JP3728566B2 - パイプコンベヤにおける捩れ矯正装置 - Google Patents

パイプコンベヤにおける捩れ矯正装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送ベルトがパイプ状に丸められて走行するパイプコンベヤが、その走行方向中心軸に対して捩れた場合に、その捩れを矯正する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
循環する無端の搬送ベルトの大部分をパイプ状に丸め、この中に粉粒体を包み込んで連続搬送するパイプコンベヤは公知であり、図6〜図8は、その一例を示す。
【0003】
可撓性を有する無端の搬送ベルト(1)は、長手方向の軸線まわりに丸まってパイプ状となろうとする弾性傾向を有し、図6に示すように前方の駆動ドラム(2)と後方の従動ドラム(3)のところで偏平に展開されて、各ドラム(2)(3)に掛け回されている。
【0004】
両ドラム(2)(3)間には、方形枠状をなす複数の支持枠(4)が、搬送ベルト(1)の進行方向と平行な連杆(5)をもって互いに連結されることにより、前後方向にほぼ一定間隔を持って配設されている。図7に示すように、各支持枠(4)は、上下2室(4a)(4b)に分かれ、その上室(4a)には搬送ベルト(1)の往路側である往路ベルト(1a)が、また下室(1b)には搬送ベルト(1)の復路側である復路ベルト(1b)が通過するようになっている。
【0005】
各支持枠(4)の上下両室(4a)(4b)内には、それぞれ複数の保形ローラ(6)が、実質上円を描くようにして、同一円周上に、ほぼ一定間隔をもって枢設されている。
【0006】
偏平に展開されて、従動ドラム(3)の下面よりその上面に回った往路ベルト(1a)は、図8に示すように、該ベルト(1a)の下面と側面をそれぞれ支持する支持ローラ(7)(8)に案内されることにより、かつそれ自身の有する弾性傾向によって、次第に樋状に丸められる。
【0007】
往路ベルト(1a)が十分に丸まらない中に、従動ドラム(3)の上方に設けたホッパ(9)より、粉状もしくは粒状の被搬送物(10)が、往路ベルト(1a)上に投下される。
【0008】
ついで、往路ベルト(1a)は、支持枠(4)の上室(4a)に進入し、保形ローラ(6)に案内されて、パイプ状に丸められるとともに、往路ベルト(1a)の両側端部同士が上方において重合され、その中に被搬送物(10)が包み込まれる。
【0009】
被搬送物(10)を包み込んだ往路ベルト(1a)は、保形ローラ(6)により周囲を支持されて、パイプ状を保ったまま走行する。前方の駆動ドラム(2)の近くにおいて、最前位の支持枠(4)から脱出した往路ベルト(1a)は、図8に示した被搬送物(10)の包み込み部分を概ね前後対称的に構成されたベルト展開装置(図示せず)を通過する間に展開されて、被搬送物(10)を、駆動ドラム(2)の前下方に設けた荷受箱(11)に投入する。
【0010】
駆動ドラム(2)を通過した復路ベルト(1b)は、上述同様にパイプ状に丸められて、各支持枠(4)の下室(4b)を通過し、従動ドラム(3)に戻って循環する。
【0011】
上述のパイプコンベヤは、時として、数100mにも及ぶ長尺のものとして設置されることがあるが、両ドラム(2)(3)間の距離が余りにも長い場合には、パイプ状の搬送ベルト(1)が、その軸線周りに捩れることがあるので、捩れ矯正のための手段を設けている。
【0012】
従来の捩れ矯正手段しては種々のものが提案されてきているが、その主なものをあげると、特開昭57-137206号公報、実開昭61-206509号公報、特開平5-8822号公報、特願平6-22523号等に記載されているようなものがある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
上述の特開昭57-137206号公報記載の捩れ矯正手段は、保形ローラの軸線の角度を変更することによるものであり、実開昭61-206509号公報記載の捩れ矯正手段は、保形ローラとは別の矯正ローラを用い、この矯正ローラが搬送ベルトに当接する角度を変更する手段を備えるものであるが、いずれのものも、矯正ローラが、丸められた搬送ベルトの外周面に常時圧接しているので、パイプコンベヤの稼働中に調整することが容易でなく、通常は、一時コンベヤを停止して捩れ矯正のための調整作業を行い、その後再びコンベヤを稼働させて矯正の効果を見なければならないという点で非効率的であった。
【0014】
また、実開昭61-206509号公報記載の捩れ矯正手段では、捩れ矯正の調整作業を、矯正ローラの回転軸の角度変更のみで行なっており、捩れ矯正のもうひとつの要素であるローラのベルト押し圧を調節できないので、適切な矯正効果を得るのが難しい。
【0015】
特開平5-8822号公報記載の捩れ矯正手段は、搬送ベルトの周囲を取り囲んで配設された複数の矯正ローラを、そのローラ支持枠ごと角度調節する方式のものであり、特願平6-22523号記載の捩れ矯正手段は、ベルト重合部の段差のずれを検出して、このずれが一定値に達したとき、支持ローラの角度を変化させることによるものであって、いずれも装置が大がかりとなる割には、矯正効果が少なく、しかも経済的ではない。
【0016】
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、搬送ベルトに捩れが発生した場合に、その捩れの程度に応じて、随時簡単に捩れを矯正しうるようにした構造簡単な捩れ矯正装置を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 無端回走する搬送ベルトの少なくとも一部を、保形ローラによりパイプ状に丸めて、その内部に被搬送物を包み込んで搬送するようにしたパイプコンベヤにおいて、パイプ状に丸められた前記搬送ベルトの捩れを矯正する装置であって、前記搬送ベルトの進行方向に間隔を隔てて隣接する前記保形ローラ間に、パイプ状に丸めた搬送ベルトの外周面に、搬送ベルトの進行方向に対して斜めに傾斜して圧接することにより、パイプ状の搬送ベルトに捩れ矯正力を付与するようにした矯正ローラを、前記搬送ベルトの外周面に圧接する作動位置と、搬送ベルトの外周面から離れた不作動位置とに移動可能として設けるとともに、前記矯正ローラを、前記作動位置と不作動位置とに移動させる操作手段を設ける。
【0018】
(2) 上記(1)項において、矯正ローラをローラ支持枠の一端部に枢支し、ローラ支持枠の他端部に操作手段を設け、かつローラ支持枠の中間部を、適宜の固定体に枢支する。
【0019】
(3) 上記(2)項において、操作手段を、ローラ支持枠と一体的に設けた手動操作用のハンドルとする。
【0020】
(4) 上記(2)項において、操作手段を、ローラ支持枠と適宜の固定体との間に設けたパワーシリンダとする。
【0021】
(5) 上記(2)〜(4)項のいずれかにおいて、ローラ支持枠の中間部を回動枠に枢支し、かつ回動枠を、パイプ状に丸めた搬送ベルトの求心方向を向く軸をもって、適宜の固定体に枢支することにより、搬送ベルトの進行方向に対する矯正ローラの傾斜角度を可変とする。
【0022】
(6) 上記(1)〜(5)項のいずれかにおいて、搬送ベルトの進行方向に、その進行方向と直行する基準軸に対する傾斜角度を正負逆とした複数の矯正ローラを配設する。
【0023】
(7) 上記(1)〜(6)項のいずれかにおいて、搬送ベルトの進行方向に、その進行方向と直行する基準軸に対する傾斜角度を同一とした複数の矯正ローラを配設する。
【0024】
(8) 上記(1)〜(7)項のいずれかにおいて、矯正ローラを搬送ベルトに押し当てた状態で矯正ローラの移動を阻止するロック手段を設ける。
【0025】
【発明の実施の態様】
本発明の第1の実施例を、図1及び図2に示す。この実施例(第2実施例以降においても同じ)において、前述の従来例と同じまたは同様の部材については、同一の符号を付して示してあるので、その重複説明を避ける。また、これらの図においては、図示の便宜上支持枠(4)の一部及び連杆(5)の一部を省略して示してある。
【0026】
往路ベルト(1a)の進行方向に間隔を隔てて、この進行方向に直交する方向に、保形ローラ(6)を支持する複数の支持枠(4)が配設されている。隣接する支持枠(4)の間に、本発明に係る矯正ローラ(12a)(12b)が、搬送ベルト(1a)の底部側に配設されている。
【0027】
矯正ローラ(12a)(12b)は、フラットローラタイプ、V型2本ローラタイプ、トラフ型3本ローラタイプ等の任意適切な型式のものでよい。これらの矯正ローラ(12a)(12b)は、いずれもローラ支持枠(13)の一端部(図1の左端部)に回転軸(14)をもって枢着されており、このローラ支持枠(13)の中間部は、枢軸(15)をもって適宜の固定体(図示略)に枢支されており、ローラ支持枠(13)の他端部には、手動操作用のハンドル(16)が一体的に設けられており、このハンドル(16)を手動で操作することにより、矯正ローラ(12a)(12b)をパイプ状に丸められた往路ベルト(1a)の外周面に圧接にさせることができるようになっている。
【0028】
図2に示すように、矯正ローラ(12a)は、その回転軸(14)及び枢軸(15)が往路ベルト(1a)の進行方向に直交する基準軸(17)に対して平面視において所要角度θだけ傾けて配設されている。また、矯正ローラ(12b)は、基準軸(17)に対して矯正ローラ(2a)とは逆の方向に、角度θだけ軸方向を傾けて配設されている。この角度θは、好適には30度またはそれ以下の角度とする。
【0029】
このような構成であるので、往路ベルト(1a)の捩れを視認した場合、その捩れの方向により、矯正ローラ(12a)(12b)のいずれかを選び、そのハンドル(15)を手動で下方に押し下げることにより、矯正ローラを往路ベルト(1a)の底部から下方に離れた不作動位置から、その底部に圧接する作動位置まで移動させて、矯正作用を及ぼす。具体的には、ベルト進行方向に向かって往路ベルト(1a)が時計回転方向(右ねじ方向)に捩れていく現象が発生した場合には、矯正ローラ(12a)を往路ベルト(1a)に押し当てて、反時計回転方向(左ねじ方向)の力を往路ベルト(1a)に付与して、捩れを矯正する。逆の捩れの場合には、矯正ローラ(12a)を押し当てる。この際、矯正ローラのベルトに対する押し圧は、ハンドル(15)に加える力により任意に設定することができる。
【0030】
このようにして捩れが解消すれば、ハンドル(15)を釈放して矯正ローラ(12a)(12b)を往路ベルト(1a)から遠ざける。しかし、捩れが一時的なものでなく、定常的に発生する場合は、矯正ローラ(12a)(12b)を往路ベルト(1a)に押し当てた状態で、矯正ローラ(12a)(12b)の移動を阻止するロック装置(図示略)を設けておき、これを作動させることにより、搬送ベルト(1)に常時矯正力を付与するようにしてもよい。
【0031】
図3に示す第2の実施例では、ベルト進行方向に間隔を隔てて隣接する保形ローラ(6)の間に、複数の同じ方向に傾斜した矯正ローラ(12a)(図示の場合2個)を配設し、これに隣接する保形ローラ(6)間に、矯正ローラ(12a)とは反対の方向に傾斜した複数の矯正ローラ(12b)(図示の場合2個)を配設してある。
【0032】
図4に示す第3の実施例では、連杆(5)等の適宜の固定体と、ローラ支持枠(13)の矯正ローラ(12)を設けていない方の端部との間に、圧縮空気により作動する公知のパワーシリンダ(操作手段)(21)を設け、これによって、ローラ支持枠(13)を回動しうるようにしてある。この場合、押し圧もこのパワーシリンダ(21)により任意に設定することができる。
【0033】
図5は、本発明の第4の実施例を示す。
この実施例では、パイプ状に丸められた搬送ベルトの中心軸線の直下における適宜の固定体(図示略)に、上向きコ字状をなす回動枠(31)の中央部を、丸められた搬送ベルトの求心方向を向く垂直の軸(32)をもって枢着し、その回動枠(31)の両側片(31a)の上端部に、第1の実施例のものと同一のローラ支持枠(13)の中間部を、水平な枢軸(33)をもって枢着し、基準軸(17)に対する矯正ローラ(12)の傾斜角度(θ)を、正負いずれの方向にも、自由に変更しうるようにしてある。
【0034】
本発明は、この他にも、幾多の変形が可能である。
例えば、図2に示すように、基準軸(17)に対する傾斜角度(θ)が異なる2個の矯正ローラ(12a)(12b)を、中間部を適宜の固定体(図示略)に枢着したシーソー式の支持板(図示省略)の両端部に対向して設け、ハンドル(16)と同様の適宜の操作手段により、支持板の一端を持ち上げて、一方の矯正ローラ(12a)または(12b)を搬送ベルトに圧接させると、支持板の他端が下降して、他方の矯正ローラ(12b)または(12a)が搬送ベルトから離れるようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、搬送ベルトに捩れが発生した時に、パイプコンベヤを稼働させたままの状態で、矯正ローラを随時搬送ベルトに押しつけて、簡単に捩れを矯正することができ、しかも、その矯正ローラの効果を即座に確認することができるので、その効果を見ながら押しつける強さを調節することができる。
また、構造が簡単で、従来のような大掛かりな装置を必要としないという利点もある。
【0036】
請求項2記載の発明のように、矯正ローラをローラ支持枠の一端部に枢支し、ローラ支持枠の他端部に操作手段を設け、かつローラ支持枠の中間部を、適宜の固定体に枢支すれば、操作手段の操作方向と矯正ローラが搬送ベルトに押しつけられる方向とが反転し、操作性が向上する。
【0037】
請求項3記載の発明のように、操作手段を、ローラ支持枠と一体的に設けた手動操作用のハンドルとすると、手動操作だけで、搬送ベルトの捩れを簡単に矯正することができるとともに、矯正ローラの押し圧を簡単に調節できる利点がある。
【0038】
請求項4記載の発明のように、操作手段を、ローラ支持枠と適宜の固定体との間に設けたパワーシリンダとすれば、矯正の実行、及び矯正ローラの押し圧の設定を機械的に行なうことができる。
【0039】
請求項5記載の発明のように、ローラ支持枠の中間部を回動枠に枢支し、かつ回動枠を、パイプ状に丸めた搬送ベルトの求心方向を向く軸をもって、適宜の固定体に枢支することにより、搬送ベルトの進行方向に対する矯正ローラの傾斜角度を可変とすれば、単一の装置のみで、正負(または右回り、左まわり)の方向が異なる捩れをも矯正することができるとともに、捩れの大きさや強さに応じて、矯正ローラの傾斜角度を変更して、搬送ベルトに与える矯正力を随時調節することができる。
【0040】
請求項6記載の発明のように、搬送ベルトの進行方向に、その進行方向と直行する基準軸に対する傾斜角度を正負逆とした複数の矯正ローラを配設すると、捩れの方向に応じて矯正ローラを選択して作動させ、いずれの方向の捩れをも簡単に矯正することができる。
【0041】
請求項7記載の発明のように、搬送ベルトの進行方向に、その進行方向と直行する基準軸に対する傾斜角度を同一とした複数の矯正ローラを配設すると、作動させる矯正ローラの数に応じて、矯正力を倍増させることができる。
【0042】
請求項8記載の発明のように、矯正ローラを搬送ベルトに押し当てた状態で矯正ローラの移動を阻止するロック手段を設けると、矯正作用を連続的に及ぼさせ、搬送ベルトの定常的な捩れを解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を備えたパイプコンベヤの一部を、その支持杆及び連杆の一部を省略して示す側面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す概略平面図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示す概略側面図である。
【図5】本発明の第4の実施例の要部の斜視図である。
【図6】従来のパイプコンベヤの概略側面図である。
【図7】図6のVII-VII線に沿う拡大断面図である。
【図8】図6のVIII-VIII線に沿う拡大断面図である。
【符号の説明】
(1) 搬送ベルト
(1a) 往路ベルト
(1b) 復路ベルト
(2) 駆動ドラム
(3) 従動ドラム
(4) 支持枠
(4a) 上室
(4b) 下室
(5) 連杆
(6) 保形ローラ
(7)(8)支持ローラ
(9) ホッパ
(10) 被搬送物
(11) 荷受箱
(12)(12a)(12b)矯正ローラ
(13) ローラ支持枠
(14) 回転軸
(15) 枢軸
(16) ハンドル(操作手段)
(17) 基準軸
(21) パワーシリンダ
(31) 回動枠
(31a) 側片
(32) 軸
(33) 枢軸

Claims (8)

  1. 無端回走する搬送ベルトの少なくとも一部を、保形ローラによりパイプ状に丸めて、その内部に被搬送物を包み込んで搬送するようにしたパイプコンベヤにおいて、パイプ状に丸められた前記搬送ベルトの捩れを矯正する装置であって、
    前記搬送ベルトの進行方向に間隔を隔てて隣接する前記保形ローラ間に、パイプ状に丸めた搬送ベルトの外周面に、搬送ベルトの進行方向に対して斜めに傾斜して圧接することにより、パイプ状の搬送ベルトに捩れ矯正力を付与するようにした矯正ローラを、前記搬送ベルトの外周面に圧接する作動位置と、搬送ベルトの外周面から離れた不作動位置とに移動可能として設けるとともに、前記矯正ローラを、前記作動位置と不作動位置とに移動させる操作手段を設けたことを特徴とするパイプコンベヤにおける捩れ矯正装置。
  2. 矯正ローラをローラ支持枠の一端部に枢支し、ローラ支持枠の他端部に操作手段を設け、かつローラ支持枠の中間部を、適宜の固定体に枢支したことを特徴とする請求項1記載のパイプコンベヤにおける捩れ矯正装置。
  3. 操作手段を、ローラ支持枠と一体的に設けた手動操作用のハンドルとしたことを特徴とする請求項2記載のパイプコンベヤにおける捩れ矯正装置。
  4. 操作手段を、ローラ支持枠と適宜の固定体との間に設けたパワーシリンダとしたことを特徴とする請求項2記載のパイプコンベヤにおける捩れ矯正装置。
  5. ローラ支持枠の中間部を回動枠に枢支し、かつ回動枠を、パイプ状に丸めた搬送ベルトの求心方向を向く軸をもって、適宜の固定体に枢支することにより、搬送ベルトの進行方向に対する矯正ローラの傾斜角度を可変としたことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のパイプコンベヤにおける捩れ矯正装置。
  6. 搬送ベルトの進行方向に、その進行方向と直行する基準軸に対する傾斜角度を正負逆とした複数の矯正ローラを配設したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のパイプコンベヤにおける捩れ矯正装置。
  7. 搬送ベルトの進行方向に、その進行方向と直行する基準軸に対する傾斜角度を同一とした複数の矯正ローラを配設したことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のパイプコンベヤにおける捩れ矯正装置。
  8. 矯正ローラを搬送ベルトに押し当てた状態で矯正ローラの移動を阻止するロック手段を設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のパイプコンベヤにおける捩れ矯正装置。
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