JPS6136911B2 - - Google Patents

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JPS6136911B2
JPS6136911B2 JP59122437A JP12243784A JPS6136911B2 JP S6136911 B2 JPS6136911 B2 JP S6136911B2 JP 59122437 A JP59122437 A JP 59122437A JP 12243784 A JP12243784 A JP 12243784A JP S6136911 B2 JPS6136911 B2 JP S6136911B2
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JP
Japan
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seaweed
drying
drying chamber
chamber
warm air
Prior art date
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JP59122437A
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English (en)
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JPS611370A (ja
Inventor
Shigetaka Ootsubo
Chikanosuke Oki
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Individual
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Publication of JPS611370A publication Critical patent/JPS611370A/ja
Publication of JPS6136911B2 publication Critical patent/JPS6136911B2/ja
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は海苔乾燥装置に係り、海苔乾燥室を略
閉鎖構造とし、かつ暖気吹き出しダクトから海苔
簀搬送空間へ吹き出される風量を風量調節器によ
り制御することにより、海苔乾燥の場所的、時間
的ばらつきに対応して均一な海苔乾燥を行えるよ
うにしたものである。
海苔の乾燥は、一般に乾燥室の側方に配設され
た熱交換室において空気を暖め、暖められた暖気
を乾燥室へ送り込むことにより行われるが、乾燥
室内には多数の海苔(一般に数千枚)が搬送路上
を搬送されており、これらの多数の海苔を均一に
乾燥させることはきわめて難しく、未乾燥や乾燥
過剰などの乾燥不良海苔が生じやすいものであつ
た。特にこの種海苔乾燥室はかなり大形(一般に
その長さ10m以上)であるため、暖気は乾燥室内
にまんべんなく均一にゆきわたらず、海苔乾燥に
場所的、時間的ばらつきを生じやすいものであつ
た。またこの種従来の海苔乾燥室は、その上部は
開放された構造となつており、海苔の水分を奪つ
た暖気は、この開放された上部からそのまま外界
へ放出されていたため、単に熱効率が悪いだけで
なく、乾燥室へ送り込む暖気の風量制御、ひいて
は乾燥室の湿度や温度の正確な制御がきわめて難
しい等の問題点があつた。
本発明は上記の点を勘案してなされたものであ
つて、乾燥室へ送り込む風量の正確な調節を可能
とすることにより、乾燥室内を搬送させるすべて
の海苔を均一にかつ熱効率よく乾燥しうるように
した新規な海苔乾燥装置を提供することを目的と
してなされたものであつて、海苔の無端搬送路が
配設された乾燥室と、該乾燥室の側方に配設され
て該乾燥室に連通する熱交換室とを備えた海苔乾
燥装置において、上記乾燥室の上部を天井部材1
aにより閉鎖して該乾燥室1を略閉鎖構造とし、
かつ該乾燥室1の海苔簀搬送空間の下方に少なく
ともその上面に暖気吹き出し孔が形成された暖気
吹き出しダクトをその開口を上記熱交換室側へ向
けて複数個並設し、各開口に風量調節器を設けた
ものであり、かくすることにより上記各風量調節
器を操作して上記各ダクトへ送り込まれる暖気の
風量を調節し、各ダクトから海苔簀搬送空間へ送
り出される暖気の風量を正確に制御して海苔乾燥
の場所的、時間的ばらつきをなくし、以つて海苔
を均一に乾燥させて仕上がりのよい乾海苔を製造
できるようにしたものである。以下図面を参照し
ながら本発明の実施例の説明を行う。
第1図〜第4図は本発明に係る海苔乾燥装置を
示すものであつて、1は海苔乾燥室であり、該乾
燥室1内には海苔の無端搬送路を構成する無端チ
エン2が張設されている。該乾燥室1は、後述す
るように略閉鎖された構造となつている。25,
26は乾燥室1の前面に形成された搬入口、搬出
口であつて、各口25,26の上下にはローラ2
7がそれぞれ対設されており、ホルダー3に保持
された海苔簀4は、各ローラ27の間を通つて各
口25,26から乾燥室1に出し入れされる。各
ローラ27は各口25,26をできるだけ閉塞し
て、乾燥室1の密閉性を高めるために配設された
ものである。ホルダー3は上記無端チエン2に載
荷されて乾燥室1内を搬送され、上記簀4に展着
する海苔mの乾燥が行われる。5は海苔簀搬送空
間A,Aの下方に多数並列された略箱形状の暖気
吹き出しダクトであつて、その開口9を乾燥室1
の側方に配設された熱交換室10へ向けて並設さ
れており、その内部は暖気吹き出し空間Bとなつ
ている。6は上記ダクト5の上板であつて、暖気
吹き出し孔7が多数形成されている。8は上記ダ
クト5の下板であつて熱交換室10側から他側へ
向かつて上り勾配にて斜設されている。上記乾燥
室1はその上部に配設された天井部材1aや上記
ダクト5により上下の海苔簀搬送空間A,Aに分
割されており、かつ該天井部材1aを配設するこ
とにより該乾燥室1は略閉鎖された構造となつて
いる。
熱交換室10の上部は天井部材10aにより閉
鎖されて該熱交換室10も略閉鎖された構造とな
つており、またその内部には熱交換用ダクト11
が配設されている。該ダクト11は周知バーナ
(図示せず)に接続されており、その内部にはバ
ーナにより加熱された高温の熱気が循環し、その
放熱によりダクト11周辺の空気を暖める。12
は乾燥室1の下部に設けられた空気の流通路であ
つて、該流通路12と上記熱交換室10の境界部
にはフアン13が配設されている。このフアン1
3は上記熱交換室10へ向かつて送風する方向に
回転する。熱交換室10の室内空間Cは上記暖気
吹き出し空間Bと連通して同一空間D(第2図に
おいて鎖線にて囲まれた空間)を形成している。
該空間Dは略もしくは略々閉鎖された空間であつ
て、該空間Dに向かつて上記フアン13により空
気が強制的に送りこまれるようになつており、し
たがつて該空間Dの空気圧はフアン13により強
制的に送り込まれる空気圧により略一定となり、
該空間Dは略定圧空間を構成している。14は空
気案内兼用の仕切り板である。
15は乾燥室1の熱交換室10の反対側に配設
された熱交換器であつて、上記空間A,Aに吹上
げられた暖気の一部は、流通路12を通つて上記
フアン13により再び熱交換室10内へ送られ、
またその一部は該熱交換器15を通つてその下方
の排出口16から排気される。21は排気用フア
ンである。また熱交換器15の上方には吸気口1
7が開設されており、該吸気口17から吸入され
た空気は熱交換器15を通り、上記フアン13に
より熱交換室10へ送り込まれるが、熱交換器1
5内を通る際に排気口16へ向かつて流れる暖気
の熱を奪い、相当温度にまで暖められたうえで、
フアン13により熱交換室10へ送られる。18
は上記吸気口17に配設された風量調節用ダンパ
ー、19は乾燥室1側部の空気流通路であつて、
上記流通路12等とともに暖気の循環路を構成し
ている。22は該流通路19に配設されたフアン
である。23は上記各開口9に配設された風量調
節器としてのダンパーであり、次に第5図を参照
しながらその詳細を説明する。
各ダンパー23はカラー24を介して同一回転
軸25に回転自在に取り付けられており、それぞ
れ各ダクト5の各開口9の前方に位置している。
26は回転軸22の軸受けである。27はダンパ
ー23の直立した操作杆であつて、連結板28を
介してカラー24に取り付けられており、その上
端部は上記熱交換室10の天井部材10aの上方
に突出している(第2図も併せて参照)。操作杆
27上端部はネジ部271となつており、該ネジ
部271に螺着されたナツト29を回転させて操
作杆27を昇降させると、ダンパー23は回転軸
25を中心に回転して開口9は開閉される。各開
口9の各ダンパー23は、各操作杆27により他
のダンパー23とは、無関係に独立して回転でき
るものであり、かくすることにより各ダクト5内
へ送り込まれる暖気の風量をそれぞれ自由に調節
できるようになつている。第3図において30は
抄部、31は脱水部、32は剥離部である。
本海苔乾燥装置は上記のような構成より成り、
吸気口17から吸入された外気は、フアン13に
より熱交換室10へ送り込まれて熱交換ダクト1
1の放熱により適温まで暖められ、暖められた暖
気は各ダクト5内へ入り、その吹き出し孔7から
海苔搬送用空間A,Aへ吹き出し、簀4に展進す
る海苔mの乾燥が行われる。その際、空気はフア
ン13によりほぼ閉鎖された空間D内へ強制的に
送り込まれるから、該空間D内は略定圧状態とな
りしたがつてダクト5内の暖気は、各吹き出し孔
7から均一に空間A,Aへ向かつて吹き出す。海
苔mの水分を奪つた暖気の一部は、上述のように
フアン13により再び熱交換室10へ送り込ま
れ、またその一部は排気口16から排気される。
また上記空間A,Aよりも排気側に設けられた上
記フアン22の排風作用により、空間A,A内は
減圧状態となり、したがつて海苔mは減圧乾燥さ
れてより一層その乾燥効果は上る。特に本乾燥室
1は、その上部に天井部材1aを配設して略閉鎖
された構造となつているから、上記空間B,Bか
ら空間A,Aへ上昇した暖気は、従来の乾燥室の
ようにその上部からそのまま外界へ放出されるこ
となく、流通路19を通つて再び熱交換室10へ
入つて再度適温まで昇温されて乾燥室1へ送られ
るから、熱効率がきわめてよく、かつ乾燥室1の
減圧効果も高められる等の利点がある。
ところで上述のようにこの種海苔乾燥室は一般
に相当大形であることもあつて、海苔mの乾燥は
場所的あるいは時間的なばらつきを生じやすい。
かかる乾燥のばらつきをなくし、各海苔mを常に
均一かつ適度に乾燥させるには、海苔簀搬送空間
A,A内を搬送される海苔mへの暖気の吹き当て
を正確に制御することが必要となる。しかして本
装置においては、上記空間A,Aへ向かつて暖気
を吹きだすダクト5を上記空間A,Aの下方に並
設し、かつ各ダクト5へ送り込まれる暖気の風量
をダンパー23を開閉することにより独立して自
由に調節できるようにしているので、海苔乾燥の
場所的、時間的変動に対応して上記空間A,Aへ
吹き出す暖気の風量を正確にかつきめ細かく制御
し、海苔mを常に均一かつ速度に乾燥させて仕上
がりのよい乾海苔を製造することができる。さら
に本乾燥室1は、天井部材1aを配設して略閉鎖
された構造となつているため、該乾燥室1へ送り
込む風量の調整を正確に行うことができ、ひいて
は乾燥室1の湿度や温度の調節をより正確に行う
ことができる。
第6図は本発明の他の実施例を示すものであつ
て、各ダンパー23は同一カラー29に取り付け
られており、一本の操作杆21により操作され
る。すなわち各ダンパー23は一本の操作杆27
の操作により一緒に回転する点において、上記第
一実施例のものと異なつている。
第7図は本発明の更に他の実施例を示すもので
あつて、上記乾燥室1内には湿度検知器33が設
けられている。該検知器33は制御回路34に接
続され、該制御回路34は、上記操作杆27のネ
ジ部271に噛合するギヤ35を駆動するモータ
36に接続されている。かかる構成において、乾
燥室1の湿度が制御回路34において設定された
値よりも高くなると、モータ36が駆動して各ダ
ンパー23が開く方へギヤ35を回転させ、また
これよりも低くなると、モータ36は逆転して各
ダンパー23が閉じる方へギヤ35を回転させ
る。このようにダンパー23の開閉は、温度検知
器33や制御回路34等を用いて自動的に行うよ
うにしてもよい。
本発明は上記各実施例に限定されるものではな
く、更に種々の設計変更が可能であつて、例えば
簀4をホルダー3に取り付けずに搬送路上を搬送
する形式の海苔乾燥装置等の他の形式の海苔乾燥
装置にも適用できるものである。
以上説明したように本発明に係る海苔乾燥装置
は、海苔mの無端搬送路2が配設された乾燥室1
と、該乾燥室1の側方に配設されて該乾燥室1に
連通する熱交換室10とを備えた海苔乾燥装置に
おいて、上記乾燥室1の上部を天井部材1aによ
り閉鎖して該乾燥室1を略閉鎖構造とし、かつ該
乾燥室1の海苔簀搬送空間Aの下方に少なくとも
その上面に暖気吹き出し孔7が形成された暖気吹
き出しダクト5をその開口9を上記熱交換室10
側へ向けて複数個並設し、各開口9に風量調節器
23を設けて成るので、ダクト5の風量調節器2
3を操作することにより、海苔乾燥の場所的ある
いは時間的変動に対応して搬送路2上の海苔mに
吹きあてる暖気を正確に制御し、乾燥のばらつき
をなくして仕上がりのよい乾海苔を製造すること
ができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すものであつて、第1
図は海苔乾燥装置の斜視図、第2図は正面図、第
3図は側面図、第4図は部分側面図、第5図は部
分斜視図、第6図は本発明の他の実施例の部分斜
視図、第7図は本発明の更に他の実施例の側面図
である。 1……乾燥室、2……無端搬送路としての無端
チエン、4……簀、5……暖気吹き出しダクト、
7……暖気吹き出し孔、9……開口、10……熱
交換室、23……風量調節器としてのダンパー、
m……海苔、A……海苔簀搬送空間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 海苔の無端搬送路が配設された乾燥室と、該
    乾燥室の側方に配設されて該乾燥室に連通する熱
    交換室とを備えた海苔乾燥装置において、上記乾
    燥室の上部を天井部材1aにより閉鎖して該乾燥
    室1を略閉鎖構造とし、かつ該乾燥室1の海苔簀
    搬送空間の下方に少なくともその上面に暖気吹き
    出し孔が形成された暖気吹き出しダクトをその開
    口を上記熱交換室側へ向けて複数個並設し、各開
    口に風量調節器を設けたことを特徴とする海苔乾
    燥装置。
JP59122437A 1984-06-14 1984-06-14 海苔乾燥装置 Granted JPS611370A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59122437A JPS611370A (ja) 1984-06-14 1984-06-14 海苔乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59122437A JPS611370A (ja) 1984-06-14 1984-06-14 海苔乾燥装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS611370A JPS611370A (ja) 1986-01-07
JPS6136911B2 true JPS6136911B2 (ja) 1986-08-21

Family

ID=14835825

Family Applications (1)

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JP59122437A Granted JPS611370A (ja) 1984-06-14 1984-06-14 海苔乾燥装置

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JP (1) JPS611370A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63220104A (ja) * 1987-03-09 1988-09-13 Fujitsu Ltd 照明光用ガイド
JPH04142502A (ja) * 1990-10-03 1992-05-15 Tokai Denki Kk 面発光照明装置
JPH04178552A (ja) * 1990-11-14 1992-06-25 Mitsubishi Electric Corp 赤外線表面欠陥検知装置

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JPH04178552A (ja) * 1990-11-14 1992-06-25 Mitsubishi Electric Corp 赤外線表面欠陥検知装置

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JPS611370A (ja) 1986-01-07

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