JPH10175713A - 垂直ベルトコンベヤ装置 - Google Patents

垂直ベルトコンベヤ装置

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Publication number
JPH10175713A
JPH10175713A JP33647796A JP33647796A JPH10175713A JP H10175713 A JPH10175713 A JP H10175713A JP 33647796 A JP33647796 A JP 33647796A JP 33647796 A JP33647796 A JP 33647796A JP H10175713 A JPH10175713 A JP H10175713A
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belt
double
roller
pin
belts
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Application number
JP33647796A
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English (en)
Inventor
Makoto Okada
誠 岡田
Kunio Takeya
国男 武谷
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 荷こぼれがなく、しかも、ベルト寿命の長い
垂直ベルトコンベヤ装置を提供する。 【解決手段】 2重ベルト1,2の縁端部を重合して把
持しつつ転動する両側一対の端部押えローラ10R,1
0Lをベルト走行方向に適当間隔離間して複数個配設
し、各々の押えローラの回転軸の外側端を2重ベルトの
外側の走行方向に延在して設けた架構にピン接合すると
ともに、架構にピン接合するピン支点22aの位置を、
2重ベルト間で挟持する搬送物の多寡に応じて湾曲変形
するベルトの変形軌跡の曲率中心位置に設定し、回転軸
の内側端にピン接合されたリンク12を介して内側端を
2重ベルト方向に押圧付勢する圧縮コイルばねまたは引
張コイルばねを2重ベルト方向に伸縮自在に弾装したも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は垂直ベルトコンベヤ
装置に係り、さらに詳しくは、同一方向に同一速度で重
合してエンドレスに走行する2重ベルト間に搬送物を挟
持して搬送する垂直ベルトコンベヤ装置であって、2重
ベルト間の搬送物が垂直または急傾斜移動する間に、重
合するベルト縁端部より離脱落下しないように配慮した
垂直ベルトコンベヤ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の水平移動式のキャリア式平ベルト
コンベヤ装置は、搬送物を積載して移送するベルトはベ
ルト走行方向に略等間に複数個所に配列された中央の支
持ローラと左右一対のサイドローラ上を転動して移動し
ながら、搬送物を移送するようになっている。また、リ
ターン側のベルトにも同様に複数個所に配列されたリタ
ーンローラ上を転動して移動するようになっている。そ
して、これら支持ローラやサイドローラ、およびリター
ンローラをベルト走行方向に適当間隔離間して支持する
横梁状の架台(コンベヤフレーム)を複数個の柱脚を介
して地面上に支持した構成となっている。
【0003】一方、移送方向に上下の落差がある場合に
は、垂直または急傾斜状態を含む2点間に、重なり合う
2枚のベルトを同一方向に同一速度で移動させ、この2
重ベルト間に搬送物を挟持して搬送する垂直ベルトコン
ベヤ装置が知られている。この垂直ベルトコンベヤ装置
では、垂直状態もしくは急傾斜状態では、間に搬送物を
介在させた両ベルトを搬送物が外部に溢れないように互
いに略密着状態に押圧付勢する機構を必要とし、その一
例として、たとえば、図14に示すように、2重ベルト
302a、302bの重ね合わせ両端部を、架構301
に回転自在に取り付けた端部押えローラ303a、30
3bで挟んで転動させたうえ、ベルト幅中央部を両側一
対の押えローラ304a、304bで挟持し、圧縮コイ
ルばね305a、305b(図示せず)からなる押圧機
構305、305(図示せず)で両側から2重ベルト3
02a、302bを重合するように押圧保持する方法を
採用していた。この方法では、押えローラ304aと押
えローラ304bを、あるいは端部押えローラ303a
と端部押えローラ303bを、図14に示すように、同
一の断面上に配設するばかりでなく、ベルト走行方向
(紙面の奥行き方向)に所定の間隔だけずらせて千鳥状
に配置するやり方も使用していた。
【0004】また、他の方法としては、2重ベルト30
2a、302bを重ね合わせて両端部を端部押えローラ
303a、303bで重合させるとともに、ベルト走行
方向に端部押えローラ303a、303bと所定間隔離
間した位置で、図15に示すように、両側もしくは片側
のみにピンジョイント309回りに回動自在で、かつ、
引張コイルばね308aからなる押圧機構308によ
り、左右一対の押えローラ306(右側押えローラ6R
と左側押えローラ306L、右側押えローラ307Rと
左側押えローラ307L)でベルト方向に2重ベルト3
02a、302bを重合するように押圧保持する方法も
採用されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の押圧機構305や押圧機構308を備えた垂
直ベルトコンベヤ装置においては、次のような問題があ
った。 このような押圧機構305を有する垂直ベルトコン
ベヤ装置では、2重ベルト302a、302bを互いに
重ね合わせてシールする端部押えローラ303a、30
3bが同一断面に配設されるか、あるいは、ベルト走行
方向(搬送方向)に沿って等間隔に千鳥状に(互い違い
に)配置されているとともに、押えローラ304a、3
04bがベルト中央部でベルト幅方向に直角に進退動す
る押圧機構であるから、両ベルト間に搬送物を介在させ
た時にはベルトの湾曲による走行抵抗が大きいという問
題があった。 また、両ベルト間に介在する輸送物が、図14に示
すように、ほぼ左右対称形状に分布して搬送されるとき
は何ら問題がないが、輸送物中に大塊のものが混入し、
しかも、この大塊が左右のどちらか一方の縁端部近傍に
介在された場合は、押圧機構305による押圧力は左右
均等であるから、反対側では隙間が生じる惧れがあり、
この発生した隙間からバラ荷の搬送物が脱落し落下する
という問題があった。 一方、図15の押圧機構308では、ベルト中央部
に左右一対の2つの押えローラがあり、かつ、ピンジョ
イント309を回転支点として回動する構造となってお
り、左右不対称の輸送物介在状態に対して、押圧機構3
05のものに比べて一方の側からの脱落落下は幾分改善
されるけれども、左右の押えローラ306R、306L
(あるいは押えローラ307R、307L)はともに1
個の引張コイルばねによる付勢力によりベルト302
a、302bを押圧するため、依然として押えローラ3
06R、306L(あるいは押えローラ307R、30
7L)は同一の押圧力を付与されるから、不対称負荷に
たいしてベルト両端部をともに完全に密着することが難
しい。 特に、搬送物中に大塊が頻繁に混在するものを輸送
対象とするときは、この大塊が2重ベルト間の一方の縁
端部近くに供給されたときには、たとえ押えローラで強
く押圧しても、左右の押えローラを同時に1つの押圧機
構308で押圧するタイプの垂直ベルトコンベヤ装置で
は、他方の縁端部は密着せず隙間が出来るために、搬送
物に対する圧縮力が不足するから、隙間から搬送物が溢
れたり、2重ベルト間内部を搬送物が滑り落ちて搬送物
を上方に移送出来なくなるという問題があり、搬送物受
入部のシュートで2重ベルトへ搬送物が供給される際
に、搬送物に含まれた大塊がなるべくベルト縁端部に落
下しないように、ベルト横幅方向中央部へ大塊のみを案
内する何らかの手立てが必要であった。 また、押圧機構5では、端部ローラ302a、30
2bでベルト両端部を重合させたうえ、内部に輸送物を
介在させてベルト断面を面直角方向に押圧したり、押圧
機構308では、ベルト面横側の離れた位置に設けた回
転支点回りに湾曲させるから、ベルトの湾曲軌跡と押え
ローラ接触点軌跡(押えローラとベルト面との接触面の
うちの中央点の回転軌跡)とが不一致となり、ともに、
ベルト湾曲変形に無理な力が加わり、ベルト寿命が比較
的短いという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決して、
荷こぼれがなく、しかも、ベルト寿命の長い垂直ベルト
コンベヤ装置を供給するため、本発明においては、第1
の発明では、互いに重ね合わされて垂直方向または急傾
斜方向に同一速度で走行する2枚のベルト間にバラ物か
らなる搬送物を挟持して搬送する垂直ベルトコンベヤ装
置において、搬送物を挟持する該2重ベルトの走行支持
機構は、該2重ベルトの両側にそれぞれ配設され該2重
ベルトの外表面に当接して転動する左右一対の押えロー
ラと該押えローラの両端に張り出した回転軸を軸承する
ローラ揺動機構とからなり、該2重ベルトの縁端部を重
合して把持しつつ転動する両側一対の端部押えローラを
ベルト走行方向に適当離間して複数個配設し、該ローラ
揺動機構は、各々の押えローラの回転軸の外側端を該2
重ベルトの外側の走行方向に延在して設けた架構にピン
接合するとともに、該架構にピン接合するピン支点の位
置を、2重ベルト間で挟持する搬送物の多寡に応じて湾
曲変形するベルトの変形軌跡の曲率中心位置に設定し、
該回転軸の内側端にピン接合されたリンクを介して該内
側端を該2重ベルト方向に押圧付勢する圧縮コイルばね
または引張コイルばねを該2重ベルト方向に伸縮自在に
弾装し、かつ、該2重ベルトへの搬送物受入部のシュー
ト内に、ベルト横幅方向中央部に向けて傾斜した左右一
対の金網もしくはグリズリバーで形成された搬送物の大
塊中央案内機構を設けた構成としたものである。
【0007】また、第2の発明では、第1の発明におけ
るローラ揺動機構は、押えローラの回転軸の内側端にピ
ン接合されたリンクの他端にピン接合されるとともに、
一端が架構に連結された圧縮コイルばねまたは引張コイ
ルばねの他端に連結され、かつ、2重ベルト方向に沿設
した走行レールに沿って転動する車輪を備えて該2重ベ
ルト方向に進退動自在な走行体を配設してなる構成とし
た。
【0008】また、第3の発明では、第1や第2の発明
において、2重ベルトのうちの一方側の走行支持機構と
他方側の走行支持機構を、該2重ベルトの進行方向に適
当間隔離間してそれぞれ互いに交互に千鳥状に配設し
た。
【0009】そして、第4の発明では、走行体の一端
に、左右一対の押えローラの回転軸の内側端にそれぞれ
ピン接合されたリンクの両方の他端を左右対称形状にピ
ン接合し、左右一対の押えローラを一体的に押圧付勢す
るようにした。
【0010】さらに、第5の発明では、第1〜第3の発
明において、左右一対の押えローラのローラ揺動機構を
各々別個に設け、左右一対の押えローラのうち、それぞ
れの押えローラを各々別個に独立して押圧付勢すること
が出来るようにした。
【0011】そして、第6の発明では、端部押えローラ
をベルト走行方向にそれぞれ互いに交互に反対側のベル
トに当接して転動するように千鳥状に配設するととも
に、隣接する3点の端部押えローラのうち真ん中の端部
押えローラのベルト当接位置を、両端の端部押えローラ
のベルト当接位置を結ぶ仮想直線よりも内側(両端の端
部押えローラ側)に追い込んだ位置に設定し、その追い
込み長さを該両端のベルト当接点間距離の2〜5%の長
さに設定した。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明においては、互いに重ね合
わされて垂直方向または急傾斜方向に同一速度で走行す
る2枚のベルト間にバラ物からなる搬送物を挟持して搬
送する垂直ベルトコンベヤ装置において、搬送物を挟持
する該2重ベルトの走行支持機構は、該2重ベルトの両
側にそれぞれ配設され該2重ベルトの外表面に当接して
転動する左右一対の押えローラと該押えローラの両端に
張り出した回転軸を軸承するローラ揺動機構とからな
り、該2重ベルトの縁端部を重合して把持しつつ転動す
る両側一対の端部押えローラをベルト走行方向に適当離
間して複数個配設し、該ローラ揺動機構は、各々の押え
ローラの回転軸の外側端を該2重ベルトの外側の走行方
向に延在して設けた架構にピン接合するとともに、該架
構にピン接合するピン支点の位置を、2重ベルト間で挟
持する搬送物の多寡に応じて湾曲変形するベルトの変形
軌跡の曲率中心位置に設定し、該回転軸の内側端にピン
接合されたリンクを介して該内側端を該2重ベルト方向
に押圧付勢する圧縮コイルばねまたは引張コイルばねを
該2重ベルト方向に伸縮自在に弾装し、かつ、該2重ベ
ルトへの搬送物受入部のシュート内に、ベルト横幅方向
中央部に向けて傾斜した左右一対の金網もしくはグリズ
リバーで形成された搬送物の大塊中央案内機構を設けた
構成としたため、大塊がベルト縁端部近くへ落ちること
を防止し、両2重ベルト縁端部の密着度が向上し、2重
ベルトの両ベルト間に介在される輸送物の多寡が変化し
てベルトの湾曲状態が大きく変化しても、ローラ揺動機
構の回転支点位置は、ベルト変形軌跡の曲率中心位置に
設定してあるので、ベルト縁端部は常に2枚のベルトが
密着して重合された状態を保持されるから、ベルト縁端
部からの搬送物の荷こぼれをほぼ完全に防止できるとと
もに、搬送物容量変化によるベルト湾曲変形が円滑に行
なわれるので、ベルト寿命が長い。
【0013】第2の発明では、押えローラの押圧動作
は、走行レールに沿って転動する車輪を備えた走行体を
介して行なわれるので、押えローラの動きが、安全に、
かつ、円滑に実施される。
【0014】第3の発明では、2重ベルトのうちの一方
側の走行支持機構と他方側の走行支持機構を、該2重ベ
ルトの進行方向に適当間隔離間してそれぞれ互いに交互
に千鳥状に配設したから、特に2重ベルト間に介在する
搬送物の占有体積が大きくても、ベルトの膨張変形に余
裕が生じ、大きな湾曲変形をベルトが無理無く吸収で
き、ベルト寿命の長期化に効果がある。
【0015】第4の発明では、走行体の一端に、左右一
対の押えローラの回転軸の内側端にそれぞれピン接合さ
れたリンクの両方の他端を左右対称形状にピン接合し、
左右一対の押えローラを一体的に押圧付勢するようにし
たので、粒径分布にばらつきがなく、かつ、大塊のない
比較的小さな粒径のバラ物を輸送する場合のように、比
較的左右対称形状のベルト湾曲変形が通例的なものに対
して、左右の押えローラのローラ揺動機構を共通化する
ことができ、構造が簡略化され、設備費が安価になり、
メンテナンスも楽になる。
【0016】逆に、第5の発明では、左右一対の押えロ
ーラのローラ揺動機構を各々別個に設け、左右一対の押
えローラのうち、それぞれの押えローラを各々別個に独
立して押圧付勢することが出来るようにしたので、比較
的大塊の混入の多いバラ物を輸送物として処理する場合
で、大塊が2重ベルト間の一方の縁端部近くに介在して
ベルト湾曲変形状態が左右不対称となっても、左右のロ
ーラ揺動機構は各々別個に独立して揺動(回動)するか
ら、反対側の縁端部に隙間が生じることがなく、したが
って輸送物の脱落や落下が防止できる。すなわち、第4
の発明と第5の発明は、輸送するバラ物の性質(材料の
種類、粒径分布、大塊の混入割合等)によって使い分け
ることが望ましい。
【0017】また、第6の発明では、端部押えローラを
ベルト走行方向にそれぞれ互いに交互に反対側のベルト
に当接して転動するように千鳥状に配設するとともに、
隣接する3点の端部押えローラのうち真ん中の端部押え
ローラのベルト当接位置を、両端の端部押えローラのベ
ルト当接位置を結ぶ仮想直線よりも内側(両端の端部押
えローラ側)に追い込んだ位置(両端の端部押えローラ
のベルト当接位置を結ぶ仮想直線よりも内側に該両端の
ベルト当接点間距離の2〜5%だけ追い込んだ位置)に
設定したため、2重ベルトの密着度がより向上するか
ら、搬送物がこぼれにくい。
【0018】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例の詳細
について説明する。図1〜図13は本発明の実施例に係
り、図1は垂直ベルトコンベヤ装置(第1実施例)の全
体概略側面図、図2は他の実施例を示す垂直ベルトコン
ベヤ装置(第2実施例)の全体概略側面図、図3は垂直
ベルトコンベヤ装置(第1実施例)のベルト走行線図、
図4は走行支持機構(第1実施例)の全体縦断面図、図
5は図4のA−A視の側面図、図6は図5のB−B視の
側面図、図7は走行支持機構(第2実施例)の全体縦断
面図、図8は図7のC−C視の側面図、図9は図8のD
−D視の側面図、図10は端部押えローラの正面図、図
11は押えローラと端部押えローラの配置を示す要部側
面図、図12は搬送物受入部のシュートの縦断面図、図
13は他の実施例を示す搬送物受入部のシュートの要部
破断斜視図である。
【0019】本発明の垂直ベルトコンベヤ装置200
は、バラ荷等の搬送物を垂直に輸送するベルトコンベヤ
(たとえば、図1に示す垂直ベルトコンベヤ装置200
A)であるか、または、ほぼ垂直に近い急傾斜方向に輸
送するベルトコンベヤ装置(図2に示す垂直ベルトコン
ベヤ装置200B)である。図3は、垂直ベルトコンベ
ヤ装置200のベルトの走行線図(ベルト走行経路と主
なローラ配置を示したもの)である。
【0020】図1、図2において、下側のベルト1は、
搬送物(輸送物)Mの搬送に大きく寄与する駆動側ベル
トであり、上側のベルト2は、下側のベルト1に搬送物
Mを介して従動される従動ベルトである。ベルト1、2
は、それぞれ、ドライブプーリ3a、ヘッドプーリ3b
により駆動され、テールプーリ4a、4bやその途中の
ベントプーリ5a、5bの転動に合わせて走行する。ベ
ルト1、2が搬送物Mを介して接触する領域では、図に
示すように、必要に応じて所定の間隔でベルト1、2の
ための走行支持機構100が配設される。符号7は、搬
送物の供給シュートである。供給シュート7の直下、ベ
ルト2の立ち上がり部、ベルト1の上昇ベント部には、
間隔を密にした通常の支持ローラ6が配設される
【0021】これらの垂直ベルトコンヤ装置200A、
200Bで使用される2重ベルト1、2の走行支持機構
100は、同一の構造を形成している。以下、その詳細
について説明する。
【0022】搬送物Mを挟持する2重ベルト1、2の走
行支持機構100は、2重ベルト1、2の両側にそれぞ
れ配設され、2重ベルト1、2の外表面に当接して転動
する左右一対の押えローラ10(右側押えローラ10
R、左側押えローラ10L)と押えローラ10の両端に
張り出した回転軸10aを軸承するローラ揺動機構20
とからなっている。
【0023】そして、このローラ揺動機構20は、大き
く分けると2つのタイプに分けられる。図4〜図6は、
第1のタイプのローラ揺動機構20Aを備えた走行支持
機構100Aを示し、第2のタイプのローラ揺動機構2
0Bを備えた走行支持機構100Bを示す。
【0024】図4〜図6のローラ支持揺動機構20A
は、各々の押えローラ10の回転軸10aの外側端を2
重ベルト1、2の外側の走行方向に延在して設けた架構
22にピン接合するとともに、架構22にピン接合する
ピン支点22aの位置を、2重ベルト間で挟持する搬送
物の多寡に応じて湾曲変形するベルトの変形軌跡の曲率
中心位置に設定し、該回転軸の内側端にピン接合された
リンク12を介して該内側端を該2重ベルト方向に押圧
付勢する圧縮コイルばねまたは引張コイルばねを該2重
ベルト方向に伸縮自在に弾装した。後述する図7〜図9
のローラ支持揺動機構20Bと大きく異なる点は、左右
一対の押えローラ10R、10Lを1つの走行体で押圧
している点である。これに対して、ローラ支持揺動機構
20Bでは、左右一対の押えローラ10R、10Lに対
して、それぞれ別個に移動する独立した走行体を備えて
おり、ローラ10R、10Lは別個に自由に揺動自在と
なっている。
【0025】走行体30Aは、図4〜図6に示すよう
に、押えローラ10(10R、10L)の回転軸の内側
端にピン接合されたリンク12とピン接合された左右一
対のフレーム30a間に2個の車輪30bを挟んで架構
24に取り付けた上下一対のレール32間を転動走行で
きるようにしたものである。車輪30bの転動走行に支
障のないよう車輪転動外径よりも、レール内法寸法を幾
分大きくしておく。このフレーム30aの反リンク側の
他端には、フレーム30aと直角にパイプ34を固設す
るとともに、パイプ34と架構24との間に、引張コイ
ルばね36を弾装し、走行体30A、すなわち、押えロ
ーラ10をベルト表面側(図5の左方向)へ押圧・付勢
するようにした。引張コイルばね36の代わりに、圧縮
コイルばねを使用して押えローラ10をベルト表面側へ
押圧・付勢するような構造にしてもよい。
【0026】図7〜図9は、第2実施例を示すローラ揺
動機構20Bを示す。第1実施例のローラ揺動機構20
Aと大きく異なる点は、前述したように、左右の押えロ
ーラ10R、10Lをそれぞれ別個に独立して押圧・付
勢するような構造にした点である。したがって、走行体
30Bは、左右に並列して配設され、各々独立してレー
ル32上を転動走行する。その他の構造は、図4〜図7
の走行体30Aと同一の構造をしている。
【0027】図10〜図11は、端部押えローラ40の
配置状況を示しており、図10に示すように、ベルト
1、2の端部に当接しベルト1、2の進行とともに転動
するベルト1側の端部ローラ40A、40Aと、ベルト
2側の端部ローラ40B、40Bの4つの端部ローラ4
0を、同一断面上に配置するようにしてもよいが、通常
は、図11のように、端部ローラ40は、ベルト走行方
向にそれぞれ互いに交互に反対側のベルトに当接して転
動するように千鳥状に配設する。そして、押えローラ1
0の位置する反対側には、図11のように、なるべく端
部押えローラ40を配置する。なお、図10の右側に例
示したように、端部押えローラ40および端部押えロー
ラ40の回転軸40aを軸承するハウジング40bと架
構28との間に、圧縮コイルばね40cを介装してベル
ト縁端部方向に押圧・付勢するようにしてもよい。
【0028】また、2重ベルト1、2の密着性を高める
ために、隣接する3点の端部押えローラ40B、40
A、40Bのうち真ん中の端部押えローラ40Aのベル
ト当接位置を、両端の端部押えローラ40B、40Bの
ベルト当接位置を結ぶ仮想直線よりも内側(両端の端部
押えローラ側)に追い込んだ位置に設定し、その追い込
み長さを該両端のベルト当接点間距離の2〜5%の長さ
に設定する。このように、ベルト1、2を直線でなく、
ジグザグ状に進行させることにより、中央部に搬送物M
を抱いた両ベルト1、2の縁端部の密着度を高め、搬送
物Mがベルト端部から溢れないように配慮する。上記の
端部ローラ追い込み長さを、両端のベルト当接点間距離
の2〜5%の長さに設定した数値限定理由を説明する
と、2%以下では追い込み量が少なすぎて密着度を高め
る効果が低いためであり、追い込み量を5%を超えて与
えても密着度はそれ以上高くならず、逆に、ベルト1、
2の湾曲頻度が増してベルト寿命が低下する惧れがある
とともに、ベルト走行抵抗が増大してベルト駆動用電動
機の負荷が増しランニングコストがアップするからであ
る。
【0029】図12は、搬送物受入部のシュート50の
内部に配設された搬送物の大塊中央案内機構を示したも
ので、シュート50内に、上下一対の逆角錐形状の枠体
60、60間に金網60aを貼設したものを配設した。
これにより、シュート50内に供給された大塊は金網5
0aに案内されてベルト横幅方向の中央部へ選択的に落
下し、ベルト縁端部へ偏在することを防止する。図13
は、搬送物の大塊中央案内機構の他の実施例を示し、中
央部が低く端部が高い八橋形状(樋状)に傾斜して並列
に配設された複数のグリズリバー70で形成される。図
12、図13のいずれの場合も、細粒や粉体は金網50
aの網目やグリズリバー間間隙を通過してそのまま直下
に落下するが、網目やバー間隙より大きな大塊は、金網
50aやグリズリバー70に案内されてベルト横幅方向
中央部へ集中して落下する。
【0030】以上のように構成された走行支持機構10
0Aや走行支持機構100Bを備えた、図1〜図13に
示される垂直ベルトコンベヤ装置200A(第1実施
例)や垂直ベルトコンベヤ装置200B(第2実施例)
の作動について説明する。輸送物Mは、テールプーリ側
の供給シュート50より2重ベルトの一方のベルト1上
へ供給され(この場合、大塊はベルト横幅中央部へ集中
的に落下する)、図示しないベルト駆動装置、ならび
に、これにより回転駆動されるドライブプーリ3aによ
って一体となって、同一方向に同一速度で重合しながら
進行する2重ベルト1、2間に介在されて、図4または
図7に示すように挟持されて、水平部分、垂直部分(ま
たは急傾斜部分)、水平部分をそれぞれ移送されて上部
縁端部より排出され、次位の輸送機や貯槽へ搬送され
る。
【0031】この間、搬送物(輸送物)Mは、走行支持
機構100A、100B、すなわち、押えローラ10と
ローラ揺動機構20A、20Bに設けられた引張コイル
ばね36の付勢力により両2重ベルト1、2により挟圧
され、2重ベルトより溢れないようにするとともに、2
重ベルトと一体化して移送される。
【0032】ところで、バラ荷からなる搬送物Mが、粒
度が細かく、かつ、狭い粒径分布に分布した粒揃いのも
のであり、大塊の混入が皆無に近い場合(セメント粉、
小麦粉、合成樹脂等)には、両2重ベルト1、2で挟持
したときに、図4のように、左右対称の断面形状となる
から、ベルト1とベルト2を搬送物Mを挟圧するとき、
押えローラ10Rの押圧力と押えローラ10Lの押圧力
を同じ値にすることが、この左右対称形状を損なわない
(左右対称形状が損なわれると、一方のベルト端部より
搬送物Mがこぼれやすい)ためにも重要である。したが
って、このような性状の搬送物Mに対しては、図4〜図
6のローラ揺動機構20Aを備えた走行支持機構100
Aを採用する。同時に、左右の押えローラのローラ揺動
機構を共通化することができ、構造が簡略化され、設備
費が安価になり、メンテナンスも楽になる。
【0033】一方、バラ荷の中にたびたび大塊が混じる
搬送物Mの場合(鉱石、石灰石等)、図7に示すよう
に、ベルト断面形状は不対称になることが多く、これを
図4のような左右押えローラ10R、10L同一押圧力
のもので挟圧した場合には、比較的搬送物Mの少ない方
のベルト縁端部に隙間を生じ、ここから搬送物Mが脱落
したり、搬送物Mのベルト間の保持力が低下して重力作
用によりベルト間を摺動して下方に落下するという重大
事故を発生させる危惧がある。特に、大塊が2重ベルト
1、2の縁端部近くに挟まった場合には、この傾向が最
も大きく現れ、致命的な事態を招く。したがって、この
ような惧れのある搬送物Mの場合には、図7〜図9のロ
ーラ揺動機構20Bを備えた走行支持機構100Bを採
用して、左右の押えローラ10R、10Lを、それぞれ
別個に押圧・付勢するようにすることによって、不対称
ベルト断面形状に対しても、ベルト縁端部に隙間を生ぜ
ず、かつ、搬送物Mとベルトの一体化を確保して、前述
した不測の事態を回避することができる。なお、本発明
では、前述したシュート50内の大塊案内機構が働い
て、大塊を出来るだけベルト横幅方向中央部に落として
いるので、ベルト縁端部の大塊挟圧事故の可能性は薄
い。
【0034】本発明のローラ揺動機構20A、20B
は、2重ベルト方向に沿設した走行レール32に沿って
転動する車輪32bを備えて2重ベルト方向に進退動自
在な走行体30(30A、30B)を配設してため、引
張コイルばね(または圧縮コイルばね)36の伸縮運動
が規定した進路にしたがって円滑に行なわれ、これに伴
ない押えローラ10の揺動が円滑の実施される。また、
押えローラ10の揺動の回転中心(ピン支点)の位置
を、2重ベルト間で挟持する搬送物の多寡に応じて湾曲
変形するベルト1、2の変形軌跡の曲率中心位置に設定
したために、両ベルト1、2の内部空間の膨張収縮と押
えローラ10の回動(揺動)の動きがほぼ一致し、ベル
ト湾曲変形が無理なくスムースに行なわれるから、ベル
ト寿命が長くなる。
【0035】押えローラ10は、図4や図7に示すよう
に、同一断面位置に配置することもできるが、特に輸送
能力が大きく両ベルト間の断面面積が大きくてベルト断
面湾曲変形が大なる垂直ベルトコンベヤ装置200で
は、ベルト1側の走行支持機構(押えローラ10とロー
ラ揺動機構20)100を、ベルト2側の走行支持機構
100に対して2重ベルト進行方向に適当間隔離間し
て、それぞれ互いに交互に千鳥状に配設(図4や図7の
紙面の手前と奥行きにずらせて配置)した構成とするこ
とにより、ベルト湾曲変形の余裕度を増加させ、ベルト
延命化に寄与させることができる。
【0036】以上説明したように、本発明における垂直
ベルトコンベヤ装置200においては、2重ベルト1、
2の両ベルト間に介在される輸送物Mの多寡が変化して
ベルト1、2の湾曲状態が大きく変化しても、ローラ揺
動機構20の回転支点位置は、ベルト変形軌跡の曲率中
心位置に設定してあるので、ベルト縁端部は常に2枚の
ベルトが密着して重合された状態を保持されるから、ベ
ルト縁端部からの搬送物Mの荷こぼれをほぼ完全に防止
できるとともに、搬送物容量変化によるベルト湾曲変形
が円滑に行なわれるので、ベルト寿命が長い。また、搬
送物受入部のシュート50内に大塊案内機構を設けたの
で大塊がベルト縁端部に落下することが無い。そして、
端部ローラ40を必要な数だけ配置し、しかも、追い込
み量を与えて両ベルト1、2をジグザグ状に進行させる
ので、両ベルト縁端部の密着性が向上する。
【0037】
【発明の効果】以上説明した本発明のベルトコンベヤ装
置においては、垂直あるいは急傾斜の2点間を、荷溢れ
を起こすことなく、安全に、かつ、長期間安定して操業
することができるとともに、ベルトの寿命を長く保持で
きるので、メンテナンス性が向上し、ランニングコスト
を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る垂直ベルトコンベヤ
装置の全体概略側面図である。
【図2】本発明の第2実施例に係る垂直ベルトコンベヤ
装置の全体概略側面図である。
【図3】本発明の実施例に係る垂直ベルトコンベヤ装置
のベルト走行線図である。
【図4】本発明の実施例に係る走行支持機構(第1実施
例)の全体縦断面図である。
【図5】図4のA−A視の側面図である。
【図6】図5のB−B視の側面図である。
【図7】本発明の他の実施例に係る走行支持機構(第2
実施例)の全体縦断面図である。
【図8】図7のA−A視の側面図である。
【図9】図8のB−B視の側面図である。
【図10】本発明の実施例に係る端部押えローラの正面
図である。
【図11】本発明の実施例に係る押えローラと端部押え
ローラの配置状態を示す垂直ベルトコンベヤ装置の要部
側面図である。
【図12】本発明の実施例に係る搬送物受入部のシュー
トの縦断面図である。
【図13】本発明の他の実施例に係る搬送物受入部のシ
ュートの要部破断斜視図である。
【図14】従来の垂直式ベルトコンベヤ装置の断面図で
ある
【図15】従来の垂直式ベルトコンベヤ装置の断面図で
ある
【符号の説明】
1 ベルト 2 ベルト 3a ドライブプーリ 3b ヘッドプーリ 4a テールプーリ 4b テールプーリ 5a ベントプーリ 5b ベントプーリ 6 支持ローラ 6a サイドローラ 7 供給シュート 10、10R、10L 押えローラ 12 リンク 20、20A、20B ローラ揺動機構 22 架構 22a ピン支点 24 架構 26 架構 28 架構 30、30A、30B 走行体 30a フレーム 30b 車輪 32 レール 34 パイプ 36 引張コイルばね 40 端部押えローラ 40A 端部押えローラ 40B 端部押えローラ 40a 回転軸 40b ハウジング 40c 圧縮コイルばね 50 シュート 50a スカートゴム 60 枠体 60a 金網 70 グリズルバー 200、200A、200B 走行支持機構 301 ベルト 301a キャリア側ベルト 301b リターン側ベルト 302 ヘッドプーリ 303 テールプーリ 304 投入口 307 エンドカバー 308 エンドカバー 309 シュート 100 ベルトコンベヤ装置 100A ベルトコンベヤ装置(第1実施例) 100B ベルトコンベヤ装置(第2実施例) 200 空気浮上式ベルトコンベヤ M 搬送物(輸送物)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに重ね合わされて垂直方向または急
    傾斜方向に同一速度で走行する2枚のベルト間にバラ物
    からなる搬送物を挟持して搬送する垂直ベルトコンベヤ
    装置において、 搬送物を挟持する該2重ベルトの走行支持機構は、該2
    重ベルトの両側にそれぞれ配設され該2重ベルトの外表
    面に当接して転動する左右一対の押えローラと該押えロ
    ーラの両端に張り出した回転軸を軸承するローラ揺動機
    構とからなり、 該2重ベルトの縁端部を重合して把持しつつ転動する両
    側一対の端部押えローラをベルト走行方向に適当間隔離
    間して複数個配設し、 該ローラ揺動機構は、各々の押えローラの回転軸の外側
    端を該2重ベルトの外側の走行方向に延在して設けた架
    構にピン接合するとともに、 該架構にピン接合するピン支点の位置を、2重ベルト間
    で挟持する搬送物の多寡に応じて湾曲変形するベルトの
    変形軌跡の曲率中心位置に設定し、 該回転軸の内側端にピン接合されたリンクを介して該内
    側端を該2重ベルト方向に押圧付勢する圧縮コイルばね
    または引張コイルばねを該2重ベルト方向に伸縮自在に
    弾装し、かつ、 該2重ベルトへの搬送物受入部のシュート内に、ベルト
    横幅方向中央部に向けて傾斜した左右一対の金網もしく
    はグリズリバーで形成された搬送物の大塊中央案内機構
    を設けたことを特徴とする垂直ベルトコンベヤ装置。
  2. 【請求項2】 ローラ揺動機構は、押えローラの回転軸
    の内側端にピン接合されたリンクの他端にピン接合され
    るとともに、一端が架構に連結された圧縮コイルばねま
    たは引張コイルばねの他端に連結され、かつ、2重ベル
    ト方向に沿設した走行レールに沿って転動する車輪を備
    えて該2重ベルト方向に進退動自在な走行体を配設して
    なる請求項1記載の垂直ベルトコンベヤ装置。
  3. 【請求項3】 2重ベルトのうちの一方側の走行支持機
    構と他方側の走行支持機構を、該2重ベルトの進行方向
    に適当間隔離間してそれぞれ互いに交互に千鳥状に配設
    した請求項1または請求項2記載の垂直ベルトコンベヤ
    装置。
  4. 【請求項4】 走行体の一端に、左右一対の押えローラ
    の回転軸の内側端にそれぞれピン接合されたリンクの両
    方の他端を左右対称形状にピン接合し左右一対の押えロ
    ーラを一体的に押圧付勢する請求項1ないし請求項3記
    載の垂直ベルトコンベヤ装置。
  5. 【請求項5】 左右一対の押えローラのローラ揺動機構
    を各々別個に設け、左右一対の押えローラのうち、それ
    ぞれの押えローラを各々別個に独立して押圧付勢するこ
    とが出来るようにした請求項1ないし請求項3記載の垂
    直ベルトコンベヤ装置。
  6. 【請求項6】 端部押えローラをベルト走行方向にそれ
    ぞれ互いに交互に反対側のベルトに当接して転動するよ
    うに千鳥状に配設するとともに、隣接する3点の端部押
    えローラのうち真ん中の端部押えローラのベルト当接位
    置を、両端の端部押えローラのベルト当接位置を結ぶ仮
    想直線よりも内側(両端の端部押えローラ側)に追い込
    んだ位置に設定し、その追い込み長さを該両端のベルト
    当接点間距離の2〜5%の長さに設定した請求項1ない
    し請求項5記載の垂直ベルトコンベヤ装置。
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