JPH05332282A - インラインポンプ - Google Patents

インラインポンプ

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Publication number
JPH05332282A
JPH05332282A JP16538292A JP16538292A JPH05332282A JP H05332282 A JPH05332282 A JP H05332282A JP 16538292 A JP16538292 A JP 16538292A JP 16538292 A JP16538292 A JP 16538292A JP H05332282 A JPH05332282 A JP H05332282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
casing
motor
side casing
suction
Prior art date
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Pending
Application number
JP16538292A
Other languages
English (en)
Inventor
Norimitsu Kitajima
宣光 北嶋
Shinji Yosomiya
眞次 四十宮
Masayoshi Moriya
正義 守屋
Kazuyoshi Yamamoto
和義 山本
Makoto Kobayashi
真 小林
Masanori Aoki
正則 青木
Masakazu Yamamoto
雅和 山本
Kaoru Nakajima
薫 中島
Kazuo Nirasawa
和夫 韮沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP16538292A priority Critical patent/JPH05332282A/ja
Publication of JPH05332282A publication Critical patent/JPH05332282A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 周波数インバータを設置して高回転数を得る
ことにより、ポンプ外径を大きくすることなく高揚程が
得られるインラインポンプを提供する。 【構成】 吸込側ケーシング1と吐出側ケーシング5と
これら吸込側ケーシング1と吐出側ケーシング5とを接
続する外筒9からなるポンプケーシングと、ポンプケー
シング内に設けられたモータ22とを備え、吸込口と吐
出口とが同一線上に配置されるインラインポンプにおい
て、モータ22の回転数を2極モータ以上の回転数領域
に設定することができる周波数インバータ60を設置し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインラインポンプに係
り、特に吸込口と吐出口が同一線上に配置される全周流
型インラインポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から吸込口と吐出口とが同一線上に
配置されるインラインポンプが知られている。斯かるイ
ンラインポンプは、図3に示すように吸込側ケーシング
51と吐出側ケーシング52とこれら吸込側ケーシング
51と吐出側ケーシング52とを接続する外筒53から
なるポンプケーシング50と、このポンプケーシング5
0内に設けられたモータ54及び羽根車55とを備えて
いる。
【0003】上述した全周流型インラインポンプは、そ
の外径寸法が大きくなると配管の設置に制約が生ずる。
したがって、配管上の制約が生ずることなく省スペース
化を図るためには、図3に示されるように配管フランジ
外径(DF)と略等しいポンプ外径(DP)、即ち配管フ
ランジ外径(DF)に見合ったポンプ外径(DP)が求め
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たインラインポンプにおいては、揚程が高くなるにつれ
て、羽根車外径が大きくなってくるため、配管フランジ
外径よりポンプ外径を大きくせざるを得ないという問題
点があった。即ち、従来のインラインポンプでは、高揚
程の場合、配管フランジに見合ったポンプ外径にするこ
とができないという問題点があった。
【0005】本発明は上述した事情に鑑みなされたもの
で、その目的とする処は、周波数インバータを設置して
高回転数を得ることにより、ポンプ外径を大きくするこ
となく高揚程が得られるインラインポンプを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため、本発明のインラインポンプは、吸込側ケーシング
と吐出側ケーシングとこれら吸込側ケーシングと吐出側
ケーシングとを接続する外筒からなるポンプケーシング
と、該ポンプケーシング内に設けられたモータとを備
え、吸込口と吐出口とが同一線上に配置されるインライ
ンポンプにおいて、前記モータの回転数を2極モータ以
上の回転数領域に設定することができる周波数インバー
タを設置したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】前述した構成からなる本発明によれば、周波数
インバータを活用し、ポンプ回転数を2極モータ以上の
領域に設定することにより、羽根車外径を大きくするこ
となく高揚程のポンプを得ることができ、ポンプ外径寸
法を配管フランジ外径近傍に収めることができ、省スペ
ース化を図ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係るインラインポンプを図1
を参照して説明する。図1は、本発明の全周流型インラ
インポンプを示す断面図である。本実施例に示すインラ
インポンプは、吸込側ケーシング1と、吐出側ケーシン
グ5と、この吸込側ケーシング1と吐出側ケーシング5
間を接続する外筒9とを備えている。吸込側ケーシング
1、外筒9及び吐出側ケーシング5は、それぞれ開口部
側の端部外周部に、それぞれ外方に延設された鍔部1
a,9a,9b,5aを備えている。そして、吸込側ケ
ーシング1と外筒9とは、相隣接する鍔部1a,9aが
鋳鉄等の鋳物製のフランジ20,20により挟持される
とともにボルト45により締め付けられることにより、
一体に接続されている。また、吐出側ケーシング5と外
筒9とは、同様に相隣接する鍔部5a,9bが鋳鉄等の
鋳物製のフランジ21,21により挟持されるとともに
ボルト45により締め付けられることにより、一体に接
続されている。そして、これら吸込側ケーシング1、吐
出側ケーシング5及び外筒9とでポンプケーシングが構
成され、このポンプケーシング内にはキャンドモータ2
2が配設されている。
【0009】吸込側ケーシング1は切頭円錐台上の本体
部2と、この本体部2より吸込側に延設された吸込ノズ
ル3とを備えている。また、吐出側ケーシング5も、吸
込側ケーシング1と同様に、切頭円錐台状の本体部6
と、この本体部6より吸込側に延設された吐出ノズル7
とを備えている。
【0010】一方、吸込側ケーシング1の内側には内ケ
ーシング10が設けられており、この内ケーシング10
は容器状の本体部11と、この本体部11より吸込側に
延設された円筒状の吸込側部12とから構成されてお
り、本体部11と吸込側部12との間にはOリング等の
弾性材からなるシール部材18が介装されている。そし
て、内ケーシング10の本体部11の内側にはガイドベ
ーンまたはボリュートを構成する案内装置13が設置さ
れている。案内装置13はインロー嵌合部を有し、この
インロー嵌合部がキャンドモータ22のモータフレーム
23と嵌合されている。このキャンドモータ22のモー
タフレーム23は高い剛性を有しており、このモータフ
レーム23に案内装置13が支持されるため、結果とし
て、内ケーシング10は高い剛性を有したキャンドモー
タ22のモータフレーム23に支持されることになる。
内ケーシング10の吸込側部12の一端は、吸込ノズル
3の近傍まで延びている。そして、内ケーシング10の
吸込側部12の端部と吸込側ケーシング1の吸込ノズル
3との間隙にはシール部材14が介装されており、この
シール部材14によって吸込側(低圧側)と吐出側(高
圧側)とがシールされている。
【0011】内ケーシング10の内側には羽根車15が
収容されており、この羽根車15はキャンドモータ22
の主軸16に固定され支持されている。また、吸込ノズ
ル3及び吐出ノズル7には、それぞれ中間リング46,
46を介して吸込フランジ48及び吐出フランジ49が
それぞれ固定されている。
【0012】前記キャンドモータ22のモータフレーム
23は略円筒状のフレーム外胴24と、このフレーム外
胴24の両側開口部に設けられたフレーム側板25、2
6とから構成されている。フレーム外胴24は、その外
周部に軸方向に沿って放射状に複数のリブ24aが形成
されている。この複数のリブ24aは、プレス成形によ
ってモータフレーム外胴24に一体に形成され、そし
て、これらリブ24aの外側面がポンプケーシングの外
筒9の内周面に嵌合されるとともに、この嵌合部で両者
はスポット溶接等で接合され一体化されている。
【0013】前記モータフレーム23内には、ステータ
27及びロータ28が配設されている。ロータ28は主
軸16によって支持されており、また、ステータ27の
内側には円筒状のキャン29が嵌着されている。また、
前記フレーム側板25には、ラジアル軸受30が設けら
れ、ラジアル軸受30は主軸16に嵌合された軸スリー
ブ31を回転支承するようになっている。
【0014】前記フレーム側板26には、軸受ハウジン
グ32が着脱可能に設けられており、この軸受ハウジン
グ32はラジアル軸受33と固定側スラストメタル34
とをそれぞれ保持しており、ラジアル軸受33は主軸1
6に嵌合された軸スリーブ35を回転支承するようにな
っている。一方、主軸16の吐出側端部には、スラスト
ディスク36が固定されており、スラストディスク36
は前記固定側スラストメタル34と対向する回転側スラ
ストメタル37を備えている。
【0015】また、フレーム側板26にはフィルタを構
成する端板40が固定されている。端板40は、略半球
形に突出した整流部41を有し、この整流部41に半径
方向内方から外方に放射状に伸びる複数のスリット42
が形成されている。端板40の整流部41は、吐出側ケ
ーシング5内の流れの流線に沿うように略半球形状に形
成されており、羽根車15から吐出された流体は、外筒
9とモータフレーム外胴24間に形成された流路50を
通って吐出側ケーシング5内に流入した後、整流部41
の整流作用によって整流されて吐出口に導かれる。
【0016】次に、前述のように構成されたインライン
ポンプの電源回路を図2を参照して説明する。ポンプケ
ーシング内に配置されたキャンドモータ22は周波数イ
ンバータ60に接続されている。周波数インバータ60
は平滑回路61及び整流回路62を介して交流電源63
に接続されている。上記構成によって、交流電源63か
ら供給される商用周波数(50/60HZ)の交流を整
流回路62で整流し、平滑回路61で平滑して直流に順
変換し、インバータ60で交流に逆変換して高周波数を
得、キャンドモータ22を駆動することによりモータの
回転数を2極モータ以上の回転数領域に設定することが
できる。
【0017】前記インラインポンプの作用を簡単に説明
すると、吸込ノズル3より吸い込まれた流体は、内ケー
シング10の吸込側部12を通って羽根車15内に導か
れる。回転する羽根車15から吐出された流体は、案内
装置13を経て遠心方向から軸方向に流れ方向が転換さ
れた後、外筒9とキャンドモータ22のモータフレーム
外胴24との間に形成された流路50に流入し、この流
路50を通って吐出側ケーシング5内に流入する。その
後、流体は端板40の整流部41によって整流された
後、吐出側ケーシング5に一体に形成された吐出ノズル
7より吐出される。
【0018】一方、羽根車15の主板15aとモータフ
レーム側板25との間には間隙が形成されているため、
羽根車15の回転によってこの間隙内に円板摩擦が生
じ、この間隙に減圧効果が生ずる。そのため、端板40
のスリット42よりキャンドモータ22内に流入した流
体は、矢印で示されるように軸受ハウジング32の開口
32aを通り、更にロータ28とステータ27のキャン
29との間隙を通ってフレーム側板25の開口25aよ
り羽根車15の主板15aの裏側に流出する循環路が形
成される。そして、この取扱液のキャンドモータ22内
の循環の間に軸受が潤滑されるとともにモータが冷却さ
れる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、周
波数インバータを設置して高回転数を得ることにより、
高揚程を確保することができるため、羽根車外径を小さ
くすることができる。したがって、高揚程のポンプの場
合にもポンプ外径を小さくでき、省スペース化を図るこ
とができる。一般に、キャンドモータポンプで軸水平に
据付する場合、ポンプ外径(比例してモータ外径も)が
大きすぎると、運転中に配管内の空気がモータ外周水路
に溜まり易くなり、これがロータ室内に浸入するととも
にロータ径が口径より大きくなりロータ室内の残留空気
量が増大する。その結果、運転中に軸受がドライコンタ
クトになる傾向にある。しかしながら、本発明によれ
ば、前述したようにポンプ外径を小さくできるため、運
転中ロータ室内に空気が残留することがなく、運転中に
軸受がドライコンタクトになる恐れがない。
【0020】また、本発明によれば、ケーシングインロ
ー径が小さく受圧面積が小さくなるので、ケーシング本
体の強度(板厚等)及びフランジ部強度(ボルトサイ
ズ、本数等)を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインラインポンプの一実施例を示
す断面図である。
【図2】本発明に係るインラインポンプの一実施例にお
ける電源回路図である。
【図3】従来のインラインポンプの説明図である。
【符号の説明】
1 吸込側ケーシング 3 吸込ノズル 5 吐出側ケーシング 7 吐出ノズル 9 外筒 10 内ケーシング 13 案内装置 14 シール部材 15 羽根車 16 主軸 22 キャンドモータ 23 モータフレーム 24 モータフレーム外胴 25,26 フレーム側板 27 ステータ 28 ロータ 60 周波数インバータ 61 平滑回路 62 整流回路 63 交流電源
フロントページの続き (72)発明者 山本 和義 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内 (72)発明者 小林 真 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内 (72)発明者 青木 正則 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内 (72)発明者 山本 雅和 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内 (72)発明者 中島 薫 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内 (72)発明者 韮沢 和夫 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込側ケーシングと吐出側ケーシングと
    これら吸込側ケーシングと吐出側ケーシングとを接続す
    る外筒からなるポンプケーシングと、該ポンプケーシン
    グ内に設けられたモータとを備え、吸込口と吐出口とが
    同一線上に配置されるインラインポンプにおいて、前記
    モータの回転数を2極モータ以上の回転数領域に設定す
    ることができる周波数インバータを設置したことを特徴
    とするインラインポンプ。
JP16538292A 1992-06-01 1992-06-01 インラインポンプ Pending JPH05332282A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16538292A JPH05332282A (ja) 1992-06-01 1992-06-01 インラインポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16538292A JPH05332282A (ja) 1992-06-01 1992-06-01 インラインポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05332282A true JPH05332282A (ja) 1993-12-14

Family

ID=15811328

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16538292A Pending JPH05332282A (ja) 1992-06-01 1992-06-01 インラインポンプ

Country Status (1)

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JP (1) JPH05332282A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021039819A1 (ja) 2019-08-26 2021-03-04 株式会社荏原製作所 ポンプ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021039819A1 (ja) 2019-08-26 2021-03-04 株式会社荏原製作所 ポンプ装置

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