JPH0245690A - 再生形ポンプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、再生形ポンプに関し、特に、羽根車の羽根形
状に関する。

（従来の伎術） 再生形ポンプは、吸込口および吐出口に連通ずる環状の
流体通路を有するケーシングと、このケーシングの流体
通路内に外周に形成した羽根を嵌合し回転によってぞの
羽根が流体通路内を回転移動する羽根車とを備えており
、この羽根車の羽根は、放射方向に沿って複数の羽根板
を設けると共にこの各羽根板間に羽根溝を設Ｇノでいる
。

そして、モータ等で駆ＩＩ　ｔ、て羽根車を回転させる
と、羽根車の羽根溝内の作動流体が羽根外周から流体通
路に流出すると共に流体通路内の作動流体が羽根側部か
ら羽根溝内に流入する流れが生じ、この羽根車の回転の
遠心力によって作！ＩＪ流体は圧力エネルギと速度エネ
ルギを受け、流体通路内で速度エネルギが圧力エネルギ
に変換され、このような作用が羽根車の各羽根溝で繰返
されて流体圧力が高められ、吐出口を通じて吐出される
。

（発明が解決しようとする課題） ところで、従来の再生形ポンプでは、羽根車の羽根形状
が、羽根板と羽根溝の溝底部とが略直角に接合する構造
であり、その羽根板と溝底部との間に角部ができ委ため
、羽根溝内を羽根側部から羽根外周に向かって流れる作
動流体の角部における流れが悪く、例えば作ＩＪ流体が
水等の場合に、その角部に水中に含まれる微生物、不純
物等が付着して堆積する。これはケーシングの流体通路
が断面略四角形等の角部を有する構造の場合にも同様で
ある。

本発明は、上述のような課題に鑑みなされたもので、作
動流体の流れをスムーズにして洗浄効宋を高くし、羽根
車の羽根溝内や流体通路に対する不純物等の付着を防止
できる再生形ポンプを提供することを目的とするもので
ある。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段〉 本発明は、環状の流体通路２０を有するケーシング１１
と、このケーシング１１の流体通路２０内に外周部に形
成した羽根４を嵌合し回転によってその羽根４が流体通
路２０内を回転移動ザる羽根車１とを備えた再生形ポン
プにおいて、前記ケーシング１１の流体通路２０を断面
略円形状に形成し、また、前記羽根車１の羽根４には、
ｔＩｌ射方面方向って複数の羽根板５を設けると共にこ
の各羽根板５問に羽１ｔｆ１１６を設け、この羽根板５
と羽根溝６の溝底部７とを曲面８で連続させて設けたも
のである。

（作用） 本発明は、羽根板５と羽根溝６の溝底部７とを曲面８で
連続させた羽根中１と、断面略円形の流体通路２０との
組合わけによって、羽根溝６および流体通路２０での作
動流体の流れが相乗的にスムーズになり、それらの羽根
溝６　ｄ３よび流体通路２０での作動流体による洗浄効
果が得られる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照して説明す
る。

図において、１は羽根車で、−側に１；１口するねじ孔
２を有するボス部３が中央部に設けられていると共に、
外周部片側に羽根４が設りられており、この羽根４は、
放射方向に複数の羽根板５が設けられてこの各羽根板５
の間に外周方向および一側方向に間口する羽根溝６が設
けられ、この羽根溝６の７４底部７は円弧面で構成され
、この溝底部７と両側の羽根板５とを曲面８で連続させ
ている。

１１はケーシングで、このケージレグ１１の一側には支
持体１２が取付けられ、他側にはパツキン１３を介して
図示しないボルトにより締付けされるカバー１４が密に
取付けられている。そして、支持体１２には軸受１５に
よって回転＠１６が回転自在に支持され、この回転軸１
６の一端は支持体１２の端面から突出して図示しないモ
ータ等が連結されて回転駆動され、また、回転軸１Ｇの
他端はケーシング１１の内部の空間１１に突出しかつ先
端のねじ部１８が前記羽根Ｉ１１のねじ孔２に螺着して
連結固定されている。

また、前記ケーシング１１のカバー１４に対向する側面
には羽根車１が回転自在に嵌合する四部１９が設けられ
、この凹部１９の外周部に流体通路２ｏが設けられてい
る。この流体通路２０は、断面略円形で環状に設けられ
、第２図に示す如く吸込口２１および吐出口２２が連通
し、その吸込口２１と吐出口２２どの間には、吸込口２
１側の流体通路２０と吐出口２２側の流体通路２０とを
隔離する隔離部２３が羽根車１の外形と略同−形状に設
けられている。

なお、前記カバー１４のケーシング１１に対向する面に
は羽根車１のボス部３が進入する四部２４が設けられて
いる。

前記ケーシング１１内の回転軸１６の外側にはメカニカ
ルシール３１が装着され、羽根車１とケーシング１１と
の間の隙間を通じて回転軸１６に伝わる作動流体の漏れ
を防止する。

そうして、回転軸１６をモータ等で駆動して羽根車１を
回転させると、羽根ｒＩ１１の羽根溝６内の作動流体が
羽根外周から流体通路２０に流出すると共に流体通路２
０内の作動流体が羽根側部から羽根溝６内に流入する流
れが生じ、この羽根車１の回転の遠心力によって作動流
体は圧力エネルギと速度エネルギを受番プ、流体通路２
０内で速度エネルギが圧力エネルギに変換され、このよ
うな作用が羽根ｍｉの各羽根溝６で繰返されて流体圧力
が高められ、吐出口２２を通じて吐出される。

そして、羽根車１の羽根溝６内を羽根側部から羽根外周
に向かって流れる作ａ流体は、溝底部７どその両側の羽
根板５とが曲面８で連続されて角部がないため、流れが
スムーズで洗浄性が高く、例えば作動流体が水等でも、
水中に含まれる微生物や不純物が付着して体Ｔｉ’ｉす
るようなことはない。

同様に、流体通路２０内も断面略円形であるため、作動
流体の流れがスムーズで洗浄効果は高い。

しかも、円弧面の浩底部７および曲面８を有する羽根車
１と、断面略円形の流体通路２０とを組合わせることに
よって、作動流体の流れが相乗的にスムーズになり、作
動流体の流れの損失を最少限に止どめられ、高効率を得
ることができる。

なお、羽根車１の溝底部７を羽根溝６の幅を直径とする
半円面で構成し、その半円面の両端部を羽根板５面に連
続させてもよい。

〔発明の効果〕

本発明によれば、羽根板と羽根溝の溝底部とを曲面で連
続させ”だ羽根車と、断面略円形の流体通路との組合わ
せによって、羽根考および流体通路での作動流体の流れ
が相乗的にスムーズになり、それらの羽根溝および流体
通路での作？ＩＩ流体の流止することかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の再生形ポンプの一実施例を示す断面図
、第２図はそのカバーを外した状態の側面図、第３図は
羽根車の一部の側面図、第４図はその平面図、第５図は
その断面図である。 １・・羽根車、４・・羽根、５・・羽根板、６・・羽根
）＆、７・・溝底部、８・・曲面、１１・・ケーシング
、２０・・流体通路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）環状の流体通路を有するケーシングと、このケー
   シングの流体通路内に外周部に形成した羽根を嵌合し回
   転によってその羽根が流体通路内を回転移動する羽根車
   とを備えた再生形ポンプにおいて、 前記ケーシングは、流体通路を断面略円形状に形成し、 前記羽根車の羽根は、放射方向に沿って複数の羽根板を
   設けると共にこの各羽根板間に羽根溝を設け、この羽根
   板と羽根溝の溝底部とを曲面で連続させて設けたことを
   特徴とする再生形ポンプ。