JPS589177Y2 - 織布乾燥装置 - Google Patents

織布乾燥装置

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Publication number
JPS589177Y2
JPS589177Y2 JP1976126181U JP12618176U JPS589177Y2 JP S589177 Y2 JPS589177 Y2 JP S589177Y2 JP 1976126181 U JP1976126181 U JP 1976126181U JP 12618176 U JP12618176 U JP 12618176U JP S589177 Y2 JPS589177 Y2 JP S589177Y2
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JP
Japan
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air
woven fabric
heating element
fabric
surface heating
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976126181U
Other languages
English (en)
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JPS5347170U (ja
Inventor
隆嗣 加藤
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、織上げた織物の移送工程において、織物に含
まれている水分又は湿気を除去する織布乾燥装置に関す
る。
製織時、たて糸間口内に水を噴射し、該ジェット水流に
よこ糸を乗せてよこ入れを行う無ひ織機においては、製
織後の織布中に水分を含んでいる。
がかろ水分又は湿気を除去するため、従来から織布の移
送経路に電気乾燥機を配置するのが一般的である。
しかし従来装置は電気乾燥機の加熱面を織布に対面させ
、加熱面からの放射熱によって織布を加熱除湿するよう
に構成されているため、乾燥効率に劣った。
即ち放射熱のみによる加熱除湿方法では、織布中の水分
が加熱されて蒸気となり織布のまわりを高湿度雰囲気下
に保つがら、織布中の水分の蒸発性能が低下するのであ
る。
一般的乾燥装置としては、加熱面を被乾燥体に対面させ
、且つこの加熱面と被乾燥体との間に空気流を生じさせ
ることにより、加熱面がらの放射熱により加熱除湿する
と共に、湿気を含んだ空気を積極的に除去して乾燥が効
率良く行なえるようにしている。
しかし、前記空気流は外気を直接取入れた場合温度が低
いので効率が良くなく、また加熱空気を吹込むにしても
例えば特公昭44−9581の如く別の加熱装置を設け
たり、空気を巡環させて行なうのでエネルギー効率が高
くなかった。
本考案は従来装置の上述の如き欠点を解消するもので、
空気流によって織布をとりまく蒸気を吹きとばし、織布
を常に低湿度雰囲気下に維持することにより、織布中の
湿気が容易に蒸発できるようにすると共に、空気流を予
め面発熱体の裏面で加熱することにより、エネルギー効
率を大巾に向上させた織布乾燥装置を提供することを目
的としている。
この目的を達成するため、本考案は、織機の織布移送経
路に対峙して両面が発熱する面発熱体を設け、この面発
熱体を壁の一部とし織布と反対側に空気加熱箱体を設け
、該空気加熱箱体下部に織布と面発熱体との間に加熱空
気を送り込む空気吹出口を形成して空気加熱箱体内と空
気吹出口とよりなる空気通路を形成し、この通路に送風
装置を設けたものである。
以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、ワープビーム1がら供給されるたて糸
と、ジェット水流によって飛走されるよこ糸とが織成部
2において織成され、織布aとなる。
alは織前である。織布aはプレストビーム3によって
成る程度の水分が吸出されたのち織製密度調節装置4、
ガイドローラ5へと導がれる織布移送経路すを経てクロ
スローラ6に巻き取られる。
本考案に係る織布乾燥装置Aは上記プレストビーム3と
クロスローラ6との間の織布移送経路すに対し空間層7
を介して両面が発熱する面発熱体8を対面して設けられ
る。
織布乾燥装置Aは面発熱体8をその構成壁の一部とする
空気加熱箱体9がフレーム10上に載置固定されること
によって構成され、該箱体9は面発熱体8が対面する壁
部が開閉自由なカバー9aを有する。
そして該カバ−9a上部には好ましくは複数個の空気取
入口11及び該取入口11にブラケット14を介して固
定取付した送風装置12が配設されている。
送風装置12は電動ファンを用いるのか゛良い。
一方、面発熱体8の下方を支持している壁に複数の空気
吹出口13を織巾方向に並べて開口する。
面発熱体8は例えば本願出願人が既に開示(実開昭5l
−55094) した如き電気加熱式面発熱体即ち導電
性塗料を耐熱絶縁性シートの両面に塗布しさらにその両
面に耐熱性樹脂絶縁材料を数枚重ねて圧着成形したもの
を用いればよい。
従って上記構成によると、面発熱体8が織布移送経路す
を通って搬送される織布aに対し放射熱によって加熱す
ると同時に、送風装置12が作動して空気取入口11か
ら外気を空気加熱箱体9内に導入し該箱体9内で面発熱
体8の裏面によって加熱された空気を、空気吹出口13
から織布aに向けて吹き付ける。
このため上記加熱により織布a内の水分又は湿気を織布
a外に蒸発させ、該蒸気を空気吹出口13から噴出する
加熱空気が織布a移送方向前方(下方)から空間層7を
通って後方(上方)へ吹き飛ばして空間層7内の空気を
低湿度低蒸気圧力に維持する。
このことから明らかなように織布a加熱による水分蒸発
は空間層7の低湿度低蒸気圧力雰囲気条件によって更に
促進され、織布乾燥効率が向上する。
又、空気吹出口13から噴出する空気は予め空気加熱箱
体9内で面発熱体8の裏面によって加熱されたものであ
り、これを織布aに吹きつけるから更に乾燥効率が高ま
ると共に通常面発熱体8の裏面に捨てられる熱を回収す
るから面発熱体の熱効率が向上し電力梢費量を低減する
このときの送風方向が織布移送方向と逆であるから、空
間層7内の蒸気が乾燥処理後の織布aに吸収されること
がなく又加熱空気が乾燥処理後の織布を更に乾燥させる
効果を得ることができる。
ここにおいて、空間層7の両側方を遮閉するように衝立
15を設ければ以上の効果が更に助長される。
なお、第1及び2図の実施例においては複数個の空気取
入口11を、空気加熱箱体9に並べて設け、各々に電動
ファンを取付ける構成としたけれども、既設の送風ダク
トがある場合には第3図イに示すようにそのダクトから
分岐させたただ1本のダクト20を空気加熱箱体9の上
部に導くようにしても良い。
また既設の送風ダクトが無い場合でも、図示はしないが
1個の電動ファンと1本のダクI・を用い、その1本の
ダクトを空気加熱箱体9の上部に導くようにしても良い
あるいは1個の電動ファンを用い、そこから分岐する多
岐ダクトをそれら多岐ダクトの開口端が空気加熱箱体9
の上部に並ぶように空気加熱箱体9の上部に接続しても
良い。
さらに、必要に応じ、第3図イのように空気が導入され
る空気加熱箱体9の上部がらやや下方に、その上部に導
入された空気を面発熱体8の全面にほぼ均等に流すため
の有孔のバッフルプレー1−21 (IL 22は複数
個で、空気取入部に近い径径が小、遠い径径が大)を設
けても良い。
さらにまた、第3図口に示すように空気吹出口を巾一杯
の長孔23に形成し、その長孔23に収容するごとく送
風機24を設けても良い。
以上説明したように本考案によると、織機の織布移送経
路に対峙して両面が発熱する面発熱体を設け、この面発
熱体を壁の一部とし織布と反対側に空気加熱箱体を設け
、該空気加熱箱体下部に織布と面発熱体との間に加熱空
気を送り込む空気吹出口を形成して空気加熱箱体内と空
気吹出口とよりなる空気通路を形成し、この通路に送風
装置を設けたので、織布と面発熱体との間の高湿度空気
を面発熱体の裏面によって加熱した空気によって吹きと
ばすことにより、この間を低湿度低蒸気圧力に維持して
水分蒸発を促進することができ、また本考案においては
予め面発熱体の裏面で空気を加熱しているので、通常面
発熱体の裏面に捨てる熱を回収するから面発熱体の熱効
率、電気消費量の低減化がさらに向上する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案に係る織布乾燥装置の一実施例の概略縦
断面図、第2図は同上の正面図、第3図45口は他の実
施例の概略縦断面図である。 a・・・・・・織布、b・・・・・・織布移送経路、8
・・・・・・面発熱体、9・・・・・・空気加熱箱体、
11・・・・・・空気取入口、12・・・・・・送風装
置、13・・・・・・空気吹出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 織機の織布移送経路に対峙して両面が発熱する面発熱体
    を設け、この面発熱体を壁の一部とし織布と反対側に空
    気加熱箱体を設け、該空気加熱箱体下部に織布と面発熱
    体との間に加熱空気を送り込む空気吹出口を形成して空
    気加熱箱体内と空気吹出口とよりなる空気通路を形成し
    、この通路に送風装置を設けた織布乾燥装置。
JP1976126181U 1976-09-21 1976-09-21 織布乾燥装置 Expired JPS589177Y2 (ja)

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JP1976126181U JPS589177Y2 (ja) 1976-09-21 1976-09-21 織布乾燥装置

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JP1976126181U JPS589177Y2 (ja) 1976-09-21 1976-09-21 織布乾燥装置

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JPS5347170U JPS5347170U (ja) 1978-04-21
JPS589177Y2 true JPS589177Y2 (ja) 1983-02-18

Family

ID=28735581

Family Applications (1)

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Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57157810A (en) * 1981-03-25 1982-09-29 Nisshin Steel Co Ltd Prevention method for co-rotating bolt and nut
JPS5883547A (ja) * 1981-11-13 1983-05-19 Hitachi Ltd 回転電機の制動巻線
JPH0314913Y2 (ja) * 1985-06-06 1991-04-02
JPH01126414U (ja) * 1988-02-24 1989-08-29
JPH064488Y2 (ja) * 1988-11-15 1994-02-02 株式会社ブレスト工業研究所 埋込型照明器具の支持金具
JPH0355675U (ja) * 1989-10-05 1991-05-29

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JPS5347170U (ja) 1978-04-21

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