JPH0132794Y2 - - Google Patents

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JPH0132794Y2
JPH0132794Y2 JP9526784U JP9526784U JPH0132794Y2 JP H0132794 Y2 JPH0132794 Y2 JP H0132794Y2 JP 9526784 U JP9526784 U JP 9526784U JP 9526784 U JP9526784 U JP 9526784U JP H0132794 Y2 JPH0132794 Y2 JP H0132794Y2
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JP
Japan
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case
fitting
joint
plastic
conductive treatment
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JP9526784U
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JPS6112291U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電子機器の筐体として用いられる内面
導電処理を施したプラスチツクケースに関し、特
にその接合部のシールド安定構造に関するもので
ある。
従来より電子機器のケースにおいて、外部から
の電波又は内部から外部に洩れる電波を遮蔽する
ために、内面に導電処理を施したプラスチツクケ
ースが用いられている。
〔従来の技術〕
第2図は従来の内面導電処理を施したプラスチ
ツクケースの1例を示す図であり、上ケース1、
下ケース2、前カバー3とを組合わせて内部に収
容した電子回路をシールドしている。
この場合、上ケース1と下ケース2との接合
部、及び上下ケース1,2と前カバー3との接合
部4からの電波の洩れを防ぐため、接合部は第3
図の断面図に示す如き構造としている。a図に示
す構造は印篭型の嵌め合い構造であり、その接触
面に導電処理5が施されている。またb図に示す
構造は下ケース2にV字形の溝が形成され、その
溝に上ケース1が嵌合できるように形成されてお
り、それぞれ導電処理5が施され、さらに両者の
接触を良好にするためにV字溝の底に導電性のガ
スケツト6を用いている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記構成のものにおいて、接合部が第3図aの
構造では接合面7の接触が不安定であるという問
題があり、第3図bの構造では高価な導電性ガス
ケツト6を必要としコストアツプとなるという問
題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解消したプラスチツクケ
ースのシールド安定構造を提供するもので、その
手段は、2つ以上の部分に分割され且つ内面に導
電処理が施されたプラスチツク製の電子機器用ケ
ースにおいて、その接合部は印篭式嵌合構造であ
り、ケースの内側になる嵌合部にはその側面に溝
を設けて壁厚を薄くすることにより弾性が付与さ
れ、ケースの外側になる嵌合部には、前記内側の
嵌合部をバツクアツプするリブが複数箇所に設け
られたことを特徴とするプラスチツクケースのシ
ールド安定構造によつてなされる。
〔作用〕
上記プラスチツクケースのシールド安定構造
は、2つ以上に分割され且つ内面に導電処理が施
されたケースの接合部を印篭式嵌合構造とし、そ
のケース内側となる嵌合部の側面に溝を設けて壁
厚を薄くすることにより弾性が付与されているた
め、相手側と嵌合したときに接合面に多小の凹凸
があつても弾性的に変形して完全に密着すること
ができ、シールドの安定が得られる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案実施例を詳細に説
明する。
第1図に本考案の一実施例の要部を断面図とし
て示す。
同図において、10は上ケース、11は下ケー
ス、12は導電処理膜、をそれぞれ示す。
本実施例は第1図に示すように、それぞれ内面
に導電処理が施され導電膜12が形成された上ケ
ース10と下ケース11とよりなるプラスチツク
ケースにおいて、その接合部13は、上ケース1
0に形成されたケース内側になる嵌合部14と、
下ケース11に形成されたケース外側になる嵌合
部15とが嵌合する印篭式の嵌合となつており、
その内側になる嵌合部14には肉抜き用の溝16
が設けられて壁厚tを薄くし該部に弾性が付与さ
れている。また下ケース11には嵌合部14の背
後を抑えるためのリブ17が複数個所に設けられ
ている。
このように構成された本実施例は、上ケース1
0と下ケース11とを結合する場合、結合ねじ等
で圧力を加えて結合すると、嵌合部14がその肉
薄部で弾性変形し、下ケースとの接触部18に多
少の凹凸があつても完全に接触することができ
る。このためケースのシールド作用は安定化され
る。なおリブ17は嵌合部14が変形したとき接
触部18から外れるのを防止している。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、2つ以上
に分割され、且つ内面に導電処理が施されたプラ
スチツクケースにおいて、その接合部を印篭式と
し、且つそのケース内側になる嵌合部に肉抜き用
の溝を設けて壁厚を薄くし該部に弾性を付与する
ことにより、結合に際して該部が弾性変形し接触
部に多少の凹凸があつても完全に接触することが
できシールド作用の安定が確保できるといつた効
果は著しい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のプラスチツクケースのシール
ド安定構造の一実施例を示す断面図、第2図は従
来の内面導電処理を施した電子機器用プラスチツ
クケースを説明するための斜視図、第3図はその
接合部を説明するための断面図である。 図中、10は上ケース、11は下ケース、12
は導電膜、13は接合部、14,15は嵌合部、
16は溝、17はリブ、18は接触部をそれぞれ
示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2つ以上の部分に分割され且つ内面に導電処理
    が施されたプラスチツク製の電子機器用ケースに
    おいて、その接合部は印篭式嵌合構造であり、ケ
    ースの内側になる嵌合部にはその側面に溝を設け
    て壁厚を薄くすることにより弾性が付与され、ケ
    ースの外側になる嵌合部には前記内側の嵌合部を
    バツクアツプするリブが複数箇所に設けられたこ
    とを特徴とするプラスチツクケースのシールド安
    定構造。
JP9526784U 1984-06-27 1984-06-27 プラスチツクケ−スのシ−ルド安定構造 Granted JPS6112291U (ja)

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JP9526784U JPS6112291U (ja) 1984-06-27 1984-06-27 プラスチツクケ−スのシ−ルド安定構造

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JP9526784U JPS6112291U (ja) 1984-06-27 1984-06-27 プラスチツクケ−スのシ−ルド安定構造

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Publication Number Publication Date
JPS6112291U JPS6112291U (ja) 1986-01-24
JPH0132794Y2 true JPH0132794Y2 (ja) 1989-10-05

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ID=30654307

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JP9526784U Granted JPS6112291U (ja) 1984-06-27 1984-06-27 プラスチツクケ−スのシ−ルド安定構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5001513B2 (ja) * 2004-06-29 2012-08-15 サトーホールディングス株式会社 電子機器の筐体フレーム
JP4399497B2 (ja) * 2005-02-25 2010-01-13 富士通株式会社 プラグインユニット及び通信装置

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Publication number Publication date
JPS6112291U (ja) 1986-01-24

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