JPH0533284A - ドライヤフード - Google Patents

ドライヤフード

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Publication number
JPH0533284A
JPH0533284A JP3208787A JP20878791A JPH0533284A JP H0533284 A JPH0533284 A JP H0533284A JP 3208787 A JP3208787 A JP 3208787A JP 20878791 A JP20878791 A JP 20878791A JP H0533284 A JPH0533284 A JP H0533284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hood
dryer
humidity
drying
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3208787A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideto Abe
英人 安部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP3208787A priority Critical patent/JPH0533284A/ja
Publication of JPH0533284A publication Critical patent/JPH0533284A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 密閉型ドライヤフード内の熱回収効率、乾燥
効率の向上を図る。 【構成】 抄紙機ドライヤパートの乾燥の過程に使用す
るドライヤフードにおいて、密閉型フード1内に数個所
の仕切り2を設け、各々の仕切り2内にPVダクトシス
テム4、ベルランシステム5、メイクアップシステム6
よりなるベンチレーション装置を設置してなるものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は抄紙機ドライヤパートの
フードベンチレーションシステムに適用できるドライヤ
フードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のドライヤパートの乾燥過程に使用
する密閉型フードベンチレーションシステムの1例を図
2について説明すると、湿紙は湿紙入口1aよりドライ
ヤパートへ入り、乾燥工程を経てシート出口2aより出
る。この間ドライヤパート内では、湿紙は入側に近い加
温工程(比較的水分の蒸発量が少ない)から恒率乾燥工
程(水分蒸発量が多い)及び減率乾燥工程(乾燥の後半
部で水分蒸発量が少なくなる)を経て所定の水分値の乾
燥シートとなる。この間ドライヤフード内ではシートの
乾燥過程において発生する多量の蒸気(主に恒率乾燥工
程で発生する多量の蒸気の拡散により)により、湿度が
高くなり、乾燥効率が低下する。この乾燥効率を上げる
為にフードベンチレーションシステムを使用する。これ
は外気入口3aよりフレッシュエアを取入れ、熱交換器
4aにより排熱回収を行ない、スチームヒータ5aにて
所定の温度まで上げて、給気ファン6aにより高温低湿
度の空気をフード内のPVダクト(又はPVロール)シ
ステム7aに供給し、ポケットベンチレーションを行な
う。フード内の湿度の高い空気は排気ファン8aにより
熱交換器4a及び温水熱交換器10aを経て外気へ放出
される。
【0003】また乾燥工程におけるキャンバスロールに
真空ロールを使用するベルランシステム11aでは、低
真空用ファン9aにより低真空ロールより高湿度エアを
フード外に取出し、一部は排気、一部は再循環使用す
る。更にドライヤパートのベースメントにはメイクアッ
プシステム12aを設けて、ベースメントの湿度調整を
行なう為、ドライヤフード内に高温低湿度の空気を送り
込んでいる。ドライヤパートの全長により、給気ファ
ン、排気ファンは必要個所に夫々設置してフード内のベ
ンチレーションを行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のドライヤの
密閉型フードは、フード内が1つの室となっている為、
ドライヤパート内におけるシートの走行によって、各々
の位置での異なる蒸発量に対する経済的な給気、排気の
調節が困難であった。またこのフード内の湿度を下げて
蒸発効率を良くする為に排気の量を多くすると、熱回収
効率が低下する。更にフード内のシートランに対して、
部分的な湿度のコントロールが困難である為、シートの
乾燥効率が低下する。即ち、蒸発量の多い個所(湿度の
高い個所)から蒸発量の少ない個所(湿度の低い個所)
へ蒸気が拡散し、全体的に湿紙中の水分が蒸発する力
(物質移動係数)が低下する等の問題があった。本発明
は前記従来の課題を解決するために提案されたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、抄紙
機ドライヤパートの乾燥の過程に使用するドライヤフー
ドにおいて、密閉型フード内に数個所の仕切りを設け、
各々の仕切り内にベンチレーション装置を設置してなる
もので、これを課題解決のための手段とするものであ
る。
【0006】
【作用】密閉型フード内の仕切りにより恒率乾燥工程で
発生する多量の蒸気の拡散が抑制出来る。またこのフー
ド内の仕切り毎の部屋の湿度の状況により、その中の空
気の移送先を任意に選択出来る。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面について説明する
と、図1は本発明の実施例を示す。図においてドライヤ
パートの密閉フード1内を4セクションに分ける為に仕
切り2を設け、シートの通過部分のみ開口部としてお
く。シートは湿紙入口より入り、シート出口3より所定
の水分値まで乾燥されて出て行く。フード内の各セクシ
ョンには、夫々PVダクト(又はPVロール)システム
4、ベルランシステム5、メイクアップシステム6を設
ける。また夫々のセクションに給気ファン7、排気ファ
ン8、低真空用ファン9及び熱交換器10、スチームヒ
ータ11を設ける。
【0008】さて外気入口12より入ったフレッシュエ
アは、熱交換器、スチームヒータを経て所定の高温低湿
度エアとして給気ファンによりフード内ポケットベンチ
レーション(PV)システム及びメイクアップシステム
6に送り込まれ、フード内に供給される。NO.1フー
ドセクションでは、湿紙は加温工程で熱の授受のみの
為、シートからの蒸発量が少なく、フレッシュエアの湿
度も上がらない。この為排気ファン8により排出された
空気は、NO.2フードセクションに再使用される。ド
ライヤのキャンバスロールとして使用される真空ロール
は、ベルランシステム5により低真空用ファン9にて吸
引され、同様に再循環する。ドライエンド側のNO.4
フードセクションでは、湿紙も殆ど乾燥され、蒸発水分
も極く僅かとなっている(減率乾燥工程)為、このセク
ションの排気は前記と同様に、NO.3フードセクショ
ンにて再利用される。またNO.2、NO.3フードセ
クションはシートの水分蒸発量も多く、排気は高湿度と
なる為、温水熱交換器13を経て外気へ放出する。
【0009】なお、フードの分割数、排気の循環向け先
及び循環しないですぐ排気してしまうセクション数等
は、本システム採用の際の効果と経済性によりその組合
せを自由に行なうことが可能である。また排気の循環及
び排出の仕方は、各セクション排気ラインに付属の湿度
(又は露点)計にて制御される。
【0010】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明は、抄紙
機ドライヤパートの密閉型フードベンチレーションにお
いて、フード内を数セクションに分割し、夫々独立した
給排気システムとしたものであるから、ドライヤパート
内で比較的蒸発水分量の少ないウエットエンド及びドラ
イエンドのフードセクションの排気は、外気への放出を
抑え、中間フードセクション(蒸発量の多いセクショ
ン)に送り、このセクションのフレッシュエアと共に再
使用することにより、次の効果が得られる。また各フー
ドセクションにより独自のコントロールが出来る為、効
率の良い給排気が可能となり、省エネルギー効果が上が
る。即ち、加温工程及び減率乾燥工程のシートの雰囲気
の湿度が下がる為、物質移動係数が向上し、シートの乾
燥効率を上げる事が出来る(ドライヤロール本数の低
減、フード及び建屋長さの低減につながる)。また各フ
ードセクションの熱風温度をシートの乾燥に適した温度
(露点温度)に設定することにより、効率的な乾燥効果
が得られる。更にフード断熱壁の厚みを湿度の少ない個
所は薄く、湿度の高い個所は厚くすることにより、経済
的なフード設計が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るフードベンチレーション
システムのフローシートである。
【図2】従来のベンチレーションシステムのフローシー
トである。
【符号の説明】
1 密閉フード 3 シート出口 4 PVダクトシステム 5 ベルランシステム 6 メイクアップシステム 7 給気ファン 8 排気ファン 9 低真空用ファン 10 熱交換器 11 スチームヒータ 12 外気入口 13 温水熱交換器 14 温度コントローラ 16 湿紙入口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 抄紙機ドライヤパートの乾燥の過程に使
    用するドライヤフードにおいて、密閉型フード内に数個
    所の仕切りを設け、各々の仕切り内にベンチレーション
    装置を設置したことを特徴とするドライヤフード。
JP3208787A 1991-07-26 1991-07-26 ドライヤフード Withdrawn JPH0533284A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3208787A JPH0533284A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 ドライヤフード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3208787A JPH0533284A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 ドライヤフード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0533284A true JPH0533284A (ja) 1993-02-09

Family

ID=16562106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3208787A Withdrawn JPH0533284A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 ドライヤフード

Country Status (1)

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JP (1) JPH0533284A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9423002B2 (en) 2013-05-28 2016-08-23 Kyocera Document Solutions Inc. Metal belt and driving mechanism with same metal belt

Cited By (1)

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US9423002B2 (en) 2013-05-28 2016-08-23 Kyocera Document Solutions Inc. Metal belt and driving mechanism with same metal belt

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981008