JP5001513B2 - 電子機器の筐体フレーム - Google Patents

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本発明は、プリンタなどの電子機器の筐体フレームに関し、特にアース(接地)される電子機器の筐体フレームに関する。
プリンタなどの電子機器は、一般的にフレームアースをすることにより、EMI特性(電磁界干渉、電磁障害)や静電特性を向上させている。
しかし、フレームアースはフレームからリード線で設置されていた場合でも、フレーム同士間で完全に接触していない場合にはGND(Ground)インピーダンスが変化し不完全になり、誤動作や人体に感電するという問題がある。
図4に示すように、電子機器の筐体フレーム20の底部フレーム21と垂直フレーム22とが略垂直方向に互いに接触面23を介して螺子24により所定のトルクで締め付けられている。底部フレーム21と垂直フレーム22とが平面状に密着して結合されている場合には、互いのフレーム21,22の接触面23により導通性が向上し、GNDインピーダンスが変化することなく、接触面23を介してEMI特性や静電特性が向上させることができる。
しかし、電子機器を長期間の使用や振動などにより螺子24の緩みが生じた場合には、フレーム21,22のフレーム同士の接触面23の接触か不完全になり、接触不良を生じ、GNDインピーダンスが変化して、アースが不完全になるという問題がある。
また、特許文献1には電子装置本体から接続されたスカート板が床面に面接触して、静電電荷を放出することが記載されている。しかし、このような電子装置本体のフレーム間の接触の不良があると装置全体が接地されなくなるので、EMI特性(電磁界干渉、電磁障害)や静電特性などが劣化するという問題がある。
特開昭61−190874号
本発明は、上記問題にかんがみてなされたもので、GNDインピーダンスの変化する
こと極力防止して、電子機器の内部に発生する静電気などを外部に放出する電子機器の
筐体フレームを提供することを目的とする。
本発明は、フレーム同士の接触面の構造に着目したので、請求項1記載の発明の要旨は、導電性を有し、少なくとも第1フレームと第2フレームとを備えた電子機器の筐体フレームであって、前記第1フレームと前記第2フレームとを結合する結合手段と、を有し、前記結合手段は、前記第1フレームと前記第2フレームとを接触する接触面を有し、この接触面の一方のフレームに形成した内面の接触面を有したコ字状の凹部と、他方のフレームに形成した前記コ字状の凹部より小さい凸部と、前記凹部の内部に一方の開放端面を前記凹部の内面に設けた導電性の略U字状の板バネと、前記凸部を前記略U字状の板バネと前記凹部の内面の接触面との間に挿入して前記凸部を前記内面の接触面に付勢され、前記凹部の内面の接触面に前記凸部が接触するとともに、前記他方フレームに、前記一方のフレームの凹部に隣接し外周面に接触する表面接触面を形成したことを特徴とする電子機器の筐体フレームにある。
本発明の電子機器の筐体フレームは、接触面を凹凸に形成したので接触面積が広く、螺子が長期間の使用により緩みが生じてもフレーム同士が縦方向または横方向に接触面を形成してあるので、GNDインピーダンスが高くなることを極力防止することができ、静電気などを外部に放出し電子機器の誤動作を防止することができる。また、接触面積が広くGNDインピーダンスの変化を極力防止することができる。
さらに、フレームを接触する接触面に凹部を形成して、その凹部内に板バネを設けたので、結合されるフレームが板バネによる付勢により、螺子の緩みが発生しても、板バネによりフレーム同士の抜けが防止でき、かつ接触面が板バネの付勢により接触してあるので静電気を外部に放出し電子機器の誤動作を防止することができる。

本発明の実施の形態を図1に基づいて説明する。
図1は本発明の電子機器の筐体フレームを示した全体概略構成図であり、図2は参考例として示した筐体フレームのフレーム同士の結合部分を示した要部説明図である。
電子機器1の筐体フレーム2は、底部フレーム3と垂直フレーム4とを有し、底部フレーム3には、例えば、電源基板5やモーター6などが設けられ、垂直フレーム4には、インターフェース(図示せず)や制御基板7などが設けられている。
底部フレーム3には、垂直フレーム4と接する面に鋸歯状(凸部)に形成した接触面8bと、垂直フレーム4に底部フレーム3と接する面に鋸歯状(凹部)に形成した接触面8aとを有し、互いに嵌合して密着するように形成してある。
底部フレーム3と垂直フレーム4とを結合させる場合には、接触面8aと接触面8bとが嵌合され、螺子9により底部フレーム3と垂直フレーム4とが結合固定される。底部フレーム3と垂直フレーム4とが連結されることにより、鋸歯状に形成した接触面8a,8bにより、フレーム3,4同士の接触面を広くすることができ、フレーム間のGNDインピーダンスの安定化を図り静電気などの放出を促すことができる。
尚、図示しないが、底部フレーム3にアース用のGND端子が設けられ、この端子からリード線によりアース(接地)されるようにしてあり、これにより電子機器に発生した静電気などの放出を促すことができる。
また、接触面8a,8bが鋸歯状に形成したので、螺子9の緩みが生じた場合でも傾斜された接触面により、フレーム3,4同士が接触しているので、直線状の接触面より不完全な接触などがないので静電気の放出を促すことができる。
次に、本発明の他の例を図3に基づいて説明する。
図3は、本発明の電子機器のフレームの他の例を示した要部構成図である。上述の実施の形態と同様な部分には同一の符号を付し説明を省略する。
電子機器の筐体フレーム10として、底部フレーム11と垂直フレーム12とを有している。
垂直フレーム12には、コ字状の凹部(以下、適宜「凹部」と称す)13が形成され、このコ字状の凹部13の内面に接触面16aが形成されている。また、凹部13内に導電性の略U字状の板バネ14(弾性体)が設けられている。尚、略U字状の板バネ14の二つの開放端部は、略逆ハの字状に形成されている。
また、略U字状の板バネ14の一方の開放端面14aを凹部13の内面に設け、他方の
開放端面14bは、後述する底部フレーム11に形成した凸部15と接触するように設け
てある。
底部フレーム11には、垂直フレーム12の形成したコ字状の凹部13の溝よりも細く
(小さい)外周面の一部に接触面16bを有した凸部15が形成されている。尚、凸部
の外周面と凹部の内面とには接触面を有しているが、この部分とは異なるフレーム同士
の接触に表面接触面17を有してある。
底部フレーム11の凸部15は、垂直フレーム12の凹部13内面に設けた略U字状の
板バネ14の他方の開放端面14bと凹部13内面の接触面16aとの間に挿入される。
この時に、略U字状の板バネ14の弾性付勢に抗して凸部15が挿入され、挿入後、螺子
に9より底部フレーム11と垂直フレーム12とが結合固着される。
このように、底部フレーム11と垂直フレーム12とを結合することにより、底部フレーム11の凸部15の接触面16b・・16bは、垂直フレーム12の凹部13の内面の接触面16a・・16a、板バネ14の開放端面14bおよび表面接触面17を介して接触されて導通される。
また、底部フレーム11の凸部15は、略U字状の板バネ14の付勢により凹部13の接触面16aに押圧されており、容易に抜けないように構成されている。
このようにフレーム同士の接触面を介して接触するのと、あるいは略U字状の板バネ14を介して接触しているので、導電性を促すことができ筐体フレーム10のGNDインピーダンスの安定化をすることができ静電気などの放出を促すことができる。
また、螺子9が緩んだ場合でも、フレーム同士が抜けにくい構造としてあるので、GNDインピーダンスの安定化をすることができ静電気などの放出を促すことができる。
尚、図示しないが、底部フレーム11にGND用の端子が設けられ、この端子からリード線(図示せず)によりアース(接地)されるようにしてあり、これにより静電気などの放出を促すことができる。
また、螺子9の取り付ける位置は、好ましくは凹部13の形成されていない部分に設けることができる。
本実施の形態ででは、フレームを底部フレームと垂直フレームとして説明したが、これらに限定されることなくフレーム同士の接触する接触面に適用される。
また、凹部の内部に設けた弾性体としての略U字状の板バネは、V字状の形状でもよく、また、導電性の弾性体であれよく、互いのフレームに面接触するものでもよい。
さらに、接触面を略同一に形成した凹部と凸部とを嵌合するようにしてもよい。
各構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。
本発明の電子機器の筐体フレームを示した全体概略構成図である。 参考例として示した筐体フレームのフレーム同士の結合部分を示した要部説明図である 本発明の電子機器のフレームの他の例を示した要部構成図である。 従来の電子機器の筐体フレームの一部を示した概略構成図である。
符号の説明
1 電子機器
2 筐体フレーム
3 底部フレーム(第1フレーム)
4 垂直フレーム(第2フレーム)
8a 接触面
8b 接触面
9 螺子(結合手段)
10 筐体フレーム(他の例)
11 底部フレーム(第1フレーム)
12 垂直フレーム(第2フレーム)
13 コ字状の凹部
14 略U字状の板バネ(弾性体)
15 凸部
16a 接触面
16b 接触面


Claims (1)

  1. 導電性を有し、少なくとも第1フレームと第2フレームとを備えた電子機器の筐体フレームであって、
    前記第1フレームと前記第2フレームとを結合する結合手段と、を有し、
    前記結合手段は、前記第1フレームと前記第2フレームとを接触する接触面を有し、
    この接触面の一方のフレームに形成した内面の接触面を有したコ字状の凹部と、他方のフレームに形成した前記コ字状の凹部より小さい凸部と、
    前記凹部の内部に一方の開放端面を前記凹部の内面に設けた導電性の略U字状の板バネと、
    前記凸部を前記略U字状の板バネと前記凹部の内面の接触面との間に挿入して前記凸部を前記内面の接触面に付勢され、前記凹部の内面の接触面に前記凸部が接触するとともに、
    前記他方フレームに、前記一方のフレームの凹部に隣接した外周面に接触する表面接触面を形成したことを特徴とする電子機器の筐体フレーム。
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