JPH05337438A - 多孔質体への塗膜形成方法 - Google Patents

多孔質体への塗膜形成方法

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JPH05337438A
JPH05337438A JP14261092A JP14261092A JPH05337438A JP H05337438 A JPH05337438 A JP H05337438A JP 14261092 A JP14261092 A JP 14261092A JP 14261092 A JP14261092 A JP 14261092A JP H05337438 A JPH05337438 A JP H05337438A
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JP
Japan
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film
porous body
photocurable resin
resin composition
coating film
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JP14261092A
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Katsuhiko Yasuda
勝彦 安田
Kazuhiro Noguchi
和裕 野口
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】表面が均一かつ平滑な塗膜を多孔質体の表面
に、極めて短時間に密着性良く形成することのできる塗
膜形成方法を提供することを目的としている。 【構成】多孔質体1の表面に、粘度が2500〜100
000cpsの光硬化性樹脂2を設け、該光硬化性樹脂
2が未硬化状態の段階で、この光硬化性樹脂2の表面
に、硬化後の光硬化性樹脂2に対して剥離性を有する透
明なフィルム3を被覆し、この透明なフィルム3の表面
から押圧力を加え、該フィルム3と多孔質体1の表面と
の間の気泡を脱泡し、フィルム3表面から光照射して光
硬化性樹脂2を硬化させた後、フィルム3を剥離する多
孔質体1への塗膜形成方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、硬質ポリウレタン発泡
体などの多孔質体の表面に塗膜を形成する方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】硬質ポリウレタン発泡体などの多孔質体
の表面に、通常の塗料を使用して通常の塗装方法で塗膜
を形成した場合、多孔質体表面の多数の開孔部に塗料が
侵入せず、開孔部を閉塞させることが困難であった。こ
のため、塗装後に高温条件下に置かれると、開孔部の空
気が膨張して塗膜表面に微細な凹凸や開孔が発生し、塗
装面の美観が損なわれるという不都合があった。
【0003】そこで、従来より種々の提案がなされてい
る。例えば、特開平2−52073号公報には、多孔質
体表面に、高揮発性溶剤と塗膜形成固形分とを含む目止
め層用塗料をスプレーにて塗布して多孔内に食い込ま
せ、10〜60g/m2 の割合で成された目止め層上に
表面層用塗料を1層以上塗布する塗装方法が提案されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の塗装方法では、いわゆる下塗りと上塗りの2工程が必
要となり、工程が複雑となると共に塗装時間が長くなる
という不都合を生じる。また、シクロヘキサン、酢酸イ
ソプロピル等の高揮発性溶剤を使用しているので、塗装
作業の環境にも不都合を生じる。
【0005】本発明は係る実情に鑑みてなされたもので
あって、表面が均一かつ平滑な塗膜を多孔質体の表面
に、極めて短時間に密着性良く形成することのできる塗
膜形成方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の多孔質体への塗膜形成方法は、多孔質体の表
面に粘度が2500〜100000cpsの光硬化性樹
脂を設け、該光硬化性樹脂が未硬化状態の段階で、この
光硬化性樹脂の表面に、硬化後の光硬化性樹脂に対して
剥離性を有する透明なフィルムを被覆し、この透明なフ
ィルムの表面から押圧力を加え、該フィルムと多孔質体
の表面との間の気泡を脱泡し、フィルム表面から光照射
して光硬化性樹脂を硬化させた後、フィルムを剥離する
ものである。
【0007】本発明で用いられる多孔質体としては、特
に限定されるものではないが、表面粗さが10μm以上
であれば、本発明を有効に実施することができる。具体
的なものとしては、例えば、ガラス長繊維で強化された
硬質ポリウレタン発泡体などが挙げられる。
【0008】本発明で用いられる光硬化性樹脂組成物と
しては、その粘度が2500cps以上100000c
ps以下となるように調整されたものが用いられる。具
体的な光硬化性樹脂組成物としては、例えば、硬化性樹
脂成分と光重合開始剤とを含んだ樹脂組成物100重量
部に対して、シリカ系粉末が1〜5重量部の割合で配合
されたものを用いることができる。
【0009】硬化性樹脂成分とは、光重合開始剤が吸光
により活性化されるに伴い、これによって重合し硬化す
る樹脂成分である。このような樹脂成分としては、不飽
和ポリエステル型、アクリル型、チオール・エン型、エ
ポキシ型等各種のものが使用できるが、耐侯性等の点か
らアクリル型のものを用いるのが好ましい。
【0010】アクリル型の樹脂成分は、ポリエステル
型、ウレタン型、エポキシ型等の骨格の末端に、アクリ
ロイルオキシ基を結合させた分子量数百乃至数千のアク
リレートオリゴマーと、それを希釈しまた柔軟性、密着
性、速硬化性等の特性を付与する単官能アクリレート系
モノマーもしくは多官能アクリレート系モノマーとから
なるものである。両者の種類と配合割合とには格別はな
く、どちらか一方だけでも良いし、また、両者はそれぞ
れ複数種のものが配合されていても良い。
【0011】単官能アクリレート系モノマーの例として
は、メチル(メタ)アクリレート(これはメチルアクリ
レート又はメチルメタアクリレートを表す。以下同
じ)、ブチル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)
アクリレート等の脂肪族系、メトキシエチル(メタ)ア
クリレート、カルビトール(メタ)アクリレート等のエ
ーテル系、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、テト
ラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、フェノキシ
(メタ)アクリレート等の環状モノマー、2−ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、1、4−ブタンジオー
ルモノ(メタ)アクリレート等の水酸基含有モノマー、
その他2−アクリロイルオキシエチルコハク酸、2−ア
クリロイルオキシエチルアシッドフォスフェート、ジメ
チルアミノエチル(メタ)アクリレート等が挙げられ
る。特に、密着性の良好なこと等から、メトキシエチル
(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メ
タ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレー
ト等が好ましく用いられる。
【0012】また、多官能アクリレート系モノマーの例
としては、ヘキサンジオール(メタ)アクリレート、ネ
オペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、ヒドロキシピ
バリン酸ネオペンチルグリコールエステル(以上2官
能)、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート
(以上3官能)、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)
アクリレート(以上4官能)、ジペンタエリスリトール
ヘキサ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
【0013】これら、アクリレート系モノマー中の単官
能アクリレート系モノマーの割合は、30重量%未満で
あると、濡れ性、潤滑性、柔軟性が低下し、密着性が低
下するので、30重量%以上含有することが必要であ
り、好ましくは50重量%以上である。
【0014】光重合開始剤は、特定範囲の波長の光を吸
収して活性種を生成し、硬化性樹脂成分の硬化反応を開
始させるものである。その種類としては、ラジカル重合
型、カチオン重合型があるが、その中ではアクリル型に
対応するラジカル重合型の開始剤が好ましい。ラジカル
重合型の開始剤は、化学構造から言うと、アセトフェノ
ン系、ベンゾイン系、ベンゾフェノン系、チオキサント
ン系のほか、例えばアシルホスフィンオキサイド、グリ
オキシエステル、ジケトン等を用いることもできる。そ
の配合量としては、硬化性樹脂成分に対して0.1〜1
0重量%とするのが好ましい。その理由は、0.1重量
%未満であると、樹脂成分の硬化が満足に進行しなくな
るからであり、逆に10重量%を越えると、樹脂成分の
硬化が阻害されたりするからである。
【0015】本発明に用いられるシリカ系粉末として
は、粒径約5nm〜15nmの高純度の無水ケイ酸等各
種のものが使用できる。特に好適に用いられるものは無
水ケイ酸であり、これには、親水性無水ケイ酸と疎水性
無水ケイ酸がある。親水性無水ケイ酸は表面に水酸基を
有し、疎水性無水ケイ酸はその表面の水酸基の約50%
以上が疎水化されて実質的に疎水性を示すものであり、
例えば、親水性無水ケイ酸粒子の表面を、ジメチルジク
ロルシランで処理することにより得られる、表面がジメ
チルシラノール基で覆われたシリカ粒子がある。
【0016】これらのシリカ系粉末は、硬化性樹脂成分
と光重合開始剤とを含んだ樹脂組成物の粘度を上昇させ
るとともにチキソトロピック性を付与するものであり、
樹脂組成物100重量部に対して1〜5重量部、好まし
くは1〜3重量部の割合で配合される。シリカ系粉末の
配合割合が1重量部を下回ると、樹脂組成物の形状保持
性が不足する結果、かかる樹脂組成物から構成される塗
料は多孔質体表面の多孔内に侵入する前にその表面部位
のみを流れることになる。また、逆に5重量部を上回る
と、樹脂組成物の回転流動性が阻害される結果、多孔質
体表面を流れないばかりでなく、その多孔内にも侵入す
ることがなくなる。
【0017】本発明の光硬化性樹脂組成物は、上記した
樹脂組成物とシリカ系粉末のほかに、必要に応じて種々
の成分を添加することができる。例えば、本発明の多孔
質体上への塗膜形成方法に使用する塗料として用いる場
合には、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系、ベ
ンゾエート系、サリシリート系、シアノアクリレート系
等の紫外線吸収剤や、ヒンダードフェノール系、リン
系、イオウ系、アミン系等の酸化防止剤や、着色剤、そ
の他レベリング剤、充填剤等を適宜添加することができ
る。
【0018】これら混合物を分散させる手段としては、
超音波分散、三本ロール、二本ロール、ニーダー、サン
ドミル、ボールミル、ディゾルバー、羽型攪拌機など公
知の手段が用いられる。
【0019】多孔質体の表面に、光硬化性樹脂組成物を
設ける方法としては、特に制限されるものではなく、刷
毛塗り、流し塗り、浸漬等、公知の塗布方法によって、
多孔質体の表面全体にあらかじめ丹念に塗布しておいて
もよい。また、多孔質体の表面に、光硬化性樹脂組成物
を適当に載せておき、後記する透明のフィムルを介して
加える押圧力によって、該多孔質体の表面に引き延ばす
ようにして設けてもよい。
【0020】このようにして設けた光硬化性樹脂組成物
の表面に被覆する透明のフィルムとしては、該フィルム
を介して光硬化性樹脂組成物に光照射できるように、透
光性を有するものでなければならない。また、光硬化性
樹脂組成物と密着した状態で、該光硬化性樹脂組成物を
硬化させても、硬化後に形成される光硬化性樹脂塗膜か
ら容易に剥離することのできる剥離性を有するものでな
ければならない。さらに、光硬化性樹脂組成物と密着し
た状態で、該光硬化性樹脂組成物を硬化させても、硬化
時の収縮によって生じる内部応力が大きなものとならな
いように、温度変化による伸縮が小さいものを用いるこ
とが好ましい。具体的なものとしては、例えば、ポリエ
チレンテレフタレートなどによって形成されたものを用
いることができる。
【0021】この透明のフィルムの表面から押圧力を加
える方法としては、フィルム表面の一端部から他端部
へ、あるいは中央部から周縁部へと押圧力を加える方法
などのように、多孔質体とフィルムとの間の光硬化性樹
脂組成物層中に混入した気泡を、フィムルの端部に追い
やって脱泡する方法を挙げることができる。ただし、押
圧後の状態でフィルム表面が平滑状態になるように押圧
しなければならない。具体的には、フィルム表面にロー
ルを転がせて押圧力を加える方法などを行うことができ
る。
【0022】押圧後のフィルム表面から光照射して光硬
化性樹脂組成物を硬化させるために用いられる光源とし
ては、概ね200〜600nmの波長の光を発するもの
であれば、どのようなものでも使用することができる。
例えば、高圧又は超高圧水銀ランプ、メタルハライドラ
ンプ、蛍光ランプ、キセノンランプ、太陽光等の何れを
も使用することができる。要するに、光重合開始剤を活
性化させるような波長の光を発するものであれば、すべ
て使用できる。
【0023】
【作用】本発明によれば、多孔質体の表面に、粘度が2
500〜100000cpsの光硬化性樹脂を設け、該
光硬化性樹脂が未硬化状態の段階で、この光硬化性樹脂
の表面に、硬化後の光硬化性樹脂に対して剥離性を有す
る透明なフィルムを被覆し、この透明なフィルムの表面
から押圧力を加えることで、該フィルムと多孔質体の表
面との間の気泡が脱泡し、多孔質体の表面の窪みに光硬
化性樹脂が浸入するとともに、フィムルに接した光硬化
性樹脂面が平滑になる。
【0024】また、このフィルム表面から光照射するこ
とで、光硬化性樹脂が極めて短時間で硬化することとな
る。
【0025】さらに、硬化後、フィルムを剥離すること
で、外気中の埃などに接することのない平滑な硬化塗膜
が形成されることとなる。
【0026】
【実施例】以下、本発明に係る実施例と、その比較対象
となる比較例とを示し、本発明について優れている所以
を明らかにする。
【0027】
【実施例1】 (1)光硬化性樹脂組成物の調整 アクリル型の硬化性樹脂成分として、ウレタンアクリレ
ートオリゴマー(日本合成化学株式会社製、ゴーセラッ
クUV−7500B)67gと2−ヒドロキシプロピル
アクリレート33gを混合溶解したものを用い、これに
光重合開始剤としてメチルベンゾイルホルメート1g
と、紫外線吸収剤として2−(5−メチル−2−ヒドロ
キシフェニル)ベンゾトリアゾール0.3gを添加し、
更にシリカ系粉末として、表面にシラノール基(Si−
OH)が存在する親水性無水ケイ酸1gを添加して光硬
化性樹脂組成物を得た。 (2)多孔質体への塗膜の形成 図1に示すように、ガラス長繊維で強化された硬質ポリ
ウレタン発泡体よりなり、20cm×20cm×1.5
cmの大きさとなされた平板1の表面に、上記光硬化性
樹脂組成物2を載せ、この光硬化性樹脂組成物2が未硬
化状態の段階でその表面に透明なポリエチレンテレフタ
レート製のフィルム3を介してロール4で押圧した。そ
して、この押圧力で、光硬化性樹脂組成物2を平板1の
表面全体に引き延ばすとともに、該光硬化性樹脂組成物
2中に介在する気泡を脱泡し、光硬化性樹脂組成物2の
表面全体をフィルム3で被覆した状態とした。その後、
フィルム3の表面から高圧水銀灯にて30秒間照射して
光硬化性樹脂組成物2を硬化させた後、フィムル3を剥
離し、厚さ50μmの硬化塗膜を得た。
【0028】光硬化性樹脂組成物および得られた塗膜の
性状は表1に示す通りであった。
【0029】
【実施例2】シリカ系粉末を表1で示すように置き換え
た以外は実施例1と同様にして厚さ50μmの硬化塗膜
を得た。
【0030】光硬化性樹脂組成物および得られた塗膜の
性状は表1に示す通りであった。
【0031】
【比較例】
(1)光硬化性樹脂組成物の調整 シリカ系粉末を加えない以外は、実施例1と同様にして
光硬化性樹脂組成物を調整した。 (2)多孔質体への塗膜の形成 実施例1と同様の平板の表面に、ウレタンゴムを用いて
光硬化性樹脂組成物を50μmの厚みに塗布した後、高
圧水銀灯にて30秒間照射し、厚さ約50μmの硬化塗
膜を得た。
【0032】光硬化性樹脂組成物および得られた塗膜の
性状は表1に示す通りであった。
【0033】
【表1】
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、フ
ィルムと多孔質体の表面との間の気泡を脱泡し、多孔質
体の表面の窪みに光硬化性樹脂を浸入させるとともに、
フィムルに接した光硬化性樹脂面を平滑にした状態とす
ることができるので、アンカー効果と相まって多孔質体
の表面に凹凸がなく平滑な塗膜を形成することができ、
かつ、この塗膜を長期にわたって密着性良く維持するこ
とができる。
【0035】また、極めて短時間で硬化させることがで
きるので、作業性良く塗膜を形成することができる。
【0036】さらに、外気中の埃などに接することのな
い平滑な硬化塗膜を形成することができるので、クリー
ンルームなどのように厳密に管理された場所でなくて
も、きれいな塗膜に仕上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】多孔質体への塗膜の形成方法の要部工程を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 平板(多孔質体) 2 光硬化性樹脂組成物 3 フィルム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多孔質体の表面に、粘度が2500〜1
    00000cpsの光硬化性樹脂を設け、該光硬化性樹
    脂が未硬化状態の段階で、この光硬化性樹脂の表面に、
    硬化後の光硬化性樹脂に対して剥離性を有する透明なフ
    ィルムを被覆し、この透明なフィルムの表面から押圧力
    を加え、該フィルムと多孔質体の表面との間の気泡を脱
    泡し、フィルム表面から光照射して光硬化性樹脂を硬化
    させた後、フィルムを剥離することを特徴とする多孔質
    体への塗膜形成方法。
JP14261092A 1992-06-03 1992-06-03 多孔質体への塗膜形成方法 Pending JPH05337438A (ja)

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