JP2001345569A - 高圧開閉器用制御機器の収納構造 - Google Patents

高圧開閉器用制御機器の収納構造

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JP2001345569A
JP2001345569A JP2000165860A JP2000165860A JP2001345569A JP 2001345569 A JP2001345569 A JP 2001345569A JP 2000165860 A JP2000165860 A JP 2000165860A JP 2000165860 A JP2000165860 A JP 2000165860A JP 2001345569 A JP2001345569 A JP 2001345569A
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gasket
housing
electromagnetic wave
rubber
wave shielding
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Application number
JP2000165860A
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English (en)
Inventor
Takuya Kajikawa
拓也 梶川
Junzo Takemura
順三 武村
Yusuke Komiya
雄輔 小宮
Naoyuki Koba
尚之 古場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chubu Electric Power Co Inc
Togami Electric Mfg Co Ltd
Original Assignee
Chubu Electric Power Co Inc
Togami Electric Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 確実な電磁波シールド性能と長期にわたる防
水性能を両立させられる高圧開閉器用制御機器の収納構
造を提供する。 【解決手段】 溝部31及びエッジ部21の両方と接触
可能なガスケット4の表面所定範囲に電磁波シールドゴ
ム41を配置し、この溝部内に接着剤43を介してガス
ケット4を固着して、この電磁波シールドゴム41が第
一及び第二筐体に接触した状態を他部分の高弾性ゴム4
2で弾性保持することにより、ガスケット4外面の電磁
波シールドゴム41が確実に第一及び第二筐体に接触し
て電磁波の漏れ出す隙間をなくし、ガスケット4が離脱
することがなく、気密状態を保って内部の電子回路部品
の保全が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋外に設置される
高圧開閉器用制御機器に関し、特に水分や湿気の筐体内
部への侵入並びに筐体内部の電子回路部品の電磁波障害
を防止する高圧開閉器用制御機器の収納構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器では、取扱う情報量の増
大に対応するために、機器内の各電子部品間でやりとり
される信号がより高周波化される傾向にあるが、これに
伴い、機器自身が有害な電磁波を外部に放射したり、他
の電子機器等からの妨害電磁波によって機器の信号電流
が乱れたりする、いわゆる電磁波障害が起りやすくなっ
ている。この電磁波障害を引き起す電磁波(ノイズ)の
うち、空中を伝播する輻射ノイズに対しては、導電性材
料で対象となる電子回路等を覆い、電磁波を内外に透過
させないようにする電磁波シールドを行う必要がある。
この電磁波シールドの方法としては、電子機器の筐体に
金属材料や金属材料粉末等の導電性材料を配合したプラ
スチック材等を用いることが従来最も一般的に行われて
いる。
【0003】こうした従来の電子機器のうち、特に電柱
等の屋外に配設される高圧開閉器を制御する屋外に配設
される屋外用電子機器の場合には、筐体をなす部材間に
生じる隙間や継目に、ガスケットとして弾性材、例えば
ゴム材が配設され、部材間の気密を保ち、隙間等を通じ
て内部に水分や湿気が侵入するのを防いでいた。そし
て、特に筐体内部の電子回路部品に対する確実な電磁波
シールドが要求される際には、電磁波シールド用のガス
ケットとして導電体を一体化したゴム材が配設され、電
磁波の漏れも防いでいた。
【0004】このような電子機器の収納構造として、従
来、特公平7−67018号公報に示されるものがあ
り、これを図5に示す。図5は従来の密閉容器の収納構
造の概略構成図及び要部断面図である。前図に示す従来
の屋外設置型高周波用機器100は、導電性のケース本
体101及び蓋体102と、前記ケース本体101内部
に配設される高周波回路103とを備え、前記ケース本
体101及び蓋体102の各合着部101a、102a
の対向する合着面に互いに向合う断面コ字状のガスケッ
ト収納溝101b、102bが各々形成されると共に、
断面を矩形とした弾性体104aの一側面に導電体10
4bを重合状に一体成形される紐状のガスケット104
が前記導電体104b側をケース本体101内側に向け
て且つ前記合着部101a、102aを跨ぐように前記
ガスケット収納溝101b、102bに収納されてな
り、ケース本体101と蓋体102とを合着固定手段1
05を用いて合着させた構成である。
【0005】前記した従来の屋外設置型高周波用機器1
00では、ケース本体101と蓋体102の各合着部1
01a、102aに設けられたガスケット収納溝101
b、102bに対し、弾性体104aと導電体104b
とを重合状に一体成形してなるガスケット104を装着
するのみで防水と電磁波シールド効果を得るための作業
は完了する。
【0006】完成した状態の従来の屋外設置型高周波用
機器100では、ガスケット104が合着面に跨って収
容されていることから、使用中はガスケット104の弾
性体104aの働きで雨水の侵入を防止でき、導電体1
04bや内部の高周波回路103を雨水から保護できる
ことに加え、ケース本体101と蓋体102、ガスケッ
ト104の導電体104bにより内部の高周波回路10
3を電磁気的に外部と遮蔽でき、内部の高周波信号の外
部への漏洩並びに外部からの妨害波の高周波回路103
への悪影響を防止できる。さらに、導電体104bの腐
食も起らないため、長期にわたりシールド効果を維持で
きる。
【0007】また、ケース本体と蓋体からなる密閉容器
の一方にのみにガスケット(又はパッキン)を収納する
収納溝部を設けるものとしては、特開平11−1212
45号公報に開示されるものがある。この特開平11−
121245号公報に記載の密閉容器の収納構造を図6
(A)に示す。同図において従来の密閉容器の収納構造
は、ケース本体101の環状のフランジ部110と蓋体
102との間に環状のガスケット104を挟持し、ガス
ケット104とフランジ部110と対向する部分に環状
の第一及び第二の凸部104c及び104dを設け、ま
た蓋体102と対向する部分に環状の第3及び第4の凸
部104e及び104fを設け、ガスケット104に設
けた係合部104gをフランジ部110の縁部110a
に係合させて、ガスケット104をフランジ部110に
接着剤を用いることなく取付け、第一及び第二の凸部1
04c及び104dと第三及び第四の凸部104e及び
104fがぞれぞれ二重シールとして形成される構成で
ある。
【0008】この構成に基づき本発明は、フランジ部1
10の縁部110aとガスケット104との係合によ
り、接着剤を用いることなくガスケット104をケース
本体101のフランジ部110に取付けることができ
る。また、ガスケット104にフランジ部110と接触
する第一及び第二の凸部104c及び104dと蓋体1
02と接触する第三及び第四の凸部104e及び104
fとを一体に設けているため、ケース本体101の開口
部に歪みがあったり、ケース本体101の表面が粗れて
いても、フランジ部110とガスケット104との間及
び蓋体102とガスケット104との間にそれぞれ複数
のシールを構成することができて、ガスケット104を
ケース本体101のフランジ部110に嵌合させる構造
を採用してもシール性能を高く維持することができる利
点がある。
【0009】また、前記特開平10−311430号公
報に記載の密閉容器の収納構造を図6(B)に示す。同
図において従来の密閉容器の収納構造は、ケース本体1
01の開口部を蓋体102で塞いで密閉容器を形成し、
前記ケース本体101の開口部外周辺部分に全周に亘っ
てガスケット収納溝101Cが形成され、このガスケッ
ト収納溝101Cにガスケット104を収納してなり、
このガスケット104の断面下辺幅W2ガスケット収納
溝101Cの幅Wよりも狭く、またガスケット104の
断面上辺幅W1ガスケット収納溝101Cの幅Wよりも
拡く形成される構成である。
【0010】従って、ガスケット収納溝101Cへのガ
スケット104の挿入組み込み作業を容易に行うことが
できると共に、その組み込み後にガスケット収納溝10
1Cから外れ難い状態に維持することができる。また、
前記と特開平11−340648号公報に記載の密閉容
器の収納構造を図7に示す。同図において従来の密閉容
器の収納構造は、ケース本体101の上面所定部にガス
ケット収納溝101Cを形成し、このガスケット収納溝
101Cに一部空間121aをもたせて加熱により接着
性をもって固化するシリコンゴム等のガスケット104
が一部突出状態で配設され、このガスケット104が加
熱、硬化された後に蓋体102の下面が押圧密着される
構成である。
【0011】従って、ケース本体101から蓋体102
を分割、分離する際にもケース本体101のガスケット
収納溝101Cからガスケット104が外れることがな
く、また複雑な溝形状の場合にも確実な防水が可能とな
ると共に容易に作成することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の図5に示す密閉
容器の収納構造は以上のように構成されていることか
ら、ケース本体101と蓋体102とを合着した状態で
ガスケット104は圧縮されてつぶれた状態となってい
るが、ガスケット104における圧縮ひずみの状態によ
っては、導電体104b部分の表面が歪んでケース本体
101もしくは蓋体102に接触しない状態となるおそ
れがあり、この場合わずかな隙間から電磁波が漏れるな
ど、電磁波シールド性を保てなくなるという課題を有し
ていた。
【0013】これに対し、ガスケット104を導電性物
質が大量に配合されたゴム材で構成することもでき、こ
の場合ガスケット104の導電部分がケース本体101
と蓋体102に確実に接触し、十分な電磁波シールド性
が得られるが、大量に導電性物質を配合した状態ではゴ
ム弾性が硬質なものとなり、経年変化で圧接力が低下す
るなど、防水状態を長期にわたって維持することが難し
く、信頼性に劣るという課題を有した。
【0014】前記図6(A)、(B)及び図7に記載の
密閉容器の収納構造は、いずれもケース本体101又は
蓋体102のいずれかにガスケット収納溝101Cが形
成され、このガスケット収納溝101Cにガスケット1
04を収納する構成であるが、ガスケット104を単一
の素材、例えばシリコンゴム等の高弾性ゴムで形成され
ており、このガスケット104に電磁波シールド特性を
備える構成とした場合には、十分な弾性力が得られず、
また、塑性変形を生じることとなり、確実な密閉性且つ
防水性を得られないという課題を有していた。
【0015】本発明は前記課題を解消するためになされ
たもので、電磁波シールドゴムと十分な弾性を有するゴ
ムとを組合わせたガスケットを用いて、確実な電磁波シ
ールド性能と長期にわたる防水性能を両立させられる高
圧開閉器用制御機器の収納構造を提供することを目的と
する。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る高圧開閉器
用制御機器の収納構造は、所定の一面が開放状態とされ
た中空の略箱状体で且つ電磁波シールド性素材からなる
第一筐体と、当該第一筐体の開口部分を覆う電磁波シー
ルド性素材の第二筐体と、前記第一筐体及び第二筐体で
囲まれた中空領域に収納されて高圧開閉器を制御する電
子回路部品と、前記第一筐体と第二筐体との間に配設さ
れ、前記中空領域を気密状態に保持するガスケットとを
備える高圧開閉器用制御機器の収納構造において、前記
第一筐体の開口縁もしくは前記第二筐体の第一筐体開口
縁との対向部分のいずれか一方に前記ガスケット収納用
の角形の溝部が形成されると共に、他方に前記溝部より
小さい幅で且つ前記溝部に収納された状態のガスケット
表面に密着するエッジ部が形成され、前記ガスケット
が、電磁波シールドゴムと高弾性ゴムとを組合わせて形
成され、前記溝部の内面の少なくともいずれか一面と接
触する表面部位並びに前記エッジ部と接触する表面部位
を含む外表面所定範囲に前記電磁波シールドゴム部分を
一体に連続する状態で配置され、前記溝部内に接着剤を
介して固着されるものである。
【0017】このように本発明においては、高圧開閉器
を制御する電子回路部品を囲む第一筐体並びに第二筐体
にガスケットを収納する溝部もしくは収納状態のガスケ
ット表面に密着可能なエッジ部をそれぞれ形成すると共
に、ガスケットを電磁波シールドゴムと圧縮に対する復
元性に優れる高弾性ゴムとの組合わせ構造とし、溝部及
びエッジ部の両方と接触可能なガスケットの表面所定範
囲に電磁波シールドゴムを配置し、この溝部内に接着剤
を介してガスケットを固着して、この電磁波シールドゴ
ムが第一筐体及び第二筐体に接触した状態を他部分の高
弾性ゴムで弾性保持することにより、ガスケット外面の
電磁波シールドゴムが確実に第一筐体及び第二筐体に接
触して電磁波の漏れ出す隙間をなくし、電磁波シールド
を完全に行えると共に、ガスケットの第一筐体及び第二
筐体への密着を長期にわたって維持でき、第一筐体と第
二筐体とを分離開放する場合もガスケットが離脱するこ
とがなく、気密状態を保って内部の電子回路部品の保全
が図れる。
【0018】また、本発明に係る高圧開閉器用制御機器
の収納構造は必要に応じて、溝部にガスケットを固着す
る接着剤が、導電性材料で形成されるものである。この
ように本発明においては、第一筐体又は第二筐体のいず
れかに形成される溝部内に導電性材料からなる接着剤を
介してガスケットを固着するようにしているので、溝部
からのガスケットの離脱を防止できると共に、電磁波シ
ールド特性をより向上させることができる。
【0019】また、本発明に係る高圧開閉器用制御機器
の収納構造は、所定の一面が開放状態とされた中空の略
箱状体で且つ電磁波シールド性素材からなる第一筐体
と、当該第一筐体の開口部分を覆う電磁波シールド性素
材の第二筐体と、前記第一筐体及び第二筐体で囲まれた
中空領域に収納されて高圧開閉器を制御する電子回路部
品と、前記第一筐体と第二筐体との間に配設され、前記
中空領域を気密状態に保持するガスケットとを備える高
圧開閉器用制御機器の収納構造において、前記第一筐体
の開口縁もしくは前記第二筐体の第一筐体開口縁との対
向部分のいずれか一方に前記ガスケット収納用の角形の
溝部が形成されると共に、他方に前記溝部より小さい幅
で且つ前記溝部に収納された状態のガスケット表面に密
着するエッジ部が形成され、前記ガスケットが、略コ字
形状の断面形状からなる電磁波シールドゴムと当該電磁
波シールドゴムの略コ字形状内に収納される高弾性ゴム
とを組合わせて形成され、前記溝部の底面に高弾性ゴム
を接触させると共に、溝部の両側面に電磁波シールドゴ
ムを接触させると共に、溝部の両側面に電磁波シールド
ゴムを接触させて配設され、前記エッジ部の厚みTに対
して前記電磁波シールドゴムの断面厚みを(1/2)・
T以上ないし1・T未満とするものである。
【0020】このように本発明においては、断面略コ字
形状の電磁波シールドゴムとこの電磁波シールドゴムの
略コ字形状内に収納される高弾性ゴムとを組合わせて形
成され、第一又は第二の筐体のエッジ部の厚みTに対し
て電磁波シールドゴムの断面厚みを(1/2)・T以上
ないし1・T未満としてガスケットを形成し、このガス
ケットを第一又は第二の筐体の開口縁周辺に形成されて
溝部に収納しているので、ガスケットを介して第一及び
第二の筐体へ均一な磁束密度にできるため、高圧開閉器
用制御機器の電磁波シールド特性を向上させることがで
きる。
【0021】また、本発明に係る高圧開閉器用制御機器
の収納構造は必要に応じて、ガスケットに密着するエッ
ジ部の厚みTに対して前記高弾性ゴムの断面幅を1.5
・Tないし6・Tとするものである。このように本発明
においては、第一又は第二の筐体に形成される溝部内に
収納するガスケットの高弾性ゴムの断面横幅を、第一又
は第二の筐体のエッジ部の厚みTに対して1.5・Tな
いし6・Tとすることにより、エッジ部の押圧に対して
高弾性ゴムの弾性特性を最適なものとし、第一及び第二
の筐体の気密性を極めて向上させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】(本発明の第一の実施形態)以
下、本発明の第一の実施形態に係る高圧開閉器用制御機
器の収納構造を図1ないし図4に基づいて説明する。図
1は本実施の形態に係る高圧開閉器用制御機器の収納構
造の全体断面図、図2は図1記載の高圧開閉器用制御機
器の収納構造における閉塞前の要部拡大断面図、図3は
図1記載の高圧開閉器用制御機器の収納構造における閉
塞後の磁束分布及び応力分布を説明する機能説明書、図
4は図1記載の高圧開閉器用制御機器の収納構造を備え
る高圧開閉器用制御機器を高圧開閉器に接続した装柱態
様図である。
【0023】前記各図に示すように、本実施の形態に係
る高圧開閉器用制御機器1は、磁性金属材料製で所定の
一面が開放状態とされた中空の略箱状体で形成される第
一筐体としての箱体2と、この箱体2の開口部分を覆う
磁性金属材料製の浅い箱状体で形成され、箱体2の開口
縁と対向する部分に角形の溝部31が形成される第二筐
体としての蓋体3と、前記箱体2内に収納される電子回
路部品(図示を省略)と、所定の電磁波シールドゴム4
1と高弾性ゴム42とを組合わせて略矩形断面形状とさ
れる環状の略紐状体で形成され、前記蓋体3の溝部31
に収納されて箱体2と蓋体3との間に配設され、箱体2
内を気密状態に保持するガスケット4とを備え、高圧開
閉器200に制御線301及び電源線302により接続
されて前記電子回路部品により高圧開閉器200を制御
する構成である。
【0024】前記箱体2は、開口縁に前記溝部31より
小さい幅で且つ溝部31に収納された状態のガスケット
4表面に密着可能なエッジ部21を形成されてなる構成
である。前記ガスケット4は、四つの外面のうち所定の
隣合う三つの面全体に前記電磁波シールドゴム41が一
体に連続して略コ字状の断面形状をなす状態で配置され
る一方、その内側部分に高弾性ゴム42が配置され、前
記エッジ部21の厚みTに対して、電磁波シールドゴム
41の断面厚みを(2/3)・Tとして形成すると共
に、高弾性ゴム42の断面横幅を2・Tとして形成する
構成である。このガスケット4は電磁波シールドゴム4
1面のうちいずれかの面を前記溝部31の内面に接触さ
せ、連続してなる他の面を前記エッジ部21に接触させ
る状態で配設され、この溝部31の底面に接触する面を
導電性の接着剤43で固着される。
【0025】ガスケット4の電磁波シールドゴム41
は、基本素材となるゴム素材に導電性剤(補強剤)を添
加して導電性を与えると共に、ゴム素材100重量部に
対して4ないし16重量部の割合で硫黄を添加した材料
を高弾性ゴム42と組合わせた状態に一体成形した構成
である。前記導電性剤は導電性カーボンであり、ゴム素
材に対しその混合練り合わせ作業を円滑に行え、且つ製
品加工に支障を来さない量として、ゴム素材100重量
部に対して35ないし65重量部の割合で添加されてい
る。また、必要に応じて、導電性剤としてカーボン繊維
がゴム素材100重量部に対し10ないし50重量部の
割合で添加される。さらに、この基本素材となるゴム素
材には、加硫促進助剤としての亜鉛華がゴム素材100
重量部に対して3ないし30重量部の割合で加えられる
他、軟化剤、加工助剤、老化防止剤、促進剤等が添加さ
れている。こうした前記各配合剤を所定の混合比率で添
加して得られた電磁波シールドゴム41は、数百MHz
といった高周波帯域の電磁波を遮蔽してノイズレベルを
著しく低減させることができる。
【0026】次に、前記構成に基づく高圧開閉器用制御
機器の収納構造の組立及び使用状態について説明する。
まず、蓋体3の溝部31に、ガスケット4の高弾性ゴム
42が表れる一側面に導電性の接着剤43を塗布し、こ
の接着剤43を塗布した一側面を溝部31の底面に押圧
して固定すると共に、この溝部31の開放側にガスケッ
ト4の電磁波シールドゴム41面のうちの一面が位置す
るようにして収納する。このように高弾性ゴム42が表
れる一側面を導電性の接着剤43で固着するようにして
いるので、箱体2からガスケット4、このガスケット4
から蓋体3へ連続した導電性を保持できることとなり、
磁気回路形成をより効果的に実現できる。
【0027】また、前記箱体2内に電子回路部品が収納
された後、ガスケット4にエッジ部21が密着するよう
にして蓋体3を箱体2に被せ、蓋体3と箱体2とを図2
中の矢印A方向に所定の押圧力で互いに押付けつつ箱体
2の側壁から側方に突出した固定片22の先端部分に螺
合されたボルト23を蓋体3の側壁に取付けられた雌螺
子部32に螺着して図示を省略3に示すように一体に固
定する。この状態で、電磁波シールドゴム41部分が箱
体2と蓋体3の両方に隙間なく密着し、箱体2と蓋体3
との間における電磁波シールド性が確保されると共に、
内部が気密状態となる。
【0028】前記エッジ部21の厚みTに対して高弾性
ゴム42の断面横幅を2・Tとしていることから、箱体
2に蓋体3を気密状態で固着した場合には図3に示すよ
うにガスケット4の押圧に対するエッジ部21に適度な
弾性特性が得られることとなり、ガスケット4とエッジ
部21とが確実に密着して内部の空気の気密状態を十分
確保できることとなる。
【0029】また、エッジ部21の厚みTに対して電磁
波シールドゴム41の断面厚みを(2/3)・Tとして
いることから、箱体2を通る磁束が箱体2のエッジ部2
1が圧接される電磁波シールドゴム41の両側へ分岐
し、箱体2内の磁束密度φ0と電磁波シールドゴム41
の左右に分岐した磁束密度φ1、φ2とがほぼ同じ値とす
ることができる。このように箱体2と電磁波シールドゴ
ム41との磁束密度(φ 0=φ1=φ2)をほぼ等しくす
ることにより、電磁波シールド特性をより向上させるこ
とができることとなる。
【0030】この時、図3に示すように、エッジ部21
からの圧接力f1は、ガスケット4の弾性変形に伴い、
溝部31各方向への圧接力f2、f2'、及びf3、f3'に
分散される。それに従い、弾性力f1'が逆方向へ押戻す
ようになる。ここで、圧接力f3、f3'はそれぞれf3
1、f3'≪f1であることから、電磁波シールドゴム4
1における圧接方向の圧接力の負担は少なくなり、電磁
波シールドゴム41の経年変化歪みが少なくなる。
【0031】完成した状態の高圧開閉器用制御機器1で
は、ガスケット4が箱体2と蓋体3間に配設されてお
り、使用中は高弾性ゴム42の圧縮に対する復元力の働
きでガスケット4表面が溝部31とエッジ部21にそれ
ぞれ密着し、水分の侵入を防止して箱体2内部の電子回
路部品を保護できることに加え、箱体2と蓋体3、ガス
ケット4の電磁波シールドゴム41により電子回路部品
を外部から電磁遮蔽でき、電磁波の外部への漏洩並びに
外部からの電磁波の電子回路部品への悪影響を防止でき
る。さらに、高弾性ゴム42が十分な復元力を有するた
め、長期にわたりガスケット4表面と溝部31及びエッ
ジ部21との密着を保ち、気密性とシールド効果を維持
できる。
【0032】このように、本実施の形態に係る高圧開閉
器用制御機器1においては、蓋体3に溝部31を、箱体
2にエッジ部21をそれぞれ形成すると共に、ガスケッ
ト4を電磁波シールドゴム41と圧縮に対する復元性に
優れる高弾性ゴム42との組合わせ、エッジ部21の厚
みTと電磁波シールドゴム41及び高弾性ゴム42とを
特定の比率で形成する構造とし、電磁波シールドゴム4
1をガスケット4の隣合う三つの外面に配置する一方、
他部分に高弾性ゴム42を配置して、ガスケット4にお
ける電磁波シールドゴム41の三つの面のうち一面が導
電性を有する接着剤43で箱体2のエッジ部21に固着
し、他の二面が蓋体3の溝部31にそれぞれ接触した状
態を高弾性ゴム42で弾性保持することから、電磁波シ
ールドゴム41が確実に箱体2及び蓋体3に密着して電
磁波の漏れ出す隙間をなくし、電磁波シールドを完全に
行えると共に、剥離を確実に防止し且つ気密状態を保っ
て内部の電子回路部品の信頼性を向上させる。
【0033】(本発明の他の実施形態)なお、前記実施
形態においては、蓋体3の溝部31内へのガスケット4
の収納を溝部31の底面とガスケット4とを導電性の接
着剤43で固着する構成としたが、溝部31内の底面及
び両側面のいずれにもガスケット4が導電性の接着剤4
3で固着する構成とすることもできる。このようにガス
ケット4が接触する溝部31の内側に総てが導電性接着
剤43で固着することにより、磁気回路形成をより確実
に行える。
【0034】また、蓋体3の溝部31内にガスケット4
を電磁波シールド性を有する接着剤で固着することもで
きる。この場合には、電磁波シールド特性をより向上さ
せることができる。また、前記実施形態においては、箱
体2のエッジ部21の厚みTに対して電磁波シールドゴ
ム41の断面厚み及び高弾性ゴム42の断面横幅を所定
値で特定する構成としたが、電磁波シールドゴム41又
は高弾性ゴム42のいずれか一方を前記所定の値で構成
することもできる。
【0035】また、電磁波シールドゴム41の断面厚み
を箱体2のエッジ部21の厚みTに対して(2/3)・
Tとしたが、(1/2)・T以上ないし1・T未満の値
であれば他の比率の値で形成することもできる。また、
高弾性ゴム42の断面横幅を箱体2のエッジ部21のT
に対して2・Tとしたが、1.5・Tないし6・Tの範
囲であれば任意の比率の値で形成することもできる。
【0036】また。電磁波シールドゴム41は磁気シー
ルド特性を有すると共に、高電導特性を有する素材で形
成することもできる。このような特性で電磁波シールド
ゴム41を形成することにより、箱体2と蓋体3との電
気的な接続を確実なものとし、双方の電気抵抗を低減さ
せることができる。即ち、図4に示す高圧開閉器200
に接続される配電線300に雷サージが発生した場合
に、接地線(図示を省略)へ流れる電流の発生に伴って
高圧開閉器200及び高圧開閉器用制御機器1内部の電
子回路への影響を低減することができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、高圧開閉
器を制御する電子回路部品を囲む第一筐体並びに第二筐
体にガスケットを収納する溝部もしくは収納状態のガス
ケット表面に密着可能なエッジ部をそれぞれ形成すると
共に、ガスケットを電磁波シールドゴムと圧縮に対する
復元性に優れる高弾性ゴムとの組合わせ構造とし、溝部
及びエッジ部の両方と接触可能なガスケットの表面所定
範囲に電磁波シールドゴムを配置し、この溝部内に接着
剤を介してガスケットを固着して、この電磁波シールド
ゴムが第一筐体及び第二筐体に接触した状態を他部分の
高弾性ゴムで弾性保持することにより、ガスケット外面
の電磁波シールドゴムが確実に第一筐体及び第二筐体に
接触して電磁波の漏れ出す隙間をなくし、電磁波シール
ドを完全に行えると共に、ガスケットの第一筐体及び第
二筐体への密着を長期にわたって維持でき、第一筐体と
第二筐体とを分離開放する場合もガスケットが離脱する
ことがなく、気密状態を保って内部の電子回路部品の保
全が図れるという効果を奏する。
【0038】また、本発明に本発明においては、第一筐
体又は第二筐体のいずれかに形成される溝部内に導電性
材料からなる接着剤を介してガスケットを固着するよう
にしているので、溝部からのガスケットの離脱を防止で
きると共に、電磁波シールド特性をより向上させること
ができるという効果を有する。また、本発明において
は、断面略コ字形状の電磁波シールドゴムとこの電磁波
シールドゴムの略コ字形状内に収納される高弾性ゴムと
を組合わせて形成され、第一又は第二の筐体のエッジ部
の厚みTに対して電磁波シールドゴムの断面厚みを(1
/2)・T以上ないし1・T未満としてガスケットを形
成し、このガスケットを第一又は第二の筐体の開口縁周
辺に形成されて溝部に収納しているので、ガスケットを
介して第一及び第二の筐体へ均一な磁束密度にできるた
め、高圧開閉器用制御機器の電磁波シールド特性を向上
させることができるという効果を有する。
【0039】また、本発明においては、第一又は第二の
筐体に形成される溝部内に収納するガスケットの高弾性
ゴムの断面横幅を、第一又は第二の筐体のエッジ部の厚
みTに対して1.5・Tないし6・Tとすることによ
り、エッジ部の押圧に対して高弾性ゴムの弾性特性を最
適なものとし、第一及び第二の筐体の気密性を極めて向
上させることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る高圧開閉器用制
御機器の収納構造の全体断面図である。
【図2】図1記載の高圧開閉器用制御機器の収納構造に
おける閉塞前の要部拡大断面図である。
【図3】図1記載の高圧開閉器用制御機器の収納構造に
おける閉塞後の磁束分布及び応力分布を説明する機能説
明書である。
【図4】図1記載の高圧開閉器用制御機器を高圧開閉器
に接続した装柱態様図である。
【図5】従来の密閉容器の収納構造の概略構成図及び要
部断面図である。
【図6】従来の密閉容器の収納構造の各概略構成図及び
要部断面図である
【図7】従来の密閉容器の収納構造の各概略構成図及び
要部断面図である
【符号の説明】
1 高圧開閉器用制御機器 2 箱体 3 蓋体 4、104 ガスケット 21 エッジ部 22 固定片 23 ボルト 31 溝部 32 雌螺子部 41 電磁波シールドゴム 42 高弾性ゴム 43 接着剤 100 屋外設置型高周波用機器 101 ケース本体 1011、1021 合着部 1011、1021 ガスケット収納溝 102 蓋体 103 高周波回路 104a 弾性体 104b 導電体 104c 第一の凸部 104d 第二の凸部 104e 第3の凸部 104f 第4の凸部 104g 係合部 105 合着固定手段 110 フランジ部 110a 縁部 121a 空間 200 高圧開閉器 300 配電線 301 制御線 302 電源線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武村 順三 愛知県名古屋市東区東新町1番地 中部電 力株式会社内 (72)発明者 小宮 雄輔 佐賀県佐賀市大財北町1番1号 株式会社 戸上電機製作所内 (72)発明者 古場 尚之 佐賀県佐賀市大財北町1番1号 株式会社 戸上電機製作所内 Fターム(参考) 4E360 AB32 AB33 AB64 BD07 EC12 ED02 ED07 ED22 ED23 FA20 GA23 GA29 GA34 GB92 GB93 GC08 GC14 5E321 AA01 AA03 BB44 CC22 GG05 GH07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の一面が開放状態とされた中空の略
    箱状体で且つ電磁波シールド性素材からなる第一筐体
    と、当該第一筐体の開口部分を覆う電磁波シールド性素
    材の第二筐体と、前記第一筐体及び第二筐体で囲まれた
    中空領域に収納されて高圧開閉器を制御する電子回路部
    品と、前記第一筐体と第二筐体との間に配設され、前記
    中空領域を気密状態に保持するガスケットとを備える高
    圧開閉器用制御機器の収納構造において、 前記第一筐体の開口縁もしくは前記第二筐体の第一筐体
    開口縁との対向部分のいずれか一方に前記ガスケット収
    納用の角形の溝部が形成されると共に、他方に前記溝部
    より小さい幅で且つ前記溝部に収納された状態のガスケ
    ット表面に密着するエッジ部が形成され、 前記ガスケットが、電磁波シールドゴムと高弾性ゴムと
    を組合わせて形成され、前記溝部の内面の少なくともい
    ずれか一面と接触する表面部位並びに前記エッジ部と接
    触する表面部位を含む外表面所定範囲に前記電磁波シー
    ルドゴム部分を一体に連続する状態で配置され、前記溝
    部内に接着剤を介して固着されることを特徴とする高圧
    開閉器用制御機器の収納構造。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の高圧開閉器用制御
    機器の収納構造において、 前記溝部にガスケットを固着する接着剤が、導電性材料
    で形成されることを特徴とする高圧開閉器用制御機器の
    収納構造。
  3. 【請求項3】 所定の一面が開放状態とされた中空の略
    箱状体で且つ電磁波シールド性素材からなる第一筐体
    と、当該第一筐体の開口部分を覆う電磁波シールド性素
    材の第二筐体と、前記第一筐体及び第二筐体で囲まれた
    中空領域に収納されて高圧開閉器を制御する電子回路部
    品と、前記第一筐体と第二筐体との間に配設され、前記
    中空領域を気密状態に保持するガスケットとを備える高
    圧開閉器用制御機器の収納構造において、 前記第一筐体の開口縁もしくは前記第二筐体の第一筐体
    開口縁との対向部分のいずれか一方に前記ガスケット収
    納用の角形の溝部が形成されると共に、他方に前記溝部
    より小さい幅で且つ前記溝部に収納された状態のガスケ
    ット表面に密着するエッジ部が形成され、 前記ガスケットが、略コ字形状の断面形状からなる電磁
    波シールドゴムと当該電磁波シールドゴムの略コ字形状
    内に収納される高弾性ゴムとを組合わせて形成され、前
    記溝部の底面に高弾性ゴムを接触させると共に、溝部の
    両側面に電磁波シールドゴムを接触させると共に、溝部
    の両側面に電磁波シールドゴムを接触させて配設され、 前記エッジ部の厚みTに対して前記電磁波シールドゴム
    の断面厚みを(1/2)・T以上ないし1・T未満とす
    ることを特徴とする高圧開閉器用制御機器の収納構造。
  4. 【請求項4】 前記請求項3に記載の高圧開閉器用制御
    機器の収納構造において、 前記ガスケットに密着するエッジ部の厚みTに対して前
    記高弾性ゴムの断面幅を1.5・Tないし6・Tとする
    ことを特徴とする高圧開閉器用制御機器の収納構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100863596B1 (ko) * 2002-07-26 2008-10-15 엘지전자 주식회사 냉장고의 상부커버 장착구조
KR101567486B1 (ko) 2014-06-17 2015-11-11 주식회사 케이알에프 가스켓의 한계압착 유지구가 구비된 전자기기
DE102019214154A1 (de) * 2019-09-17 2021-03-18 Volkswagen Aktiengesellschaft Abschirmgehäuse für eine elektrische oder elektronische Fahrzeugkomponente

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