JPH0533559B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0533559B2 JPH0533559B2 JP13105484A JP13105484A JPH0533559B2 JP H0533559 B2 JPH0533559 B2 JP H0533559B2 JP 13105484 A JP13105484 A JP 13105484A JP 13105484 A JP13105484 A JP 13105484A JP H0533559 B2 JPH0533559 B2 JP H0533559B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- joint
- metal pieces
- molded
- side case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 14
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 14
- 239000011231 conductive filler Substances 0.000 claims description 6
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 6
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 6
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 4
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 claims description 3
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 claims description 3
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 13
- 239000012792 core layer Substances 0.000 description 4
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 3
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N Zinc Chemical compound [Zn] HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 238000005187 foaming Methods 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011701 zinc Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は導電性フイラを含有する液体を反応射
出して硬質ウレタン製成形体をそれぞれ成形し、
これらの成形体を接合して一体に構成した電子機
器用構造体に関するものである。
出して硬質ウレタン製成形体をそれぞれ成形し、
これらの成形体を接合して一体に構成した電子機
器用構造体に関するものである。
従来のこの種電子機器用構造体、例えばコンピ
ユータ端末機器用ハウジングは第1図に示すよう
に、トツプケース1、サイドケース2およびボト
ムケース3を互に結合して一体に構成されてい
る。前記サイドケース2は第2図に示すように、
金属、カーボンなどの導電性フイラ4を低濃度に
含有するコア層2bと、前記フイラ4を高濃度に
含有するスキン層2aとからなり、このスキン層
2aにより前記コア層2bは包囲されている。ま
た、前記トツプケース1およびボトムケース3は
上記サイドケース2と同様な構造からなる。すな
わち前記ボトムケース3における上記と同様なコ
ア層3bは、上記と同様なスキン層3aにより包
囲されている。
ユータ端末機器用ハウジングは第1図に示すよう
に、トツプケース1、サイドケース2およびボト
ムケース3を互に結合して一体に構成されてい
る。前記サイドケース2は第2図に示すように、
金属、カーボンなどの導電性フイラ4を低濃度に
含有するコア層2bと、前記フイラ4を高濃度に
含有するスキン層2aとからなり、このスキン層
2aにより前記コア層2bは包囲されている。ま
た、前記トツプケース1およびボトムケース3は
上記サイドケース2と同様な構造からなる。すな
わち前記ボトムケース3における上記と同様なコ
ア層3bは、上記と同様なスキン層3aにより包
囲されている。
上記トツプケース1、サイドケース2およびボ
トムケース3は、導電性フイラを含有する液体を
反応射出して成形されるが、このようにフイラ入
りの反応射出成形では、第3図(第2図のA部拡
大図)に示すように、スキン層2a,3aの外皮
層2a′,3a′に導電性フイラを含有しない平滑な
表面を有する成形品、すなわちサイドケース2と
ボトムケース3が成形される。このため、その両
ケース2,3の接合部5は、その外皮層2a′と3
a′が接触して完全に絶縁層となるので、その接合
部5から内蔵の電子機器より放射される電磁波を
シールドすることが不可能である。すなわち、従
来品では成形品の接合部から電磁波が漏洩する問
題があつた。
トムケース3は、導電性フイラを含有する液体を
反応射出して成形されるが、このようにフイラ入
りの反応射出成形では、第3図(第2図のA部拡
大図)に示すように、スキン層2a,3aの外皮
層2a′,3a′に導電性フイラを含有しない平滑な
表面を有する成形品、すなわちサイドケース2と
ボトムケース3が成形される。このため、その両
ケース2,3の接合部5は、その外皮層2a′と3
a′が接触して完全に絶縁層となるので、その接合
部5から内蔵の電子機器より放射される電磁波を
シールドすることが不可能である。すなわち、従
来品では成形品の接合部から電磁波が漏洩する問
題があつた。
本発明は上記にかんがみ成形品の接合部からの
電磁波の漏洩を防止し、シールド性能を大幅に向
上させると共に、二次加工的対策を不要としてコ
ストの低減をはかることを目的とするものであ
る。
電磁波の漏洩を防止し、シールド性能を大幅に向
上させると共に、二次加工的対策を不要としてコ
ストの低減をはかることを目的とするものであ
る。
本発明は上記目的を達成するために、導電性フ
イラを含有する液体を反応射出して硬質ポリウレ
タン製成形体をそれぞれ成形し、これらの成形体
を接合して一体に構成した電子機器用構造体にお
いて、前記成形体の接合部は、金属片をあらかじ
め金型内に設置した後に前記液体を射出するイン
サート成形によつて前記金属片を一体に結合した
インロー部を有することを特徴とするものであ
る。
イラを含有する液体を反応射出して硬質ポリウレ
タン製成形体をそれぞれ成形し、これらの成形体
を接合して一体に構成した電子機器用構造体にお
いて、前記成形体の接合部は、金属片をあらかじ
め金型内に設置した後に前記液体を射出するイン
サート成形によつて前記金属片を一体に結合した
インロー部を有することを特徴とするものであ
る。
以下、本発明の電子機器用構造体の一実施例を
図面について説明する。第4図および第5図は本
実施例の構造体、すなわちハウジングの部分断面
図および第4図のB部の拡大詳細図である。
図面について説明する。第4図および第5図は本
実施例の構造体、すなわちハウジングの部分断面
図および第4図のB部の拡大詳細図である。
第4図において、6,7は従来品(第2,3
図)のサイドケース2およびボトムケース3と同
様に導電性硬質ポリウレタンによりそれぞれ成形
されたサイドケースおよびボトムケースである。
すなわち、上記ケース6,7は第5図に示すよう
に、それぞれスキン層6a,7aと、このスキン
層6a,7aにそれぞれ包囲されるコア層6b,
7bと、最外皮層6a′,7a′とにより構成されて
いる。このような構成からなる両ケース6,7
は、外側接合部8および内側接合部9を介して一
体に結合されてハウジングの一部を形成してい
る。
図)のサイドケース2およびボトムケース3と同
様に導電性硬質ポリウレタンによりそれぞれ成形
されたサイドケースおよびボトムケースである。
すなわち、上記ケース6,7は第5図に示すよう
に、それぞれスキン層6a,7aと、このスキン
層6a,7aにそれぞれ包囲されるコア層6b,
7bと、最外皮層6a′,7a′とにより構成されて
いる。このような構成からなる両ケース6,7
は、外側接合部8および内側接合部9を介して一
体に結合されてハウジングの一部を形成してい
る。
上記ケース6,7には突出部6c,7cがそれ
ぞれ設けられ、この両突出部6c,7cにより、
前記接合部8,9にインロー部10が形成されて
いる。さらに、そのインロー部10内に金属片1
1,12がインサート成形されている。
ぞれ設けられ、この両突出部6c,7cにより、
前記接合部8,9にインロー部10が形成されて
いる。さらに、そのインロー部10内に金属片1
1,12がインサート成形されている。
本実施例は上記のように両ケース6,7の接合
部8,9に形成されたインロー部10内に金属片
11,12をインサート成形したので、絶縁層と
なる前記接合部8,9の板厚方向の対面に金属片
11,12および導電層(スキン層)6a,7a
を設置させることができるから、前記接合部8,
9より電磁波が漏洩するのを防止することができ
る。
部8,9に形成されたインロー部10内に金属片
11,12をインサート成形したので、絶縁層と
なる前記接合部8,9の板厚方向の対面に金属片
11,12および導電層(スキン層)6a,7a
を設置させることができるから、前記接合部8,
9より電磁波が漏洩するのを防止することができ
る。
上記ケースを成形するためには、第6図に示す
ように雄型13と雌型14とを型締機(図示せ
ず)により型締めした状態に保ち、その両型1
3,14間に形成されるキヤビテイ15内に材料
を注入することにより、インロー部を形成する突
出部を有するボトムケースまたはサイドケースを
得ることができる。
ように雄型13と雌型14とを型締機(図示せ
ず)により型締めした状態に保ち、その両型1
3,14間に形成されるキヤビテイ15内に材料
を注入することにより、インロー部を形成する突
出部を有するボトムケースまたはサイドケースを
得ることができる。
一方、金属片のインサート成形は、雄型13に
埋込んだ永久磁石13aに、予じめ金属片12,
11を接着して保持させた後、材料を注入するこ
とにより行われる。前記金属片12,11を永久
磁石13aで接着して保持するようにしたのは、
雄型13への装着をワンタツチで行うことがで
き、かつ成形時における材料の発泡圧力が一般の
射出成形の射出圧力に比べて約1/100と小さい
から、強固な接着保持力を必要としない利点があ
るからである。
埋込んだ永久磁石13aに、予じめ金属片12,
11を接着して保持させた後、材料を注入するこ
とにより行われる。前記金属片12,11を永久
磁石13aで接着して保持するようにしたのは、
雄型13への装着をワンタツチで行うことがで
き、かつ成形時における材料の発泡圧力が一般の
射出成形の射出圧力に比べて約1/100と小さい
から、強固な接着保持力を必要としない利点があ
るからである。
また、金属片11,12をインサート成形する
ことにより、ケースの水平方向のずれに関する剛
性を約50%向上させることが可能である。以上で
はサイドケース2とボトムケース3との接合部を
例に説明したが、トツプケース1とサイドケース
2との接合部も全く同様である。
ことにより、ケースの水平方向のずれに関する剛
性を約50%向上させることが可能である。以上で
はサイドケース2とボトムケース3との接合部を
例に説明したが、トツプケース1とサイドケース
2との接合部も全く同様である。
以上説明したように、本発明によれば、電子機
器用構造体(ハウジング)の接合部から電磁波が
漏洩するのを防止することにより、シールド性能
を大幅に向上させることができる。また、シール
ド性能の向上により、従来実施されていた二次加
工的対策、例えば亜鉛溶射および金網によるしや
へい手段が不要となるから、コストの低減をはか
ることができる。
器用構造体(ハウジング)の接合部から電磁波が
漏洩するのを防止することにより、シールド性能
を大幅に向上させることができる。また、シール
ド性能の向上により、従来実施されていた二次加
工的対策、例えば亜鉛溶射および金網によるしや
へい手段が不要となるから、コストの低減をはか
ることができる。
第1図はコンピユータ端末機器用ハウジングの
斜視図、第2図は第1図のハウジングにおける従
来のサイドケースとボトムケースとの接合部を示
す部分断面図、第3図は第2図のA部の拡大詳細
図、第4図は本発明に係わる電子機器用構造体
(ハウジング)の一実施例のサイドケースとボト
ムケースとの接合部を示す部分断面図、第5図は
第4図のB部の拡大詳細図、第6図はサイドケー
スおよびボトムケースを成形する型の部分断面図
である。 6…サイドケース、6c,7c…突出部、7…
ボトムケース、8,9…接合部、10…インロー
部、11,12…金属片。
斜視図、第2図は第1図のハウジングにおける従
来のサイドケースとボトムケースとの接合部を示
す部分断面図、第3図は第2図のA部の拡大詳細
図、第4図は本発明に係わる電子機器用構造体
(ハウジング)の一実施例のサイドケースとボト
ムケースとの接合部を示す部分断面図、第5図は
第4図のB部の拡大詳細図、第6図はサイドケー
スおよびボトムケースを成形する型の部分断面図
である。 6…サイドケース、6c,7c…突出部、7…
ボトムケース、8,9…接合部、10…インロー
部、11,12…金属片。
Claims (1)
- 1 導電性フイラを含有する液体を反応射出して
硬質ポリウレタン製成形体をそれぞれ成形し、こ
れらの成形体を接合して一体に構成した電子機器
用構造体において、前記成形体の接合部は、金属
片をあらかじめ金型内に設置した後に前記液体を
射出するインサート成形によつて前記金属片を一
体に結合したインロー部を有することを特徴とす
る電子機器用構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13105484A JPS6112098A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 電子機器用構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13105484A JPS6112098A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 電子機器用構造体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6112098A JPS6112098A (ja) | 1986-01-20 |
JPH0533559B2 true JPH0533559B2 (ja) | 1993-05-19 |
Family
ID=15048931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13105484A Granted JPS6112098A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 電子機器用構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6112098A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0711519Y2 (ja) * | 1989-12-28 | 1995-03-15 | 古河電気工業株式会社 | 導電性プラスチック成型部材の接合部のシールド構造 |
-
1984
- 1984-06-27 JP JP13105484A patent/JPS6112098A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6112098A (ja) | 1986-01-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0415091B2 (ja) | ||
JPH0533559B2 (ja) | ||
WO2020258798A1 (zh) | 发声装置和电子设备 | |
JP3073162B2 (ja) | 電子機器用筐体 | |
JPH01225886A (ja) | 断熱扉 | |
JPS6314304Y2 (ja) | ||
JPH1027984A (ja) | 電磁波シールド用ガスケット | |
JP3025164B2 (ja) | パッド付きプラスチック成形品の製造方法 | |
JPS60218574A (ja) | 断熱体 | |
JPH0132794Y2 (ja) | ||
JPH02133786A (ja) | 断熱箱体 | |
JPH0711519Y2 (ja) | 導電性プラスチック成型部材の接合部のシールド構造 | |
JPH029272B2 (ja) | ||
JPH0338629Y2 (ja) | ||
JPS63183369A (ja) | 冷蔵庫用断熱箱体 | |
JPH0612946B2 (ja) | モ−ルドモ−タの口出し方法 | |
JP3025162B2 (ja) | 一体発泡成形における表皮側面部シール構造 | |
JPH0222252Y2 (ja) | ||
JPS6219672A (ja) | 断熱扉の製造方法 | |
JP2001345569A (ja) | 高圧開閉器用制御機器の収納構造 | |
JPS6144278A (ja) | 断熱箱体の製造方法 | |
JPS58133616A (ja) | 磁気ヘツドの製造方法 | |
JPH0684282U (ja) | 電気冷蔵庫 | |
JP2997001B2 (ja) | ケーブル接続部の組立方法 | |
JPH0333489B2 (ja) |