JP4733303B2 - テンタオーブン装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、揮発物除去装置を備えたテンタオーブン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
横延伸機等のテンタオーブン装置は、シート状のプラスチックフィルムの両縁を該フィルムの一側および他側に配設したクリップチエンのクリッパでそれぞれ把持し、このクリップチエンを駆動することによって該フィルムを水平に移送する。
移送中のプラスチックフィルムは、熱風によって加熱軟化され、かつ、上記各クリップチエン相互の間隔の拡大によって引張されるので、幅方向に延伸(横延伸)されることになる。
【0003】
一般に、上記プラスチックフィルムの加熱に用いられる熱風は、熱効率の観点から循環される。この循環する熱風中には、加熱されたプラスチックフィルムから発生するオリゴマや添加物、および/またはクリップチエン等に用いられる潤滑油の揮発分が不純物として混入することになる。
この不純物は、熱風の循環の途中で冷却されて小さな液滴や固体粉となって熱風循環通路内に付着するので、熱風と共にフィルムの表面に飛着して該フィルムの品質を低下させるという問題を発生させる。
【0004】
そこで、例えば、特開平5−253434号に係るフィルム用ステンタにおいては、上記の問題を解決する手段として不純物除去装置を設けている。
図4に示すように、このフィルム用ステンタ1では、左右のクリップ3で両縁を把持したフィルム2を図4の紙面に垂直な方向に走行させる。そして、フィルム2の走行方向に沿ってオーブン4内に設けられた多数のノズル5から熱風を噴射させて該フィルム2を軟化し、その軟化したフィルム2を延伸させる。
上記ノズル5から噴射された熱風は、熱交換器7で所定の温度まで加熱処理された後、循環フアン8、ダクト9および風量調整ダンパ10を介して上記ノズル5に圧送され、該ノズル5から再びフィルム2の上下面に噴射される。このように、フィルム2を加熱するための熱風は、循環経路6を循環しながら繰り返し使用される。
【0005】
ところで、上記熱風の一部は、循環経路6における循環ファン8の下流側で分岐された後、ダクト12、風量調整ダンパ13、不純物除去装置14、熱交換器7および循環ファン8が介在する循環経路を循環する。この循環経路中に介在する不純物除去装置14は、図5に示すように、上記分岐された熱風の一部を水冷フィン15によって冷却して、この熱風中に含まれる不純物を凝縮液滴化して除去し、さらに固化した不純物を電気集塵器16で捕捉除去するものである。
なお、図5において、17は冷却フィン用バルブ、18は電気集塵器用の直流発生器、19は高圧ケーブル、20はトレイ、21はドレンポットをそれぞれ示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、プラスチックフィルムの延伸装置では、不純物除去装置をオーブンの上に配設するトップファン方式の構造が採用され、図4に示したステンタもこのような構造を採用している。
しかし、このような方式の構造では、不純物除去装置が高い位置におかれるので、不純物の取出し作業を含む該不純物除去装置の維持保守作業が簡便に行なえない。
【0007】
本発明の目的は、このような状況に鑑み、不純物去装置の取扱が容易なテンタオーブン装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、オーブンチャンバ内で水平移送されるシート状フィルムに熱風を吹付けて該フィルムを軟化させる熱風吹付手段と、前記フィルムに吹付けられた熱風を前記オーブンチャンバから導出し、その導出された熱風を加熱手段で加熱処理した後、前記熱風吹付手段に再び供給する熱風循環路とを備え、前記熱風の吹付けによって加熱軟化されたシート状フィルムを横方向または縦横方向に延伸するようにしたテンタオーブン装置であって、前記熱風循環路は、前記導出された熱風の一部を前記加熱手段に送る第1戻ダクトと、前記導出された熱風の残部を前記加熱手段に送る第2戻ダクトとを備え、前記第1戻ダクトに、不純物除去手段および該不純物除去装置への温風の流入量を調整するダンパを配設し、前記不純物除去手段を前記オーブンチャンバの外方下側部に配置したことを特徴としている
【0009】
前記熱風循環路に、前記熱風吹付手段を挟む形態でオーブンチャンバ内の上部及び下部にそれぞれ配設された上側戻ダクトと下側戻ダクトとを含ませ、前記フィルムに吹付けられた熱風をこの上側戻ダクトと下側戻ダクトを介して前記オーブンチャンバから導出させるようにしてもよい。この構成によれば、熱風の一部のみが不純物除去装置を通過することになるので、該不純物除去装置におけるエネルギ消費を低減することができる。
【0010】
上記不純物除去手段として、前記温風を分散流通させるべく所定の間隔で配列させた複数の偏平ダクトと、これらの偏平ダクトの外周囲に冷却流体を流通させる冷却流体流通手段とを備えた冷却器を使用することができる。
この冷却器からなる不純物除去手段によれば、上記各偏平ダクトを通過する温風に含まれたガス状不純物質が凝縮凝固してそれらのダクトの内面に付着するので、上記各ダクトを通過した温風中における不純物質の含有率が大幅に低下することになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るテンタオーブン装置の実施の形態を図1〜図3を参照して説明する。
図1および図2は、それぞれ循環熱風クリーン化手段を備えた本発明に係るテンタオーブン装置の第1実施形態および第2実施形態を示す縦断面図である。また、図3は、第1および第2実施形態の双方において用いられる揮発物除去装置の斜視図である。
【0012】
(第1実施形態の構成)
図1において、オーブンチャンバ31は、内外2枚の板で断熱材を挟んだ断熱壁によって囲まれている。このオーブンチャンバ31内には、図1の紙面に垂直な方向に走行する一対のクリップチェン32が所定の間隔を置いて配設されている。これらのクリップチェン32は、フィルム33の一方および他方の縁を掴んだ状態でそれら間の間隔を広げながら走行する。
【0013】
オーブンチャンバ31上には、モータ35によって駆動される送風機34が配設されている。送風機34の出口に接続されたメインダクト36は、オーブンチャンバ31内において上側分流ダクト37および下側分流ダクト38に分岐し、上側分流ダクト37が上側プレナムダクト39に、また、下側分流ダクト38が下側プレナムダクト40にそれぞれ接続されている。
上側プレナムダクト39および下側プレナムダクト40は、それら間に上記フィルム33および各クリップチエン32が介在されるように、所定の間隔をおいて相対向し、それらの対向面にそれぞれ多数の丸孔又は細いスリット状孔からなる吹出ノズル(図示せず)が設けられている。
【0014】
上側戻ダクト41および下側戻ダクト42は、プレナムダクト39,40を挟むように、オーブンチャンバ31内の上部および下部に水平に配設されている。上側戻ダクト41は、左右のクリップチエン32の上方においてそれぞれ下向きに開口する吸入口41a,41aを備え、同様に、下側戻ダクト42は、左右のクリップチエン32の下方においてそれぞれ上向に開口する吸入口42a,42aを備えている。
上側戻ダクト41および下側戻ダクト42は、その一部がオーブンチャンバ31の外に導出され、その導出部分がオーブンチャンバ31の外方下側において合流戻ダクト43に接続されている。
【0015】
合流戻ダクト43には、不純物除去手段たる後述の揮発物除去装置44を介してメイン戻ダクト45の一端が連結されている。メイン戻ダクト45の他端は上記送風機34の近くに位置され、ヒータ48を介して該送風機34の入口に連結されている。
メイン戻ダクト45の下部に位置した上記揮発物除去装置44の出口部位には、ドレンリザーバ46が設けられ、また、このドレンリザーバ46の下側には、開閉弁を備えた排出口47が設けられている。
【0016】
冷却ダクト49は、揮発物除去装置44を上下に貫通し、その下端部にはその内部に冷却用の外気を送り込む冷却送風機50が設けられている。なお、この冷却ダクト49を冷却水の通路としてもよく、その場合、冷却送風機50に代えて冷却水供給管がこの冷却ダクトに連結される。
揮発物除去装置44は、図3に示すように、多数の細長い四角形状の孔44cを有する2枚の厚板44aを対向させ、個々の厚板44aの対向する孔44c相互をこの孔44cに対応する通路断面積を有した偏平状小ダクト(パス)44bで繋いだ構成を有する。なお、各ダクト44bの底板は、後流側が下がる勾配を有している。
【0017】
(第1実施形態の作用)
上記第1実施形態に係るテンタオーブン装置は、その稼働中、送風機34が運転状態におかれる。したがって、ヒータ48によって加熱された空気(以下、熱風と呼ぶ)は、この送風機34によって吸引されてメインダクト36に圧送される。なお、熱風の温度は、図示省略の温度制御装置によるヒータ48の制御によってフィルム33の延伸加工に適する所定の温度に設定される。
【0018】
メインダクト36に送り込まれた熱風は、上側分流ダクト37および下側分流ダクト38に分流された後、上側プレナムダクト39および下側プレナムダクト40に供給される。これにより、上側プレナムダクト39よび下側プレナムダクト40の吹出ノズルからそれぞれフィルム33の上面および下面に向かって熱風が吹付けられ、その結果、該フィルム33が加熱されて軟化する。この軟化されたフィルム33は、左右のクリップチエン32によって幅方向に広げられながら送られるので、幅方向に延伸(横延伸)されることになる。
【0019】
フィルム33に吹付けられて若干温度が低下した熱風は、クリップチエン32の側方から上下に別れた後、上側戻ダクト41の各吸入口41aおよび下側戻ダクト42の各吸入口42aに流入する。
上側戻ダクト41および下側戻ダクト42に流入した熱風は、合流戻ダクト43において合流された後、図3に示した揮発物除去装置44の各孔44cを介して対応する偏平ダクト44b内に導入される。
この各ダクト44bに流入する熱風には、プラスチックフィルム33から発生したオリゴマや添加物および/またはクリップチエン32に用いられる潤滑油の揮発分等のガス状不純物質が含まれている。
【0020】
上記各ダクト44bの外周囲には、図1に示す冷却送風機50によって冷却ダクト49に送り込まれる冷却用空気、あるいは、図示していない冷却水供給管から該ダクト49に供給される冷却水が流通する。したがって、各ダクト44b内を通過する熱風に含まれた上記ガス状不純物質は、凝縮凝固して該各ダクト44bの内壁面に付着した後、この内面を流下して上記ドレンリザーバ46に集められる。なお、ドレンリザーバ46に集められた不純物質は、適宜に排出口47から外に排出される。
【0021】
揮発物除去装置44によって不純物質を除去された熱風は、ヒータ48によって所定の温度まで加熱された後、送風機34を通って再びフィルム33の加熱に供される。
このように、この第1実施形態に係るテンタオーブン装置では、熱風が循環移動される。そして、熱風の循環経路中に設けられた揮発物除去装置44の不純物除去作用によって、該熱風中に含まれる不純物の量がオーブンチャンバ31内で発生する量に対して一定の許容レベルに抑えられることになる。
【0022】
この第1実施形態に係るテンタオーブン装置によれば、揮発物除去装置44がオーブンチャンバ31の下側部に配置されているので、この揮発物除去装置44によって除去採集された不純物の排出作業、該揮発物除去装置44の清掃作業、保守点検ならびに交換作業を容易に実施することが可能になる。
【0023】
(第2実施形態の構成)
図2に示す第2実施形態に係るテンタオーブン装置は、第1実形態に係るテンタオーブン装置のメイン戻ダクト45の部位における構成が異なっていることを除き、この第1実形態に係るテンタオーブン装置と共通した構成を有する。
そこで、以下においては、第1実施形態に使用されている構成要素と同じまたは類似の要素に同じ符号を付してそれらの説明を省略する。
【0024】
この第2実施形態に係るテンタオーブン装置は、下側戻ダクト42からヒータ48に至る第1戻ダクト45′および下側戻ダクト42から分岐してヒータ48に至る第2戻ダクト45″を備えている。
オーブンチャンバ31の外方下側に位置した第1戻ダクト45′の下部水平部には、図3に示す前記揮発物除去装置44が配設されるとともに、その配設位置よりも上流側の位置にダンパ51が設けられている。また、第2戻ダクト45″は、その途中に上側戻ダクト41が連結されている。
【0025】
(第2実施形態の作用)
第1実施形態の場合と全く同様に、この第2実施形態においても、ヒータ48で加熱された熱風が送風機34および上下のプレナムダクト39,40を介してフィルム33に吹付けられ、これによって軟化されたフィルム33がクリップチエン32で幅方向に延伸されながら送られる。
フィルム33に吹付けられた熱風は、若干温度を下げて吸入口41aおよび42aからそれぞれ上側戻ダクト41および下側戻ダクト42に吸引される。そして、上側戻ダクト41を通過した熱風および下側戻ダクト42を通過した熱風の一部が第2戻ダクト45″を通ってヒータ48に送られるとともに、下側戻ダクト42を通過した熱風の残部がダンパ51、揮発物除去装置44および第1戻ダクト45′を通ってヒータ48に送られる。なお、ダクト45′,45″を通る熱風は、ヒータ48の手前において合流される。
【0026】
揮発物除去装置44を通る熱風には、ガス状の不純物が含まれている。このガス状の不純物は、第1実施形態の場合と同様に、揮発物除去装置44によって凝縮凝固されて流下し、ドレンリザーバ46に集められる。なお、揮発物除去装置44を通る熱風の量は、ダンパ51によって調整される。
このテンタオーブン装置によれば、循環する熱風の一部のみが揮発物除去装置44を通過することから、揮発物除去装置44で失う熱エネルギー量が小さく、そのため、運転コストの低減を図ることができる。
なお、この第2の実施形態に係るテンタオーブン装置は、オーブンチャンバ31内で発生する不純物の量が少ない場合に採用して好適である。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、不純物除去手段がオーブンチャンバの外方下側部に配置されているので、この不純物除去手段によって除去採集された不純物の排出作業や、該不純物除去手段の清掃や予備セルとの交換などの保守作業が容易になる。
【0028】
また、熱風循環路に上記不純物除去手段をバイパスするバイパス路を設け、かつ、このバイパス路の分岐部位に前記不純物除去手段への前記温風の流入量を調整するダンパを配設するように構成することにより、熱風の一部のみを不純物除去装置に通過させて、上記不純物除去装置におけるエネルギ消費を低減することができる。
【0029】
さらに、上記不純物除去手段として、温風を分散流通させるべく所定の間隔で配列させた複数の偏平ダクトおよびこれらの偏平ダクトの外周囲に冷却流体を流通させる冷却流体流通手段とを備えた冷却器を使用すれば、水冷フィンや電気集塵器を用いた不純物除去手段を使用する場合に比して、装置コストの低減を図ることができる。
また、上記構成の不純物除去手段を使用すれば、この不純物除去手段による熱風の冷却温度と、該不純物物除去手段を通過する熱風の量との双方で熱風のクリンー化度合を調整することができるので、その調整作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るテンタオーブン装置の縦断面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係るテンタオーブン装置の縦断面図である。
【図3】 揮発物除去装置の構成を例示した斜視図である。
【図4】 従来のフィルム用ステンタの概略縦断面図である。
【図5】 図4に示す不純物除去装置の拡大断面図である。
【符号の説明】
31 オーブンチャンバ
32 クリップチェン
33 フィルム
34 送風機
35 送風機モータ
36 メインダクト
37 上側分流ダクト
38 下側分流ダクト
39 上側プレナムダクト
40 下側プレナムダクト
41 上側戻ダクト
41a 吸入口
42 下側戻ダクト
42a 吸入口
43 合流戻ダクト
44 揮発物除去装置
45 メイン吸入ダクト
45′ 第1戻ダクト
45″ 第2戻ダクト
46 ドレンリザーバ
47 排出口
48 ヒータ
49 冷却ダクト
50 冷却送風機
51 ダンパ

Claims (3)

  1. オーブンチャンバ内で水平移送されるシート状フィルムに熱風を吹付けて該フィルムを軟化させる熱風吹付手段と、前記フィルムに吹付けられた熱風を前記オーブンチャンバから導出し、その導出された熱風を加熱手段で加熱処理した後、前記熱風吹付手段に再び供給する熱風循環路とを備え、前記熱風の吹付けによって加熱軟化されたシート状フィルムを横方向または縦横方向に延伸するようにしたテンタオーブン装置であって、
    前記熱風循環路は、前記導出された熱風の一部を前記加熱手段に送る第1戻ダクトと、前記導出された熱風の残部を前記加熱手段に送る第2戻ダクトとを備え、
    前記第1戻ダクトに、不純物除去手段および該不純物除去装置への温風の流入量を調整するダンパを配設し、
    前記不純物除去手段を前記オーブンチャンバの外方下側部に配置したことを特徴とするテンタオーブン装置。
  2. 前記熱風循環路は、前記熱風吹付手段を挟む形態でオーブンチャンバ内の上部及び下部にそれぞれ配設された上側戻ダクトと下側戻ダクトとを含み、前記フィルムに吹付けられた熱風をこの上側戻ダクトと下側戻ダクトを介して前記オーブンチャンバから導出させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のテンタオーブン装置。
  3. 前記不純物除去手段として、前記温風を分散流通させるべく所定の間隔で配列させた複数の偏平ダクトおよびこれらの偏平ダクトの外周囲に冷却流体を流通させる冷却流体流通手段を備えた冷却器を用いることを特徴とする請求項1または2に記載のテンタオーブン装置。
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