JPH05335617A - 光伝送モジュール - Google Patents

光伝送モジュール

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JPH05335617A
JPH05335617A JP13534292A JP13534292A JPH05335617A JP H05335617 A JPH05335617 A JP H05335617A JP 13534292 A JP13534292 A JP 13534292A JP 13534292 A JP13534292 A JP 13534292A JP H05335617 A JPH05335617 A JP H05335617A
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optical
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signal
optical fiber
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幸平 石塚
Masaya Nakada
雅也 中田
Akihisa Azumaguchi
晃久 東口
Noriki Takeda
准樹 武田
Hironori Irie
裕紀 入江
Atsushi Miura
篤 三浦
Tamio Takeuchi
民雄 竹内
Tsutomu Kono
勉 河野
Akisada Moriguchi
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04B10/077Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems using an in-service signal using a supervisory or additional signal
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  • Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】小型で低雑音な光伝送装置を提供する。 【構成】フォトダイオードと前記フォトダイオードと第
1の光ファイバとの結合部を気密封止した受光素子モジ
ュール201と、電気信号により駆動されるレーザダイ
オードと前記レーザダイオードと前記第2の光ファイバ
との結合部を気密封止した発光素子モジュール203
と、送信系と受信系の電気回路を電気的に分離して両面
に実装した両面プリント基板401とを、モ−ルド40
2、403によって一体化して封止し、ケ−ス405、
409に収容した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光伝送を行う伝送装置
に関し、特に、伝送装置において光送信および光受信を
担うモジュ−ルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報化社会の進展により通信ネッ
トワークの充実は、非常に重要なものになってきてい
る。
【0003】そこで、たとえばNTT技術ジャーナル
(1992.1)「伝送路網の構築と運用性向上に寄与
するシステムの開発動向」等にも述べられている、CC
ITT勧告に準拠したネットワーク・ノードインタフェ
ース(NNI)を有する新しい同期端局装置により構成
される、156Mb/s×nの光伝送パスを主体とした
新ディジタルハイアラーキ網よりなるSDH伝送システ
ム等が導入されつつある。
【0004】ところで、このようなシステムにおいて用
いられる各伝送装置は、図16に示すように、複数の低
速信号を高速の信号にまとめる「多重化機能」や、多重
化された信号を分離・集束する「クロスコネクト(回線
パスの編集)機能」や、既存低速インタフェースとSD
Hインタフェース間での「信号変換機能」等を有するこ
とが必要である。そして、このような「多重化機能」、
「クロスコネクト(回線パスの編集)機能」、「信号変
換機能」の実現のために、各伝送装置は、電気ー光変換
処理を含む送信処理を行う送信回路と、光ー電気変換処
理を含む受信処理を行う受信回路とを備える必要があ
る。
【0005】そこで、このような送信回路をモジュール
化した送信モジュールと、これとは独立に受信回路をモ
ジュール化した受信モジュールが、従来より、伝送ノー
ドに用いられていた。
【0006】なお、この種の光伝送モジュールに関連す
る技術としては、たとえば、特開昭59ー180514
号公報記載の技術が知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
は、集積化の困難性や送信回路から受信回路への信号の
漏れ込み防止等の観点より、送信回路と受信回路を別々
のモジュールとして構成していた。
【0008】しかし、送信モジュールと受信モジュール
とを独立に構成すると、多くの光伝送パスを収容する伝
送装置においては装置規模が増大してしまう。
【0009】そこで、本発明は、小型化に適し、かつ、
送信回路から受信回路への信号の漏れ込みを低減できる
構成によって、送信回路と受信回路とを一体としてモジ
ュール化した光伝送モジュールを提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
本発明は、受信用光ファイバより受信した光信号を受信
データに変換して出力し、入力された送信データを光信
号に変換して送信用光ファイバに出力する光伝送モジュ
ールであって、イ) 光電変換素子と前記光電変換素子
と前記第1の光ファイバとの結合部を気密封止した受光
素子モジュールと、ロ) 電気信号により駆動される発
光素子と前記発光素子と前記第2の光ファイバとの結合
部を気密封止した発光素子モジュールと、ハ) 前記入
力する送信データの値に応じて前記発光素子を駆動する
送信回路と、前記光電変換素子が変換した電気信号より
受信データを再生し出力する受信回路とを電気的に分離
して両面に実装した両面プリント基板と、ニ) 前記受
光素子モジュールと発光素子モジュールと前記両面基板
とを、一体化して封止したモールドとを有することを特
徴とする光伝送モジュールを提供する。
【0011】
【作用】本発明に係る光伝送モジュールによれば、光電
変換素子と前記光電変換素子と前記第1の光ファイバと
の結合部と、発光素子と前記発光素子と前記第2の光フ
ァイバとの結合部とを、それぞれ気密封止してモジュー
ル化し、送信回路と受信回路とを電気的に分離して両面
プリント基板の両面に実装し、前記モールドによて、前
記受光素子モジュールと発光素子モジュールと前記両面
基板とを一体化した。
【0012】これにより、小型であって、かつ、送信系
と受信系との間信号の漏れ込みを防止できる光伝送モジ
ュールを提供することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る光伝送モジュールの実施
例を説明する。
【0014】前述したような伝送装置は、一般に、筐体
中に複数のプリント基板を横並びに収容した、いわゆる
架構造によって構成される。
【0015】本実施例に係る光伝送モジュールは、光ー
電気変換処理を含む処理を行う受信回路と電気ー光変換
処理を含む処理を行う送信回路とを単一モジュールとし
てモジュール化したものであり、伝送装置を構成するプ
リント基板上に実装する。
【0016】そこで、まず、光伝送モジュールのプリン
ト基板への実装例を図1に示す。
【0017】図示した例は、プリント基板104に、光
伝送モジュールを4ヶ実装したものである。
【0018】図中、101は光伝送モジュール、102
は送信用光ファイバ、103は光コネクタ、105はコ
ネクタ、106は受信用光ファイバである。また、送信
用光ファイバ102はシングルモードファイバを用い、
受信用光ファイバ106はシングルモードファイバ、も
しくは、マルチモードファイバを用いる。また、光伝送
モジュール101には、プリント基板上の配線が接続し
ており、これらを介して、装置内他部との間の、送信デ
ータの入力や受信データの出力等を電気信号を用いて行
う。本実施例に係る光伝送モジュ−ルが扱うデータの伝
送レ−トとしては、52Mb/sと156Mb/sを想
定する。
【0019】さて、このように、プリント基板に実装さ
れた各光伝送モジュール101には、送信用と受信用の
2本の光ファイバ102、106が接続されており、光
ファイバ102の他端には光コネクタ103を取り付け
てられている。
【0020】プリント基板のコネクタ105は、電源を
含む電気信号の架のバックボードとの接続用のコネクタ
であるが、光コネクタ103用のスペ−スおよび挿入孔
が特に設けられている。光コネクタ103は、この挿入
孔よりプリント基板のコネクタ104中に挿入され、固
定されており、架のバックボードの対応個所に設けられ
ている光コネクタと接続される。このように、本実施例
においては、プリント基板のコネクタ105は、光コネ
クタ103のガイドとしての役割をも果たしている。こ
のピッグテール方式を用いることによりプリント基板上
の実装密度を上げることができる。
【0021】なお、図1には、光伝送モジュール101
を4ヶ実装したものを示したが、装置の要求に応じて、
各プリント基板に許容される温度条件を満足できる範囲
で、1つのプリント基板上に実装する光伝送モジュール
の個数を、さらに増加するようにしてもよい。
【0022】次に、各光伝送モジュールの外部入出力信
号の一覧を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】なお、表1中の、「送信部」の「光出力」
は送信用光ファイバ102への光信号出力を示し、「受
信部」の「光入力」は受信用光ファイバ106よりの光
信号の入力を示す。この2つの光信号の以外の入出力信
号は全て、電気信号である。たとえば、「送信部」の
「データ入力」は電気信号として入力される、送信用光
ファイバ102より送信すべきデータを、「受信部」の
「データ出力」は、電気信号に変換された、受信用光フ
ァイバ106より受信したデータの出力を示す。また、
「送信部」の「光出力断制御」は、「データ入力」の有
無にかかわらずに、送信用伝送路である光ファイバへの
光出力を強制的に無とするように指示する入力信号であ
る。また、「送信部」の「アラーム出力」は、送信用光
ファイバ102への光信号の出力のために、電気ー光変
換を行うレーザダイオードの光出力電力等より異常を検
出し、検出した異常の状態を出力する信号である。ま
た、「受信部」の「アラーム出力」は、受信用光ファイ
バ106よりの光入力が無くなったことを検出し、アラ
ームを出力するものである。
【0025】なお、これらのインタフェースに、さらに
細分化した監視信号を付加するようにしてもよい。ま
た、逆に、監視信号の一部もしくは全部を省き光伝送モ
ジュールの回路構成を簡素化するようにしてもよい。
【0026】次に、本実施例に係る光伝送モジュール1
01の構造を図2に示す。
【0027】図2に示すように、光伝送モジュールは、
ケース(A)405、ケース(B)409、モールド
(A)402、モールド(B)403、発光素子モジュ
ール201、受光素子モジュール202、回路基板40
1、シールドケース(A)411、シールドケース
(B)407を有している。
【0028】発光素子モジュール201、受光素子モジ
ュール202、回路基板401は、モールド(A)40
2、モールド(B)403に挾持される。モールド
(B)は、モールド(A)402に取付けられる。モー
ルド(A)402は、ケース(A)405、ケース
(B)に収容される。
【0029】以下に、この構造の詳細を述べる。
【0030】発光素子モジュール201、受光素子モジ
ュール202は、成形加工されたモールド(A)402
およびモールド(B)403で保持固定される。すなわ
ち、小型化のために発光素子モジュール201、受光素
子モジュール202をモールド(A)402およびモー
ルド(B)403で同時に固定できる構造としている。
またモールド(A)402およびモールド(B)403
は絶縁体であって、発光素子モジュール201、受光素
子モジュール202の各々のケース間を絶縁する構造に
なっており、これによりケース間でのクロストークの発
生を防止している。また、このような構造を取ることに
より発光素子モジュール201、受光素子モジュール2
02を、回路基板401と熱的にも分離させることがで
きる。なお、モールド(A)402およびモールド
(B)403は、発光素子モジュール201、受光素子
モジュール202の外形に合わせて作成しているので、
発光素子モジュール201、受光素子モジュール202
の回転や抜けが起こることはない。
【0031】また、図示するように、モールド(A)4
02は、発光素子モジュール201、受光素子モジュー
ル202の保持部と、回路基板401の保持部が一体化
した構造となっている。これにより光伝送モジュール1
01の機械的強度を高めることができ、かつ、発光素子
モジュール201、受光素子モジュール202の保持部
と回路基板401との位置ずれを防止することができ
る。さて、モールド(A)402は、回路基板401を
モジュール高さ8mmのほぼ中央の位置に保持する。と
ころで、後述するように、回路基板には両面実装で電子
部品を実装する。そこで、モールド(A)402の中央
部は、回路基板401に実装した部品が接触しないよう
に切り抜いている。また、回路基板401には、回路基
板に垂直にリ−ド端子404が両側に2列取付けられて
おり、モールド(A)402には回路基板401のリー
ド端子404を挿入する穴が設けられている。また、モ
ールド(A)402とモールド(B)403の嵌合の具
合を良くするために各々の部分の端は溝構造となってい
る。
【0032】ここで、本実施例では、発光素子モジュー
ル201と回路基板401はフレキシブル基板410に
て接続する。このように、フレキシブル基板410を用
いることで、実装を容易にすると共に光伝送モジュール
を小型化することができる。
【0033】受光素子モジュール202は、回路基板4
01に半田付けによって直接接続する。また、この受光
素子モジュール202と回路基板401間はシールドケ
ース(B)407によって下方よりシ−ルドする。な
お、モールド(A)402の受光素子モジュール202
側には、シールドケース(B)407を固定するための
突出ピンを設けてあり、この突出ピンを熱硬化させるこ
とによりシールドケース(B)を固定する。また、図
中、基板押さえ408はモールド(A)402に保持さ
れた回路基板401を上より押さえ固定するものであ
り、回路基板401の四つの角を1部品で同時に押さえ
る。また、基板押さえ408は、回路基板401に実装
した部品が接触しないように中央部は切り抜かれてお
り、かつ、発光素子モジュール201、受光素子モジュ
ール202側の一辺は切り落されている。すなわち、基
板押さえ408は、「コ」の字型をしている。ところ
で、シールドケース(A)411、シールドケース
(B)407は外来雑音の最も影響を受けやすい前置増
幅器(後に示す図3、符号215)の部分のシールドケ
ースである。シールドケース(A)411は、回路基板
401に設けられたGNDに接続するスルーホールにシ
ールドケース(A)411の突出部を挿入することで位
置を固定し回路基板401に取り付ける。シールドケー
ス(A)411は、この他に、2ヶ所で回路基板401
のGNDパターンに半田付けする。
【0034】さて、モールド(A)402は、回路基板
401を搭載した後にケース(A)405に組み込む。
ケース(A)405には回路基板401のGNDとの接
続のために切り起こし部が作られている。また、嵌合の
具合を良くするためにモールド(A)402とケース
(A)405の間には溝が設けられている。またサラネ
ジ406を固定するためのスタッドが挿入されるように
モールド(A)402には円筒状の穴が設けられてい
る。これらの溝と穴を用いてモールド(A)402とケ
ース(A)405は固定される。なお、モールド(A)
402のリード端子404の取りだし穴部は、ケース
(A)405から僅かにはみ出でるようになっており、
光伝送モジュール101をプリント基板104に実装す
る場合、リード端子404の半田付けで半田がケース
(A)405に付着することのないようにしている。
【0035】モールド(A)402をケース(A)40
5に組み込んだ後、ケース(B)409は、ケース
(A)405に取り付けられラネジ406で固定され
る。ケース(B)409の側面には、風通し用の穴を開
け、対流による熱の放出を図っている。
【0036】なお、モールド(A)402、モールド
(B)403、基板押さえ408は機械的強度を上げる
ことと量産性を高めるために、ガラスファイバを含んだ
樹脂によって製作する。
【0037】ここで、図3に光伝送モジュールの外形を
示すように、ピンの間隔は2.54mmの倍数となって
おり、インチ格子上にスルーホールの形成されるプリン
ト基板104に実装が可能な配置となっている。ピンの
長さは3.5mm±0.5mmであり1.6mm厚のプ
リント基板に実装した際切断しなくて良い寸法となって
いる。この光伝送モジュールの回路基板を格納したケー
スの容積は10ccである。モジュールの高さは最大で
も8.5mmであり、隣接して挿入されるプリント基板
に接触することはない。
【0038】また、表2に、ピン配置を示すように、送
信系と受信系の用いるピンの配置は完全に分離し、プリ
ント基板104のパターン作成が容易となるようにして
いる。
【0039】
【表2】
【0040】なお、図3、表2は、光伝送モジュールで
光ー電気変換に用いる受光素子としてフォトダイオード
を用いた場合の構成である。しかし受光素子としてアバ
ランシェフォトダイオードを用いるようにしてもい。
【0041】し受光素子としてアバランシェフォトダイ
オードを用いた場合の、光伝送モジュールの外形を図4
に、ピン配置を表3に示す。
【0042】
【表3】
【0043】図示するように、受光素子として、アバラ
ンシェフォトダイオードを用いた場合でもケースの容積
は20ccで実現できる。
【0044】次に、光伝送モジュール101の回路構成
を図5に示す。
【0045】図示するように、光伝送モジュール101
の回路構成は、電気入力信号を光信号に変換して出力す
る送信回路と、光入力信号を受け電気信号に変換して出
力する受信回路に大別することができる。また、送信回
路と受信回路は、各々独立に動作する。
【0046】さて、送信回路は、電流信号を光信号に変
換して送信用光ファイバ102に出力するレーザダイオ
ード(以下、「LD」と記す206と、LD206の光
出力電力をモニタして出力するモニタフォトダイオード
(以下、「モニタPD」と記す)207と、モニタPD
出力が一定値以下になった場合に光出力断アラーム信号
を出力するアラーム回路208と、データ入力226か
ら入力される電気信号をクロック入力227から入力す
るクロックを用いて波形整形することにより内部データ
信号を得るフリップフロップ209と、LD駆動用パル
ス電流の振幅を制御するパルス電流制御回路210と、
モニタPD207の出力を受けてLD駆動用バイアス電
流の振幅を制御するバイアス電流制御回路212と、フ
リップフロップ209の出力信号とパルス電流制御回路
210の出力とバイアス電流制御回路212の出力を受
けてLD駆動電流信号を出力するLDドライブ回路21
1とで構成される。
【0047】また、このうち、LD206、モニタPD
207、バイアス電流制御回路212、LDドライブ回
路211は負帰還ループ回路を構成しており、光出力電
力を常に一定に保つようにバイアス電流を制御するよう
動作する。
【0048】一方、受信回路は、受信用光ファイバ10
6よりの入力光信号を電流信号に変換するフォトダイオ
ード213と、フォトダイオード213により変換され
た電流信号を電圧信号に変換・増幅する前置増幅器21
5と、前置増幅器215の出力信号を一定振幅まで増幅
あるいは減衰する利得可変増幅器216と、利得可変増
幅器216の出力信号からクロック信号成分を生成する
全波整流回路217と、全波整流回路217の出力信号
の位相を調整するための遅延素子218と、遅延素子2
18から出力される全波整流信号からクロック信号を抽
出する弾性表面波フィルタ219(以下、「SAWフィ
ルタ」と記す)と、SAWフィルタ219の出力信号を
波形整形しクロックパルス信号を生成するリミット増幅
器221と、リミット増幅器221の出力を外部に出力
するバッファ224と、リミット増幅器221の出力信
号振幅が一定値以下になた場合にクロック断アラーム信
号を発生し、受信回路よりのデータおよびクロック信号
出力を停止させるアラーム回路222と、アラーム信号
を外部に出力するバッファ225と、利得可変増幅器2
16の出力信号を、リミット増幅器221の出力クロッ
クパルスを用いて「1」もしくは「0」の値を有するデ
ータパルスに識別し再生するフリップフロップ220
と、フリップフロップ220の出力を外部に出力するバ
ッファ223とで構成される。なお、前述したように、
受光素子であるフォトダイオード213としては、アバ
ランシェフォトダイオードを用いるようにしてもよい。
また、アバランシェフォトダイオードを用いた場合は、
アバランシェフォトダイオード制御回路214を設け、
利得可変増幅器216の出力をアバランシェフォトダイ
オード制御回路214が監視し、アンバランシェフォト
ダイオードに印加する電圧を制御するようにする。
【0049】次に、図5に示した光伝送モジュール10
1を構成する回路の部品構成について説明する。
【0050】送信回路側においては、光コネクタ、光フ
ァイバなどとともにLD206とモニタPD207を、
一体化して気密封止し、前述した発光素子モジュール2
01とする。また、フリップフロップ209とパルス電
流制御回路210とアラーム回路208とLDドライブ
回路211はLDドライバ回路IC203として一チッ
プ化し、抵抗、コンデンサ等の周辺素子部品と共に回路
基板401に実装する。
【0051】一方、受信回路側においては、フォトダイ
オード213を、気密封止し前述した受光素子モジュー
ル202として構成する。前置増幅器215は、FE
T、バイポーラトランジスタ、抵抗、コンデンサにて構
成する。利得可変増幅器216、全波整流回路217
は、利得可変増幅回路IC204として一チップ化す
る。識別再生を行うためのフリップフロップ220、リ
ミット増幅器221、アラーム回路222、各出力バッ
ファ223、224、225は識別再生回路IC205
として一チップ化する。遅延素子218、SAWフィル
タ219、前置増幅器215、利得可変増幅回路IC2
04、識別再生回路IC205は、抵抗、コンデンサ等
の周辺素子部品と共に回路基板401に実装する。フォ
トダイオード213として、アバランシェフォトダイオ
ードを用いた場合は、アバランシェフォトダイオード制
御回路214も回路基板401に実装する。ただし、前
置増幅器215はIC化してもよく、また、回路基板4
01にではなく、受光素子モジュール202に組み込む
ようにしてもよい。
【0052】なお、波整流回路217を識別再生回路I
C205に取り込まずに利得可変増幅回路IC204に
含めたのは、全波整流回路217の出力が遅延素子21
8、SAWフィルタ219を経由してリミット増幅器2
21に入力されるという信号の流れを配慮したものであ
り、かつアナログ回路部をすべて利得可変増幅回路IC
204一チップに集約するためである。しかし、基板レ
イアウト上の必要性に応じて、識別再生回路IC205
に全波整流回路217を含ませるようにしてもよい。な
お、受信系を二チップに分割して構成したのは、受信系
全体の利得を配分することによって発振を防止するため
である。
【0053】ところで、以上に示した3品種のICは、
バイポーラプロセスを用いて製作することができる。ま
た、20ピンのLCC(Leadless Chip Carrier)に実
装することで、配線基板上に面実装を行うことができ
る。
【0054】ここで、本実施例で用いるLCCパッケー
ジの外観を図6に示す。図示するように、本LCCパッ
ケージにおいては、ICをセラミックパッケージ273
に実装し、セラミックパッケージ273の上面を金属の
キャップ274で封止し気密をとっている。したがい、
各LCCパッケージによって、当該パッケージ内のIC
の充分な信頼性を確保することができる。なお、金属の
キャップ274はGND端子275に接続されているた
めシールド効果があり、外部からの雑音の影響を受け
ず、また、外部へ雑音の影響を与えない。
【0055】以下、各部の詳細について説明する。
【0056】まず、LDドライバ回路IC203の詳細
な回路構成を図7に示す。
【0057】図5において説明したように、LDドライ
バ回路IC203は、モニタPD出力が一定値以下にな
った場合に光出力断アラーム信号を出力するアラーム回
路208と、データ入力226から入力される電気信号
をクロック入力227から入力するクロックを用いて波
形整形することにより内部データ信号を得るフリップフ
ロップ209と、LD駆動用パルス電流の振幅を制御す
るパルス電流制御回路210と、モニタPD207の出
力を受けてLD駆動用バイアス電流の振幅を制御するバ
イアス電流制御回路212を有している。
【0058】また、さらに、図7に示すように、データ
入力226、クロック入力227のリファレンス電圧を
発生させるリファレンス回路240、データ入力のマー
ク率(ハイレベルとロ−レベルの比率)によってLDの
バイアスおよびアラームが変動しないように、アラ−ム
回路208とバイアス電流制御回路212を制御するマ
ーク率検出回路241を有している。また、図7中、パ
ルス電流制御回路210は、LDの特性の補償を行うた
めの回路であり、必要に応じて、制御端子244、24
5に抵抗を接続することにより補償特性を変化させる。
プリドライバ243は、LDドライブ回路211の前段
の増幅回路である。定電圧源242は、LDドライバ回
路IC203の各回路に定電圧を供給する。また、リン
ギング調整回路246は、伝送速度に対応して最適な光
出力波形を得るように光出力波形の調整を行う。なお、
図示するように、LDドライバ回路ICの必要とする外
付部品は、抵抗とコンデンサのみである。
【0059】次に、前置増幅器215の詳細な構成を図
8に示す。
【0060】図6には、フォトダイオード213を用い
た場合を示している。前置増幅器は、FET247、バ
イポーラトランジスタ248、レベルシフト回路24
9、帰還抵抗250よりなるトランスインピーダンス型
増幅器により構成されている。この構成の特徴は、入力
段にFETを用いている点と、トランスインピーダンス
型にした点であり、これにより、低雑音化を図ることが
でき、かつ、安定な増幅動作を行う、量産に適した前置
増幅器215を得ることができる。なお、受光素子モジ
ュール202にFET247あるいは前置増幅器全体を
組み込むようにすれば、FET247の入力容量を低減
することができ受信感度を向上することができる。
【0061】次に、利得可変増幅回路IC204の詳細
な構成を図9に示す。
【0062】得可変増幅回路IC204において、前置
増幅器215よりの入力は、入力端子260を介してイ
コライザ回路252に入力される。イコライザ回路25
2は、必要に応じて前置増幅器215の周波数特性の補
償を行うものであり、端子262に接続したコンデンサ
等を用いて補償動作を行う。逆相基準電圧回路253
は、回路のバランスをとるために、イコライザ回路25
2と同一の構成をもって、基準電圧を発生させる。イコ
ライザ回路252の出力は、リミッタアンプ254を介
して利得可変増幅器216に入力される。利得可変増幅
器216は、3段構成になっており、可変増幅を前の2
段で行い、最終段で固定増幅を行う。
【0063】出力振幅検出回路257は、利得可変増幅
器216の出力振幅のピーク値を検出し、誤差増幅器2
58、AGC制御回路259は、この検出ピーク値に応
じて、利得可変増幅器216の出力が一定のレベルとな
るように利得可変増幅器216の利得を制御する。ま
た、利得可変増幅器216は、高利得であるため、本実
施例では、オフセット制御回路256を用いて、利得可
変増幅器216帰還をかけ、系の安定化をはかってい
る。定電圧源255は、利得可変増幅回路IC204の
各回路に定電圧を供給する。
【0064】さて、利得可変増幅器の出力は出力端子2
51から取り出すことができる。また、利得可変増幅器
216の出力中のクロック信号成分は全波整流回路21
7を介して出力端子265、266から取り出される。
また、フォトダイオード213としてアバランシェフォ
トダイオードを用いた場合は、誤差増幅器258の出力
を出力端子263、264により取り出しアバランシェ
フォトダイオードの制御に用いる。なお、利得可変増幅
回路IC204が必要とする外付部品は、抵抗とコンデ
ンサのみであり、トランジスタ、ダイオード等の能動素
子は、一切必要としていない。
【0065】次に、識別再生回路IC205の詳細な構
成を図10に示す。
【0066】識別再生回路IC205において、220
は図5に示したフリップフロップであり、221はリミ
ット増幅器221、222はアラーム回路、223、2
24、225は出力バッファである。さて、利得可変増
幅回路IC204の出力端子251からの入力データ
は、入力端子270より入力され、スライスアンプ26
7を介してフリップフロップ220に入力される。出力
制御信号は、入力端子271より入力されシャットダウ
ン回路268に入力される。通常は、アラーム出力端子
234が入力端子271に接続される。オフセット制御
回路269は、リミット増幅器221のオフセットを補
償する。入力端子272には、SAWフィルタ219よ
りのクロック出力が接続される。ところで、本識別再生
回路IC205では、データ出力230、231と、ク
ロック出力232、233の位相合わせをIC内部で行
う。すなわち、出力バッファ223、224は、それぞ
れ複数段の差動増幅機より構成し、フリップフロップ2
20での出力遅延分、クロック用出力バッファの内部段
数を、データ用出力バッファ223の内部段数より多く
構成する。このため、本実施例においては、従来必要だ
った遅延素子の外付けによる位相合わせが不要である。
また、入出力すべてを差動信号としているため、電源か
らのまわり込みをキャンセルできる構成となっている。
また、アラーム回路222に、ヒステシス特性を持たせ
ることで光入力の微小な変動に対して安定な動作を実現
することができる。なお、識別再生回路IC205は、
アラーム回路および出力バッファを内蔵しているため、
必要とする外付部品は、抵抗とコンデンサのみである。
【0067】次に、SAWフィルタ219のパッケージ
の一例を図11に示す。
【0068】SAWフィルタ219には、面実装型のセ
ラミックパッケージ305を採用する。これにより回路
実装をし易くし、小型化図るためである。SAWフィル
タ219の部品高さは、2mmであり、一般のコンデン
サ、抵抗、IC等と同等であり部品高さに対する実装の
制限は生じない。信号の入力端子307と出力端子30
8は長手方向の向い合う辺に作られ、信号の流れに沿っ
た配置となっている。308、309は、GND端子で
ある。セラミックパッケージ305の上面は金属のキャ
ップ306で封止し気密をとっている。このため信頼性
は、このパッケージ単独で確保されている。金属のキャ
ップ306はGND端子308、309に接続されてい
るためシールドの効果があり、外部からの雑音の影響を
受けず、また、外部へ雑音の影響を与えない。
【0069】また、52Mb/s、156Mb/s用と
も同一のパッケージに実装できるため、伝送速度により
プリント基板を変更する必要はない。また、SAWフィ
ルタ219の入出力インピーダンスは50Ω整合にて使
用できるようにしている。このため、回路基板のパター
ン設計が容易であり、かつSAWフィルタ219単体と
して容易に一般の測定器で測定することができるように
なっている。
【0070】次に、回路基板401への各部品の実装に
ついて説明する。
【0071】回路基板の、おもて面の実装状態を図11
に、うら面の実装状態を図12に示す。図12(a)、
13(a)は部品配置を、図12(b)、13(b)は
配線のようすを示している。なお、図12(a)、13
(a)の部品配置図において、R、C、L、Q、Dとあ
るのは、それぞれ抵抗、コンデンサ、インダクタンス、
トランジスタ、ダイオードを示している。また基板パタ
ーンでの○印は内層との導通を示している。
【0072】前述したように、本実施例では、小型化、
組立工数低減のため、送信部・受信部を1枚の回路基板
401に実装する。また、回路基板401には、内層の
みに導通するビアホールが形成可能なセラミック基板を
使用して、高密度実装を可能とする。セラミック基板の
外形寸法は、22.6mm×46.0mmで厚さは1.
2mmである。
【0073】ところで、利得可変増幅回路IC204、
識別再生回路IC205の利得が高いため発振を防止す
るよう増幅器の入出力間のアイソレーションを高く取ら
なければならない。よって、図6に示すLCCパッケー
ジ、図9に示すSAWフィルタ入出力間のアイソレーシ
ョンおよび配線間のアイソレーションを高く取る必要が
ある。そこで、本実施例では、回路基板401を6層化
する。内層パターンと各面の面実装部品は、ビアホール
にて接続する。また内層にGND、電源パターンを置き
インピーダンスの低減を図る。また、輻射雑音を極力防
止するため、振幅の大きな信号線は、内層に配線し、G
ND、電源パターンで覆うこととする。さて、前記送信
部に属する回路は、回路基板401の約1/4を使用し
発光素子モジュール201との接続が最短距離となるよ
うに配置する。送信系と受信系のGND、電源は、内層
にて完全に分離し、インピーダンスを下げるため太い配
線いわゆるベタの構造とする。全体として基板おもて面
は受信部の主信号系と送信部の直流信号系を、うら面は
送信部の主信号系と受信部の直流信号系およびクロック
信号系を実装するレイアウトになっている。
【0074】実装はハイブリッド実装とし、かつ、回路
基板401の形状を小くするために両面実装をとする。
部品は、ほとんどを小型である面実装部品を使用する。
なお、LDドライバ回路IC203、利得可変増幅回路
IC204、識別再生回路IC205およびSAWフィ
ルタ219は部品単体でそれぞれハーメチックシールさ
れているため、部品搭載は半田リフローの工程のみで可
能である。またICパッケージ、SAWフィルタのパッ
ケージは、セラミックでできているので回路基板401
と同じ材質のため熱膨張係数が同じであり熱に対しての
信頼性は十分確保されている。またセラミックは熱伝導
率の高い材質であり放熱による熱抵抗の低減が期待でき
る。さらに、本実施例では、光伝送モジュール101と
プリント基板104との接続用リード端子は必要な電
源、信号端子以外はすべてGND端子とし、プリント基
板104への放熱が行われるようにしている。また、消
費電力の大きい放熱物であるIC3品種は、回路基板4
01をほぼ均等に3分割してそれぞれの領域に1ヶずつ
配置することで温度分布の偏りをなくしている。
【0075】光伝送モジュール101とプリント基板1
04との接続用リード端子は後付けの可能なリード端子
を用い、同一の基板上に複数枚分の回路基板401パタ
ーンを作成して、それぞれに部品を自動搭載した後に分
割し、分割した各回路基板401にリード端子を取付け
ることにより各回路基板401を作成するようにする。
このようにすることにより、組立の効率のよい自動化が
可能となり、組立工数の低減を図ることができる。な
お、接続用リード端子は回路基板401に対して垂直の
方向に延びるように取付ける。なお、52Mb/s用、
156Mb/s用とも使用部品の形状は同一にし、回路
基板401を共用できるようにしている。
【0076】さて、図示するように、前置増幅器21
5、利得可変増幅回路IC204、識別再生回路IC2
05は、主信号の最短配線が可能となるように同一面に
実装する。SAWフィルタ219は識別再生回路IC2
05の裏面に実装し、その抽出クロック信号出力パター
ンは、ビアホールを介して最短距離にて識別再生回路I
C205に接続する。またSAWフィルタ219の入出
力端子に近接する位置には、光伝送モジュールの外部と
の接続端子を設けないようにし、SAWフィルタ219
への雑音の混入を防ぐようにする。
【0077】前置増幅器215と受光素子モジュール2
02との接続も最短距離となるように配置する。また、
微小信号を増幅する前置増幅器215の部分は、輻射雑
音混入を防止するために2重シールド構造とする。ま
た、雑音発生に大きく影響する浮遊容量を極力低減する
ため、前置増幅器215には内層パターンを用いない。
【0078】ここで、プリント基板104の実装密度向
上のため、発光素子モジュール201と受光素子モジュ
ール202とを隣接して実装すると、必然的に前置増幅
器215とLDドライバ回路IC203は近接した位置
に実装する必要が生じる。しかし、近設して配置するの
は望ましくないため、LDドライバ回路IC203は前
置増幅器215とは異なる面に実装するようにする。ま
た、LDドライバ回路IC203と発光素子モジュール
201を内層を用いて最短距離で配線し、発光素子モジ
ュール201および受光素子モジュール202のケース
を、それぞれ送信部、受信部のGNDに接続することで
輻射雑音、電源からのまわり込み雑音によるクロストー
クを防止する。
【0079】なお、回路基板401より入出力するデー
タ出力230、逆相のデータ出力231とクロック出力
232、逆相のクロック出力233は出力ピンは、お互
いに離して配置することによりデータとクロックの干渉
を減らしジッタを低減するようにする。これは、識別再
生回路IC205の各入出力ピンの配置についても同様
とする。
【0080】なお、以上、図12、13では、受光素子
モジュール202の受光素子としてフォトダイオードを
用いた場合について説明したが、アバランシェフォトダ
イオードを用いる場合は、アバランシェフォトダイオー
ド制御回路214を回路基板401上に付加すればよ
い。
【0081】次に、発光素子モジュール201、受光素
子モジュール202の詳細について説明する。
【0082】図14に発光素子モジュール201の外観
を、図15に受光素子モジュール202の外観を示す。
【0083】図示するように、本実施例では、小型化を
実現するため、発光素子モジュール201および受光素
子モジュール202のパッケージを円筒型とした。円筒
部の直径は、6.5mmである。発光素子モジュール2
01にはレーザダイオード206、モニタフォトダイオ
ード207が実装され、送信用光ファイバ301を介し
て外部に光信号が送出される。受光素子モジュール20
2にはフォトダイオード又はアバランシェフォトダイオ
ード213が実装され受信用光ファイバ302より入力
された光信号を電気信号に変換する。
【0084】発光素子モジュール201および受光素子
モジュール202は、気密封止されており、信頼性はこ
の部品単独で確保される。また、さらに、発光素子モジ
ュール201および受光素子モジュール202のパッケ
ージは金属でありかつリードピン303、304に接続
しているのでシールドの効果が得られ、外部からの雑音
の影響を受けず、外部へ雑音の影響を与えないようにな
っている。
【0085】最後に、光伝送モジュールの組立手順を説
明する。
【0086】図2において、まず、シールドケース
(B)407の固定されたモールド(A)402と、電
子回路部品およびリード端子404の実装された回路基
板401と、ケース(A)405とが組み合わせられ
る。次に、受光素子モジュール202が半田付けにて回
路基板401に取り付けられ、発光素子モジュールがフ
レキシブル基板410を介して回路基板401に取り付
けられる。
【0087】その後、前置増幅器215と受光素子モジ
ュール202のリード端子を覆うようにシールドケース
(A)411が取り付けられ半田付け固定される。この
ときシールドケース(A)411とシールドケース
(B)407が結合され前置増幅器215が完全にシー
ルドされ、隣接する発光素子モジュール201からの輻
射雑音が遮蔽される。
【0088】次に、回路基板401に取り付けられたシ
ールドケース(A)411に、ケース(A)405に作
られた切り起こしが曲げられ半田付けされる。その後モ
ールド(B)403、基板押さえ408、ケース(B)
409が取り付けられ、長さ8mmのサラネジ406に
て固定される。
【0089】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、高集積
化に適し、かつ、送信回路から受信回路への信号の漏れ
込みを低減できる構成によって、送信回路と受信回路と
を一体としてモジュール化した光伝送モジュールを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る光伝送モジュールを実装したプ
リント配線基板を示す説明図である。
【図2】光伝送モジュールの構造を示す説明図である。
【図3】受光素子にフォトダイオードを用いた光伝送モ
ジュールの外形を示す3面図である。
【図4】受光素子にアバランシェフォトダイオードを用
いた光伝送モジュールの外形を示す3面図である。
【図5】光伝送モジュールの回路構成を示すブロック図
である。
【図6】光伝送モジュールに用いるLCCパッケージの
外形を示す説明図である。
【図7】LDドライバ回路ICの回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】前置増幅器の回路構成を示す回路図である。
【図9】利得可変増幅回路ICの回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図10】識別再生回路ICの回路構成を示すブロック
図である。
【図11】SAWフィルタICの外形を示す説明図であ
る。
【図12】回路基板のおもて面の実装状態を示す説明図
である。
【図13】回路基板のうら面の実装状態を示す説明図で
ある。
【図14】発光素子モジュールの外観を示す説明図であ
る。
【図15】受光素子モジュールの外観を示す説明図であ
る。
【図16】伝送装置の機能を示す説明図である。
【符号の説明】
101…光伝送モジュール 102…光ファイバ 103…光コネクタ 104…プリント基板 105…コネクタ 201…発光素子モジュール 202…受光素子モジュール 203…LDドライバ回路IC 204…利得可変増幅回路IC 205…識別再生回路IC 206…レーザダイオード 207…モニタフォトダイオード 208…アラーム回路 209…フリップフロップ 210…パルス電流制御回路 211…LDドライブ回路 212…バイアス電流制御回路 213…フォトダイオード又はアバランシェフォトダイ
オード 214…アバランシェフォトダイオード制御回路 215…前置増幅器 216…利得可変増幅器 217…全波整流回路 218…遅延素子 219…SAWフィルタ 220…フリップフロップ 221…リミット増幅器 222…アラーム回路 223、224、225…バッファ 226…データ入力 227…クロック入力 228…光出力断制御入力 229…アラーム出力 230…データ出力 231…逆相のデータ出力 232…クロック出力 233…逆相のクロック出力 234…アラーム出力 235…GND 236…ー5.2V 237…+5V 238…光出力 239…光入力 401…回路基板 402…モールド(A) 403…モールド(B) 404…リード端子 405…ケース(A) 406…サラネジ 407…シールドケース(B) 408…基板押さえ 409…ケース(B) 410…フレキシブル基板 411…シールドケース(A)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武田 准樹 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 入江 裕紀 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 三浦 篤 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 竹内 民雄 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 河野 勉 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 森口 明定 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信用光ファイバより受信した光信号を受
    信データに変換して出力し、入力された送信データを光
    信号に変換して送信用光ファイバに出力する光伝送モジ
    ュールであって、 イ) 光電変換素子と前記光電変換素子と前記第1の光
    ファイバとの結合部を気密封止した受光素子モジュール
    と、 ロ) 電気信号により駆動される発光素子と前記発光素
    子と前記第2の光ファイバとの結合部を気密封止した発
    光素子モジュールと、 ハ) 前記入力する送信データの値に応じて前記発光素
    子を駆動する送信回路と、前記光電変換素子が変換した
    電気信号より受信データを再生し出力する受信回路とを
    電気的に分離して両面に実装した両面プリント基板と、 ニ) 前記受光素子モジュールと発光素子モジュールと
    前記両面基板とを、一体化して封止したモールドとを有
    することを特徴とする光伝送モジュール。
  2. 【請求項2】受信用光ファイバより受信した光信号を受
    信データに変換して出力し、入力された送信データを光
    信号に変換して送信用光ファイバに出力する光伝送モジ
    ュールであって、 イ) フォトダイオードと前記フォトダイオードと前記
    第1の光ファイバとの結合部を気密封止した受光素子モ
    ジュールと、 ロ) 電気信号により駆動されるレーザダイオードと前
    記レーザダイオードと前記第2の光ファイバとの結合部
    を気密封止した発光素子モジュールと、 ハ) 前記入力する送信データの値に応じて前記レーザ
    ダイオードを駆動する送信回路ICと、前記フォトダイ
    オードが変換した電気信号を増幅する増幅回路ICと、
    増幅器ICが増幅した電気信号よりクロック成分を抽出
    する表面密度弾性波フィルタチップと、表面密度弾性波
    フィルタチップが抽出したクロックのタイミングに基づ
    いて前記フォトダイオードが変換した電気信号を識別し
    て受信データを再生し出力する識別再生回路ICとを両
    面に実装した両面プリント基板と、 ニ) 前記受光素子モジュールと発光素子モジュールと
    前記両面基板とを、一体化して封止したモールドとを有
    することを特徴とする光伝送モジュール。
  3. 【請求項3】受信用光ファイバより受信した光信号を受
    信データに変換して出力し、入力された送信データを光
    信号に変換して送信用光ファイバに出力する光伝送モジ
    ュールであって、 イ) 印加される電圧に応じて入力する光信号を電気信
    号に変換するアバランシェフォトダイオードと前記アバ
    ランシェフォトダイオードと前記第1の光ファイバとの
    結合部を気密封止した受光素子モジュールと、 ロ) 電気信号により駆動されるレーザダイオードと前
    記レーザダイオードと前記第2の光ファイバとの結合部
    を気密封止した発光素子モジュールと、 ハ) 前記入力する送信データの値に応じて前記レーザ
    ダイオードを駆動する送信回路ICと、前記アバランシ
    ェフォトダイオードが変換した電気信号を増幅する増幅
    回路ICと、増幅器ICが増幅した電気信号よりクロッ
    ク成分を抽出する表面密度弾性波フィルタチップと、表
    面密度弾性波フィルタチップが抽出したクロックのタイ
    ミングに基づいて前記アバランシェフォトダイオードが
    変換した電気信号を識別して受信データを再生し出力す
    る識別再生回路ICと増幅回路ICが増幅した電気信号
    に応じて前記アバランシェフォトダイオードに印加する
    電圧を制御するアバランシェフォトダイオード制御回路
    とを両面に実装した両面プリント基板と、 ニ) 前記受光素子モジュールと発光素子モジュールと
    前記両面基板とを、一体化して封止したモールドとを有
    することを特徴とする光伝送モジュール。
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