JPH05332418A - 装輪車両用変速装置 - Google Patents
装輪車両用変速装置Info
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- JPH05332418A JPH05332418A JP4156129A JP15612992A JPH05332418A JP H05332418 A JPH05332418 A JP H05332418A JP 4156129 A JP4156129 A JP 4156129A JP 15612992 A JP15612992 A JP 15612992A JP H05332418 A JPH05332418 A JP H05332418A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H47/00—Combinations of mechanical gearing with fluid clutches or fluid gearing
- F16H47/02—Combinations of mechanical gearing with fluid clutches or fluid gearing the fluid gearing being of the volumetric type
- F16H47/04—Combinations of mechanical gearing with fluid clutches or fluid gearing the fluid gearing being of the volumetric type the mechanical gearing being of the type with members having orbital motion
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H37/00—Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00
- F16H37/02—Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings
- F16H37/06—Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings with a plurality of driving or driven shafts; with arrangements for dividing torque between two or more intermediate shafts
- F16H37/08—Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings with a plurality of driving or driven shafts; with arrangements for dividing torque between two or more intermediate shafts with differential gearing
- F16H37/0833—Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings with a plurality of driving or driven shafts; with arrangements for dividing torque between two or more intermediate shafts with differential gearing with arrangements for dividing torque between two or more intermediate shafts, i.e. with two or more internal power paths
- F16H37/084—Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings with a plurality of driving or driven shafts; with arrangements for dividing torque between two or more intermediate shafts with differential gearing with arrangements for dividing torque between two or more intermediate shafts, i.e. with two or more internal power paths at least one power path being a continuously variable transmission, i.e. CVT
- F16H2037/088—Power split variators with summing differentials, with the input of the CVT connected or connectable to the input shaft
- F16H2037/0886—Power split variators with summing differentials, with the input of the CVT connected or connectable to the input shaft with switching means, e.g. to change ranges
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジン駆動による高速域速度段と油圧モー
タ駆動による低速域速度段とを組み合わせた遊星歯車式
装輪車両用変速装置において、軸方向長さを短くし、遊
星歯車装置を小型化する。 【構成】 変速装置１の一側に配設したエンジン２によ
って駆動される高速用遊星歯車変速部３０と、変速装置
１の他側に配設した油圧モータ４によって駆動される低
速用遊星歯車変速部１０とを並列に配置する。各遊星歯
車装置はサンギヤ入力とし、リングギヤ固定クラッチを
係合してリングギヤを固定することによってプラネット
キャリヤから出力される。動力はトランスファ歯車部６
０を介して出力部９０の駆動歯車９２を駆動し、出力軸
９１に伝達される。このような構成により、変速装置の
軸方向長さは短縮され、第１軸１ａ、第２軸１ｂに入力
されるトルクが従来よりも小さくなるので、各遊星歯車
装置を小型化することができる。
タ駆動による低速域速度段とを組み合わせた遊星歯車式
装輪車両用変速装置において、軸方向長さを短くし、遊
星歯車装置を小型化する。 【構成】 変速装置１の一側に配設したエンジン２によ
って駆動される高速用遊星歯車変速部３０と、変速装置
１の他側に配設した油圧モータ４によって駆動される低
速用遊星歯車変速部１０とを並列に配置する。各遊星歯
車装置はサンギヤ入力とし、リングギヤ固定クラッチを
係合してリングギヤを固定することによってプラネット
キャリヤから出力される。動力はトランスファ歯車部６
０を介して出力部９０の駆動歯車９２を駆動し、出力軸
９１に伝達される。このような構成により、変速装置の
軸方向長さは短縮され、第１軸１ａ、第２軸１ｂに入力
されるトルクが従来よりも小さくなるので、各遊星歯車
装置を小型化することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、装輪車両用変速装置に
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】装輪車両のうち特に装輪式建設機械、た
とえばモータグレーダは、走行しながらブレードによる
掘削、整地、除雪等の作業を行ったり、スカリファイヤ
によるリッピング作業を行うが、走行速度を低速に維持
したまま作業機に十分な動力を配分しようとすると、下
記の問題があった。 （１）走行装置と作業機とに対する動力配分を自由に変
えることができない。たとえば、エンジン動力をフルに
しておいて、走行装置が必要とする動力以外の動力をす
べて作業機動力として配分することができない。 （２）超低速、高けん引力走行ができない。変速装置は
エンジンに直結されているため、大きな走行負荷が加わ
ると、エンジン最大トルク点を境としてそれ以下の、よ
り低いあるエンジン回転数になったときエンジンが停止
する。また、たとえばローアイドリング回転のようにエ
ンジン出力を絞ってエンジン回転数を下げた場合、エン
ジントルクも下がってしまうので、力がでない。そして
走行負荷がこのときのトルク以上になると、エンジンが
停止する。 （３）作業機負荷の変動にかかわらずエンジン回転数を
変えずに任意の速度で走行する微速調整走行ができな
い。たとえばモータグレーダにおいては整地作業やリッ
ピング作業の場合、装輪式掘削積込機やクレーン車等に
おいては吊り荷走行する場合、あるいはこれらの車両が
ぬかるみから脱出する場合等に前記微速調整走行をする
が、従来の動力伝達方式では、作業機と走行装置とに対
する動力配分比率を変える機能や、ストール機能、クリ
ープ機能を備えていないため、微速調整走行ができな
い。
とえばモータグレーダは、走行しながらブレードによる
掘削、整地、除雪等の作業を行ったり、スカリファイヤ
によるリッピング作業を行うが、走行速度を低速に維持
したまま作業機に十分な動力を配分しようとすると、下
記の問題があった。 （１）走行装置と作業機とに対する動力配分を自由に変
えることができない。たとえば、エンジン動力をフルに
しておいて、走行装置が必要とする動力以外の動力をす
べて作業機動力として配分することができない。 （２）超低速、高けん引力走行ができない。変速装置は
エンジンに直結されているため、大きな走行負荷が加わ
ると、エンジン最大トルク点を境としてそれ以下の、よ
り低いあるエンジン回転数になったときエンジンが停止
する。また、たとえばローアイドリング回転のようにエ
ンジン出力を絞ってエンジン回転数を下げた場合、エン
ジントルクも下がってしまうので、力がでない。そして
走行負荷がこのときのトルク以上になると、エンジンが
停止する。 （３）作業機負荷の変動にかかわらずエンジン回転数を
変えずに任意の速度で走行する微速調整走行ができな
い。たとえばモータグレーダにおいては整地作業やリッ
ピング作業の場合、装輪式掘削積込機やクレーン車等に
おいては吊り荷走行する場合、あるいはこれらの車両が
ぬかるみから脱出する場合等に前記微速調整走行をする
が、従来の動力伝達方式では、作業機と走行装置とに対
する動力配分比率を変える機能や、ストール機能、クリ
ープ機能を備えていないため、微速調整走行ができな
い。
【０００３】上記問題を解決するため、本発明者はさき
に特願平３−２２４９１４で、油圧モータを駆動源とす
る低速域前後進３段とエンジンを駆動源とする高速域前
進３段とからなる装輪車両用変速装置を出願し、更に前
記油圧モータを駆動する油圧ポンプによって変速装置の
軸方向長さが増大している点に着目し、図２に示す変速
装置を特願平３−３２７１０７で出願した。この装輪車
両用変速装置は、変速装置１の一側にエンジン２に直結
するエンジン入力部１００を設け、他側に油圧モータ４
に直結するモータ入力部４００を設けている。変速装置
１の中央には、前記各入力部１００，４００に連結され
た２組の遊星歯車装置２１０，２２０と回転クラッチ２
５０とからなる遊星歯車変速部２００を設け、更に減速
大歯車５２０を備えた出力部５００を設ける。エンジン
入力部１００とモータ入力部４００の減速大歯車４４０
とを連結する中間軸２９０を中空とし、この中間軸２９
０内を貫通する駆動軸３００によって油圧ポンプ３を駆
動する。これにより、従来の動力取出装置が不要とな
り、油圧ポンプ３を油圧モータ４に近接して設置するこ
とができる。
に特願平３−２２４９１４で、油圧モータを駆動源とす
る低速域前後進３段とエンジンを駆動源とする高速域前
進３段とからなる装輪車両用変速装置を出願し、更に前
記油圧モータを駆動する油圧ポンプによって変速装置の
軸方向長さが増大している点に着目し、図２に示す変速
装置を特願平３−３２７１０７で出願した。この装輪車
両用変速装置は、変速装置１の一側にエンジン２に直結
するエンジン入力部１００を設け、他側に油圧モータ４
に直結するモータ入力部４００を設けている。変速装置
１の中央には、前記各入力部１００，４００に連結され
た２組の遊星歯車装置２１０，２２０と回転クラッチ２
５０とからなる遊星歯車変速部２００を設け、更に減速
大歯車５２０を備えた出力部５００を設ける。エンジン
入力部１００とモータ入力部４００の減速大歯車４４０
とを連結する中間軸２９０を中空とし、この中間軸２９
０内を貫通する駆動軸３００によって油圧ポンプ３を駆
動する。これにより、従来の動力取出装置が不要とな
り、油圧ポンプ３を油圧モータ４に近接して設置するこ
とができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記特願平３−３２７
１０７による装輪車両用変速装置は、従来からエンジン
と変速装置との間に設けられていた動力取出装置が不要
となるので、エンジンから変速装置に至る軸方向長さを
動力取出装置の設置スペースの分だけ短縮することがで
き、車両のコンパクト化に寄与することになる。また、
エンジンと変速装置との間にユニバーサルジョイントや
ダンパを介在させる必要がなく、部品点数、車両重量が
ともに減少する。更に、油圧ポンプを油圧モータの近傍
に設置することにより、両者をつなぐ油圧配管が著しく
短縮されるので、配管抵抗による油圧損失を最小に抑え
ることができる。しかしながら車両構成上の必要性によ
り、変速装置の軸方向長さを更に短縮しようとすると、
特願平３−３２７１０７による装輪車両用変速装置では
クラッチ、遊星歯車列が同軸上に配置されているため、
短縮化には限界がある。
１０７による装輪車両用変速装置は、従来からエンジン
と変速装置との間に設けられていた動力取出装置が不要
となるので、エンジンから変速装置に至る軸方向長さを
動力取出装置の設置スペースの分だけ短縮することがで
き、車両のコンパクト化に寄与することになる。また、
エンジンと変速装置との間にユニバーサルジョイントや
ダンパを介在させる必要がなく、部品点数、車両重量が
ともに減少する。更に、油圧ポンプを油圧モータの近傍
に設置することにより、両者をつなぐ油圧配管が著しく
短縮されるので、配管抵抗による油圧損失を最小に抑え
ることができる。しかしながら車両構成上の必要性によ
り、変速装置の軸方向長さを更に短縮しようとすると、
特願平３−３２７１０７による装輪車両用変速装置では
クラッチ、遊星歯車列が同軸上に配置されているため、
短縮化には限界がある。
【０００５】また上記変速装置においては、低速域を油
圧モータ駆動、高速域をエンジン駆動とし、遊星歯車変
速部は前記低速域、高速域に兼用されている。低速域の
場合、油圧モータの出力トルクは減速小歯車４３０、減
速大歯車４４０を経て遊星歯車変速部２００に伝達され
るが、前記減速歯車４３０，４４０の減速比が大きいた
め、遊星歯車変速部２００のサンギヤ２７０，２８０の
入力トルクが大きくなる。従って、遊星歯車変速部２０
０の外径寸法がエンジン入力部１００、モータ入力部４
００に比べて不釣り合いに大きくなってしまう。本発明
はこのような従来の問題点に着目してなされたもので、
作業機と走行装置とに対する動力配分を目的に応じて変
えることができる上記変速装置に対して、軸方向構成寸
法を短縮するとともに、遊星歯車変速部の外径寸法の小
さい装輪車両用変速装置を提供することを目的としてい
る。
圧モータ駆動、高速域をエンジン駆動とし、遊星歯車変
速部は前記低速域、高速域に兼用されている。低速域の
場合、油圧モータの出力トルクは減速小歯車４３０、減
速大歯車４４０を経て遊星歯車変速部２００に伝達され
るが、前記減速歯車４３０，４４０の減速比が大きいた
め、遊星歯車変速部２００のサンギヤ２７０，２８０の
入力トルクが大きくなる。従って、遊星歯車変速部２０
０の外径寸法がエンジン入力部１００、モータ入力部４
００に比べて不釣り合いに大きくなってしまう。本発明
はこのような従来の問題点に着目してなされたもので、
作業機と走行装置とに対する動力配分を目的に応じて変
えることができる上記変速装置に対して、軸方向構成寸
法を短縮するとともに、遊星歯車変速部の外径寸法の小
さい装輪車両用変速装置を提供することを目的としてい
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る装輪車両用変速装置は、変速装置の一
側からエンジンの出力トルクを入力する第２軸と、前記
第２軸に平行に配設され、変速装置の他側から油圧モー
タの出力トルクを入力する第１軸と、前記第１軸に平行
に配設した出力軸と、第１軸上に配設した複数個の遊星
歯車装置からなる低速用遊星歯車変速部と、第２軸上に
配設した複数個の遊星歯車装置からなる高速用遊星歯車
変速部と、前記２組の遊星歯車変速部の出力を出力軸に
伝達するトランスファ歯車部と、変速装置の他側に配設
した油圧ポンプに前記第２軸を介してエンジンの出力ト
ルクを伝達する駆動歯車部と、変速装置の他側に配設し
た正逆回転可能な油圧モータの出力トルクを前記第１軸
に入力する減速歯車部とによって構成するものとし、こ
のような構成において、油圧ポンプを駆動源とする油圧
モータの出力トルクを減速歯車部を介して第１軸に伝達
し、第１軸上に配設した低速用遊星歯車変速部の複数個
の遊星歯車装置のうちいずれか一つのリングギヤ固定ク
ラッチを係合することによって、固定されたリングギヤ
を有する遊星歯車装置のサンギヤに入力された前記油圧
モータの出力トルクを、プラネットキャリヤを介して、
またはプラネットキャリヤおよび隣接する遊星歯車装置
のリングギヤ、プラネットキャリヤを介してトランスフ
ァ歯車に伝達し、更に、出力軸に固着した駆動歯車を介
して出力軸に伝達する前後進低速域速度段と、エンジン
の出力トルクを第２軸に伝達し、第２軸上に配設した複
数個の遊星歯車装置のうちいずれか一つのリングギヤ固
定クラッチを係合することによって、固定されたリング
ギヤを有する遊星歯車装置のサンギヤに入力された前記
エンジンの出力トルクを、プラネットキャリヤを介し
て、またはプラネットキャリヤおよび隣接する遊星歯車
装置のリングギヤ、プラネットキャリヤを介してトラン
スファ歯車に伝達し、更に、前記低速用遊星歯車変速部
のトランスファ歯車と出力軸に固着した駆動歯車とを介
して出力軸に伝達する前進高速域速度段とを備えるもの
とした。また、前記装輪車両用変速装置は、変速装置の
一側に高速用遊星歯車変速部と低速用遊星歯車変速部と
を並列に配設し、トランスファ歯車部を挟んで変速装置
の他側に駆動歯車部と減速歯車部とを配設した。
め、本発明に係る装輪車両用変速装置は、変速装置の一
側からエンジンの出力トルクを入力する第２軸と、前記
第２軸に平行に配設され、変速装置の他側から油圧モー
タの出力トルクを入力する第１軸と、前記第１軸に平行
に配設した出力軸と、第１軸上に配設した複数個の遊星
歯車装置からなる低速用遊星歯車変速部と、第２軸上に
配設した複数個の遊星歯車装置からなる高速用遊星歯車
変速部と、前記２組の遊星歯車変速部の出力を出力軸に
伝達するトランスファ歯車部と、変速装置の他側に配設
した油圧ポンプに前記第２軸を介してエンジンの出力ト
ルクを伝達する駆動歯車部と、変速装置の他側に配設し
た正逆回転可能な油圧モータの出力トルクを前記第１軸
に入力する減速歯車部とによって構成するものとし、こ
のような構成において、油圧ポンプを駆動源とする油圧
モータの出力トルクを減速歯車部を介して第１軸に伝達
し、第１軸上に配設した低速用遊星歯車変速部の複数個
の遊星歯車装置のうちいずれか一つのリングギヤ固定ク
ラッチを係合することによって、固定されたリングギヤ
を有する遊星歯車装置のサンギヤに入力された前記油圧
モータの出力トルクを、プラネットキャリヤを介して、
またはプラネットキャリヤおよび隣接する遊星歯車装置
のリングギヤ、プラネットキャリヤを介してトランスフ
ァ歯車に伝達し、更に、出力軸に固着した駆動歯車を介
して出力軸に伝達する前後進低速域速度段と、エンジン
の出力トルクを第２軸に伝達し、第２軸上に配設した複
数個の遊星歯車装置のうちいずれか一つのリングギヤ固
定クラッチを係合することによって、固定されたリング
ギヤを有する遊星歯車装置のサンギヤに入力された前記
エンジンの出力トルクを、プラネットキャリヤを介し
て、またはプラネットキャリヤおよび隣接する遊星歯車
装置のリングギヤ、プラネットキャリヤを介してトラン
スファ歯車に伝達し、更に、前記低速用遊星歯車変速部
のトランスファ歯車と出力軸に固着した駆動歯車とを介
して出力軸に伝達する前進高速域速度段とを備えるもの
とした。また、前記装輪車両用変速装置は、変速装置の
一側に高速用遊星歯車変速部と低速用遊星歯車変速部と
を並列に配設し、トランスファ歯車部を挟んで変速装置
の他側に駆動歯車部と減速歯車部とを配設した。
【０００７】
【作用】上記構成によれば、変速装置の一側からエンジ
ンの出力トルクを入力する第２軸上に複数個の遊星歯車
装置からなる高速用遊星歯車変速部を配設し、前記第２
軸に平行な第１軸上に複数個の遊星歯車装置からなる低
速用遊星歯車変速部を配設したので、同一軸上に複数個
の遊星歯車装置を直列に配設した従来の変速装置に比べ
て軸方向長さを大幅に短縮することができる。低速用遊
星歯車変速部は油圧モータによって駆動されるため、本
発明者がさきに出願した特願平０３−２２４９１４と同
様に低速域でほぼフラットなけん引力が得られる。ま
た、低速用遊星歯車変速部と高速用遊星歯車変速部とを
分離してそれぞれ独立に配設したので、各遊星歯車変速
部に入力されるトルクは従来より小さくなり、遊星歯車
装置の外径寸法を小さくすることができる。
ンの出力トルクを入力する第２軸上に複数個の遊星歯車
装置からなる高速用遊星歯車変速部を配設し、前記第２
軸に平行な第１軸上に複数個の遊星歯車装置からなる低
速用遊星歯車変速部を配設したので、同一軸上に複数個
の遊星歯車装置を直列に配設した従来の変速装置に比べ
て軸方向長さを大幅に短縮することができる。低速用遊
星歯車変速部は油圧モータによって駆動されるため、本
発明者がさきに出願した特願平０３−２２４９１４と同
様に低速域でほぼフラットなけん引力が得られる。ま
た、低速用遊星歯車変速部と高速用遊星歯車変速部とを
分離してそれぞれ独立に配設したので、各遊星歯車変速
部に入力されるトルクは従来より小さくなり、遊星歯車
装置の外径寸法を小さくすることができる。
【０００８】
【実施例】以下に本発明に係る装輪車両用変速装置の一
実施例について、図面を参照して説明する。図１は前進
５速、後進２速の速度段を有する装輪車両用変速装置の
動力伝達経路を示す図で、この変速装置１は、第一軸１
ａ上に配設された低速用遊星歯車変速部１０、前記第一
軸１ａに対して平行に設けられた第２軸１ｂ上に配設さ
れた高速用遊星歯車変速部３０、トランスファ歯車部６
０、駆動歯車部７０、減速歯車部８０および出力部９０
によって構成されている。前記低速用遊星歯車変速部１
０は、１速用遊星歯車装置１１と２速用遊星歯車装置２
１とからなり、１速用遊星歯車装置１１のリングギヤ１
２および２速用遊星歯車装置２１のリングギヤ２２は、
それぞれリングギヤ固定クラッチ１３，２３の係合によ
って回転が固定される。また、２速用遊星歯車装置２１
のプラネットキャリヤ２４は１速用遊星歯車装置１１の
リングギヤ１２に連結されている。高速用遊星歯車変速
部３０は、３速用遊星歯車装置３１、４速用遊星歯車装
置４１、５速用遊星歯車装置５１からなり、３速用遊星
歯車装置３１のリングギヤ３２、４速用遊星歯車装置４
１のリングギヤ４２および５速用遊星歯車装置５１のリ
ングギヤ５２は、それぞれリングギヤ固定クラッチ３
３，４３，５３が係合したとき固定される。４速用遊星
歯車装置４１のプラネットキャリヤ４４は３速用遊星歯
車装置３１のリングギヤ３２に連結され、５速用遊星歯
車装置５１のプラネットキャリヤ５４は４速用遊星歯車
装置４１のリングギヤ４２に連結されている。トランス
ファ歯車部６０は前記３速用遊星歯車装置３１のプラネ
ットキャリヤ３４に固着されたトランスファ歯車６１
と、１速用遊星歯車装置１１のプラネットキャリヤ１４
に固着されたトランスファ歯車６２とからなり、出力部
９０は前記第一軸１ａに平行に設けられた出力軸９１
と、出力軸９１に固着された駆動歯車９２とからなる。
前記トランスファ歯車６２はトランスファ歯車６１およ
び駆動歯車９２と噛み合っている。
実施例について、図面を参照して説明する。図１は前進
５速、後進２速の速度段を有する装輪車両用変速装置の
動力伝達経路を示す図で、この変速装置１は、第一軸１
ａ上に配設された低速用遊星歯車変速部１０、前記第一
軸１ａに対して平行に設けられた第２軸１ｂ上に配設さ
れた高速用遊星歯車変速部３０、トランスファ歯車部６
０、駆動歯車部７０、減速歯車部８０および出力部９０
によって構成されている。前記低速用遊星歯車変速部１
０は、１速用遊星歯車装置１１と２速用遊星歯車装置２
１とからなり、１速用遊星歯車装置１１のリングギヤ１
２および２速用遊星歯車装置２１のリングギヤ２２は、
それぞれリングギヤ固定クラッチ１３，２３の係合によ
って回転が固定される。また、２速用遊星歯車装置２１
のプラネットキャリヤ２４は１速用遊星歯車装置１１の
リングギヤ１２に連結されている。高速用遊星歯車変速
部３０は、３速用遊星歯車装置３１、４速用遊星歯車装
置４１、５速用遊星歯車装置５１からなり、３速用遊星
歯車装置３１のリングギヤ３２、４速用遊星歯車装置４
１のリングギヤ４２および５速用遊星歯車装置５１のリ
ングギヤ５２は、それぞれリングギヤ固定クラッチ３
３，４３，５３が係合したとき固定される。４速用遊星
歯車装置４１のプラネットキャリヤ４４は３速用遊星歯
車装置３１のリングギヤ３２に連結され、５速用遊星歯
車装置５１のプラネットキャリヤ５４は４速用遊星歯車
装置４１のリングギヤ４２に連結されている。トランス
ファ歯車部６０は前記３速用遊星歯車装置３１のプラネ
ットキャリヤ３４に固着されたトランスファ歯車６１
と、１速用遊星歯車装置１１のプラネットキャリヤ１４
に固着されたトランスファ歯車６２とからなり、出力部
９０は前記第一軸１ａに平行に設けられた出力軸９１
と、出力軸９１に固着された駆動歯車９２とからなる。
前記トランスファ歯車６２はトランスファ歯車６１およ
び駆動歯車９２と噛み合っている。
【０００９】前記高速用遊星歯車変速部３０の各サンギ
ヤ３５，４５，５５は、エンジン２の出力軸に直結する
第２軸１ｂにそれぞれ固着され、前記第２軸１ｂの端末
部には駆動歯車部７０の大歯車７１が固着されている。
油圧ポンプ３の駆動軸３ａに固着された油圧ポンプ駆動
歯車７２は前記大歯車７１と噛み合い、エンジン２の回
転によって油圧ポンプ３が駆動される。また、前記低速
用遊星歯車変速部１０の各サンギヤ１５，２５は第１軸
１ａにそれぞれ固着され、前記第１軸１ａの端末部には
減速歯車部８０の減速大歯車８１が固着されている。油
圧モータ４は前記油圧ポンプ３によって駆動され、正逆
両方向に回転可能である。この油圧モータ４の出力軸４
ａに固着された減速小歯車８２は前記減速大歯車８１と
噛み合い、油圧モータ４の回転によって前記第１軸１ａ
が回転する。なお、油圧ポンプ３が吐出する圧油の一部
は変速装置１の潤滑に用いられる。
ヤ３５，４５，５５は、エンジン２の出力軸に直結する
第２軸１ｂにそれぞれ固着され、前記第２軸１ｂの端末
部には駆動歯車部７０の大歯車７１が固着されている。
油圧ポンプ３の駆動軸３ａに固着された油圧ポンプ駆動
歯車７２は前記大歯車７１と噛み合い、エンジン２の回
転によって油圧ポンプ３が駆動される。また、前記低速
用遊星歯車変速部１０の各サンギヤ１５，２５は第１軸
１ａにそれぞれ固着され、前記第１軸１ａの端末部には
減速歯車部８０の減速大歯車８１が固着されている。油
圧モータ４は前記油圧ポンプ３によって駆動され、正逆
両方向に回転可能である。この油圧モータ４の出力軸４
ａに固着された減速小歯車８２は前記減速大歯車８１と
噛み合い、油圧モータ４の回転によって前記第１軸１ａ
が回転する。なお、油圧ポンプ３が吐出する圧油の一部
は変速装置１の潤滑に用いられる。
【００１０】上記構造の変速装置においては、油圧モー
タ４を駆動源とした場合、低速域で前後進各２段の切り
換えができ、エンジン２を駆動源とした場合、高速域で
前進３段の切り換えができる。表１は、各速度段におけ
る駆動源、係合クラッチ符号、減速比の一例についてま
とめたもので、表中の○印は該当する駆動源あるいは係
合するクラッチを示す。
タ４を駆動源とした場合、低速域で前後進各２段の切り
換えができ、エンジン２を駆動源とした場合、高速域で
前進３段の切り換えができる。表１は、各速度段におけ
る駆動源、係合クラッチ符号、減速比の一例についてま
とめたもので、表中の○印は該当する駆動源あるいは係
合するクラッチを示す。
【表１】
【００１１】次に、前後進１速と前進５速とを例にとつ
て、それぞれの動力伝達経路を説明する。前後進１速の
場合、油圧モータ４の出力トルクは減速小歯車８２、減
速大歯車８１を介して第１軸１ａに伝達され、サンギヤ
１５，２５が駆動される。ここで１速用遊星歯車装置１
１のリングギヤ固定クラッチ１３が係合されているた
め、動力はプラネットキャリヤ１４に固着されたトラン
スファ歯車６２を介して出力部９０の駆動歯車９２に伝
達され、出力軸９１から取り出される。また前進５速の
場合は、エンジン２の出力トルクが第２軸１ｂに伝達さ
れ、高速用遊星歯車変速部３０の各サンギヤ３５，４
５，５５を回転させる。ここで５速用遊星歯車装置５１
のリングギヤ固定クラッチ５３が係合されているため、
動力はプラネットキャリヤ５４を介して４速用遊星歯車
装置４１のリングギヤ４２に伝達され、更にプラネット
キャリヤ４４を介して３速用遊星歯車装置３１のリング
ギヤ３２に伝達される。そしてプラネットキャリヤ３４
に固着されたトランスファ歯車６１からトランスファ歯
車６２を介して出力部９０の駆動歯車９２に伝達され、
出力軸９１から取り出される。このように本発明は、遊
星歯車変速部を油圧モータによって駆動される低速用遊
星歯車変速部とエンジンによって駆動される高速用遊星
歯車変速部とに分割し、これらを並列に配設してトラン
スファ歯車部で接続した。
て、それぞれの動力伝達経路を説明する。前後進１速の
場合、油圧モータ４の出力トルクは減速小歯車８２、減
速大歯車８１を介して第１軸１ａに伝達され、サンギヤ
１５，２５が駆動される。ここで１速用遊星歯車装置１
１のリングギヤ固定クラッチ１３が係合されているた
め、動力はプラネットキャリヤ１４に固着されたトラン
スファ歯車６２を介して出力部９０の駆動歯車９２に伝
達され、出力軸９１から取り出される。また前進５速の
場合は、エンジン２の出力トルクが第２軸１ｂに伝達さ
れ、高速用遊星歯車変速部３０の各サンギヤ３５，４
５，５５を回転させる。ここで５速用遊星歯車装置５１
のリングギヤ固定クラッチ５３が係合されているため、
動力はプラネットキャリヤ５４を介して４速用遊星歯車
装置４１のリングギヤ４２に伝達され、更にプラネット
キャリヤ４４を介して３速用遊星歯車装置３１のリング
ギヤ３２に伝達される。そしてプラネットキャリヤ３４
に固着されたトランスファ歯車６１からトランスファ歯
車６２を介して出力部９０の駆動歯車９２に伝達され、
出力軸９１から取り出される。このように本発明は、遊
星歯車変速部を油圧モータによって駆動される低速用遊
星歯車変速部とエンジンによって駆動される高速用遊星
歯車変速部とに分割し、これらを並列に配設してトラン
スファ歯車部で接続した。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、変
速装置の一側に配設したエンジンによって駆動される高
速用遊星歯車変速部と、変速装置の他側に配設した油圧
モータによって駆動される低速用遊星歯車変速部とを分
離し、これらを並列に配置して装輪車両用変速装置を構
成したので、同一軸上に複数個の遊星歯車装置を直列に
配設した従来の変速装置に比べて軸方向長さを大幅に短
縮することが可能となる。従って、変速装置の軸方向寸
法を短縮しようとする車両構成上の要求を容易に満足さ
せることができる。低速用遊星歯車変速部は油圧モータ
によって駆動されるため、本発明者がさきに出願した特
願平０３−２２４９１４と同様に低速域でほぼフラット
なけん引力が得られる。また、低速用遊星歯車変速部と
高速用遊星歯車変速部とを分離してそれぞれ独立の軸上
に配設したので、各遊星歯車変速部に入力されるトルク
は従来より小さくなり、遊星歯車装置を小型化すること
ができる。
速装置の一側に配設したエンジンによって駆動される高
速用遊星歯車変速部と、変速装置の他側に配設した油圧
モータによって駆動される低速用遊星歯車変速部とを分
離し、これらを並列に配置して装輪車両用変速装置を構
成したので、同一軸上に複数個の遊星歯車装置を直列に
配設した従来の変速装置に比べて軸方向長さを大幅に短
縮することが可能となる。従って、変速装置の軸方向寸
法を短縮しようとする車両構成上の要求を容易に満足さ
せることができる。低速用遊星歯車変速部は油圧モータ
によって駆動されるため、本発明者がさきに出願した特
願平０３−２２４９１４と同様に低速域でほぼフラット
なけん引力が得られる。また、低速用遊星歯車変速部と
高速用遊星歯車変速部とを分離してそれぞれ独立の軸上
に配設したので、各遊星歯車変速部に入力されるトルク
は従来より小さくなり、遊星歯車装置を小型化すること
ができる。
【図１】本発明による装輪車両用変速装置の動力伝達経
路を示す図である。
路を示す図である。
【図２】特願平０３−３２７１０７による装輪車両用変
速装置の動力伝達経路を示す図である。
速装置の動力伝達経路を示す図である。
１ 変速装置 １ａ 第１軸 １ｂ 第２軸 ２ エンジン ３ 油圧ポンプ ４ 油圧モータ ４ａ，９１ 出力軸 １０ 低速用遊星歯車変速部 １１ １速用遊星歯車装置 １２，２２，３２，４２，５２ リングギヤ １３，２３，３３，４３，５３ リングギヤ固定クラッ
チ １４，２４，３４，４４，５４ プラネットキャリヤ １５，２５，３５，４５，５５，２７０，２８０ サン
ギヤ ２１ ２速用遊星歯車装置 ３０ 高速用遊星歯車変速部 ３１ ３速用遊星歯車装置 ４１ ４速用遊星歯車装置 ５１ ５速用遊星歯車装置 ６０ トランスファ歯車部 ６１，６２ トランスファ歯車 ７０ 駆動歯車部 ８０ 減速歯車部 ９２ 駆動歯車
チ １４，２４，３４，４４，５４ プラネットキャリヤ １５，２５，３５，４５，５５，２７０，２８０ サン
ギヤ ２１ ２速用遊星歯車装置 ３０ 高速用遊星歯車変速部 ３１ ３速用遊星歯車装置 ４１ ４速用遊星歯車装置 ５１ ５速用遊星歯車装置 ６０ トランスファ歯車部 ６１，６２ トランスファ歯車 ７０ 駆動歯車部 ８０ 減速歯車部 ９２ 駆動歯車
Claims (3)
- 【請求項１】 変速装置の一側からエンジンの出力トル
クを入力する第２軸と、 前記第２軸に平行に配設され、変速装置の他側から油圧
モータの出力トルクを入力する第１軸と、 前記第１軸に平行に配設した出力軸と、 第１軸上に配設した複数個の遊星歯車装置からなる低速
用遊星歯車変速部と、 第２軸上に配設した複数個の遊星歯車装置からなる高速
用遊星歯車変速部と、 前記２組の遊星歯車変速部の出力を出力軸に伝達するト
ランスファ歯車部と、 変速装置の他側に配設した油圧ポンプに前記第２軸を介
してエンジンの出力トルクを伝達する駆動歯車部と、 変速装置の他側に配設した正逆回転可能な油圧モータの
出力トルクを前記第１軸に入力する減速歯車部とによっ
て構成したことを特徴とする装輪車両用変速装置。 - 【請求項２】 油圧ポンプを駆動源とする油圧モータの
出力トルクを減速歯車部を介して第１軸に伝達し、第１
軸上に配設した低速用遊星歯車変速部の複数個の遊星歯
車装置のうちいずれか一つのリングギヤ固定クラッチを
係合することによって、固定されたリングギヤを有する
遊星歯車装置のサンギヤに入力された前記油圧モータの
出力トルクを、プラネットキャリヤを介して、またはプ
ラネットキャリヤおよび隣接する遊星歯車装置のリング
ギヤ、プラネットキャリヤを介してトランスファ歯車に
伝達し、更に、出力軸に固着した駆動歯車を介して出力
軸に伝達する前後進低速域速度段と、 エンジンの出力トルクを第２軸に伝達し、第２軸上に配
設した複数個の遊星歯車装置のうちいずれか一つのリン
グギヤ固定クラッチを係合することによって、固定され
たリングギヤを有する遊星歯車装置のサンギヤに入力さ
れた前記エンジンの出力トルクを、プラネットキャリヤ
を介して、またはプラネットキャリヤおよび隣接する遊
星歯車装置のリングギヤ、プラネットキャリヤを介して
トランスファ歯車に伝達し、更に、前記低速用遊星歯車
変速部のトランスファ歯車と出力軸に固着した駆動歯車
とを介して出力軸に伝達する前進高速域速度段とを備え
たことを特徴とする請求項１の装輪車両用変速装置。 - 【請求項３】 変速装置の一側に高速用遊星歯車変速部
と低速用遊星歯車変速部とを並列に配設し、トランスフ
ァ歯車部を挟んで変速装置の他側に駆動歯車部と減速歯
車部とを配設したことを特徴とする請求項１の装輪車両
用変速装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4156129A JPH05332418A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 装輪車両用変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4156129A JPH05332418A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 装輪車両用変速装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05332418A true JPH05332418A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15620962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4156129A Pending JPH05332418A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 装輪車両用変速装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05332418A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5667452A (en) * | 1995-04-06 | 1997-09-16 | Caterpillar Inc. | Split torque transmission |
| US6203463B1 (en) * | 1999-12-16 | 2001-03-20 | Caterpillar Inc. | Transmission with variable ratio utilizing three planetaries, five members, a variable speed pump, and a variable speed motor and associated method for operatively connecting components associated therewith |
| JP2002192968A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-10 | Unisia Jecs Corp | 動力伝達装置 |
| WO2013014814A1 (ja) * | 2011-07-25 | 2013-01-31 | 愛知機械工業株式会社 | 変速装置およびこれを備える電気自動車 |
| CN113983140A (zh) * | 2021-11-22 | 2022-01-28 | 浙江盘毂动力科技有限公司 | 一种大扭矩的液压机械复合式综合传动装置和车辆 |
-
1992
- 1992-05-25 JP JP4156129A patent/JPH05332418A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5667452A (en) * | 1995-04-06 | 1997-09-16 | Caterpillar Inc. | Split torque transmission |
| US6203463B1 (en) * | 1999-12-16 | 2001-03-20 | Caterpillar Inc. | Transmission with variable ratio utilizing three planetaries, five members, a variable speed pump, and a variable speed motor and associated method for operatively connecting components associated therewith |
| JP2002192968A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-10 | Unisia Jecs Corp | 動力伝達装置 |
| WO2013014814A1 (ja) * | 2011-07-25 | 2013-01-31 | 愛知機械工業株式会社 | 変速装置およびこれを備える電気自動車 |
| CN103688082A (zh) * | 2011-07-25 | 2014-03-26 | 爱知机械工业株式会社 | 变速装置及具有该变速装置的电动汽车 |
| US9777799B2 (en) | 2011-07-25 | 2017-10-03 | Aichi Machine Industry, Co., Ltd. | Transmission and electric vehicle comprising same |
| CN113983140A (zh) * | 2021-11-22 | 2022-01-28 | 浙江盘毂动力科技有限公司 | 一种大扭矩的液压机械复合式综合传动装置和车辆 |
| CN113983140B (zh) * | 2021-11-22 | 2023-10-20 | 浙江盘毂动力科技有限公司 | 一种大扭矩的液压机械复合式综合传动装置和车辆 |
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