JPH05338749A - パイプコンベヤ装置 - Google Patents
パイプコンベヤ装置Info
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- JPH05338749A JPH05338749A JP8662491A JP8662491A JPH05338749A JP H05338749 A JPH05338749 A JP H05338749A JP 8662491 A JP8662491 A JP 8662491A JP 8662491 A JP8662491 A JP 8662491A JP H05338749 A JPH05338749 A JP H05338749A
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- conveyor belt
- conveyor
- belt
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ゴム状等の搬送ベルト7を、搬送経路の途中で
その進行方向と直角方向にパイプ状に丸めて、その内部
に粉体等の被搬送物Wを包んで搬送するとき、その搬送
経路の勾配を垂直等に大きくさせても搬送可能にする。 【構成】搬送経路中に設ける蠕動運動付与手段19′
を、パイプ状に丸めた搬送ベルト7を挟んで配設した一
対の回転支持体36,41と、これらに回転自在に取り
ついて搬送ベルト7を外面から押圧して断面を脈動的に
収縮させる複数の押圧輪30,31とで構成し、少なく
とも一対の押圧輪を押圧させながら回転支持体36,4
1を回転駆動させる。これにより、パイプ状の搬送ベル
ト7内部の被搬送物Wに蠕動運動を与えることができ
る。
その進行方向と直角方向にパイプ状に丸めて、その内部
に粉体等の被搬送物Wを包んで搬送するとき、その搬送
経路の勾配を垂直等に大きくさせても搬送可能にする。 【構成】搬送経路中に設ける蠕動運動付与手段19′
を、パイプ状に丸めた搬送ベルト7を挟んで配設した一
対の回転支持体36,41と、これらに回転自在に取り
ついて搬送ベルト7を外面から押圧して断面を脈動的に
収縮させる複数の押圧輪30,31とで構成し、少なく
とも一対の押圧輪を押圧させながら回転支持体36,4
1を回転駆動させる。これにより、パイプ状の搬送ベル
ト7内部の被搬送物Wに蠕動運動を与えることができ
る。
Description
【0001】本発明は、無端帯状の搬送ベルトの中途部
をパイプ状に丸め、その内部に礫、粘土、水混じりの土
砂、粉体、穀物等の被搬送物を包んだ状態で略垂直方向
に搬送するパイプコンベヤ装置の構造に関するものであ
る。
をパイプ状に丸め、その内部に礫、粘土、水混じりの土
砂、粉体、穀物等の被搬送物を包んだ状態で略垂直方向
に搬送するパイプコンベヤ装置の構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】粉体や粒状物等の被搬送物を急勾配また
は略垂直方向に搬送するコンベヤ装置としては、従来周
知のバケットエレベータ、スクリューコンベヤ、スクレ
ーパコンベヤ、コンチニアスフローコンベヤ等が使用さ
れてきた。しかし、これらの搬送装置は、それぞれ欠点
を多く持つている。例えば、バケットエレベータ及びス
クレーパコンベヤでは、設備費は少ないが動力の消費が
大きく、且つ被搬送物に大塊が混じると、停止していま
う事故が多発する。バケットエレベータ、スクレーパコ
ンベヤ、コンチニアスフローコンベヤは、ケーシング
は、復路の断面積が大きくなり、嵩高いと言う欠点があ
る。スクリューコンベヤは、復路がないから容積は小さ
いが、被搬送物に大塊が混じると、停止してしまう事故
が多発する。
は略垂直方向に搬送するコンベヤ装置としては、従来周
知のバケットエレベータ、スクリューコンベヤ、スクレ
ーパコンベヤ、コンチニアスフローコンベヤ等が使用さ
れてきた。しかし、これらの搬送装置は、それぞれ欠点
を多く持つている。例えば、バケットエレベータ及びス
クレーパコンベヤでは、設備費は少ないが動力の消費が
大きく、且つ被搬送物に大塊が混じると、停止していま
う事故が多発する。バケットエレベータ、スクレーパコ
ンベヤ、コンチニアスフローコンベヤは、ケーシング
は、復路の断面積が大きくなり、嵩高いと言う欠点があ
る。スクリューコンベヤは、復路がないから容積は小さ
いが、被搬送物に大塊が混じると、停止してしまう事故
が多発する。
【0003】他方、例えば特開昭63−262316号
公報に開示されているように、パイプコンベヤ装置は、
搬送経路途中において平板状の搬送ベルトをパイプ状に
まるめてその内部に粉体や粒状物等の被搬送物を包み込
んだ状態で搬送するように構成している。このような構
造にすると、被搬送物が外にこぼれにくくすることがで
きる。また、断面パイプ状の部分では、平板の部分に比
べて断面積を小さくできるからコンパクトになるという
利点がある。
公報に開示されているように、パイプコンベヤ装置は、
搬送経路途中において平板状の搬送ベルトをパイプ状に
まるめてその内部に粉体や粒状物等の被搬送物を包み込
んだ状態で搬送するように構成している。このような構
造にすると、被搬送物が外にこぼれにくくすることがで
きる。また、断面パイプ状の部分では、平板の部分に比
べて断面積を小さくできるからコンパクトになるという
利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、搬送ベ
ルトによる搬送経路の勾配の最大限度は、一般に被搬送
物と無端搬送ベルトの表面との摩擦係数で決定付けられ
ると考えられるから、前記先行技術におけるパイプコン
ベヤ装置でも、搬送経路の最大勾配は略17度〜20度
程度であり、それ以上の急勾配で、搬送することが不可
能であった。
ルトによる搬送経路の勾配の最大限度は、一般に被搬送
物と無端搬送ベルトの表面との摩擦係数で決定付けられ
ると考えられるから、前記先行技術におけるパイプコン
ベヤ装置でも、搬送経路の最大勾配は略17度〜20度
程度であり、それ以上の急勾配で、搬送することが不可
能であった。
【0005】本発明者は、前記パイプコンベヤ装置にお
ける搬送経路中途部のパイプ部の断面積を脈動的に縮小
させることにより、当該パイプコンベヤ内部の被搬送物
に蠕動運動または脈動運動を与えて被搬送物を急勾配ま
たは略垂直方向に搬送できるようにすることを目的とす
るものである。
ける搬送経路中途部のパイプ部の断面積を脈動的に縮小
させることにより、当該パイプコンベヤ内部の被搬送物
に蠕動運動または脈動運動を与えて被搬送物を急勾配ま
たは略垂直方向に搬送できるようにすることを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、弾性を有する無端帯状の搬送ベルトを、
前部ローラと後部ローラとに平板状に展開して巻掛け循
環駆動させる一方、前記搬送ベルトにおける前記両ロー
ラ間の搬送経路の中途部を、複数の案内ローラにて断面
パイプ状に丸め、その内部に被搬送物を収納した状態で
搬送するパイプコンベヤ装置において、前記搬送経路の
中途部には、前記パイプ状部分の外側からその断面積を
脈動的に縮小させるための蠕動運動付与手段を備えたも
のである。この場合、前記平板状搬送ベルトの左右両端
部には、この搬送ベルトをパイプ状に丸めたとき、一方
の端縁が他方の端縁に互いに離接自在に嵌合する係合部
を設けると良い。
め、本発明は、弾性を有する無端帯状の搬送ベルトを、
前部ローラと後部ローラとに平板状に展開して巻掛け循
環駆動させる一方、前記搬送ベルトにおける前記両ロー
ラ間の搬送経路の中途部を、複数の案内ローラにて断面
パイプ状に丸め、その内部に被搬送物を収納した状態で
搬送するパイプコンベヤ装置において、前記搬送経路の
中途部には、前記パイプ状部分の外側からその断面積を
脈動的に縮小させるための蠕動運動付与手段を備えたも
のである。この場合、前記平板状搬送ベルトの左右両端
部には、この搬送ベルトをパイプ状に丸めたとき、一方
の端縁が他方の端縁に互いに離接自在に嵌合する係合部
を設けると良い。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。図
1及び図2に示す実施例のパイプコンベヤ装置1では、
礫、粘土、水混じりの土砂、粉体、穀物等の被搬送物W
を投入する供給ホッパ2が下端に位置し、下部水平搬送
経路3と垂直搬送経路4と上部搬送経路5とからなり、
該上部搬送経路5は平面視L字状に形成されている。こ
の上部搬送経路5の終端部には、被搬送物Wを外に放出
する放出ホッパ6が設けられている。
1及び図2に示す実施例のパイプコンベヤ装置1では、
礫、粘土、水混じりの土砂、粉体、穀物等の被搬送物W
を投入する供給ホッパ2が下端に位置し、下部水平搬送
経路3と垂直搬送経路4と上部搬送経路5とからなり、
該上部搬送経路5は平面視L字状に形成されている。こ
の上部搬送経路5の終端部には、被搬送物Wを外に放出
する放出ホッパ6が設けられている。
【0008】符号7は、芯材に綿、ナイロン等からなる
布層を有し、外装をゴムとしたゴムベルト等、弾性を有
する無端帯状の搬送ベルトであり、幅寸法が600mm〜12
00mm, 厚さ寸法が15mm〜20mm程度である。搬送ベルト7
の幅方向の左右両端部には、後述するように、パイプ状
に丸めたとき、その一方の他縁と他方の端縁とが離接可
能で、且つ、互いに噛み合い嵌合できるように、一方の
端縁には搬送ベルト7の板厚の略中間に突条8を、他方
の端縁部には前記突条8に嵌合する凹溝9を、各々搬送
ベルト7の長手方向に沿って形成する(図3参照)。
布層を有し、外装をゴムとしたゴムベルト等、弾性を有
する無端帯状の搬送ベルトであり、幅寸法が600mm〜12
00mm, 厚さ寸法が15mm〜20mm程度である。搬送ベルト7
の幅方向の左右両端部には、後述するように、パイプ状
に丸めたとき、その一方の他縁と他方の端縁とが離接可
能で、且つ、互いに噛み合い嵌合できるように、一方の
端縁には搬送ベルト7の板厚の略中間に突条8を、他方
の端縁部には前記突条8に嵌合する凹溝9を、各々搬送
ベルト7の長手方向に沿って形成する(図3参照)。
【0009】この搬送ベルト7は、前記下部水平搬送経
路の端部に位置する前部ローラ10と後部ローラ11と
の間に巻掛けて後部ローラ11を駆動モータ12と図示
しない減速等の伝動機構とを介して循環駆動させるもの
である。前記前部ローラ10及び後部ローラ11の箇所
では、搬送ベルト7は平板状に展開されているが、後述
するように、搬送経路の中途部では断面をパイプ状に丸
める。
路の端部に位置する前部ローラ10と後部ローラ11と
の間に巻掛けて後部ローラ11を駆動モータ12と図示
しない減速等の伝動機構とを介して循環駆動させるもの
である。前記前部ローラ10及び後部ローラ11の箇所
では、搬送ベルト7は平板状に展開されているが、後述
するように、搬送経路の中途部では断面をパイプ状に丸
める。
【0010】図3は供給ホッパ2の部分の断面図を示
し、被搬送物Wをホッパ樋2aの下方のキャリヤローラ
は、3本のローラ13a,13b,13bとこれらを支
持するローラ台14とからなり、枠体15内に固定す
る。搬送ベルト7の左右両縁部を水平に対して20度乃
至30度持ち上げて樋状に支持するため、キャリヤロー
ラにおける水平状の中央ローラ13aに対して、左右両
ローラ13b,13bの軸線を傾斜させるトラフ角度を
与えている。なお、供給ホッパ2の下端縁を適宜形状に
切欠いて通過規制部16を形成して、被搬送物Wの搬送
ベルト長さ当たりの積載量が略一定になるように均す。
前記キャリヤローラのローラ台14より下方には、搬送
ベルト7の帰り側(復路)となる水平状のリターンロー
ラ17を配設する。
し、被搬送物Wをホッパ樋2aの下方のキャリヤローラ
は、3本のローラ13a,13b,13bとこれらを支
持するローラ台14とからなり、枠体15内に固定す
る。搬送ベルト7の左右両縁部を水平に対して20度乃
至30度持ち上げて樋状に支持するため、キャリヤロー
ラにおける水平状の中央ローラ13aに対して、左右両
ローラ13b,13bの軸線を傾斜させるトラフ角度を
与えている。なお、供給ホッパ2の下端縁を適宜形状に
切欠いて通過規制部16を形成して、被搬送物Wの搬送
ベルト長さ当たりの積載量が略一定になるように均す。
前記キャリヤローラのローラ台14より下方には、搬送
ベルト7の帰り側(復路)となる水平状のリターンロー
ラ17を配設する。
【0011】図4に示す初期案内部18は、搬送ベルト
7をその進行方向と直角な方向の断面が略円弧状になる
ように案内する箇所である。該初期案内部18は、前記
供給ホッパ2で搬送ベルト7に被搬送物Wを搭載した
後、後述の下部水平搬送経路3箇所に設置した蠕動運動
付与手段19との間に設置する。該初期案内部18で
は、複数(実施例では7個)の案内ローラ20をほぼ円
弧樋状に配設し、これら複数の案内ローラ20による内
接円弧にて搬送ベルト7を漸次後述のパイプ状へと変形
させていく。これら複数の案内ローラ20は図示しない
が枠体15の所定箇所で各々のローラ台21に回転自在
に支持されている。
7をその進行方向と直角な方向の断面が略円弧状になる
ように案内する箇所である。該初期案内部18は、前記
供給ホッパ2で搬送ベルト7に被搬送物Wを搭載した
後、後述の下部水平搬送経路3箇所に設置した蠕動運動
付与手段19との間に設置する。該初期案内部18で
は、複数(実施例では7個)の案内ローラ20をほぼ円
弧樋状に配設し、これら複数の案内ローラ20による内
接円弧にて搬送ベルト7を漸次後述のパイプ状へと変形
させていく。これら複数の案内ローラ20は図示しない
が枠体15の所定箇所で各々のローラ台21に回転自在
に支持されている。
【0012】図5は搬送ベルト7を断面パイプ状に丸め
た状態を保持する箇所に設置するパイプ状保持部22を
示す。このパイプ状保持部22では図示のように、複数
の案内ローラ23でパイプ状に丸めた搬送ベルト7の幅
方向中途部の外面を案内支持する。クローズ保持ローラ
24は、その両端の大径鍔部24a,24aにて丸めら
れた搬送ベルト7の左右両端縁の係合部である突条8と
凹溝9とが互いに噛み合った状態を保持する。
た状態を保持する箇所に設置するパイプ状保持部22を
示す。このパイプ状保持部22では図示のように、複数
の案内ローラ23でパイプ状に丸めた搬送ベルト7の幅
方向中途部の外面を案内支持する。クローズ保持ローラ
24は、その両端の大径鍔部24a,24aにて丸めら
れた搬送ベルト7の左右両端縁の係合部である突条8と
凹溝9とが互いに噛み合った状態を保持する。
【0013】符号25,26,27は各々ローラ台であ
り、クローズ保持ローラ24を支持するためのローラ台
27は、前記搬送ベルト7の係合部に対する噛み合い状
態を調節する等のために、ローラ台26,26に対して
高さ位置等をボルト28等を介して調節可能に取りつ
く。なお、復路における複数のリターンローラ29で
は、搬送ベルト7の循環内径側に位置するので、搬送ベ
ルト7における左右両端部の突条8と凹溝9とがリター
ンローラ29の両端縁に位置するようにして、搬送ベル
ト7の幅方向の蛇行を防止するようにしても良い。
り、クローズ保持ローラ24を支持するためのローラ台
27は、前記搬送ベルト7の係合部に対する噛み合い状
態を調節する等のために、ローラ台26,26に対して
高さ位置等をボルト28等を介して調節可能に取りつ
く。なお、復路における複数のリターンローラ29で
は、搬送ベルト7の循環内径側に位置するので、搬送ベ
ルト7における左右両端部の突条8と凹溝9とがリター
ンローラ29の両端縁に位置するようにして、搬送ベル
ト7の幅方向の蛇行を防止するようにしても良い。
【0014】図6は下部水平搬送経路3における蠕動運
動付与手段19を、図8は垂直搬送経路4における蠕動
運動付与手段19′を各々示す。これら蠕動運動付与手
段19,19′は、前記パイプ状の搬送ベルト7を外側
から押圧してその断面積を縮小させつつ搬送方向Aに移
送する一対の押圧輪30,31と、これら押圧輪を回転
駆動する駆動モータ32等の駆動手段と、前記一対の押
圧輪30,31のうち少なくとも一方の押圧輪を揺動さ
せるための揺動手段とから成る。
動付与手段19を、図8は垂直搬送経路4における蠕動
運動付与手段19′を各々示す。これら蠕動運動付与手
段19,19′は、前記パイプ状の搬送ベルト7を外側
から押圧してその断面積を縮小させつつ搬送方向Aに移
送する一対の押圧輪30,31と、これら押圧輪を回転
駆動する駆動モータ32等の駆動手段と、前記一対の押
圧輪30,31のうち少なくとも一方の押圧輪を揺動さ
せるための揺動手段とから成る。
【0015】実施例では、前記パイプ状に丸めた搬送ベ
ルト7を挟んで一対のブラケット33,34を枠体15
内に固定する。前記一方のブラケット33は、前記パイ
プ状に丸めた搬送ベルト7の突条8と凹溝9との係合部
側に対向して配設する。このブラケット33には、枢軸
35を介して回転支持体36を回転可能に取り付け、こ
の回転支持体36の外周部には、両端に大径の鍔部30
a,30a付きの押圧輪30を4個、側面視略十文字状
に配設して支軸37に回転自在に支持させる。
ルト7を挟んで一対のブラケット33,34を枠体15
内に固定する。前記一方のブラケット33は、前記パイ
プ状に丸めた搬送ベルト7の突条8と凹溝9との係合部
側に対向して配設する。このブラケット33には、枢軸
35を介して回転支持体36を回転可能に取り付け、こ
の回転支持体36の外周部には、両端に大径の鍔部30
a,30a付きの押圧輪30を4個、側面視略十文字状
に配設して支軸37に回転自在に支持させる。
【0016】前記他方のブラケット34の回転支軸38
に揺動リンク39,39の中途部を揺動自在に軸支し、
この揺動リンク39の先端部には、枢軸40を介して回
転自在な回転支持体41を設け、この回転支持体41の
外周部には、ローラの中途部が小径で両端部が大径とな
るような側面視鼓状の複数個(実施例では4個)の押圧
輪31を、側面視略十文字状に配設して支軸42に各々
回転自在に支持させる。前記回転支持体41と一体的に
回転するギヤ43を前記ブラケット34の回転支軸38
に取りつくギヤ44と噛み合わせる。
に揺動リンク39,39の中途部を揺動自在に軸支し、
この揺動リンク39の先端部には、枢軸40を介して回
転自在な回転支持体41を設け、この回転支持体41の
外周部には、ローラの中途部が小径で両端部が大径とな
るような側面視鼓状の複数個(実施例では4個)の押圧
輪31を、側面視略十文字状に配設して支軸42に各々
回転自在に支持させる。前記回転支持体41と一体的に
回転するギヤ43を前記ブラケット34の回転支軸38
に取りつくギヤ44と噛み合わせる。
【0017】符号45は前記回転支軸38に取りついて
ギヤ44と一体的に回転可能なチエンスプロケット、符
号46は前記枢軸35に取りついて回転支持体36と一
体的に回転可能なチエンスプロケットであり、これらの
チエンスプロケット45,46に巻掛けたチエン47
を、前記駆動モータ32に取りつく駆動チエンスプロケ
ット48に巻掛けて、図の矢印B方向に駆動するように
構成する。この回転速度は、前記両押圧輪30,31に
よる搬送ベルト7への押圧箇所で、搬送ベルト7自体の
移送速度と略等しくなるように設定する。
ギヤ44と一体的に回転可能なチエンスプロケット、符
号46は前記枢軸35に取りついて回転支持体36と一
体的に回転可能なチエンスプロケットであり、これらの
チエンスプロケット45,46に巻掛けたチエン47
を、前記駆動モータ32に取りつく駆動チエンスプロケ
ット48に巻掛けて、図の矢印B方向に駆動するように
構成する。この回転速度は、前記両押圧輪30,31に
よる搬送ベルト7への押圧箇所で、搬送ベルト7自体の
移送速度と略等しくなるように設定する。
【0018】そして、前記揺動リンク39の他端部に装
着した錘49の重さにて、当該揺動リンク39の先端側
に取りつく回転支持体41の押圧輪31を搬送ベルト7
の背面に押圧する構成である。この構成により、駆動モ
ータ32の回転でチエン47を矢印B方向に駆動する
と、一方の回転支持体36は図6において反時計回り方
向に回転する一方、揺動リンク39に取りつく回転支持
体41は、チエンスプロケット45からギヤ45,46
対を介して時計回り方向に回転する。従って、前記一対
の回転支持体36,41に各々適宜間隔で取りつく押圧
輪30,31にて、パイプ状に丸められた搬送ベルト7
の断面は、図6に示すように楕円状に圧縮されつつ、し
かも、当該搬送ベルト7の移送方向(矢印A方向)に扱
くように、一対の押圧輪30,31が枢軸35,40回
りに回転するから、当該搬送ベルト7与えられた断面収
縮部が移送方向(矢印A方向)に沿って移動することに
なる。このような運動は、いわゆる蠕動運動に類似す
る。
着した錘49の重さにて、当該揺動リンク39の先端側
に取りつく回転支持体41の押圧輪31を搬送ベルト7
の背面に押圧する構成である。この構成により、駆動モ
ータ32の回転でチエン47を矢印B方向に駆動する
と、一方の回転支持体36は図6において反時計回り方
向に回転する一方、揺動リンク39に取りつく回転支持
体41は、チエンスプロケット45からギヤ45,46
対を介して時計回り方向に回転する。従って、前記一対
の回転支持体36,41に各々適宜間隔で取りつく押圧
輪30,31にて、パイプ状に丸められた搬送ベルト7
の断面は、図6に示すように楕円状に圧縮されつつ、し
かも、当該搬送ベルト7の移送方向(矢印A方向)に扱
くように、一対の押圧輪30,31が枢軸35,40回
りに回転するから、当該搬送ベルト7与えられた断面収
縮部が移送方向(矢印A方向)に沿って移動することに
なる。このような運動は、いわゆる蠕動運動に類似す
る。
【0019】従って、搬送ベルト7で包まれた内部の被
搬送物Wも、前記断面収縮部にて大きな圧縮力を受けつ
つ、搬送ベルト7による搬送方向(矢印A方向)に沿っ
て搬送されることになる。図8に示す垂直搬送経路4で
の蠕動運動付与手段19′では、揺動リンク39の側面
視形状がL字状である点を除くと、前記実施例と同じ構
成である。垂直搬送経路4の搬送高さ(搬送高低差)が
大きいときには、その搬送経路に沿って適宜間隔で蠕動
運動付与手段19′を備えることで、充分な搬送能力を
与えることができる。
搬送物Wも、前記断面収縮部にて大きな圧縮力を受けつ
つ、搬送ベルト7による搬送方向(矢印A方向)に沿っ
て搬送されることになる。図8に示す垂直搬送経路4で
の蠕動運動付与手段19′では、揺動リンク39の側面
視形状がL字状である点を除くと、前記実施例と同じ構
成である。垂直搬送経路4の搬送高さ(搬送高低差)が
大きいときには、その搬送経路に沿って適宜間隔で蠕動
運動付与手段19′を備えることで、充分な搬送能力を
与えることができる。
【0020】搬送ベルト7のパイプ状部分で包まれた被
搬送物Wが、当該パイプ所部分の内径断面積より少なく
充填されていると、垂直搬送経路4または急勾配の搬送
経路では、被搬送物Wが下方にずり落ちることになる
が、前記の蠕動運動付与手段19′,19′でパイプ内
径断面積を収縮させつつ、内容物である被搬送物Wを押
し上げるように蠕動運動をあたえることができるから、
垂直搬送経路4または急勾配の昇り搬送経路の下端側に
被搬送物Wが溜まって搬送不能になることがない。
搬送物Wが、当該パイプ所部分の内径断面積より少なく
充填されていると、垂直搬送経路4または急勾配の搬送
経路では、被搬送物Wが下方にずり落ちることになる
が、前記の蠕動運動付与手段19′,19′でパイプ内
径断面積を収縮させつつ、内容物である被搬送物Wを押
し上げるように蠕動運動をあたえることができるから、
垂直搬送経路4または急勾配の昇り搬送経路の下端側に
被搬送物Wが溜まって搬送不能になることがない。
【0021】なお、平板状のままの搬送ベルト7を、そ
の左右両端縁のうち一方が回動半径内側になり、他方が
半径外側なるようにして湾曲させて移送させることはで
きないので、例えば図2の上部水平搬送経路5のように
平面視でL字状に湾曲する搬送経路においても、被搬送
物Wの有無に拘らず断面をパイプ状に丸める。図11
は、前記水平方向湾曲部での湾曲案内手段を示し、枠体
15内の上下部には各々ローラ台53に回転自在に支持
された複数の案内ローラ50でパイプ状に丸めた搬送ベ
ルト7の幅方向中途部の外面を案内支持する。同じくロ
ーラ台51に介して自在に支持された左右一対のクロー
ズ保持ローラ52,52は、その小径部部で、搬送ベル
ト7の左右両端縁の係合部である突条8と凹溝9とが互
いに噛み合った状態を保持する。この湾曲案内手段の他
の実施例としては、図5に示すような一対の大径鍔部付
きの一個のクローズ保持ローラで搬送ベルト7の左右両
端縁の係合部である突条8と凹溝9とが互いに噛み合っ
た状態を保持するように構成しても良い。
の左右両端縁のうち一方が回動半径内側になり、他方が
半径外側なるようにして湾曲させて移送させることはで
きないので、例えば図2の上部水平搬送経路5のように
平面視でL字状に湾曲する搬送経路においても、被搬送
物Wの有無に拘らず断面をパイプ状に丸める。図11
は、前記水平方向湾曲部での湾曲案内手段を示し、枠体
15内の上下部には各々ローラ台53に回転自在に支持
された複数の案内ローラ50でパイプ状に丸めた搬送ベ
ルト7の幅方向中途部の外面を案内支持する。同じくロ
ーラ台51に介して自在に支持された左右一対のクロー
ズ保持ローラ52,52は、その小径部部で、搬送ベル
ト7の左右両端縁の係合部である突条8と凹溝9とが互
いに噛み合った状態を保持する。この湾曲案内手段の他
の実施例としては、図5に示すような一対の大径鍔部付
きの一個のクローズ保持ローラで搬送ベルト7の左右両
端縁の係合部である突条8と凹溝9とが互いに噛み合っ
た状態を保持するように構成しても良い。
【0022】なお、ローラ台51は、前記搬送ベルト7
の係合部に対する噛み合い状態を調節する等のために、
ローラ台53,53に対して高さ位置や左右位置等をボ
ルト28等を介して調節可能に取りつく。図12は、放
出部近傍での搬送ベルト7の支持状態を示し、後部ロー
ラ11に近づくにつれて搬送ベルト7が平板状に展開す
るように複数の案内ローラ54,55間のロフト角度を
変更調節する。
の係合部に対する噛み合い状態を調節する等のために、
ローラ台53,53に対して高さ位置や左右位置等をボ
ルト28等を介して調節可能に取りつく。図12は、放
出部近傍での搬送ベルト7の支持状態を示し、後部ロー
ラ11に近づくにつれて搬送ベルト7が平板状に展開す
るように複数の案内ローラ54,55間のロフト角度を
変更調節する。
【0023】図13及び図14は、パイプコンベヤ装置
の他の実施例を示し、搬送経路途中の搬送ベルトを断面
略円形状に丸める案内手段等は前記の実施例と同じ構成
じあるので、図示および説明を省略する。この実施例で
は、供給ホッパ2を有する下部水平搬送経路3と、垂直
搬送経路4と、放出ホッパ6を有する上部水平経路5と
からなり、水平湾曲部を備えないので、復路における搬
送ベルト7は平板状のまま供給部へ帰す。前記下部水平
搬送経路3と、垂直搬送経路4とには前記実施例と同様
な構成の蠕動運動付与手段19,19′を備える。 こ
のとき、垂直搬送経路4の搬送高さ(搬送高低差)が大
きいときには、その搬送経路に沿って適宜間隔で蠕動運
動付与手段19′を備える。図1及び図13で示す符号
56は復路に設けた緊張用の錘である。
の他の実施例を示し、搬送経路途中の搬送ベルトを断面
略円形状に丸める案内手段等は前記の実施例と同じ構成
じあるので、図示および説明を省略する。この実施例で
は、供給ホッパ2を有する下部水平搬送経路3と、垂直
搬送経路4と、放出ホッパ6を有する上部水平経路5と
からなり、水平湾曲部を備えないので、復路における搬
送ベルト7は平板状のまま供給部へ帰す。前記下部水平
搬送経路3と、垂直搬送経路4とには前記実施例と同様
な構成の蠕動運動付与手段19,19′を備える。 こ
のとき、垂直搬送経路4の搬送高さ(搬送高低差)が大
きいときには、その搬送経路に沿って適宜間隔で蠕動運
動付与手段19′を備える。図1及び図13で示す符号
56は復路に設けた緊張用の錘である。
【0024】図15は、蠕動運動付与手段の他の実施例
を示し、枠体15の一方に固定のブラケット60を所定
の適宜間隔で配設し、各ブラケット60には、枢軸61
回りに回転自在に回転支持体62を取付け、各回転支持
体62の外周部には円周方向に沿って適宜間隔で4個の
押圧輪63を回転自在に取付けて、この押圧輪63を、
搬送ベルト7における突条8と凹溝9との係合に接当さ
せるように配設する。このとき、各押圧輪63の大径鍔
部で前記係合部の外側を挟むようにする。
を示し、枠体15の一方に固定のブラケット60を所定
の適宜間隔で配設し、各ブラケット60には、枢軸61
回りに回転自在に回転支持体62を取付け、各回転支持
体62の外周部には円周方向に沿って適宜間隔で4個の
押圧輪63を回転自在に取付けて、この押圧輪63を、
搬送ベルト7における突条8と凹溝9との係合に接当さ
せるように配設する。このとき、各押圧輪63の大径鍔
部で前記係合部の外側を挟むようにする。
【0025】この複数の回転支持体62を一体的に回転
するように取付けたチエンスプロケット64,64にチ
エン65を巻掛け、図示しない駆動モータで矢印C方向
に回転駆動させる。この場合の搬送ベルト7自体の移送
方向は矢印Aである。搬送ベルト7を挟んで前記回転支
持体62と対向する位置に設ける複数の回転支持体66
は中心軸70回りに回動可能に軸支された揺動リンク6
7の先端に各々取りつき、この各回転支持体66の外周
部には円周方向に沿って適宜間隔で搬送ベルト7の背面
を押圧するための複数(実施例では4個)の押圧輪68
を回転自在に設ける。前記一対の揺動リンク67,67
間には引張りばね69を装架し、各々の押圧輪68での
搬送ベルト7の背面の押圧力が略一定になるようにセッ
トする。前記一対の回転支持体66,66に取りついて
一体的に回転するチエンスプロケット71,71と、中
心軸70に回転可能に設けた駆動チエンスプロケット7
2とにチエン73を巻掛け、駆動チエンスプロケット7
2を図示しない別の駆動モータ等にて矢印D方向に回転
駆動させる。これらにより、回転する回転支持体62,
66の回転速度は、前記実施例と同様に、押圧輪63,
68による搬送ベルト7の移送速度と搬送ベルト7自体
の矢印A方向への移送速度とが略一致するよう設定す
る。符号74はチエン73の緩み防止のためのアイドラ
輪であり、揺動アーム75を揺動リンク67との間で装
架したばね76にて付勢することで実現する。
するように取付けたチエンスプロケット64,64にチ
エン65を巻掛け、図示しない駆動モータで矢印C方向
に回転駆動させる。この場合の搬送ベルト7自体の移送
方向は矢印Aである。搬送ベルト7を挟んで前記回転支
持体62と対向する位置に設ける複数の回転支持体66
は中心軸70回りに回動可能に軸支された揺動リンク6
7の先端に各々取りつき、この各回転支持体66の外周
部には円周方向に沿って適宜間隔で搬送ベルト7の背面
を押圧するための複数(実施例では4個)の押圧輪68
を回転自在に設ける。前記一対の揺動リンク67,67
間には引張りばね69を装架し、各々の押圧輪68での
搬送ベルト7の背面の押圧力が略一定になるようにセッ
トする。前記一対の回転支持体66,66に取りついて
一体的に回転するチエンスプロケット71,71と、中
心軸70に回転可能に設けた駆動チエンスプロケット7
2とにチエン73を巻掛け、駆動チエンスプロケット7
2を図示しない別の駆動モータ等にて矢印D方向に回転
駆動させる。これらにより、回転する回転支持体62,
66の回転速度は、前記実施例と同様に、押圧輪63,
68による搬送ベルト7の移送速度と搬送ベルト7自体
の矢印A方向への移送速度とが略一致するよう設定す
る。符号74はチエン73の緩み防止のためのアイドラ
輪であり、揺動アーム75を揺動リンク67との間で装
架したばね76にて付勢することで実現する。
【0026】なお、前述の固定ブラケット側の回転支持
体36,62を、揺動リンク等を介して搬送ベルト7に
押圧付勢できるように構成しても良い。各回転支持体3
6,41,62,66の押圧手段並びに回転駆動手段は
油圧または空気圧を利用したものであっても良い。本発
明のパイプコンベヤ装置においては復路に付いてもパイ
プ状に丸めた状態で搬送ベルトを移送するようにしても
良いことは勿論である。
体36,62を、揺動リンク等を介して搬送ベルト7に
押圧付勢できるように構成しても良い。各回転支持体3
6,41,62,66の押圧手段並びに回転駆動手段は
油圧または空気圧を利用したものであっても良い。本発
明のパイプコンベヤ装置においては復路に付いてもパイ
プ状に丸めた状態で搬送ベルトを移送するようにしても
良いことは勿論である。
【0027】
【発明の作用及び効果】前記搬送ベルトにおける搬送経
路の中途部を、複数の案内ローラにて断面パイプ状に丸
め、その内部に被搬送物を収納した状態で搬送する場合
に、その搬送経路の中途部には、前記パイプ状部分の外
側からその断面積を脈動的に縮小させるための蠕動運動
付与手段を備えたものであるから、前記搬送経路が垂直
状態や急傾斜(急勾配)であっても、パイプ状部分の内
径側の被搬送物は、押圧されながら搬送ベルトの移送速
度と略同一速度で搬送されるという蠕動運動を与えられ
確実に移送することができる。また、搬送ベルトは弾性
体であるから、これをパイプ状に丸めた状態でいずれの
方向にも湾曲させることができ、従来のパイプラインに
よる粉体等の搬送手段にとって代えることが容易とな
る。
路の中途部を、複数の案内ローラにて断面パイプ状に丸
め、その内部に被搬送物を収納した状態で搬送する場合
に、その搬送経路の中途部には、前記パイプ状部分の外
側からその断面積を脈動的に縮小させるための蠕動運動
付与手段を備えたものであるから、前記搬送経路が垂直
状態や急傾斜(急勾配)であっても、パイプ状部分の内
径側の被搬送物は、押圧されながら搬送ベルトの移送速
度と略同一速度で搬送されるという蠕動運動を与えられ
確実に移送することができる。また、搬送ベルトは弾性
体であるから、これをパイプ状に丸めた状態でいずれの
方向にも湾曲させることができ、従来のパイプラインに
よる粉体等の搬送手段にとって代えることが容易とな
る。
【0028】さらに、前記平板状の搬送ベルトの左右両
端部には、この搬送ベルトをパイプ状に丸めたとき、一
方の端縁が他方の端縁に互いに離接自在に嵌合する係合
部を設けたので、パイプ状部分を直径方向に押圧する場
合にその係合部の外れを防止できて内部の被搬送物が漏
れ出すと言う事故を確実に防止することができる。
端部には、この搬送ベルトをパイプ状に丸めたとき、一
方の端縁が他方の端縁に互いに離接自在に嵌合する係合
部を設けたので、パイプ状部分を直径方向に押圧する場
合にその係合部の外れを防止できて内部の被搬送物が漏
れ出すと言う事故を確実に防止することができる。
【図1】パイプコンベヤ装置の全体側断面図である。
【図2】図1のII−II矢視一部切欠き平面図である。
【図3】図1の III−III 矢視拡大断面図である。
【図4】図1のIV−IV矢視拡大断面図である。
【図5】図1のV−V矢視拡大断面図である。
【図6】蠕動運動付与手段19の要部拡大側面図であ
る。
る。
【図7】図6におけるVII −VII 矢視断面図である。
【図8】蠕動運動付与手段19′の要部拡大側面図であ
る。
る。
【図9】図8のIX−IX矢視断面図である。
【図10】図6及びず8におけるX−X矢視断面図であ
る。
る。
【図11】図2のXI−XI矢視拡大断面図である。
【図12】図2のXII −XII 矢視拡大断面である。
【図13】パイプコンベヤ装置の他の実施例を示す側断
面である。
面である。
【図14】図13の平面図である。
【図15】蠕動運動付与手段の他の実施例を示す側面図
である。
である。
1 パイプコンベヤ装置 2 供給ホッパ 3 下部水平搬送経路 4 垂直搬送経路 5 上部水平搬送経路 6 放出ホッパ 7 搬送ベルト 8 突条 9 凹溝 15 枠体 18 初期案内部 20,23 案内ローラ 19,19′ 蠕動運動付与手段 24,52 クローズ保持ローラ 30,31,63,68 押圧輪 32 駆動モータ 33,34,60 ブラケット 35,40,61 枢軸 36,41,62,66 回転支持体 37,42 支軸 39,67 揺動リンク 43,44 ギヤ 45,46,64,71 チエンスプロケット 47,65,73 チエン 48,72 駆動チエンスプロケット 49,56 錘 69 引張りばね 70 中心軸 74 アイドラ輪 75 揺動アーム 76 ばね
Claims (2)
- 【請求項1】弾性を有する無端帯状の搬送ベルトを、前
部ローラと後部ローラとに平板状に展開して巻掛け循環
駆動させる一方、前記搬送ベルトにおける前記両ローラ
間の搬送経路の中途部を、複数の案内ローラにて断面パ
イプ状に丸め、その内部に被搬送物を収納した状態で搬
送するパイプコンベヤ装置において、前記搬送経路の中
途部には、前記パイプ状部分の外側からその断面積を脈
動的に縮小させるための蠕動運動付与手段を備えたこと
を特徴とするパイプコンベヤ装置。 - 【請求項2】前記弾性を有する平板状の搬送ベルトの左
右両端部には、前記パイプ状に丸めたとき、その一方の
端縁が他方の端縁に離接自在に嵌合する凹凸状の係合部
を形成したことを特徴とする「請求項1」に記載のパイ
プコンベヤ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3086624A JPH0714765B2 (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | パイプコンベヤ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3086624A JPH0714765B2 (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | パイプコンベヤ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05338749A true JPH05338749A (ja) | 1993-12-21 |
JPH0714765B2 JPH0714765B2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=13892181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3086624A Expired - Lifetime JPH0714765B2 (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | パイプコンベヤ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0714765B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020029338A (ja) * | 2018-08-23 | 2020-02-27 | 日本製鉄株式会社 | 搬送装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4857374A (ja) * | 1971-11-18 | 1973-08-11 | ||
JPS60167809A (ja) * | 1984-02-04 | 1985-08-31 | Hazama Gumi Ltd | 蠕動コンベヤ装置 |
JPS61248808A (ja) * | 1985-04-25 | 1986-11-06 | Okazaki Haruo | 大径部の通過を可能としたパイプコンベヤ |
-
1991
- 1991-04-18 JP JP3086624A patent/JPH0714765B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4857374A (ja) * | 1971-11-18 | 1973-08-11 | ||
JPS60167809A (ja) * | 1984-02-04 | 1985-08-31 | Hazama Gumi Ltd | 蠕動コンベヤ装置 |
JPS61248808A (ja) * | 1985-04-25 | 1986-11-06 | Okazaki Haruo | 大径部の通過を可能としたパイプコンベヤ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020029338A (ja) * | 2018-08-23 | 2020-02-27 | 日本製鉄株式会社 | 搬送装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0714765B2 (ja) | 1995-02-22 |
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