JP2862098B2 - 物品の搬送方法及び装置 - Google Patents
物品の搬送方法及び装置Info
- Publication number
- JP2862098B2 JP2862098B2 JP26044190A JP26044190A JP2862098B2 JP 2862098 B2 JP2862098 B2 JP 2862098B2 JP 26044190 A JP26044190 A JP 26044190A JP 26044190 A JP26044190 A JP 26044190A JP 2862098 B2 JP2862098 B2 JP 2862098B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- article
- transport
- drive
- wheels
- driving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、物品の搬送姿勢を変化させ、かつ物品相互
を分離しつつ搬送する搬送方法及びその装置に関する。
を分離しつつ搬送する搬送方法及びその装置に関する。
従来、物品に加工処理を行ないつつ搬送する方法は、
例えば第5図に示すように、コンベア19を介してワーク
50を回転する円筒ドラム20内に供給し、円筒ドラム20の
回転によりワーク50の姿勢を変化させながら搬送する方
式や、第6図に示すように、ネットコンベア22内でワー
ク50の上下、左右方向をガイドしつつワーク50の姿勢を
変えずに搬送する方式がある。第5図の円筒ドラム方式
は、例えば研掃材などを吹き付ける加工出力源21の位置
を一定にしてワーク50の姿勢を変化させる方式であり、
一方、第6図のネットコンベア方式は、ワーク50を同一
方向に整列させてガイドし、複数台の加工出力源21をワ
ーク50の回りに配置する方式である。
例えば第5図に示すように、コンベア19を介してワーク
50を回転する円筒ドラム20内に供給し、円筒ドラム20の
回転によりワーク50の姿勢を変化させながら搬送する方
式や、第6図に示すように、ネットコンベア22内でワー
ク50の上下、左右方向をガイドしつつワーク50の姿勢を
変えずに搬送する方式がある。第5図の円筒ドラム方式
は、例えば研掃材などを吹き付ける加工出力源21の位置
を一定にしてワーク50の姿勢を変化させる方式であり、
一方、第6図のネットコンベア方式は、ワーク50を同一
方向に整列させてガイドし、複数台の加工出力源21をワ
ーク50の回りに配置する方式である。
また第7図に示すように、ベルト22によりワーク50を
斜面に沿って引上げてから落下させる運動の繰り返しに
より、ワーク50の姿勢を変化させつつ移送する方式があ
る。
斜面に沿って引上げてから落下させる運動の繰り返しに
より、ワーク50の姿勢を変化させつつ移送する方式があ
る。
上記従来技術は、第5図の場合は搬送中にワーク50は
相互に接触により損傷するおそれがあり、第6図では、
ワーク50の上下、左右方向からネットコンベア22でガイ
ドするための多種多様な異形状部品をランダムに供給す
るには不適であり、ワーク50の供給姿勢と加工方向が制
約され、ワーク50全面に充分な加工を施し難いなどの問
題点があった。第7図の搬送装置も、ワーク50を確実に
姿勢を変化させて搬送することができず、またワーク50
が相互に接触しやすいという問題点は改良されていなか
った。
相互に接触により損傷するおそれがあり、第6図では、
ワーク50の上下、左右方向からネットコンベア22でガイ
ドするための多種多様な異形状部品をランダムに供給す
るには不適であり、ワーク50の供給姿勢と加工方向が制
約され、ワーク50全面に充分な加工を施し難いなどの問
題点があった。第7図の搬送装置も、ワーク50を確実に
姿勢を変化させて搬送することができず、またワーク50
が相互に接触しやすいという問題点は改良されていなか
った。
本発明は上記問題点を解決し、多種多様な異形状ワー
ク50を損傷することなく姿勢を変化させながら効率良く
加工しつつ搬送することが可能な物品搬送方法及び装置
を提供することを目的としている。
ク50を損傷することなく姿勢を変化させながら効率良く
加工しつつ搬送することが可能な物品搬送方法及び装置
を提供することを目的としている。
上記の目的は、特許請求の範囲第1項に記載のよう
に、山部と谷部を連続し交互に形成して移行するエンド
レス搬送帯の上方の位置から、物品を前記搬送帯上に投
入し、前記物品を前記搬送帯上に載置したまま前記谷部
内の空間で転動させつつ、所定の軌道に沿って搬送移動
させることを特徴とする物品の搬送方法、及び、特許請
求の範囲第2項に記載のように、可撓性搬送帯とその幅
方向両端に沿って付設された動力伝達手段を有する環状
の搬送部と、該搬送部をエンドレスの波状に支持する支
持手段と、該支持手段を前記搬送部の搬送方向に駆動す
る手段と、前記支持手段の内周に沿ってエンドレスに設
けられ、前記支持手段を案内する案内手段を備えること
を特徴とする物品搬送装置によって達成される。
に、山部と谷部を連続し交互に形成して移行するエンド
レス搬送帯の上方の位置から、物品を前記搬送帯上に投
入し、前記物品を前記搬送帯上に載置したまま前記谷部
内の空間で転動させつつ、所定の軌道に沿って搬送移動
させることを特徴とする物品の搬送方法、及び、特許請
求の範囲第2項に記載のように、可撓性搬送帯とその幅
方向両端に沿って付設された動力伝達手段を有する環状
の搬送部と、該搬送部をエンドレスの波状に支持する支
持手段と、該支持手段を前記搬送部の搬送方向に駆動す
る手段と、前記支持手段の内周に沿ってエンドレスに設
けられ、前記支持手段を案内する案内手段を備えること
を特徴とする物品搬送装置によって達成される。
前記支持手段の内容は、特許請求の範囲第3項に記載
のように、所定間隔で互いに対向するように設けた2組
の従動輪と、該従動輪を固定する2つの駆動軸と、該駆
動軸を支承する1組の連結板と、該各連結板の中央部に
軸支した誘導輪と、前記駆動軸に固定され前記従動輪の
外側両端に設けた2組の駆動輪を有し、前記各駆動輪と
駆動輪、各従動輪と誘導輪がそれぞれ同一線上に整列す
るよう前記連結板の複数組を前記駆動軸を介して順次連
結してなる環状リンク構造であり、前記搬送部の搬送方
向に駆動する駆動手段の内容は、特許請求の範囲第4項
に記載のように、前記各駆動輪を囲んで共通に巻掛けた
外周駆動チェーン及び外周原動装置からなり、前記案内
手段は、特許請求の範囲第5項に記載のように、前記支
持手段の内周側に設けた1対の軌道輪と、該軌道輪を巻
掛けると共に前記駆動輪と係合する内周駆動チェーン及
び内周原動装置からなっており、特許請求の範囲第6項
に記載のように、この内周原動装置は回転数可変機構を
備えているものである。
のように、所定間隔で互いに対向するように設けた2組
の従動輪と、該従動輪を固定する2つの駆動軸と、該駆
動軸を支承する1組の連結板と、該各連結板の中央部に
軸支した誘導輪と、前記駆動軸に固定され前記従動輪の
外側両端に設けた2組の駆動輪を有し、前記各駆動輪と
駆動輪、各従動輪と誘導輪がそれぞれ同一線上に整列す
るよう前記連結板の複数組を前記駆動軸を介して順次連
結してなる環状リンク構造であり、前記搬送部の搬送方
向に駆動する駆動手段の内容は、特許請求の範囲第4項
に記載のように、前記各駆動輪を囲んで共通に巻掛けた
外周駆動チェーン及び外周原動装置からなり、前記案内
手段は、特許請求の範囲第5項に記載のように、前記支
持手段の内周側に設けた1対の軌道輪と、該軌道輪を巻
掛けると共に前記駆動輪と係合する内周駆動チェーン及
び内周原動装置からなっており、特許請求の範囲第6項
に記載のように、この内周原動装置は回転数可変機構を
備えているものである。
上記の構成の搬送方法及び装置により、連続する山部
と谷部からなる搬送帯の谷部に投入された物品は、山部
によって隔離されたまま転動して姿勢を変化しつつ所定
の軌道に沿って順次移動し、物品相互は接触することな
く、必要とする加工を行ないながら所定距離を搬送する
ことができる。
と谷部からなる搬送帯の谷部に投入された物品は、山部
によって隔離されたまま転動して姿勢を変化しつつ所定
の軌道に沿って順次移動し、物品相互は接触することな
く、必要とする加工を行ないながら所定距離を搬送する
ことができる。
以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図により説明
する。
する。
第1図は本発明に係る物品搬送装置の全体構造を示す
斜視図、第2図は搬送部2を除いたリンクユニット構造
体1を主体とする平面図を示す。
斜視図、第2図は搬送部2を除いたリンクユニット構造
体1を主体とする平面図を示す。
第1図に示すように本発明の物品搬送装置の主要構造
は、山部と谷部の連続からなる波状の搬送部2と、搬送
部2を支持する環状リンク構造体1と、環状リンク構造
体1を駆動する外周駆動チェーン11と外周原動装置13か
らなる外周巻掛け伝動駆動装置4と、環状リンク構造体
1の駆動3を構成する内周駆動チェーン10、軌道輪14、
14′及び内周原動装置12などにより構成されている。請
求項2記載の「搬送部をエンドレスの波状に支持する支
持手段」とは、例えば、実施例では環状リンク構造体で
あり、前記「支持手段を前記搬送部の搬送方向に駆動す
る駆動手段」とは、例えば、実施例では外周巻掛け伝導
駆動装置4であり、また前記「支持手段を案内する案内
手段」とは、例えば、実施例の軌道3を指すものであ
る。内周巻掛け伝動駆動装置15とは軌道輪14、14′内周
駆動チェーン10、内周原動装置12を指すものとする。
は、山部と谷部の連続からなる波状の搬送部2と、搬送
部2を支持する環状リンク構造体1と、環状リンク構造
体1を駆動する外周駆動チェーン11と外周原動装置13か
らなる外周巻掛け伝動駆動装置4と、環状リンク構造体
1の駆動3を構成する内周駆動チェーン10、軌道輪14、
14′及び内周原動装置12などにより構成されている。請
求項2記載の「搬送部をエンドレスの波状に支持する支
持手段」とは、例えば、実施例では環状リンク構造体で
あり、前記「支持手段を前記搬送部の搬送方向に駆動す
る駆動手段」とは、例えば、実施例では外周巻掛け伝導
駆動装置4であり、また前記「支持手段を案内する案内
手段」とは、例えば、実施例の軌道3を指すものであ
る。内周巻掛け伝動駆動装置15とは軌道輪14、14′内周
駆動チェーン10、内周原動装置12を指すものとする。
駆動軸5は両端部を連結板6により回転自在に支承さ
れ、さらに連結板6を挟む駆動軸5の両端に各2個づつ
合計4個の駆動輪7及び従動輪8が固定されている。ま
た誘導輪9は連結板6の中央部に片持支持により軸支さ
れ、従動輪8と誘導輪9は同列上に配置されている。な
お本実施例における駆動輪7、従動輪8、誘導輪9、軌
道輪14、14′は伝動性の確実さの点でスプロケットホィ
ールが好ましいが、負荷によってはスプロケットホィー
ルに限定されない。
れ、さらに連結板6を挟む駆動軸5の両端に各2個づつ
合計4個の駆動輪7及び従動輪8が固定されている。ま
た誘導輪9は連結板6の中央部に片持支持により軸支さ
れ、従動輪8と誘導輪9は同列上に配置されている。な
お本実施例における駆動輪7、従動輪8、誘導輪9、軌
道輪14、14′は伝動性の確実さの点でスプロケットホィ
ールが好ましいが、負荷によってはスプロケットホィー
ルに限定されない。
環状リンク構造体1は、駆動軸5を介して連結板6の
複数組を従動輪8と誘導輪9が同一線上に配列するよう
に順次連結して構成されたエンドレスのリンク状組付け
構造体である。駆動軸5は所定長さを有し、その両端部
に駆動輪7がそれぞれ固定されており、したがって、各
駆動輪もまた同一線上に配列される。
複数組を従動輪8と誘導輪9が同一線上に配列するよう
に順次連結して構成されたエンドレスのリンク状組付け
構造体である。駆動軸5は所定長さを有し、その両端部
に駆動輪7がそれぞれ固定されており、したがって、各
駆動輪もまた同一線上に配列される。
搬送帯2aの両側端に係着され、搬送帯2aの幅方向に沿
って張設されている搬送帯チェーン2bを、従動輪8と誘
導輪9間に互い違いに張設することにより、山部と谷部
が連続する波状の搬送部2が形成される。請求項2記載
の「可撓性搬送帯とその幅方向両端に沿って付設された
動力伝達手段」とは、例えば、実施例の搬送帯チェーン
2bをいう。駆動輪7は軌道3を構成する内周駆動チェー
ン10と係合すると共に、駆動輪7は外周駆動チェーン11
とも係合しており、外周駆動チェーン11は外周原動装置
13により駆動される。内周巻掛け伝動駆動装置15は、内
周駆動チェーン10と、内周駆動チェーン10と係合する軌
道輪14、14′及び内周駆動装置12からなり、内周駆動チ
ェーン10は複列のローラチェーンであって、チェーンの
内側列は駆動輪7と係合する軌道3を形成し内周原動装
置12により駆動される。内周駆動チェーン10の軌道輪1
4、14′は内側の円形ガイド輪と外側の歯付き輪との一
体構成物であり、円形ガイド輪は駆動輪7の歯と干渉し
ないようになっており、外側の歯付き輪は内周駆動チェ
ーン10の外側列と係合し内周駆動装置12によって駆動さ
れる。
って張設されている搬送帯チェーン2bを、従動輪8と誘
導輪9間に互い違いに張設することにより、山部と谷部
が連続する波状の搬送部2が形成される。請求項2記載
の「可撓性搬送帯とその幅方向両端に沿って付設された
動力伝達手段」とは、例えば、実施例の搬送帯チェーン
2bをいう。駆動輪7は軌道3を構成する内周駆動チェー
ン10と係合すると共に、駆動輪7は外周駆動チェーン11
とも係合しており、外周駆動チェーン11は外周原動装置
13により駆動される。内周巻掛け伝動駆動装置15は、内
周駆動チェーン10と、内周駆動チェーン10と係合する軌
道輪14、14′及び内周駆動装置12からなり、内周駆動チ
ェーン10は複列のローラチェーンであって、チェーンの
内側列は駆動輪7と係合する軌道3を形成し内周原動装
置12により駆動される。内周駆動チェーン10の軌道輪1
4、14′は内側の円形ガイド輪と外側の歯付き輪との一
体構成物であり、円形ガイド輪は駆動輪7の歯と干渉し
ないようになっており、外側の歯付き輪は内周駆動チェ
ーン10の外側列と係合し内周駆動装置12によって駆動さ
れる。
第3図に本発明の搬送部2の駆動動作と物品の搬送原
理図を示す。
理図を示す。
軌道3を構成する内周駆動チェーン10と係合する駆動
輪7は、外周駆動チェーン11によって駆動され、波状に
設けられた搬送部2は波形に沿って矢印A方向に移行
し、かつ軌道3を構成する内周駆動チェーン10上と噛み
合って矢印B方向に移動する。この時誘導輪9により形
成された谷部に投入されたワーク50は、搬送部2の移行
と共に矢印C方向に自転し姿勢を変化させながら矢印B
方向に搬送される。また、谷部の深さHは所定の寸法を
備え、ワーク50は自転するのみで搬送部2の移送により
隣接する谷部に転移することがないように設定され、ワ
ーク50が互いに接触したり破損したりすることがない。
軌道3はそれ自体が移動しなくても、外周巻掛け伝動駆
動装置4の駆動により、ワーク50は搬送部2の谷部にお
いて自転しつつ軌道3に沿って搬送移動することができ
る。
輪7は、外周駆動チェーン11によって駆動され、波状に
設けられた搬送部2は波形に沿って矢印A方向に移行
し、かつ軌道3を構成する内周駆動チェーン10上と噛み
合って矢印B方向に移動する。この時誘導輪9により形
成された谷部に投入されたワーク50は、搬送部2の移行
と共に矢印C方向に自転し姿勢を変化させながら矢印B
方向に搬送される。また、谷部の深さHは所定の寸法を
備え、ワーク50は自転するのみで搬送部2の移送により
隣接する谷部に転移することがないように設定され、ワ
ーク50が互いに接触したり破損したりすることがない。
軌道3はそれ自体が移動しなくても、外周巻掛け伝動駆
動装置4の駆動により、ワーク50は搬送部2の谷部にお
いて自転しつつ軌道3に沿って搬送移動することができ
る。
しかし、軌道3を形成している内周駆動チェーン10を
移動したり、移動速度を変化させることにより、ワーク
50の自転の方向とスピード及び搬送の方向とスピードの
関係を任意に設定することができることは明らかであ
る。従って、少なくとも内周原動装置12は、回転数可変
機構を有するものが好ましい。
移動したり、移動速度を変化させることにより、ワーク
50の自転の方向とスピード及び搬送の方向とスピードの
関係を任意に設定することができることは明らかであ
る。従って、少なくとも内周原動装置12は、回転数可変
機構を有するものが好ましい。
次に、このような搬送装置を用いて、異形状ワーク50
を1個ずつ供給する場合の一実施例を第4図を用いて説
明する。
を1個ずつ供給する場合の一実施例を第4図を用いて説
明する。
第4図(a)に於いて、複数のワーク50はコンベア16
により搬送されてくる。仕切板17はシリンダ18によって
上方に押し上げられており、コンベア16上のワーク50の
流れを止めている。次に第4図(b)では、シリンダ18
が下降し、仕切板17が下がりワーク50はコンベア16によ
り搬送される。この時分離信頼性を向上するためコンベ
ア16は、仕切板17の下降開始時より一定時間後に停止さ
せる。最後に第4図(c)に示すように仕切板17が上昇
し、ワーク50を持ち上げながら分離する。分離された1
個のワーク50は搬送部2の谷部に入り搬送される。また
コンベア16は、仕切板17が上昇後に再度回転するもので
ある。
により搬送されてくる。仕切板17はシリンダ18によって
上方に押し上げられており、コンベア16上のワーク50の
流れを止めている。次に第4図(b)では、シリンダ18
が下降し、仕切板17が下がりワーク50はコンベア16によ
り搬送される。この時分離信頼性を向上するためコンベ
ア16は、仕切板17の下降開始時より一定時間後に停止さ
せる。最後に第4図(c)に示すように仕切板17が上昇
し、ワーク50を持ち上げながら分離する。分離された1
個のワーク50は搬送部2の谷部に入り搬送される。また
コンベア16は、仕切板17が上昇後に再度回転するもので
ある。
本発明の実施により、多種多様な異形状の物品を搬送
帯上に載置して姿勢を変化させながら搬送することによ
り、物品が相互に接触したり損傷したりすることなく、
研掃材吹き付けなどの加工を効率良く実施し、また姿勢
の変化と送りのスピードと方向を自由に選択することが
可能な物品搬送方法及び装置を提供することができる。
帯上に載置して姿勢を変化させながら搬送することによ
り、物品が相互に接触したり損傷したりすることなく、
研掃材吹き付けなどの加工を効率良く実施し、また姿勢
の変化と送りのスピードと方向を自由に選択することが
可能な物品搬送方法及び装置を提供することができる。
第1図は本発明に係る物品搬送装置の一実施例の構造を
示す斜視図、第2図は本第1図実施例の環状リンク構造
体を主体とする平面図、第3図は本発明の原理説明図、
第4図(a)は本発明の物品搬送装置を用いた分離動作
前の状態を示す図、同図(b)は分離動作中の状態を示
す図、同図(c)は分離動作完了時の状態を示す図、第
5図〜第7図は従来技術の説明図である。 1……環状リンク構造体、2……搬送部 2a……搬送帯、2b……搬送帯チェーン 3……軌道 4……外周巻掛け伝動駆動装置 5……駆動軸、6……連結板 7……駆動輪 8……搬送従動輪、9……誘導輪 10……内周駆動チェーン 11……外周駆動チェーン 12……内周原動装置、13……外周原動装置 14、14′……軌道輪 15……内周巻掛け伝動駆動装置 16……供給部コンベア 17……仕切板、18……エアシリンダ 19……コンベア、20……円筒ドラム 21……加工出力源、22……ネットコンベア 50……ワーク
示す斜視図、第2図は本第1図実施例の環状リンク構造
体を主体とする平面図、第3図は本発明の原理説明図、
第4図(a)は本発明の物品搬送装置を用いた分離動作
前の状態を示す図、同図(b)は分離動作中の状態を示
す図、同図(c)は分離動作完了時の状態を示す図、第
5図〜第7図は従来技術の説明図である。 1……環状リンク構造体、2……搬送部 2a……搬送帯、2b……搬送帯チェーン 3……軌道 4……外周巻掛け伝動駆動装置 5……駆動軸、6……連結板 7……駆動輪 8……搬送従動輪、9……誘導輪 10……内周駆動チェーン 11……外周駆動チェーン 12……内周原動装置、13……外周原動装置 14、14′……軌道輪 15……内周巻掛け伝動駆動装置 16……供給部コンベア 17……仕切板、18……エアシリンダ 19……コンベア、20……円筒ドラム 21……加工出力源、22……ネットコンベア 50……ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 浩幸 新潟県北蒲原郡中条町大字富岡46番地1 号 中条商工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−89108(JP,A) 特開 昭63−31917(JP,A)
Claims (6)
- 【請求項1】山部と谷部を連続し交互に形成して移行す
るエンドレス搬送帯の上方の位置から、物品を前記搬送
帯上に投入し、 前記物品を前記搬送帯上に載置したまま前記谷部内の空
間で転動させつつ、所定の軌道に沿って搬送移動させる
ことを特徴とする物品の搬送方法。 - 【請求項2】可撓性搬送帯とその幅方向両端に沿って付
設された動力伝達手段を有する環状の搬送部と、 該搬送部をエンドレスの波状に支持する支持手段と、 該支持手段を前記搬送部の搬送方向に駆動する駆動手段
と、 前記支持手段の内周に沿ってエンドレスに設けられ、前
記支持手段を案内する案内手段を備えることを特徴とす
る物品搬送装置。 - 【請求項3】前記支持手段は、 所定間隔で互いに対向するように設けた2組の従動輪
と、 該従動輪を固定する2つの駆動軸と、 該駆動軸を支承する1組の連結板と、 該各連結板の中央部に軸支した誘導輪と、 前記駆動軸に固定され前記従動輪の外側両端に設けた2
組の駆動輪を有し、 前記各駆動輪と駆動輪、各従動輪と誘導輪がそれぞれ同
一線上に整列するよう前記連結板の複数組を前記駆動軸
を介して順次連結してなる環状リンク構造であることを
特徴とする請求項2記載の物品搬送装置。 - 【請求項4】前記搬送部の搬送方向に駆動する駆動手段
は、前記各駆動輪を囲んで共通に巻掛けた外周駆動チェ
ーン及び外周原動装置からなることを特徴とする請求項
2記載の物品搬送装置。 - 【請求項5】前記案内手段は、前記支持手段の内周側に
設けた1対の軌道輪と、該軌道を巻掛けると共に前記駆
動輪と係合する内周駆動チェーン及び内周原動装置から
なる内周巻掛け伝動駆動装置であることを特徴とする請
求項2記載の物品搬送装置。 - 【請求項6】前記内周原動装置は、回転数可変機構を備
えることを特徴とする請求項5記載の物品搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26044190A JP2862098B2 (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | 物品の搬送方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26044190A JP2862098B2 (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | 物品の搬送方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04140218A JPH04140218A (ja) | 1992-05-14 |
JP2862098B2 true JP2862098B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=17347983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26044190A Expired - Fee Related JP2862098B2 (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | 物品の搬送方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2862098B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109955153B (zh) * | 2019-04-19 | 2023-10-10 | 米巴精密零部件(中国)有限公司 | 一种翻转定位装置及其工作方法 |
-
1990
- 1990-10-01 JP JP26044190A patent/JP2862098B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04140218A (ja) | 1992-05-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6012190B2 (ja) | 物体の連続搬送および回転装置 | |
US20130299319A1 (en) | Small-diameter-roller conveyor | |
JPS5854050B2 (ja) | タイル積重ね方法及びタイル積重ね装置 | |
JPH05262419A (ja) | 物品の幅寄せ搬送方法および装置 | |
US2637433A (en) | Container handling conveyer | |
JP2862098B2 (ja) | 物品の搬送方法及び装置 | |
US3451527A (en) | Article handling conveyors | |
US5174434A (en) | Apparatus for providing rotational motion on a carrier moving along a driven conveyor | |
JP2798362B2 (ja) | ラウンドコンベヤベルトの搬送装置 | |
JPH0520326B2 (ja) | ||
JP3751071B2 (ja) | 搬送装置 | |
US5372245A (en) | Auxiliary drive for an article feeder device | |
JPS6016575Y2 (ja) | 物品集合装置 | |
MXPA00011965A (es) | Sistema transporatador para formacion de pistas de productos. | |
US3310154A (en) | While traveling sidewise on chain conveyor | |
JPH06286843A (ja) | コンベア装置 | |
JPH09216710A (ja) | 直進フィーダ | |
JPS5813986Y2 (ja) | みかん等の撰別用反転搬送装置 | |
JPS6410405B2 (ja) | ||
JPS6238243B2 (ja) | ||
JP2521622B2 (ja) | 物品用ブラッシング装置およびそのブラッシング用ロ−ラ | |
JPS6136504Y2 (ja) | ||
JPS6018464Y2 (ja) | ル−プ矯正装置 | |
JP3006028U (ja) | 作業用薄型コンベヤ | |
JPH0674086B2 (ja) | コンベア装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |