JPH0736901Y2 - ベルトコンベア中間排出装置 - Google Patents

ベルトコンベア中間排出装置

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JPH0736901Y2
JPH0736901Y2 JP1988099935U JP9993588U JPH0736901Y2 JP H0736901 Y2 JPH0736901 Y2 JP H0736901Y2 JP 1988099935 U JP1988099935 U JP 1988099935U JP 9993588 U JP9993588 U JP 9993588U JP H0736901 Y2 JPH0736901 Y2 JP H0736901Y2
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JP
Japan
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belt
roller
scraper
slope portion
guide
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泰明 清水
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、穀物、土砂、ペレツト状固形物等の撒物を搬
送するベルトコンベアの途中から荷卸しを行うベルトコ
ンベア中間排出装置に関するものである。
〔従来の技術〕
(1)撒物を搬送するベルトコンベアの搬送面は、キヤ
リヤローラにより中央の凹んだ彎曲状をなしており、中
間排出装置としては、第7図に示すトリツパ方式があ
る。
この方式は、台車内に組合せられたプーリ11等によりベ
ルト3を持上げS字形にし、台車に設けられたシユート
12、ホツパ13を介し撒物を中間排出するものである。
(2)次にチエンコンベア方式の中間排出装置としては
第8図に示すものがある。本装置はフラツトトレイ14内
にチエン15を設け、チエン15に取付けた仕切板16により
撒物を移送し、第8図右端の出口又は中間排出部から撒
物を排出する。
〔考案が解決しようとする課題〕
(1)トリツパ方式は、中間排出部周辺の荷こぼれ、キ
ヤリーオーバ(スクレーパとベルトの間隙を撒物が通過
すること)を発生し易い。
(2)チエンコンベア方式は、荷こぼれがなく、確実に
所定位置で排出できるが、所要動力が大きく、省エネに
適さない等の課題がある。
(3)撒物は複数基並設されている容器等に個々に排出
されたり、あるいは山状に野積されたりするが、トリツ
パ方式の場合は、所定の位置にトリツパを移動させるの
に時間がかかり、かつ撒物を後方に荷くずれせぬよう搬
送するために、ベルトの上り傾斜角が限定され、コンベ
アベルトのテール部において限界位置が生じ、中間排出
可能な区域が短くなる。
またトリツパ部がプーリ、ホツパを含め走行するため、
大がかりでありコストも高い。
更にトリツパ方式は、既設品の直進形コンベアを中間排
出可能に改造したい時ベルト長の変更も必要となり簡単
に改造は出来ない等の課題がある。
(4)本発明は上記した如き課題を解決した中間排出機
構を提出することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
ベルト持上ローラ及び可動キヤリヤローラを具え、シリ
ンダ等により上下動可能なアームをベルトの下側に設置
する。
ベルト進行方向に対して傾斜した撒物排出用ガイド、ベ
ルト持上ローラの下流でベルト表面を押える押えロー
ラ、及び前記ガイドの下側に設けられてベルト表面に接
する底板を有するスクレーパをベルトの上側に設置し、
同スクレーパと前記アームの上下運動を連動させる。
尚ベルト全長に複数設ける事が可能であり、この場合所
要排出位置以外は作動させない。
〔作用〕
アームを上昇させるとベルト持上ローラ等を介しベルト
は押し上げられ、傾斜したベルトにスクレーパが押し当
てられる。底板のリツプ部はベルト持上ローラ部の上方
でベルト表面に当接し、搬送物はリツプ部より底板上に
乗りうつり、ガイドによってベルトの側方に排出され
る。
〔実施例〕
第1図乃至第6図において、1は輸送撒物、3はベル
ト、5はキヤリヤローラA、21はベルト持上ローラ、22
はキヤリヤローラB、23はキヤリヤローラC、24はアー
ム、25はシリンダ、28はスクレーパ、30は押えローラ、
31はリツプ部、32は底板、33はガイド、40はシユート、
41はシユート首振部である。
ベルト3の下側に隣接して配置されているキヤリヤロー
ラA5の間に、同ローラより緩いV状のキヤリヤローラB2
2、更に緩いキヤリヤローラC23、他のローラより径の大
きい単一円筒状のベルト持上ローラ21の順で、各ローラ
が26を支点にシリンダ25により上下に揺動するアーム24
上に設置されており、同アーム24の先端にはリンク27等
を介し、押えローラ30を装着した傾斜状のスクレーパ28
が連結される。同スクレーパ28は支点29により揺動可能
に支持されている。
スクレーパ28には、先端にリツプ部31が形成された底板
32、及びベルト3の進行方向に対して傾斜した板状のガ
イド33が設けられており、シリンダ25によりアーム24が
上昇すると、同スクレーパ28は29を支点に下降し、押え
ローラ30がベルト3を押し、ベルト3と底板32との間に
間隙34が画成されるようになっている。
尚、シリンダ25は、同様の機能を有すれば他の駆動機構
でもよく限定はない。
上記構成の装置において、中間排出する当該位置の排出
装置のシリンダ25を伸長側に作動すると、アーム24を介
してベルト持上ローラ21、キヤリヤローラB22、同C23
が、ベルト3に沿い横向きに並んで設置されているキヤ
リヤローラA5の間を上昇し、同ローラ群に支持されてい
るベルト3を山状に所要の位置まで押し上げる。ここ
で、ベルト3は前記した緩いV状のキヤリヤローラB2
2、同C23により段々とフラツト状になり、径の大きいベ
ルト持上ローラ21により区間の大きい直線部を形成す
る。
他方、スクレーパ28は、ローラの動作とは反対にアーム
24の上昇に伴いリンク27を介し、支点29を中心として下
降し、リツプ部31が、ベルト持上ローラ21の頂上より若
干下った位置でベルト3の表面に当接する。
また押えローラ30は前後方向に山状を形成したベルト3
の前進方向の裾を押え、山の下り勾配を強くする事によ
り底板32のシユート角を強く出来、排出時の滑りを良く
する事を助けている。
ここで、ベルト3で運ばれてきた搬送物は、リツプ部31
より底板32の上に乗り移りながら、ガイド33および傾斜
している底板32上を滑り落ち、シユート35に排出する。
以上の説明においては、ベルト持上げローラ21は左右等
量持上げるのであるが、第5図に示す如く、ベルトの持
上げ量がベルト断面の左右方向で差がつくようにし、か
つ、底板32もローラの傾斜に合わせておけば、側方への
滑り排出効果をさらに高める事が出来る。また第6図に
示す如く、ベルト持上量の差を相当大きくする事により
荷を側方へ自然落下させる事も可能である。
なお、第1図の如き片側排出に限らず、ガイドをベルト
中心線より左右に振り分け分岐し両側排出にしてもよ
い。
〔考案の効果〕
本考案によるベルトコンベア中間排出装置は、ベルトコ
ンベアの中間排出位置に、ベルトの進行方向に局部的な
上り勾配部と下り勾配部を形成するベルト持上げ手段を
設け、前記下り勾配部にベルト進行方向に対して傾斜し
たガイドと下り勾配部下端でベルト表面を押下げる押え
ローラとを設けて、前記下り勾配部にリップ部31、底板
32及びガイド33を具えたスクレーパを配置し、前記ベル
ト持上げ手段及びスクレーパとベルトの裏面及び表面と
の係合を選択的に行い、ベルト片寄り現象を生じさせる
ことなくベルト中間部で撒撤物を片方向に排出できるよ
うに構成したことにより、次の効果を生ずる。
(1)所要排出位置にそれぞれ中間排出装置を設け、排
出させたい位置の排出装置を作動させ、排出を行うこと
が出来る。
(2)スクレーパの傾斜形状により、同搬送物をベルト
両側のみならず片側にも排出できる。
(3)トリツパ方式のように、コンベアテール部におけ
る限界位置も生じない。
(4)シユートを垂直に限らず左右に首振り調節可能と
することにより、排出物の着地点の選択巾が広くなり、
従来のトリツパ方式と同様に、排出点を広く選択でき
る。
(5)既設のコンベアにも簡単な改造で適用し、中間排
出を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の概要平面図、第2図は第1図
の側面図、第3図は第1,2図のキヤリヤローラの説明図
で、〔A〕はベルトコンベア全長に配置したキヤリヤロ
ーラ、〔B〕及び〔C〕はベルト持上げ手段の中に配置
したキヤリヤローラを示す。第4図はスクレーパの斜視
図、第5図及び第6図はベルト持上ローラの持上量に差
をつけた場合の説明図、第7図は従来のトリツパ方式の
概要側面図、第8図は従来のチエン式コンベアの概要側
面図である。 3…ベルト、21…ベルト持上ローラ 22…キヤリヤローラB、23…キヤリヤローラC 24…アーム、25…シリンダ 28…スクレーパ、30…押えローラ 31…リツプ部、32…底板 33…ガイド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベルトコンベアの中間排出位置に、ベルト
    の進行方向に局部的な上り勾配部と下り勾配部を形成す
    るベルト持上げ手段を設け、前記下り勾配部にベルト進
    行方向に対して傾斜したガイドと下り勾配部下端でベル
    ト表面を押下げる押えローラとを設けて、前記下り勾配
    部にリップ部31、底板32及びガイド33を具えたスクレー
    パを配置し、前記ベルト持上げ手段及びスクレーパとベ
    ルトの裏面及び表面との係合を選択的に行い、ベルト片
    寄り現象を生じさせることなくベルト中間部で撒物を片
    方向に排出できるように構成したことを特徴とするベル
    トコンベア中間排出装置。
JP1988099935U 1988-07-29 1988-07-29 ベルトコンベア中間排出装置 Expired - Lifetime JPH0736901Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988099935U JPH0736901Y2 (ja) 1988-07-29 1988-07-29 ベルトコンベア中間排出装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0222921U JPH0222921U (ja) 1990-02-15
JPH0736901Y2 true JPH0736901Y2 (ja) 1995-08-23

Family

ID=31327553

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54121477U (ja) * 1978-02-15 1979-08-25
JPS5914423U (ja) * 1982-07-20 1984-01-28 三洋電機株式会社 コンパレ−タ回路

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JPH0222921U (ja) 1990-02-15

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