JP2002361730A - フィルム処理装置、テンタオーブン及び温風乾燥装置 - Google Patents

フィルム処理装置、テンタオーブン及び温風乾燥装置

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JP2002361730A JP2001176893A JP2001176893A JP2002361730A JP 2002361730 A JP2002361730 A JP 2002361730A JP 2001176893 A JP2001176893 A JP 2001176893A JP 2001176893 A JP2001176893 A JP 2001176893A JP 2002361730 A JP2002361730 A JP 2002361730A
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達史 世古
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルム加熱後の熱風の流れを、本体の両側
の隅部に熱風が澱むことがないように整流し、送風機へ
回流するようにして、潤滑油やオリゴマーの凝縮物が本
体の内壁に付着堆積することを避けたテンタオーブン等
のフィルム処理装置を提供すること。 【解決手段】 熱風を吹き出す隙間を有する複数のプレ
ナムダクトがフィルムを挟んで上下にフィルムの進行方
向と直角に設置された本体中央部と、熱風をヒータ及び
送風機へ回流するダクトへの出口が設けてある本体両側
室とを多孔整流板で仕切った構成とし、フィルム加熱後
の熱風が多孔整流板で整流されて本体の両側の隅部に澱
むことなく送風機へ回流するようにしたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱風をヒータ及び
送風機へ回流してシート状フィルムを横方向または縦横
方向に延伸するテンタオーブン、フィルムの温風乾燥装
置等の熱風又は温風によるフィルム処理装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】連続して水平に送られるシート状フィル
ムの上下から熱風を吹付けてフィルムを加熱軟化し、横
方向または縦横方向に延伸するテンタオーブンにおい
て、フィルムを加熱する熱風又は温風は本体からダクト
で送風機及びヒータへ送りヒータで温度を調整して供給
ダクトにより再び本体内の熱風又は温風吹き付けノズル
へ回流する構造は既知の技術に属するものである。ま
た、連続して水平に送られる濡れたシート状フィルムの
温風乾燥装置において、取り込んだ新鮮な空気をヒータ
で温度を調整して乾いた温風とし、その温風を送風機で
本体内の吹き付けノズルへ供給してフィルムを乾燥し、
湿った温風はダクトにより熱交換器へ送り、熱交換器に
おいて新鮮な空気と熱交換する構造は既知の技術に属す
るものである。
【0003】特開平9−150455号に開示された従
来例のフィルム横延伸装置は、装置本体のフィルム走行
部の横側部に置かれたラジエータにより所定温度に加熱
された熱風を、延伸フィルムの上下に噴射し、噴射した
熱風をラジエータで再度加熱して延伸フィルムに噴射す
る操作を繰り返しながら延伸するとき、延伸フィルムの
上側に噴射した熱風をバッフルプレートでラジエータの
下方部分へ導いて加熱し、延伸フィルムの下側に噴射し
た熱風をバッフルプレートでラジエータの上方部分へ導
いて加熱し延伸するようにして、延伸フィルムの上下の
温度のバラツキが小さくし、延伸フィルムの厚みの精度
を良くしようとするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図7の加熱セクション
31に示すように、テンタオーブン本体2の内部には、
熱風ノズル及びこの熱風ノズルに熱風を供給するプレナ
ムダクト3,4、フィルム17を横方向に延伸しながら
送るフィルムクリップ18と同クリップ18の走行用レ
ール等が設置されているので、断面積、容積は大きく、
熱風の流れは回流ダクト41に直ぐに吸い込まれるもの
と、図7のC、Dで示した部分でしばらく停滞した後、
吸い込まれるものとがあり、停滞した空気の温度が下が
り、一旦気化した潤滑油やオリゴマーが凝縮してテンタ
オーブンの壁に付着堆積して汚し、或いは停滞中に変質
して回流する熱風に混じってフィルムの表面を汚染する
不具合が起こる。上記テンタオーブンと同じ構造の本体
とノズルを使用した乾燥装置の場合も、同様に、温風の
流れは出口に直ぐに到達するものと、しばらく停滞した
後、出口に達するものとがあり、停滞した空気の温度が
下がり、水蒸気や潤滑油の気化した成分が凝縮して本体
の壁に付着堆積して汚れる不具合が生じる。
【0005】従来例のラジエータをフィルム走行部の横
側部に置いたフィルム延伸装置においても、戻り側の熱
風は一旦装置本体の広い室内に開放された後、バッフル
プレートによりラジエータに導くようにしているので、
熱風の流れが停滞する部分があり、温度のバラツキと、
凝縮した潤滑油やオリゴマーが装置の内壁に付着堆積す
ることは避けられない。
【0006】本発明は、フィルム加熱後の熱風の流れ
を、本体の両側の隅部に熱風が澱むことがないように整
流し、送風機へ回流するようにして、潤滑油やオリゴマ
ーの凝縮物が本体の内壁に付着堆積することを避けたテ
ンタオーブン、及び、このテンタオーブンと類似構造の
温風乾燥装置においても、フィルム乾燥後の温風の流れ
が本体の両側の隅部に澱むことがないように整流し、外
へ排出して、水蒸気が液化した水分や潤滑油の揮発分の
凝縮物が本体の内壁に付着堆積して汚れることを避けた
温風乾燥装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題に対し本発明
は、連続して送られるシート状フィルムに熱風又は温風
を吹付けて該フィルムを処理する処理セクションを含む
フィルム処理装置において、前記処理セクションの本体
は、熱風を吹き出す隙間を有するプレナムダクトをその
内部に具え、また該プレナムダクトから吹き出された熱
風をヒータ及び送風機へ回流するダクトに繋がる出口を
有してなり、前記処理セクションの本体内部は、多孔整
流板により、前記プレナムダクト側空間と前記出口側空
間とが仕切られていることを特徴とするフィルム処理装
置を以って課題解決の手段とする。前記多孔整流板は、
フィルム処理後の熱風又は温風が多孔整流板で整流され
て本体の隅部に澱むことなく送風機へ回流されるように
作用する。
【0008】また、連続して水平に送られるシート状フ
ィルムの上下から熱風を吹付けてフィルムを加熱軟化
し、横方向および/または縦方向に延伸する矩形断面の
加熱セクションを含むテンタオーブンにおいて、前記加
熱セクションは、熱風を吹き出す隙間を有する複数のプ
レナムダクトがフィルムを挟んで上下にフィルムの進行
方向と直角に設置された本体中央部と、熱風をヒータ及
び送風機へ回流するダクトへの出口が設けてある本体両
側室とを多孔整流板で仕切った構成とし、フィルム加熱
後の熱風が多孔整流板で整流されて本体の両側の隅部に
澱むことなく送風機へ回流されることを特徴とするテン
タオーブンを以って課題解決の手段とする。前記多孔整
流板は、フィルム加熱後の熱風が多孔整流板で整流され
て本体の両側の隅部に澱むことなく送風機へ回流される
ように作用する。
【0009】さらに、また、連続して水平に送られるシ
ート状フィルムの上下から温風を吹付けてフィルムを加
温乾燥する矩形断面の温風乾燥セクションを含む温風乾
燥装置において、前記温風乾燥セクションは、温風を吹
き出す隙間を有する複数のプレナムダクトがフィルムを
挟んで上下にフィルムの進行方向と直角に設置された本
体中央部と、フィルムから水分を奪って湿った温風の出
口が設けてある本体両側室とを多孔整流板で仕切った構
成とし、フィルム温風乾燥後の湿った温風が多孔整流板
で整流されて本体の両側の隅部に澱むことなく送り出さ
れることを特徴とする温風乾燥装置を以って課題解決の
手段とする。前記多孔整流板は、フィルム温風乾燥後の
湿った温風が多孔整流板で整流されることにより本体の
両側の隅部に澱むことなく外へ送り出されるように作用
する。
【0010】
【発明の実施の形態】
【第1の実施の形態】本発明の第1の実施の形態である
テンタオーブンの加熱セクションについて構成と作用を
図に基づいて説明する。図1はテンタオーブンの加熱セ
クションを示す側面断面図、図2は図1のA−A断面を
示す平面図、図3は図1のB−B断面を示す側面図、図
4は図1の整流板の多孔部を示す側面図である。
【0011】加熱セクション1を示す図において、2は
2重の壁の間に断熱材を挟んだ断熱性に優れた本体であ
る。本体2の中央で水平に広げられたフィルム17はそ
の両縁を水平面において斜めに走るクリップチエン18
にクリップされ、フィルム幅を広げながら送られる。
【0012】本体2内の空気は吸込ダクト11、12か
らヒータ8を通って加熱され、送風機10により加圧し
て送られ、フィルタ9において塵屑を取り除き、メイン
ダクト7から上下に別れて分流ダクト5、6を通り、分
流ダクト5、6から多数のプレナムダクト3、4に分け
られ、プレナムダクト3、4の細い隙間から加圧された
熱風をフィルム17の上下面に吹き出して加熱し、熱風
は再び吸込ダクト11、12に入り、ヒータ8と送風機
10へ回流する。19は仕切り壁を示す。プレナムダク
ト3、4を通る熱風の温度は、図示略の温度検出センサ
で検出され、図示略の制御装置においてフィルム17の
延伸指定温度になるようにヒータ8の加熱量が制御され
る。熱風が吸込ダクト11、12に吸い込まれる前に、
本体内に設けられた図4に示したような多数のパンチ孔
15a、15bが明けられた整流板15、16を通過す
る。この整流板15、16における開口率は約30%と
し、熱風は整流板15、16を通過する前後の圧力差
で、熱風は全面のパンチ孔15a、16aから均等に吸
込ダクト11、12側に夫々流れ込み、本体2の室内に
熱風の一部が停滞する事なく吸込ダクト11、12に流
入させることができる。
【0013】もし、図7に示したように、本体2内に整
流板15、16が無い場合には、熱風は吸込ダクト1
1、12に向かってできるだけ短い経路を通るので、図
7のC、Dで示した隅の部分や、ダクトの後側には熱風
の停滞する部分が生じる。このような熱風の滞留する部
分は本体2の壁に近いため温度が低下し、フィルム17
から蒸発したオリゴマーのガスや、クリップチエン18
の走行部の潤滑油から気化した石油系ガスが凝縮して本
体2の内側の壁に付着して汚し、或いは停滞中に変質し
て回流する熱風に混じって一部分はフィルタ9を通過し
てプレナムダクト3、4に達して、フィルム17の表面
を汚染する可能性がある。
【0014】整流板15、16があれば、熱風は本体2
の室内に停滞する事が無いので、オリゴマーのガスや潤
滑油から気化した石油系ガスが凝縮することなく、ま
た、回流する空気の一部を放出し、新鮮な空気を採り入
れることにより、発生したオリゴマー等のガスの濃度を
抑えることができる。
【0015】
【第2の実施の形態】本発明の第2の実施の形態である
温風乾燥装置の温風乾燥セクションについて構成と作用
を図に基づいて説明する。図5は温風乾燥装置の温風乾
燥セクションを示す側面断面図、図6は図5のE−E断
面を示す平面図である。
【0016】フィルムを冷却や洗浄処理をしたため、濡
れたフィルム27を乾燥する必要がある場合にも、第1の
実施形態のテンタオーブンの加熱セクション1における
本体2の構成を、そのまま温風乾燥装置の乾燥セクショ
ン21の本体としても使用することができるので、この本
体2を用いて温風乾燥装置とした場合の構成と作用につ
いて説明する。従って、図3、図4は、この第2の実施
の形態においても共用される。また、第1の実施形態と
同じ構成の部品は同形態のものと同じ部品番号を付し
た。
【0017】本体2の中央で水平に広げられたフィルム
27はその両縁を水平面において平行に走るクリップチエ
ン18にクリップされて送られる。送風機10によって
吸い込まれた新鮮な空気はヒータ25を通って加熱され
て乾燥した温風となり、メインダクト26から上下に別
れて分流ダクト5、6を通り、分流ダクト5、6から多
数のプレナムダクト3、4に分けられ、プレナムダクト
3、4の細い隙間からフィルム27の上下面に吹き出し
てフィルム27を乾燥し、湿った温風は排出ダクト2
2、23に入り、排出ダクト22、23は合流して熱交
換器24に送られ、ここで送風機10によって吸い込まれ
る空気と熱交換し、供給された新しい空気は温められ、
排出された湿った空気は温度が下がって水蒸気を凝縮
し、空気は外へ放出される。供給空気は更にヒータ25で
温められる。プレナムダクト3、4を通る温風の温度
は、図示略の温度検出センサで検出され、図示略の制御
装置においてヒータ25の加熱量を制御してプレナムダク
ト3、4を通る温風の温度が乾燥指定温度になるように
する。
【0018】温風が排出ダクト22、23で排出される
前に、本体2内に設けられた多数のパンチ孔15a、1
6aが明けられた整流板15、16を通過する。この整
流板15、16における開口率は約30%であり、温風
は整流板15、16を通過する前後で生じる圧力差で全
面のパンチ孔15a、16aから均等の速度で排出ダク
ト22、23側の室に夫々流れ込み、本体2の室内に温
風の一部が停滞する事なく排出ダクト22、23に流入
させることができる。
【0019】もし、図7に示したように、本体2内に整
流板15、16が無い場合には、温風は排出ダクト2
2、23に向かってできるだけ短い経路を通るようにな
るので、図7のC、Dで示した隅の部分や、ダクトの後
側には温風の停滞する部分が生じる。このような温風の
滞留する部分は本体2の壁に近いため温度が低下し、フ
ィルム27から蒸発した水分や、クリップチエン18の走
行部の潤滑油から気化した石油系ガスが凝縮して本体2
の内側の壁を濡らしたり汚したりする。
【0020】整流板15、16があれば、温風は本体2
の室内に停滞する事が無いので、温風に含まれた水蒸気
や潤滑油から気化した石油系ガスが凝縮することなく、
本体2の内壁を濡らしたり汚したりすることが無くな
る。
【0021】
【発明の効果】本発明は、水平に支えられたフィルム面
の上下から熱風を吹付けてフィルムを軟化し、横方向ま
たは縦横方向に延伸するテンタオーブンの加熱セクショ
ンにおいて、熱風を吹き出す隙間を備えた上下のプレナ
ムダクトが設置された中央部と、熱風をヒータ及び送風
機へ回流するダクトへの出口が設けてある本体両側室と
を多孔仕切板で仕切る構成とし、フィルム加熱後の熱風
が多孔仕切板で整流されて本体の両側の隅部に熱風が澱
むことなく送風機へ回流するようにしたので、熱風は本
体の室内に停滞する事が無くなり、オリゴマーのガスや
潤滑油から蒸発した石油系ガスが凝縮することなく、凝
縮した不純物がフィルムの表面を汚染することが無くな
る効果がある。
【0022】また、上記の加熱セクションと同じ本体の
構成を温風乾燥装置として使用した場合も、同様に、湿
度が高い温風は本体の室内に停滞する事が無いので、温
風に含まれた水蒸気や潤滑油から気化した石油系ガスが
凝縮することなく、本体の内壁を濡らしたり汚したりす
ることが無くなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るテンタオーブン
の加熱セクションを示す側面断面図である。
【図2】図1のA−A断面を示す平面図である。
【図3】図1のB−B断面を示す側面図である。
【図4】図1の整流板の多孔部の一部を示す側面図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る温風乾燥装置の
温風乾燥セクションを示す側面断面図である。
【図6】図5のE−E断面を示す平面図である。
【図7】従来のテンタオーブンの加熱セクションの側面
断面図である。
【符号の説明】
1 加熱セクション 2 本体 3、4 プレナムダクト 8 ヒータ 9 フィルタ 10 送風機 11、12 吸込ダクト 15、16 整流板 17 フィルム 21 乾燥セクション 22、23 排出ダクト 25 ヒータ 24 熱交換機 27 フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 敬高 愛知県名古屋市中村区岩塚町字九反所60番 地の1 中菱エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3L113 AA03 AB02 AB09 AC08 AC67 BA28 DA05 4F210 AM27 QA02 QC03 QC05 QD32 QG01 QG18

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続して送られるシート状フィルムに熱
    風又は温風を吹付けて該フィルムを処理する処理セクシ
    ョンを含むフィルム処理装置において、 前記処理セクションの本体は、熱風を吹き出す隙間を有
    するプレナムダクトをその内部に具え、また該プレナム
    ダクトから吹き出された熱風をヒータ及び送風機へ回流
    するダクトに繋がる出口を有してなり、前記処理セクシ
    ョンの本体内部は、多孔整流板により、前記プレナムダ
    クト側空間と前記出口側空間とが仕切られていることを
    特徴とするフィルム処理装置。
  2. 【請求項2】 連続して水平に送られるシート状フィル
    ムの上下から熱風を吹付けてフィルムを加熱軟化し、横
    方向および/または縦方向に延伸する矩形断面の加熱セ
    クションを含むテンタオーブンにおいて、 前記加熱セクションは、熱風を吹き出す隙間を有する複
    数のプレナムダクトがフィルムを挟んで上下にフィルム
    の進行方向と直角に設置された本体中央部と、熱風をヒ
    ータ及び送風機へ回流するダクトへの出口が設けてある
    本体両側室とを多孔整流板で仕切った構成とし、フィル
    ム加熱後の熱風が多孔整流板で整流されて本体の両側の
    隅部に澱むことなく送風機へ回流されることを特徴とす
    るテンタオーブン。
  3. 【請求項3】 連続して水平に送られるシート状フィル
    ムの上下から温風を吹付けてフィルムを加温乾燥する矩
    形断面の温風乾燥セクションを含む温風乾燥装置におい
    て、 前記温風乾燥セクションは、温風を吹き出す隙間を有す
    る複数のプレナムダクトがフィルムを挟んで上下にフィ
    ルムの進行方向と直角に設置された本体中央部と、フィ
    ルムから水分を奪って湿った温風の出口が設けてある本
    体両側室とを多孔整流板で仕切った構成とし、フィルム
    温風乾燥後の湿った温風が多孔整流板で整流されて本体
    の両側の隅部に澱むことなく送り出されることを特徴と
    する温風乾燥装置。
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