A1 (en) * 1994-08-31 1996-04-03 Riso Kagaku Corporation Sheet feeder

Cited By (2)

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EP0668227A1 (en) * 1994-02-22 1995-08-23 Xerox Corporation Retard assembly for use in a separator feeder
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